JP2001134825A - 自動販売機の断熱仕切装置 - Google Patents

自動販売機の断熱仕切装置

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JP2001134825A
JP2001134825A JP31392999A JP31392999A JP2001134825A JP 2001134825 A JP2001134825 A JP 2001134825A JP 31392999 A JP31392999 A JP 31392999A JP 31392999 A JP31392999 A JP 31392999A JP 2001134825 A JP2001134825 A JP 2001134825A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 2つの商品収納室にそれぞれ収納された商品
を、単一の搬送手段によって搬送することができ、その
結果、自動販売機全体としての製造コストの低減を図る
ことができる自動販売機の断熱仕切装置を提供する。 【解決手段】2つの商品収納室12、12に収納された
商品Sを、単一の搬送手段25によって搬送するために
商品収納室12、12と前面ドア3、3との間に形成さ
れた搬送路24の商品収納室12、12の境界部分32
に設けられ、商品収納室12、12間を断熱する自動販
売機の断熱仕切装置31であって、境界部分32の付近
に回動自在に設けられた仕切ドア33と、仕切ドア33
を、境界部分32を閉鎖する閉鎖位置と、販売時に搬送
手段25が商品収納室12、12の一方から他方に移動
するときに、境界部分32を開放し、搬送手段25が境
界部分32を通過するのを許容する開放位置との間で回
動駆動する駆動機構34と、を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、互いに異なる温度
で保温された2つの商品収納室間を断熱するための自動
販売機の断熱仕切装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、自動販売機の前面に配置された透
明な前面ドアを通して、販売機本体の内部に収納された
商品を正面から見ることのできる、いわゆるシースルー
タイプの自動販売機が開発されている。この種の自動販
売機は、一般に、販売機本体の内部に、断熱パネルによ
って画成されかつ前面が開放した商品収納庫を有してい
る。このような商品収納庫の内部は、単一の空間で構成
されるか、あるいは、左右方向または上下方向に相互に
隣接するように、複数の商品収納室に仕切られている。
一般に、複数の商品収納室を有する商品収納庫では、各
商品収納室が、背面側の断熱パネルと前面ドア間で延び
る単一の断熱仕切壁によって仕切られており、それぞれ
異なる温度で保温されるようになっている。
【0003】各商品収納室内には、例えば、水平な商品
ラックが上下方向に適宜間隔をあけて複数配置され、多
数の商品が、各商品ラック上に載置された状態で、前後
方向に並べて収納される。各商品ラックには、通常、商
品払い出し装置が設けられており、販売時に、最前に位
置する商品が前方に払い出されるようになっている。ま
た、各商品収納室の前方には、販売時に、商品を商品取
出口に搬送する商品搬送装置が設けられている。このよ
うな商品搬送装置は、例えば、商品を収容して搬送する
バケットを有しており、このバケットが商品収納室と前
面ドアとの間に形成された搬送路に沿って移動し、商品
ラックから払い出された商品を商品取出口に搬送するよ
うになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような自動販売
機では、各商品収納室が、周囲の断熱パネル、前面ドア
および断熱仕切壁によって画成されているため、その内
部を所定温度に保つことが可能であるものの、各商品収
納室ごとに商品搬送装置を設けているため、自動販売機
全体としての製造コストが高いものとなってしまう。
【0005】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたものであり、2つの商品収納室にそれぞれ
収納された商品を、単一の搬送手段によって搬送するこ
とができ、その結果、自動販売機全体としての製造コス
トの低減を図ることができる自動販売機の断熱仕切装置
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
自動販売機の断熱仕切装置は、互いに異なる温度で保温
された2つの商品収納室にそれぞれ収納された商品を、
単一の搬送手段によって搬送するために2つの商品収納
室と前面ドアとの間に形成された搬送路の2つの商品収
納室の境界部分に設けられ、2つの商品収納室間を断熱
