JP2001133277A - ナビゲーション装置 - Google Patents

ナビゲーション装置

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JP2001133277A
JP2001133277A JP31808499A JP31808499A JP2001133277A JP 2001133277 A JP2001133277 A JP 2001133277A JP 31808499 A JP31808499 A JP 31808499A JP 31808499 A JP31808499 A JP 31808499A JP 2001133277 A JP2001133277 A JP 2001133277A
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宏之 八幡
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清 河本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報センタとのデータの送受信状況が確実に
把握できるナビゲーション装置を提供すること。 【解決手段】 ナビゲーション装置の表示部106に、
情報センタを表すセンタマークCとナビゲーション装置
を表す車両マークNとを表示し、ナビゲーション装置1
00から目的地や経路探索要求が送信される状態では、
センタマークCと車両マークNとを点滅させ且つこれら
のマークの間に車両マークNからセンタマークCへ向か
う矢印を画像で表示する。情報センタからナビゲーショ
ン装置に経路案内用データが送信されている状態では、
センタマークCと車両マークNとを点滅させ且つこれら
のマークの間にセンタマークCから車両マークNへ向か
う矢印を画像で表示する。情報センタが経路を探索、探
索経路の地図画像データや案内音声データを抽出してい
る間は、データベースマークCDとサーバマークCSと
の間に両方向の矢印を画像で表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信により経路案
内用のデータを情報センタ側から取得して経路案内を行
うナビゲーション装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、車両等に搭載されて経路探索
・案内処理を行うナビゲーション装置が広く使用されて
いる。このナビゲーション装置は、出発地と目的地等と
を取得し、道路データ等に基づいてこの出発地から目的
地へ到達するための適切な経路を探索し、探索結果に基
づいて、地図画像上に経路を表示する等の経路案内を行
う。このようなナビゲーション装置においては、適切な
経路を探索するためのデータや経路案内を行うための地
図画像等のデータは膨大であり、また新たな道路ができ
る等実状が変わって、データが実状にそぐわなくなるた
め、頻繁にデータの更新を行う必要がある。
【0003】そのため、近年では、経路探索は情報セン
タで行い、探索結果を通信によってナビゲーション装置
が受信して経路を案内するナビゲーションシステムが提
案されている。このナビゲーションシステムでは、情報
センタに、目的地までの経路を探索するために必要なデ
ータを記憶した各種データを備えている。そして、車両
側のナビゲーション装置からの要求に応じて、データベ
ースに格納されるデータに基づいて経路探索が行われ、
探索した経路についてのデータが、車両側に送信され
る。車両のナビゲーション装置では、情報センタ側から
送信された経路のデータに基づいて、経路案内が行われ
る。尚、経路案内に必要な地図画像のデータ等について
は、ナビゲーション装置に備えず、経路のデータととも
にセンタ側が送信する場合と、ナビゲーション装置に備
えて、情報センタ側からは経路のデータのみを送信する
場合とが考えられる。
【0004】このようなナビゲーションシステムにおい
ては、車両側のナビゲーション装置におけるデータ量や
処理を著しく減少させることができる。また、データ更
新の手間が集約されるので、各ナビゲーション装置で
は、経路案内に必要な経路データや地図画像データにつ
いてのみ情報センタ側から新しいデータを受信し更新す
る等、少ない手間で最新のデータに基づいた経路案内を
行うことができる。更に、事故等による一時的な道路閉
鎖や渋滞等の交通状況の情報についても、このような交
通状況情報を集約する設備を情報センタに配設すること
によって、一時的な交通状況も考慮された、より適切な
経路を提供することも可能となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようなカ
ーナビゲーションシステムでは、車両が、情報センタ側
との通信状況の不安定な場所に位置していると、経路探
索を要求するデータ、探索した経路のデータ等の送受信
ができなくなる可能性がある。そして、使用者にとって
は、データの送受信が正しく行われているのかどうかが
把握できず、不安感を与えてしまうおそれがある。ま
た、情報センタ側へ経路探索を要求するデータを送信し
た後、経路のデータや地図画像のデータを受信し経路案
内が開始されるまでに間があく場合があり、使用者にと
って、その間の状況が把握できず、送信したデータが全
て情報センタへ受領されたか、探索が行われているかど
うか、探索された経路データが送信されてくるのかどう
か等について、不安感を与えてしまうおそれもある。
【0006】更に、上述のようなナビゲーションシステ
ムにおいては、出発地から目的地までの経路を分割し、
分割地点近辺において最新の交通状況等に基づいて経路
の再探索を行い経路データをナビゲーション装置側へ送
信し、最新の交通状況等に基づいてリアルタイムに適切
な経路を提供する技術が提案されている。そして、この
ようなナビゲーションシステムにおいて上述と同様にデ
ータの送受信状況が把握できない場合には、経路のデー
タが受信・更新されリアルタイムな情報に基づく経路案
内が行われているかどうかを、運転者が確認することが
できず、運転者に不安感を与えてしまう場合がある。特
に、パケット交換通信網を利用している場合には、通信
が確立された状況下において、一部の時間の間のみデー
タの送受信があるため、通信が確立されているか否かの
表示があってても、データの送受信が行われているかど
うかは把握できず、不安感を与えることになる。
【0007】本発明は、上述の問題点を解決するために
なされたもので、情報センタとのデータの送受信状況が
確実に把握でき、使用者に不安感を与えることなく経路
案内を行うことのできるナビゲーション装置を提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明では、情報センタ
へ所定データを要求し、この要求に応じた所定データを
情報センタから受信するデータ送受信手段と、前記情報
センタを表すセンタマーク及び前記情報センタからの前
記所定データの受信側を表す受信側マークを表示するマ
ーク表示手段と、前記情報センタとの間におけるデータ
の送受信状態に応じて、前記マーク表示手段による表示
状態を制御する表示制御手段とを備えるナビゲーション
装置によって、前記目的を達成する。
【0009】本発明では、前記データ送受信手段は、経
路案内用データを要求する要求データを送信し、この要
求データに応じて情報センタから送信される前記経路案
内用データを受信し、前記表示制御手段は、前記要求デ
ータ及び前記経路案内用データの送受信状態に対応し
て、前記マーク表示手段による表示状態を制御する請求
項1に記載のナビゲーション装置によって、前記目的を
達成する。
【0010】本発明では、前記マーク表示手段は、情報
センタのセンタマークとして、データベースを表すデー
タベースマーク及び前記データベースにより経路探索を
行うサーバを表すサーバマークを表示し、前記表示制御
手段は、前記要求データ及び前記経路案内用データの送
受信状態に対応して、前記マーク表示手段による前記サ
ーバマークと前記受信側マークとの表示状態を制御し、
前記情報センタによる経路探索状態に対応して、前記デ
ータベースマークと前記サーバマークとの表示状態を制
御する請求項2に記載のナビゲーション装置によって、
前記目的を達成する。本発明では、前記データ送受信手
段は、目的地設定用データを要求する要求データを送信
し、且つ前記要求データに応じて情報センタから送信さ
れる目的地設定用データを受信し、前記表示制御手段
は、前記要求データ及び前記目的地設定用データの状態
に対応して、前記マーク表示手段による表示状態を制御
する請求項3に記載のナビゲーション装置。によって、
前記目的を達成する。
【0011】本発明では、前記表示制御手段は、前記表
示手段に表示される各マークに対応する装置が前記デー
タの送受信のために稼働時に、前記マーク表示手段に表
示される前記各マークを、その対応する装置が稼働状態
であることを識別可能に表示する請求項1から請求項4
