JP2001136335A - ファクシミリシステムおよびこのファクシミリシステムで用いられるファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリシステムおよびこのファクシミリシステムで用いられるファクシミリ装置

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JP2001136335A
JP2001136335A JP31698699A JP31698699A JP2001136335A JP 2001136335 A JP2001136335 A JP 2001136335A JP 31698699 A JP31698699 A JP 31698699A JP 31698699 A JP31698699 A JP 31698699A JP 2001136335 A JP2001136335 A JP 2001136335A
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computer network
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English (en)
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Atsushi Marunouchi
淳 丸野内
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Toshiba TEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンピュータネットワークを介してのファク
シミリ伝送を行う確率を高めることで、通信コストを的
確に低減することを可能とする。 【解決手段】 CPU11はPSTN1を介しての着呼
をうけて開始された通信前手順において、自己のアドレ
スを発呼側のファクシミリ装置に対して通知する。CP
U11は発呼側である場合に、通信前手順において相手
のアドレスが通知された場合には、この通知アドレスを
取り込んだ後、PSTN1にて設定されているリンクを
切断する。そしてCPU11はこのようにリンクを切断
した後に、通知アドレスを宛先としたFAXメールをイ
ンターネット2へと送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、PSTN(Public
Switched Telephone Network)などの回線交換ネット
ワークとインターネットなどのコンピュータネットワー
クとを任意に使用してファクシミリ装置間でのファクシ
ミリ伝送を行うファクシミリシステムおよびこのファク
シミリシステムで使用されるファクシミリ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】遠隔地と画像を通信する方法としては、
PSTNやISDNを利用したファクシミリ装置が一般
的である。この種のファクシミリ装置は、操作が容易な
ことと、相手が不在であっても用件を伝えることができ
るために、ビジネス分野ばかりではなく家庭にも広く普
及している。
【0003】PSTNやISDNを利用したファクシミ
リの通信規格はITU(International Telecommunicat
ion Union)によってG3ファクシミリやG4ファクシ
ミリとして標準勧告されている。
【0004】このような従来のファクシミリの利点は、
直接受信側のファクシミリとの間に通信回線を確保する
ことにより、通信回線の帯域幅の許容する最速の通信速
度でデータが転送できること。直接相手と通信すること
で、データが確実に伝わったことを確認できること。あ
るいは送信するデータ形式が受信側の許容できる形式で
あるかの確認を行う能力ネゴシエーションを行うため
に、確実にデータを伝えることができることなどであ
る。
【0005】一方、インターネットが一般化するにつ
れ、従来の回線交換ネットワークの代わりにインターネ
ットを利用するサービスが盛んになってきた。
【0006】特に伝送距離やデータ量が大きい場合に
は、インターネットを介して送信する方が通信コストを
低く抑える事ができるので、インターネットを介しての
画像の送受信を行う機能を、通常のファクシミリ装置が
有する機能に加えて備えたファクシミリ装置が登場して
いる。
【0007】従ってこのようなファクシミリ装置によれ
ば、同種のファクシミリ装置に対して画像を送信するの
であれば、インターネットを介して通信することで通信
コストの低減を図ることが可能である。
【0008】そしてこの種のファクシミリ装置では従
来、回線交換ネットワークおよびコンピュータネットワ
ークのいずれを使用して画像の送信を行うのかは、宛先
の指定に当たってユーザが、回線交換ネットワークで使
用される電話番号を指定したか、それともコンピュータ
ネットワークで使用されるアドレスを指定したかに応じ
て決定するものとなっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このため、送信先のフ
ァクシミリ装置がインターネットを介しての画像の送受
信を行う機能を有していることをユーザが知らない場合
には、宛先として電話番号が指定されることとなり、回
線交換ネットワークを介してのファクシミリ伝送が行わ
れてしまうことになってしまう。
【0010】また短縮ダイヤルやワンタッチダイヤルな
