JP2001136515A - 撮像装置、画像通信システム、撮像方法、画像通信方法及び記憶媒体 - Google Patents

撮像装置、画像通信システム、撮像方法、画像通信方法及び記憶媒体

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JP2001136515A
JP2001136515A JP31289699A JP31289699A JP2001136515A JP 2001136515 A JP2001136515 A JP 2001136515A JP 31289699 A JP31289699 A JP 31289699A JP 31289699 A JP31289699 A JP 31289699A JP 2001136515 A JP2001136515 A JP 2001136515A
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image
camera
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Akihiro Kono
章博 河野
Kouichirou Tanaka
宏一良 田中
Hironori Yonezawa
博紀 米澤
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カメラ操作性及びシステム状態の識別性を向
上可能な装置を提供できるようにする。 【解決手段】 可動映像を発生するコントロール可能な
映像発生手段の動作状態を示す状態出力手段と、上記映
像発生手段の動作状態を操作手段でコントロールする制
御手段と、上記操作手段に対してフィードバックを掛け
る動作手段と、上記状態出力手段による情報に基づいて
上記動作手段の制御を行う動作制御手段とを設け、映像
発生手段のステータスを使用者に報知するようにして、
画像通信システムにおける状態の識別生成を向上させる
ことができるようにして、映像の操作性を向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮像装置、画像通
信システム、撮像方法、画像通信方法及び記憶媒体に関
する。
【0002】
【従来の技術】複数のカメラによる遠隔監視システム
は、従来、数台のビデオ・カメラ、それらの映像をアナ
ログ的に合成する合成機からなり、比較的小規模なビル
内で利用されるもので、局所監視システムと呼ばれてい
る。
【0003】このような局所監視システムに対し、複数
のカメラをLAN(ローカル・エリア・ネットワーク)
や公衆ディジタル回線ISDNなどのディジタル・ネッ
トワークに接続し、より柔軟で、より多く、かつより遠
くのカメラを接続できるようにした遠隔監視システムが
提案されている。
【0004】一方、入力装置にはジョイスティック13
6と言った、人間の直感に分かりやすい装置もあり、ま
た、ジョイスティック136自体に力のフィードバック
を掛けるように構成された、フォースフィードバック付
のジョイスティック136といった装置が提案されてい
る。
【0005】いわゆるコンピュータゲームなどの例を見
るまでもなく、フォースフィードバック付のジョイステ
ィック136では、ジョイスティック136をプログラ
ムによって動作させることが可能であり、人間の感覚的
には、振動や抵抗、硬軟、衝撃と言ったような表現が可
能な装置になっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】最近の遠隔監視システ
ムの中には、監視端末にパーソナル・コンピュータまた
はワークステーションを利用し、グラフィカル・ユーザ
・インターフェース(GUI)による映像表示とシステ
ム制御を実現するものがある。監視端末にコンピュータ
のGUIを利用することで、装置に習熟してない人でも
扱いが簡単になる利点がある。特に、モニタ上にカメラ
映像と同時に、当該カメラ映像を出力しているカメラ制
御パネルを表示することにより、操作性の向上を可能に
している。
【0007】しかしながら、従来のこの種のシステムの
映像表示方法としては、カメラの制御パネルをマウス等
を用いてGUI利用すると考えられるが、表示動作にか
かる操作性、システムの状態の識別性については、必ず
しも良好とは言えず、改善の余地があった。
【0008】本発明はこのような不具合を解消し、より
柔軟な運用が可能なユーザーインターフェイスを持つ撮
像装置、画像通信システム、撮像方法画像通信方法及び
記憶媒体を提供することを目的とし、特に、カメラ操作
性及びシステム状態の識別性を向上できる装置を提供で
きるようにすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の撮像装置は、可
動映像を発生するコントロール可能な映像発生手段の動
作状態を示す状態出力手段と、上記映像発生手段の動作
状態を操作手段でコントロールする制御手段と、上記操
作手段に対してフィードバックを掛ける動作手段と、上
記状態出力手段による情報に基づいて上記動作手段の制
御を行う動作制御手段とを有することを特徴としてい
る。また、本発明の撮像装置の他の特徴とするところ
は、可動映像を発生するコントロール可能な映像発生手
段と、上記映像発生手段の動作状態を示す情報を出力す
る状態出力手段と、上記映像発生手段を制御する内容を
指示する操作手段と、上記操作手段で上記映像発生手段
をコントロールする制御手段と、上記操作手段に対して
フィードバックを掛ける動作手段と、上記状態出力手段
による情報に基づいて上記動作手段の制御を行う動作制
御手段とを有することを特徴としている。また、本発明
の撮像装置のその他の特徴とするところは、コントロー
ル可能な可動映像発生手段と、上記映像発生手段の映像
状態を示す状態出力手段と、上記映像発生手段を制御す
る内容を指示する操作手段と、上記操作手段で上記映像
