JP2001134413A - 情報表示装置 - Google Patents

情報表示装置

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JP2001134413A
JP2001134413A JP31212299A JP31212299A JP2001134413A JP 2001134413 A JP2001134413 A JP 2001134413A JP 31212299 A JP31212299 A JP 31212299A JP 31212299 A JP31212299 A JP 31212299A JP 2001134413 A JP2001134413 A JP 2001134413A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表示部に表示された情報が第三者に盗用され
ることを、周囲の状況に応じて適切に防止する情報表示
装置を提供する。 【解決手段】 制御部32はキー操作部15のうちあら
かじめ割り当てられた特定キーの押下を監視し、これが
検出されている間のみディスプレイドライバ33に対し
て表示情報を送信する。ディスプレイドライバ33は、
表示部12に受信した表示情報に対応した表示内容を表
示させる。特定キーの押下が検出されなくなると、制御
部32はディスプレイドライバ33に対して表示情報の
送信を停止して、表示部12の表示機能をオフさせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、文字等の情報を表
示する情報表示装置に係わり、例えば周囲に第三者が存
在する環境で用いられる場合に好適な情報表示装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】携帯型パーソナルコンピュータや電子ブ
ック等の情報表示装置は、液晶ディスプレイ等の表示部
に各種情報を表示させる。特に集積化技術や実装化技術
の進歩により、これらはますます小型軽量化が進み、バ
ッテリ駆動時間が長くなって、非常に便利なものとなっ
ている。さらに、データ通信技術の進歩にともない、小
型軽量化された携帯電話機が急速に普及し、基地局に接
続されたサーバから文字や画像等による電子メール、コ
ンピュータネットワークが相互に接続されたインターネ
ット上の非音声情報等の各種形態の情報をその表示部に
表示できるようになっている。このような情報表示装置
の携帯性の向上と、各種通信サービスの高度化により、
屋外でこれらを利用する機会が増している。特に携帯電
話機の場合、常時携帯され、電車の中等いつでも表示部
に表示された情報を確認することができる。
【0003】このように屋外での情報表示装置の利用機
会が増すにつれて、電車の中等の公共の場所で、他人に
表示部に表示された情報が容易に盗み見される危険性も
増している。例えば、携帯電話機には他人の電話番号等
を登録したアドレス帳機能を備えており、表示部に一覧
を表示させているときに他人に盗み見され、登録されて
いた電話番号が盗用されてしまうといった状況も起こり
得る。すなわち、近年のネットワークセキュリティ技術
によりデータ通信における秘匿性が向上しているにもか
かわらず、表示部で表示された情報により容易に盗用さ
れてしまう場合があり、プライバシ保護の観点からも好
ましくない。
【0004】そこで、このような他人による盗み見を防
ぐことができる情報表示装置に関して、種々提案されて
いる。
【0005】例えば、特開平9−284700号公報
「電子撮像装置」は、画像ごとに表示許可あるいは表示
不可を設定できるようにし、情報表示装置の表示部に表
示される任意の画像データを他人に見られないようにす
ることができるようにしている。
【0006】また、実用新案登録第3058477号
「携帯通信端末および視野角制限シート」は、情報表示
装置の表示部を覆う筐体の窓部に、表示部の視野角を制
限するホログラムフィルムを貼付することによって、他
人から表示部に表示される情報を盗み見できないように
している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら特開平9
−284700号公報に開示された技術を適用した情報
表示装置では、あらかじめ画像ごとに表示の可および不
可を設定するため、一旦表示不可に設定された画像を表
示したくても、新たに表示可に設定しなければ表示され
ないため、非常に煩雑な作業を要する。しかも、インタ
ーネット上の不特定のコンテンツデータについて、それ
ぞれ画像の表示の可および不可を設定することは困難で
ある。
【0008】また、実用新案登録第3058477号に
開示された技術を適用した情報表示装置は、常に視野角
が制限されてしまうため、他人に盗み見される心配のな
い環境では、却って操作上不便を来すという問題があ
る。
【0009】そこで本発明の目的は、表示部に表示され
た情報が第三者に盗用されることを、周囲の状況に応じ
て適切に防止する情報表示装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、(イ)文字、図形、画像等の情報を視覚的に表示す
る表示手段と、(ロ)この表示手段に表示させる情報を
生成する情報生成手段と、(ハ)操作情報を入力するた
めの入力手段と、(ニ)この入力手段による操作情報の
入力を検知する入力検知手段と、(ホ)この入力検知手
段によって入力が検知されている間だけ情報生成手段に
よって生成された情報を表示手段に表示させる表示制御
手段とを情報表示装置に具備させる。
【0011】すなわち請求項1記載の発明では、入力手
段による操作情報の入力が検知されている間だけ、情報
生成手段によって生成された情報を、表示手段に表示さ
せるようにしている。
【0012】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
情報表示装置で、表示制御手段は、入力検知手段によっ
て入力手段による入力が検知されたときから再度入力手
段による入力が検知されたときまでの間だけ情報生成手
段によって生成された情報を表示手段に表示させるもの
であることを特徴としている。
【0013】すなわち請求項2記載の発明では、入力手
段による操作情報の入力が検知されてから、再度操作情
報の入力が検知されるまでの間だけ、情報生成手段によ
って生成された情報を、表示手段に表示させるようにし
ている。
【0014】請求項3記載の発明では、(イ)文字、図
形、画像等の情報を視覚的に表示する表示手段と、
(ロ)あらかじめ設定された表示イメージを記憶する記
憶手段と、(ハ)操作情報を入力するための入力手段
と、(ニ)この入力手段による操作情報の入力を検知す
る入力検知手段と、(ホ)この入力検知手段によって入
力が検知されている間だけ記憶手段に記憶された表示イ
メージを表示手段に表示させる表示制御手段とを情報表
示装置に具備させる。
【0015】すなわち請求項3記載の発明では、入力手
段による操作情報の入力が検知されている間だけ、記憶
手段にあらかじめ記憶された表示イメージを、表示手段
に表示させるようにしている。
【0016】請求項4記載の発明では、請求項3記載の
情報表示装置で、表示制御手段は、入力検知手段によっ
て入力手段による入力が検知されたときから再度入力手
段による入力が検知されたときまでの間だけ記憶手段に
記憶された表示イメージを表示手段に表示させるもので
あることを特徴としている。
【0017】すなわち請求項4記載の発明では、入力手