どのような簡易ダイヤルの機能を有したファクシミリ装
置の場合、ある宛先に対して回線交換ネットワークで使
用される電話番号が登録された場合には、その宛先がイ
ンターネットを介しての画像の送受信を行う機能を有し
ているか否かをユーザが考えることなく、漫然と簡易ダ
イヤル機能が利用される場合があり、回線交換ネットワ
ークを介してのファクシミリ伝送が行われてしまうこと
になってしまう。
【0011】このようにして、コンピュータネットワー
クを介してのファクシミリ伝送が行える状況下にありな
がら回線交換ネットワークを介してのファクシミリ伝送
が行われてしまう場合が多く、通信コストの低減が十分
に図れないおそれがあるという不具合があった。
【0012】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たものであり、その目的とするところは、宛先のファク
シミリ装置がコンピュータネットワークを介してのファ
クシミリ伝送が可能なものである場合には、コンピュー
タネットワークを介してのファクシミリ伝送を行う確率
を高めることで通信コストを的確に低減することができ
るファクシミリシステムおよびこのファクシミリシステ
ムで使用されるファクシミリ装置を提供することにあ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに第1の発明は、例えばPSTNなどの回線交換ネッ
トワークおよび例えばインターネットなどのコンピュー
タネットワークを任意に使用してファクシミリ装置間で
のファクシミリ伝送を行うファクシミリシステムに接続
される複数のファクシミリ装置の少なくとも一部に、前
記回線交換ネットワークを介してのファクシミリ受信の
ための制御処理を行う例えばCPUのソフトウェア処理
により実現されるG3通信制御手段などの第1受信手段
と、前記コンピュータネットワークを介してのファクシ
ミリ受信のための制御処理を行う例えばCPUのソフト
ウェア処理により実現されるFAXメール通信制御手段
などの第2受信手段と、前記回線交換ネットワークを介
しての着呼に応じて前記第1受信手段により行われる通
信前手順中に、前記第2受信手段によりファクシミリ受
信を行うために前記コンピュータネットワークにて割り
当てられたアドレスを発呼元のファクシミリ装置へと通
知する例えばCPUのソフトウェア処理により実現され
るアドレス通知手段を設けた。
【0014】また前記複数のファクシミリ装置の少なく
とも一部に、前記回線交換ネットワークを介してのファ
クシミリ送信のための制御処理を行う例えばCPUのソ
フトウェア処理により実現されるG3通信制御手段など
の第1送信手段と、前記コンピュータネットワークを介
してのファクシミリ送信のための制御処理を行う例えば
CPUのソフトウェア処理により実現されるFAXメー
ル通信制御手段などの第2送信手段と、前記回線交換ネ
ットワークを介して発呼した際に、その発呼により開始
された通信前手順中にて発呼先のファクシミリ装置に備
えられた前記アドレス通知手段による前記アドレスの通
知がなされた場合に、その通知されたアドレスを取り込
む例えばCPUのソフトウェア処理により実現されるア
ドレス取込手段と、このアドレス取込手段によりアドレ
スの取り込みが行われた後、ファクシミリ伝送を開始す
ること無しに前記回線交換ネットワークを介して設定さ
れたリンクを切断する例えばCPUのソフトウェア処理
により実現される切断手段と、この切断手段により前記
リンクが切断された後に、前記アドレス取込手段により
取り込まれたアドレスを使用して前記コンピュータネッ
トワークを介してのファクシミリ送信を前記第2送信手
段に行わせる例えばCPUのソフトウェア処理により実
現されるネットワーク変更手段とを備えた。
【0015】このような手段を講じたことにより、コン
ピュータネットワークを介してのファクシミリ受信を行
う第2受信手段を有しているファクシミリ装置に対して
回線交換ネットワークを介しての着呼が生じた場合に
は、通信前手順において着呼側のファクシミリ装置のア
ドレスが発呼側のファクシミリ装置に対して通知され
る。そして発呼側のファクシミリ装置がコンピュータネ
ットワークを介してのファクシミリ受信を行う第2送信
手段を有しているならば、発呼側のファクシミリ装置か
ら通知されるアドレスを取り込んだのちに回線交換ネッ
トワークにて設定されたリンクが切断され、さらにこの
のちに通知されたアドレスを用いてのファクシミリ送信
が第2送信手段により行われる。従って、発呼側および
着呼側の双方のファクシミリ装置がコンピュータネット
ワークを介してのファクシミリ伝送が可能であるなら
ば、発呼側のファクシミリ装置において宛先としてユー
ザにより電話番号が指定されたとしても、ファクシミリ
伝送はコンピュータネットワークを介して行われ、回線
交換ネットワークにて設定されたリンクは通知されるア
ドレスの取り込みが終了した時点で切断される。
【0016】また第2の発明は、前記第1の発明におけ
る前記ネットワーク変更手段が備えられたファクシミリ
装置に、前記回線交換ネットワークにて使用される電話
番号および前記コンピュータネットワークにて使用され
るアドレスを複数記憶しておく例えば電話帳メモリなど
の記憶手段と、この記憶手段に記憶された電話番号また
はアドレスのうちでユーザにより選択指定された電話番
号またはアドレスを用いてのファクシミリ送信を自動実
行する例えばCPUのソフトウェア処理により実現され