発生手段をコントロールする制御手段と、上記操作手段
に対してフィードバックを掛ける動作手段と、上記状態
出力手段による情報に基づいて上記動作手段の制御を行
う動作制御手段とを有することを特徴としている。
【0010】本発明の画像通信システムは、ネットワー
クを介して映像情報を送受信する画像通信システムであ
って、コントロール可能な可動映像情報を発生して上記
ネットワークを介して送信する映像情報発生手段と、上
記ネットワークを経由して送られてくる上記映像情報発
生手段からの映像情報を受信する映像情報受信手段と、
上記映像情報受信手段により受信した複数の画像をマル
チ画像として表示部に表示すべく出力する映像出力手段
と、上記マルチ画像を構成する複数の画像の中から任意
の画像を指示する映像指示手段と、上記映像指示手段に
より指示された映像の出力形態を制御する制御手段と、
上記制御手段で行う制御内容を指示する操作手段と、上
記操作手段に対してフィードバックを掛ける動作手段
と、上記映像情報受信手段による映像情報から上記動作
手段の動作制御を行う動作制御手段とを有することを特
徴としている。
【0011】本発明の撮像方法は、コントロール可能な
可動映像を発生する映像発生手段の動作状態を示す状態
出力処理と、上記映像発生手段の動作状態を操作手段で
コントロールする制御処理と、上記操作手段に対してフ
ィードバックを掛ける動作処理と、上記状態出力手段に
よる情報に基づいて上記動作手段の制御を行う動作制御
処理とを行うことを特徴としている。
【0012】本発明の画像通信方法は、ネットワークを
介して映像情報を送受信する画像通信方法であって、コ
ントロール可能な映像情報発生手段で生成した可動映像
情報を上記ネットワークを介して送信する映像情報送信
処理と、上記ネットワークを経由して送られてくる映像
情報を受信する映像情報受信処理と、上記映像情報受信
処理により受信した複数の画像をマルチ画像として表示
部に表示すべく出力する映像出力処理と、上記マルチ画
像を構成する複数の画像の中から任意の画像を指示する
映像指示処理と、上記映像指示処理によって指示された
映像の出力形態を制御する制御処理と、上記制御処理で
行う制御内容を指示する操作手段に対してフィードバッ
クを掛ける動作処理と、上記映像情報受信手段で生成し
た映像情報から上記動作の動作制御を行う動作制御処理
とを行うことを特徴としている。
【0013】本発明の記憶媒体は、上記各手段を構成す
るプログラムをコンピュータから読み出し可能に格納し
たことを特徴としている。本発明の記憶媒体の他の特徴
とするところは、上記方法を実行するプログラムをコン
ピュータから読み出し可能に格納したことを特徴として
いる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態を詳細に説明する。図1は、本発明の一実施
の形態の全体の概略構成ブロック図を示す。図1におい
て、10は映像データ及びカメラ制御情報(ステータス
情報も含む。)をディジタル伝送するディジタル・ネッ
トワークであり、n台の映像送信端末12(12−1〜
12−n)が接続している。
【0015】各映像送信端末12(12−1〜12−
n)には、カメラ制御装置14(14−1〜14−n)
を介してビデオ・カメラ16(16−1〜16−n)が
接続されている。カメラ制御装置14(14−1〜14
−n)は、端末12(12−1〜12−n)からの制御
信号に従い、接続するビデオ・カメラ16(16−1〜
16−n)のパン、チリト、ズーム、フォーカス及び絞
り等を制御する。
【0016】また、ビデオ・カメラ16(16−1〜1
6−n)は、カメラ制御装置14(14−1〜14−
n)から電源供給されており、外部制御信号に従ってビ
デオ・カメラI6(16−1〜16−n)の電源オン/
オフを制御することができる。
【0017】ネットワーク10にはまた、映像送信端末
12(12−1〜12−n)からネットワーク10に送
出された映像情報を受信し、表示する映像受信端末(監
視端末)18(18−1〜I8−m)が接続している。
各映像受信端末18(18−1〜18−m)には、モニ
タ・ディスプレイ(以下、モニタと略す。)20(20
−1〜20−m)が接続する。
【0018】映像送信端末12(12−1〜12−n)
は、接続するビデオ・カメラ16(16−1〜16−
n)の出力映像をH.261等所定の圧縮方式で圧縮
し、ネットワーク10を介して、映像要求元の映像受信
端末18または全ての映像受信端末18に送信する。映
像を受信した映像受信端末18は、受信した映像をモニ
タ20の映像表示領域に表示する。
【0019】映像受信端末18は、ネットワーク10、
映像送信端末12及びカメラ制御装置14を介して、任
意のカメラ16における種々のパラメータ(撮影方位、
撮影倍率、フォーカス及び絞りなど)とともに、電源供
給(オンからオフ及びオフからオン)を制御できる。こ
れらの詳細は後述する。
【0020】映像送信端末12にモニタを設け、圧縮映
像を伸長する映像伸長装置を設けることで、映像受信端
末とすることができる。同様に、映像受信端末18にカ
メラ制御装置14及びビデオ・カメラ20を接続し、映
像圧縮装置を設けることで、映像送信端末とすることが
できる。映像送信または映像受信に必要なソフトウエア
を装備する必要があることはいうまでもない。
【0021】図2は、映像送信端末12の概略構成ブロ
ック図を示す。22は全体を制御するCPU、24は主
記憶、26はフロッピーディスクまたはCD−ROMな
どの取外し可能な外部記憶装置、28はハードディスク
などの二次記憶装置、30はポインティング・デバイス
としてのマウス、32はキーボード、34はカメラ制御
装置14を接続し、カメラ制御信号を送受信するI/O
ボード、36はビデオ・カメラ16のビデオ出力信号を
取り込むビデオ・キャプチャ装置である。