する自動販売機の断熱仕切装置であって、境界部分の付
近に回動自在に設けられた、断熱性を有する仕切ドア
と、この仕切ドアを、境界部分を閉鎖する閉鎖位置と、
販売時に搬送手段が2つの商品収納室の一方から他方に
移動するときに、境界部分を開放し、搬送手段が境界部
分を通過するのを許容する開放位置との間で回動駆動す
る駆動機構と、を備えていることを特徴とする。
【0007】この構成によれば、販売時に、搬送手段が
2つの商品収納室の一方から他方に移動するときには、
駆動機構により、仕切ドアが上記閉鎖位置から開放位置
に回動駆動される。これにより、搬送路の上記境界部分
が開放され、この境界部分を通って、搬送手段が2つの
商品収納室間で自由に移動することが可能となる。した
がって、2つの商品収納室にそれぞれ収納された商品
を、販売時に単一の搬送手段によって搬送することがで
き、その結果、商品収納室ごとに搬送装置を有する従来
の自動販売機と異なり、自動販売機全体としての製造コ
ストの低減を図ることができる。なお、販売待機時に
は、閉鎖位置に位置する仕切ドアによって、搬送路の境
界部分が閉鎖されるので、例えば冷却装置や加温装置な
どによって、各商品収納室を互いに異なる温度で保温す
ることが可能である。
【0008】請求項2に係る自動販売機の断熱仕切装置
は、請求項1において、前面ドアおよび仕切ドアは、透
明であることを特徴とする。
【0009】この構成によれば、前面ドアおよび仕切ド
アが透明であるので、シースルータイプの自動販売機に
おいて、仕切ドアを通しても、収納されている商品を見
ることができ、そのシースルー性を十分に確保すること
ができる。
【0010】請求項3に係る自動販売機の断熱仕切装置
は、請求項1または2において、仕切ドアは、前端部を
中心に回動自在に構成されていることを特徴とする。
【0011】この構成によれば、仕切ドアが前端部を中
心に回動するので、仕切ドアが開放位置に位置するとき
に、商品収納室の境界部分付近が仕切ドアによって塞が
れてしまうことがない。このため、商品収納室の境界部
分付近に収納された商品も、搬送手段によって搬送する
ことができる。したがって、仕切ドアによるデッドスペ
ースが生じることがなく、商品収納室の商品の収納効率
を高めることができる。
【0012】請求項4に係る自動販売機の断熱仕切装置
は、請求項1ないし3のいずれか1項において、複数の
商品収納室は、左右方向に並んで配置されており、仕切
ドアは、上下方向に延びる板状に形成され、鉛直軸線を
中心に回動自在に構成されていることを特徴とする。
【0013】この構成によれば、上下方向に延びる板状
に形成された仕切ドアを、鉛直軸線を中心に回動駆動す
ることによって、上記境界部分を開閉するので、例え
ば、左右方向に延びるような仕切ドアを、左右方向に延
びる軸線を中心に回動駆動する場合に比べて、仕切ドア
の自重がかからない分、仕切ドアを小さな駆動力で回動
駆動することができる。
【0014】請求項5に係る自動販売機の断熱仕切装置
は、請求項1ないし4のいずれか1項において、駆動機
構は、駆動源と、この駆動源により回転駆動される駆動
リンクと、一端部が、駆動リンクの回転中心から離隔し
た位置で、駆動リンクに回転自在に連結され、他端部
が、仕切ドアに回転自在に連結された連結リンクと、を
有していることを特徴とする。
【0015】この構成によれば、上記駆動リンクおよび
連結リンクからなる簡単な構成のリンク機構により、駆
動リンクを回転させる駆動源の動力を、仕切ドアに確実
に伝達することができ、これにより、仕切ドアを容易か
つ確実に開閉することができる。
【0016】請求項6に係る自動販売機の断熱仕切装置
は、請求項1ないし5のいずれか1項において、仕切ド
アが開放位置から閉鎖位置に向かって回動したときに当
接することによって、仕切ドアを閉鎖位置に停止させる
ストッパを、更に備えていることを特徴とする。
【0017】この構成によれば、仕切ドアが開放位置か
ら閉鎖位置に向かって回動したときに、上記ストッパに
当接することによって停止するので、ストッパを所望の
位置に設置することにより、ストッパの設置位置が閉鎖
位置となり、その閉鎖位置で仕切ドアを確実に停止させ
ることができる。したがって、仕切ドアを回動駆動する
ための駆動源として、仕切ドアの停止位置の位置決めを
行うような高精度のものは不要であり、安価なものを使
用することができる。
【0018】請求項7に係る自動販売機の断熱仕切装置
は、請求項1ないし6のいずれか1項において、境界部
分の周囲に設けられ、仕切ドアが閉鎖位置に位置すると
きに、仕切ドアの周縁部が当接するシール部材を、更に
備え、このシール部材は、弾性を有するとともに、スト
ッパよりも開放位置寄りに配置されていることを特徴と
する。
【0019】この構成によれば、弾性を有するシール部
材が、ストッパよりも開放位置寄りに配置されているの