る自動送信手段と、前記ネットワーク変更手段の制御の
下に前記コンピュータネットワークを介してのファクシ
ミリ送信が行われた場合に、当初使用した電話番号が前
記記憶手段に記憶されているならば、前記記憶手段に記
憶された当該電話番号を前記アドレス取込手段により取
り込まれたアドレスに書き換える例えばCPUのソフト
ウェア処理により実現される書換手段とを備えた。
【0017】このような手段を講じたことにより、自動
送信のために記憶手段に記憶されている電話番号を持つ
相手のアドレスが取得できた場合には、記憶手段に記憶
されている電話番号が対応するアドレスへと自動的に書
き換えられる。従って、次回からの選択指定の際には、
アドレスが選択指定されることとなり、最初からコンピ
ュータネットワークを介してのファクシミリ伝送が行わ
れることとなる。
【0018】また第3の発明は、前記第2の発明のファ
クシミリ装置に、前記記憶手段に記憶された電話番号の
アドレスへの自動書き換えを行うか否かのユーザによる
指定を受け付ける例えばCPUのソフトウェア処理によ
り実現される受付手段を備え、かつ前記書換手段を、前
記受付手段により電話番号のアドレスへの自動書き換え
を行う旨のユーザによる指定が受け付けられた場合にの
み電話番号のアドレスへの書き換えを実行するものとし
た。
【0019】このような手段を講じたことにより、記憶
手段に記憶されている電話番号が対応するアドレスへの
自動書き換えは、ユーザにより許容された場合にのみ行
われる。従って、ユーザの意に反して記憶手段の登録内
容が変更されてしまうことが防止される。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態につき説明する。
【0021】図1は本実施形態に係るファクシミリシス
テムの構成の概略を示すブロック図である。
【0022】この図に示すように本実施形態のファクシ
ミリシステムは、PSTN1およびインターネット2
に、複数のファクシミリ装置3,4が任意に接続されて
構成されている。
【0023】ここでファクシミリ装置3は、PSTN1
およびインターネット2の双方に接続され、PSTN1
およびインターネット2を選択的に使用してファクシミ
リ伝送を行うことが可能なものである。
【0024】またファクシミリ装置4は、PSTN4の
みを使用してファクシミリ伝送を行うことが可能なもの
であり、例えばG3規格に準拠した従来よりある一般的
な装置である。
【0025】図2は図1中におけるファクシミリ装置3
の要部構成を示すブロック図である。なお、図1と同一
部分には同一符号を付している。
【0026】この図に示すようにファクシミリ装置3
は、CPU11、ROM12、RAM13、情報記憶部
14、画像記憶部15、符号化・復号化部16、スキャ
ナ17、プリンタ18、モデム19、NCU20、電話
機制御部21、回線信号検出部22、LANインタフェ
ース23、操作・表示部24および時計部25を有して
なる。
【0027】そして、CPU11、ROM12、RAM
13、情報記憶部14、画像記憶部15、符号化・復号
化部16、スキャナ17、プリンタ18、モデム19、
NCU20、回線信号検出部22、LANインタフェー
ス23、操作・表示部24および時計部25は、システ
ムバス26を介して互いに接続されている。またNCU
20にはモデム19および電話機制御部21が、さらに
電話機制御部21には回線信号検出部22がそれぞれ接
続されている。
【0028】CPU11は、ROM12に格納された制
御プログラムに基づいて各部を総括制御するための制御
処理を行うことでファクシミリ装置としての動作を実現
する。
【0029】ROM12は、CPU11の制御プログラ
ム等を記憶する。
【0030】RAM13は、CPU11が各種の処理を
行うために必要となる各種の情報を記憶するために使用
される。
【0031】情報記憶部14は、例えばフラッシュメモ
リなどを用いてなり、各種の設定情報やその他の情報を
記憶しておく。この情報記憶部14の記憶領域の一部
は、短縮番号やワンタッチボタンに対応付けて登録され
た簡易ダイヤル用の電話番号やアドレスを記憶しておく
ための電話帳メモリに設定されている。
【0032】画像記憶部15は、例えば大容量のDRA
Mや、ハードディスク装置などを用いてなり、受信した
画像データや送信待ちの画像データを一時的に記憶して
おく。
【0033】符号化・復号化部16は、画像データに対
して冗長度圧縮のための符号化処理を施すとともに、冗
長度圧縮のための符号化がなされている画像データの復
号を行うものである。
【0034】スキャナ17は、送信原稿の読取りを行っ
て、その送信原稿を示す画像データを生成する。
【0035】プリンタ18は、画像データが示す画像を
記録用紙に対して印字する。
【0036】モデム19は、画像データを変調してファ
クシミリ伝送信号を生成したり、CPU11から与えら
れるコマンドを変調してコマンド伝送信号を生成するも
のであり、これらの伝送信号をNCU20を介してPS
TN加入者線1aへと送出する。またモデム19は、P
STN加入者線1aを介して到来し、NCU20を介し
て与えられたファクシミリ伝送データを復調して画像デ
ータを再生したり、コマンド伝送信号を復調してコマン
ドを再生する。
【0037】NCU20には、PSTN1に収容された
PSTN加入者線1aが接続されている。そしてNCU
20は、この接続されたPSTN加入者線1aに関し
て、状態監視や網への発信処理などを行なう。またNC
