JPH1167393A - 電気コネクタ - Google Patents

電気コネクタ

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Publication number
JPH1167393A
JPH1167393A JP23140297A JP23140297A JPH1167393A JP H1167393 A JPH1167393 A JP H1167393A JP 23140297 A JP23140297 A JP 23140297A JP 23140297 A JP23140297 A JP 23140297A JP H1167393 A JPH1167393 A JP H1167393A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector
metal plate
wire
connector pins
wire rod
Prior art date
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Pending
Application number
JP23140297A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoki Wada
直樹 和田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Aerospace Systems Ltd
Original Assignee
NEC Aerospace Systems Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Aerospace Systems Ltd filed Critical NEC Aerospace Systems Ltd
Priority to JP23140297A priority Critical patent/JPH1167393A/ja
Publication of JPH1167393A publication Critical patent/JPH1167393A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電気信号の電流容量を増加させるとともに結線
作業時間を短縮させる。 【解決手段】コネクタピン4はコネクタ5に固定されて
いる。線材1は電気信号6を通す。分岐端子3はコネク
タピン4と嵌合する。金属板2は線材1およびコネクタ
ピン4とを結合させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気コネクタに関
し、特に大電流容量のコネクタ接続ピンを有する電気コ
ネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電気コネクタへの線材結線方法
は、1つの信号に対して1個のコネクタピンを対応させ
て接続させる。
【0003】図3は従来の電気コネクタの接続を示す構
成図である。
【0004】図3を参照すると従来の電気コネクタは、
コネクタ5と、これに結合したコネクタピン4と、線材
1とから構成されている。線材1は対応するコネクタピ
ン4に接続され、1信号に対して1コネクタピンの結線
である。
【0005】しかしながら近年各種の電子機器の分野に
おいて、小型化、多重化の要求に伴い、線材の結線方法
も種々の工夫がなされている。
【0006】このような結線方法の一例として、特開平
1−315968号公報記載の「電気コネクタおよびそ
の結線方法」が知られている。
【0007】この公報では、電気コネクタに多心ケーブ
ルの心線を結線するため、多心ケーブルの端末を処理し
て心線を露出させ、この露出した心線を整線しガイドプ
レートの心線挿入穴で嵌合させてカシメ工事を施した
後、各心線を圧接部に圧接結線させる技術が記載されて
いる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の電気コ
ネクタは、結線される線材からの電気信号が1本のコネ
クタピンに結線されるため、流すことができる最大電流
はコネクタピンの電流容量により制限されるという欠点
を有している。
【0009】また、線材を1本毎に対応するコネクタピ
ンに接続させるため接続作業に時間がかかるという欠点
を有している。
【0010】さらに、複雑なガイドプレート等の機構部
材を必要とし工事が複雑になるという欠点を有してい
る。
【0011】本発明の目的は、平面金属板を用いること
により電気信号の電流容量を増加させるとともに結線作
業時間を短縮させる簡易構造の電気コネクタを提供する
ことにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の電気コネクタ
は、1本の線材を、複数のコネクタピンと接続できる分
岐端子を有した金属板により、前記線材と前記複数のコ
ネクタピンとを接続させることを特徴としている。
【0013】複数のコネクタピンを有した電気コネクタ
と、電気信号を伝達する1本の線材と、この線材が接続
し前記複数のコネクタピンの各々に分岐する分岐端子を
備えた金属板とを有し、この金属板により前記線材を前
記コネクタピンに嵌合させることを特徴としている。
【0014】また、前記金属板が、平面状の金属板であ
ることを特徴としている。
【0015】電気信号を伝達する1本の線材を、複数の
コネクタピンの各々に分岐する分岐端子を備えた金属板
に接続させ、この金属板により前記線材を前記コネクタ
ピンに嵌合させる接続方法を特徴としている。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0017】図1は本発明の電気コネクタの一つの実施
の形態を示す構成図である。
【0018】図1に示す本実施の形態は、コネクタ5
と、これに結合された複数のコネクタピン4と、線材1
と、コネクタピン4に嵌合する分岐端子3とを有し線材
1およびコネクタピン4を結合させる金属板2とから構
成されている。
【0019】また、図2は図1の接続状態を示す構成図
である。
【0020】なお、図1、図2において図3に示す構成
要素に対応するものは同一の参照数字または符号を付
し、その説明を省略する。
【0021】次に、図1および図2を参照して本実施の
形態の動作をより詳細に説明する。
【0022】電気信号6の電流が大きく、線材1はこの
電流容量を充分に満足する程大きいが、対応するコネク
タ5の1個のコネクタピン4の電流容量は小さく電気信
号6の電流容量を満足しない場合、コネクタピン4との
接続点で電気抵抗による電圧降下が生じるため動作上問
題となるとともに、接続点で発熱することになる。
【0023】このため3個のコネクタピン4に嵌合良く
接続できる分岐端子3を有する平面状の金属板2を、1
本の線材1と3個のコネクタピン4との間に設け、この
金属板2により接続させる。金属板2は平面板であり、
線材1やコネクタピン4に対して充分な電流容量を保有
する。従って、線材1から電気信号6が3個のコネクタ
ピン4に分流されるときの電圧降下は非常に小さな値と
なる。
【0024】図1では、1本の線材1に対応するコネク
タピン4の個数を3個にした場合の分岐端子3を保有す
る一例を示すが、特に3個に限定されず、2個、4個等
電流容量に応じて任意の数の分岐端子3を保有する金属
板2が可能である。何個の分岐端子3を保有させるか
は、必要とする電流容量および組となるコネクタピンの
自由度に依存する接続工事の容易性により決定される。
線材1からの電気信号6は2分岐あるいはそれ以上の分
岐した分岐端子3から、各々の対応するコネクタピン4
に分流して伝送される。
【0025】図2は線材1が、金属板2によりコネクタ
ピン4に接続された状態を示す。線材1の金属板2への
圧着工事、半田付け工事、カシメ工事等による接続工事
は、線材1を単に金属板2に対して行なうだけである。
線材1が接続した金属板2の分岐端子3を単にコネクタ
ピン4に装着するだけで、線材1はコネクタ5と容易に
接続できるため、作業時間の大幅な短縮を図ることがで
きる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の電気コネ
クタは、線材とコネクタピンとの間に平面金属板を介し
て接続できるので、電流容量の増加と結線作業とを効率
的に行なえるという効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電気コネクタの一つの実施の形態を示
す構成図である。
【図2】図1の接続状態を示す構成図である。
【図3】従来の電気コネクタの接続を示す構成図であ
る。
【符号の説明】
1 線材 2 金属板 3 分岐端子 4 コネクタピン 5 コネクタ 6 電気信号