のうちのいずれか1の請求項に記載のナビゲーション装
置によって、前記目的を達成する。本発明では、前記表
示制御手段は、前記情報センタとの間において各データ
を送受信中に、送受信されるデータを送受信の方向とと
もに表すデータマークを、前記マーク表示手段で表示さ
れる前記各マーク間に介在させた状態で表示させる請求
項1から請求項5のうちいずれか1の請求項に記載のナ
ビゲーション装置によって、前記目的を達成する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明のナビゲーション装
置の好適な実施の形態について、図1から図10を参照
して詳細に説明する。 (1)実施形態の概要 車両に搭載されるナビゲーション装置100は、出発地
や目的地等の探索条件データと、車両IDや経路案内用
データを要求する旨の要求データとを情報センタ150
へ送信する。そして、情報センタ150がこれらのデー
タに基づいて出発地から目的地までの推奨経路を探索
し、推奨経路のうち出発地から所定距離分のみについ
て、推奨経路の通過交差点列のデータ、推奨経路を含む
地図画像のデータ、及び地図画像に基づく音声案内用の
音声のデータを、経路案内用データとしてナビゲーショ
ン装置へ送信する。ナビゲーション装置100は、これ
らのデータに基づいて経路案内を行い、受信したデータ
の終端近辺に到達すると、新たに、現在地を出発地とし
て検索条件データ及び要求データを送信し、続きの経路
案内用データを受信する。本実施形態では、ナビゲーシ
ョン処理中、ナビゲーション装置100の表示部106
は、出発地や目的地等の探索条件を設定したり経路案内
用の地図画像を表示するナビゲーション表示部D1と、
情報センタ150との通信状況を画像表示する通信状況
表示部D2とで構成される。通信状況表示部D2には、
ナビゲーション処理中を通じて情報センタ150を表す
センタマークCとナビゲーション装置100を表す車両
マークNとが画像で表示されている。そして、ナビゲー
ション装置100から探索データや要求データが送信さ
れている状態においては、センタマークCと車両マーク
Nとの間に車両マークNからセンタマークCへ向かう矢
印を画像で表示する。また、情報センタ150からナビ
ゲーション装置100に経路案内用データが送信されて
いる状態においては、センタマークCと車両マークNと
の間にセンタマークCから車両マークNへ向かう矢印を
画像で表示する。これによって、運転者は、経路案内用
データが情報センタへ要求されたり、またセンタから送
信されていることを知ることができる。また、特に本実
施形態では、センタマークCが、情報センタのデータベ
ースを表すデータベースマークCDとサーバを表すサー
バマークCSとを含んでおり、ナビゲーション装置10
0車両から要求データが送信された後、経路案内用デー
タが受信される間での間は、情報センタ150が経路を
探索したり、探索した経路に従って経路案内をするため
の地図画像データや案内音声データを抽出しているとし
て、データベースマークCDとサーバマークCSとの間
に両方向の矢印を画像で表示する。これによって、運転
者は、送信された探索条件データや要求データに従って
情報センタ150が経路を探索中であることも知ること
ができる。
【0013】(2)実施形態の詳細 図1は、本発明のナビゲーションシステムの一実施形態
の構成を表す図である。この図1に示すように、本実施
形態のナビゲーションシステムは、本発明のナビゲーシ
ョン装置の一実施形態としてのナビゲーション装置10
0と、情報センタ150とで構成されている。ナビゲー
ション装置100は、車両に搭載されて使用されるもの
であり、演算処理部101、プログラム格納部102、
記憶部103、現在位置検出部104、入力部105、
表示部106、音声出力部107、及び車両側通信部1
08を備えている。情報センタ150は、情報センタに
配置され、複数のナビゲーション装置100との間で通
信を行うものであり、センタ側通信部151と、システ
ム制御部152と、データベースサーバ153と、外部
情報収集部154とを備えている。
【0014】ナビゲーション装置100の演算処理部1
01は、CPUを備えており、目的地等の経路探索条件
を設定する探索条件設定処理、経路案内用データを要求
する要求データと設定された探索条件のデータとをセン
タへ送信する要求データ送信処理、情報センタ150か
ら経路案内用データを受信する経路案内用データ受信処
理、受信した経路案内用データに基づいて経路案内を行
う経路案内処理、表示部106にセンタを表すセンタマ
ークや車両を表す車両マークを画像で表示させるマーク
表示処理、車両側通信部108からの出力等によりデー
タの送受信の状況を取得するデータ状況取得処理、デー
タ状況取得処理により取得されるデータの送受信の状況
に基づいて、要求データの送信中及び前記経路案内用デ
ータの受信中にセンタマークと車両マークとの間に送受
信されるデータを表すデータマークを画像で表示させる
データ状態表示処理、等の各処理を行うようになってい
る。プログラム格納部102には、演算処理部101が
上記各処理を行うために必要な各種プログラムやデータ
が格納されている。このプログラム格納部102には、
ROM等の各種の記憶媒体が使用される。
【0015】記憶部103には、RAM、CD−RO
M、フラッシュメモリ、DVD、ハードディスク等の各
種記憶媒体とその駆動装置が使用される。この記憶部1
03は、目的地情報記憶部1031、走行経路記憶部1
032、車両位置記憶部1033、その他の記憶部を備
えている。各記憶部に使用される記憶媒体及び駆動装置
は、情報の読み出しのみを行う記憶部、読み書きを行う
記憶部それぞれに応じて適宜選択され使用される。目的
地情報記憶部1031には、ハードディスク等が使用さ
れる。この目的地情報記憶部1031には、目的地とな
る建物、店舗その他の名称や電話番号、住所、目的地を
グループ化及び階層化して表示部106に表示させた中
から指定して設定する場合の各目的地とグループとの対
応やその階層構造、その他、目的地を設定するために必
要な目的地設定用データが読み出し可能に格納される。
【0016】走行経路記憶部1032は、RAM上の所
定エリアに確保され、情報センタ150から受信した経
路案内用データが読み出し及び書き込み(更新)可能に
格納される。この経路案内用データには、探索された推
奨経路を含む道路やランドマークを含む地図画像を表示
部106に画像で表示させるための地図画像データ、地
図画像データによる地図画像上において推奨経路を特定
する通過交差点列データ、音声案内データなどの各種デ
ータが含まれる。車両位置記憶部1033は、RAM上
の所定エリアに確保され、現在位置検出部106によっ
て所定時間間隔で測定した現在及び過去の複数の位置デ
ータが読み出し及び書き込み(更新)可能に格納され
る。例えば、一定距離に含まれる測定点の位置データ
や、一定数の測定点の位置データ等である。これらの位
置データは、複数を結ぶことによって、車両の走行軌跡
を得、車両が走行している道路を特定するためのいわゆ
るマップマッチングに利用される。
【0017】現在位置検出部104は、複数のGPS衛
星からの信号を受信し車両の絶対位置を計測するGPS
受信装置、車両の相対位置を計測するための速度セン
サ、方位センサ等を備えている。速度センサや方位セン
サにより計測される相対位置は、GPS受信装置が衛星
からの電波を受信できないトンネル内等における位置を
得るため、その他GPS受信装置により計測された絶対
位置の測位誤差を補正するため等に用いられる。
【0018】入力部105は、表示部106の表示面に
取り付けられたタッチパネルや、ジョイスティック、音
声認識装置を利用した情報入力装置等の各種入力装置が
使用される。タッチパネルでは、表示部106に画像で
表示されるアイコン等を利用者が触れることにより、対
応する情報や命令が入力される。また、音声認識装置を
利用した情報入力装置では、利用者が発した音声を認識
し、認識した音声をに対応する情報や命令が入力され
る。表示部106は、液晶やCRT等の各種ディスプレ
イが使用される。この表示部106は、演算処理部10
1とともに経路案内手段及びマーク表示手段、データマ
ーク表示手段として機能し、経路案内における道路地図
や交差点詳細図、センタとの通信状況が画像で表示され
る。また、タッチパネルに対応した入力用のキー画像等
の各種画像が画像で表示されるようになっている。
【0019】音声出力部107は、音声合成装置とスピ
ーカを備えている。この音声出力部107は、演算処理
部101とともに経路案内手段として機能し、目的地ま
での経路案内を行う場合の案内音声、例えば、「100
m先の交差点を右方向です。」といった案内音声を、走
行経路記憶部1032に格納される音声案内データに基
づいて合成し、スピーカから出力するようになってい
る。このような案内音声を出力するスピーカは、車載オ
ーディオ用のスピーカと兼用にしてもよく、また、運転