で、仕切ドアがストッパに当接した状態で閉鎖位置に位
置するときには、シール部材は、仕切ドアで押圧される
ことによって圧縮され、その復元力によって仕切ドアに
しっかりと密着する。これにより、各商品収納室の気密
性を高めることができ、冷気や暖気の漏れを大幅に少な
くすることができる。
【0020】請求項8に係る自動販売機の断熱仕切装置
は、請求項7において、連結リンクは、一端部がそれぞ
れ駆動リンクおよび仕切ドアに連結され、他端部同士が
相互に回転自在に連結された第1リンクおよび第2リン
クで構成されており、第2リンクは、仕切ドアに対し所
定角度を為したときに、仕切ドアに当接するように構成
され、駆動機構は、第2リンクおよび仕切ドアを互いに
当接する方向に付勢する付勢手段を更に有するととも
に、駆動源は、仕切ドアが開放位置から閉鎖位置に達し
た後、付勢手段の付勢力に抗して、第2リンクを仕切ド
アに対し所定角度よりも開いた状態で停止させるように
構成されていることを特徴とする。
【0021】この構成によれば、駆動リンクが回転する
ことにより、上記第1リンクおよび第2リンクで構成さ
れた連結リンクを介して、仕切ドアが閉鎖位置と開放位
置との間で回動駆動される。第2リンクは、付勢手段に
より、仕切ドアに対し上記所定角度を為すように付勢さ
れているので、その付勢手段よる付勢力と反対方向に力
が作用しないか、あるいは作用してもその力が付勢力よ
りも小さいときには、第2リンクが仕切ドアに当接した
状態を保ちながら動作する。これにより、駆動リンクの
回転を、第1リンクおよび第2リンクを介して、仕切ド
アに確実に伝達することができるとともに、仕切ドアを
円滑に回動させることができる。また、駆動源は、仕切
ドアが開放位置から閉鎖位置に達した後、付勢手段の付
勢力に抗して、第2リンクを仕切ドアに対し所定角度よ
りも開いた状態で停止させる。すなわち、駆動源は、仕
切ドアが閉鎖位置に達した後も更に回転し続けることに
よって、駆動リンクならびに第1リンクおよび第2リン
クを動作させ、第2リンクを所定角度よりも開いた状態
で停止させる。この場合仕切ドアは、付勢手段によっ
て、第2リンクと当接する方向に付勢されているので、
仕切ドアを上記シール部材にしっかりと密着させること
ができる。加えて、駆動源は、仕切ドアが閉鎖位置に達
した後も更に回転するように構成されていれば十分であ
るため、駆動源として高精度のものは不要であり、安価
なものを使用することができる。
【0022】請求項9に係る自動販売機の断熱仕切装置
は、請求項8において、駆動リンクは、仕切ドアが閉鎖
位置に位置するときに、駆動リンクの回転中心ならびに
第1リンクの一端部および他端部が、ほぼ一直線上に位
置するように構成されていることを特徴とする。
【0023】この構成によれば、仕切ドアが閉鎖位置に
位置するときに、駆動リンクの回転中心ならびに第1リ
ンクの一端部および他端部がほぼ一直線上に位置するよ
うに、すなわち、駆動リンクは、駆動源により、ほぼ死
点となる位置まで回転駆動された状態で停止させられる
ので、上記所定角度よりも開いた状態の第2リンクが、
上記付勢手段によって付勢されても、この付勢力によっ
て、第2リンクおよび第1リンクならびに第1リンクに
連結された駆動リンクが動くことはない。したがって、
閉鎖位置に位置する仕切ドアが、開放位置側に不意に動
くことがなく、この仕切ドアを、開放時以外のときに
は、常に、閉鎖位置に保持することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明の好ましい実施形態を詳細に説明する。図1および2
は、本発明の一実施形態による断熱仕切装置を組み込ん
だ自動販売機を示している。これらの図に示すように、
この自動販売機1は、大型ボックス状の販売機本体2内
に、多品目の商品Sをそれぞれ前後方向に並べて収納す
るとともに、前面に配置された透明な前面ドア3、3を
通して商品Sを見えるようにした、いわゆるシースルー
タイプのものである。自動販売機1は、上記販売機本体
2と、この販売機本体2内に配置され、商品を収納する
ための商品収納庫4と、商品収納庫4に収納された商品
Sを販売時に搬出する商品搬出装置5とを備えている。
【0025】販売機本体2は、その開放した前面に左右
2枚の上記前面ドア3、3が取り付けられており、商品
の補充時などに開かれ、商品が前方から補充されるよう
になっている。また、販売機本体2の上部には、商品S
を冷却する冷却装置6が設けられ、前面ドア3、3の右
方の前面壁2aには、商品取出口7と、商品Sの購入時
にプリペイドカードなどを挿入するためのカード挿入口
8および金銭を投入するための金銭投入口(図示せず)
と、各商品Sごとに割り振られた商品番号を入力するた
めの選択ボタンや、入力された商品番号、投入金額およ
び購入者に対するメッセージを表示する表示部(いずれ
