JP2001136459A - デジタル映像信号の受信装置 - Google Patents

デジタル映像信号の受信装置

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JP2001136459A
JP2001136459A JP31466299A JP31466299A JP2001136459A JP 2001136459 A JP2001136459 A JP 2001136459A JP 31466299 A JP31466299 A JP 31466299A JP 31466299 A JP31466299 A JP 31466299A JP 2001136459 A JP2001136459 A JP 2001136459A
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Japan
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error
link
video signal
signal
synchronization
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JP31466299A
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Youchiyou Sou
曜暢 荘
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Victor Company of Japan Ltd
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Victor Company of Japan Ltd
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  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 同期検出を良好に行ってシステムの決定的な
破綻を防止することができるデジタル映像信号の受信装
置を提供する。 【解決手段】 リンクA,Bのエラーフラグがリンク選
択判定部10に供給される。リンク選択判定部10で
は、入力されたエラーフラグを参照してエラー状態を監
視する。同期信号のエラー検出は、例えば同期コードE
AV/SAVにおける誤り訂正コードのパリティエラー
フラグ,あるいは水平同期信号Hの検出エラーなどを用
いる。リンク選択判定部10でエラーがないと判定され
たリンク側に選択スイッチ12が切り換えられ、エラー
のないリンクの同期信号F/V/Hがシステム側に出力
される。また、エラーのないリンクの映像信号を利用し
て補間処理が行なわれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル映像信号
の受信装置に関し、例えばSMPTE294M規格に準
拠した480P(プログレッシブ)フォーマット映像信
号、デュアル−リンクシリアルデジタルインターフェー
ス(SDI)の受信に好適なデジタル映像信号の受信装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、480P映像信号のサンプルレ
ート比が、Y(輝度):Cb(色差):Cr(色差)=
4:2:2のSDIには、270Mbps×2チャンネル
のデュアルリンクフォーマット(SMPTE294M規
格)が主に適用されている。このデュアルリンクフォー
マットは、基本的に480I(SDTV)準拠のSDI
(SMPTE259M規格)2チャンネル使用して、4
80P映像信号をライン順次で伝送するフォーマットで
ある。
【0003】図5には、その様子が示されている。同図
(A)はリンクAを表し、(B)はリンクBを表す。同
期コードEAV,SAVは、各チャンネル間で共通とな
っている。これら同期コードEAV,SAVは、SDT
Vデジタル伝送規格(SMPTE125M規格)の同期
コードに準拠した内容であり、W0(3FFh),W1(00
0h),W2(000h),W3(XYZh)の4ワードで構成さ
れている。ここで、W0〜W2が同期コード検出用のデ
ータであり、W3がF(フレーム)/V(垂直)/H
(水平)同期信号+パリティコードとなる。
【0004】また、各リンクの関係は、図6に示すよう
になっている。すなわち、プログレッシブ画像の各ライ
ンをリンクA,Bでライン順次伝送するフォーマットと
なっている。例えば、ラインL1はリンクB,次のライ
ンL2はリンクA,次のラインL3はリンクB,………
という具合である。
【0005】標準的な480P,デュアルリンクSDI
の受信回路の一例を示すと、図7に示すようになる。ま
た、その動作タイミングは、図8に示すようになる。こ
れらの図において、リンクAのシリアルデジタル映像信
号は、S/P(シリアルパラレル)変換器100によっ
てパラレル信号に変換され、FIFO(ファーストイン
・ファーストアウト)メモリ102及びEAV/SAV
検出回路104にそれぞれ供給される。FIFOメモリ
102では、図8(A)に示す入力に対して同図(B)
に示すように出力が行われる。
【0006】一方、リンクBのシリアルデジタル映像信
号は、S/P変換器110によってパラレル信号に変換
され、FIFOメモリ112に供給される。FIFOメ
モリ112では、図8(C)に示す入力に対して同図
(D)に示すように出力が行われる。
【0007】前記EAV/SAV検出回路104では、
入力信号から同期コードEAV/SAVが検出され、同
期信号デコーダ106に供給される。同期信号デコーダ