席上部やフロントガラス上部(中央上部、運転席上部
等)に専用のスピーカを配置するようにしてもよい。車
両側通信部108は、モデム等と、これに接続される携
帯電話、PHS等の無線通信機器で構成されている。こ
の車両側通信部108は、演算装置101とともに探索
条件送信手段、要求データ送信手段、及び経路案内用デ
ータ受信手段として機能し、情報センタ150との音声
通信(通話)やデータ通信(探索条件データ及び要求デ
ータの送信、経路案内用データの受信等)を行うように
なっている。
【0020】一方、情報センタ150のセンタ側通信部
151は、モデム、ターミナルアダプタ、ルータ等の通
信機器で構成され、ナビゲーション装置100との通信
回線、PHS、携帯電話、その他の無線通信手段による
通信回線)の接続を行うようになっている。このセンタ
側通信部151は、システム制御部152とともに、探
索条件受信手段、要求データ受信手段、及び経路案内用
データ送信手段とそして機能し、ナビゲーション装置1
0から送信される探索条件データ及び要求データの受
信、経路案内用データの送信等のデータ通信を行うよう
になっている。
【0021】情報センタ150のシステム制御部152
は、図示しないCPU、ROM、RAM、その他の機能
を備えたコンピュータシステムにより構成されている。
CPUは、ROMを含めた記憶手段に記憶された各種プ
ログラムに従って、システム全体を制御すると共に、ナ
ビゲーション装置100から送信される探索条件設定デ
ータや要求データを受信する要求データ受信処理、受信
データの探索条件に基づいて推奨走行経路を探索する経
路探索処理、探索された推奨走行経路を所定長にセグメ
ント分割するセグメント分割処理、探索された推奨走行
経路上に存在する交差点(通過交差点)を抽出し座標列
とする通過交差点列取得処理、各セグメントに対応する
経路案内用データを探索して抽出する案内データ抽出処
理、抽出した経路案内用データをナビゲーションに送信
する経路案内用データ送信処理、交差点や道路の新設に
基づくデータの更新処理、その他の情報センタ150で
必要な各種処理を行うようになっている。
【0022】ROMには、これらの各種処理をCPUで
実行するためのプログラムやデータが格納されている。
RAMは、CPUが各種プログラム実行に際して各種デ
ータが読み書きされるいわゆるワーキングエリアとして
使用される。このRAMには、ナビゲーション装置10
0から受信した目的地等の探索条件、とデータベース1
53に格納される各種データに基づいて探索された推奨
走行経路を案内する経路案内用データが格納され、セン
タ側通信部151からナビゲーション装置100へ送信
されるようになっている。
【0023】データベース153には、探索経路データ
ファイル1531、地図情報データファイル1532、
及び外部情報データファイル1533が格納されてい
る。探索経路データファイル1531は、ナビゲーショ
ン装置100から受信した車両の現在地や目的地等に基
づいて推奨走行経路を探索するために必要なデータを格
納するファイルであり、CD−ROM、DVD−RO
M、ハードディスク等の読み出し及び書き換え可能な記
憶媒体に格納される。この探索経路データファイルに
は、交差点データ、道路データ、及びノードデータが格
納されている。
【0024】図2は、探索経路データファイル153に
格納される交差点データ、道路データ、及びノードデー
タの一例を示す図である。この図2(a)に示すよう
に、交差点データは、各交差点の交差点番号I〜IVの
それぞれに、交差点名、その交差点の緯度と経度、当該
交差点が始点となっている道路のうち一番番号の小さい
道路番号、当該交差点が終点となっている道路のうち一
番番号の小さい道路番号、信号の有無が、対応したもの
である。道路データは、図2(b)に示すように、各道
路の道路番号1〜8のそれぞれに始点の交差点番号、終
点の交差点番号、同じ始点を持つ道路のうち番号が次の
もの、同じ終点を持つ道路のうち番号が次のもの、道路
の太さ、禁止情報、案内不要情報、制限速度、ノード
数、ノード列データの先頭アドレス、及び道路の長さが
対応したものである。
【0025】また、ノードデータは、図2(c)に示す
ように、道路上の特徴点(ノード)についてのデータで
ある。道路データから明らかなように道路番号の単位は
複数個のノードからなる。すなわち、ノードデータは道
路上の1地点に関するデータであり、ノード間を接続す
るものをアークと呼ぶと、複数のノード列のそれぞれの
間をアークで接続することによって道路が表現される。
例えば道路番号1に関してみると、図2(c)に示す道
路データから、ノード数が15であり、ノードデータの
先頭アドレスが100であることから、道路番号1は1
00から114までのアドレスのノードデータで構成さ
れることになる。このノードデータは、ノードのアドレ
スに、各ノードの東経、北緯、属性等が対応したもので
あり、属性として、センサ等で検出できる横断歩道やト
ンネル等についての情報が格納されている。
【0026】図3は、図2に示す探索経路データファイ
ル153の一例の各データにより表されている道路網を
示したものである。図2に示す探索経路データファイル
153からは、図3に示すように、例えば、交差点番号
1を始点とするコースでは、まず、交差点データの始点
情報から道路番号1、次にこの道路番号1に関する道路
データの「同じ始点を持つ道路のうち番号が次のもの」
から道路番号7が探索される。そして、道路番号7にお
ける同様の情報では、逆に道路番号1であることから周
囲道路として他の道路番号のものはないことが判断でき
る。これは、終点に関しても同様である。また、道路デ
ータにおける道路番号5では、道路番号6が禁止になっ
ていることから、交差点番号IVにおいて、道路番号5
から6へは右左折禁止等のため進入できず、進入可能な
道路は道路番号8だけとなる。従って、この道路番号8
への進入は案内不要となる。
【0027】地図情報データファイル1532には、探
索経路データファイル153に含まれる道路及び交差点
と、ランドマークとが表示される地図画像データ、地図
画像データ上において推奨経路を特定する通過交差点の
位置データ、音声案内データなどの各種データが格納さ
れている。そして、地図画像データによる地図画像上に
通過交差点列を結ぶことにより、探索された推奨経路を
画像で表示するようになっている。
【0028】外部情報データファイル1533には、外
部情報収集部154で収集された、渋滞情報(渋滞箇所
と距離、渋滞の程度)、工事情報(工事区間と、工
事)、事故発生箇所(事故発生場所、事故の程度、通行
可能か否か、処理終了時間等)等の各種交通情報が格納
されている。これらの交通情報は、いずれも情報センタ
150における経路処理において使用される。外部情報
収集部154は、また、道路や交差点のに伴う新たな交
差点データや交差点データ等、進入禁止道路や右左折禁
止道変更表示も収集するようになっており、これらの変
更データに基づいて、探索経路データファイル1531
や地図情報データファイル1532に格納される各デー
タが更新されるようになっている。
【0029】次に、本実施形態のナビゲーションシステ
ムにおける経路案内処理処理について説明する。図4
は、本実施形態のナビゲーションシステムによる経路案
内処理において、ナビゲーション装置100により行わ
れる処理(ナビゲーション処理)の流れを表すフローチ
ャートである。また、図5は、ナビゲーション処理にお
いて経路案内開始前にナビゲーション装置100の表示
部106に表示される表示画面を示すものであり、図
6、図7は、図5に続いて経路案内開始前に表示される
表示画面を示すものである。
【0030】ナビゲーション処理においては、図5
(a)に示すように、表示画面Dは、目的地や主発地等
の探索条件を選択する選択メニューやナビゲーション用
の地図画像を表示するナビゲーション表示部D1と、セ
ンタとの通信状況を画像により表示する通信状況表示部
D2とで構成される。そして、ナビゲーション処理が開
始されると、ナビゲーション装置100の演算処理部1
01は、表示部106の通信状況表示部D2に、センタ
を表すセンタマークCと車両を表す車両マークNを画像
で表示し、ナビゲーション表示部D1には、目的地設定
用の画面を表示する(ステップ11)。本実施形態にお
いては、通信状況表示部D2に画像で表示されるセンタ
マークCは、情報センタ150内のデータベース153
を表すデータベースマークCDと、データベース153
から必要なデータを抽出してナビゲーション装置100
へ送信するサーバ(センタ側通信部151及びシステム
制御部152)を表すサーバマークCSとが含まれてお
り、センタマークC及び車両マークNはナビゲーション
処理中を通して画像で表示されている。また、表示部1
06のナビゲーション表示部D1の目的地設定用画面に
は、「地域リストから指定」「ジャンルリストから指
定」「電話番号の入力」「住所の入力」の入力方法が表
示される。
