JPH0778756A - 微細パターン形成方法 - Google Patents

微細パターン形成方法

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JPH0778756A
JPH0778756A JP5304372A JP30437293A JPH0778756A JP H0778756 A JPH0778756 A JP H0778756A JP 5304372 A JP5304372 A JP 5304372A JP 30437293 A JP30437293 A JP 30437293A JP H0778756 A JPH0778756 A JP H0778756A
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resist film
resist
electron beam
pattern
kev
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JP5304372A
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English (en)
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Hak Kim
鶴 金
Ho-Yong Kang
浩英 姜
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Samsung Electronics Co Ltd
Original Assignee
Samsung Electronics Co Ltd
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
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    • H01L21/02Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof
    • H01L21/04Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof the devices having potential barriers, e.g. a PN junction, depletion layer or carrier concentration layer
    • H01L21/18Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof the devices having potential barriers, e.g. a PN junction, depletion layer or carrier concentration layer the devices having semiconductor bodies comprising elements of Group IV of the Periodic Table or AIIIBV compounds with or without impurities, e.g. doping materials
    • H01L21/28Manufacture of electrodes on semiconductor bodies using processes or apparatus not provided for in groups H01L21/20 - H01L21/268
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/26Processing photosensitive materials; Apparatus therefor
    • G03F7/265Selective reaction with inorganic or organometallic reagents after image-wise exposure, e.g. silylation

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  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 低加速電圧を有する電子ビームとシリル化工
程を用いて半導体装置の微細なパターンを形成する方法
を提供する。 【構成】 基板上にレジストを塗布してレジスト膜12
を形成した後、1ないし5KeVの低い加速電圧を有す
る電子ビームを用いてレジスト膜の上部表面部位を選択
的に露光させる。その後、露光されたレジスト膜を選択
的にシリル化して前記レジスト膜の上部の一部にシリル
化層18を形成し、シリル化層をマスクとして用いてレ
