JP2001135565A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

Info

Publication number
JP2001135565A
JP2001135565A JP31622199A JP31622199A JP2001135565A JP 2001135565 A JP2001135565 A JP 2001135565A JP 31622199 A JP31622199 A JP 31622199A JP 31622199 A JP31622199 A JP 31622199A JP 2001135565 A JP2001135565 A JP 2001135565A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resist
resist pattern
pattern
substrate
lithography step
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP31622199A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumikatsu Uesawa
史且 上澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP31622199A priority Critical patent/JP2001135565A/ja
Publication of JP2001135565A publication Critical patent/JP2001135565A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/70425Imaging strategies, e.g. for increasing throughput or resolution, printing product fields larger than the image field or compensating lithography- or non-lithography errors, e.g. proximity correction, mix-and-match, stitching or double patterning
    • G03F7/7045Hybrid exposures, i.e. multiple exposures of the same area using different types of exposure apparatus, e.g. combining projection, proximity, direct write, interferometric, UV, x-ray or particle beam

Abstract

(57)【要約】 【課題】 EB直描により同一基板上に微細レジストパ
ターンとラフレジストパターンとを描画するとスループ
ットが大幅に低下するため、ラフレジストパターンを他
の露光方法で形成することを可能にしてスループットの
向上を図る。 【解決手段】 基板11上に第1のレジストを塗布した
後、光露光、現像を行って第1のレジストパターン13
を形成する第1のリソグラフィー工程と、第1のレジス
トパターン13をシリル化する工程と、シリル化した第
1のレジストパターン11を残した状態で、基板11上
に第2のレジストを塗布した後、電子線露光、現像を行
って第2のレジストパターン16を形成する第2のリソ
グラフィー工程とを備えた半導体装置の製造方法であ
り、第1のレジストパターン13をシリル化した後で、
第2のレジストを塗布する前に、第1のレジストパター
ン13に酸素プラズマ処理を施すことが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、いわゆるハイブリ
ッドリソグラフィー工程を備えた半導体装置の製造方法
に関し、詳しくは、一つのレジストを用いて光露光でレ
ジストパターンを形成する工程と電子線露光でレジスト
パターンを形成する工程とを備えた半導体装置の製造方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】LSIの製造技術として、近年、化学的
機械研磨(以下、CMPという、CMPはChemical Mec
hanical Polishing の略)を用いた平坦化技術が用いら
れるようになった。これは、LSIの集積度や性能の向
上を目的にパターンの微細化が進められた結果、リソグ
ラフィー工程における焦点深度の確保が極めて困難にな
り、パターンの形成前の基板(ウエハ)表面の平坦化を
今まで以上に強力に行う必要性が生じたためである。
【0003】CMPは、基板表面を研摩することにより
平坦化する技術であるが、パターン密度に応じて研摩速
度が異なるという欠点を有する。すなわち、チップ内で
パターンが疎の部分と密の部分とが存在すると、研摩速
度がパターンが疎の領域と密の領域とでことなるため
に、基板面内を均一に研摩することが困難になり、結果
として、基板表面を平坦に加工することが困難になると
いう問題があった。
【0004】この問題を解決する方法として、パターン
密度が疎の領域にダミーパターンを配置し、基板全面で
のパターン密度が均一になるようにマスクデータを修正
する方法が用いられている。
【0005】一方、次世代LSIの先行開発を行う現場
では、より微細なパターンの形成を目的に、電子線直接
描画(以下EB直描という)リソグラフィーが用いられ
ている。次世代LSIの量産露光技術としては、光源に
波長が193nmのフッ化アルゴン(ArF)レーザや
波長が157nmのフッ素(F2 )レーザを用いた露光
技術が本命とされているが、上記レーザを用いた次世代
LSI用露光装置の開発は遅れており、供給されていな
いのが現状である。それを補う方法として、光リソグラ
フィーと比較して高い解像度を有するEB直描リソグラ
フィー技術は、次世代LSIの先行開発を行う上で重要