【0031】そして、運転者からの入力によって、目的
地及び出発地、その他の探索条件を取得する(探索条件
取得処理)(ステップ13)。目的地は、ナビゲーショ
ン表示部D1に表示される4通りの入力方法のうちか
ら、運転者がジョイスティックやキーによってりカーソ
ルを所望の入力方法の表示に移動させた後決定キーを押
したり、入力方法を音声で入力する等によって、目的地
の入力方法が選択される。そして、「地域リストから指
定」や「ジャンルリストから指定」の場合には、地域や
ジャンルの区分リストを目的地情報記憶部1031から
読み出してナビゲーション表示部D1に表示して地域や
ジャンルの選択を取得した後、選択された地域やジャン
ル内に区分される目的地の名称を表示し、目的地を取得
する。また、選択方法として「電話番号の入力」や「住
所の入力」が選択された場合には音声入力やキーボード
からの入力等によって電話番号や住所を取得し、目的地
情報記憶部1031に格納される電話番号や住所と目的
地の対応から目的地を取得する。
【0032】目的地が取得されると、次に演算処理部1
01は、出発地を取得する。出発地は、目的地同様に出
発地の名称を運転者による選択又は入力によって取得す
るか、または、出発地の名称に代えて現在地との選択又
は入力を得る。現在地との選択又は入力を得た場合に
は、演算処理部101は現在位置検出部104から検出
される現在地を出発地とする。その他の条件は、経路の
探索において、複数の経路から1つの経路を選択する場
合の優先順位を決定するものであり、「短時間で到着可
能な経路を選択」、「高速道路を使用しない」、「経由
地を指定する」等の条件を表示部106のナビゲーショ
ン表示部D1に表示し選択を得るものであり、特に指定
の無い場合には、道のりの最も短い経路を探索する。ま
た、「経由地を指定する」が選択された場合には、その
経由地を入力により取得する。
【0033】目的地等の探索条件を取得すると、演算処
理部101は、センタとの通信を開始する(ステップ1
5)。このとき、通信状況表示部D2には、図5(b)
に示すように、センタマークC及び車両マークNにアン
テナANを画像で表示し、通信が確立していることを示
す。また、本実施形態では、ナビゲーション表示部D1
にも、情報センタ150との通信の状態(図5(b)に
おいてはセンタとの通信が確立された旨)についてのコ
メントを表示するようになっている。そして、探索条件
取得処理(ステップ13)で取得した探索条件のデータ
(探索条件データ)、及び、予めナビゲーション装置1
00毎に決められているID番号と経路探索を要求する
旨とを含むデータ(要求データ)を送信する(要求デー
タ送信処理)(ステップ17)。このとき、まず、図5
(c)に示すように、通信状況表示部D2の車両マーク
Nを点滅させ、ナビゲーション装置が探索条件データと
要求データの送信のための準備を開始したことを示す。
そして、これらのデータの送信が開始されると、図6
(d)に示すように、通信状況表示部D2のサーバマー
クCS及び車両マークNの両方を点滅画像で表示させ、
データの送受信のために稼働中であることを示す。ま
た、サーバマークCSと車両マークNとの間には、車両
マークNからサーバマークCSへ向かう矢印を画像で表
示し、ナビゲーション装置100からセンタ措置150
へ向けてデータが送信されていることを示す。
【0034】尚、本実施形態において、車両側通信部1
08とセンタ側通信部151との間で行われる通信の通
信形態はパケット交換によっており、探索条件取得後通
信を開始してからはナビゲーション処理の終了まで、ナ
ビゲーション装置100はパケット交換網を介して情報
センタ150に対してセンタとの通信を開始(ステップ
15)してからナビゲーション終了データを送信(ステ
ップ29)し終わるまで常時接続されているが、回線交
換によって、データ送受信時のみナビゲーション装置1
00と情報センタ150とが接続されるようにしてもよ
い。
【0035】そして、情報センタ150から送信される
経路案内用データの受信に対して待機する(ステップ1
9;N)。このとき、通信状況表示部D2には、図6
(e)に示すように、サーバマークCSとデータベース
マークCDとを点滅させ、サーバとデータベースとが稼
働していることを示す。また、サーバとデータベース間
には、両方向矢印を画像で表示し、サーバがデータベー
スへアクセスしデータベースのデータによって経路を探
索し、経路案内用データを取得していることを示す。上
述の経路案内用データは、探索された経路上の交差点の
座標列のデータ(交差点指定データ)、探索経路を含む
地図画像データ、必要な音声案内データ、経路案内終了
位置のデータである。本ナビゲーションシステムにおい
ては、経路案内は、目的地が生活用道路等、車両が入れ
ない道路からのみ到達できる場合には、生活用道路の手
前まで行い、目的地まで車両で到達できる場合には、目
的地までの走行予定距離が500m以内でありかつ右左
折せずに到達できる位置まで行う。経路案内終了位置の
データとは、この経路案内を終了させる位置のデータで
ある。
【0036】そして、経路案内用データを車両側通信部
108において受信し、受信した経路案内用データは順
次走行経路記憶部1032に格納する(ステップ19;
Y)。経路案内用データの受信中は、図6(f)に示す
ように、通信状況表示部D2には、車両マークNとサー
バマークCSとを点滅させ、これらが稼働中であること
を示す。また、車両マークNとサーバマークCS間に
は、サーバマークCSから車両マークへ向かう矢印を画
像で表示させ、経路案内用データがサーバから車両へ向
けて送信されていることを示す。経路案内用データの受
信を終了すると、車両マークN及びサーバマークCSの
点滅は終了させ、更に、車両マークNとサーバマークC
S間の矢印表示は消す。本実施形態においては、情報せ
んた150から送信される経路案内用データのもととな
る推奨経路は、探索条件データとして情報センタ150
に送信された探索条件と、情報センタ150の外部情報
収集部154で収集した渋滞情報等の交通情報とを考慮
して探索されている。そして探索した最適経路のうち、
出発地から、例えば10km等の予め一律に決定されて
いる所定の距離分までについて、探索した最適経路を含
む地図画像データ及び案内音声データが地図情報データ
ファイル1532から抽出され、所定距離分までの探索
経路とともに、ナビゲーション装置に受信される。
【0037】そして、経路案内用データの受信が終了す
ると、演算処理部101は、走行経路記憶部1032に
格納された経路案内用データに従って、経路案内を開始
する(ステップ21)。経路案内においては、図7に示
すように、地図画像データに基づいて車両の現在地を含
む地図画像をナビゲーション表示部D1に表示させると
ともに、交差点指定データに基づいて地図画像上に探索
経路を表示し、さらに、交差点の右左折などでは該当す
る音声案内を音声出力部107から出力させる。また、
情報センタ150とのデータの送受信がない間も、パケ
ット回線網を介して情報センタ150との通信が確立さ
れているので、通信状況表示部D2には、センタマーク
Cと車両マークNとにアンテナANを付して画像で表示
しておく。
【0038】経路案内中、演算処理部101は、所定時
間間隔毎に現在位置検出部104を参照して車両の現在
地を取得する。そして、車両が走行経路記憶部1032
に記憶される経路(最適経路のうち、出発地から、例え
ば10km等の予め一律に決定されている所定の距離分
の経路)の終端から一定距離(例えば200m)手前の
位置に到達したかどうかを監視している(ステップ2
3)。そして、車両が経路の終端から上述の一定距離手
前の位置に到達すると(ステップ23;Y)、走行経路
記憶部1032に記憶される経路の終端が案内終了位置
データの案内終了位置と同じどうかを判断する(ステッ
プ25)。経路の終端と案内終了位置とが同じでない場
合(ステップ25;N)には、RAMに記憶される探索
条件のうち出発地を車両位置検出センサからの現在の車
両位置に更新して、ステップ17に戻り、新たな探索条
件データに基づいて再び要求データ処理を開始する。
【0039】図8は、ナビゲーション処理において経路
案内中に要求データ処理を行う場合に、ナビゲーション
装置100の表示部106に表示される表示画面の一例
として、要求データ処理を開始する状態を示すものであ
る。このように、経路案内中に要求データ処理等のデー
タの送受信を行う場合には、ナビゲーション表示部D1
には経路案内用の地図画像を表示させたまま、通信状況
表示部D2の表示を図5及び図6と同様に変えることに
よって、通信状況を表示する。
【0040】走行経路記憶部1032に記憶される経路
の終端が案内終了位置データの案内終了位置と同じ場合
(ステップ25;Y)には、車両位置が案内終了位置ま
でそのまま経路案内を続け(ステップ27;N)、車両
位置が案内終了位置になった場合(ステップ27;Y)
には、ナビゲーション処理を終了する旨及び車両のID