ジスト膜をエッチングしてレジストパターンを形成す
る。ドライエッチング工程の初期段階にシリル化層のシ
リコンがO2 プラズマと反応してSiOXより構成され
たエッチングマスクを形成する。 【効果】 これにより、0.1μm程度の大きさを有す
る超微細パターンが形成でき、電子ビーム露光工程の処
理量が増大する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置の微細パタ
ーン形成方法に係り、特に電子線露光装置の低加速電圧
と表面形状技術を用いた微細パターン形成方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】半導体微細回路を製造するため、シリコ
ン基板の狭い領域に不純物を正確に調節して注入し、か
かる領域が相互連結され素子およびVLSI回路を形成
すべきであるが、これらの領域を限定するパターンはリ
ソグラフィー工程により形成される。即ち、ウェーハ
(基板)上にレジスト(感光性保護塗料)をコーティン
グして紫外線、電子線またはX線などを照射して選択的
に露光させた後現像する。ここで残されたレジストはそ
の塗布している基板を保護し、レジストの除去された部
分はパターンを用いて基板の表面上に各種付加的または
抽出的な工程を行う。
【0003】半導体回路の高集積化につれ、サブミクロ
ンの微細なレジストパターンを形成するためのリソグラ
フィー技術が開発されつつある。特に、メガビット時代
に入って、従来の単層レジストはサブミクロン大きさの
パターンを形成する際不向きであることが明らかになっ
た。
【0004】平坦な基板上における解像度はレジストの
リソグラフィーコントラストと露光コントラストにより
限られる。従って、高解像度のミクロンおよびサブミク
ロンのパターンを形成するためには高コントラストのレ
ジストと共に優秀な露光器を使うべきである。この場
合、レジスト物質の光吸収によるレジスト厚さによる露
光量の差や、基板からの反射および光の散乱などのよう
な光リソグラフィーの固有な問題点などが解像度を低下
させる要因となる。解像度問題のほかにもマスキング特
性としてはドライエッチングに対する熱安定性および抵
抗性等が必要であり、レジストの厚さは少なくとも1μ
mになる必要がある。
【0005】前述した問題点を解決するために多層のレ
ジストが提案され、3層レジスト構造を以て非常に良好
な結果が得られた。しかし、かかる多層システムは工程
が複雑であるとする短所があるのみならず、ベーキング
工程中にフィルムと中間層がストレスを受けがちであ
り、薄くレジストをコーティングして薄くて均一で、か
つピンホールの無いレジスト膜を形成することもややこ
しいという問題もある。
【0006】多層システムの複雑性を減少させるため開
発されたものがシリコン含有レジストを含む2層構造で
あるが、シリコンがレジストに10%以上含有されるべ
きであって、これは材料の物理化学的特性を低下させる
ため、この2層構造は最近ほとんど使われていない。
【0007】多層構造の機能性と単層構造の単純性を結
合したDESIRE法(Diffu-sionEnhanced Silylated
Resist)が提案され(F. Coopmans and B. Roland, So
lidState Technology, June 1987, pp93〜99)、これは
非常に望ましい解決策と思われることになった。シリル
化(silylation)とは高温(100〜200℃)でHM
DS(hexamethyldisilazane)またはTMDS(Tetra-
methyldisilazane)のような気体または液体状態のシリ
コン含有化合物にレジストポリマを接触させることによ
りシリコンを導入することを言う。即ち、DESIRE
法の特徴は気体相から高度の選択的な気相シリル化を通
じて、潜在的な光イメージを潜在的なシリコンイメージ
に転換させることである。かかるシリコンイメージは酸
素中におけるドライエッチングにより陽刻(relief)イメ
ージを形成する際用いられる。
【0008】前述したDESIRE方法は微細な大きさ
のパターンが得られるが、シリル化反応を気相で施すの
で反応を調節しにくくてレジストの表面部位に均一なシ
リル化層を形成するのが極めて困難であり、パターンの
幅がさらに縮まることにより光の回折現象によりパター
ンの周りに望まない寄生露光によりレジスト残留物が形
成されるなど問題がある。さらに、シリル化反応により
レジスト層内にシリル化剤の分子粒子が浸透して反応す
るので、膨潤現象により所期のパターンを形成しにく
く、レジストのストリップ工程の調整も非常に困難であ
る。
【0009】また、従来の紫外線や遠紫外線を用いてパ
ターンを形成する場合、光学リソグラフィーの解像度は
不十分である。サブミクロン以下のパターンを形成する
ために光学フォトリソグラフィーと異なるリソグラフィ