【0022】本実施の形態のビデオ・キャプチャ装置3
6は、アナログ・ビデオ信号をディジタル信号に変換す
るA/D変換機能と、情報圧縮する映像圧縮機能を具備
している。38は、映像情報をモニタ40の画面上に表
示するビデオ・ボード、42はネットワークインターフ
ェース、44はデバイス22〜38、42を相互に接続
するシステム・バスである。なお、映像送信専用にする
場合、ビデオ・ボード38とモニタ40を省略すること
もある。
【0023】このように、映像送信端末は、コンピュー
タに他ならない。以上の構成で、端末12は、ネットワ
ークを経由して遠隔地の監視端末に映像を伝送するとと
もに、監視端末からのカメラ制御信号を受け、カメラ1
6を制御する。
【0024】図3は、映像受信端末(監視端末)18の
概略構成を示すブロック図である。図3において、12
2は全体を制御するCPU、124は主記憶、126は
フロッピーディスクまたはCD−ROMなどの取外し可
能な外部記憶装置、128はハードディスクなどの二次
記憶装置、130はポインティング・デバイスとしての
マウス、132はキーボードである。
【0025】138は映像情報をモニタ140の画面上
に表示するビデオ・ボード、142はネットワークイン
ターフェース、144は圧縮映像情報を伸長する圧縮デ
コーダ、146はデバイス122〜132、138、1
42、144を相互に接続するシムバスである。136
は、フォースフィードバック付きジョイスティック13
6である。
【0026】映像受信端末18は、カメラを制御しカメ
ラ映像取込む機能がないことと、圧縮映像を伸長するデ
コーダ144を具備することと、操作性及び情報のフィ
ードバックを行うフォースフィードバック付きのジョイ
スティック136を具備することと、システム・ソフト
ウエアの相違を除いて、図2に示す映像送信端末12の
構成と同じである。
【0027】映像受信端末18の幾つかまたは全部は、
任意のまたはカメラ制御を許可された映像送信端末12
にカメラ制御信号を発信でき、このカメラ制御信号を受
けた映像送信端末12は、そのカメラ制御信号の内容に
応じてカメラ16を制御するとともに、そのカメラ16
の現在の状態を返送する。
【0028】監視端末は、受信した状態信号に従い、該
当するカメラの現状をモニタに表示する。監視端末は同
時に、映像送信端末から送られてくる映像データを受信
し伸長して、モニタ画面にリアルタイムに表示する。
【0029】図4は、本実施の形態のソフトウエア構成
を示す。映像受信端末(監視端末)18には、ネットワ
ーク10に接続する映像送信端末12に接続するカメラ
16を遠隔制御するカメラ制御クライアント(ソフトウ
エア)50と、映像送信端末12からの圧縮映像データ
を伸長し、モニタ画面に表示する映像受信ソフトウエア
52と、各カメラ16の配置位置と現在の状態を地図上
にカメラ・シンボルとして表示するとともに、各カメラ
16を操作する操作パネルを表示するマップ管理ソフト
ウエア54がインストールされる。
【0030】映像受信ソフトウエア52は、ネットワー
ク10に接続された全ての映像送信端末12に接続する
カメラ16を管理するソフトウエアでもあり、各カメラ
16の固定情報及び種々め変動情報(例えば、カメラ
名、カメラ16が接続されているコンピュータのホスト
名、パン/チルト及びズームなどのカメラ状態、制御可
能か否か、現在とのカメラ16を制御中か、どのカメラ
16の映像を表示中か、並びに、フレームレートなどの
映像配送状態など)を保有する。
【0031】これらの情報は、映像受信ソフトウエア5
2で、映像情報表示などに利用される。また、これらの
情報は、カメラ制御クライアント50及びマップ管理ソ
フトウエア54にも供給され、カメラ・シンボルの表示
変更などに利用される。
【0032】映像送信端末12には、カメラ制御クライ
アント50からの要求に従い、カメラ制御装置14を介
してカメラ16を制御し、カメラ16の現状を要求元に
通知するカメラ制御サーバ56と、カメラ16の出力映
像を圧縮し、所定形式でネットワーク10を介して要求
元に送信する映像送信ソフトウエア58がインストール
される。
【0033】図5は、映像受信端末18のモニタ画面の
表示内容を示す図である。60はカメラ16が配置され
るオフィス、店舗及び倉庫等のレイアウトを示す地図ウ
インドウであり、複数の地図60a、60b、60c、
60dを切り換えできるようになっている。表示できる
地図60a、60b、60c、60dの枚数は、システ
ムの性能に依存し、特に制限はない。
【0034】各地図60a、60b、60c、60dに
はタグが付けられており、このタグをマウス・ポインタ
でクリックすることにより、選択されたタグのついた地
図が前面に表示される。前面に表示される地図には、そ
こに配置される各カメラを示すカメラ・アイコン(カメ
ラ・シンボル)62a、62b、62c、62dも表示
される。カメラ・アイコン62a、62b、62c、6
2dは、対応するカメラ16が向いている方向に向けて
表示される。
【0035】64は複数の映像表示領域66a〜66f
を具備する映像表示ウインドウである。本実施の形態で
は、6個の映像表示領域を具備するが、これに限定され
ないことは明らかである。映像表示ウインドウ64には
更に、映像表示中のカメラ映像の表示を中止する操作す
るためのゴミ箱アイコン66gが表示される。ゴミ箱ア
イコン66gの使用方法は、後述する。
【0036】また、映像表示ウインドウ64には、映像
表示領域66a〜66fに対応した映像情報表示領域6
6h〜66mが表示される。映像情報表示領域66h〜
66mの使用方法は、後述する。
【0037】映像表示ウインドウ64は、図5に示すよ
うに複数の映像表示領域を一覧する表示モードと、図1
3に示すように、そのうちの一つの映像のみを注視する
表示モードを持つ。前者を一覧モード、後者を注視モー
ドと呼ぶ。注視モードは、一つの映像を大きく表示して