な役割を担っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、EB直
描リソグラフィーは光リソグラフィーと比較してスルー
プットが大幅に劣るという欠点を有する。例えば0.1
3μm世代のLSIの場合、1時間で8インチウエハで
1枚程度の処理能力しか有していないのが現状である。
これは光リソグラフィーの約1/70程度の処理速度で
ある。したがって、本来の微細なLSIパターンのみな
らず、上記のようなCMP用のダミーパターンをも付加
して、EB直描技術により描画することは、EB直描技
術にとって大きな負担となる。上記ダミーパターンを付
加して描画する場合のスループットは、ダミーパターン
のデータ量に依存するが、おおよそ10%〜50%程度
悪化する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するためになされた半導体装置の製造方法であり、第
1の半導体装置の製造方法は、基板上に第1のレジスト
を塗布した後、露光、現像を行って第1のレジストパタ
ーンを形成する第1のリソグラフィー工程と、前記第1
のレジストパターンをシリル化する工程と、前記シリル
化した第1のレジストパターンを残した状態で、前記基
板上に第2のレジストを塗布した後、その塗布膜に露
光、現像を行って第2のレジストパターンを形成する第
2のリソグラフィー工程とを備えた半導体装置の製造方
法である。
【0008】第1の半導体装置の製造方法では、第1の
リソグラフィー工程で形成した第1のレジストパターン
をシリル化した後、基板上にシリル化した第1のレジス
トパターンを残した状態で第2のリソグラフィー工程に
より第2のレジストパターンを形成することから、基板
上に第1のレジストパターンと第2のレジストパターン
とが混載された状態に形成される。特に、第1のレジス
トパターンはシリル化されていることから、第2のレジ
ストパターンを形成する際の露光、現像処理を行っても
第1のレジストパターンがその処理の影響を受けること
はなく、第1のレジストパターンの形状は保たれる。
【0009】第2の半導体装置の製造方法は、基板上に
シリコンを含む第1のレジストを塗布した後、露光、現
像を行って第1のレジストパターンを形成する第1のリ
ソグラフィー工程と、前記第1のレジストパターンを残
した状態で、前記基板上に前記第1のレジストと異なる
第2のレジストを塗布した後、その塗布膜に露光、現像
を行って第2のレジストパターンを形成する第2のリソ
グラフィー工程とを備えた半導体装置の製造方法であ
り、好ましくは、第2のリソグラフィー工程前に第1の
レジストパターンに対して酸素プラズマ処理を施す。
【0010】第2の半導体装置の製造方法では、第1の
リソグラフィー工程ではシリコンを含むレジストを用い
て第1のレジストパターンを形成し、この第1のレジス
トパターンを残した状態で、第2のリソグラフィー工程
により第1のレジストとは異なる第2のレジストで形成
される塗布膜で第2のレジストパターンを形成しても、
第2のレジストパターンを形成する際の露光、現像処理
によって第1のレジストパターンが影響を受けることな
く、第1のレジストパターンはその形状が保たれた状態
で残る。その結果、基板上に第1のレジストパターンと
第2のレジストパターンとを混載した状態に形成され
る。また、第2のリソグラフィー工程前に第1のレジス
トパターンに対して後酸素プラズマ処理を施すことによ
り、第1のレジストパターンの表面が酸化シリコン化さ
れる。そのため、第1のレジストパターンの表面は強固
に硬化され、第2のリソグラフィー工程で第1のレジス
トパターン形状が損なわれることはない。
【0011】したがって、上記第1、第2の半導体装置
の製造方法によれば、光リソグラフィーでは十分な解像
度が得られないためにEB直描リソグラフィーの精度が
必要となる微細パターンと光リソグラフィーの精度で十
分に解像することができるようなラフパターンとが効率
よく同一基板上に形成される。具体的には、第1のリソ
グラフィー工程を光リソグラフィーで行ってラフパター
ンを形成し、第2のリソグラフィー工程をEB直描リソ
グラフィーで行って微細パターンを形成することによ
り、同一基板上に微細パターンとラフパターンとを混載
して形成することが実現される。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の第1の製造方法に係わる
実施の形態の一例を、図1の製造工程断面図によって説
明する。
【0013】図1の(1)に示すように、例えば回転塗
布法によって、基板11上にi線露光用レジストもしく
はg線露光用レジストを塗布して第1のレジスト膜12
を形成する。上記i線露光用レジストやg線露光用レジ
ストには一般に知られているノボラック系樹脂のレジス
トを用いることができる。
【0014】次いで、図1の(2)に示すように、上記
第1のレジスト膜12に対して光露光、現像を行って、
上記基板11上に第1のレジスト膜12で第1のレジス
トパターン13を形成する。ここでは、例えば第1のレ
ジストパターン13をCMP用のダミーパターンに加工
した。このようにして第1のリソグラフィー工程が終了
する。
【0015】その後、図1の(3)に示すように、上記
第1のリソグラフィー工程で形成した上記第1のレジス
トパターン13をシリル化処理により硬化させる。この
シリル化処理条件はの一例として、シリル化剤に、例え
ば、ヘキサメチルジシラザン(HMDS:hexamethyldisilaz
ane )、テトラメチルジシラザン(TMDS:tetramethyldi
silazane)、ジメチルシリルジメチルアミン(DMSDMA:d
imethylsilyldimethylamine )、ジメチルシリルジエチ
ルアミン(DMSDEA:dimethylsilyldiethylamine)、トリメチルシ
リルシ゛メチルアミン(TMSDMA:trimethylsilyldimethylamine)もし
くはトリメチルシリルジエチルアミン(TMSDEA:trimeth
ylsilyldiethylamine )を用い、シリル化雰囲気の温度
を例えば100℃、シリル化雰囲気の圧力を例えば6.