U20は、PSTN加入者線1aに対して送出するファ
クシミリ伝送信号の等化を図るとともに、レベルを設定
する。
【0038】電話機制御部21には、必要に応じて外部
電話機5が接続される。そして電話機制御部21は、接
続された外部電話機5を使用してPSTN加入者線1a
を介しての通話を行うことを可能とするための周知の制
御処理を行う。
【0039】回線信号検出部22は、PSTN加入者線
1aを介して到来する信号をNCU20および電話機制
御部21を介して受け、所定の信号の到来を検出する。
【0040】LANインタフェース23には、LAN回
線6およびメールサーバ7を介してインターネット2が
接続されている。そしてLANインタフェース23は、
このインターネット2を介してのデータ伝送を行う。
【0041】操作・表示部24は、ユーザによるCPU
11に対する各種の指示入力を受け付けるためのキー入
力部や、ユーザに対して報知すべき各種の情報をCPU
11の制御の下に表示するための表示部などを有する。
【0042】時計部25は、計時動作を常時行い、現在
時刻を示す現在時刻情報を出力する。
【0043】さて、CPU11がROM12に格納され
た制御プログラムに基づいて動作することで実現される
制御手段としては、ファクシミリ装置における周知の一
般的なものに加えて、G3通信制御手段、FAXメール
通信制御手段、アドレス通知手段、アドレス取込手段、
切断手段、ネットワーク変更手段、自動送信手段、受付
手段および書換手段を有している。
【0044】ここでG3通信制御手段は、PSTN1を
介してのファクシミリ伝送を行うための制御処理を行
う。
【0045】FAXメール通信制御手段は、画像を示す
データを含んだ電子メールデータであるFAXメール
を、インターネット2を介して送受信するための制御処
理を行う。
【0046】アドレス通知手段は、PSTN1を介して
の着呼に応じて行われる通信前手順中に、インターネッ
ト2を介してのFAXメールの受信を行うためにインタ
ーネット2上で自装置に対して割り当てられたアドレス
を発呼元のファクシミリ装置へと通知する。
【0047】アドレス取込手段は、PSTN1を介して
の発呼により開始された通信前手順中にて発呼先のファ
クシミリ装置からアドレスの通知がなされた場合に、そ
の通知されたアドレスを取り込む。
【0048】切断手段は、アドレス取込手段によりアド
レスの取り込みが行われた後に、ファクシミリ送信を開
始すること無しにPSTNを介して設定されたリンクを
切断する。
【0049】ネットワーク変更手段は、切断手段により
リンクが切断された後に、アドレス取込手段により取り
込まれたアドレスを使用してインターネットを介しての
FAXメール送信をFAXメール通信制御手段に行わせ
る。
【0050】自動送信手段は、情報記憶部14の電話帳
メモリに記憶された電話番号またはアドレスのうちでユ
ーザにより選択指定された電話番号またはアドレスを用
いてのファクシミリ送信を自動実行する。
【0051】受付手段は、電話番号のアドレスへの自動
更新を行う自動更新機能を有効とするか否かのユーザに
よる指定を受け付ける。
【0052】そして書換手段は、ネットワーク変更手段
の制御の下にFAXメール送信が行われ、かつ当初指定
された電話番号が簡易ダイヤル登録済みである前記記憶
手段に記憶されている場合で、さらに自動更新機能が有
効とされている場合にのみ、簡易ダイヤル登録されてい
る電話番号をアドレス取込手段により取り込まれたアド
レスに自動更新する。
【0053】次に以上のように構成されたファクシミリ
システムの動作をファクシミリ装置3の動作を中心とし
て説明する。
【0054】まずファクシミリ送信の必要が生じると、
CPU11は図3に示すような送信時処理を実行する。
【0055】この送信時処理においてCPU11はま
ず、操作・表示部24でのユーザによる所定の指示操作
によりなされる宛先指定を受け付ける(ステップST
1)。この宛先指定の受け付けは、数字・文字入力によ
る直接的な指定や、短縮番号指定やワンタッチダイヤル
ボタンの押下による電話帳内選択による指定を受け付け
ることで行う。
【0056】この宛先指定の受け付けが終了したなら
ば、CPU11は続いて、その宛先指定で宛先として指
定されたのが電話番号であるか否かを確認する(ステッ
プST2)。
【0057】ここで電話番号ではなくアドレスが宛先と
して指定されたのであれば、CPU11はFAXメール
通信制御手段により、指定アドレスを宛先として示した
FAXメールを作成し、これをインターネット2へと送
信する(ステップST3)。そしてこの場合にCPU1
1は、このFAXメールの送信を完了したことをもっ
て、今回の送信時処理を終了する。
【0058】これに対して、宛先指定にて電話番号が指
定されたのであれば、CPU11は指定電話番号を用い
てPSTN1へと発呼する(ステップST4)。
【0059】こののちCPU11は、上記の発呼に対し
て所定の発呼中止条件が成立するまでに発呼先が応答す
るか否かの監視を行う(ステップST5)。なお発呼中
止条件とは例えば、所定の待機時間の経過、ユーザによ
る発呼中止指示、あるいは話中音の到来などである。
【0060】もしここで発呼先が応答することなく発呼
中止条件が成立したならば、CPU11は発呼を断念し
て今回の送信時処理を終了する。
【0061】しかし、所定の発呼中止条件が成立するま
でに発呼先が応答したならば、CPU11はG3通信制
御手段により、G3手順における通信前手順を開始する
