JP2001136524A - 圧縮伸長装置 - Google Patents

圧縮伸長装置

Info

Publication number
JP2001136524A
JP2001136524A JP31191999A JP31191999A JP2001136524A JP 2001136524 A JP2001136524 A JP 2001136524A JP 31191999 A JP31191999 A JP 31191999A JP 31191999 A JP31191999 A JP 31191999A JP 2001136524 A JP2001136524 A JP 2001136524A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
context
bit
address
data
decoding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP31191999A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaki Sato
正喜 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP31191999A priority Critical patent/JP2001136524A/ja
Priority to US09/703,873 priority patent/US6792150B1/en
Publication of JP2001136524A publication Critical patent/JP2001136524A/ja
Priority to US10/856,834 priority patent/US7020341B2/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N19/00Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
    • H04N19/42Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals characterised by implementation details or hardware specially adapted for video compression or decompression, e.g. dedicated software implementation
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N19/00Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
    • H04N19/60Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using transform coding
    • H04N19/63Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using transform coding using sub-band based transform, e.g. wavelets
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N19/00Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
    • H04N19/10Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using adaptive coding
    • H04N19/102Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using adaptive coding characterised by the element, parameter or selection affected or controlled by the adaptive coding
    • H04N19/13Adaptive entropy coding, e.g. adaptive variable length coding [AVLC] or context adaptive binary arithmetic coding [CABAC]

