JP2001133415A - 蛍光磁粉探傷方法および蛍光磁粉探傷装置 - Google Patents

蛍光磁粉探傷方法および蛍光磁粉探傷装置

Info

Publication number
JP2001133415A
JP2001133415A JP31434499A JP31434499A JP2001133415A JP 2001133415 A JP2001133415 A JP 2001133415A JP 31434499 A JP31434499 A JP 31434499A JP 31434499 A JP31434499 A JP 31434499A JP 2001133415 A JP2001133415 A JP 2001133415A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flaw detection
image
flaw
inspected
still image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP31434499A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Takada
健一 高田
Taizo Yano
泰三 矢野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daido Steel Co Ltd
Original Assignee
Daido Steel Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daido Steel Co Ltd filed Critical Daido Steel Co Ltd
Priority to JP31434499A priority Critical patent/JP2001133415A/ja
Publication of JP2001133415A publication Critical patent/JP2001133415A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 所望の探傷視野を確保しながら装置の高さを
制限範囲内に納めることができる蛍光磁粉探傷方法およ
び蛍光磁粉探傷装置を提供する。 【解決手段】 被検査材表面W1に存在する傷を蛍光磁
粉探傷によりなすものであって、被検査材Wの静止画像
を撮像するようにされてなる静止画像撮像手段Eによる
被検査材表面W1の撮像を、反射ミラー13により屈折
させてなすものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蛍光磁粉探傷方法
および蛍光磁粉探傷装置に関する。さらに詳しくは、装
置の高さを制限範囲内に納めることができる蛍光磁粉探
傷方法および蛍光磁粉探傷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、鋼材等の被検査材の表面傷を
探傷する方法の一つとして蛍光磁粉探傷法が知られてい
る。蛍光磁粉を被検査材の表面にシャワーあるいはミス
ト、ドブ漬けなどにより付着させた後にその被検査材を
磁化すると、表面傷がある場合そこから発生する漏れ磁
束によって磁粉がその傷部分に集まる。そして、その状
態で被検査材に、例えば紫外線を照射すると、磁粉が集
まっている傷部分が強く発光する。つまり、表面傷の有
無によって被検査材表面の発光状態(磁粉模様)が異な
ることになる。蛍光磁粉探傷法は、この現象を利用する
ものである。
【0003】また、この被検査材表面の発光状態を撮像
し、その撮像画像を閾値処理して表面傷を自動的に探傷
する自動探傷装置も知られている。例えば、特開平6−
207926号公報には、図7に示すような、表面に蛍
光磁粉が付着された長尺の被検査材wの長手方向へ走行
部mによって相対移動させられ、該被検査材wの表面を
複数のブロックに分割して撮像する撮像装置aと、前記
被検査材wの表面に紫外線を照射する紫外線照射手段b
とを備え、前記撮像装置aにより前記紫外線照射手段b
により照射された探傷領域を、前記相対移動に追従する
走査ミラーの協働により静止画像として撮像し、その静
止撮像画像に基づいて前記表面に存在する傷を検出する
蛍光磁粉式自動探傷装置dが提案されている。
【0004】このような構成の蛍光磁粉式自動探傷装置
においては、被検査材wの曲がりなども考慮した上で撮
像装置の視野の広さを決定する必要がある。また、被検
査材wの曲がりにより、被検査材w表面と撮像装置aと
の距離が変動する場合もあるため、撮像装置に装着させ
るレンズとしてある程度以上の焦点深度を有するものが
必要となる。したがって、このような諸条件を考慮した
上で撮像装置aに装着させるレンズのFナンバーや焦点
距離などの諸元が決定されるとともに、被検査材w表面
と撮像装置aとの間の必要距離、つまり撮像装置aの取
付け高さも必然的に決まってくる。
【0005】しかしながら、他の設備との関係で撮像装