ー方法が提案された。かかる方法としては電子ビームリ
ソグラフィー、イオンビームリソグラフィーおよびX線
リソグラフィーなどが挙げられる。
【0010】電子ビームリソグラフィー(以下、EBL
と称する)は、集中された電子ビームを用いて回路パタ
ーンを形成する方法であり、電子ビームを用いて半導体
ウェーハ上に形成されたレジストフィルム、または一般
のフォトリソグラフィー工程に用いるフォトマスク上に
形成されたレジストフィルム上にミクロン以下のパター
ンを直接に描画できる。レイアウト段階で形成されたパ
ターンをコンピュータにイメージパターンとして貯蔵
し、その信号に応じて電子偏向板で電子ビームを調整す
ることができるのでEBLにおいてはマスクを使用せず
ウェーハ上に直接に1μm以下のパターンを描写でき
る。前述したEBL方法は通常の光学リソグラフィー方
法に比べて速度が遅いが、この方法により極めて正確な
像転写が可能なので0.1μm程度の形状が描写でき
て、微細なパターンを形成するこができるのでこれを実
用化、常用化するための努力が続けられている。
【0011】微細パターンの形成のための従来の電子線
露光装置を用いたリソグラフィー技術においてはフォト
レジストパターンのプロファイルを向上させるために1
0KeV以上(通常20KeV)の電子線の加速電圧を
使用し、また良好なプロファイルのためにフォトレジス
トを薄く形成させる。
【0012】図1ないし図3は、従来の高い加速電圧を
用いた電子ビーム露光方法を用いたパターン形成方法を
説明するための断面図である。
【0013】半導体基板1上にレジストを塗布してレジ
スト膜2を形成し(図1)、前記レジスト膜に高加速電
圧の電子ビーム3を選択的に走査して前記レジスト膜2
を部分的に露光させた後(図2)、現像してレジストパ
ターンを形成する(図3)。
【0014】前述した通り、従来の電子ビームリソグラ
フィーにおいては電子ビームの加速電圧が20KeV以
上であり普通の厚さ(例えば、1μm)のレジスト膜を
使った時極めて優秀なプロファイルおよび解像度を有す
るパターンが得られる。
【0015】しかし、20KeV以上の加速電圧を使う
場合、電子線の前方散乱(図2の参照符号6)と後方散
乱(図2の参照符号5)の影響が相対的に増加してパタ
ーン形成時問題点を生ずる。具体的には散乱が数ミクロ
ンにかけて起こるので密集され形成されたパターンには
周りのパターンの露光時に電子が注入され露光範囲が拡
がったようになる。これを近接効果(Proximity effec
t) と言う。
【0016】そして、高い加速電圧によりレジスト上に
発熱による熱的変形が生じ、よってレジストパターンの
欠陥が生ずる。また、近接効果の減少のためにパターン
の大きさにより、あるいは近接したパターンにより適切
にパターンの大きさを調節したりパターン露光時間を調
節すべきなので露光装置のデータ量の増加により露光制
御システムのCPUによる処理時間を増大させ、結局設
備の稼働率低下をきたす。
【0017】また、低い加速電圧を用いてパターンを形
成する方法が文献(Jpn. J. Appl.Phys. Vol.31 (199
2), part2, No.6A 、pp.L744〜L746)に開示されてい
る。しかし、この方法によれば、電子浸透深さが浅くて
レジスト膜の厚さが0.5μm以上の場合はパターンの
形成が不可能である。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は前述した問題点を解決するために低い加速電圧を有す
る電子ビームを用いて1μm程度の厚さを有するレジス
ト膜から良好なレジストパターンを形成できる微細パタ
ーン形成方法を提供することである。
【0019】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明は基板上に露光部分と非露光部分でシリ
ル化程度が異なるレジスト(感光性塗料)を塗布してレ
ジスト膜を形成する段階と、低い加速電圧を有する電子
ビームを用いて前記レジスト膜の上部表面部位を選択的
に露光させる段階と、前記露光されたレジスト膜をシリ
ル化して前記レジスト膜の上部の一部に選択的にシリル
化層を形成する段階と、前記シリル化層をマスクとして
用いてレジスト膜を活性酸素含有エッチング薬品にエッ
チングする段階を含む微細なパターン形成方法を提供す
る。前記電子ビームの加速電圧は1KeV〜5KeVで
あるのが好適である。
【0020】前記シリル化段階はシリル化剤としてヘキ
サメチルジシラザン、テトラメチルジシラザン、ジメチ
ルシリルジメチルアミン、ジメチルシリルジエチルアミ
ン、トリメチルシリルジメチルアミン、トリメチルシリ
ルジエチルアミン、ジメチルアミノトリメチルシラン、
ジエチルアミノトリメチルシラン、ビス(ジメチルアミ
ノ)ジメチルシラン、ビス(ジメチルアミノ)メチルシ
ラン、オクタメチルシクロテトラシラザン、ヘキサメチ