みたいとき、あるいは、高解像度でくわしく表示したい
ときに利用できる。一覧モードと注視モードの切替につ
いては後に説明する。
【0038】68はカメラ制御パネルであり、指定され
たカメラの方向(パン/チルト)及びズームなどを操作
するためのボタン類を具備し、本実施の形態では更に、
指定されたカメラの電源オン/オフを操作するカメラ電
源ボタン70を具備する。
【0039】例えば、地図ウインドウ60で、地図60
cを選択し、前面に表示させると、図6に示すような地
図が表示され、そこに配置される2台のカメラのそれぞ
れを示すカメラ・アイコン62e、62fも地図に重ね
て表示される。
【0040】本実施の形態におけるカメラ制御を詳細に
説明する。あるカメラ16の映像を表示させたい場合、
そのカメラ16を示すカメラ・アイコンを地図ウインド
ウ60の該当する地図上で選択し、映像表示ウインドウ
64の何れかの映像表示領域66a〜66fに重ねて離
す操作(いわゆる、ドラッグ・アンド・ドロップ)を行
う。
【0041】なお、通常は、使用されていない映像表示
領域66a〜66fを選択するが、使用中の映像表示領
域が選択された場合には、カメ。ラの切り換えになるこ
とを警告し、続行と中止をユーザに選択させればよい。
このような処理は、周知である。
【0042】図7は、カメラ・アイコン62cを映像表
示領域66cにドラッグ・アンド・ドロップする操作を
示しており、カメラ・アイコン62cで代表されるカメ
ラの映像が映像表示領域66cに表示される。カメラ・
アイコンをドラッグしている間、マウス・カーソルは、
図8に示すような形状に変化し、これにより、映像表示
のためのドラッグ中であることをユーザに示す。
【0043】マップ管理ソフトウエア54は、映像受信
ソフトウエア52に選択されたカメラ・アイコンに対応
するカメラのIDを通知し、映像受信ソフトウエア52
は、このIDからカメラの方向、カメラ名及びカメラが
接続されているホスト名を調べ、これらの情報をカメラ
制御クライアント50及びマップ管理ソフトウエア54
に通知する。
【0044】次に、カメラの制御を行う場合の動作につ
いて説明する。上記操作により映像が表示された映像表
示領域66a−66fの内、カメラを制御したい映像が
表示されている映像表示領域(例えば66c)をシング
ルクリックすると、カメラ制御が可能な状態になる。こ
のとき、映像表示領域66cに黄色い枠が表示され、カ
メラ制御可能であることを操作者に示す。また、カメラ
制御パネル68が自動的に表示される。
【0045】カメラ制御クライアント50は、映像受信
ソフトウエア52からの情報を元に、選択されたカメラ
の接続されている映像送信端末12のカメラ制御サーバ
56とネットワーク接続する。以後、カメラ制御クライ
アント52はユーザの操作に基づくカメラ制御信号を、
ネットワーク接続するカメラ制御サーバ56に送信し、
カメラ制御サーバ56は受信したカメラ制御信号に従い
カメラ16を制御し、カメラ16の現状の情報をカメラ
制御クライアント52に通知する。
【0046】カメラ制御クライアント50は、選択され
たカメラ16の現状の情報を映像受信ソフトウエア52
に通知する。映像受信ソフトウエア52は、それらの情
報をマップトウエア54にも通知する。ここで言うユー
ザの操作とは、マウス130によるカメラ制御パネル6
8の操作と、フィードバック付のジョイスティック13
6による操作などである。また、選択されたカメラ16
の現状の情報はフォースフィードバックにも用いられる
が、詳細は後述する。
【0047】マップ管理ソフトウエア54は、対応する
カメラ16の向きと合うようにカメラ・アイコンの向き
を変更し、また、選択されたカメラ・アイコンに対し
て、図9に示すように、映像表示中であることを示すス
コープ72を表示し、スコープ72中にパン/チルト及
びズームを制御するためのコントロール・ポインタ74
を表示する。
【0048】マップ管理ソフトウエア54は、先に説明
したように、映像表示中のカメラ16の変動情報(特に
バン/チルト情報)を映像受信ソフトウエア52から常
時通知されており、この情報に応じて、対応するカメラ
の向きに合うようにカメラ・アイコン62a〜62fの
向きを変更する。
【0049】カメラ制御パネル68は映像表示領域66
a−66fに共通で一つでもよいし、それぞれに対応し
て複数設けてもよい。複数のカメラ制御パネル68を設
ける場合は、映像表示領域66a−66fにあらかじめ
番号を振って表示し、対応するカメラ制御パネル68に
も同じ番号を表示することにより、映像とカメラ制御パ
ネル68との対応関係が分かりやすいシステムとなる。
【0050】また、番号の代りに、カメラごとに設定し
たカメラ名を表示したり、映像表示領域66a−66f
ごとに異なる色を割り振って表示することもできる。こ
こで、複数のカメラ制御パネル68を設ける場合は、た
だ一つの選択された表示領域66a−66fに対して、
フォースフィードバック付のジョイスティック136に
よる操作が可能となる。
【0051】図10は、任意に選択されたカメラ16の
電源をオフにする処理のフローチャートを示す。選択さ
れたカメラの電源を一時的にオフにしたい場合、電源を
オフにしたいカメラを示すカメラ・アイコンを選択し、
カメ制御パネル68のカメラ電源ボタン70を押す操作
をする(ステップS1)。なお、カメラ電源ボタン70
は、対象となるカメラの電源状態に応じて、異なる色及
び/または異なる文字(例えば、”電源オフ”または”
電源オン”)で表示される。
【0052】カメラ電源ボタン70の操作に応じて、カ
メラ制御クライアント52がカメラ電源オフ要求を、ネ
ットワーク10を介して該当するカメラ16の接続する
映像送信端末12のカメラ制御サーバ56に通知する
(ステップS1)。
【0053】また、電源ボタンはフォースフィードバッ
ク付のジョイスティック136のいずれかのボタンにも