(ステップST6)。
【0062】そしてこののちにCPU11はネットワー
ク変更手段により、ネットワーク変更を実行するか否か
を判断するために、相手からアドレスが通知されるか、
あるいは通信前手順が完了するのを待ち受ける(ステッ
プST7およびステップST8)。
【0063】さてファクシミリ装置3,4は、PSTN
1を介しての通信を行うことが可能な状態にあるときに
自局宛の発呼にともなってPSTN1から呼び出しを受
けると、G3手順における通信前手順を開始し、DI
S,DSIおよびNSFの各信号を送信する。
【0064】ただしファクシミリ装置3においてCPU
11はアドレス通知手段により、NSF信号に図4に示
すようにインターネット2を経由してのFAXメールの
受信が行えることを示すIFAXフラグと、自装置宛の
FAXメールをインターネット2上で伝送するためのア
ドレスとを付加する。
【0065】このようにアドレスをNSF信号に付加す
る機能は、ファクシミリ装置4のようなインターネット
2を介してのFAXメールの受信が行えないものには設
けられていない。
【0066】従って、着呼側のファクシミリ装置がこの
種のものであれば、アドレスの通知が行われることなし
に通信前手順が継続され、やがて通信前手順が完了する
こととなる。
【0067】そこで発呼側のファクシミリ装置3のCP
U11は、ステップST7およびステップST8の待ち
受け状態で通信前手順が完了したならば、相手はインタ
ーネット2を介してのFAXメールの受信が行えないも
のであると判定し、そのままPSTN1を介してのG3
手順による画像送信手順をG3通信制御手段により実行
する(ステップST9)。そしてこの画像送信手順が完
了したことをもって、CPU11は今回の送信時処理を
終了する。
【0068】しかしながら、着呼側が本願発明に係るフ
ァクシミリ装置3であるならば、発呼側のファクシミリ
装置3には前述のようにNSF信号に付加されてアドレ
スが通知されることになる。
【0069】そこで発呼側のファクシミリ装置3におい
ては、CPU11はアドレス取込手段により、その通知
されたアドレスを取り込む(ステップST10)。そし
てこの通知アドレスの取り込みが完了したならば、CP
U11は切断手段により、PSTN1を介して設定され
ているリンクを即座に切断する(ステップST11)。
【0070】そしてこの後にCPU11はFAXメール
通信制御手段により、ステップST10で取り込んだ通
知アドレスを宛先として示したFAXメールを作成し、
これをインターネット2へと送信する(ステップST1
2)。
【0071】続いてCPU11は、今回の送信時処理に
おける指定電話番号が情報記憶部14の電話帳メモリに
登録済みであり、かつ自動更新機能がONとされている
か否かの判断を行う(ステップST13およびステップ
ST14)。
【0072】ここで、上記の条件が満たされるならばC
PU11は、電話帳メモリに記憶されている指定電話番
号を通知アドレスに書き換え(ステップST15)、こ
れをもって今回の送信時処理を終了する。
【0073】これに対して、指定電話番号が電話帳メモ
リに記憶されていないか、自動更新機能がOFFとされ
ているならば、CPU11はステップST15を行うこ
と無しに今回の送信時処理を終了する。
【0074】なお以上のステップST13乃至ステップ
ST15の処理は、書き換え手段によりなされる。
【0075】また自動更新機能のON/OFFは、当フ
ァクシミリ装置3の動作環境の設定処理において、ユー
ザの指定をCPU11が受付手段によって受け付けるこ
とによってなされる。
【0076】以上のように本実施形態によれば、PST
N1およびインターネット2の双方を使用してファクシ
ミリ伝送を行えるファクシミリ装置3では、着呼時にお
ける通信前手順中にて、自己のアドレスを発呼側へと通
知する。
【0077】そしてファクシミリ装置3は発呼時には、
相手が同種のファクシミリ装置3であって上述のように
アドレスの通知がなされるならば、その通知アドレスを
取り込んだ上でPSTN1で設定されたリンクを即座に
切断し、通知アドレスを用いてインターネット2を介し
てのFAXメールの送信を行う。
【0078】従って、ユーザにより宛先として電話番号
が指定されたとしても、相手がインターネット2を介し
てのFAXメールの受信も行えるのであるならば、イン
ターネット2を介してのFAXメールの送受によってフ
ァクシミリ伝送が行われるから、ファクシミリ伝送は正
しく行われる。そして、最初にPSTN1にて設定され
たリンクは、通信前手順の途中において切断されるか
ら、PSTN1の使用を最小限に抑えることができ、P
STN1の使用によりかかる通信コストを最小限に抑え
ることができる。
【0079】また本実施形態では、上述のように使用ネ
ットワークをインターネット2に変更してのファクシミ
リ伝送を行った場合、指定電話番号が電話帳メモリに登
録されているのであれば、その電話帳メモリに登録され
た指定電話番号を通知アドレスに更新する。
【0080】従って、このように更新がなされた相手に
対して以降において電話帳メモリからの選択指示による
自動送信を行う場合には、最初からアドレスが取得され
てインターネット2を介してのFAXメール伝送が行わ
れることとなるので、PSTN1の使用をさらに最小限
に抑え、PSTN1の使用によりかかる通信コストをさ
らに低減することができる。
【0081】なお、ある相手に関してユーザが、インタ