も図示せず)などを有するコントロールパネル9とが設
けられている。また、図示しないが、コントロールパネ
ル9の裏側には、商品搬出装置5および後述する断熱仕
切装置31を含め、販売機本体2内の各種の制御を行
う、マイクロコンピュータを有する制御回路が設けられ
ている。
【0026】商品収納庫4は、周囲が断熱パネルによっ
て画成され、前面が開放したボックス状に構成されてい
る。商品収納庫4の内部には、上下方向および前後方向
に延びる断熱仕切壁11が左右方向の中央部に配置され
ており、この断熱仕切壁11により、商品収納庫4内が
左右方向に隣接する2つの商品収納室12、12に仕切
られている。これら左右の商品収納室12、12は、左
側が常温用、右側が冷却用になっており、内部がそれぞ
れが所定温度で保温される。各商品収納室12には、右
側面または左側面の断熱パネルと、断熱仕切壁11との
間に水平に支持された商品ラック13が上下方向に複数
段設けられている。各商品ラック13上には、前後方向
に延びる仕切壁14が左右方向に複数配置されており、
互いに対向する仕切壁14、14によって、商品通路が
画成されている。そして、各商品通路には、同一品目の
多数の商品Sが前後方向に並べて収納される。
【0027】商品搬出装置5は、商品通路から最前に位
置する商品Sを前方に払い出す商品払い出し装置21
と、払い出された商品Sを商品通路の前方で受け取り、
その商品Sを商品取出口7に搬送する商品搬送装置22
とを備えている。
【0028】商品払い出し装置21は、仕切壁14の右
側面から商品通路に突出し、その商品通路に沿って前後
方向に移動可能なプッシャ23を有している。販売時
に、このプッシャ23が前方に移動することにより、商
品通路の商品S全体を後方から押圧して前方に送り出
し、最前に位置する商品Sを前方に払い出す。
【0029】一方、商品搬送装置22は、商品収納室1
2、12と前面ドア3、3との間に形成されたスペース
である搬送路24に、左右方向に移動自在に設けられた
Yモジュール25(搬送手段)と、このYモジュール2
5を左右方向に駆動する、図示しないX方向駆動機構な
どで構成されている。Yモジュール25は、上下方向に
延びる縦長ボックス状に形成され、X方向駆動機構によ
り左右方向に駆動される可動体26と、この可動体26
の右側面に突出して設けられ、可動体26に対して上下
方向に移動自在のボックス状のバケット27と、可動体
26に内蔵され、バケット27を上下方向に駆動するY
方向駆動機構(図示せず)と、を有している。バケット
27は、販売待機時には、商品取出口7の後方の待機位
置(図2のバケットの位置)に位置しており、販売時に
は、待機位置から、購入者によって選択された商品Sが
収納されている商品通路の前方の受取位置に移動して、
払い出された商品Sを受け取った後、それを商品取出口
7に搬送する。
【0030】また、搬送路24には、各商品収納室12
に対応して、搬送路24を左右に仕切るとともに、販売
時に、両商品収納室12、12間で、上記商品搬送装置
22のYモジュール25を移動させるための断熱仕切装
置31が設けられている。この断熱仕切装置31は、両
商品収納室12、12の左右方向の境界部分32に設け
られ、販売時に、この境界部分32を開閉し、Yモジュ
ール25が通過するのを許容する仕切ドア33と、この
仕切ドア33を、後述する閉鎖位置と開放位置との間で
回動駆動する駆動機構34などを備えている。
【0031】仕切ドア33は、断熱性を有しており、図
3に示すように、縦長矩形状に形成された透明なアクリ
ル板で構成されている。また、仕切ドア33の前端部
は、上下方向に延びる取付金具35を介して、鉛直方向
に延びる回転軸36(鉛直軸線)にねじ止めされてい
る。そして、この回転軸36の上下端部を回転自在に支
持する軸受37、37が、販売機本体2の前端部でかつ
前面ドア3、3の召合せ部分の背面側に設けられた上下
方向に延びる取付用支柱38に、それぞれ取り付けられ
ている。したがって、仕切ドア33は、回転軸36を中
心に、境界部分32を閉鎖する閉鎖位置(図4参照)
と、境界部分32を開放する開放位置(図6参照)との
間で回動できるようになっている。また、仕切ドア33
が透明なアクリル板で構成されているため、自動販売機
1のシースルー性を損なうことはない。
【0032】また、商品収納庫4内の天井面および底
面、さらには断熱仕切壁11の前端面には、仕切ドア3
3が閉鎖位置に位置するときに、仕切ドア33の上端周
縁部、下端周縁部および後端周縁部がそれぞれ全体にわ
たって当接するシール部材39(図3では、後端周縁部
のシール部材のみ図示)がそれぞれ取り付けられてい
る。これらのシール部材39は、例えば断熱性を有する
ゴムなどからなり、いずれも左右方向の同一位置に、仕
切ドア33に向かって突出しかつ閉鎖位置に位置する仕