割り付けられることは明らかである。カメラ制御サーバ
56は、I/0ボード34を介してカメラ制御装置14
を制御し、該当するビデオ・カメラ10への電源供給を
遮断させる(ステップS2)。
【0054】他方、カメラ電源ボタン70は、電源オフ
状態であることを示す表示態様に変更される(ステップ
S3)。これにより、対象となるカメラの電源がオフで
あることを操作者に示す。
【0055】電源オフになっているカメラに再び電源を
供給したい場合、カメラ電源ボタン70を再び押す操作
をすればよい。すると、今度はカメラ電源オン要求がカ
メラ制御サーバ56に通知され、該当するビデオ・カメ
ラ16に電源が供給される。カメラ電源ボタン70を、
電源オン状態であることを示す色に変更する。このよう
にして、監視端末18から任意のカメラの電源供給を制
御でき、電力消費を節減できる。
【0056】映像受信ソフトウエア52からの映像送信
要求に従い、映像送信ソフトウエア58が、カメラ映像
を送信する。即ち、映像受信ソフトウエア52は、選択
されたカメラの接続されている映像送信端末12の映像
送信ソフトウエア58に、ネットワーク10を介して1
フレーム分の映像データの送信を要求する。
【0057】映像送信ソフトウエア58は、この要求に
応じて、カメラ16からの最新フレームの映像データを
圧縮しパケットに分割して要求元の映像受信ソフトウエ
ア52に送信する。映像受信ソフトウエア52は、受信
したパケットからフレームを再構築し、圧縮を伸長し
て、映像表示領域66a〜66fの内の、先に指定され
た領域に表示し、再び、映像送信要求を発行する。この
繰返しにより、映像受信端末18は、遠隔地のカメラ映
像をネットワークを介して受信して表示する。
【0058】なお、複数のカメラの映像を同時に表示す
る場合は、各カメラの接続される映像送信端末12の映
像送信ソフトウエア58に対して、映像送信要求の発行
と映像の受信・表示を、順番に繰返し実行する。
【0059】受信したカメラ映像の表示位置の変更も、
ドラッ。グ・アンド・ドロップ操作で行うことができ
る。例えば、映像表示領域66cカ、ら映像表示領域6
6bに変更したい場合、図11に示すように、映像表示
領域66c上にマウス・ポインタを移動してマウス・ボ
タンを押し、マウス・ボタンを押した状態のままでマウ
ス・ポインタを映像表示領域66b上に移動させ、映像
表示領域66b上でマウス・ボタンを解放する。
【0060】このような操作に応じて、映像受信ソフト
ウエア52は、最初に選択された映像表示領域(図11
では、領域66c)の映像表示を取り止め、そこに表示
されていたカメラ映像を、後で選択された映像表示領域
(図11では、領域66b)に割り当てる。なお、この
操作によっても、論理的なネットワーク接続は切断され
ない。
【0061】一覧モードにおいて、ある映像表示領域
(例えば66a)の映像を注視して見たい場合、この映
像表示領域をマウスでダブルクリックする。すると、映
像表示ウインドウ64は、この映像を注視する注視モー
ドに切り替わる。図13は、注視モードにおける映像表
示ウインドウ64を示す図である。80を注視表示ウイ
ンドウと呼ぶ。82は、再び一覧モードに戻るためのモ
ード切替ボタンである。84a、84b、84c、84
dはカメラ制御を行う場合のカメラ制御方向カーソルで
ある。
【0062】注視モードでは、一つの映像が大きく表示
される。このとき、表示速度(フレームレート)を優先
して動きのスムーズな表示を行うか、画質を優先して1
フレーム当りのデータ量を多くした高解像度表示を行う
かを選択できる。
【0063】図14に、の選択を行うための画質設定ウ
インドウを示す。90は表示速度優先ボタン、92は画
質優先ボタンである。表示速度優先ボタン90と画質優
先ボタン92はいずれかの一つのみを選択できる。
【0064】次に、画質優先ボタン92が選択されてい
る状態で注視モードに移行した場合の動作についてくわ
しく説明する。まず、映像受信ソフトウエア52がネッ
トワーク10を介して、該当する映像送信端末12の映
像送信ソフトウエア58に高解像度要求を通知する。映
像送信ソフトウエア58は、高解像度要求を受け取ると
送信する映像を高解像度に切り替える。映像受信ソフト
ウエア52は高解像度映像を受け取り、注視表示ウイン
ドウ80に表示する。このとき、高解像度映像は基本解
像度映像に比べてデータ量が大きいため、表示速度は低
下することがある。
【0065】モード切替ボタン82を押すか、または注
視表示ウインドウ80をマウスでダブルクリックする
と、映像表示ウインドウ64は再び一覧モードに戻る。
映像受信ソフトウエア52はネットワーク10を介し
て、該当する映像送信端末12の映像送信ソフトウエア
58に基本解像度要求を通知する。映像送信ソフトウエ
ア58は基本解像度要求を受け取ると、送信する映像を
基本解像度に戻す。
【0066】次に、表示速度優先ボタン90が選択され
ている状態で注視モードに移行した場合の動作について
説明する。この場合、映像受信ソフトウエア52は映像
送信ソフトウエア58に対しても何も通知しない。映像
受信ソフトウエア52は基本解像度で送信される映像を
注視表示ウインドウ80に拡大表示する。
【0067】一覧モードに戻るための操作も、画質優先
ボタン92が選択されているときと同様である。モード
切替は、ここでは画像の解像度を制御したが、これ以外
にも、両像の圧縮率や送信レートを制御してもよい。
【0068】次に、注視モードでカメラの制御を行う場
合の動作について説明する。注視モードでは、一覧モー
ドと同じく、カメラ制御パネル68を用いてカメラの動
きを制御することができる。また、これに加えて、注視
表示ウインドウ内でマウスのボタンを押しつづける(ボ
タンブレス)ことにより、カメラを制御することができ
る。
【0069】図13の点線が示すように注視表示ウイン
