JP2001135435A - 簡易型コネクタ及びその製造方法 - Google Patents

簡易型コネクタ及びその製造方法

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JP2001135435A
JP2001135435A JP31779999A JP31779999A JP2001135435A JP 2001135435 A JP2001135435 A JP 2001135435A JP 31779999 A JP31779999 A JP 31779999A JP 31779999 A JP31779999 A JP 31779999A JP 2001135435 A JP2001135435 A JP 2001135435A
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JP
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cable
connector
terminal
plate
core wire
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JP31779999A
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English (en)
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Seiji Masuzaki
誠次 増崎
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NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
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Publication date
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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
  • Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ケーブルの半田付けが不要または半田付けを
容易に行うことができるとともに、ケーブルの配線作業
を容易に行うことのできる簡易型コネクタ及びその製造
方法を提供する。 【解決手段】 可撓性を有する板状部材1の一側面1a
に、長手方向に沿って略々円筒状の端子2と絶縁体3を
交互に設け、端子2にケーブル4の芯線4aを接続し、
板状部材1とケーブル4とを渦巻き状に巻回し、可撓性
板状部材1とケーブル2とを一括して、固定金具等で巻
回状態を維持するように固定して簡易型コネクタを形成
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、簡易型コネクタ及
びその製造方法に関し、特に、通信機器の音声系統等に
おいて使用される簡易型コネクタ及びその製造方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、通信機器の音声系統等に使用され
る音声ケーブル等には、例えば、図6に示すように、角
型の多芯コネクタ10が使用され、この多芯コネクタ1
0は、複数の端子(導体)12を備え、音声ケーブル4
が半田付けされるコネクタ部16と、このコネクタ部1
6を収容して固定する筐体17とを備える。
【0003】そして、音声ケーブル4の端子12への半
田付けにあたっては、筐体17からコネクタ部16を取
り外し、コネクタ部16の裏側から音声ケーブル4の信
号線としての芯線及びシールド線を端子12に半田付け
し、次に、音声ケーブル4の半田付けを終了したコネク
タ部16を再び筐体17に収納、固定して配線が完了す
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の多
芯コネクタにおいては、音声ケーブル4の芯線及びシー
ルド線を半田付けする端子12が3列に並び、各端子の
間隔が約3.5mmと狭いため、音声ケーブル4の半田
付けを行うのが困難であった。
【0005】また、音声ケーブル4の配線を行うたびに
筐体17からコネクタ部16を取り外し、音声ケーブル
4の半田付けを終了したコネクタ部16を再び筐体17
に取り付けるため作業が煩雑になるという問題があっ
た。
【0006】そこで、本発明は上記従来の簡易型コネク
タにおける問題点に鑑みてなされたものであって、ケー
ブルの半田付けが不要または半田付けを容易に行うこと
ができるとともに、ケーブルの配線作業を容易に行うこ
とのできる簡易型コネクタ及びその製造方法を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、簡易型コネクタであって、
可撓性を有する板状部材と、該板状部材の一側面に、長
手方向に沿って交互に配置された略々円筒状の端子及び
絶縁体と、該端子に芯線が接続されたケーブルと、巻回
された前記板状部材と前記ケーブルとを一括して固定す
る固定手段とを備えたことを特徴とする。
【0008】そして、請求項1記載の発明によれば、可
撓性板状部材の一側面に、長手方向に沿って略々円筒状
の端子の数を変更することにより任意のピン数を備える
ことが可能となる。
【0009】また、巻回された板状部材とケーブルとが
一括して固定されているため、勘合される両コネクタの
板状部材とケーブルとの巻回方向を互いに逆の方向とす
ることにより、勘合されるコネクタの種類及び勘合位置
が限定され、従来のようなコネクタの位置決めキーが不
要となる。
【0010】請求項2記載の発明は、簡易型コネクタの
製造方法であって、可撓性を有する板状部材の一側面
に、長手方向に沿って略々円筒状の端子と絶縁体を交互
に設け、該端子にケーブルの芯線を接続し、前記板状部
材と前記ケーブルとを渦巻き状に巻回し、前記板状部材
と前記ケーブルとを一括して、巻回状態を維持するよう
に固定することを特徴とする。
【0011】そして、請求項2記載の発明によれば、可
撓性を有する板状部材の一側面に、長手方向に沿って略
々円筒状の端子と絶縁体を交互に設けたため、従来のよ
うな間隔の狭い端子間にケーブルの芯線を半田付け等に
よって接続する作業が不要となり、板状部材とケーブル
とを渦巻き状に巻回した後、これらを一括して、巻回状
態を維持するように固定するだけで容易に簡易型コネク
タを製造することができ、ケーブルの配線作業も容易と
なる。
【0012】請求項3記載の発明は、前記簡易型コネク
タの製造方法の一つの好ましい形態として、前記板状部