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
  • Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Image Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 2次元可逆ウェーブレット変換、コンテキス
トモデル処理、2元エントロピ符号化復号化処理の組合
せによる圧縮伸長装置を高速化する。 【解決手段】 コンテキストモデル部20と2元エント
ロピ符号復号器30の並列動作により2段パイプライン
処理を行う。復号化時に、2元エントロピ符号復号器3
0の復号ビット出力の状態に応じて、コンテキストアド
レス生成部202より、予め生成したターゲットビット
の左隣ビットCが”0”の場合と”1”の場合のコンテ
キストアドレスの一方を選択して出力し、コンテキスト
テーブル209からコンテキストデータを読み出す。タ
ーゲットビットが別ラインに移動する時には4ラインバ
ッファ201から与えられるビットCの状態に応じてコ
ンテキストアドレスが選択される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像データ等の圧
縮伸長装置に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平10−084484号公報、特開
平11−168633号公報、特開平11−26616
2号公報などに記載されているような、2次元可逆ウェ
ーブレット変換処理、コンテキストモデル処理及び2元
エントロピ符号化復号化処理の組合せにより画像データ
等の圧縮伸長を行う圧縮伸長装置が知られている。
【0003】この種の圧縮伸長装置は、通常、図1に示
すように、大きく分けると5つの処理ブロックから構成
される。これら処理ブロック中で、2次元可逆ウェーブ
レット変換部10、コンテキストモデル部20、2元エ
ントロピ符号復号器30及び組込順序生成部50が、画
像データ等の圧縮伸長を遂行する部分である。2元エン
トロピ符号復号器30としては、例えば有限状態マシン
をベースにしたFSMコーダと呼ばれるものが用いられ
る。この圧縮伸長装置の動作の概略は以下の通りである
が、ここでは、1コンポーネント(例えばRGB中の1
つ)画像をタイル分割し、この1タイル毎に処理を行う
ものとして説明する。
【0004】まず、符号化時(圧縮時)について説明す
る。2次元可逆ウェーブレット変換部10による順変換
によって、1タイル分の画像データが例えば図2に示す
ように周波数帯に空間分割され、各周波数帯の係数デー
タがコンテキストモデル部20に与えられる。低周波帯
は再帰的に空間分割されるため、3レベルの変換を行う
と、図2の(d)に示すような各周波数帯の係数データ
が得られる。組込順序生成部50において、ユーザーが
指定したアライメント情報(符号化の順番を示す情報)
に基づいた順番で符号化の対象となるビット(以後ター
ゲットビットと呼ぶ)が定められる。コンテキストモデ
ル部20で、ターゲットビットの周辺ビット(図3に示
すコンテキストテンプレートの各ビット)の状態に基づ
いてコンテキストデータが生成され、2元エントロピ符
号復号器30に与えられる。2元エントロピ符号復号器
30で、そのコンテキストデータとターゲットビットか
ら確率推定によりターゲットビットが符号化されて符号
ワードが生成され、タグ処理部40で圧縮条件を記した
タダ情報が先頭に付加されることにより、1タイル分の
コードストリームが出力される。なお、ウェーブレット
変換係数データの中で、符号化の対象となるのは、図2
に網掛けして示した高周波帯(DS,SD,DD)の係
数データのみであり、低周波帯(SS)の係数データは
そのままコードストリームに出力される。3レベルのウ
ェーブレット変換の場合には、図2の(d)に示す周波
数帯の中で、網掛けされた高周波帯が符号化の対象とな
り、低周波帯SS3は対象外である。復号化の場合も同
様である。また、係数データの符号化は、ビットプレー
ン毎に重要度の高いほうから低い方へと順に行われる。
これは復号化の場合も同様である。
【0005】伸長(復号化)時には、圧縮(符号化)時
と逆に、1タイル分のコードストリームからタイルサイ
ズの画像データを生成するわけであるが、この場合は、
組込順序生成部50でコードストリームの先頭のタダ情
報に基づいてターゲットビット位置が定められ、コンテ
キストモデル部20でそのターゲットビット位置の周辺
ビット(既に復号化を終えている)の状態に基づいてコ
ンテキストデータが生成される。2元エントロピ符号復
号器30では、このコンテキストデータとコードストリ
ームから確率推定によって復号化が行われ、復号ビット
が出力される。この復号ビットは、コンテキストモデル
部20内のバッファのターゲットビット位置に書き込ま
れる。このようにして各周波数帯の係数データが復元さ
れる。この係数データが2次元可逆ウェーブレット変換
部10により逆変換され、1タイル分の画像データが復
元される。
【0006】タグ処理部40は、圧縮されたコードスト
リームへのタグ情報の付加や、コードストリームに付加
されたタグ情報の解釈を行う部分である。圧縮(符号
化)時には、生成された1タイル内の複数のコンポーネ
ントを予め設定した順番で結合して1つのコードストリ
ームとし、その先頭にタダ情報を付加する処理を行う。
伸長(復号化)時には、タグ情報を解釈して1つのコー
ドストリームを1タイル内の複数のコンポーネントに分
解する処理を行う。
【0007】このような圧縮伸長装置においては、ウェ
ーブレット変換係数データは、図4に示すような「ビッ
トシグニフィカンス表現」を用いて符号化される。一般
的な「2の補数表現」や「サイン(sign)+絶対値
表現」では、最上位ビットでサイン(sign)を示
す。これに対し、ビットシグニフィカンス表現では、係
数値の絶対値を上位のビットから見て行き最初に”1”
が現れるビット(”1”へッドビットと称する)の符号
化直後にサインビットが符号化される。この”1”へッ
ドビットより上位にある”0”を”0”へッドビットと
呼び、”1”ヘッドビットより下位にあるビットは”
0”,”1”共にテールビットと呼ぶ。
【0008】図5を参照する。各高周渡帯(DS、S
D、DDのどれか1つ)で、ある画素の係数ワード(深
さ方向)をMSB(最上位ビット)から下位へ順にビッ
トを見て行き、最初に”1”が現れた位置(O印を付け
た位置)のビット、すなわち”1”ヘッドビットがター
ゲットとなった場合、この”1”へッドビットを符号化
(復号化)した直後に、その係数ワードのサイン(si
gn)ビットSを符号化(復号化)する処理を行ってか