ドウ80の内、上下左右4つの部分のどの領域にマウス
のカーソルが位置しているかにより、マウス・カーソル
がカメラ制御方向カーソル84a−dのいずれかに変化
する。さらにそれぞれの領域でマウスのボタンが押され
ると、それぞれ、カメラ。は上下左右方向に制御され
る。
【0070】なお、注視モードヘモード変更指示に応じ
て、注視モードが指示された映像送信端末以外との通信
を中止するとともに、画質優先モード、もしくは表示速
度優先モードヘモードシフトする構成としてもよい。
【0071】その結果注視モードにおいて、指示された
端末に広い回線を割り当て、割り当てられた回線を用い
て高解像度の映像もしくは、フレームレートの高い映像
の通信を行うことにより画質を向上することができる。
【0072】映像表示を中止したい場合、中止したい映
像表示領域に表示される映像をゴミ箱アイコン66gに
入れる操作をすればよい。図12では、映像表示領域6
6cに表示される映像の表示を中止する例を示す。映像
表示領域66c上にマウス・ポインタを移動してマウス
・ボタンを押し、マウス・ボタンを押した状態のままで
マウス・ポインタをゴミ箱アイコン66g上に移動さ
せ、ゴミ箱アイコン66g上でマウス・ボタンを解放す
る。
【0073】このような操作に応じて、映像受信ソフト
ウエア54は、選択された映像表示領域(図12では、
領域66c)に映像表示されていたカメラの接続する映
像送信端末の映像送信ソフトウエア58に向けた映像送
信要求の発行を中止する。映像受信ソフトウエア54は
さらに、カメラ制御クライアント50及びマップ管理ソ
フトウエア54に映像表示の中止を通知する。
【0074】カメラ制御クライアント50は、この通知
に応じて該当する映像送信端末12のカメラ制御サーバ
56とのネットワーク接続を切断し、当該映像表示領域
(図12では、領域66c)をクリアする。また、マッ
プ管理ソフトウエア54は、該当するカメラのカメラ・
アイコン(例えば、アイコン62c)のスコープ表示を
消去し、マップを更新する。
【0075】図7において、カメラ・アイコン62cで
代表されるカメラの映像が、映像表示領域66cに表示
されるが、これに対応する映像情報表示領域66jも映
像情報を表示する。この際の映像情報表示は図15に示
すようなアイコンで、映像表示領域66cに対応するカ
メラ16から映像が1フレーム送られる毎に点滅する。
【0076】また、指示されている映像表示領域66c
に対応する映像情報表示領域66jを表示することのみ
には限らず、全ての映像表示されている映像表示領域6
6a〜66mに対応した、各映像情報表示領域66h〜
66mダ表示されてもよい。また、映像情報から表示さ
れるものは、図15のアイコンに限らず、フレームレー
トなどの数値情報や文字情報でもよい。また、この映像
情報の表示は、一覧モードに限らず、上述した注視モー
ドでも表示可能なことはいうまでもない。
【0077】図16に、映像情報を表示する処理のフロ
ーチャートを示す。映像処理は例えばイベントループで
実現される(ステップS01)。表示されている映像領
域群がある場合、各映像領域66a〜66fに、対応す
るカメラ16から映像が1フレーム送られ映像表示領域
が更新される毎(ステップS02)に、対応する映像情
報表示領域の表示を行う(ステップS03)。アイコン
の点滅は従来からの一般的な手順で実現可能である。
【0078】カメラ・アイコン62cで代表されるカメ
ラの映像が、映像表示領域66cにドラッグされたよう
な場合(ステップS04)、表示されている映像領域群
に映像表示領域66cを加え(ステップS05)、対応
する映像情報領域66jの表示を行う(ステップS0
3)。
【0079】本実施の形態では、地図上のカメラ・シン
ボルを映像表示領域にドラッグ・アンド・ドロップ操作
することで、映像受信端末と映像送信端末との論理的ネ
ットワーク接続を確立できる。カメラ映像が表示されて
いる映像表示領域と別の任意の映像表示領域との間のド
ラッグ・アンド・ドロップ操作で、映像表示位置を変更
できる。
【0080】カメラ映像が表示されている映像表示領域
から表示中止シンボルヘのドラッグ・アンド・ドロップ
操作により、映像表示を中止できる。このように、非常
に簡単に、カメラ映像の表示開始、表示位置の変更及び
表示中止を操作できるようになる。なお、映像はカメラ
映像のみならず、ビデオ等蓄積媒体から発生する映像で
あってもよいことは明らかである。
【0081】また、映像情報表示領域でカメラ映像が更
新される毎にアイコンが点滅することで、動き(映像差
分)の少ないような映像でも、正常に映像が受信され、
動作しているという識別性を容易に向上できる。
【0082】上記の例では、映像情報表示領域66h〜
66mの表示を必ず行う例を述べたが、フレームレート
が高い場合には、アイコンの点滅が目ざわりな場合もあ
る。また、フレームレートが高い場合には、映像を見る
と、受信が行われていることが容易に識別可能であるこ
とを考慮すると、フレームレートが低く、操作者が何ら
かの異常と誤解する可能性がある場合に始めて映像情報
表示領域に表示を行う様にしてもよい。
【0083】図17に、フォースフィードバック付のジ
ョイスティック136の例を示す。カメラの制御はカメ
ラ制御パネル68に準じる。各ボタンの対応させる割り
付けは、任意に決定できることは言うまでもない。
【0084】ここで、カメラ制御クライアント50で
の、選択されたカメラ16の現状の情報を用いたフォー
スフィードバックについて、説明する。プログラムによ
りジョイスティック136を動作させるのは従来例の通
りである。また、カメラ16の現状の情報には、カメラ
ステータス情報やカメラ付属マイクの音声の有無、映像
に付帯するアラーム入力の有無なども含まれる。
【0085】図18に、カメラ16のステータス情報に
基づく動作のフローチャートを示す。ステップS01の
イベントループでイベントを待つ。カメラのステータス