ーネット2を介しての通信も可能であることを知りなが
ら何らかの事情により意図的にPSTN1を介しての通
信を行おうとする場合も考えられ、電話帳メモリには電
話番号を登録しておきたい場合もある。
【0082】しかし本実施形態では、電話帳メモリに記
憶された電話番号のアドレスへの自動更新を行うか否か
をユーザが設定可能としているので、ユーザの意に反し
て電話番号がアドレスに自動更新されてしまうことを防
止することが可能であり、電話帳メモリの登録内容をユ
ーザの意図するものとしておくことができる。
【0083】なお、本発明は上記実施形態に限定される
ものではない。例えば上記実施形態では、自動更新機能
がONであれば電話番号のアドレスへの自動更新を行う
ものとしているが、更新を行うか否かの指定を逐一ユー
ザに行わせ、更新実行が指定された場合にのみ更新を行
うようにしても良い。あるいは、ユーザの意思を確認す
ることなく、条件が成立した場合には常に電話番号のア
ドレスへの自動更新を行うようにしても良い。
【0084】また上記実施形態では、アドレスの通知を
NSF信号を用いて行うこととしているが、他の任意の
方法で行うようにしても良い。
【0085】また上記実施形態では、PSTN1を介し
ての通信手順としてG3方式を用いるものとしている
が、G2方式や、独自方式などのその他の方式を用いる
場合にも本願の適用が可能である。
【0086】また上記実施形態では、回線交換ネットワ
ークとしてPSTN1を用いるものとしているが、IS
DNなどの他のネットワークを用いる場合にも本願発明
の適用が可能である。
【0087】また上記実施形態では、コンピュータネッ
トワークとしてインターネットを用いるものとしている
が、LANやWAN(Wide Area Network)などの他の
ネットワークを用いる場合にも本願発明の適用が可能で
ある。
【0088】このほか、本発明の要旨を逸脱しない範囲
で種々の変形実施が可能である。
【0089】
【発明の効果】第1の発明は、回線交換ネットワークお
よびコンピュータネットワークを任意に使用してファク
シミリ装置間でのファクシミリ伝送を行うファクシミリ
システムに接続される複数のファクシミリ装置の少なく
とも一部に、前記回線交換ネットワークを介してのファ
クシミリ受信のための制御処理を行う第1受信手段と、
前記コンピュータネットワークを介してのファクシミリ
受信のための制御処理を行う第2受信手段と、前記回線
交換ネットワークを介しての着呼に応じて前記第1受信
手段により行われる通信前手順中に、前記第2受信手段
によりファクシミリ受信を行うために前記コンピュータ
ネットワークにて割り当てられたアドレスを発呼元のフ
ァクシミリ装置へと通知するアドレス通知手段を設け
た。
【0090】また前記複数のファクシミリ装置の少なく
とも一部に、前記回線交換ネットワークを介してのファ
クシミリ送信のための制御処理を行う第1送信手段と、
前記コンピュータネットワークを介してのファクシミリ
送信のための制御処理を行う第2送信手段と、前記回線
交換ネットワークを介して発呼した際に、その発呼によ
り開始された通信前手順中にて発呼先のファクシミリ装
置に備えられた前記アドレス通知手段による前記アドレ
スの通知がなされた場合に、その通知されたアドレスを
取り込むアドレス取込手段と、このアドレス取込手段に
よりアドレスの取り込みが行われた後、ファクシミリ伝
送を開始すること無しに前記回線交換ネットワークを介
して設定されたリンクを切断する切断手段と、この切断
手段により前記リンクが切断された後に、前記アドレス
取込手段により取り込まれたアドレスを使用して前記コ
ンピュータネットワークを介してのファクシミリ送信を
前記第2送信手段に行わせるネットワーク変更手段とを
備えた。
【0091】この結果、発呼側および着呼側の双方のフ
ァクシミリ装置がコンピュータネットワークを介しての
ファクシミリ伝送が可能であるならば、発呼側のファク
シミリ装置において宛先としてユーザにより電話番号が
指定されたとしても、ファクシミリ伝送はコンピュータ
ネットワークを介して行われ、回線交換ネットワークに
て設定されたリンクは通知されるアドレスの取り込みが
終了した時点で切断されることとなり、コンピュータネ
ットワークを介してのファクシミリ伝送を行う確率を高
めることで通信コストを的確に低減することが可能とな
る。
【0092】また第2の発明によれば、前記第1の発明
における前記ネットワーク変更手段が備えられたファク
シミリ装置に、前記回線交換ネットワークにて使用され
る電話番号および前記コンピュータネットワークにて使
用されるアドレスを複数記憶しておく記憶手段と、この
記憶手段に記憶された電話番号またはアドレスのうちで
ユーザにより選択指定された電話番号またはアドレスを
用いてのファクシミリ送信を自動実行する自動送信手段
と、前記ネットワーク変更手段の制御の下に前記コンピ
ュータネットワークを介してのファクシミリ送信が行わ
れた場合に、当初使用した電話番号が前記記憶手段に記
憶されているならば、前記記憶手段に記憶された当該電
話番号を前記アドレス取込手段により取り込まれたアド
レスに書き換える書換手段とを備えたので、次回からの
選択指定の際には、アドレスが選択指定されることとな
り、最初からコンピュータネットワークを介してのファ
クシミリ伝送を行うことができ、この結果、回線交換ネ
ットワークが使用される確率をさらに低減して通信コス
トをさらに低減することが可能となる。
【0093】また第3の発明は前記第2の発明のファク