段による操作情報の入力が検知されてから、再度操作情
報の入力が検知されるまでの間だけ、記憶手段にあらか
じめ記憶された表示イメージを、表示手段に表示させる
ようにしている。
【0018】請求項5記載の発明では、(イ)文字、図
形、画像等の情報を視覚的に表示する表示手段と、
(ロ)この表示手段に表示される情報を記憶する表示情
報記憶手段と、(ハ)操作情報を入力するための入力手
段と、(ニ)この入力手段による操作情報の入力を検知
する入力検知手段と、(ホ)表示情報記憶手段に記憶さ
れている情報を加工する表示情報加工手段と、(ヘ)入
力検知手段によって入力が検知されている間だけこの表
示情報加工手段によって加工された情報を表示手段に表
示させる表示制御手段とを情報表示装置に具備させる。
【0019】すなわち請求項5記載の発明では、入力手
段による操作情報の入力が検知されている間だけ、表示
手段に表示される情報を加工して、表示手段に表示させ
るようにしている。
【0020】請求項6記載の発明では、請求項5記載の
情報表示装置で、表示制御手段は、入力検知手段によっ
て入力手段による入力が検知されたときから再度入力手
段による入力が検知されたときまでの間だけこの表示情
報加工手段によって加工された情報を表示手段に表示さ
せるものであることを特徴としている。
【0021】すなわち請求項6記載の発明では、入力手
段による操作情報の入力が検知されてから、再度操作情
報の入力が検知されるまでの間だけ、表示手段に表示さ
れる情報を加工して、表示手段に表示させるようにして
いる。
【0022】請求項7記載の発明では、(イ)文字、図
形、画像等の情報を視覚的に表示する表示手段と、
(ロ)操作情報を入力するための入力手段と、(ハ)こ
の入力手段による操作情報の入力を検知する入力検知手
段と、(ニ)この入力検知手段によって入力が検知され
ている間だけ表示手段の可視角度を変更する表示制御手
段とを情報表示装置に具備させる。
【0023】すなわち請求項7記載の発明では、入力手
段による操作情報の入力が検知されている間だけ、表示
手段の可視角度を変更するようにしている。
【0024】請求項8記載の発明では、請求項7記載の
情報表示装置で、表示制御手段は、入力検知手段によっ
て入力手段による入力が検知されたときから再度入力手
段による入力が検知されたときまでの間だけ表示手段の
可視角度を変更するものであることを特徴としている。
【0025】すなわち請求項8記載の発明では、入力手
段による操作情報の入力が検知されてから、再度操作情
報の入力が検知されるまでの間だけ、表示手段の可視角
度を変更するようにしている。
【0026】請求項9記載の発明では、請求項1〜請求
項8記載の情報表示装置で、互いに別個に操作情報を入
力するための2以上の入力手段と、これら入力手段すべ
てによる操作情報の入力を検知する入力検知手段とを備
えることを特徴としている。
【0027】すなわち請求項9記載の発明では、2以上
の入力手段すべてから操作情報の入力が検知されたとき
に、表示制御手段による表示内容の秘匿を行わせるよう
にしたので、誤操作を効果的に防止することができる。
【0028】請求項10記載の発明では、(イ)文字、
図形、画像等の情報を視覚的に表示する表示手段と、
(ロ)この表示手段に表示させる情報を生成する情報生
成手段と、(ハ)互いに別個に操作情報を入力するため
の2以上の入力手段と、(ニ)これら入力手段による操
作情報の入力を検知する入力検知手段と、(ホ)この入
力検知手段によって入力手段のうちいずれか一方による
操作情報の入力が検知されたときから入力手段すべてに
よる操作情報の入力が検知されたときまでの間だけ情報
生成手段によって生成された情報を表示手段に表示させ
る表示制御手段とを情報表示装置に具備させる。
【0029】すなわち請求項10記載の発明では、互い
に別個に操作情報を入力するための2以上の入力手段を
設け、入力手段のいずれか1つから操作情報の入力が検
知されてから入力手段すべてによる操作情報の入力が検
知されるまでの間だけ、情報生成手段によって生成され
た情報を、表示手段に表示させるようにしている。
【0030】請求項11記載の発明では、請求項1、請
求項2または請求項10記載の情報表示装置で、表示制
御手段は情報生成手段によって生成された情報の表示手
段による表示を停止させるものであることを特徴として
いる。
【0031】すなわち請求項11記載の発明では、入力
手段による操作情報の入力が検知されている間だけ、情
報生成手段によって生成された情報の表示手段による表
示を停止させるようにしている。
【0032】請求項12記載の発明では、請求項1、請
求項2、請求項10または請求項11記載の情報表示装
置で、表示手段を照らすバックライト手段を備え、バッ
クライト手段の点灯および消灯により情報の表示および
非表示を切り替えるものであることを特徴としている。
【0033】すなわち請求項12記載の発明では、表示
手段を照らすバックライト手段を設け、このバックライ
ト手段を点灯させるか否かで、表示手段の表示内容を秘
匿させるようにしている。
【0034】請求項13記載の発明では、(イ)文字、
図形、画像等の情報を視覚的に表示する表示手段と、
(ロ)あらかじめ設定された表示イメージを記憶する記
憶手段と、(ハ)互いに別個に操作情報を入力するため
の2以上の入力手段と、(ニ)これら入力手段による操
作情報の入力を検知する入力検知手段と、(ホ)この入
力検知手段によって入力手段のうちいずれか一方による
操作情報の入力が検知されたときから入力手段すべてに
よる操作情報の入力が検知されたときまでの間だけ記憶
手段に記憶された表示イメージを表示手段に表示させる
表示制御手段とを情報表示装置に具備させる。
【0035】すなわち請求項13記載の発明では、互い
に別個に操作情報を入力するための2以上の入力手段を
設け、入力手段のいずれか1つから操作情報の入力が検
知されてから入力手段すべてによる操作情報の入力が検
知されるまでの間だけ、記憶手段にあらかじめ記憶され
た表示イメージを、表示手段に表示させるようにしてい
る。
【0036】請求項14記載の発明では、請求項3、請
求項4または請求項13記載の情報表示装置で、記憶手
段は不正行為に対して警告あるいは威嚇する内容の表示
イメージをあらかじめ記憶するものであることを特徴と
している。
【0037】すなわち請求項14記載の発明では、記憶
手段にはあらかじめ第三者の不正行為に対して警告ある
いは威嚇する内容の表示イメージを記憶させることで、
周囲の第三者による盗み見されるような状況であって
も、より効果的に盗み見等による不正行為を防止するこ
とができるようになる。
【0038】請求項15記載の発明では、(イ)文字、
図形、画像等の情報を視覚的に表示する表示手段と、
(ロ)この表示手段に表示される情報を記憶する表示情
報記憶手段と、(ハ)互いに別個に操作情報を入力する
ための2以上の入力手段と、(ニ)これら入力手段によ
る操作情報の入力を検知する入力検知手段と、(ホ)表
示情報記憶手段に記憶されている情報を加工する表示情
報加工手段と、(ヘ)入力検知手段によって入力手段の
うちいずれか一方による操作情報の入力が検知されたと
きから入力手段すべてによる操作情報の入力が検知され
たときまでの間だけこの表示情報加工手段によって加工
された情報を表示手段に表示させる表示制御手段とを情
報表示装置に具備させる。
【0039】すなわち請求項15記載の発明では、互い
に別個に操作情報を入力するための2以上の入力手段を
設け、入力手段のいずれか1つから操作情報の入力が検