ルシクロトリシラザン、ジクロロオクタメチルシクロテ
トラシロキサン、ジクロロジメチルジフェニールジシロ
キサン、テトラメチルジシリアザシクロペンタン、テト
ラメチル−ビス(N,N−ジメチルアミノ)ジシルエチ
レン、ビス(トリメチルシリル)アセトアミドまたはそ
の他の有機金属試薬を用いて行える。前記シリル化剤は
単独または混合して使える。前記シリル化段階は前記シ
リル化剤を気相または液相に前記レジスト膜の表面に噴
射して前記レジスト膜を処理する。その後、O2 プラズ
マまたは(CH4 +O2 )プラズマあるいはこれらを組
み合わせた複合プラズマを用いたドライエッチング方法
により前記シリル化層をエッチングマスクとして用いて
前記レジスト膜をエッチングしてパターン形成する。
【0021】以上の本発明の方法は、前記レジスト膜の
露光された部位が選択的にシリル化されるネガティブト
ーン方法により行え、前記レジスト膜の露光されていな
い部位が選択的にシリル化されるポジティブトーン方法
によっても行える。前記レジストとしてはネガティブタ
イプ電子ビームレジストを使うのが好適である。
【0022】
【作用】本発明よれば、加速電圧が5KeV以下の電子
ビームを使うのでレジスト膜の表面に微細なパターンが
転写でき、電子ビームの前方散乱および後方散乱を著し
く減らせるので超微細パターン(100nm以下のパタ
ーン)が形成できる。また、レジスト層のエッチング初
期には、エッチング薬品に含まれる活性酸素とシリル化
部分のSiが反応してSiO2 あるいはエッチングされ
にくい酸素−珪素結合を含む化合物が薄く形成されて以
後の未シリル化部分エッチングに対する保護マスクとな
り転写程度の高いレジストパターンが得られる。
【0023】
【実施例】以下、添付した図面に基づき本発明を詳細に
説明する。
【0024】半導体基板上にレジストを塗布してレジス
ト膜を形成し、低い加速電圧を有する電子ビームを用い
て前記レジスト膜の上部表面部位を選択的に露光させ
る。次いで、前記露光されたレジスト膜をシリル化して
前記レジスト膜の上部の一部に選択的にシリル化層を形
成した後、前記シリル化層をマスクとして用いてレジス
ト膜をエッチングしてパターンを形成する。
【0025】本発明の電子ビーム露光工程において、前
記電子ビームの加速電圧は1KeV〜5KeVであるの
が好適である。
【0026】図9ないし図14は、電子ビームの六つの
相異なる加速電圧によるレジスト膜のうち電子の軌跡
(深さ対水平距離)を示すシミュレーショングラフであ
る。
【0027】前記グラフは、厚さが1μmのレジスト膜
に電子ビームをそれぞれ1KeV、2KeV、3Ke
V、5KeV、10KeVおよび20KeVの加速電圧
で照射した場合に得たグラフである。ここで縦軸はレジ
スト膜の深さを示し、横軸は電子ビームが照射された地
点からの水平距離を示し、微細な線は転写された電子の
軌跡を示す。
【0028】図9ないし図14から分かるように、電子
ビームの加速エネルギーが5KeV以上となれば、電子
ビームの前方および後方散乱が生じて微細なパターンを
形成しにくい。また、1KeV以下になれば、電子ビー
ムの露光量が少なくてシリル化層を形成しにくい。従っ
て、本発明においては前述した通り1ないし5KeV、
好適には3KeV〜5KeVの低い加速電圧を有する電
子ビームを用いて露光工程を行う。
【0029】加速電圧が5KeV以下の場合は電子ビー
ムの前方散乱および後方散乱を著しく減少してレジスト
の表面に微細に感光させうる。従って、100nm程度
の大きさを有する超微細パターンを形成することができ
る。
【0030】しかし、低い電子ビームを用いてレジスト
膜を露光する場合は電子ビームが走査される深さが極め
て浅いので、厚さ0.5μm以上のレジスト膜を用いて
パターンを形成できない。従って、本発明においては電
子ビームの低い加速電圧を用いながら表面形状技術であ
るシリル化工程を用いて電子ビームにより露光されたレ
ジスト膜の一部に選択的に化学反応を起こしてシリル化
層を形成する。
【0031】前記レジスト膜を選択的にシリル化してシ
リル化層を形成する工程はシリコン含有物質や有機金属
試薬をシリル化剤として用いて前記レジスト表面に噴射
することにより行う。かかるシリル化剤としては、ヘキ
サメチルジシラザン、テトラメチルジシラザン、ジメチ
ルシリルジメチルアミン、ジメチルシリルジエチルアミ
ン、トリメチルシリルジメチルアミン、トリメチルシリ
ルジエチルアミン、ジメチルアミノトリメチルシラン、
ジエチルアミノトリメチルシラン、ビス(ジメチルアミ
ノ)ジメチルシラン、ビス(ジメチルアミノ)メチルシ
ラン、オクタメチルシクロテトラシラザン、ヘキサメチ
ルシクロトリシラザン、ジクロロオクタメチルシクロテ
トラシロキサン、ジクロロジメチルジフェニールジシロ
キサン、テトラメチルジシリアザシクロペンタン(tetr
amethydisilaza cyclopentane )、テトラメチル−ビス