を含むナビゲーション終了データをセンタへ送信して
(ステップ29)経路案内処理を終了する。
【0041】次に情報センタ150における動作につい
て説明する。図9は、本実施形態のナビゲーションシス
テムによる経路案内処理において、情報センタ150に
より行われる処理(経路提供処理)の流れを表すフロー
チャートである。この図9に示すように、情報センタ1
50のシステム制御部152は、ナビゲーション装置1
00から送信される探索条件データ及び要求データに対
して待機している(ステップ51;N、ステップ61;
N)。
【0042】そして、探索条件データ及び要求データを
センタ側通信部151を介して取得すると(ステップ5
1;Y)、探索条件データに含まれる出発地と目的地そ
の他の探索条件を取得し、要求データに含まれる車両の
IDと対応させて、RAMの所定領域に格納する(ステ
ップ53)。そして、出発地から目的地までの推奨する
走行経路を、探索経路データファイル1531の交差点
データ、ノードデータ、道路データに基づいて計算する
(ステップ55)。この経路探索の詳細については、例
えば、特開平1−173297号公報、特開平1−17
3298号公報に記載された方法、その他の各種公知の
方法により実行される。かかる経路探索において、基本
的な経路探索条件は、交差点間の距離であり、本実施形
態では、最終的に、外部情報収集部154で収集した渋
滞情報等の交通情報を考慮して、その他の条件として指
定された条件を考慮して最適経路を探索する。そして探
索した最適経路のうち、出発地から、例えば10km等
の予め一律に決定されている所定の距離分までについ
て、探索した最適経路を含む地図画像データ及び案内音
声データを地図情報データファイル1532から抽出
し、所定距離分までの探索経路とともに、車両のIDに
対応させてRAMの所定領域に格納する(ステップ5
7)。
【0043】そして、RAMに格納した所定距離分の探
索経路、地図画像データ及び案内音声データをセンタ側
通信部151からナビゲーション装置100に送信する
(ステップ59)。データをナビゲーション装置100
へ送信した後は、次の探索条件データ及び要求データに
対して待機し、探索条件データ及び要求データを受信す
ると再びステップ53から繰り返す。また、探索条件デ
ータ及び要求データに対して待機している状態で、ナビ
ゲーションシステム装置からナビゲーション終了データ
を受信した場合(ステップ51;N、ステップ61;
Y)には、その車両についての経路提供処理を終了す
る。
【0044】図10は、本実施形態のナビゲーションシ
ステムにおけるナビゲーション装置100とセンタ15
0との間での各種データの送受信状況を示す説明図であ
る。この図10に示すように、本実施形態のナビゲーシ
ョンシステムによる経路探索・案内処理においては、ナ
ビゲーション装置100は探索条件取得処理によって出
発地や目的地を取得した後、情報センタ150への通信
を確立し、情報センタ150に対して出発地や目的地等
の探索条件データ、及び経路探索を要求する要求データ
を送信する(F1)。ナビゲーション装置100から情
報センタ150へ探索条件データ及び要求データが送信
されている間、表示部106の通信状況表示部D2で
は、車両マークN及びサーバマークCSが点滅し、且
つ、車両マークNとサーバマークCSの間には、車両マ
ークNからサーバマークCSへ向かう矢印が画像で表示
される。
【0045】探索条件データ及び要求データを受信する
と、情報センタ150では、受信したデータに基づいて
経路探索、探索した推奨経路の分割、推奨経路のうち出
発地を含む分割分の地図画像データ、及び出発地を含む
分割分の経路を案内するための案内音声データの抽出が
行われる(F2)。この間は、表示部106の通信状況
表示部D2では、サーバマークCSとデータベースマー
クCDが点滅し、且つ、サーバマークCSとデータベー
スマークCDの間には、両方向の矢印が画像で表示され
る。そして、出発地を含む分割分の推奨経路に含まれる
交差点列のデータ(通過交差点列データ)、抽出された
地図画像データ、及び案内音声データをナビゲーション
装置100へ送信する(F3)。これらの経路案内用デ
ータがナビゲーション装置100に受信される間、表示
部106の通信状況表示部D2では、サーバマークCS
と車両マークNが点滅し、且つ、サーバマークCSと車
両マークNとの間には、サーバマークCSから車両マー
クNへ向かう矢印が画像で表示される。
【0046】経路案内用データ(通過交差点列データ、
地図画像データ、及び案内音声データ)を受信すると、
ナビゲーション装置100は、受信した経路案内用デー
タに基づいて経路案内を行う(F4)。そして、受信し
た経路案内用データによる経路の終端に近づくと、ナビ
ゲーション装置100は、車両の現在地や探索条件取得
処理で取得し記憶している目的地等に基づいて新たに探
索条件データ及び要求データを送信する(F5)。新た
な探索条件データ及び要求データを受信すると、情報セ
ンタ150は最新の交通状況等も含めたデータに基づい
て、受信したデータに応じた経路探索、推奨経路の分
割、推奨経路のうち車両の現在地を含む分割分の地図画
像データ、及び分割分の経路を案内するための案内音声
データの抽出、経路案内用データの送信を行い、以後、
目的地近辺の状況によって決定された案内終了位置まで
の経路データが車両に受信されるまで、F4からF6の
動作を繰り返す。経路案内が行われている間(F4以
降)は、ナビゲーション表示部D1には経路案内用の地
図画像及び推奨経路を表示したまま、通信状況表示部D
2の表示をF1〜F3と同様に変化させる。
【0047】このように、本実施形態では、ナビゲーシ
ョン装置100の表示部106に、センタを表すセンタ
マークCと、経路案内用データ受信側であるナビゲーシ
ョン装置を表す受信側マークとしての車両マークとを画
像で表示し、要求データの送信中及び経路案内用データ
の受信中に、センタマークCと車両マークNとの間に、
データを送受信中であることを表すデータマークとして
の矢印が画像で表示される。従って本実施形態による
と、運転者が、情報センタ150とナビゲーション装置
150との間でデータの送受信が行われているかどうか
を表示部106の表示画像によって知ることができ、デ
ータの送受信が正しく行われたのかどうかが把握でき
る。
【0048】本実施形態によると、通信が確立されてい
るか否かがアンテナANの画像の表示の有無によって把
握でき、通信の確立状態とは別に、データの送受信が把
握できるので、パケット交換通信網を利用している場合
においても、データの送受信が把握できる。本実施形態
によると、データの送受信の度に送受信の状態が送受信
が表示部106の表示画像から知ることができるので、
探索経路についてのデータを分割して受信する場合や、
経路の途中で新たな交通状況に基づいた探索経路を受信
する場合に、探索経路のデータが更新されていることが
把握できる。本実施形態によると、センタマークCと車
両マークNとの間に、データを送受信中であることを表
すデータマークとして矢印が画像で表示され、この矢印
の向きによってデータの送受信の方向が認識できるの
で、より詳細に通信状況を把握することが可能である。
【0049】本実施形態によると、情報センタ150
(サーバ及びデータベース)及びナビゲーション装置1
00が経路案内のためのデータの送受信のために稼働し
ている場合には、それぞれを表すセンタマークC(サー
バマークCS、データベースマークCD)や車両マーク
Nが点滅するので、これらの点滅によっても、通信状況
を把握することができる。
【0050】本実施形態によると、情報センタ150を
表すセンタマークCが、サーバを表すサーバマークCS
とデータベースを表すデータベースマークCDとを含ん
でおり、サーバとデータベースとの間でのデータの送受
信が矢印によって画像で表示されるので、センタで経路
探索や地図画像データの抽出等、経路案内用データの作
成に時間がかかって、探索条件データや要求データの送
信後経路案内用データの受信までに間があいても、状況
を把握できる。本実施形態によると、情報センタ150
を表すセンタマークCが、サーバを表すサーバマークC
Sとデータベースを表すデータベースマークCDとを含
んでおり、センタで経路探索や地図画像データの抽出の
処理中は、サーバマークCSとデータベースマークCD
が点滅するので、この点滅によって、探索条件データや
要求データの送信後経路案内用データの受信までに間が
あいても、状況を把握できる。
【0051】本発明は説明した実施形態に限定されるも
のではなく、各請求項に記載した範囲において各種の変
形を行うことが可能である。上述の実施形態では、探索
条件データ及び要求データの送信が終了すれば、情報セ
ンタ150において経路提供処理が開始されるとして、
検索条件データ及び要求データの送信終了後は通信状況
表示部D2において、サーバマークCSとデータベース
マークCDとを点滅させたり、サーバマークCSとデー