106では、同期コードEAV/SAVから同期信号F
/V/Hが得られ、これが出力される。なお、同期信号
Hは、マルチプレクサ108にも出力される。マルチプ
レクサ108では、図8(E)に示すH/2に基づい
て、同図(F)に示すようにFIFOメモリ102,1
12からの入力を交互に出力する。このようにして、リ
ンクA,Bでライン順次伝送されたプログレッシブ画像
が合成される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来技
術では、リンクA,Bのうちのいずれか一方のチャンネ
ルから同期コードEAV/SAVを検出しており、これ
に基づいて同期信号の再生が行われている。このため、
同期検出を行うチャンネルで伝送エラーによる同期コー
ドエラーが生じたり、あるいは1ケーブルの断線などで
受信不能になると、同期コードEAV/SAVを検出す
ることができず、結果的に映像システム全体に決定的な
破綻を及ぼすこととなる。
【0009】本発明は、以上の点に着目したもので、同
期検出を良好に行ってシステムの決定的な破綻を防止す
ることができるデジタル映像信号の受信装置を提供する
ことを、その目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数のリンク
によって伝送されるとともに、SMPTE294M規格
に準拠したデジタル映像信号から同期信号を検出すると
ともに、検出した同期信号を利用して各リンクの映像信
号を合成するデジタル映像信号の受信装置において、前
記複数のリンクにそれぞれ含まれている同期コードから
エラーの有無を判定するエラー判定手段;このエラー判
定手段の判定結果に基づいて、エラーがないと判定され
たチャンネルから同期信号を得る信号選択手段;前記エ
ラー判定手段によって、いずれかのチャンネルにエラー
があると判定されたときに、エラーのないリンクの映像
信号を利用してエラーが生じたリンクの映像信号を補間
する信号補間手段;を備えたことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て詳細に説明する。本発明のデジタル映像信号の受信装
置は、上述したSMPTE294M規格に準拠した48
0Pフォーマット映像信号に対して適用される。図1に
は、本形態の同期検出部の基本構成が示されている。本
形態によれば、リンクA,Bのエラーフラグがリンク選
択判定部10に供給されている。リンク選択判定部10
では、入力されたエラーフラグを参照してエラー状態を
監視する。同期信号のエラー検出は、例えば同期コード
EAV/SAVにおける誤り訂正コードのパリティエラ
ーフラグ,あるいは水平同期信号Hの検出エラーなどを
用いる。
【0012】一方、各リンクでそれぞれ検出された同期
信号F/V/Hは、選択スイッチ12にそれぞれ供給さ
れており、この選択スイッチ12で切換選択された方が
システム側に出力されるようになっている。本形態によ
れば、リンク選択判定部10でエラーがないと判定され
たリンク側に選択スイッチ12が切り換えられ、エラー
のないリンクの同期信号F/V/Hがシステム側に出力
される。
【0013】このように、本形態によれば、リンクA,
Bのうちのいずれか一方のチャンネルが正常である限り
同期信号が検出され、システムの決定的な破綻が防止さ
れる。
【0014】なお、リンクの選択判定は、例えば次の表
1に従って行う。
【表1】
【0015】ところで、リンクA,Bのどちらか一方の
チャンネルが回路動作不良や断線などで完全にダウンし
てしまった場合、上述した同期保護によって映像同期系
の破綻は免れることができるが、映像のプログレッシプ
ラインの半分は無効データとなってしまう。すなわち、
1ライン毎に信号がない状態,いわば歯抜け状態とな
る。一方、デュアルリンクフォーマットでは、図6に示
したように基本的にライン順次伝送となっている。従っ
て、リンクA,Bの一方に破綻が生じても、正常なチャ
ンネルの映像データで破綻したチャンネルの映像データ
を適切に補間することによって前記歯抜け状態ないしは
垂直方向の折り返しを防ぐことができる。
【0016】最も簡便な単純ホールド補間の例を示す
と、図2のようになる。同図に示すように、リンクBに
エラーが生じたとすると、リンクAの映像データLnを
リンクBの映像データLn+1として補間し、リンクAの
映像データLn+2をリンクBの映像データLn+3として補
間するという具合である。逆に、リンクAにエラーが生
じたとすると、リンクBの映像データLn+3をリンクA
の映像データLn+2として補間し、リンクBの映像デー
タLn+5をリンクAの映像データLn+4として補間すると
いう具合である。この場合、映像の上下2ラインが同一
のデータとなる。
【0017】上下1ライン補間の場合は、図3に示すよ
うに、上下のラインの平均から該当するラインを生成す
る。リンクBにエラーが生じた場合、リンクAのライン
Ln,Ln+2を加算して1/2とすることで、リンクBの
ラインLn+1とする。また、リンクAのラインLn+2,L
n+4を加算して1/2とすることで、リンクBのライン
Ln+3とするという具合である。逆に、リンクAにエラ
ーが生じた場合、リンクBのラインLn+1,Ln+3を加算
して1/2とすることで、リンクAのラインLn+2とす
る。また、リンクBのラインLn+3,Ln+5を加算して1
/2とすることで、リンクAのラインLn+4とするとい
う具合である。
【0018】チャンネルの破綻検出は、例えば各チャン
ネルのデータストリームを監視し、一定期間(例えば1
水平期間)以上キャリアが検出されない(データの遷移
がない)場合,あるいはPLLがアンロック状態となっ