(N,N−ジメチルアミノ)ジシルエチレン(tetrameth
ylbis(N、N-dimetylamino)disilethylene) 、ビス(ト
リメチルシリル)アセトアミドおよびその他の有機金属
試薬などが挙げられる。前記シリル化剤を気相または液
相でレジスト膜の表面上に噴射して前記レジスト膜を処
理して前記シリル化工程を行う。なお、ポジ型フォトレ
ジストを使う場合には、露光後シリル化以前に、いわゆ
るP.E.B(露光後ベーク)を実施することによりシ
リル化層精度を向上できることが多い。
【0032】本発明においては前記シリル化層をエッチ
ングマスクとして用いて前記レジスト膜をドライエッチ
ングしてレジストパターンを形成する。前記ドライエッ
チング工程は、O2 プラズマや(CH4 +O2 )プラズ
マを用いてまたはこれらの混合プラズマを用いて行う。
2 プラズマを用いてレジスト膜を現像してレジストパ
ターンを形成する方法が米国特許第4,657,845
号に記載されている。
【0033】前記シリル化工程により形成されたシリル
化層はドライエッチングによる現像工程の途中にO2
ラズマとの反応によりSiOX よりなったマスク層を形
成しながら、O2 プラズマに対する耐性を有する。従っ
て、後続のパターン形成のためのドライエッチング時エ
ッチングマスクとして作用する。
【0034】レジストの感光度は加速電圧に反比例す
る。従って、低い加速電圧において電子ビームが走査さ
れる深さとの関係なく微細パターンが形成できる。
【0035】図4ないし図8は本発明の実施例による微
細パターン形成方法を示す。
【0036】図4は半導体基板11上にレジストを塗布
する段階を示す。半導体基板11上に電子線により露光
の可能なレジストであるSAL−601ER7(シプレ
イ(Shipley)社の商品名)ネガティブ化学増幅形電子線
レジストを0.7μm厚さに塗布してレジスト膜12を
形成する。
【0037】図5は前記レジスト膜12を露光する段階
を示す。3KeVの加速電圧を有する電子ビーム13を
用いて前記レジスト膜12を選択的に露光してレジスト
膜12の露光領域14と非露光領域を限定する。
【0038】図6は前記選択的に露光されたレジスト膜
12の表面部位を選択的にシリル化してシリル化層18
を形成する段階を示す。前記レジスト膜12の表面上に
テトラメチルジシラザン(TMDS)17を気相状態に
噴射して、前記レジスト膜12の露光されていない領域
の表面部位で化学反応を起こしてシリル化層18を形成
する。
【0039】図7は前記シリル化層18がドライエッチ
ング工程の初期段階でマスク層18’に転換される段階
を示す。前記シリル化層18が形成されているレジスト
膜12をO2 プラズマ19雰囲気内でドライエッチング
を進めると、前記露光された部位は部分的にエッチング
されるが、前記シリル化層18の形成された部位ではシ
リル化層18がO2 プラズマと反応してSiOx より構
成されたマスク層18’を形成する。
【0040】図8はドライエッチング工程を行ってレジ
ストパターン12’を形成する段階を示す。前記ドライ
エッチング工程を進め続ければ、前記形成されたSiO
x より構成されたマスク層18’がエッチングマスクと
しての役割を果たして図示した通り前記レジスト膜12
の露光された表面部分およびその下部の残りのレジスト
がエッチングされレジストパターンを形成する。
【0041】本発明の微細パターン形成方法によれば、
電子ビームの大きさ程度の微細なホールやスペースパタ
ーンのような陰刻(intaglio)パターンを形成することが
できる。
【0042】前記実施例はネガティブレジストを使った
場合であるが、本発明においては、さらにポジティブレ
ジストが使え、この場合はラインやドットパターンのよ
うな陽刻(relief)パターンを形成することができる。
【0043】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のパターン形
成方法によれば、低加速電圧と表面形状技術を用いるこ
とにより従来の高加速電圧を有する電子ビームに近接効
果を防止でき、レジスト膜の発熱による劣化現象が防止
できる。また、高加速電圧を有する電子ビームを使う時
の近接効果を補正するためにデータ量を増加させる必要
がないので処理量を増大させ得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来の高加速電圧を用いた電子ビーム露光方
法を用いたパターン形成方法において、半導体基板上に
レジストを塗布してレジスト膜を形成した段階を説明す
るための断面図である。
【図2】 従来の高加速電圧を用いた電子ビーム露光方
法を用いたパターン形成方法レジスト膜に高加速電圧の
電子ビームを選択的に走査して前記レジスト膜を部分的
に露光させた段階を説明するための断面図である。