タベースマークCDとの間に両矢印を画像で表示させて
いる。これに対し、ナビゲーション装置100は、情報
センタ150から、要求データの受信完了、経路案内用
データの作成中、等各データの処理状態を表す信号をナ
ビゲーション装置100を受信し、この信号に従ってセ
ンタマーク(サーバマークCSとデータベースマークC
D)やデータマークを画像で表示させるようにしてもよ
い。例えば、経路案内用データの作成中を表す信号を受
信している間だけサーバマークCSとデータベースマー
クCDとを点滅させたり、サーバマークCSとデータベ
ースマークCDとの間に両矢印を画像表示させる等であ
る。これにより、より正確に実際の状況を反映して通信
状況を表示することが可能となる。尚、情報センタ15
0から、要求データの受信完了、経路案内用データの作
成中、等各データの処理状態を表す信号を受信させるた
めには、ナビゲーション装置から送出される経路案内用
データの要求データを受信する要求データ受信手段と、
前記要求データ受信手段が受信する前記要求データに応
じて、前記経路案内用データを送信する経路案内用デー
タ送信手段と、前記要求データ受信手段により前記要求
データを受信した後、前記経路案内用データ送信手段に
よる前記経路案内用データ送信前に、前記経路案内用デ
ータについての状態を送信する状態送信手段とを備える
ことを特徴とする情報センタを採用することができ、本
発明のナビゲーション装置とこのナビゲーション装置か
ら送出される前記要求データを受信する要求データ受信
手段、及び前記要求データ受信手段が受信する前記要求
データに応じて前記経路案内用データを送信する経路案
内用データ送信手段を備えるセンタ装置と、を含むナビ
ゲーションシステムにおいて実現することができる。
【0052】上述の実施形態では、センタを表すセンタ
マークCは、センタの情報センタ150において経路探
索処理に最も関連するサーバを表すサーバマークCとデ
ータベースCDとを含む形状に画像表示され、センタ内
におけるデータの送受信が認識可能になっているが、上
述の実施形態及び変形例において、情報センタ全体を表
す1つのマークとすることもできる。また、センタマー
クや車両マークは上述の実施形態の形状に限られるもの
ではなく、上述の実施形態及び各変形例において、例え
ば、ナビゲーション装置100においてデータの送受信
に携帯電話が使用される場合には、本実施形態のような
車両を表す略図に代えて、携帯電話を略図で画像表示し
てもよい。
【0053】上述の実施形態では、稼働中の装置を点滅
して表示したが、各マークの作動している状態を識別可
能に表示する手法は点滅に限られるものではなく、例え
ば、稼働中の装置のみを濃い色で表示し稼働していない
装置を薄い色で表示する等、濃度や色の違いにより識別
可能に表示したり、通信状態表示部D2として、背面よ
り光を照射することによって各マークが浮き出るような
パネルを使用し、稼働している装置のマークだけを光照
射によって浮き出させるようにしてもよい。
【0054】上述の実施形態においては、送受信される
データを表すデータマークとして、矢印が表示されてい
るが、これに限られるものではなく、上述の実施形態及
び各変形例において、単にデータの送受信を行っている
装置のマーク同士を結ぶ線や、データの送受信を行って
いる装置間に紙飛行機の絵やメモ用紙の絵を表示しても
よい。また、データの方向を示す場合、矢印に変えて、
点線や破線をそのデータの送信方向に移動してみえるよ
うにアニメーション表示したり、データを表すデータマ
ークを紙飛行機や紙面の絵を送信方向に移動して見える
ように表示してもよい。データマークとして、データの
送受信を行っている装置間に矢印、同士を結ぶ線、紙飛
行機、またはメモ用紙の絵を静止して表示させる場合に
は、これらの絵(データマーク)が背面より光を照射す
ることによって各マークが浮き出るようなパネルを使用
し、稼働している装置間のマークだけを光照射によって
浮き出させるようにしてもよい。
【0055】更に、上述の実施形態及び各変形例におい
て、探索条件データや要求データ、経路案内用データを
情報センタ150と車両搭載のナビゲーション装置10
0以外の装置との間において送受信することがある場合
には、その装置のマークも通信状況表示部D2に表示し
てもよい。例えば、経路案内用データを車両から携帯電
話に送信できる場合には、携帯電話のマークを表示さ
せ、携帯電話と車両との間に矢印等のデータをあらわす
マークを表示してもよい。また、一台の車両で要求デー
タ処理を行ってセンタからの経路案内用データは他の車
両にも送信できる場合には、他の車両も表示できるよう
にしてもよい。2台以上の車両のナビゲーション装置の
マークを表意する場合には、他のナビゲーション装置の
マークについては各車両のIDを付す等、各車両を区別
できるように表示することが好ましい。
【0056】上述の実施形態及び各変形例においては、
情報センタ150において探索された推奨経路を分割し
て一部分だけをナビゲーション装置100に送信してい
るが、上述の実施形態及び各変形例は、経路を分割せ
ず、一度に受信するナビゲーション装置に適用すること
もできる。また、経路を分割して受信する場合に、経路
の分割は予め決められた距離ではなく、要求データとと
もに分割希望する距離を情報センタ150に送信しこの
距離に従って分割したり、通信状況の悪いところが分割
経路の終端近辺にならないように分割位置を調整した案
内用データを受信するナビゲーション装置100にも適
用できる。上述の実施形態及び各変形例においては、探
索された推奨経路を出発地から所定の道のり分だけ分割
し、分割された経路についての経路案内用データみを送
信し、短時間で経路案内用データを送受信するようにし
ている。これに対し、次以降のデータの送受信ができな
かった場合を考慮して、分割された経路分のデータの後
に、目的地までの経路案内データを予備として送信(予
備データ送信手段)し、別途RAM等に保存しておいて
もよい(予備データ保存手段)。この場合、予備の分の
データは、本来経路案内には使用されないデータなの
で、これらのデータの送受信については表示部106に
は表示しないこととすることができる。そして、実際に
情報センタ150との通信が不可能となった場合に、こ
の予備のデータに従って、目的地まで経路案内を継続す
ることができる。
【0057】上述の実施形態及び各変形例においては、
探索条件の設定は、目的地情報記憶部1031に格納さ
れるデータ等に基づいて、ナビゲーション装置100内
で行われているが、探索条件の設定に必要なデータを一
部又は全部情報センタ150の所定の記憶装置に記憶さ
せておき、探索条件の設定において、ナビゲーション装
置に探索条件設定用のデータを要求してもよい。例え
ば、探索条件を設定する場合には、情報センタ150か
ら探索条件設定用の画面を呼び出して表示部106に表
示させ入力方法等を選択する毎に情報センタ150との
通信により次ぎの画面を読み出していってもよい。ま
た、入力条件の設定まではナビゲーション装置100内
のプログラム及びデータによって行い、その後に表示さ
れるリストや、住所や電話番号と目的地の位置との対応
等については、情報センタ150に格納されるデータに
基づいて行うようにしてもよい。このような探索条件の
設定においても、情報センタ150との入力方法等のデ
ータや、入力方法に合わせたリスト、住所や電話番号と
目的地の位置との対応等の送受信について、稼働してい
る装置の点滅表示等や、データマークの表示等を行って
もよい。上述の実施形態及び各変形例においては、経路
探索を行う情報センタ150とナビゲーション装置10
0とが直接データを送受信しているが、情報センタ15
0とナビゲーション装置100との間に中継基地を介し
てデータをやりとりするようにしてもよい。
【0058】本発明のナビゲーション装置は、タクシー
やバス、運送用車両と、それらを配送するセンタ等、独
自の通信網によりデータの送受信を行うナビゲーション
システムにおけるナビゲーション装置にも適用すること
ができる。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ナビゲーション装置側においてセンタ側とのデータの送
受信状況が確実に把握でき、使用者に不安感を与えるこ
となく経路案内を行うことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のナビゲーション装置の一実施形態を含
むナビゲーションシステムの構成を示すブロック図であ
る。
【図2】図1の実施形態の探索経路データファイルに格
納される交差点データ、道路データ、及びノードデータ
の一例を示す図である。
【図3】図2に示す探索経路データファイルの一例の各
データにより表されている道路網を示したものである。
【図4】図1の実施形態による経路案内処理において、
ナビゲーション装置により行われるナビゲーション処理
の流れを表すフローチャートである。
【図5】図4のナビゲーション処理において経路案内開