知されてから入力手段すべてによる操作情報の入力が検
知されるまでの間だけ、表示手段に表示される情報を加
工して、表示手段に表示させるようにしている。
【0040】請求項16記載の発明では、請求項5、請
求項6または請求項15記載の情報表示装置で、表示情
報加工手段は表示情報記憶手段に記憶されている情報が
文字列であるとき各文字の順序を入れ替えるように加工
するものであることを特徴としている。
【0041】すなわち請求項16記載の発明では、表示
情報加工手段により、表示手段に表示された情報が文字
列であるとき、各文字の順序を入れ替えるように加工す
るようにしている。
【0042】請求項17記載の発明では、請求項5、請
求項6または請求項15記載の情報表示装置で、表示情
報加工手段は表示手段の表示領域を分割した所定のブロ
ック単位で各ブロックの表示位置を入れ替えるように加
工するものであることを特徴としている。
【0043】すなわち請求項17記載の発明では、表示
情報加工手段により、表示手段の表示領域を分割した所
定のブロック単位で各ブロックの表示位置を入れ替える
ように加工するようにしている。
【0044】請求項18記載の発明では、(イ)文字、
図形、画像等の情報を視覚的に表示する表示手段と、
(ロ)互いに別個に操作情報を入力するための2以上の
入力手段と、(ハ)この入力手段による操作情報の入力
を検知する入力検知手段と、(ニ)この入力検知手段に
よって入力手段のうちいずれか一方による操作情報の入
力が検知されたときから入力手段すべてによる操作情報
の入力が検知されたときまでの間だけ表示手段の可視角
度を変更する表示制御手段とを情報表示装置に具備させ
る。
【0045】すなわち請求項18記載の発明では、互い
に別個に操作情報を入力するための2以上の入力手段を
設け、入力手段のいずれか1つから操作情報の入力が検
知されてから入力手段すべてによる操作情報の入力が検
知されるまでの間だけ、表示手段に可視角度を変更する
ようにしている。
【0046】請求項19記載の発明では、請求項7、請
求項8または請求項18記載の情報表示装置で、表示手
段は液晶ディスプレイによって構成され、表示制御手段
は液晶ディスプレイに表示される情報の表示位置に対応
して印可される電圧値を変更することによってコントラ
ストを変更するものであることを特徴としている。
【0047】すなわち請求項19記載の発明では、液晶
ディスプレイからなる表示手段に対して、表示制御手段
に表示される情報の表示位置に対応して印可される電圧
値を変更することによってコントラストを変更すること
で、表示部における可視角度を変更するようにしてい
る。
【0048】請求項20記載の発明では、請求項1〜請
求項19記載の情報表示装置で、表示手段は筐体正面部
に配置され、入力手段は筐体側面部に配置されているも
のであることを特徴としている。
【0049】すなわち請求項20記載の発明では、筐体
の正面部に表示手段、側面部に入力手段を、それぞれ配
置するようにしたので、操作者は片手で操作することが
でき、操作性を向上させることができ、周囲の第三者が
盗み見しているとわかったときに、瞬時に表示内容を秘
匿することが可能となる。
【0050】
【発明の実施の形態】
【0051】
【実施例】以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0052】第1の実施例
【0053】図1は、本発明の第1の実施例における情
報表示装置の一例としての携帯電話機の外観正面図を表
わしたものである。この情報表示装置10は、図示しな
い基地局と無線回線を介してデータ通信を行うためのア
ンテナ11と、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Dis
play:以下、LCDと略す。)から構成され文字等の画
像情報を表示する表示部12と、音声や種々の音響を出
力するためのスピーカ13と、音声や種々の音響を入力
するためのマイク14と、情報表示装置10の操作情報
を入力するためのキー操作部15とを有している。表示
部12、スピーカ13、マイク14およびキー操作部1
5は、筐体正面部に配置されている。キー操作部15
は、情報表示装置10の電源をオン状態にする電源キー
16と、フック状態の切替をするフックキー17と、表
示部12の表示画面内のカーソル位置および表示領域を
移動させるための上下左右の4方向の方向キー18と、
表示領域のカーソル位置の項目を選択するための選択キ
ー19と、ダイヤル番号“0”〜“9”を入力するため
のダイヤル番号キー20と、その他“*”や“#”等の
制御キー21、22とを有している。
【0054】図2は、図1に示した情報表示装置10の
機能ブロック構成の概要を表わしたものである。ただ
し、図1に示した情報表示装置10と同一部分には同一
符号を付している。この情報表示装置10は、図示しな
い基地局との間で無線回線を介して無線信号を送受する
ためのアンテナ11と、アンテナ11で送受信される無
線信号の周波数選択や周波数変換等を行う無線部30
と、無線部30で受信された受信信号が音声信号のとき
復調してレシーバ13により音響信号として出力させる
とともに、マイク14より入力された音響信号に対応し
て電気信号に変換された音声信号を変調して無線部30
から送信させる音声処理部31とを備えている。また、
この情報表示装置10は、このような音声信号による通
話を制御する制御部32を備える。さらに、この制御部
32は、無線部30で受信された受信信号が非音声信号
のとき、ディスプレイドライバ33を介して表示部12
のLCDを駆動して、受信した非音声信号に対応した文
字、図形、画像等の情報を表示させる。さらに、情報表
示装置10は、制御部45によって検出されたキー操作
部15から入力された操作情報に応じて、受信したデー
タの表示と、音声による通話とを切り替えることができ
る。
【0055】第1の実施例における情報表示装置10
は、基地局を介して例えばインターネット上のコンテン
ツデータを取得して、表示部12にコンテンツを表示さ
せたり、あるいは他の通信端末との間で電子メールのや
りとりを行ってメールの内容を表示部12に表示させる
ことができる。さらに、キー操作部15による操作情報
やあらかじめ他人の電話番号等が登録されているアドレ
ス帳機能にともなう登録情報を、表示部12に表示させ
ることができる。
【0056】ところで、第1の実施例における情報表示
装置10は、所定の設定操作により、動作モードとし
て、通常モードと秘匿モードとが互いに切り替えられる
ようになっている。通常モードでは、取得したコンテン
ツ、メールの内容、操作情報あるいは各種登録情報等の
文字、図形、画像等の表示情報が従来通り表示部に表示
される。一方、秘匿モードでは、キー操作部15の特定
のキー、例えば“*”キー21が押下されている間だ
け、上述したコンテンツ、メールの内容や登録情報等の
文字、図形、画像等の表示情報を表示部12に表示させ
ることができるようになっている。
【0057】このような情報表示装置10を制御する制
御部32は、図示しない中央処理装置(Central Proces
sing Unit:以下、CPUと略す。)を有しており、読
み出し専用メモリ(Read Only Memory:以下、ROMと
略す。)などの所定の記憶装置に格納された制御プログ
ラムに基づいて、上述した制御を実行することができる
ようになっている。
【0058】図3は、第1の実施例における情報表示装
置10の上述した表示制御の処理内容の概要を表わした