切ドア33が当接する当接片39aを有している。した
がって、仕切ドア33が閉鎖位置に位置しているときに
は、仕切ドア33の周縁部がシール部材39の当接片3
9aに当接することによって、各商品収納室12の気密
性が高められ、これにより、各商品収納室12内が所定
温度に保温される。
【0033】さらに、商品収納庫4内の天井面には、仕
切ドア33が開放位置から閉鎖位置に向かって回動した
ときに、その閉鎖位置に仕切ドア33を停止させるため
のストッパ40が取り付けられている。このストッパ4
0は、例えば硬質樹脂や金属などからなり、いずれも前
後方向に延びかつ相互に連なる取付部40aおよび当接
部40bにより、断面L字状に形成されている。また、
このストッパ40の当接部40bは、上記シール部材3
9に仕切ドア33が当接する位置、すなわち当接片39
aの位置よりも右方に若干離隔した位置に位置してい
る。逆に言うと、シール部材39の当接片39aは、ス
トッパ40の当接部40bよりも、開放位置寄りに位置
している。これにより、仕切ドア33がストッパ40に
当接した状態で閉鎖位置に位置するときには、シール部
材39の当接片39aが仕切ドア33で押圧されること
によって、圧縮されるとともに撓み、その復元力によっ
て仕切ドア33にしっかりと密着する。したがって、仕
切ドア33がシール部材39に単に当接する場合に比べ
て、各商品収納室12の気密性を高めることができ、冷
気や暖気の漏れを大幅に少なくすることができる。さら
に、ストッパ40の取付部40aには、ストッパ40を
ねじ止めして取り付けるための前後1対の長孔状の貫通
孔40c、40cが形成されている。これらの貫通孔4
0c、40cにより、ストッパ40の当接部40bの位
置を左右方向に容易に調節することが可能となってい
る。したがって、シール部材39の当接片39aとスト
ッパ40の当接部40bとの間の距離を容易に調節する
ことができるとともに、閉鎖位置を所望の位置に設定す
ることができる。
【0034】駆動機構34は、図2および図3に示すよ
うに、仕切ドア33の上端前部の右方に配置されてお
り、後述する駆動モータ41やギアボックス44などが
商品収納庫4内の天井面に取り付けられている。この駆
動機構34は、駆動モータ41(駆動源)と、この駆動
モータ41によって駆動され、仕切ドア33を回動させ
るためのリンク機構42と、仕切ドア33を閉鎖位置お
よび開放位置に停止させるように制御するための停止制
御装置43とを有している。
【0035】駆動モータ41は、正逆回転可能に構成さ
れており、販売時において、仕切ドア33を開閉させる
場合に作動する。この駆動モータ41の動力は、ギアボ
ックス44内の図示しない減速歯車列を介して、リンク
機構42に連結された鉛直方向に延びる駆動軸45に伝
達され、これを正逆回転させる。
【0036】リンク機構42は、図3および図4に示す
ように、駆動軸45の下端部に固定され、駆動軸45の
回転に伴って回転する平板状の駆動リンク46と、この
駆動リンク46の回転中心から所定距離、離隔した、駆
動リンク46の先端部46aに、一端部47aが回転自
在に連結された断面コ字状の長尺リンク47(第1リン
ク)と、この長尺リンク47の他端部47bに、一端部
48aが回転自在に連結された断面コ字状の短尺リンク
48(第2リンク)とを有している。この短尺リンク4
8の他端部48bは、仕切ドア33の右側面に突出して
設けられた断面コ字状のアーム49の先端部に回転自在
に連結されている。
【0037】また、短尺リンク48の他端部48bとア
ーム49の一端部49aとを連結する連結ピン51に
は、ねじりコイルばね52(付勢手段)が取り付けられ
ており、このねじりコイルばね52の両端部が、短尺リ
ンク48の左側面48cおよびアーム49の背面49b
にそれぞれ係止されている。これにより、短尺リンク4
8の左側面48cが、アーム49の背面49bの右端に
当接するように付勢されており、当接することにより、
短尺リンク48が仕切ドア33に対し所定角度を為す。
【0038】停止制御装置43は、上記ギアボックス4
4の上方に配置され、上記駆動軸45の上端部に固定さ
れたカム53と、このカム53によって、それぞれON
−OFF切り替えされることにより、仕切ドア33を閉
鎖位置および開放位置にそれぞれ停止させるように制御
するための閉鎖停止スイッチ54および開放停止スイッ
チ55とを有している。
【0039】カム53は、本体部分が肉厚円筒状に形成
され、外周面から2つの突起53a、53bが半径方向
に所定長突出しており、駆動軸45の回転に伴って回転
する。2つの突起53a、53bは、互いに上下方向に
異なる高さ位置で、かつ、互いに突出方向が異なるよう
に設けられている。一方、閉鎖停止スイッチ54および
開放停止スイッチ55は、それぞれ上下に並んで配置さ
れている。したがって、上側の突起(以下「閉鎖停止突