シミリ装置に、前記記憶手段に記憶された電話番号のア
ドレスへの自動書き換えを行うか否かのユーザによる指
定を受け付ける受付手段を備え、かつ前記書換手段を、
前記受付手段により電話番号のアドレスへの自動書き換
えを行う旨のユーザによる指定が受け付けられた場合に
のみ電話番号のアドレスへの書き換えを実行するものと
したので、ユーザの意に反して記憶手段の登録内容が変
更されてしまうことを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るファクシミリシステ
ムの構成の概略を示すブロック図。
【図2】図1中におけるファクシミリ装置3の要部構成
を示すブロック図。
【図3】図2中のCPU11による送信時処理における
処理手順を示すフローチャート。
【図4】通信前手順における着呼側ファクシミリ装置か
ら発呼側ファクシミリ装置へのアドレス通知の様子を示
す図。
【符号の説明】
1…PSTN 1a…PSTN加入者線 2…インターネット 3,4…ファクシミリ装置 5…外部電話機 6…LAN回線 7…メールサーバ 11…CPU 12…ROM 13…RAM 14…情報記憶部 15…画像記憶部 16…符号化・復号化部 17…スキャナ 18…プリンタ 19…モデム 20…NCU 21…電話機制御部 22…回線信号検出部 23…LANインタフェース 24…操作・表示部 25…時計部 26…システムバス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/32 H04L 13/00 303B 1/34 305D Fターム(参考) 5B089 GA26 HA01 JA05 JB01 KA16 KB06 KC23 KC59 KG01 KG05 KG08 KG10 5C062 AA02 AA12 AA13 AA29 AA30 AA33 AA35 AB11 AB41 AB43 AC29 AE02 AE14 AF03 AF05 AF08 BA01 BD09 5C075 AB90 BA08 BA09 CA01 CD09 CE08 FF90 GG09 5K034 AA14 CC04 EE09 EE10 FF01 HH01 HH02 HH06 JJ24 LL01 LL02 MM22 MM39 NN22 5K101 KK01 LL02 PP03 QQ11 RR14

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の回線交換ネットワークおよび所定
    のコンピュータネットワークに任意に複数のファクシミ
    リ装置が接続されてなり、前記回線交換ネットワークお
    よび前記コンピュータネットワークを任意に使用して前
    記ファクシミリ装置間でのファクシミリ伝送を行うファ
    クシミリシステムにおいて、 前記複数のファクシミリ装置の少なくとも一部に、 前記回線交換ネットワークを介してのファクシミリ受信
    のための制御処理を行う第1受信手段と、 前記コンピュータネットワークを介してのファクシミリ
    受信のための制御処理を行う第2受信手段と、 前記回線交換ネットワークを介しての着呼に応じて前記
    第1受信手段により行われる通信前手順中に、前記第2
    受信手段によりファクシミリ受信を行うために前記コン
    ピュータネットワークにて割り当てられたアドレスを発
    呼元のファクシミリ装置へと通知するアドレス通知手段
    を設け、 かつ前記複数のファクシミリ装置の少なくとも一部に、 前記回線交換ネットワークを介してのファクシミリ送信
    のための制御処理を行う第1送信手段と、 前記コンピュータネットワークを介してのファクシミリ
    送信のための制御処理を行う第2送信手段と、 前記回線交換ネットワークを介して発呼した際に、その
    発呼により開始された通信前手順中にて発呼先のファク
    シミリ装置に備えられた前記アドレス通知手段による前
    記アドレスの通知がなされた場合に、その通知されたア
    ドレスを取り込むアドレス取込手段と、 このアドレス取込手段によりアドレスの取り込みが行わ
    れた後、ファクシミリ伝送を開始すること無しに前記回
    線交換ネットワークを介して設定されたリンクを切断す
    る切断手段と、 この切断手段により前記リンクが切断された後に、前記
    アドレス取込手段により取り込まれたアドレスを使用し
    て前記コンピュータネットワークを介してのファクシミ
    リ送信を前記第2送信手段に行わせるネットワーク変更
    手段とを具備したことを特徴とするファクシミリシステ
    ム。
  2. 【請求項2】 所定の回線交換ネットワークおよび所定
    のコンピュータネットワークに任意に複数のファクシミ
    リ装置が接続されてなり、前記回線交換ネットワークお
    よび前記コンピュータネットワークを任意に使用して前
    記ファクシミリ装置間でのファクシミリ伝送を行うもの
    であって、かつ前記複数のファクシミリ装置の少なくと
    も一部が、 前記回線交換ネットワークを介してのファクシミリ送信
    のための制御処理を行う第1送信手段と、 前記コンピュータネットワークを介してのファクシミリ
    送信のための制御処理を行う第2送信手段と、 前記回線交換ネットワークを介して発呼した際に、その
    発呼により開始された通信前手順中にて発呼先のファク
    シミリ装置に備えられた前記アドレス通知手段による前