ものである。まず、制御部32は、所定の設定操作によ
り動作モードが通常モードに設定されているか、秘匿モ
ードに設定されているかを判別する(ステップS4
0)。秘匿モードに設定されていると判別されたとき
(ステップS40:Y)、続いてあらかじめ決められた
特定キーとしての“*”キー21が押下されたか否かを
検出する(ステップS41)。“*”キー21が押下さ
れていると検出されたとき(ステップS41:Y)、無
線部30によって送受信されるコンテンツデータやメー
ルの内容、アドレス帳機能として登録されている登録情
報や、ダイヤルキーなどのによる操作情報に基づいて生
成された表示情報を、ディスプレイドライバ33に送信
する(ステップS42)。ディスプレイドライバ33
は、受信した表示情報に対応して、LCDからなる表示
部42に文字、図形、画像等の情報を表示させる。その
後、ステップS40に戻る(リターン)。
【0059】ステップS41で“*”キー21が押下さ
れていることが検出されなかったとき(ステップS4
1:N)、制御部32はディスプレイドライバ33を介
してLCDからなる表示部12に表示情報を送信せず、
表示機能をオフする(ステップS43)。その後、再び
ステップS40に戻る(リターン)。
【0060】ここでは、ステップS43で表示機能をオ
フするようにしたが、表示情報を送信しないようにし
て、新たな情報の表示のみを停止させるようにしてもよ
い。また、“*”キーの押下により、表示情報の送信を
行うか、行わないかを制御するようにしたが、バックラ
イトをオンあるいはオフすることで、直接表示機能をオ
ンあるいはオフ制御するようにしてもよい。バックライ
トは、電力消費が大きいため、バックライトを消灯させ
る場合は省電力化にも効果的である。
【0061】このように第1の実施例における情報表示
装置では、動作モードとして秘匿モードを設け、あらか
じめ定められた特定キーが押下されている間のみ表示部
12に文字、図形、画像等の情報を表示するようにした
ので、周囲の第三者に表示部12に表示される内容を容
易に盗み見されないようにすることができる。また、特
定キーの押下により表示および消去を行うようにしたの
で、瞬時に表示および消去を行うことができ、例えば周
囲の第三者に盗み見されたとき、直ちに表示内容を消し
て第三者により表示内容が盗用されることを防止するこ
とができる。
【0062】第2の実施例
【0063】第1の実施例における情報表示装置では、
あらかじめ定められた特定キーが押下されない限り表示
情報そのものが表示されないように制御したが、第2の
実施例における情報表示装置では、あらかじめ定められ
た特定キーが押下されたとき本来表示すべき表示内容と
は異なる表示内容を表示することができるようになって
いる。
【0064】第2の実施例における情報表示装置の外観
および機能ブロック構成は、図1および図2に示した第
1の実施例における情報表示装置と同様なので、図示お
よび説明を省略する。ただし、制御部によって実行され
る表示制御の処理内容が異なる。
【0065】このような第2の実施例における情報表示
装置では、あらかじめ図示しないメモリに、文字、図形
あるいは画像の表示データが記憶されており、上述した
特定キーが押下されている間だけ、このメモリに記憶さ
れた表示データを表示部に表示させることができるよう
になっている。
【0066】図4は、あらかじめメモリに記憶されてい
る表示データのイメージの一例を表わしたものである。
このように、特定キーが押下されている間のみ、第2の
実施例における情報表示装置の表示部45に、「のぞく
な」といった第三者による盗み見に対して警告する内容
や、第三者を威嚇する内容の表示データを表示させるこ
とで、盗み見に対する防御策として効果的となる。
【0067】なお、表示データは図4に示すような警告
等の内容を有する必要はない。例えば、本来の表示内容
とは、意味内容がかけ離れた全く無関係の表示内容を有
する表示データでもよい。
【0068】図5は、第2の実施例における情報表示装
置の表示制御の処理内容の概要を表わしたものである。
制御部は、所定の設定操作により動作モードが通常モー
ドに設定されているか、秘匿モードに設定されているか
を判別する(ステップS46)。秘匿モードに設定され
ていると判別されたとき(ステップS46:Y)、続い
てあらかじめ決められた特定キーとしての“*”キーが
押下されたか否かを検出する(ステップS47)。
“*”キーが押下されていると検出されたとき(ステッ
プS47:Y)、あらかじめ図示しないメモリに記憶さ
れた表示データを読み出し(ステップS48)、ディス
プレイドライバに送信する(ステップS49)。ディス
プレイドライバは、この表示データに対応して、LCD
からなる表示部に例えば図3に示したイメージを表示さ
せる。その後、ステップS46に戻る(リターン)。
【0069】ステップS46で通常モードであると判別
されたとき(ステップS46:N)、あるいはステップ
S47で“*”キーが押下されていることが検出されな
かったとき(ステップS47:N)、いずれも再びステ
ップS46に戻る(リターン)。
【0070】このように第2の実施例における情報表示
装置では、あらかじめ図示しないメモリに、本来の表示
内容とは異なる別の文字、図形あるいは画像の表示デー
タを記憶させ、特定キーが押下されている間のみ、この
メモリに記憶された表示データを読み出して表示部に表
示させるようにした。これにより、周囲の第三者の盗み
見を防止して、表示内容が盗用されることを回避すると
ともに、警告あるいは威嚇する旨の表示データを用いる
ことで、より効果的に盗み見等による不正行為を防止す
ることができるようになる。
【0071】第3の実施例
【0072】第2の実施例における情報表示装置では、
特定キーが押下されている間のみ、あらかじめ記憶され
本来の表示内容とは異なる表示データを読み出して表示
させているが、第3の実施例における情報表示装置で
は、特定キーが押下されている間だけ、表示部に表示さ
れている表示情報を加工し、これを用いて表示部に表示
させるようにしている。
【0073】第3の実施例における情報表示装置の外観
および機能ブロック構成は、図1および図2に示した第
1の実施例における情報表示装置と同様なので、図示お
よび説明を省略する。ただし、制御部によって実行され
る表示制御の処理内容が異なる。
【0074】このような第3の実施例における情報表示
装置では、表示部に表示させるための表示情報をその都
度メモリに蓄積し、上述した特定キーが押下されている
間だけ、本来表示すべき表示内容としてこのメモリから
現時点の表示情報を取り出して、これを加工し、再び表
示情報として表示部に表示させることができるようにな
っている。
【0075】図6は、第3の実施例における情報表示装
置の表示制御の処理内容の概要を表わしたものである。
制御部は、所定の設定操作により動作モードが通常モー
ドに設定されているか、秘匿モードに設定されているか
を判別する(ステップS50)。秘匿モードに設定され
ていると判別されたとき(ステップS50:Y)、続い
てあらかじめ決められた特定キーとしての“*”キーが
押下されたか否かを検出する(ステップS51)。
“*”キーが押下されていると検出されたとき(ステッ
プS51:Y)、図示しないメモリに蓄積されている現
時点の表示部の表示内容に対応した表示情報を取り出
し、加工する(ステップS52)。
【0076】例えば、現時点の表示内容が文字であると
き、制御部はあらかじめ決められた数列に基づいて、本
来表示すべき文字の順序を縦横左右に入れ替えた新たな