置aを所望高さ位置に設置できないことがあるという問
題がある。
【0006】この対策として、焦点距離が短くかつ視野
および焦点深度が大きい広角レンズを撮像装置aに備え
させることも考えられるが、この場合は撮像された画像
の歪みが大きくなって、所望精度で探傷を行うことが困
難になるという別の問題を生ずる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる従来技
術の課題に鑑みなされたものであって、所望の探傷視野
を確保しながら装置の高さを制限範囲内に納めることが
できる蛍光磁粉探傷方法および蛍光磁粉探傷装置を提供
することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の蛍光磁粉探傷方
法は、被検査材の静止画像を撮像するようにされてなる
静止画像撮像手段により撮像された画像に基づいて被検
査材表面に存在する傷を検出する蛍光磁粉探傷方法であ
って、前記静止画像撮像手段における前記被検査材表面
の撮像を、光路を屈折させてなすことを特徴とする。
【0009】一方、本発明の蛍光磁粉探傷装置は、被検
査材の被探傷部位の静止画像を撮像するようにされてな
る静止画像撮像手段と、前記静止画像撮像手段を支持し
ながら被検査材の長手方向に沿って走行可能とされた走
行手段とを備えてなる蛍光磁粉探傷装置であって、前記
静止画像撮像手段が、光路を屈折させる撮像光路屈折手
段、例えば反射ミラーを有してなることを特徴とする。
【0010】本発明の蛍光磁粉探傷装置においては、前
記反射ミラーに蛍光光線を効率的に反射させるコーティ
ングがなされているのが好ましい。
【0011】
【作用】本発明は前記の如く構成されているので、所望
の探傷視野が確保されているにもかかわらず、静止画像
撮像手段と被検査材との距離を所定制限内に収めること
ができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら本
発明を実施形態に基づいて説明するが、本発明はかかる
実施形態のみに限定されるものではない。
【0013】本発明の一実施形態の蛍光磁粉探傷方法
(以下、単に探傷方法という)に適用される蛍光磁粉探
傷装置(以下、単に探傷装置という)Aのブロック図を
図1に示し、この実施形態の探傷方法においては、角型
鋼材(被検査材)は所要数のブロックに分けて探傷がな
される。
【0014】探傷装置Aは、検査台Bに菱形状に載置さ
れている角形鋼材Cの上部側面の一方(以下、第1側面
という)C1を撮像する第1探傷部10と、上部側面の
他方(以下、第2側面という)C2を撮像する第2探傷
部20と、前記第1探傷部10で撮像された画像を処理
する第1画像処理部30と、前記第2探傷部20で撮像
された画像を処理する第2画像処理部40と、第1探傷
部10および第2探傷部20を支持しつつ前記角形鋼材
Cの長手方向に沿って移動する走行部50と、制御部6
0とを主要部として備えてなる。
【0015】第1探傷部10は、CCDカメラ(静止画
像撮像手段)11と、走査ミラー12と、反射ミラー
(撮像光路屈折手段)13とを有する静止画像撮像手段
E1(図2参照)と、ブラックライト14と、端縁位置
検出ライト15とを備えてなるものとされる(図3参
照)。ここで、静止画像撮像手段E1の各構成要素はカ
メラボックス16に収納されている。
【0016】反射ミラー13は、探傷領域D全体の像を
走査ミラー12に投影できるような位置・角度で走行部
50に固定されている。つまり、この反射ミラー13は
CCDカメラ11が探傷領域Dを撮像する撮像光路上に
配設されて、探傷領域Dから走査ミラー12までの撮像
光路を屈折させて、CCDカメラ11の高さ位置が制限
範囲に収まるようにしている。
【0017】走査ミラー12は、反射ミラー13により
投影される探傷領域Dの像を静止画像として撮像できる
ようにその動作が調整されている。
【0018】端縁位置検出ライト15は、角形鋼材Cの
幅方向にスリット状に照射するようにその照射方向が調
整され、つまり端縁位置検出ライト15の輝線が角形鋼
材Cの幅方向となるようにその照射方向が調整され(図
4参照)、またその照射は、CCDカメラ11による探
傷画像の撮像に支障の生じないように、所定の時期にの
みなされるようにされている。例えばシャッターにより
照射時期が調整されている。なお、シャッターに代えて
ストロボ方式による照射とされてもよい。
【0019】なお、CCDカメラ11、走査ミラー1
2、ブラックライト14および端縁位置検出ライト15
は、従来より公知のものとすることができる。また、反
射ミラー13および走査ミラー12として使用されるミ
ラーは蛍光磁紛から発せられる紫外線を効果的に反射で
きるように、反射面が所定のコーティングがなされてい
る。例えば、ARコートがなされている。
【0020】第1画像処理部30は、図3に示すよう
に、CCDカメラ11により撮像された探傷領域Dの画
像(以下、探傷画像という)を画像処理する探傷画像処
理手段31と、CCDカメラ11により撮像された端縁