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1本の線材を、複数のコネクタピンと接
    続できる分岐端子を有した金属板により、前記線材と前
    記複数のコネクタピンとを接続させることを特徴とする
    電気コネクタ。
  2. 【請求項2】 複数のコネクタピンを有した電気コネク
    タと、電気信号を伝達する1本の線材と、この線材が接
    続し前記複数のコネクタピンの各々に分岐する分岐端子
    を備えた金属板とを有し、 この金属板により前記線材を前記コネクタピンに嵌合さ
    せることを特徴とする電気コネクタ。
  3. 【請求項3】 前記金属板が、平面状の金属板であるこ
    とを特徴とする請求項1又は請求項2記載の電気コネク
    タ。
  4. 【請求項4】 電気信号を伝達する1本の線材を、複数
    のコネクタピンの各々に分岐する分岐端子を備えた金属
    板に接続させ、この金属板により前記線材を前記コネク
    タピンに嵌合させることを特徴とする電気コネクタの接
    続方法。
JP23140297A 1997-08-27 1997-08-27 電気コネクタ Pending JPH1167393A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23140297A JPH1167393A (ja) 1997-08-27 1997-08-27 電気コネクタ

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JP23140297A JPH1167393A (ja) 1997-08-27 1997-08-27 電気コネクタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1167393A true JPH1167393A (ja) 1999-03-09

Family

ID=16923051

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JP23140297A Pending JPH1167393A (ja) 1997-08-27 1997-08-27 電気コネクタ

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JP (1) JPH1167393A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1093158C (zh) * 1996-12-27 2002-10-23 国家航空工业公司 防水组合物
KR100550607B1 (ko) * 2002-09-09 2006-02-09 현대모비스 주식회사 차량용 멀티커넥터

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CN1093158C (zh) * 1996-12-27 2002-10-23 国家航空工业公司 防水组合物
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A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20000711