表示情報に加工する。あるいは、その都度算出した乱数
に基づいて、本来表示すべき文字の順序を縦横左右に入
れ替えた新たな表示情報に加工する。また、現時点の表
示内容が図形、画像等のドットイメージであるとき、表
示部の表示領域を縦横ともあらかじめ決められた数ドッ
トごとのブロック単位で分割し、所定の数列あるいは乱
数に基づいて、表示位置をブロック単位で縦横左右に入
れ替えた表示情報に加工する。
【0077】制御部は、ステップS52でこのようにし
て表示情報を加工すると、再びディスプレイドライバに
送信する(ステップS53)。ディスプレイドライバ
は、この表示情報に対応して、LCDからなる表示部に
表示させる。その後、ステップS50に戻る(リター
ン)。
【0078】ステップS50で通常モードであると判別
されたとき(ステップS50:N)、あるいはステップ
S51で“*”キーが押下されていることが検出されな
かったとき(ステップS51:N)、いずれも再びステ
ップS50に戻る(リターン)。
【0079】図7は、上述した第3の実施例における表
示情報の加工前後の表示部のイメージの一例を表わした
ものである。同図(a)は、第3の実施例における情報
表示装置の表示部における本来表示すべき表示内容のイ
メージの一例を示す。同図(b)は、第3の実施例にお
ける情報表示装置の表示部における加工された表示情報
にしたがって表示された表示内容のイメージの一例を示
す。すなわち、同図(a)に示すように、本来表示すべ
き表示内容として表示部55に、例えば“願書には必要
な図面及び要約書を添付しなければならない。”という
文字列が表示されているものとする。ここで、特定キー
として“*”キーが押下されたとき、その都度蓄積され
ている同図(a)に示す表示内容に対応した表示情報を
メモリから取り出し、所定の数列あるいは乱数にしたが
って、文字単位に表示すべき順序を入れ替えて、例えば
“願書図面添付要な書をばな要約けれ しない。、必
らなには及び”という文字列を表示内容とする新たな表
示情報を生成する。すなわち、表示部55における表示
内容を比較すると、同図(b)に示すように、例えば
“図”という文字は、2行目の3桁目から、1行目の3
桁目に配置され、本来の表示内容とは異なる意味内容の
イメージを表示部に表示させることができる。
【0080】このように第3の実施例における情報表示
装置では、表示部に表示させるための表示情報をその都
度メモリに蓄積し、特定キーが押下されている間だけ、
本来表示すべき表示内容としてこのメモリから現時点の
表示情報を取り出して、所定の数列あるいは乱数に基づ
いて、表示位置を変更する等して加工し、再び表示情報
として表示部に表示させるようにした。これにより、第
2の実施例のように表示内容と異なる文字、図形等をあ
らかじめメモリに記憶しておく必要がなくなる。また、
その都度、加工結果の表示内容は異なるため、盗み見を
防止するために常に同一画面が表示されるときと比較し
て、逆に周囲の第三者に機密性を有する情報を表示させ
ていることが知られずに済むようになり、却って第三者
の故意による盗み見の機会を減らすことができる場合が
ある。
【0081】第4の実施例
【0082】第4の実施例における情報表示装置は、表
示部を構成するLCDの可視角度を変更することで、表
示部の表示内容を第三者に盗み見されることを防止する
ようにしている。
【0083】第4の実施例における情報表示装置の外観
および機能ブロック構成は、図1および図2に示した第
1の実施例における情報表示装置と同様なので、図示お
よび説明を省略する。ただし、制御部によって実行され
る表示制御の処理内容が異なる。
【0084】このような第4の実施例における情報表示
装置では、あらかじめ決められた特定キーが押下されて
いる間だけ、表示部を構成するLCDの可視角度を変え
るため、コントラストを変更するようにしている。
【0085】図8は、第4の実施例における情報表示装
置の表示制御の処理内容の概要を表わしたものである。
制御部は、所定の設定操作により動作モードが通常モー
ドに設定されているか、秘匿モードに設定されているか
を判別する(ステップS60)。秘匿モードに設定され
ていると判別されたとき(ステップS60:Y)、続い
てあらかじめ決められた特定キーとしての“*”キーが
押下されたか否かを検出する(ステップS61)。
“*”キーが押下されていると検出されたとき(ステッ
プS61:Y)、表示部を構成するLCDの対向電極間
に印可していた第1の電圧値を、あらかじめ決められた
第2の電圧値に変更するようにディスプレイドライバに
指示する(ステップS62)。
【0086】LCDは、液晶を介在させた2つの対向電
極がマトリックス状に配置され、これら電極間に電圧を
印可することで、液晶を構成する分子配向を変え、透過
光を調整する。そこで、ここではこれら対向電極間に印
可する電圧を変更することで、液晶を構成する分子配向
を少しだけ変えて、コントラストを制御し、表示部にお
ける可視角度を変更することができる。
【0087】ステップS61で印可電圧の変更を指示さ
れたディスプレイドライバは、表示部を構成するLCD
の対向電極間に印可する第1の電圧値を第2の電圧値に
変更して、上述したように表示部におけるコントラスト
が変更されるようにする。制御部は、その後、ステップ
S60に戻る(リターン)。
【0088】図9は、第4の実施例における情報表示装
置としての携帯電話機の外観側面図を表わしたものであ
る。ただし、図1に示した第1の実施例における情報表
示装置10と同一部分には同一符号を付している。この
ように、第4の実施例における情報表示装置70は、特
定キーである“*”キーが押下されないときは、可視角
度71を有しているが、上述したようにコントラストを
変更することによって、可視角度72に変更される。こ
れにより、周囲の第三者からの盗み見を防止することが
できる。
【0089】図8に戻って説明を続ける。ステップS6
0で通常モードであると判別されたとき(ステップS6
0:N)、あるいはステップS61で“*”キーが押下
されていることが検出されなかったとき(ステップS6
1:N)、いずれも再びステップS60に戻る(リター
ン)。
【0090】このように第4の実施例における情報表示
装置では、あらかじめ決められた特定キーが押下されて
いる間だけ、表示部を構成するLCDの可視角度を変え
るため、コントラストを変更することによって、周囲の
第三者からの盗み見を防止することができる。
【0091】第1の変形例
【0092】第1の実施例における情報表示装置は、特
定キーが押下されたときのみ、表示部に表示内容が表示
されるものとして説明したが、これに限定されるもので
はない。第1の変形例における情報表示装置では、あら
かじめ定めた特定キーが押下されたとき、表示部に表示
されていた文字、図形、画像等の表示内容を消すように
なっている。
【0093】第1の変形例における情報表示装置の外観
および機能ブロック構成は、図1および図2に示した第
1の実施例における情報表示装置と同様なので、図示お
よび説明を省略する。ただし、制御部によって実行され
る表示制御については、図3において、特定キーである
例えば“*”キーが押下されたとき、表示情報の送信を
停止して、“*”キーが押下されたとき表示情報を送信
するようにすれば、容易に実現することができる。
【0094】第2の変形例
【0095】第1〜第4の実施例および第1の変形例に
おける情報表示装置は、特定キーとして図1に示したよ
うに情報表示装置の筐体正面のキー操作部における例え