起」という)53aおよび下側の突起(以下「開放停止
突起」という)53bは、それぞれ閉鎖停止スイッチ5
4および開放停止スイッチ55を押圧することにより、
各スイッチ54、55をOFFからONに切り替える。
そして、閉鎖停止スイッチ54または開放停止スイッチ
55がOFFからONに切り替わったときには、作動中
の駆動モータ41が停止し、これにより、回動中の仕切
ドア33がそれぞれ閉鎖位置または開放位置に停止す
る。
【0040】次に、図2および図4〜6を参照して、販
売時における断熱仕切装置31の動作について説明す
る。なお、図4〜6では、カム53の閉鎖停止突起53
aおよび開放停止突起53bと、閉鎖停止スイッチ54
および開放停止スイッチ55との動作を理解し易くする
ために、各突起53a、53bおよび各スイッチ54、
55を、それぞれ対応するもの同士で組み合わせ、それ
らを並べて図示する。
【0041】図4は、販売待機時において、仕切ドア3
3が閉鎖位置に位置している状態の断熱仕切装置31を
示している。同図に示すように、この場合、閉鎖停止ス
イッチ54がON状態であり、一方、開放停止スイッチ
55がOFF状態である。なお、販売待機時では、バケ
ット27は、仕切ドア33の右方の待機位置に停止して
いる(図2参照)。
【0042】購入者が、プリペイドカードをカード挿入
口8に挿入するか、あるいは金銭を投入した後、左側の
商品収納室12に収納されている商品Sを選択すると、
待機位置のバケット27は、その商品Sが収納されてい
る商品通路に向かって移動する。この場合、左側の商品
収納室12に収納されている商品Sが選択されたこと
が、上記図示しない制御回路によって判別され、この判
別に基づき、制御回路から駆動モータ41に作動開始の
電気信号が出力され、これによって、停止中の駆動モー
タ41が正回転で作動し始める。
【0043】そうすると、駆動軸45が図4において反
時計方向に回転し始め、これに伴い、駆動軸45に固定
された駆動リンク46も、図5に示すように、反時計方
向に回転し始める。そして、長尺リンク47および短尺
リンク48が、左方へ移動し始める。なおこの場合、同
図に示すように、閉鎖停止突起53aによる閉鎖停止ス
イッチ54の押圧が解除されることにより、閉鎖停止ス
イッチ54がONからOFFに切り替わる。
【0044】仕切ドア33が閉鎖位置に位置していると
きには、図4に示すように、短尺リンク48の左側面4
8cが、アーム49の背面49bの右端から若干離隔し
ており、駆動リンク46が図5に示す位置まで回転した
ときに、短尺リンク48の左側面48cがアーム49の
背面49bの右端に当接する。そして、駆動リンク46
が更に回転すると、長尺リンク47および短尺リンク4
8が更に左方へ移動し、これに伴い、アーム49も、短
尺リンク48によって押圧されながら左方へ移動する。
これにより、仕切ドア33は、閉鎖位置から開放位置に
向かって回動する。
【0045】そして、駆動リンク46が図6に示す位置
まで回転すると、同図に示すように、開放停止スイッチ
55が開放停止突起53bに押圧され、これにより、開
放停止スイッチ55がOFFからONに切り替わる。そ
うすると、制御回路から駆動モータ41に作動停止の電
気信号が出力され、これによって、作動中の駆動モータ
41が停止する。これにより、仕切ドア33は、図6に
示すように、閉鎖位置からほぼ90度回動した開放位置
に停止し、境界部分32が開放される。
【0046】このようにして、境界部分32が開放され
た後、この境界部分32を介して、Yモジュール25が
右側から左側の商品収納室12に移動し、バケット27
が選択された商品Sを収納する商品通路の前方に停止す
る。そして、商品払い出し装置21によって払い出され
た商品Sをバケット27が受け取った後、Yモジュール
25は、境界部分32を介して、左側から右側の商品収
納室12に移動する。この場合、Yモジュール25が右
側の商品収納室12に移動したことが、制御回路によっ
て判別され、この判別に基づき、制御回路から駆動モー
タ41に作動開始の電気信号が出力され、これによっ
て、停止中の駆動モータ41が逆回転で作動し始める。
【0047】そうすると、リンク機構42の各リンク4
6、47および48が、上記の動作と逆の動作を行い、
これに伴い、仕切ドア33は開放位置から閉鎖位置に向
かって回動する。この場合、短尺リンク48の左側面4
8cおよびアーム49の背面49bの右端は、仕切ドア
33がシール部材39に当接するまで、ねじりコイルば
ね52により、互いに接した状態に保たれる。そして、
仕切ドア33は、図5に示すように、シール部材39に
当接し、その後更に回動して、図4に示すように、上端
部がストッパ40に当接する。これにより、仕切ドア3
3は、閉鎖位置に停止する。この場合駆動モータ41
は、仕切ドア33がストッパ40に当接した後も作動し