位置検出画像を画像処理する端縁位置検出画像処理手段
32とを備えてなるものとされる。
【0021】第2探傷部20は、第1探傷部10と同様
に、CCDカメラ21および反射ミラー23からなる撮
像系E2と、走査ミラー22と、ブラックライト24
と、端縁位置検出ライト25とを備えてなるものとされ
る。また、第2画像処理部40も同様に、探傷画像を画
像処理する探傷画像処理手段41と、端縁位置検出画像
を画像処理する端縁位置検出画像処理手段42とを備え
てなるものとされる。
【0022】なお、作図の簡略化のために第2探傷部2
0および第2画像処理部40に係る構成要素に関する符
号は、図2および図3に()を付して示されている。
【0023】走行部50は、具体的には、角形鋼材Cの
上方に配設された一対のレールR上を走行する走行台車
51とされる。この走行台車51は、ボックス状の台車
本体52と、台車本体52の上部に配設された走行車輪
54、55を有する走行装置53とを主要構成要素とし
て備えてなる。台車本体52および走行装置53の具体
的な構成は、例えば特開平6−207926号公報に提
案されているものとすることができる。
【0024】台車本体52の下部には、角形鋼材Cの上
部が走行台車51の走行を妨げないようにして収納され
ており、また角形鋼材Cの上部の上方には、静止画像撮
像手段E1、E2、ブラックライト14、24、端縁位
置検出ライト15、25が、それぞれ第1側面C1およ
び第2側面C2に対応させて所定の位置関係にて配設さ
れている。
【0025】制御部60は、具体的には制御マイコン6
1とされ、CCDカメラ11、21、走査ミラー12、
22、ブラックライト14、24、端縁位置検出ライト
15、25および走行台車51、第1画像処理部30、
第2画像処理部40等の制御をし、かつ探傷結果を出力
するようにされている。
【0026】次に、図5に示すタイムチャートにより、
かかる構成とされている探傷装置Aによる角形鋼材側面
C1、C2の探傷について説明する。
【0027】(1)走行台車51の走行が開始され、そ
れに伴いブラックライト14、24、走査ミラー12、
22もオンされる。
【0028】(2)走査ミラー12、22がオンされる
と、走査ミラー12、22が走行台車51の走行に対す
る追従動作を行う。この追従動作は、ブラックライト1
4、24に照射され反射ミラー13、23により投影さ
れた探傷領域Dの静止した探傷画像が撮像できるように
なされる。
【0029】(3)走査ミラー12、22がオンされて
から所定時間経過後、CCDカメラ11、21がオンさ
れて探傷領域Dの静止画像が撮像される。この撮像され
た画像は、第1画像処理部30および第2画像処理部4
0の探傷画像処理手段31、41に送出される。なお、
この所定時間は走行台車51の走行速度に応じて適宜設
定される。
【0030】(4)CCDカメラ11、21による探傷
領域Dの静止画像の撮像が終了して所定時間経過後、走
査ミラー12、22がオフされる。これにより、走査ミ
ラー12、22は初期位置に復帰する。この走査ミラー
12、22のオフは探傷領域Dの撮像終了と同時とされ
てもよい。なお、この所定時間は走行台車51の走行速
度に応じて適宜設定される。
【0031】(5)走査ミラー12、22がオフされて
から所定時間経過後、端縁位置検出ライト15、25が
オンされる。端縁位置検出ライト15、25の照射位置
は、例えば探傷領域Dの中央とされる(図4参照)。
【0032】(6)端縁位置検出ライト15、25がオ
ンされてから所定時間経過後、CCDカメラ11、21
がオンされて端縁位置検出ライト15、25が照射して
いる個所を撮像する。つまり、端縁検出用画像が撮像さ
れる。この撮像された端縁検出画像は、第1画像処理部
30および第2画像処理部40の端縁位置検出画像処理
手段32、42に送出される。なお、この所定時間は走
行台車51の走行速度に応じて適宜設定される。
【0033】(7)CCDカメラ11、21による端縁
検出画像の撮像が終了してから所定時間経過後、端縁位
置検出ライト15、25がオフされる。これにより、第
1ブロックの探傷が終了する。なお、この所定時間は走
行台車51の走行速度に応じて適宜設定される。
【0034】(8)端縁位置検出ライト15、25がオ
フされてから所定時間経過後、走査ミラー12、22が
オンされる。これにより、第2ブロックの探傷が開始さ
れる。なお、この所定時間は走行台車51の走行速度に
応じて適宜設定される。
【0035】次に、第1画像処理部30における画像処
理について説明する。なお、この画像処理は第2画像処
理部40においても同様である。
【0036】探傷画像処理手段31に送出された探傷画
像は、空間フィルタにより雑音が除去される。一方、端
縁位置検出画像処理手段32に送出された端縁検出用画
像は、常法により処理されて角形鋼材Cの端縁位置が特
定される。この特定された角形鋼材Cの端縁位置によ
り、探傷画像から角形鋼材Cの範囲外の部分が除去され
る。ついで、範囲外の部分が除去された探傷画像は、常
法により閾値処理されて傷が検出される。この検出され