ば“*”キーを割り当てるものとして説明したが、これ
に限定されるものではない。第2の変形例における情報
表示装置は、筐体側面に専用の表示制御キーを設けるよ
うにしている。
【0096】図10は、第2の変形例における情報表示
装置の一例としての携帯電話機の外観正面図を表わした
ものである。ただし、図1に示した第1の実施例におけ
る情報表示装置10と同一部分には同一符号を付し、説
明を省略する。第2の変形例における情報表示装置80
は、図示しない基地局と無線回線を介してデータ通信を
行うためのアンテナ11と、LCDから構成され文字等
の画像情報を表示する表示部12と、音声や種々の音響
を出力するためのスピーカ13と、音声や種々の音響を
入力するためのマイク14と、情報表示装置80の操作
情報を入力するためのキー操作部81とを有している。
キー操作部81は、情報表示装置80の電源をオン状態
にする電源キー16と、フック状態の切替をするフック
キー17と、表示部12の表示画面内のカーソル位置お
よび表示領域を移動させるための上下左右の4方向の方
向キー18と、表示領域のカーソル位置の項目を選択す
るための選択キー19と、ダイヤル番号“0”〜“9”
を入力するためのダイヤル番号キー20と、その他
“*”や“#”等の制御キー21、22と、情報表示装
置80の筐体側面に表示制御キー82、83のうち少な
くとも一方とを有している。
【0097】第2の変形例における情報表示装置の機能
ブロック構成は、図2に示した第1の実施例における情
報表示装置と同様なので、図示および説明を省略する。
ただし、制御部によって実行される表示制御について
は、図3において、特定キーとして“*”キーが押下さ
れたときを検出していたが、これを表示制御キー82、
83のうちいずれか一方の押下を検出するようにすれ
ば、容易に実現することができる。
【0098】このように第2の変形例における情報表示
装置は、筐体正面にある表示制御キーを用いて、第1〜
第4の実施例および第1の変形例で説明したように表示
部12に表示される表示内容を秘匿するようにしたの
で、操作者は片手で操作することができ、操作性を向上
させることができ、周囲の第三者が盗み見しているとわ
かったときに、瞬時に表示内容を秘匿することが可能と
なる。
【0099】なお、第1〜第4の実施例、第1および第
2の変形例における情報表示装置は、あらかじめ決めら
れた特定キーが押下されている間、表示部に表示された
表示内容を秘匿するものとして説明したが、これに限定
されるものではない。例えば、特定キーが押下されたと
き、第1〜第4の実施例、第1および第2の変形例で説
明したように表示内容を秘匿し、再度特定キーが押下さ
れたときに本来の表示内容を表示部に表示させるように
してもよい。この場合、制御部は、特定キーの押下を検
出して表示内容を秘匿した後、再度特定キーの押下を検
出して本来の表示内容を表示させるようにすればよい。
【0100】なお、第1〜第4の実施例、第1の変形例
における情報表示装置は、1つの特定キーが押下された
ときに、表示部に表示された文字、図形、画像等からな
る表示内容を秘匿するものとして説明したが、特定キー
として例えば“*”キーと“#”キーの2つのキーを割
り当てることによって、両方が押下されたときのみ上述
した表示内容を秘匿して、誤操作を防止することができ
るようになる。また、2つの特定キーとして、図1ある
いは図11に示す表示部12を左右方向にスクロールさ
せる2つの方向キーか、上下方向にスクロールさせる2
つの方向キーを割り当てることによって、より操作性に
優れた情報表示装置を提供することができる。さらにま
た、特定キーとして2つ以上のキーを割り当てることに
よって、さらに誤操作を防止する効果が上がる。
【0101】なお、第2の変形例における情報表示装置
は、特定キーとして表示制御キー82、83のうちいず
れか一方が押下されたときに、表示部に表示された文
字、図形、画像等からなる表示内容を秘匿するものとし
て説明したが、特定キーとして筐体側面の表示制御キー
82、83の両方のキーを割り当てることによって、両
方が押下されたときのみ上述した表示内容を秘匿し、片
手に持ったままで操作される状況での誤操作を防止する
ことができるようになる。
【0102】また、1つの特定キーが押下されたとき、
一定時間だけ表示部に、文字、図形、画像等からなる本
来の表示内容を表示させ、あらかじめ決められた2つ以
上の特定キーが同時に押下されたときに、直ちに第1〜
第4の実施例で説明したように表示部に表示された表示
内容を秘匿するようにしてもよい。互いに逆方向の2つ
のキーの方が、より誤操作を効果的に防止することがで
きる。これにより、周囲の第三者からの盗み見を防止す
るとともに、操作者のキー押下の負担を軽減させること
ができる。
【0103】なおさらに、これまで情報表示装置として
携帯電話機について説明したが、これに限定されるもの
ではない。例えば、携帯型のパーソナルコンピュータや
電子ブックなど表示部を有する各種情報表示装置に適用
することができる。
【0104】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、入力手段による操作情報の入力が検知されて
いる間だけ、情報生成手段によって生成された情報を、
表示手段に表示させるようにしたので、周囲の第三者に
盗み見されたとき、直ちに表示内容を消して第三者によ
り表示内容が盗用されることを防止することができる。
【0105】また請求項2記載の発明によれば、入力手
段による操作情報の入力が検知されてから、再度操作情
報の入力が検知されるまでの間だけ、情報生成手段によ
って生成された情報を、表示手段に表示させるようにし
たので、周囲の第三者による盗み見行為に対して表示内
容を秘匿するための操作の負担を軽減させることができ
る。
【0106】また、請求項3記載の発明によれば、入力
手段による操作情報の入力が検知されている間だけ、記
憶手段にあらかじめ記憶された表示イメージを、表示手
段に表示させるようにしたので、周囲の第三者の盗み見
を防止して、表示内容が盗用されることを回避すること
ができる。
【0107】さらにまた請求項4記載の発明によれば、
入力手段による操作情報の入力が検知されてから、再度
操作情報の入力が検知されるまでの間だけ、あらかじめ
記憶された表示イメージを表示手段に表示させるように
したので、周囲の第三者の盗み見を防止して、表示内容
が盗用されることを回避することができるとともに、周
囲の第三者による盗み見行為に対して表示内容を秘匿す
るための操作の負担を軽減させることができる。
【0108】また、請求項5記載の発明によれば、入力
手段による操作情報の入力が検知されている間だけ、表
示手段に表示される情報を加工して、表示手段に表示さ
せるようにしたので、あらかじめ表示内容を秘匿するた
めの表示イメージ記憶する必要がなくなり、メモリ容量
を削減することができる。
【0109】さらにまた請求項6記載の発明によれば、
入力手段による操作情報の入力が検知されてから、再度
操作情報の入力が検知されるまでの間だけ、表示手段に
表示される情報を加工して、表示手段に表示させるよう
にしたので、あらかじめ表示内容を秘匿するための表示
イメージを記憶する必要がなくなり、メモリ容量を削減
することができるとともに、周囲の第三者による盗み見
行為に対して表示内容を秘匿するための操作の負担を軽
減させることができる。
【0110】また、請求項7記載の発明によれば、入力
手段による操作情報の入力が検知されている間だけ、表