67kPa、シリル化時間を60秒に設定した。
【0016】上記シリル化処理だけでは第1のレジスト
パターン13の硬化が不十分な場合には、第1のレジス
トパターン13に酸素プラズマ処理を施す。この酸素プ
ラズマ処理は、通常の酸素プラズマによるレジストアッ
シング装置を用いて、酸素プラズマ中に第1のレジスト
パターン13の表面を例えば1分程度さらすことにより
行う。この酸素プラズマ処理によって、第1のレジスト
パターン13のシリル化した表面が酸化され、酸化シリ
コン膜14が形成される。この酸素プラズマ処理によっ
て第1のレジストパターン13の表面はより強固に硬化
される。
【0017】次に、図1の(4)に示すように、上記基
板11上に上記シリル化した第1のレジストパターン1
3を残した状態で、例えば回転塗布法によって、上記基
板11上に例えば電子線露光用の第2のレジストを塗布
して第2のレジスト膜15を形成する。
【0018】次いで、図1の(5)に示すように、上記
第2のレジスト膜15に対して電子線露光、現像を行っ
て、上記第2のレジスト膜15を第2のレジストパター
ン16を形成する。ここでは、例えば第2のレジストパ
ターン16を微細LSI回路パターンに加工した。この
ようにして第2のリソグラフィー工程が終了する。この
結果、基板11上に、第1のレジストパターン13と第
2のレジストパターン16とを混載した状態に形成する
ことが可能になる。
【0019】上記第1の製造方法の実施の形態では、第
1のリソグラフィー工程で形成した第1のレジストパタ
ーン13をシリル化した後、基板11上にシリル化した
第1のレジストパターン13を残した状態で第2のリソ
グラフィー工程により第2のレジストパターン16を形
成することから、基板11上に第1のレジストパターン
13と第2のレジストパターン16とが混載される。特
に、第1のレジストパターン13はシリル化されている
ことから、第2のレジストパターン16を形成する際の
露光、現像処理を行っても第1のレジストパターン13
がその処理の影響を受けることはなく、第1のレジスト
パターン13の形状は保たれる。
【0020】なお、上記実施の形態において、第1のリ
ソグラフィー工程と第2のリソグラフィー工程を逆にし
て、第2のリソグラフィー工程を実施した後、第2のレ
ジストパターンをシリル化し、その後シリル化した第2
のレジストパターンを基板上に残した状態で、第1のリ
ソグラフィー工程を行うことも、原理的には可能であ
る。しかしながら、シリル化によりレジストは体積が膨
張するため、、微細パターンを形成する第2のリソグラ
フィー工程で形成した第2のレジストパターンをシリル
化するよりは、上記説明したように、光露光で形成され
る第1のレジストパターンをシリル化した方が好まし
い。
【0021】次に、本発明の第2の製造方法に係わる実
施の形態の一例を、図2の製造工程断面図によって説明
する。
【0022】図2の(1)に示すように、例えば回転塗
布法によって、基板21上にi線露光用レジストもしく
はg線露光用のシリコンを含む第1のレジストを塗布し
て第1のレジスト膜22を形成する。上記第1のレジス
ト膜22に対してi線露光、g線露光以外の光露光を行
う場合には、上記第1のレジスト膜22をその露光波長
に合わせたシリコンを含むレジストで形成する。
【0023】次いで、図2の(2)に示すように、上記
第1のレジスト膜22に対して光露光、現像を行って、
上記基板21上に第1のレジスト膜22で第1のレジス
トパターン23を形成する。ここでは、例えば第2のレ
ジストパターン23をCMP用のダミーパターンに加工
した。このようにして第1のリソグラフィー工程が終了
する。
【0024】その後、好ましくは、図2の(3)に示す
ように、第1のレジストパターン23に酸素プラズマ処
理を施す。この酸素プラズマ処理は、通常の酸素プラズ
マによるレジストアッシング装置を用いて、酸素プラズ
マ中に第1のレジストパターン23の表面をさらすこと
により行う。この酸素プラズマ処理によって、第1のレ
ジストパターン23の表面が酸化され、酸化シリコン膜
24が形成される。これによって第1のレジストパター
ン23の表面は強固に硬化される。
【0025】なお、シリコンを含むレジストで形成され
た第1のレジストパターン23が次に行われる第2のリ
ソグラフィー工程で形状が損なわれない場合は、上記酸
素プラズマ処理を行わなくてもよい。
【0026】次に、図2の(4)に示すように、上記表
面が酸化された第1のレジストパターン23を残した状
態で、例えば回転塗布法によって、上記基板21上に例
えば電子線露光用の第2のレジストを塗布して第2のレ
ジスト膜25を形成する。
【0027】次いで、図2の(5)に示すように、上記
第2のレジスト膜25に対して電子線露光、現像を行っ
て、上記基板21上に第2のレジスト膜25で第2のレ
ジストパターン26を形成する。ここでは、例えば第2
のレジストパターン26を微細LSI回路パターンに加
工した。このようにして第2のリソグラフィー工程が終
了する。この結果、基板21上に、第1のレジストパタ
ーン23と第2のレジストパターン26とを混載した状
態に形成することが可能になる。
【0028】上記第2の製造方法の実施の形態では、第
1のリソグラフィー工程ではシリコンを含むレジストを
用いて第1のレジストパターン23を形成し、その後酸
素プラズマ処理を施すことにより第1のレジストパター