始前にナビゲーション装置の表示部に表示される表示画
面を示すものである。
【図6】図5に続いて経路案内開始前にナビゲーション
装置の表示部に表示される表示画面を示すものである。
【図7】図6に続いて経路案内開始前にナビゲーション
装置の表示部に表示される表示画面を示すものである。
【図8】図4に示すナビゲーション処理において経路案
内中に要求データ処理を行う場合に、表示部に表示され
る表示画面の一例として、要求データ処理を開始する状
態を示すものである。
【図9】図1のナビゲーションシステムによる経路案内
処理において、情報センタにより行われる経路提供処理
の流れを表すフローチャートである。
【図10】図1のナビゲーションシステムにおけるナビ
ゲーション装置とセンタとの間での各種データの送受信
状況を示す説明図である。
【符号の説明】
100 ナビゲーション装置 101 演算処理部 102 プログラム格納部 103 記憶部 104 現在位置検出部 105 入力部 106 表示部 107 音声出力部 108 車両側通信部 1031 地図情報記憶部 1032 走行経路記憶部 1033 車両位置記憶部 150 情報センタ 151 センタ側通信部 152 システム制御部 153 データベース 1531 目的地情報データファイル 1532 探索経路データファイル 1533 外部情報データファイル 154 外部情報収集部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年6月26日(2000.6.2
6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】更に、上述のようなナビゲーションシステ
ムにおいては、出発地から目的地までの経路を分割し、
分割地点近辺において最新の交通状況等に基づいて経路
の再探索を行い経路データをナビゲーション装置側へ送
信し、最新の交通状況等に基づいてリアルタイムに適切
な経路を提供する技術が提案されている。そして、この
ようなナビゲーションシステムにおいて上述と同様にデ
ータの送受信状況が把握できない場合には、経路のデー
タが受信・更新されリアルタイムな情報に基づく経路案
内が行われているかどうかを、運転者が確認することが
できず、運転者に不安感を与えてしまう場合がある。特
に、パケット交換通信網を利用している場合には、通信
が確立された状況下において、一部の時間の間のみデー
タの送受信があるため、通信が確立されているか否かの
表示があっても、データの送受信が行われているかどう
かは把握できず、不安感を与えることになる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明では、経路探索を
要求する要求データをナビゲーション装置から新たに受
信すると、情報センタは、最新の交通状況も含めたデー
タに基づいて、目的地までの推奨経路を探索し、推奨経
路のうち車両の現在地から所定距離分の経路案内用デー
タをナビゲーション装置に送信し、ナビゲーション装置
は、受信したデータに基づいて経路案内を行い、受信し
たデータの終端近辺に到達すると、新たに要求データを
送信し、続きの経路案内用データを受信する動作を、案
内終了位置まで繰り返すナビゲーションシステム、にお
けるナビゲーション装置であって、情報センタへ経路探
索を要求する要求データを送信し、この要求データに応
じて情報センタから送信される経路案内用データを受信
するデータ送受信手段と、前記情報センタを表すセンタ
マーク及び前記情報センタからの前記経路案内用データ
の受信側を表す受信側マークを表示するマーク表示手段
と、前記情報センタとの間におけるデータの送受信状態
に応じて、前記マーク表示手段による表示状態を制御す
る表示制御手段とを備えるナビゲーション装置によっ
て、前記目的を達成する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】請求項2に記載の発明では、請求項1記載
のナビゲーション装置において、前記マーク表示手段
は、情報センタのセンタマークとして、データベースを
表すデータベースマーク及び前記データベースにより経
路探索を行うサーバを表すサーバマークを表示し、前記
表示制御手段は、前記要求データ及び前記経路案内用デ
ータの送受信状態に対応して、前記マーク表示手段によ
る前記サーバマークと前記受信側マークとの表示状態を
制御し、要求データの送信後、経路案内用データが受信
されるまでの間、前記データベースマークと前記サーバ
マークとの表示状態を制御することを特徴とする。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】請求項3に記載の発明では、請求項1又は
請求項2に記載のナビゲーション装置において、前記デ
ータ送受信手段は、目的地設定用データを要求する要求
データを送信し、且つ前記要求データに応じて情報セン
タから送信される目的地設定用データを受信し、前記表
示制御手段は、前記要求データ及び前記目的地設定用デ
ータの状態に対応して、前記マーク表示手段による表示
状態を制御することを特徴とする。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】請求項4記載に記載の発明では、請求項1
から請求項3のうちのいずれか1の請求項に記載のナビ
ゲーション装置において、前記表示制御手段は、前記表
示手段に表示される各マークに対応する装置が前記デー
タの送受信のために稼働時に、前記マーク表示手段に表
示される前記各マークを、その対応する装置が稼働状態
であることを識別可能に表示することを特徴とする。請
求項5に記載の発明では、請求項1から請求項4のうち
いずれか1の請求項に記載のナビゲーション装置におい
て、前記表示制御手段は、前記情報センタとの間におい
て各データを送受信中に、送受信されるデータを送受信
の方向とともに表すデータマークを、前記マーク表示手
段で表示される前記各マーク間に介在させた状態で表示
させることを特徴とする。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明のナビゲーション装
置の好適な実施の形態について、図1から図10を参照
して詳細に説明する。 (1)実施形態の概要 車両に搭載されるナビゲーション装置100は、出発地
や目的地等の探索条件データと、車両IDや経路案内用
データを要求する旨の要求データとを情報センタ150
へ送信する。そして、情報センタ150がこれらのデー
タに基づいて出発地から目的地までの推奨経路を探索
し、推奨経路のうち出発地から所定距離分のみについ
て、推奨経路の通過交差点列のデータ、推奨経路を含む
地図画像のデータ、及び地図画像に基づく音声案内用の
音声のデータを、経路案内用データとしてナビゲーショ
ン装置へ送信する。ナビゲーション装置100は、これ
らのデータに基づいて経路案内を行い、受信したデータ
の終端近辺に到達すると、新たに、現在地を出発地とし
て検索条件データ及び要求データを送信し、続きの経路
案内用データを受信する。本実施形態では、ナビゲーシ
ョン処理中、ナビゲーション装置100の表示部106
は、出発地や目的地等の探索条件を設定したり経路案内
用の地図画像を表示するナビゲーション表示部D1と、
情報センタ150との通信状況を画像表示する通信状況
表示部D2とで構成される。通信状況表示部D2には、
ナビゲーション処理中を通じて情報センタ150を表す
センタマークCとナビゲーション装置100を表す車両
マークNとが画像で表示されている。そして、ナビゲー
ション装置100から探索データや要求データが送信さ
れている状態においては、センタマークCと車両マーク
Nとの間に車両マークNからセンタマークCへ向かう矢
印を画像で表示する。また、情報センタ150からナビ
ゲーション装置100に経路案内用データが送信されて
いる状態においては、センタマークCと車両マークNと
の間にセンタマークCから車両マークNへ向かう矢印を
画像で表示する。これによって、運転者は、経路案内用
データが情報センタへ要求されたり、またセンタから送
信されていることを知ることができる。また、特に本実
施形態では、センタマークCが、情報センタのデータベ
ースを表すデータベースマークCDとサーバを表すサー
バマークCSとを含んでおり、ナビゲーション装置10
0車両から要求データが送信された後、経路案内用デー
タが受信されるでの間は、情報センタ150が経路を
探索したり、探索した経路に従って経路案内をするため
の地図画像データや案内音声データを抽出しているとし
て、データベースマークCDとサーバマークCSとの間
に両方向の矢印を画像で表示する。これによって、運転
者は、送信された探索条件データや要求データに従って
情報センタ150が経路を探索中であることも知ること
ができる。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】変更
【補正内容】