    記アドレスの通知がなされた場合に、その通知されたア
    ドレスを取り込むアドレス取込手段と、 このアドレス取込手段によりアドレスの取り込みが行わ
    れた後、ファクシミリ伝送を開始すること無しに前記回
    線交換ネットワークを介して設定されたリンクを切断す
    る切断手段と、 この切断手段により前記リンクが切断された後に、前記
    アドレス取込手段により取り込まれたアドレスを使用し
    て前記コンピュータネットワークを介してのファクシミ
    リ送信を前記第2送信手段に行わせるネットワーク変更
    手段とを具備しているファクシミリシステムで使用され
    るファクシミリ装置において、 前記回線交換ネットワークを介してのファクシミリ受信
    のための制御処理を行う第1受信手段と、 前記コンピュータネットワークを介してのファクシミリ
    受信のための制御処理を行う第2受信手段と、 前記回線交換ネットワークを介しての着呼に応じて前記
    第1受信手段により行われる通信前手順中に、前記第2
    受信手段によりファクシミリ受信を行うために前記コン
    ピュータネットワークにて割り当てられたアドレスを発
    呼元のファクシミリ装置へと通知するアドレス通知手段
    とを具備したことを特徴とするファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 所定の回線交換ネットワークおよび所定
    のコンピュータネットワークに任意に複数のファクシミ
    リ装置が接続されてなり、前記回線交換ネットワークお
    よび前記コンピュータネットワークを任意に使用して前
    記ファクシミリ装置間でのファクシミリ伝送を行うもの
    であって、かつ前記複数のファクシミリ装置の少なくと
    も一部が、 前記回線交換ネットワークを介してのファクシミリ受信
    のための制御処理を行う第1受信手段と、 前記コンピュータネットワークを介してのファクシミリ
    受信のための制御処理を行う第2受信手段と、 前記回線交換ネットワークを介しての着呼に応じて前記
    第1受信手段により行われる通信前手順中に、前記第2
    受信手段によりファクシミリ受信を行うために前記コン
    ピュータネットワークにて割り当てられたアドレスを発
    呼元のファクシミリ装置へと通知するアドレス通知手段
    とを具備しているファクシミリシステムで使用されるフ
    ァクシミリ装置において、 前記回線交換ネットワークを介してのファクシミリ送信
    のための制御処理を行う第1送信手段と、 前記コンピュータネットワークを介してのファクシミリ
    送信のための制御処理を行う第2送信手段と、 前記回線交換ネットワークを介して発呼した際に、その
    発呼により開始された通信前手順中にて発呼先のファク
    シミリ装置に備えられた前記アドレス通知手段による前
    記アドレスの通知がなされた場合に、その通知されたア
    ドレスを取り込むアドレス取込手段と、 このアドレス取込手段によりアドレスの取り込みが行わ
    れた後、ファクシミリ伝送を開始すること無しに前記回
    線交換ネットワークを介して設定されたリンクを切断す
    る切断手段と、 この切断手段により前記リンクが切断された後に、前記
    アドレス取込手段により取り込まれたアドレスを使用し
    て前記コンピュータネットワークを介してのファクシミ
    リ送信を前記第2送信手段に行わせるネットワーク変更
    手段とを具備したことを特徴とするファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 前記回線交換ネットワークにて使用され
    る電話番号および前記コンピュータネットワークにて使
    用されるアドレスを複数記憶しておく記憶手段と、 この記憶手段に記憶された電話番号またはアドレスのう
    ちでユーザにより選択指定された電話番号またはアドレ
    スを用いてのファクシミリ送信を自動実行する自動送信
    手段と、 前記ネットワーク変更手段の制御の下に前記コンピュー
    タネットワークを介してのファクシミリ送信が行われた
    場合に、当初使用した電話番号が前記記憶手段に記憶さ
    れているならば、前記記憶手段に記憶された当該電話番
    号を前記アドレス取込手段により取り込まれたアドレス
    に書き換える書換手段とを具備したことを特徴とする請
    求項3に記載のファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】 前記記憶手段に記憶された電話番号のア
    ドレスへの自動書き換えを行うか否かのユーザによる指
    定を受け付ける受付手段を備え、 かつ前記書換手段は、前記受付手段により電話番号のア
    ドレスへの自動書き換えを行う旨のユーザによる指定が
    受け付けられた場合にのみ電話番号のアドレスへの書き
    換えを実行することを特徴とする請求項4に記載のファ
    クシミリ装置。
JP31698699A 1999-11-08 1999-11-08 ファクシミリシステムおよびこのファクシミリシステムで用いられるファクシミリ装置 Abandoned JP2001136335A (ja)

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