ン23の表面が酸化シリコン化される。そのため、酸素
プラズマ処理を施した第1のレジストパターン23を残
した状態で、第2のリソグラフィー工程により第2のレ
ジストパターン26を形成しても、第2のレジストパタ
ーン26を形成する際の露光、現像処理によって第1の
レジストパターン23が影響を受けることなく、第1の
レジストパターン23の形状は保たれる。その結果、基
板21上に第1のレジストパターン23と第2のレジス
トパターン26とを混載した状態に形成することが可能
になる。なお、この第2の製造方法では、前記第1の製
造方法で行ったシリル化処理を行う必要がない。
【0029】上記各実施の形態で説明した製造方法を用
いて、CMP用のダミーパターンを第1のリソグラフィ
ー工程で形成し、本来の微細LSI回路パターンの形成
のみをEB直描を行う第2のリソグラフィー工程で行う
ことにより、ダミーパターンの描画によるEB直描工程
のスループットの悪化を防ぐことができる。通常、ダミ
ーパターンは2μm角程度の比較的大きなパターンを、
パターン密度の平均化を目的に配置するものなので、特
に厳しい寸法精度が要求されるということはない。した
がって、i線ステッパやg線ステッパのような従来から
用いられてきた光露光装置でも上記ダミーパターンを十
分に形成することが可能である。ステッパは、EB直描
とは異なり、レチクル上のパターンを一括転写する技術
なのでスループットはEB直描に比べてはるかに速い。
このように、ダミーパターンの形成を光リソグラフィー
で行うことにより、全てのパターン形成をEB直描で行
うよりも、大幅なスループットの向上が可能になる。
【0030】上記説明したように、本発明は微細パター
ンとラフパターンとが同一基板上に混在するパターン形
成に用いることができ、上記各実施の形態で説明したC
MP用ダミーパターンと微細LSI回路パターンの形成
に限定されることはない。すなわち、電子線直接描画技
術や重粒子線直接描画技術のような低スループットのリ
ソグラフィー技術においてラフパターンを形成する場合
にも適用することができる。
【0031】
【発明の効果】以上、説明したように本発明の第1の製
造方法によれば、第1のレジストパターンをシリル化し
た後に第2のリソグラフィー工程で第2のレジストパタ
ーンを形成するので、基板上に第1のレジストパターン
を残した状態で第2のレジストパターンを形成すること
ができる。
【0032】第2の製造方法によれば、シリコンを含む
レジストを用いて第1のレジストパターンを形成した後
に、第2のリソグラフィー工程により第1のレジストと
は異なる第2のレジストで形成される塗布膜で第2のレ
ジストパターンを形成するので、基板上に第1のレジス
トパターンを残した状態で第2のレジストパターンを形
成することができる。
【0033】よって、本発明の第1の製造方法および第
2の製造方法ともに、同一基板上に第1のレジストパタ
ーンと第2のレジストパターンとを混載した状態に、異
なるリソグラフィー技術で形成することができる。その
ため、光リソグラフィーでは十分な解像度が得られない
ためにEB直描リソグラフィーの精度が必要となる微細
パターンと光リソグラフィーの精度で十分に解像するこ
とができるようなラフパターンとを効率よく同一基板上
に形成することができるので、一種類のリソグラフィー
技術、例えばEB直描リソグラフィー技術で微細パター
ンとラフパターンとを形成するよりも、大幅にスループ
ットを向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の製造方法に係わる実施の形態の
一例を説明する製造工程断面図である。
【図2】本発明の第2の製造方法に係わる実施の形態の
一例を説明する製造工程断面図である。
【符号の説明】
11…基板、13…第1のレジストパターン、16…第
2のレジストパターン

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に第1のレジストを塗布した後、
    露光、現像を行って第1のレジストパターンを形成する
    第1のリソグラフィー工程と、 前記第1のレジストパターンをシリル化する工程と、 前記シリル化した第1のレジストパターンを残した状態
    で、前記基板上に第2のレジストを塗布した後、その塗
    布膜に露光、現像を行って第2のレジストパターンを形
    成する第2のリソグラフィー工程とを備えたことを特徴
    とする半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記第1のレジストパターンをシリル化
    した後で、前記第2のレジストを塗布する前に、前記第
    1のレジストパターンに酸素プラズマ処理を施すことを
    特徴とする請求項1記載の半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記第1のリソグラフィー工程の露光を
    光露光で行い、 前記第2のリソグラフィー工程の露光を電子線露光で行
    うことを特徴とする請求項1記載の半導体装置の製造方
    法。
  4. 【請求項4】 基板上にシリコンを含む第1のレジスト
    を塗布した後、露光、現像を行って第1のレジストパタ
    ーンを形成する第1のリソグラフィー工程と、 前記第1のレジストパターンを残した状態で、前記基板