ら、次のターゲット位置のビットを符号化(復号化)す
る。ターゲットビットが”1”へッドビット以外(テー
ルビット含む)であれば、そのビットを符号化(復号
化)した後、サインビットSではなく、次のターゲット
ビットを符号化(復号化)する。つまり、サインビット
は”1”ヘッドビットと共に符号化(復号化)される。
【0009】また、前述のように各高周波帯の符号化及
び復号化は、ビットプレーン毎に重要度の高いほうから
順に行われるが、各ビットプレーン内では、ターゲット
ビットは図6に示すような順序で移動する。すなわち、
2ラインの左端の2×2画素内でT0,T1,T2,T
3の順にZ字状に移動し、次に、その右隣の2×2画素
内でT4,T5,T6,T7の順にZ字状に移動する、
等々である。
【0010】このような圧縮伸長装置は、パソコンやワ
ークステーション上でのソフトウェア処理より高速な処
理速度を要求される場合には、一般的に専用ハードウェ
アにより実現される。ただし、タダ処理部40、組込順
序生成部50、2次元可逆ウェーブレット変換部10
は、その処理がバイト単位又はワード単位の処理であ
り、かつ、装置全体の処理速度への影響が少ないため、
DSP(デジタル信号プロセッサ)やCPU上で動作す
るソフトウェアにより実現することも容易である。一
方、コンテキストモデル部20、2元エントロピ符号復
号器30は、その処理がビット単位の処理となることか
ら、高速処理が求められる場合には専用ハードウェアで
実現されることになろう。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来、コンテキストモ
デル部20と2元エントロピ符号復号器30のデータフ
ローは、図7及び図8に示すように直列的であり(コン
テキストモデル部20の内部においても、そうであ
る)、コンテキストモデル処理部20と2元エントロピ
符号復号器30は図9(a)に示すように直列的に順に
動作していた。
【0012】圧縮伸長にかかる処理時間は、「基本サイ
クル時間」×「処理サイクル数」で決まるが、上に述べ
たように直列的な処理であるため基本サイクル時間の短
縮に限界があった。また、復号化時は、符号化時と違っ
て、復号化されたビットがコンテキストテンプレートと
して用いられるため、図8に破線で示すようなフィード
バックループが生じ、これも基本サイクル時間の短縮を
困難にしている。
【0013】圧縮伸長にかかる処理時間を短縮するため
に、コンテキストモデル部20と2元エントロピ符号復
号器30を2組以上設け、それらを並列動作させること
が考えられる。しかしながら、処理サイクル数を短縮す
るそのような単純な並列化では、ここで対象にしている
圧縮伸長装置の特徴である多くの機能(例えば、ビット
プレーン符号化による多彩な量子化機能、ビットプレー
ン伝送によるプログレッシブ再生表示機能など)を維持
することができず、また、圧縮効率も低下する恐れがあ
る。
【0014】よって、本発明の目的は、2次元可逆ウェ
ーブレット変換処理、コンテキストモデル処理及び2元
エントロピ符号化復号化処理の組合せにより画像データ
等の圧縮伸長を行う圧縮伸長装置において、上に述べた
ような不利益を招くことなく、基本サイクル時間を短縮
して処理の高速化を達成することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明の特徴は、2次元可逆ウェーブレット変換処
理、コンテキストモデル処理及び2元エントロピ符号化
復号化処理の組合せにより、画像データ等の圧縮伸長を
行う圧縮伸長装置において、コンテキストモデル処理の
ためのコンテキストモデル部と2元エントロピ符号化復
号化処理のための2元エントロピ符号復号器の並列動作
により、2段のパイプライン処理を実行する構成とする
ことである。
【0016】本発明のもう1つの特徴は、前記コンテキ
ストモデル部と前記2元エントロピ符号復号器の効率的
な並列動作を可能にするため、前記コンテキストモデル
部において、復号化時に、ターゲットビットの左隣のビ
ットが”0”の場合と”1”の場合のための2つのコン
テキストアドレスを予め生成しておき、その一方のコン
テキストアドレスを前記2元エントロピ符号復号器の復
号ビット出力の状態に応じて選択し、これを用いてコン
テキストテーブルから前記ターゲットビットのためのコ
ンテキストデータを読み出す構成とすることである。
【0017】本発明のもう1つの特徴は、前記コンテキ
ストモデル部と前記2元エントロピ符号復号器の効率的
な並列動作を可能にするため、前記コンテキストモデル
部において、復号化時に、ターゲットビットの左隣のビ
ットが”0”の場合と”1”の場合とに共通のコンテキ
ストアドレスを生成し、このコンテキストアドレスを用
いて2つのコンテキストテーブルから各々の場合のため
のコンテキストデータを予め読み出しておき、前記2元
エントロピ符号復号器の復号ビット出力の状態に応じて
前記2つのコンテキストデータの一方を前記ターゲット
ビットのためのコンテキストデータとして選択する構成
とすることである。
【0018】本発明のもう1つの特徴は、前記コンテキ
ストテーブルをライトスルー動作が可能なものにするこ
とである。
【0019】本発明のもう1つの特徴は、前記コンテキ
ストモデル部と前記2元エントロピ符号復号器の間で頻
繁に交換されるビット情報の配線遅延を減らすため、そ
れら2つの部分を同一のICチップ上に配置することで
ある。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の実施の形態について説明する。なお、説明の重複を避
けるため、添付図面中の複数の図面において同一部分又
は対応部分に同一の参照番号を用いる。
【0021】本発明の第1の実施例によれば、図1に示
すような全体構成の圧縮伸長装置において、コンテキス
トモデル部20は図10及び図11に示すような構成と
され、コンテキストモデル部20と2元エントロピ符号
復号器30とが並列に動作して、図9(b)に示すよう
な2段のパイプライン処理が実行される。なお、図10
は符号化時の信号入出力関係を表し、図11は復号化時
の信号入出力関係を表している。図12に復号化時のタ
イミング図を示す。
【0022】図10及び図11において、2元エントロ
ピ符号復号器30は、例えば前述のFSMコーダと呼ば
れるものである。コンテキストモデル部20は、4ライ
ン分の係数データ(図6参照)を一時的に記憶するため
の4ラインバッファ201、コンテキストアドレス生成
部202、コンテキストアドレス生成部202より出力
されるコンテキストアドレスを用いてアクセスされるコ
ンテキストテーブル209、コンテキストモデル処理の