た傷の位置がマップ化されて制御部60に送出される。
つまり、傷マップが作成されて制御部60に送出され
る。制御部60は、この傷マップを、例えば表面傷処理
部(図示省略)に送出する。
【0037】以下、この傷マップに基づいて表面傷の補
修などがなされる。
【0038】このように、本実施形態の探傷装置Aは、
反射ミラー13、23に投影された探傷領域Dの像を走
査ミラー12、22の動作により走査し、CCDカメラ
11、21により静止画像を撮像する構成とされている
ので、静止画像撮像手段E1、E2の各構成要素の配置
の自由度が増し、反射ミラー13、23を用いない場合
(図2に符号12´、16´(24´)で示してある)
よりも、CCDカメラ11,21の高さ位置を低くする
ことができる。それに伴い、探傷装置Aの高さを制限範
囲内に納めることができる。
【0039】
【実施例】以下、実施例に基づいて本発明をより具体的
に説明する。
【0040】この実施例における探傷装置は、例えば1
55mm角の長さ12mの長尺の鋼材Wの表面の傷を精
密に探傷することができるように構成されている。
【0041】具体的には、図6に示すように、探傷装置
A1は、撮像手段としてのデジタルカメラ71、走査手
段としての走査ミラー72および反射手段としての反射
ミラー73からなる静止画像撮像手段Gを備えている。
【0042】CCDカメラ71は、受光素子が9mmで
1000ピクセルのデジタルカメラとされている。
【0043】走査ミラー72は、蛍光磁粉の蛍光光線を
よく反射するARコートがなされた100mm×80m
mのものが、その長手方向を鋼材Wの長手方向に合わせ
て配設される。
【0044】反射ミラー73は、蛍光磁粉の蛍光光線を
よく反射するARコートがなされた250mm×190
mmのものとされ、その長手方向を鋼材Wの長手方向に
合わせて、被探傷面W1の像を走査ミラー72に反射す
るように配置されている。これら各構成要素71、7
2、73の配置およびCCDカメラ71に装着されるレ
ンズ71aは以下のようにして決定される。
【0045】仮に視野を250mm、焦点深度が上下そ
れぞれの方向に50mm必要とすると、レンズ71a
は、その近点および遠点が50mm以上のレンズとな
り、例えば、焦点距離が16mmのレンズとされる。
【0046】しかして、このようなレンズ71aにより
CCDカメラ71の視野広さを得ようとすると、被探傷
面W1と合焦点との距離は770mm必要となる。とこ
ろが、CCDカメラ71が被探傷面W1を撮像する撮像
光路上には、反射ミラー73が設置されているので、被
探傷面W1の像は反射ミラー73によって反射されて走
査ミラー72に投影され、この投影された像がさらに走
査ミラー72で反射されてデジタルカメラ71に到達す
る。つまり、CCDカメラ71が被探正面W1を撮像す
るのに必要な撮像光路の撮像光路長770mmは、反射
ミラー73によって屈折される。
【0047】このように、本実施例では、被探傷面W1
からCCDカメラ71までの撮像光路が反射ミラー73
によって屈折させられる構成とされているので、CCD
カメラ71、走査ミラー72および反射ミラー73から
なる静止画像撮像手段Gの各構成要素の配置の自由度が
増し、これによって、静止画像撮像手段Gを収納するカ
メラボックス74の高さを制限範囲内に納めることをが
可能となる。
【0048】以上、本発明を実施形態および実施例に基
づいて説明してきたが、本発明はかかる実施形態および
実施例のみに限定されるものではなく、種々改変が可能
である。例えば、被検査材の端縁位置を検出する代わり
に頂部位置を検出するものとしてもよい。
【0049】また、蛍光磁粉探傷装置には、撮像装置を
固定して被検査材を移動する方式のものも使用されてい
るが、このような被検査材を移動する方式の蛍光磁粉探
傷装置にも本発明を適用することができる。特に、被検
査材の4面を同時に探傷する場合などにおいて、装置の
寸法に制約の有る場合などに有効である。
【0050】さらに、必要に応じて反射ミラーの数を増
やすこともできる。
【0051】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
撮像光路屈折手段により光路を屈折させているので、撮
像系の各構成要素の配置の自由度が増して、静止画像撮
像手段の被検査材からの距離を制限範囲に収めることが
できるという優れた効果が得られる。また、それにより
走行部の高さも制限範囲に収めることができるので、既
存の設備に適用できるという効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の蛍光磁粉探傷装置のブロ
ック図である。
【図2】同実施形態の撮像系の配置説明図である。
【図3】同実施形態の蛍光磁粉探傷装置の概略図であ
る。
【図4】同実施形態の探傷手順の説明図であって、同
(a)は探傷画像の模式図を示し、同(b)は端縁検出
画像の模式図を示す。
【図5】同実施形態におけるタイムチャートである。
【図6】本発明の実施例の撮像系と被検査材との位置関