情報があれば(ステップS02)、ステップS03で各
ステータスに対応した動作を例えば図19の表のような
ものから決定し、ステップS04で実際にジョイスティ
ック136を動作させる。
【0086】図19の状態説明図に示したように、例え
ばカメラの首振り位置が右端点に来た場合、フォースフ
ィードバック付きジョイスティック136に短い衝撃を
与える動作をさせて、そのステータスをユーザに知らせ
る。これは、左右上下の端点の全てに言える。
【0087】また、例えばカメラの電源を切っている場
合、または本実施の形態の図にはないが、カメラの動作
を禁止するようなボタンや、カメラの撮像可能な中に視
野(撮像)不許可制限を設定可能でその不許可範囲にカ
メラを向けようとした場合には、ジョイスティック13
6を固定して動作させないようにすることができる。
【0088】また、例えば遠隔のカメラが実際に動作し
ているときには振動させることで、動作中のステータス
をユーザに知らせることもできる。また、例えばカメラ
がズーム動作中には振動を与えて、動作中のステータス
をユーザに知らせることもできる。
【0089】また、例えば、カメラによっては斜め動作
ができないものもあり、その場合には左右上下十文字に
しか動かないようにさせることもできる。また、例えば
カメラ付属のマイク音声が入ることでジョイスティック
136を振動させ、音声有りを知らせることもできる。
【0090】また、例えば映像に付帯するアラーム入力
が有ることでジョイスティック136を振動させ、アラ
ーム入力有りを知らせることもできる。また、例えば映
像情報表示の替りに、1フレーム映像が来る度に、小さ
な衝撃を与える動作をさせることで、映像配送状態をユ
ーザに知らせることができる。
【0091】また、本実施の形態の図にはないが、例え
ば逆光補正などの制御が可能なカメラで、そのボタンを
押したときに小さな衝撃を与える動作をさせることで、
ボタンが押されたことをユーザに知らせることができ
る。
【0092】また、本実施の形態の図にはないが、例え
ばカメラコントロールに制御権があり、制御健獲得ボタ
ンを押し、制御権待ちをするカメラ状態の際に、振動さ
せることで制御権待ちをユーザに知らせたり、制御権を
獲得したカメラ状態になった際に小さな衝撃を与える動
作をさせることで、その獲得を知らせることができる。
【0093】もちろん、本発明は図19の例に上げた動
作に限らず、カメラ16の現状の情報から、フォースフ
ィードバック付のジョイスティック136をプログラム
によって動作させることで、ユーザに様々な情報を伝え
られることはいうまでもない。
【0094】また、本実施の形態ではネットワークを介
したシステムでの遠隔カメラ操作及び、遠隔カメラ情報
のフォースフィードバックであったが、ネットワークを
介さないで映像送信端末と監視端末を同一端末上で実現
するような撮像システムについても同様に実現できるこ
とは言うまでもない。
【0095】本発明の目的は、上述した実施形態の機能
を実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した
記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシス
テムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、達成されることは言うまでも
ない。
【0096】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が上述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0097】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピーディスク、ハードディ
スク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、C
D−R、磁気デーブ、不揮発性のメモリカード、ROM
などを用いることができる。
【0098】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、上述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって上述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0099】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニッ1に備わ
る…などが実際の処理の一部または全部を行い、その処
理によって上述した実施形態の機能が実現される場合も
含まれることは言うまでもない。
【0100】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、映像とそれに付帯する情報を用い、て映像の操作手
段を付帯する情報によって動作させるようにしたので、
映像の操作性を大幅に向上させることができる。また、
画像通信システムにおける状態の識別性を向上させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の全体の概略構成ブロッ
ク図である。
【図2】本実施の形態の映像送信端末の概略構成ブロッ
ク図である。
【図3】本実施の形態の映像受信端末(監視端末)の概
略構成ブロック図である。
【図4】本実施の形態のソフトウエアの概略構成ブロッ
ク図である。
【図5】本実施の形態の監視端末の画面例を示す図であ
る。
【図6】地図を前面に表示した地図ウインドウの表示例
を示す図である。
【図7】映像表示/映像情報表示の開始を説明する図で
ある。
【図8】映像表示開始操作中のマウス・カーソルの形状
の例を示す図である。
【図9】映像表示巾のカメラ・アイコンの表示態様例を