フロー制御のためのコンテキストフロー制御部206、
コンテキストアドレス生成に関連したマルチプレク20
8、コンテキストフロー制御部から出される次の状態指
示をラッチするためのレジスタ207、生成されたコン
テキストアドレスをラッチするためのレジスタ210、
コンテキストテーブル209から読み出されたコンテキ
ストデータをラッチするレジスタ211から構成されて
いる。コンテキストアドレス生成部202より出力され
たコンテキストアドレスは、コンテキストテーブル20
9に読み出しアドレスとして与えられ、また、レジスタ
210にラッチされてコンテキストテーブル209に書
き込みアドレスとして与えられる。レジスタ211にラ
ッチされたコンテキストデータは、2元エントロピ符号
復号器30に与えられる。
【0023】コンテキストアドレス生成部20は、4ラ
インバッファ201よりコンテキストテンプレート(図
3)のA,B,D,Eの各ビットを入力され、それら各
ビットの状態に応じたコンテキストアドレスを発生する
アドレス発生器203と、マルチプレクサ204と、コ
ンテキストテーブル209のアドレス割り当てに対応さ
せたコンテキストアドレス(テーブルアドレス)を生成
するテーブルアドレス生成器205からなる。このテー
ブルアドレス生成器205には、前記レジスタ207に
ラッチされた次の状態指示が与えられる。コンテキスト
フロー制御部206には2元エントロピ符号復号器30
の復号ビット出力も接続される。
【0024】アドレス発生器202によって発生される
コンテキストアドレスは、図示のように、コンテキスト
テンプレートのA,B,D,Eの各ビットに対応した1
ビット又は2ビットのアドレス情報(図中のAアドレ
ス,Bアドレス,Dアドレス,Eアドレス)と、コンテ
キストテンプレートのビットCに対応した2組の2ビッ
トアドレス情報(図中のC0アドレス、C1アドレス)
からなる。C0アドレスは、ビットC(アドレス発生器
203には入力されない)が”0”であると仮定した場
合のアドレス情報であり、C1アドレスはビットCが”
1”であると仮定した場合のアドレス情報である。すな
わち、アドレス発生器203は、A,B,D,E各アド
レスとC0アドレスからなる、ビットCが”0”の場合
のためのコンテキストアドレスと、A,B,D,E各ア
ドレスとC1アドレスからなる、ビットCが”1”の場
合のためのコンテキストアドレスとを同時に生成してい
るわけである。C0アドレスとC1アドレスは、その一
方がマルチプレクサ204によって選択されてテーブル
アドレス生成器205に与えられる。すなわち、ビット
Cが”0”の場合のコンテキストアドレスと、ビットC
が”1”の場合のコンテキストアドレスの両方が生成さ
れ、マルチプレクサ208がC0アドレス、C1アドレ
スのいずれを選択するかによって、その一方のコンテキ
ストアドレスに確定し、それがテーブルアドレス生成器
205を介してコンテキストテーブル209に適した形
のコンテキストアドレスとして出力される構成となって
いる。このようなコンテキストアドレス生成の仕組み
は、後述のように、復号化動作で特に効果を発揮する。
【0025】マルチプレクサ204の入力選択は、マル
チプレクサ208の出力によって制御される。図6に関
連して述べたようにZ字状の順にターゲットビットが移
動するが、この移動に関連したZ水平信号によってマル
チプレクサ208の入力選択が制御される。符号化時
は、4ラインバッファ201から与えられるビットC
(ターゲットビットの左隣のビット)をマルチプレクサ
208が常に選択する状態にZ水平信号が固定される。
復号化時には、ターゲットビットのZ字状移動の水平方
向移動時と斜め方向移動時とで状態が変化し、マルチプ
レクサ208は、水平方向移動時に2元エントロピ符号
復号器30の復号ビット出力(1処理サイクル前のター
ゲットビット、つまり現ターゲットビットの左隣の復号
されたビットC)を選択し、斜め方向移動時に4ライン
バッファ201より与えられるビットCを選択する。マ
ルチプレクサ208の出力が”0”の時に、C0アドレ
スがマルチプレクサ204によって選択され、そうでな
い時にC1アドレスがマルチプレクサ204によって選
択される。
【0026】以上の構成において、符号化時には、コン
テキストアドレス生成部202によって生成されたコン
テキストアドレスに従ってコンテキストテーブル209
よりコンテキストデータが読み出され、レジスタ211
を介して2元エントロピ符号復号器30に与えられる。
2元エントロピ符号復号器30は、与えられたコンテキ
ストデータを用いて、4ラインバッファ201より与え
られるターゲットビットTを符号化して符号ワードを出
力するととも更新データを出力する。コンテキストテー
ブル209は、レジスタ210で指定されるアドレス、
すなわちコンテキストデータが読み出されたアドレスと
同じアドレスのデータが、この更新データによって書き
換えられる。マルチプレクサ208は常に4ラインバッ
ファ201から与えられるビットC、つまりターゲット
ビットの左隣ビットを選択するため、ビットCが”0”
ならばC0アドレスが選択されて、ビットCが”0”の
場合のコンテキストアドレスがテーブルアドレス生成器
205から出力され、ビットCが”1”ならばC1アド
レスが選択されて、ビットCが”1”の場合のコンテキ
ストアドレスが出力される。
【0027】復号化時には、コンテキストアドレス生成
部202より出力されたコンテキストアドレスに従って
コンテキストテーブル209よりコンテキストデータが
読み出され、レジスタ211を介して2元エントロピ符
号復号器30に与えられる。2元エントロピ符号復号器
30は、そのコンテキストデータを用いて、外部から入
力する符号ワードを復号化し、復号ビットを出力すると
ともに更新データを出力する。この復号ビットは4ライ
ンバッファ201の対応ビット位置に書き込まれる。コ
ンテキストテーブル209は更新データによって書き換
えられる。復号化動作の場合、ターゲットビットの水平
方向移動時はマルチプレクサ208によって2元エント
ロピ符号復号器30の復号ビット出力が選択される。こ
の復号ビット出力は、現処理サイクルの1サイクル前の
ターゲットビット、つまり現処理サイクルのターゲット
ビットの左隣のビットCの状態を表している。そして、
処理サイクルの後段で、復号ビット出力が”0”なら
ば、マルチプレクサ204によってC0アドレスが、”
1”ならばC1アドレスが選択され、それに対応したコ
ンテキストアドレスがコンテキストアドレス生成部20
2より出力されることになる。
【0028】図8に関連して説明したように、復号化の
場合には、復号ビットが次のターゲットビットのための
コンテキストテンプレートのビットCとして再び用いら