続け、図4に示すように、短尺リンク48の左側面48
cが、ねじりコイルばね52に抗して、アーム49の背
面49bの右端から若干離隔する。そして、同図に示す
ように、閉鎖停止スイッチ54が閉鎖停止突起53aに
押圧され、閉鎖停止スイッチ54がOFFからONに切
り替わった時点で、作動中の駆動モータ41が停止す
る。
【0048】この場合、駆動リンク46の回転中心であ
る駆動軸45ならびに長尺リンク47の一端部47aお
よび他端部47bがほぼ一直線上に位置し、駆動リンク
46がほぼ死点となる位置に停止する。このため、駆動
リンク46、長尺リンク47および短尺リンク48は、
ねじりコイルばね52の復元力によって動いてしまうこ
とがなく、逆に、仕切ドア33が、ねじりコイルばね5
2によって、ストッパ40側に付勢される。したがっ
て、閉鎖位置に位置する仕切ドア33は、開放位置側に
不意に動くことがなく、開放時以外のときには、常に、
閉鎖位置に保持されるとともに、シール部材39により
一層しっかりと密着する。
【0049】このように、仕切ドア33はストッパ40
によって閉鎖位置に確実に停止し、しかも、仕切ドア3
3が閉鎖位置に達した後も、駆動モータ41が多少作動
し続けても良いため、仕切ドア33を回動駆動するため
の駆動モータ41として、仕切ドア33の停止の位置決
めを行うような高精度のものは不要であり、安価なもの
を使用することができる。
【0050】このような仕切ドア33の閉鎖とととも
に、左側から右側の商品収納室12に移動したバケット
27は、商品取出口7の後方付近まで移動して停止した
後、商品Sを商品取出口7に搬出する。
【0051】なお、購入者による商品Sの選択が上記と
異なり、購入者が右側の商品収納室12に収納されてい
る商品Sを選択した場合には、仕切ドア33は上記と異
なり、開閉することがなく、またYモジュール25も左
側の商品収納室12に移動することがなく、それ以外の
バケット27の動作は上記と同様である。
【0052】以上詳述したように、本実施形態の断熱仕
切装置31によれば、販売時において、左側の商品収納
室12の商品Sが選択された場合には、仕切ドア33が
閉鎖位置から開放位置に回動して境界部分32を開放す
る。これにより、Yモジュール25が、境界部分32を
通って、右側から左側の商品収納室12に移動すること
ができる。したがって、左右2つの商品収納室12、1
2に収納された商品Sを、従来と異なり、単一のYモジ
ュール25によって搬出することができ、その結果、自
動販売機全体としての製造コストの低減を図ることがで
きる。
【0053】また、仕切ドア33は、前端部の回転軸3
6を中心に回動することによって開閉するので、例え
ば、左右方向に延びるような仕切ドアを、左右方向に延
びる軸線を中心に回動駆動する場合などに比べて、仕切
ドアの自重がかからない分、仕切ドア33を小さな駆動
力で回動駆動することができる。加えて、仕切ドア33
が開放位置に位置する場合であっても、両商品収納室1
2、12の境界部分32付近が塞がれないので、そのス
ペースに収納された商品Sも、搬出することが可能であ
る。したがって、仕切ドア33によるデッドスペースが
生じることがなく、商品収納室12、12の商品Sの収
納効率を高めることができる。
【0054】なお、本発明は、説明した上記実施形態に
限定されることなく、種々の態様で実施することができ
る。例えば、本実施形態では、商品収納庫4内を左右方
向に隣接する2つの商品収納室12、12に仕切った
が、商品収納庫4内を上下方向に仕切っても良い。ま
た、3以上の商品収納室12に仕切っても良い。ただし
この場合には、各商品収納室12の境界部分32に、断
熱仕切装置31をそれぞれ設ける必要がある。
【0055】また、実施形態で示した断熱仕切装置31
の細部の構成などは、あくまで例示であり、本発明の趣
旨の範囲内で適宜、変更することができる。
【0056】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の自動販売
機の断熱仕切装置は、2つの商品収納室にそれぞれ収納
された商品を、単一の搬送手段によって搬送することが
でき、その結果、自動販売機全体としての製造コストの
低減を図ることができるなどの効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による断熱仕切装置を適用
した自動販売機を示す斜視図である。
【図2】図1の自動販売機において、前面ドアおよび販
売機本体の前面壁を省略するとともに、商品を収納する
前の状態を示す正面図である。
【図3】断熱仕切装置を示す斜視図である。
【図4】仕切ドアが閉鎖位置に位置している状態の断熱
仕切装置を示す平面図である。
【図5】仕切ドアが閉鎖位置付近に位置し、短尺リンク
の左側面がアームの背面の右端に当接した状態の断熱仕