た場合などに、そのチャンネルに破綻が発生したものと
するなどの方法で行う。
【0019】上述した補間処理の判定は、例えば次の表
2に示すようにして行なう。
【表2】
【0020】次に、図4を参照しながら、本形態にかか
る同期信号検出及びエラー処理を行う装置の一例を説明
する。同図において、リンクAのシリアルデジタル映像
信号は、S/P変換器200によってパラレル信号に変
換される。そして、輝度及び色差成分Y/CがFIFO
メモリ202に供給されるとともに、EAV/SAV検
出回路204ではリンクAの同期コードEAV/SAV
が検出される。検出された同期コードEAV/SAV
は、同期信号デコーダ206に供給され、ここでリンク
A側の同期信号F/V/Hが検出される。
【0021】一方、リンクBのシリアルデジタル映像信
号は、S/P変換器300によってパラレル信号に変換
される。そして、輝度及び色差成分Y/CがFIFOメ
モリ302に供給されるとともに、EAV/SAV検出
回路304ではリンクBの同期コードEAV/SAVが
検出される。検出された同期コードEAV/SAVは、
同期信号デコーダ306に供給され、ここでリンクB側
の同期信号F/V/Hが検出される。
【0022】上述したS/P変換器200,300は、
キャリア検出・補間判定回路400に接続されており、
ここでリンクA,Bのキャリアが検出されるとともに、
前記表2に従った補間判定が行なわれる。また、上述し
た同期信号デコーダ206,306は、エラー検出・リ
ンク選択判定回路402に接続されており、ここでリン
クA,Bにおける同期信号のエラー検出と、エラーのな
いリンクの判定が行なわれる。判定結果は、選択スイッ
チ406に供給される。選択スイッチ406では、判定
結果に基づいて、同期信号デコーダ206,306のう
ちのエラーのない方の同期信号が選択されて出力され
る。
【0023】一方、上述したFIFOメモリ202,3
02の各出力は、補間処理回路408に供給されてい
る。補間処理回路408には、選択スイッチ406から
出力されたエラーのない同期信号F/V/Hのうちの水
平同期信号Hが供給されており、これを参照して合成処
理が行なわれる。まず、いずれのリンクにもエラーがな
いときは、図6,図8(F)に示した通常の合成処理が
行なわれ、合成後の映像信号Y/Cが出力される。しか
し、キャリア検出補間判定回路400の判定の結果、リ
ンクA,Bのいずれかにエラーが生じ補間が必要である
と判定されたときは、図2又は図3に示した補間処理が
行なわれる。
【0024】なお、本発明は、何ら前記実施形態に限定
されるものではない。例えば、データ補間の手法として
は、上述したものの他に各種のものが知られており、い
ずれを用いるようにしてもよい。また、2チャンネルの
デュアルリンクフォーマット(SMPTE294M規
格)の場合を例として挙げたが、それら以外の規格に適
用することを妨げるものではない。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数のチャンネルのエラーの有無を判定し、エラーのな
いチャンネルから同期信号を得るとともに、エラーのな
いチャンネルから得た映像信号に基づいてエラーが発生
したチャンネルの映像信号を補間することとしたので、
システムの決定的な破綻を良好に防止することができる
という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態における同期検出部の基本構
成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施形態における補間処理の一例を示
す図である。
【図3】本発明の実施形態における補間処理の他の例を
示す図である。
【図4】本発明の実施形態における装置構成を示すブロ
ック図である。
【図5】シリアルデジタルインターフェースにおける伝
送態様を示す図である。
【図6】前記図5の伝送形態における各リンクの伝送フ
ォーマットを示す図である。
【図7】デュアルリンクSDIの従来例を示すブロック
図である。
【図8】前記従来例における画像合成の作用を示すタイ
ムチャートである。
【符号の説明】
10…リンク選択判定部 12,406…選択スイッチ 100,110,200,300…S/P変換器 102,112,202,302…FIFOメモリ 104,204,304…EAV/SAV検出回路 106,206,306…同期信号デコーダ 108…マルチプレクサ 400…キャリア検出・補間判定回路 402…エラー検出・リンク選択判定回路 408…補間処理回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のリンクによって伝送されるととも
    に、SMPTE294M規格に準拠したデジタル映像信
    号から同期信号を検出するとともに、検出した同期信号
    を利用して各リンクの映像信号を合成するデジタル映像
    信号の受信装置において、 前記複数のリンクにそれぞれ含まれている同期コードか
    らエラーの有無を判定するエラー判定手段;このエラー
    判定手段の判定結果に基づいて、エラーがないと判定さ
    れたチャンネルから同期信号を得る信号選択手段;前記
    エラー判定手段によって、いずれかのチャンネルにエラ
    ーがあると判定されたときに、エラーのないリンクの映
    像信号を利用してエラーが生じたリンクの映像信号を補
    間する信号補間手段;を備えたことを特徴とするデジタ
    ル映像信号の受信装置。
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