示手段の可視角度を変更するようにしたので、容易に周
囲の第三者から表示手段の表示内容の盗み見を防止する
ことができる。
【0111】さらに請求項8記載の発明によれば、入力
手段による操作情報の入力が検知されてから、再度操作
情報の入力が検知されるまでの間だけ、表示手段の可視
角度を変更するようにしたので、容易に周囲の第三者か
ら表示手段の表示内容の盗み見を防止することができる
とともに、周囲の第三者による盗み見行為に対して表示
内容を秘匿するための操作の負担を軽減させることがで
きる。
【0112】さらに請求項9記載の発明によれば、2以
上の入力手段すべてから操作情報の入力が検知されたと
きに、表示制御手段による表示内容の秘匿を行わせるよ
うにしたので、誤操作を効果的に防止することができ
る。
【0113】また、請求項10記載の発明によれば、互
いに別個に操作情報を入力するための2以上の入力手段
を設け、入力手段のいずれか1つから操作情報の入力が
検知されてから入力手段すべてによる操作情報の入力が
検知されるまでの間だけ、情報生成手段によって生成さ
れた情報を、表示手段に表示させるようにしたので、第
三者の盗み見行為に対する操作についてより効果的に誤
操作を防止することができる。
【0114】さらに請求項11記載の発明によれば、入
力手段による操作情報の入力が検知されている間だけ、
情報生成手段によって生成された情報の表示手段による
表示を停止させるようにしたので、周囲の第三者に盗み
見されたとき、直ちに表示内容を消して第三者により表
示内容が盗用されることを防止することができる。
【0115】さらに請求項12記載の発明によれば、表
示手段を照らすバックライト手段を設け、このバックラ
イト手段を点灯させるか否かで、表示手段の表示内容を
秘匿させるようにしたので、表示内容の秘匿を瞬時に行
うことができるとともに、省電力化を図ることも可能と
なる。
【0116】また、請求項13記載の発明によれば、互
いに別個に操作情報を入力するための2以上の入力手段
を設け、入力手段のいずれか1つから操作情報の入力が
検知されてから入力手段すべてによる操作情報の入力が
検知されるまでの間だけ、記憶手段にあらかじめ記憶さ
れた表示イメージを、表示手段に表示させるようにした
ので、第三者の盗み見行為に対する操作についてより効
果的に誤操作を防止することができる。
【0117】さらに請求項14記載の発明によれば、記
憶手段にはあらかじめ第三者の不正行為に対して警告あ
るいは威嚇する内容の表示イメージを記憶させること
で、周囲の第三者による盗み見された状況であっても、
盗み見等による不正行為の再発をより効果的に防止する
ことができるようになる。
【0118】また、請求項15記載の発明によれば、互
いに別個に操作情報を入力するための2以上の入力手段
を設け、入力手段のいずれか1つから操作情報の入力が
検知されてから入力手段すべてによる操作情報の入力が
検知されるまでの間だけ、表示手段に表示される情報を
加工して、表示手段に表示させるようにしたので、第三
者の盗み見行為に対する操作についてより効果的に誤操
作を防止することができる。
【0119】さらに請求項16または請求項17記載の
発明によれば、表示内容と異なる文字、図形等をあらか
じめメモリに記憶しておく必要がなくなり、その都度、
加工結果の表示内容は異なるため、盗み見を防止するた
めに常に同一画面が表示されるときと比較して、逆に周
囲の第三者に機密性を有する情報を表示させていること
が知られずに済むようになり、却って第三者の故意によ
る盗み見の機会を減らすことができる場合がある。
【0120】また、請求項18記載の発明によれば、互
いに別個に操作情報を入力するための2以上の入力手段
を設け、入力手段のいずれか1つから操作情報の入力が
検知されてから入力手段すべてによる操作情報の入力が
検知されるまでの間だけ、表示手段に可視角度を変更す
るようにしたので、第三者の盗み見行為に対する操作に
ついてより効果的に誤操作を防止することができる。
【0121】さらに請求項19記載の発明によれば、液
晶ディスプレイからなる表示手段に対して、表示制御手
段に表示される情報の表示位置に対応して印可される電
圧値を変更することによってコントラストを変更するよ
うにしたので、容易に表示部における可視角度を変更す
ることができる。
【0122】さらに請求項20記載の発明によれば、筐
体の正面部に表示手段、側面部に入力手段を、それぞれ
配置するようにしたので、操作者は片手で操作すること
ができ、操作性を向上させることができ、周囲の第三者
が盗み見しているとわかったときに、瞬時に表示内容を
秘匿することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における情報表示装置の
外観を示す正面図である。
【図2】第1の実施例における情報表示装置の機能構成
を示すブロック図である。
【図3】第1の実施例における情報表示装置の表示制御
の処理内容の概要を示す流れ図である。
【図4】第2の実施例におけるあらかじめ記憶されてい
る表示データのイメージの一例を示す説明図である。
【図5】第2の実施例における情報表示装置の表示制御
の処理内容の概要を示す流れ図である。
【図6】第3の実施例における情報表示装置の表示制御
の処理内容の概要を示す流れ図である。
【図7】第3の実施例における表示情報の加工前後の表
示部のイメージの一例を示す説明図である。
【図8】第4の実施例における情報表示装置の表示制御
の処理内容の概要を示す流れ図である。
【図9】本発明の第4の実施例における情報表示装置の
可視角度を説明するための説明図である。
【図10】第2の変形例における情報表示装置の外観を
示す正面図である。
【符号の説明】
10 情報表示装置 11 アンテナ 12 表示部 13 レシーバ 14 マイク 15 キー操作部 16 電源キー 17 フックキー 18 方向キー 19 選択キー 20 ダイヤル番号キー 21、22 制御キー 30 無線部 31 音声処理部 32 制御部 33 ディスプレイドライバ

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字、図形、画像等の情報を視覚的に表
    示する表示手段と、 この表示手段に表示させる前記情報を生成する情報生成
    手段と、 操作情報を入力するための入力手段と、 この入力手段による操作情報の入力を検知する入力検知
    手段と、 この入力検知手段によって前記入力が検知されている間
    だけ前記情報生成手段によって生成された前記情報を前
    記表示手段に表示させる表示制御手段とを具備すること
    を特徴とする情報表示装置。
  2. 【請求項2】 前記表示制御手段は、前記入力検知手段
    によって前記入力手段による前記入力が検知されたとき
    から再度前記入力手段による前記入力が検知されたとき
    までの間だけ前記情報生成手段によって生成された前記
    情報を前記表示手段に表示させるものであることを特徴
    とする請求項1記載の情報表示装置。
  3. 【請求項3】 文字、図形、画像等の情報を視覚的に表
    示する表示手段と、 あらかじめ設定された表示イメージを記憶する記憶手段
    と、 操作情報を入力するための入力手段と、 この入力手段による操作情報の入力を検知する入力検知
    手段と、 この入力検知手段によって前記入力が検知されている間
    だけ前記記憶手段に記憶された前記表示イメージを前記
    表示手段に表示させる表示制御手段とを具備することを