係を示す配置図である。
【図7】従来の蛍光磁粉探傷装置の斜視図である。
【符号の説明】
10 第1探傷部 11、21 CCDカメラ(撮像手段) 12、22 走査ミラー 13、23 反射ミラー(撮像光路屈折手段) 20 第2探傷部 50 走行部 51 走行台車 A 蛍光磁粉探傷装置 E,G 静止画像撮像手段 W 被検査材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検査材の静止画像を撮像するようにさ
    れてなる静止画像撮像手段により撮像された画像に基づ
    いて被検査材表面に存在する傷を検出する蛍光磁粉探傷
    方法であって、 前記静止画像撮像手段における前記被検査材表面の撮像
    を、光路を屈折させてなすことを特徴とする蛍光磁粉探
    傷方法。
  2. 【請求項2】 被検査材の被探傷部位の静止画像を撮像
    するようにされてなる静止画像撮像手段と、前記静止画
    像撮像手段を支持しながら被検査材の長手方向に沿って
    走行可能とされた走行手段と、を備えてなる蛍光磁粉探
    傷装置であって、 前記静止画像撮像手段が、光路を屈折させる撮像光路屈
    折手段を有してなることを特徴とする蛍光磁粉探傷装
    置。
  3. 【請求項3】 前記撮像光路屈折手段が、反射ミラーと
    されてなることを特徴とする請求項2記載の蛍光磁粉探
    傷装置。
  4. 【請求項4】 前記反射ミラーに蛍光光線を効率的に反
    射させるコーティングがなされていることを特徴とする
    請求項3記載の蛍光磁粉探傷装置。
JP31434499A 1999-11-04 1999-11-04 蛍光磁粉探傷方法および蛍光磁粉探傷装置 Withdrawn JP2001133415A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31434499A JP2001133415A (ja) 1999-11-04 1999-11-04 蛍光磁粉探傷方法および蛍光磁粉探傷装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31434499A JP2001133415A (ja) 1999-11-04 1999-11-04 蛍光磁粉探傷方法および蛍光磁粉探傷装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001133415A true JP2001133415A (ja) 2001-05-18

Family

ID=18052208

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31434499A Withdrawn JP2001133415A (ja) 1999-11-04 1999-11-04 蛍光磁粉探傷方法および蛍光磁粉探傷装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001133415A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2999925B2 (ja) 物品側面撮像装置
JP5144401B2 (ja) ウエハ用検査装置
JP3514107B2 (ja) 塗装欠陥検査装置
JP2001012930A (ja) 表面欠陥検査装置
JPH09258197A (ja) ガラス基板の表裏欠陥識別方法
JPH1062354A (ja) 透明板の欠陥検査装置及び欠陥検査方法
JPH07270323A (ja) 塗装面状態検出装置および塗装面状態検出方法
JPH05306915A (ja) 形状測定方法およびその装置
JP2001133415A (ja) 蛍光磁粉探傷方法および蛍光磁粉探傷装置
JP3591080B2 (ja) 筒内面観察装置
JP3968888B2 (ja) 蛍光磁粉探傷方法および蛍光磁粉探傷装置
JP3822567B2 (ja) 移動するストリップの自動表面検査装置
JP3054227B2 (ja) 表面欠陥検査装置
JP2002202290A (ja) 蛍光磁粉探傷方法および探傷装置
JPH10185514A (ja) コイル位置検出装置
JPH0815177A (ja) 表面欠陥撮像方法及び装置
KR101210737B1 (ko) 영상 취득 시스템
JP2004246171A (ja) 透明板の欠陥検出方法及びその装置
JPH06207926A (ja) 螢光磁粉式自動探傷装置
JP3062293B2 (ja) 表面欠陥検査装置
JP2007303824A (ja) 蛍光磁粉探傷方法および蛍光磁粉探傷装置
JP3468669B2 (ja) 撮像装置
JP3100448B2 (ja) 表面状態検査装置
JP2008191017A (ja) 板状体の欠陥検出方法
JP3201297B2 (ja) コイル位置検出装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20070109