【0036】そして、経路案内用データを車両側通信部
108において受信し、受信した経路案内用データは順
次走行経路記憶部1032に格納する(ステップ19;
Y)。経路案内用データの受信中は、図6(f)に示す
ように、通信状況表示部D2には、車両マークNとサー
バマークCSとを点滅させ、これらが稼働中であること
を示す。また、車両マークNとサーバマークCS間に
は、サーバマークCSから車両マークへ向かう矢印を画
像で表示させ、経路案内用データがサーバから車両へ向
けて送信されていることを示す。経路案内用データの受
信を終了すると、車両マークN及びサーバマークCSの
点滅は終了させ、更に、車両マークNとサーバマークC
S間の矢印表示は消す。本実施形態においては、情報
ンタ150から送信される経路案内用データのもととな
る推奨経路は、探索条件データとして情報センタ150
に送信された探索条件と、情報センタ150の外部情報
収集部154で収集した渋滞情報等の交通情報とを考慮
して探索されている。そして探索した最適経路のうち、
出発地から、例えば10km等の予め一律に決定されて
いる所定の距離分までについて、探索した最適経路を含
む地図画像データ及び案内音声データが地図情報データ
ファイル1532から抽出され、所定距離分までの探索
経路とともに、ナビゲーション装置に受信される。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0051
【補正方法】変更
【補正内容】
【0051】本発明は説明した実施形態に限定されるも
のではなく、各請求項に記載した範囲において各種の変
形を行うことが可能である。上述の実施形態では、探索
条件データ及び要求データの送信が終了すれば、情報セ
ンタ150において経路提供処理が開始されるとして、
検索条件データ及び要求データの送信終了後は通信状況
表示部D2において、サーバマークCSとデータベース
マークCDとを点滅させたり、サーバマークCSとデー
タベースマークCDとの間に両矢印を画像で表示させて
いる。これに対し、ナビゲーション装置100は、情報
センタ150から、要求データの受信完了、経路案内用
データの作成中、等各データの処理状態を表す信号を受
信し、この信号に従ってセンタマーク(サーバマークC
SとデータベースマークCD)やデータマークを画像で
表示させるようにしてもよい。例えば、経路案内用デー
タの作成中を表す信号を受信している間だけサーバマー
クCSとデータベースマークCDとを点滅させたり、サ
ーバマークCSとデータベースマークCDとの間に両矢
印を画像表示させる等である。これにより、より正確に
実際の状況を反映して通信状況を表示することが可能と
なる。尚、情報センタ150から、要求データの受信完
了、経路案内用データの作成中、等各データの処理状態
を表す信号を受信させるためには、ナビゲーション装置
から送出される経路案内用データの要求データを受信す
る要求データ受信手段と、前記要求データ受信手段が受
信する前記要求データに応じて、前記経路案内用データ
を送信する経路案内用データ送信手段と、前記要求デー
タ受信手段により前記要求データを受信した後、前記経
路案内用データ送信手段による前記経路案内用データ送
信前に、前記経路案内用データについての状態を送信す
る状態送信手段とを備えることを特徴とする情報センタ
を採用することができ、本発明のナビゲーション装置と
このナビゲーション装置から送出される前記要求データ
を受信する要求データ受信手段、及び前記要求データ受
信手段が受信する前記要求データに応じて前記経路案内
用データを送信する経路案内用データ送信手段を備える
センタ装置と、を含むナビゲーションシステムにおいて
実現することができる。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0056
【補正方法】変更
【補正内容】
【0056】上述の実施形態及び各変形例においては、
情報センタ150において探索された推奨経路を分割し
て一部分だけをナビゲーション装置100に送信してい
るが、上述の実施形態及び各変形例は、経路を分割せ
ず、一度に受信するナビゲーション装置に適用すること
もできる。また、経路を分割して受信する場合に、経路
の分割は予め決められた距離ではなく、要求データとと
もに分割希望する距離を情報センタ150に送信しこの
距離に従って分割したり、通信状況の悪いところが分割
経路の終端近辺にならないように分割位置を調整した案
内用データを受信するナビゲーション装置100にも適
用できる。上述の実施形態及び各変形例においては、探
索された推奨経路を出発地から所定の道のり分だけ分割
し、分割された経路についての経路案内用データのみ
送信し、短時間で経路案内用データを送受信するように
している。これに対し、次以降のデータの送受信ができ
なかった場合を考慮して、分割された経路分のデータの
後に、目的地までの経路案内データを予備として送信
(予備データ送信手段)し、別途RAM等に保存してお
いてもよい(予備データ保存手段)。この場合、予備の
分のデータは、本来経路案内には使用されないデータな
ので、これらのデータの送受信については表示部106
には表示しないこととすることができる。 そして、実
際に情報センタ150との通信が不可能となった場合
に、この予備のデータに従って、目的地まで経路案内を
継続することができる。
フロントページの続き (72)発明者 石田 真吾 東京都千代田区外神田2丁目19番12号 株 式会社エクォス・リサーチ内 Fターム(参考) 2F029 AA02 AB01 AB07 AB09 AC01 AC02 AC04 AC13 AC18 AD01 5H180 AA01 BB05 BB13 FF07 FF12 FF13 FF22 FF25 FF33

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報センタへ所定データを要求し、この
    要求に応じた所定データを情報センタから受信するデー
    タ送受信手段と、 前記情報センタを表すセンタマーク及び前記情報センタ
    からの前記所定データの受信側を表す受信側マークを表
    示するマーク表示手段と、 前記情報センタとの間におけるデータの送受信状態に応
    じて、前記マーク表示手段による表示状態を制御する表
    示制御手段とを備えることを特徴とするナビゲーション
    装置。
  2. 【請求項2】 前記データ送受信手段は、経路案内用デ
    ータを要求する要求データを送信し、この要求データに
    応じて情報センタから送信される前記経路案内用データ
    を受信し、 前記表示制御手段は、前記要求データ及び前記経路案内
    用データの送受信状態に対応して、前記マーク表示手段
    による表示状態を制御することを特徴とする請求項1に
    記載のナビゲーション装置。
  3. 【請求項3】 前記マーク表示手段は、情報センタのセ
    ンタマークとして、データベースを表すデータベースマ
    ーク及び前記データベースにより経路探索を行うサーバ
    を表すサーバマークを表示し、 前記表示制御手段は、前記要求データ及び前記経路案内
    用データの送受信状態に対応して、前記マーク表示手段
    による前記サーバマークと前記受信側マークとの表示状
    態を制御し、前記情報センタによる経路探索状態に対応
    して、前記データベースマークと前記サーバマークとの
    表示状態を制御することを特徴とする請求項2に記載の
    ナビゲーション装置。
  4. 【請求項4】 前記データ送受信手段は、目的地設定用
    データを要求する要求データを送信し、且つ前記要求デ
    ータに応じて情報センタから送信される目的地設定用デ
    ータを受信し、 前記表示制御手段は、前記要求データ及び前記目的地設
    定用データの状態に対応して、前記マーク表示手段によ
    る表示状態を制御することを特徴とする請求項3に記載
    のナビゲーション装置。
  5. 【請求項5】 前記表示制御手段は、前記表示手段に表
    示される各マークに対応する装置が前記データの送受信
    のために稼働時に、前記マーク表示手段に表示される前
    記各マークを、その対応する装置が稼働状態であること
    を識別可能に表示することを特徴とする請求項1から請
    求項4のうちのいずれか1の請求項に記載のナビゲーシ
    ョン装置。
  6. 【請求項6】 前記表示制御手段は、前記情報センタと
    の間において各データを送受信中に、送受信されるデー
    タを送受信の方向とともに表すデータマークを、前記マ
    ーク表示手段で表示される前記各マーク間に介在させた
    状態で表示させることを特徴とする請求項1から請求項
    5のうちいずれか1の請求項に記載のナビゲーション装
    置。
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