れることがあり、この時に前述のフィードバックループ
問題が起きた。本発明においては、その復号ビットが”
0”か”1”のいずれかであることに着目し、ビットC
が”0”の場合とビットCが”1”の場合のコンテキス
トアドレスを予め生成しておき、2元エントロピ符号復
号器30の復号ビット出力が確定した時点で、その状態
を直接参照し(4ラインバッファ201に書き込まれた
復号ビットを参照するのではない)、復号ビット出力の
状態に応じて一方のコンテキストアドレスを選択使用す
る。したがって、復号ビットを4ラインバッファ201
に一旦書き込んだ後に再び読み出し、その時点からコン
テキストアドレスの生成を開始する場合に生じたコンテ
キストアドレス生成の遅延(フィードバックループによ
る遅延に相当)が無くなり、コンテキストモデル部20
と2元エントロピ符号復号器30の並列動作を、より効
率的に行って処理を高速化できる。
【0029】ターゲットビットが斜め方向に移動する時
には、復号ビットは次処理サイクルのコンテキストビッ
トとしては利用されないので、もともとフィードバック
ループ問題は生じない。この時には、前述のように、マ
ルチプレクサ208によって4ラインバッファ201か
ら読み出されたビットCが選択され、その値に応じてマ
ルチプレクサ204でC0アドレス又はC1アドレスが
選択される。
【0030】さて、図5に関連して説明したように、タ
ーゲットビットが”1”ヘッドビットの場合には、その
符号化(又は復号化)の直後にサインビットSの符号化
(又は復号化)が行われる。例えば、図6のように符号
化(復号化)していき、T6の符号(復号)ビットが”
1”ヘッドビットであると、2段パイプライン処理であ
るので、そのサイクルで既にT7のコンテキストアドレ
スが生成されているため、T6のビットを保持したま
ま、1サイクルの遅延サイクルを挿入した後、サインビ
ットSのためのコンテキストアドレスを生成してサイン
ビットの符号化(復号化)を行い、T7の符号(復号)
ビットは無効にする。そして、次のサイクルでサインビ
ットSの符号(復号)ビットを有効にし、このサイクル
でT7のコンテキストアドレスを再生成する。復号化処
理では、図6のT6→T7のような水平方向の移動であ
った場合には、T6の復号ビットをコンテキストビット
Cとして使用することになる。このようにT6が”1”
ヘッドビットである場合の復号化動作のタイミングが図
12に示されている。図12中のビットイネーブルがL
レベルになった期間にT7の復号ビットが無効にされ、
またコンテキストテーブル209の書き換えが禁止され
る。そして、次のサイクルでサインビットSが復号化さ
れる。
【0031】本実施例においては、コンテキストテーブ
ル209として、2ポートのRAM又はレジスタが用い
られ、コンテキストテーブル209へのデータ書き込み
時にライトスルー動作が可能である。すなわち、1処理
サイクル内で、コンテキストテーブル209の同一アド
レスの更新と、更新されたデータの読み出しの両方が可
能であり、1ポートRAMを用いる場合よりも符号化・
復号化処理時間を短縮可能である。
【0032】本発明の第2の実施例によれば、圧縮伸長
装置のコンテキストモデル部20は図13及び図14に
示すような構成とされ、コンテキストモデル部20と2
元エントロピ符号復号器30とが並列に動作して、図9
(b)に示すような2段のパイプライン処理を実行す
る。なお、図13は符号化時の信号入出力関係を表し、
また、図14は復号化時の信号入出力関係を表してい
る。
【0033】本実施例においては、コンテキストモデル
部20に、2つのコンテキストテーブル209_0,2
09_1が用意される。コンテキストテーブル209_
0は、コンテキストテンプレートのビットCが”0”の
場合のコンテキストデータを格納するためのものであ
り、もう1つのコンテキストテーブル209_1はビッ
トCが”1”の場合のコンテキストデータを格納するた
めのものである。いずれのコンテキストテーブルも2ポ
ートのRAM又はレジスタから構成され、ライトスルー
動作が可能である。コンテキストアドレス生成部202
においては、アドレス生成器203から出力される2ビ
ットのC0アドレスと2ビットのC1アドレスの各々の
1ビットがANDゲート220に入力し、その出力がテ
ーブルアドレス生成器205に入力される。テーブルア
ドレス生成器205より出力されるコンテキストアドレ
スは、2つのコンテキストテーブル209_0,209
_1に読み出しアドレスとして与えられるとともに、レ
ジスタ210を介して2つのコンテキストテーブル20
9_0,209_1に書き込みアドレスとして与えられ
る。C0アドレスとC1アドレスの各々の残りの1ビッ
トは、その一方がマルチプレクサ221によって選択さ
れる。このマルチプレクサ221の入力選択は、前記第
1実施例のマルチプレクサ204と同様にマルチプレク
サ208の出力によって制御される。マルチプレクサ2
21の出力はレジスタ222にラッチされる。このレジ
スタ222の出力信号は一方のコンテキストテーブル2
09_0の書き込みイネーブル信号として用いられる。
また、ラッチ222の出力をインバータ223で論理反
転した信号が、他方のコンテキストテーブル209_1
の書き込みイネーブル信号として用いられる。コンテキ
ストテーブル209_0,209_1は同時に読み出さ
れるが、それらの読み出しデータの一方がマルチプレク
サ224によって選択され、コンテキストデータとして
レジスタ211にラッチされる。マルチプレクサ224
の入力選択は、マルチプレクサ221の出力によって制
御される。
【0034】以上の構成において、符号化又は復号化の
場合に、テーブルアドレス生成器205より、ビットC
が”0”の場合と”1”の場合の双方に共通のコンテキ
ストアドレスが出力され、ビットCが”0”の場合のコ
ンテキストデータがコンテキストテーブル209_0か
ら、ビットCが”1”の場合のコンテキストデータがコ
ンテキストテーブル209_1から、同時に読み出され
る。そして、符号化の場合であれば、4ラインバッファ
201から読み出されたビットCが”0”ならばマルチ
プレクサ221によってC0アドレスの1ビットが選択
される結果、コンテキストテーブル209_0から読み
出されたコンテキストデータがマルチプレクサ224に
よって選択されてレジスタ211にラッチされ、2元エ
ントロピ符号復号器30に与えられる。また、コンテキ
ストテーブル209_0は、書き込みイネーブル信号が
アクティブになり、2元エントロピ符号復号器30から
出力された更新データにより書き換えられる。ビットC
が”1”ならば、コンテキストテーブル209_1の読
み出しデータが選択されて2元エントロピ符号復号器3