    上に第1のレジストと異なる第2のレジストを塗布した
    後、その塗布膜に露光、現像を行って第2のレジストパ
    ターンを形成する第2のリソグラフィー工程とを備えた
    ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記第2のリソグラフィー工程を行う前
    に、前記第1のレジストパターンに酸素プラズマ処理を
    施すことを特徴とする請求項4記載の半導体装置の製造
    方法。
  6. 【請求項6】 前記第1のリソグラフィー工程の露光を
    光露光で行い、 前記第2のリソグラフィー工程の露光を電子線露光で行
    うことを特徴とする請求項4記載の半導体装置の製造方
    法。
JP31622199A 1999-11-08 1999-11-08 半導体装置の製造方法 Pending JP2001135565A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31622199A JP2001135565A (ja) 1999-11-08 1999-11-08 半導体装置の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31622199A JP2001135565A (ja) 1999-11-08 1999-11-08 半導体装置の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001135565A true JP2001135565A (ja) 2001-05-18

Family

ID=18074662

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31622199A Pending JP2001135565A (ja) 1999-11-08 1999-11-08 半導体装置の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001135565A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004077493A3 (de) * 2003-02-26 2005-09-15 Giesecke & Devrient Gmbh Verfahren zur herstellung eines belichteten substrats
KR100584681B1 (ko) 2004-06-30 2006-05-30 재단법인서울대학교산학협력재단 다층감광막을 이용한 패턴의 선택적 형성 방법
WO2008015848A1 (fr) * 2006-07-31 2008-02-07 Tokyo Ohka Kogyo Co., Ltd. Procédé de formation de motif, matériau formant un film d'oxyde de métal et procédé d'utilisation du matériau formant un film d'oxyde de métal
JP2008060517A (ja) * 2006-08-29 2008-03-13 Samsung Electronics Co Ltd マスク構造物の形成方法及びこれを利用した微細パターン形成方法
JP2008281825A (ja) * 2007-05-11 2008-11-20 Tokyo Ohka Kogyo Co Ltd パターン形成方法
JP2008281690A (ja) * 2007-05-09 2008-11-20 Tokyo Ohka Kogyo Co Ltd パターン形成方法
JP2009016653A (ja) * 2007-07-06 2009-01-22 Tokyo Electron Ltd 基板の処理方法及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
JP2011066393A (ja) * 2009-06-26 2011-03-31 Rohm & Haas Electronic Materials Llc 電子デバイスを形成する方法
US8435723B2 (en) 2008-09-11 2013-05-07 Nikon Corporation Pattern forming method and device production method

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006520010A (ja) * 2003-02-26 2006-08-31 ギーゼッケ ウント デフリエント ゲーエムベーハー 露光基体の作製方法
US7241537B2 (en) 2003-02-26 2007-07-10 Giesecke & Devrient Gmbh Method for producing an exposed substrate
WO2004077493A3 (de) * 2003-02-26 2005-09-15 Giesecke & Devrient Gmbh Verfahren zur herstellung eines belichteten substrats
KR100584681B1 (ko) 2004-06-30 2006-05-30 재단법인서울대학교산학협력재단 다층감광막을 이용한 패턴의 선택적 형성 방법