    特徴とする情報表示装置。
  4. 【請求項4】 前記表示制御手段は、前記入力検知手段
    によって前記入力手段による前記入力が検知されたとき
    から再度前記入力手段による前記入力が検知されたとき
    までの間だけ前記記憶手段に記憶された前記表示イメー
    ジを前記表示手段に表示させるものであることを特徴と
    する請求項3記載の情報表示装置。
  5. 【請求項5】 文字、図形、画像等の情報を視覚的に表
    示する表示手段と、 この表示手段に表示される情報を記憶する表示情報記憶
    手段と、 操作情報を入力するための入力手段と、 この入力手段による操作情報の入力を検知する入力検知
    手段と、 前記表示情報記憶手段に記憶されている前記情報を加工
    する表示情報加工手段と、 前記入力検知手段によって前記入力が検知されている間
    だけこの表示情報加工手段によって加工された前記情報
    を前記表示手段に表示させる表示制御手段とを具備する
    ことを特徴とする情報表示装置。
  6. 【請求項6】 前記表示制御手段は、前記入力検知手段
    によって前記入力手段による前記入力が検知されたとき
    から再度前記入力手段による前記入力が検知されたとき
    までの間だけこの表示情報加工手段によって加工された
    前記情報を前記表示手段に表示させるものであることを
    特徴とする請求項5記載の情報表示装置。
  7. 【請求項7】 文字、図形、画像等の情報を視覚的に表
    示する表示手段と、 操作情報を入力するための入力手段と、 この入力手段による操作情報の入力を検知する入力検知
    手段と、 この入力検知手段によって前記入力が検知されている間
    だけ前記表示手段の可視角度を変更する表示制御手段と
    を具備することを特徴とする情報表示装置。
  8. 【請求項8】 前記表示制御手段は、前記入力検知手段
    によって前記入力手段による前記入力が検知されたとき
    から再度前記入力手段による前記入力が検知されたとき
    までの間だけ前記表示手段の可視角度を変更するもので
    あることを特徴とする請求項7記載の情報表示装置。
  9. 【請求項9】 互いに別個に操作情報を入力するための
    2以上の入力手段と、これら入力手段すべてによる操作
    情報の入力を検知する入力検知手段とを備えることを特
    徴とする請求項1〜請求項8記載の情報表示装置。
  10. 【請求項10】 文字、図形、画像等の情報を視覚的に
    表示する表示手段と、 この表示手段に表示させる前記情報を生成する情報生成
    手段と、 互いに別個に操作情報を入力するための2以上の入力手
    段と、 これら入力手段による操作情報の入力を検知する入力検
    知手段と、 この入力検知手段によって前記入力手段のうちいずれか
    一方による操作情報の入力が検知されたときから前記入
    力手段すべてによる操作情報の入力が検知されたときま
    での間だけ前記情報生成手段によって生成された前記情
    報を前記表示手段に表示させる表示制御手段とを具備す
    ることを特徴とする情報表示装置。
  11. 【請求項11】 前記表示制御手段は前記情報生成手段
    によって生成された前記情報の前記表示手段による表示
    を停止させるものであることを特徴とする請求項1、請
    求項2または請求項10記載の情報表示装置。
  12. 【請求項12】 前記表示手段を照らすバックライト手
    段を備え、前記表示制御手段は前記バックライト手段の
    点灯および消灯により前記情報の表示および非表示を切
    り替えるものであることを特徴とする請求項1、請求項
    2、請求項10または請求項11記載の情報表示装置。
  13. 【請求項13】 文字、図形、画像等の情報を視覚的に
    表示する表示手段と、 あらかじめ設定された表示イメージを記憶する記憶手段
    と、 互いに別個に操作情報を入力するための2以上の入力手
    段と、 これら入力手段による操作情報の入力を検知する入力検
    知手段と、 この入力検知手段によって前記入力手段のうちいずれか
    一方による操作情報の入力が検知されたときから前記入
    力手段すべてによる操作情報の入力が検知されたときま
    での間だけ前記記憶手段に記憶された前記表示イメージ
    を前記表示手段に表示させる表示制御手段とを具備する
    ことを特徴とする情報表示装置。
  14. 【請求項14】 前記記憶手段は不正行為に対して警告
    あるいは威嚇する内容の表示イメージをあらかじめ記憶
    するものであることを特徴とする請求項3、請求項4ま
    たは請求項13記載の情報表示装置。
  15. 【請求項15】 文字、図形、画像等の情報を視覚的に
    表示する表示手段と、 この表示手段に表示される情報を記憶する表示情報記憶
    手段と、 互いに別個に操作情報を入力するための2以上の入力手
    段と、 これら入力手段による操作情報の入力を検知する入力検
    知手段と、 前記表示情報記憶手段に記憶されている前記情報を加工
    する表示情報加工手段と、 前記入力検知手段によって前記入力手段のうちいずれか
    一方による操作情報の入力が検知されたときから前記入
    力手段すべてによる操作情報の入力が検知されたときま
    での間だけこの表示情報加工手段によって加工された前
    記情報を前記表示手段に表示させる表示制御手段とを具
    備することを特徴とする情報表示装置。
  16. 【請求項16】 前記表示情報加工手段は前記表示情報
    記憶手段に記憶されている情報が文字列であるとき各文
    字の順序を入れ替えるように加工するものであることを
    特徴とする請求項5、請求項6または請求項15記載の
    情報表示装置。
  17. 【請求項17】 前記表示情報加工手段は前記表示手段
    の表示領域を分割した所定のブロック単位で各ブロック
    の表示位置を入れ替えるように加工するものであること
    を特徴とする請求項5、請求項6または請求項15記載
    の情報表示装置。
  18. 【請求項18】 文字、図形、画像等の情報を視覚的に
    表示する表示手段と、 互いに別個に操作情報を入力するための2以上の入力手
    段と、 この入力手段による操作情報の入力を検知する入力検知
    手段と、 この入力検知手段によって前記入力手段のうちいずれか
    一方による操作情報の入力が検知されたときから前記入
    力手段すべてによる操作情報の入力が検知されたときま
    での間だけ前記表示手段の可視角度を変更する表示制御
    手段とを具備することを特徴とする情報表示装置。
  19. 【請求項19】 前記表示手段は液晶ディスプレイによ
    って構成され、前記表示制御手段は前記液晶ディスプレ
    イに表示される情報の表示位置に対応して印可される電
    圧値を変更することによってコントラストを変更するも
    のであることを特徴とする請求項7、請求項8または請
    求項18記載の情報表示装置。
  20. 【請求項20】 前記表示手段は筐体正面部に配置さ
    れ、前記入力手段は筐体側面部に配置されているもので
    あることを特徴とする請求項1〜請求項19記載の情報
    表示装置。
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