0に与えられ、また、その書き込みイネーブル信号がア
クティブになり更新データによる書き換えが行われる。
復号化の場合であれば、Z字状ターゲット移動の水平方
向移動時に2元エントロピ符号復号器30の復号ビット
出力が”0”であるか”1”であるかに応じて、斜め方
向移動時に4ラインバッファ201から与えられるビッ
トCが”0”であるか”1”であるかに応じて、コンテ
キストテーブル209_0又は同209_1の読み出し
データが選択され、また、その書き換えが有効になる。
【0035】このように、本実施例によれば、ターゲッ
トビットの左隣ビットが”0”の場合と”1”の場合の
コンテキストデータをコンテキストテーブル209_
0,209_1から予め読み出しておき、その一方を選
択するものであり、また、コンテキストテーブル209
_0,209_1の読み出しを前記第1実施例の場合よ
りも早いタイミングで行うことができる。したがって、
前記第1実施例に比べ、構成は多少複雑になるが、より
高速の処理が可能である。
【0036】前記各実施例のコンテキスト処理部20及
び2元エントロピ符号復号器30は、その全体が好まし
くは同一のICチップ上に配置される。前述のように、
コンテキストモデル部20と2元エントロピ符号復号器
30とは密接に関連し、相互間でビット情報が頻繁にや
りとりされる。ICチップ上に両者を配置した構成によ
れば、そのような情報の配線遅延を容易に減らすことが
できるため、処理の高速化に有利である。
【0037】本発明によって、どの程度の高速化が見込
めるかを評価するために、従来の圧縮伸長装置につい
て、ある論理合成ツールを用いてシミュレーションを行
った結果を以下に示す。なお以下の数値は、ターゲット
ビットの符号(復号)化を行う処理の基本サイクル時間
を100%としたときの各処理で費やされる時間の割合
を示している。組込順序生成にかかる時間はコンテキス
トアドレス生成処理時間に含めた。
【0038】 ・コンテキストアドレス生成の処理時間:33% ・コンテキストテーブル読み出し時間:17% ・2元エントロピ符号復号器の処理時問:40% ・コンテキストフロー制御の処理時問:10% この結果から、コンテキストアドレス生成の処理と2元
エントロピ符号復号器の処理に基本サイクル時間の70
%以上が費やされることが分かる。したがって、コンテ
キストモデル部と2元エントロピ符号復号器の並列動作
により、2段のパイプライ処理を行えば、1処理サイク
ル時間を約半分に短縮できると予測される。
【0039】上記のような処理時間比率を前提にして、
同じ論理合成ツールを用いてシミュレーションを行った
ところ、前記第1実施例によれば処理時間は約57%
に、前記第2実施例2によれば処理時間は約50%に、
それぞれ短縮されることを確認できた。
【0040】
【発明の効果】以上に詳細に説明したように、本発明に
よれば以下の効果を得られる。 (1)請求項1乃至5の各項記載の発明によれば、大幅
な処理の高速化が可能である。しかも、動作の基本サイ
クル時間の短縮により処理を高速化するため、データ圧
縮条件(符号化順序の設定等)の自由度が制約されるこ
とも無く、多くの機能を維持でき、また、圧縮効率が低
下する恐れもない。 (2)請求項2記載の発明によれば、コンテキストモデ
ル部と2元エントロピ符号復号器の効率的な並列動作が
可能となる。 (3)請求項3記載の発明によれば、請求項2記載の発
明よりも効率的にコンテキストモデル部と2元エントロ
ピ符号復号器を並列動作させることができ、さらに高速
化が可能である。 (4)請求項4記載の発明によれば、コンテキストテー
ブルの同一アドレスに対するデータ更新と更新後データ
の読み出しの両方を1処理サイクル内で行うことが可能
となり、コンテキストテーブルとしてライトスルー動作
が不可能な1ポートRAMなどを用いる場合より符号化
又は復号化処理時間を短縮できる。 (5)請求項5記載の発明によれば、コンテキストモデ
ル部と2元エントロピ符号復号器の間で頻繁に交換され
るビット情報の配線遅延を減らし、処理を高速化でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る圧縮伸長装置の典型的なブロック
構成を示すブロック図である。
【図2】2次元可逆ウェーブレット変換による周波数帯
空間分割の例を示す図である。
【図3】コンテキストテンプレートの説明図である。
【図4】ビットシグニフィカンス表現の説明図である。
【図5】”1”ヘッドビットとサインビットの符号化又
は復号化の説明のための図である。
【図6】ターゲットビットの移動順の説明図である。
【図7】従来の符号化時のデータフローの説明図であ
る。
【図8】従来の復号化時のデータフローの説明図であ
る。
【図9】(a)従来の処理手順の概念図である。 (b)本発明の処理手順の概念図である。
【図10】本発明の第1実施例によるコンテキストモデ
ル部の構成と符号化時の信号入出力関係を示すブロック
図である。
【図11】本発明の第1実施例によるコンテキストモデ
ル部の構成と復号化時の信号入出力関係を示すブロック
図である。
【図12】本発明の第1実施例における復号化時のタイ
ミング図である。
【図13】本発明の第2実施例によるコンテキストモデ
ル部の構成と符号化時の信号入出力関係を示すブロック
図である。
【図14】本発明の第2実施例によるコンテキストモデ
ル部の構成と復号化時の信号入出力関係を示すブロック
図である。
【符号の説明】
10 2次元可逆ウェーブレット変換部 20 コンテキストモデル部 30 2元エントロピ符号復号器 40 タグ処理部 50 組込順序生成部 201 4ラインバッファ 202 コンテキストアドレス生成部 203 アドレス発生器 204 マルチプレクサ 205 テーブルアドレス生成器 206 コンテキストフロー制御部 207 レジスタ 208 マルチプレクサ 209 コンテキストテーブル 209_0,209_1 コンテキストテーブル 210 レジスタ 211 レジスタ 220 ANDゲート 221 マルチプレクサ 222 レジスタ 223 インバータ 224 マルチプレクサ
フロントページの続き Fターム(参考) 5B057 CA08 CA12 CA16 CA18 CB08 CB12 CB16 CB18 CG07 CH05 CH07 CH18 5C059 KK14 MA24 MA32 MA45 MC34 MC38 ME01 SS26 UA02 UA05 UA34 5C078 AA04 BA64 CA32 DA01 DA02 DB13 DB18 5J064 AA03 BA09 BA16 BB13 BC01 BC04 BC25 9A001 BB05 HH23 HH27 HH30 JZ19 JZ23 JZ24