【図3】 従来の高加速電圧を用いた電子ビーム露光方
法を用いたパターン形成方法において、現像してレジス
トパターンを形成した段階を説明するための断面図であ
る。
【図4】 本発明によるパターン形成方法の一例におい
て、半導体基板上にレジストを塗布する段階を示す断面
図である。
【図5】 本発明によるパターン形成方法の一例におい
て、レジスト膜を露光する段階を示す断面図である。
【図6】 本発明によるパターン形成方法の一例におい
て、選択的に露光されたレジスト膜の表面部位を選択的
にシリル化してシリル化層を形成する段階を示す断面図
である。
【図7】 本発明によるパターン形成方法の一例におい
て、シリル化層がドライエッチング工程の初期段階でマ
スク層に転換される段階を示す断面図である。
【図8】 本発明によるパターン形成方法の一例におい
て、ドライエッチング工程を行ってレジストパターンを
形成する段階を示す断面図である。
【図9】 電子ビームを1KeVの加速電圧で照射した
場合に得たレジスト膜中の電子の軌跡(深さ対水平距
離)を示しシミュレーショングラフである。
【図10】 電子ビームを2KeVの加速電圧で照射し
た場合に得たレジスト膜中の電子の軌跡(深さ対水平距
離)を示しシミュレーショングラフである。
【図11】 電子ビームを3KeVの加速電圧で照射し
た場合に得たレジスト膜中の電子の軌跡(深さ対水平距
離)を示しシミュレーショングラフである。
【図12】 電子ビームを5KeVの加速電圧で照射し
た場合に得たレジスト膜中の電子の軌跡(深さ対水平距
離)を示しシミュレーショングラフである。
【図13】 電子ビームを10KeVの加速電圧で照射
した場合に得たレジスト膜中の電子の軌跡(深さ対水平
距離)を示しシミュレーショングラフである。
【図14】 電子ビームを20KeVの加速電圧で照射
した場合に得たレジスト膜中の電子の軌跡(深さ対水平
距離)を示しシミュレーショングラフである。
【符号の説明】
11…半導体基板、 12…レジスト
膜、13…電子ビーム、 14…露光領
域、18…シリル化層、 18’…マス
ク層。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上にレジストを塗布してレジスト膜
    を形成する段階と、 低い加速電圧を有する電子ビームを用いて前記レジスト
    膜の上部表面部位を選択的に露光させる段階と、 前記露光されたレジスト膜をシリル化して前記レジスト
    膜の上部の一部に選択的にシリル化層を形成する段階
    と、 前記シリル化層をマスクとして用いてレジスト膜をエッ
    チングする段階を含む微細パターン形成方法。
  2. 【請求項2】 前記電子ビームの加速電圧は1KeV〜
    5KeVであることを特徴とする請求項1項記載の微細
    パターン形成方法。
  3. 【請求項3】 前記シリル化段階はシリル化剤としてヘ
    キサメチルジシラザン、テトラメチルジシラザン、ジメ
    チルシリルジメチルアミン、ジメチルシリルジエチルア
    ミン、トリメチルシリルジメチルアミン、トリメチルシ
    リルジエチルアミン、ジメチルアミノトリメチルシラ
    ン、ジエチルアミノトリメチルシラン、ビス(ジメチル
    アミノ)ジメチルシラン、ビス(ジメチルアミノ)メチ
    ルシラン、オクタメチルシクロテトラシラザン、ヘキサ
    メチルシクロトリシラザン、ジクロロオクタメチルシク
    ロテトラシロキサン、ジクロロジメチルジフェニールジ
    シロキサン、テトラメチルジシリアザシクロペンタン、
    テトラメチル−ビス(N,N−ジメチルアミノ)ジシル
    エチレン、ビス(トリメチルシリル)アセトアミドより
    構成された群から選択されたもののうち少なくとも一つ
    を用いて行うことを特徴とする請求項1項記載のレジス
    トパターン形成方法。
  4. 【請求項4】 前記シリル化段階は前記シリル化剤を気
    相で前記レジスト膜に噴射して処理することを特徴とす
    る請求項3項記載の微細パターン形成方法。
  5. 【請求項5】 前記レジスト膜をエッチングする段階は
    2 プラズマまたは(CH4 +O2 )プラズマを用いた
    ドライエッチング方法により行うことを特徴とする請求
    項1項記載の微細パターン形成方法。
  6. 【請求項6】 前記レジスト膜をエッチングする段階は
    2 プラズマと(CH4 +O2 )プラズマを組み合わせ
    て用いたドライエッチング方法により行うことを特徴と
    する請求項1項記載の微細パターン形成方法。
  7. 【請求項7】 前記レジストはネガティブタイプ電子ビ
    ームレジストであることを特徴とする請求項1項記載の
    微細パターン形成方法。
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