示す図である。
【図10】電源オフ処理のフローチャートである。
【図11】映像表示領域の変更操作の説明図である。
【図12】映像表示の中止操作の説明図である。
【図13】注視モードでの映像表示ウインドウを示す図
である。
【図14】画質設定パネルを示す図である。
【図15】映像情報表示領域め実際の表示を説明する図
である。
【図16】映像情報表示処理手順を示すフローチャート
である。
【図17】フォースフィードバック付きジョイスティッ
クの外観を示す図である。
【図18】カメラのステータス情報に基づく動作処理の
手順を示すフローチャートである。
【図19】ステータスと動作の対応例を示す図である。
【符号の説明】
10 ディジタル・ネットワーク 12 映像送信端末 14 カメラ制御装置 16 ビデオ・カメラ 18 映像受信端末(監視端末) 20 モニタ・ディスプレイ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 米澤 博紀 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 5C054 CF06 CG03 CG08 DA01 DA08 DA09 EA03 EG04 EG06 FD07 FE01 FE14 FE18 FE19 FE23 HA00 HA18

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可動映像を発生するコントロール可能な
    映像発生手段の動作状態を示す状態出力手段と、 上記映像発生手段の動作状態を操作手段でコントロール
    する制御手段と、 上記操作手段に対してフィードバックを掛ける動作手段
    と、 上記状態出力手段による情報に基づいて上記動作手段の
    制御を行う動作制御手段とを有することを特徴とする撮
    像装置。
  2. 【請求項2】 可動映像を発生するコントロール可能な
    映像発生手段と、 上記映像発生手段の動作状態を示す情報を出力する状態
    出力手段と、 上記映像発生手段を制御する内容を指示する操作手段
    と、 上記操作手段で上記映像発生手段をコントロールする制
    御手段と、 上記操作手段に対してフィードバックを掛ける動作手段
    と、 上記状態出力手段による情報に基づいて上記動作手段の
    制御を行う動作制御手段とを有することを特徴とする撮
    像装置。
  3. 【請求項3】 コントロール可能な可動映像発生手段
    と、 上記映像発生手段の映像状態を示す状態出力手段と、 上記映像発生手段を制御する内容を指示する操作手段
    と、 上記操作手段で上記映像発生手段をコントロールする制
    御手段と、 上記操作手段に対してフィードバックを掛ける動作手段
    と、 上記状態出力手段による情報に基づいて上記動作手段の
    制御を行う動作制御手段とを有することを特徴とする撮
    像装置。
  4. 【請求項4】 ネットワークを介して映像情報を送受信
    する画像通信システムであって、 コントロール可能な可動映像情報を発生して上記ネット
    ワークを介して送信する映像情報発生手段と、 上記ネットワークを経由して送られてくる上記映像情報
    発生手段からの映像情報を受信する映像情報受信手段
    と、 上記映像情報受信手段により受信した複数の画像をマル
    チ画像として表示部に表示すべく出力する映像出力手段
    と、 上記マルチ画像を構成する複数の画像の中から任意の画
    像を指示する映像指示手段と、 上記映像指示手段により指示された映像の出力形態を制
    御する制御手段と、 上記制御手段で行う制御内容を指示する操作手段と、 上記操作手段に対してフィードバックを掛ける動作手段
    と、 上記映像情報受信手段による映像情報から上記動作手段
    の動作制御を行う動作制御手段とを有することを特徴と
    する画像通信システム。
  5. 【請求項5】 コントロール可能な可動映像を発生する
    映像発生手段の動作状態を示す状態出力処理と、 上記映像発生手段の動作状態を操作手段でコントロール
    する制御処理と、 上記操作手段に対してフィードバックを掛ける動作処理
    と、 上記状態出力手段による情報に基づいて上記動作手段の
    制御を行う動作制御処理とを行うことを特徴とする撮像
    方法。
  6. 【請求項6】 ネットワークを介して映像情報を送受信
    する画像通信方法であって、 コントロール可能な映像情報発生手段で生成した可動映
    像情報を、上記ネットワークを介して送信する映像情報
    送信処理と、 上記ネットワークを経由して送られてくる映像情報を受
    信する映像情報受信処理と、 上記映像情報受信処理により受信した複数の画像をマル
    チ画像として表示部に表示すべく出力する映像出力処理
    と、 上記マルチ画像を構成する複数の画像の中から任意の画
    像を指示する映像指示処理と、 上記映像指示処理によって指示された映像の出力形態を
    制御する制御処理と、 上記制御処理で行う制御内容を指示する操作手段に対し
    てフィードバックを掛ける動作処理と、 上記映像情報受信手段で生成した映像情報から上記動作
    の動作制御を行う動作制御処理とを行うことを特徴とす
    る画像通信方法。
  7. 【請求項7】 上記請求項1〜4の何れか1項に記載の
    各手段を構成するプログラムをコンピュータから読み出
    し可能に格納したことを特徴とする記憶媒体。
  8. 【請求項8】 上記請求項5または6に記載の方法を実
    行するプログラムをコンピュータから読み出し可能に格
    納したことを特徴とする記憶媒体。
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