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2次元可逆ウェーブレット変換処理、コ
    ンテキストモデル処理及び2元エントロピ符号化復号化
    処理の組合せにより、画像データ等の圧縮伸長を行う圧
    縮伸長装置において、コンテキストモデル処理のための
    コンテキストモデル部と2元エントロピ符号化復号化処
    理のための2元エントロピ符号復号器の並列動作によ
    り、2段のパイプライン処理を実行することを特徴とす
    る圧縮伸長装置。
  2. 【請求項2】 前記コンテキストモデル部において、復
    号化時に、ターゲットビットの左隣のビットが”0”の
    場合と”1”の場合のための2つのコンテキストアドレ
    スが予め生成され、その一方のコンテキストアドレスが
    前記2元エントロピ符号復号器の復号ビット出力の状態
    に応じて選択され、この選択されたコンテキストアドレ
    スを用いてコンテキストテーブルから前記ターゲットビ
    ットのためのコンテキストデータが読み出されることを
    特徴とする請求項1記載の圧縮伸長装置。
  3. 【請求項3】 前記コンテキストモデル部において、復
    号化時に、ターゲットビットの左隣のビットが”0”の
    場合と”1”の場合とに共通のコンテキストアドレスが
    生成され、このコンテキストアドレスを用いて2つのコ
    ンテキストテーブルから各々の場合のためのコンテキス
    トデータが予め読み出され、前記2元エントロピ符号復
    号器の復号ビット出力の状態に応じて前記2つのコンテ
    キストデータの一方が前記ターゲットビットのためのコ
    ンテキストデータとして選択されることを特徴とする請
    求項1記載の圧縮伸長装置。
  4. 【請求項4】 前記コンテキストテーブルはライトスル
    ー動作が可能であることを特徴とする請求項2又は3記
    載の圧縮伸長装置。
  5. 【請求項5】 前記コンテキストモデル部及び前記2元
    エントロピ符号復号器が同一のICチップ上に配置され
    ることを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の圧縮
    伸長装置。
JP31191999A 1999-11-02 1999-11-02 圧縮伸長装置 Pending JP2001136524A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31191999A JP2001136524A (ja) 1999-11-02 1999-11-02 圧縮伸長装置
US09/703,873 US6792150B1 (en) 1999-11-02 2000-11-02 Method, apparatus and computer program product for image data compression and decompression capable of high-speed processing
US10/856,834 US7020341B2 (en) 1999-11-02 2004-06-01 Method, apparatus and computer program product for image data compression and decompression capable of high-speed processing