材の前記端子に前記ケーブルの前記芯線を一括して圧着
することにより、前記端子に前記ケーブルの前記芯線を
接続することができる。
【0013】また、請求項4記載の発明は、前記簡易型
コネクタの製造方法の一つの好ましい形態として、前記
板状部材の前記端子に前記ケーブルの前記芯線を半田付
けすることにより、前記端子に前記ケーブルの前記芯線
を接続することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態の具体
例を図面を参照しながら説明する。
【0015】図1乃至図3は、本発明にかかる簡易型コ
ネクタの製造方法の一実施例を示す図であって、この方
法では、図1に示すように、まず、可撓性を有する板状
部材1の一側面1aに、長手方向に沿って円筒状の端子
2と絶縁体3を交互に設ける。そして、この端子2に音
声ケーブル4の芯線4aが接続される。
【0016】端子2と音声ケーブル4の芯線4aとの接
続にあたっては、以下に示すように、圧着または半田付
けを使用することができる。
【0017】図2は、端子2と音声ケーブル4の芯線4
aとを圧着によって接続する場合を示し、端子2の先端
に形成された圧着部2aまたは2bと音声ケーブル4の
芯線4aとが圧着される。そして簡易型コネクタの完成
後に図2(a)に示す雌側と図2(b)に示す雄側とを
勘合させて信号の伝送を行うことができる。
【0018】一方、図3は、端子2と芯線4aとを半田
付けによって接続する場合を示し、端子2の先端に形成
された半田付け部2cまたは2dと音声ケーブル4の芯
線4aとが半田付けされる。そして簡易型コネクタ完成
後に図3(a)に示す雌側と図3(b)に示す雄側とを
勘合させて信号の伝送を行うことができる。
【0019】次に、図4に示すように、板状部材1と音
声ケーブル4とを矢印X方向に渦巻き状に巻回する。
尚、同図は、雌側のコネクタの場合を示している。
【0020】最後に、図5に示すように、渦巻き状に巻
回することによって得られたコネクタ部6を固定金具5
で固定して簡易型コネクタが完成する。
【0021】尚、雄側のコネクタは、可撓性を有する板
状部材1に端子2と絶縁体3とを交互に設け、この端子
2に音声ケーブル4の芯線4aが配線された板状部材1
と音声ケーブル4とを矢印Xとは反対方向に渦巻き状に
巻回し、最後にコネクタ部6を固定金具5で固定するこ
とによって完成する。
【0022】そして、上記のようにして完成した雌側コ
ネクタと雄側コネクタとを矢印Y方向に勘合させて信号
の伝送を行うことができる。
【0023】尚、上記簡易型コネクタにおいて、板状部
材1を適当な長さに切断して端子2の数を変更すること
ができ、容易に任意のピン数を備えた簡易型コネクタを
提供することができる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
任意のピン数を備えることができ、従来のようなコネク
タの位置決めキーが不要な簡易型コネクタを提供するこ
とができる。
【0025】また、本発明によれば、従来のような間隔
の狭い端子間にケーブルの芯線を半田付け等によって接
続する作業が不要で容易に簡易型コネクタを製造するこ
とができ、ケーブルの配線作業も容易な簡易型コネクタ
の製造方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる簡易型コネクタの可撓性板状部
材及び音声ケーブルを示す概略図である。
【図2】本発明にかかる簡易型コネクタの可撓性板状部
材の端子に音声ケーブルの芯線を圧着する方法を示す概
略図であって、(a)は雌側の圧着方法、(b)は雄側
の圧着方法を示す図である。
【図3】本発明にかかる簡易型コネクタの可撓性板状部
材の端子に音声ケーブルの芯線を半田付けする方法を示
す概略図であって、(a)は雌側の圧着方法、(b)は
雄側の圧着方法を示す図である。
【図4】本発明にかかる簡易型コネクタのコネクタ部の
形成方法を示す概略図である。
【図5】本発明にかかる簡易型コネクタによって完成し
た簡易型コネクタの接続方法を示す概略図である。
【図6】従来の通信機器の音声系統等において使用され
ている多芯コネクタの配線方法の一例を示す概略図であ
る。
【符号の説明】
1 可撓性板状部材 1a 側面 2 端子 2a、2b 圧着部 2c、2d 半田付け部 3 絶縁体 4 音声ケーブル 4a 芯線 5 固定金具 6 コネクタ部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可撓性を有する板状部材と、 該板状部材の一側面に、長手方向に沿って交互に配置さ
    れた略々円筒状の端子及び絶縁体と、 該端子に芯線が接続されたケーブルと、 巻回された前記板状部材と前記ケーブルとを一括して固
    定する固定手段とを備えたことを特徴とする簡易型コネ
    クタ。
  2. 【請求項2】 可撓性を有する板状部材の一側面に、長
    手方向に沿って略々円筒状の端子と絶縁体を交互に設
    け、 該端子にケーブルの芯線を接続し、 前記板状部材と前記ケーブルとを渦巻き状に巻回し、 前記板状部材と前記ケーブルとを一括して、巻回状態を
    維持するように固定することを特徴とする簡易型コネク
    タの製造方法。
  3. 【請求項3】 前記板状部材の前記端子に前記ケーブル
    の前記芯線を一括して圧着することにより、前記端子に
    前記ケーブルの前記芯線を接続することを特徴とする請
    求項2記載の簡易型コネクタの製造方法。
  4. 【請求項4】 前記板状部材の前記端子に前記ケーブル
    の前記芯線を半田付けすることにより、前記端子に前記
    ケーブルの前記芯線を接続することを特徴とする請求項
    2記載の簡易型コネクタの製造方法。
JP31779999A 1999-11-09 1999-11-09 簡易型コネクタ及びその製造方法 Withdrawn JP2001135435A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019180010A (ja) * 2018-03-30 2019-10-17 パナソニック デバイスSunx株式会社 検出センサ、検出センサシステム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019180010A (ja) * 2018-03-30 2019-10-17 パナソニック デバイスSunx株式会社 検出センサ、検出センサシステム
JP7027228B2 (ja) 2018-03-30 2022-03-01 パナソニック デバイスSunx株式会社 検出センサ、検出センサシステム

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