切装置を示す平面図である。
【図6】仕切ドアが開放位置に位置している状態の断熱
仕切装置を示す平面図である。
【符号の説明】
1 自動販売機 3 前面ドア 12 商品収納室 25 Yモジュール(搬送手段) 31 断熱仕切装置 32 境界部分 33 仕切ドア 34 駆動機構 36 回転軸(鉛直軸線) 39 シール部材 40 ストッパ 41 駆動モータ(駆動源) 42 リンク機構 46 駆動リンク 47 長尺リンク(第1リンク) 48 短尺リンク(第2リンク) 52 ねじりコイルばね(付勢手段) S 商品

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに異なる温度で保温された2つの商
    品収納室にそれぞれ収納された商品を、単一の搬送手段
    によって搬送するために前記2つの商品収納室と前面ド
    アとの間に形成された搬送路の前記2つの商品収納室の
    境界部分に設けられ、前記2つの商品収納室間を断熱す
    る自動販売機の断熱仕切装置であって、 前記境界部分の付近に回動自在に設けられた、断熱性を
    有する仕切ドアと、 この仕切ドアを、前記境界部分を閉鎖する閉鎖位置と、
    販売時に前記搬送手段が前記2つの商品収納室の一方か
    ら他方に移動するときに、前記境界部分を開放し、前記
    搬送手段が前記境界部分を通過するのを許容する開放位
    置との間で回動駆動する駆動機構と、 を備えていることを特徴とする自動販売機の断熱仕切装
    置。
  2. 【請求項2】 前記前面ドアおよび前記仕切ドアは、透
    明であることを特徴とする請求項1に記載の自動販売機
    の断熱仕切装置。
  3. 【請求項3】 前記仕切ドアは、前端部を中心に回動自
    在に構成されていることを特徴とする請求項1または2
    に記載の自動販売機の断熱仕切装置。
  4. 【請求項4】 前記複数の商品収納室は、左右方向に並
    んで配置されており、 前記仕切ドアは、上下方向に延びる板状に形成され、鉛
    直軸線を中心に回動自在に構成されていることを特徴と
    する請求項1ないし3のいずれか1項に記載の自動販売
    機の断熱仕切装置。
  5. 【請求項5】 前記駆動機構は、 駆動源と、 この駆動源により回転駆動される駆動リンクと、 一端部が、前記駆動リンクの回転中心から離隔した位置
    で、当該駆動リンクに回転自在に連結され、他端部が、
    前記仕切ドアに回転自在に連結された連結リンクと、 を有していることを特徴とする請求項1ないし4のいず
    れか1項に記載の自動販売機の断熱仕切装置。
  6. 【請求項6】 前記仕切ドアが前記開放位置から前記閉
    鎖位置に向かって回動したときに当接することによっ
    て、当該仕切ドアを前記閉鎖位置に停止させるストッパ
    を、更に備えていることを特徴とする請求項1ないし5
    のいずれか1項に記載の自動販売機の断熱仕切装置。
  7. 【請求項7】 前記境界部分の周囲に設けられ、前記仕
    切ドアが前記閉鎖位置に位置するときに、当該仕切ドア
    の周縁部が当接するシール部材を、更に備え、 このシール部材は、弾性を有するとともに、前記ストッ
    パよりも前記開放位置寄りに配置されていることを特徴
    とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の自動販
    売機の断熱仕切装置。
  8. 【請求項8】 前記連結リンクは、一端部がそれぞれ前
    記駆動リンクおよび前記仕切ドアに連結され、他端部同
    士が相互に回転自在に連結された第1リンクおよび第2
    リンクで構成されており、 前記第2リンクは、前記仕切ドアに対し所定角度を為し
    たときに、当該仕切ドアに当接するように構成され、 前記駆動機構は、前記第2リンクおよび前記仕切ドアを
    互いに当接する方向に付勢する付勢手段を更に有すると
    ともに、前記駆動源は、前記仕切ドアが前記開放位置か
    ら前記閉鎖位置に達した後、前記付勢手段の付勢力に抗
    して、前記第2リンクを前記仕切ドアに対し前記所定角
    度よりも開いた状態で停止させるように構成されている
    ことを特徴とする請求項7に記載の自動販売機の断熱仕
    切装置。
  9. 【請求項9】 前記駆動リンクは、前記仕切ドアが前記
    閉鎖位置に位置するときに、当該駆動リンクの回転中心
    ならびに前記第1リンクの前記一端部および前記他端部
    が、ほぼ一直線上に位置するように構成されていること
    を特徴とする請求項8に記載の自動販売機の断熱仕切装
    置。
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