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31191999A JP2001136524A (ja) 1999-11-02 1999-11-02 圧縮伸長装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001136524A true JP2001136524A (ja) 2001-05-18

Family

ID=18023012

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31191999A Pending JP2001136524A (ja) 1999-11-02 1999-11-02 圧縮伸長装置

Country Status (2)

Country Link
US (2) US6792150B1 (ja)
JP (1) JP2001136524A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003067895A1 (de) * 2002-02-05 2003-08-14 Siemens Aktiengesellschaft Kontextsensitive kodierung und dekodierung eines videodatenstroms
KR100648258B1 (ko) 2004-08-02 2006-11-23 삼성전자주식회사 고속의 디코딩을 수행하는 파이프라인 구조의 내용 기반적응적 이진 산술 디코더
US7411529B2 (en) 2005-11-18 2008-08-12 Samsung Electronics Co., Ltd. Method of decoding bin values using pipeline architecture and decoding device therefor
JP2019528027A (ja) * 2016-07-29 2019-10-03 フー チャン、カム Chanフレームワーク、chanコーディング及びchanコード

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3797836B2 (ja) * 1999-12-09 2006-07-19 株式会社東芝 リモートメンテナンスシステム
US7245775B2 (en) * 2002-08-26 2007-07-17 Ricoh Company, Ltd. Image processing apparatus for compositing images
US7333663B1 (en) * 2003-04-07 2008-02-19 Xilinx, Inc. Method and apparatus for efficient entropy coding of images
US7564990B2 (en) * 2005-08-18 2009-07-21 Nu Skin International, Inc. Imaging system and method for physical feature analysis
US7245241B2 (en) * 2005-11-25 2007-07-17 Microsoft Corporation Image coding with scalable context quantization
US7912302B2 (en) * 2006-09-21 2011-03-22 Analog Devices, Inc. Multiprocessor decoder system and method
KR101454208B1 (ko) * 2007-12-28 2014-10-24 삼성전자주식회사 하프톤 영상 인코딩 및 디코딩 방법 및 장치
GB2511493B (en) * 2013-03-01 2017-04-05 Gurulogic Microsystems Oy Entropy modifier and method
KR20160070512A (ko) 2014-12-10 2016-06-20 삼성전자주식회사 반도체 장치 및 그 동작 방법
JP2022047426A (ja) 2020-09-11 2022-03-24 キオクシア株式会社 メモリシステム
EP4228221A1 (en) * 2020-11-19 2023-08-16 Nippon Telegraph And Telephone Corporation Estimation device, estimation method, and estimation program

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5381145A (en) * 1993-02-10 1995-01-10 Ricoh Corporation Method and apparatus for parallel decoding and encoding of data
US5748786A (en) * 1994-09-21 1998-05-05 Ricoh Company, Ltd. Apparatus for compression using reversible embedded wavelets
US5881176A (en) * 1994-09-21 1999-03-09 Ricoh Corporation Compression and decompression with wavelet style and binary style including quantization by device-dependent parser
US6141446A (en) 1994-09-21 2000-10-31 Ricoh Company, Ltd. Compression and decompression system with reversible wavelets and lossy reconstruction
JP3989999B2 (ja) 1996-05-03 2007-10-10 株式会社リコー データ圧縮システム
US5815097A (en) * 1996-05-23 1998-09-29 Ricoh Co. Ltd. Method and apparatus for spatially embedded coding
AU1062999A (en) * 1997-09-29 1999-04-23 Rockwell Semiconductor Systems, Inc. System and method for compressing images using multi-threshold wavelet coding
US6094151A (en) 1998-01-05 2000-07-25 Ricoh Company, Ltd. Apparatus and method for finite state machine coding of information selecting most probable state subintervals

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003067895A1 (de) * 2002-02-05 2003-08-14 Siemens Aktiengesellschaft Kontextsensitive kodierung und dekodierung eines videodatenstroms
CN1327713C (zh) * 2002-02-05 2007-07-18 西门子公司 用于对视频数据流压缩和解压缩的方法和装置
KR100648258B1 (ko) 2004-08-02 2006-11-23 삼성전자주식회사 고속의 디코딩을 수행하는 파이프라인 구조의 내용 기반적응적 이진 산술 디코더
US7573951B2 (en) 2004-08-02 2009-08-11 Samsung Electronics Co., Ltd. Binary arithmetic decoding apparatus and methods using a pipelined structure
US7411529B2 (en) 2005-11-18 2008-08-12 Samsung Electronics Co., Ltd. Method of decoding bin values using pipeline architecture and decoding device therefor
JP2019528027A (ja) * 2016-07-29 2019-10-03 フー チャン、カム Chanフレームワーク、chanコーディング及びchanコード
JP7268271B2 (ja) 2016-07-29 2023-05-08 フー チャン、カム Chanフレームワーク、chanコーディング及びchanコード

Also Published As

Publication number Publication date
US7020341B2 (en) 2006-03-28
US20040218819A1 (en) 2004-11-04
US6792150B1 (en) 2004-09-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001136524A (ja) 圧縮伸長装置
CN111884660B (zh) 一种哈夫曼编码设备
JPH088755A (ja) 高速可変長復号化装置
US6489900B2 (en) Bus encoding/decoding apparatus and method
JP4443165B2 (ja) 画像圧縮装置及び画像圧縮方法
JPS63138881A (ja) Mr符号伸長装置
JPH05183443A (ja) 符号変換方法
JP3222633B2 (ja) 情報処理装置
JPH09247466A (ja) 符号化装置
JP2933029B2 (ja) デジタル信号符号化/復号化回路
JP7493062B1 (ja) メモリシステム、復号回路、及び符号化データ生成方法
JP2002171525A (ja) ビットプレーン演算命令を備えたsimd型演算装置
JP2728003B2 (ja) ゼロラン展開回路およびゼロラン展開方法
JP2000244924A (ja) データ圧縮伸長装置
JP3461640B2 (ja) 算術符号化・復号化装置
JP3786329B2 (ja) 符号化復号化装置
JPH09223973A (ja) 可変長復号化器のメモリインタフェース方法及び回路
KR0180163B1 (ko) 영상복호기의 역스캔장치
JP2003250049A (ja) ビットモデリング装置
JPH05308290A (ja) 符号化方法および符号化装置
JP2002304290A (ja) 命令実行処理方法及び情報処理装置及び記録媒体
JP3642530B2 (ja) 動画像復号化装置
JP2809635B2 (ja) イメージデータ処理装置
Twelves et al. JPEG2000 Arithmetic Encoding on the StarCore SC140
JPH10190475A (ja) 可変長符号復号装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041124

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20061121

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061129

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070129

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20071212