KR101099405B1 (ko) * 2006-07-31 2011-12-27 도오꾜오까고오교 가부시끼가이샤 패턴 형성 방법, 금속 산화물막 형성용 재료 및 그 사용 방법
WO2008015848A1 (fr) * 2006-07-31 2008-02-07 Tokyo Ohka Kogyo Co., Ltd. Procédé de formation de motif, matériau formant un film d'oxyde de métal et procédé d'utilisation du matériau formant un film d'oxyde de métal
JP2008033174A (ja) * 2006-07-31 2008-02-14 Tokyo Ohka Kogyo Co Ltd パターン形成方法、金属酸化物膜形成用材料およびその使用方法
US8349543B2 (en) 2006-07-31 2013-01-08 Tokyo Ohka Kogyo Co. Ltd. Pattern-forming method, metal oxide film-forming material and method for using the metal oxide film-forming material
JP2008060517A (ja) * 2006-08-29 2008-03-13 Samsung Electronics Co Ltd マスク構造物の形成方法及びこれを利用した微細パターン形成方法
JP2008281690A (ja) * 2007-05-09 2008-11-20 Tokyo Ohka Kogyo Co Ltd パターン形成方法
JP2008281825A (ja) * 2007-05-11 2008-11-20 Tokyo Ohka Kogyo Co Ltd パターン形成方法
JP2009016653A (ja) * 2007-07-06 2009-01-22 Tokyo Electron Ltd 基板の処理方法及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
US8435723B2 (en) 2008-09-11 2013-05-07 Nikon Corporation Pattern forming method and device production method
JP2011066393A (ja) * 2009-06-26 2011-03-31 Rohm & Haas Electronic Materials Llc 電子デバイスを形成する方法
JP2011071479A (ja) * 2009-06-26 2011-04-07 Rohm & Haas Electronic Materials Llc 電子デバイスを形成する方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5486424A (en) Silylated photoresist layer and planarizing method
US7384728B2 (en) Method of fabricating a semiconductor device
JP2004134553A (ja) レジストパターンの形成方法及び半導体装置の製造方法
JP2010080903A (ja) パターン形成方法、半導体装置の製造方法及び半導体装置の製造装置
JP2001135565A (ja) 半導体装置の製造方法
KR20080025818A (ko) 하드 마스크 형성 방법
JP2674589B2 (ja) レジストパターンの形成方法
JPH0513384A (ja) 微細パターンの形成方法
JP2004014652A (ja) 微細パターンの形成方法
JP2008098265A (ja) 近接場光による露光方法及びレジストパターンの形成方法
JPH0778756A (ja) 微細パターン形成方法
JP2003014966A (ja) 光導波路の製造方法
KR920005782B1 (ko) O₂/He 플라즈마를 이용한 실리레이티드 포토레지스트(silylated photoresist)의 RIE 건식현상공정
US7595145B2 (en) Method of forming pattern of semiconductor device
JPH1010706A (ja) 電子線描画用ステンシルマスク
KR20010063778A (ko) 스컴제거방법
JP2005181758A (ja) レジストパターン形成方法
JP2003272999A (ja) レジストパターンの形成方法、半導体装置の製造方法およびレジストパターンの形成装置
KR101095045B1 (ko) 반도체 소자의 미세패턴 형성방법
JP4522040B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JP3257126B2 (ja) パターン形成方法
JPH05142788A (ja) レジストパターンの形成方法
JPH0513325A (ja) パターン形成方法
JPH11186254A (ja) 半導体装置の製造方法
JPH0313949A (ja) レジストパターンの形成方法