JP2001132656A - 高圧流体加圧ポンプの作動状態監視装置 - Google Patents

高圧流体加圧ポンプの作動状態監視装置

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JP2001132656A
JP2001132656A JP31966799A JP31966799A JP2001132656A JP 2001132656 A JP2001132656 A JP 2001132656A JP 31966799 A JP31966799 A JP 31966799A JP 31966799 A JP31966799 A JP 31966799A JP 2001132656 A JP2001132656 A JP 2001132656A
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JP
Japan
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pipe
pump
pressure fluid
pressure
monitoring device
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Application number
JP31966799A
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English (en)
Inventor
Kazuo Ishii
一夫 石井
Minoru Suda
穰 須田
Misao Kikuta
操 菊田
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Yokohama Rubber Co Ltd
Original Assignee
Yokohama Rubber Co Ltd
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Publication date
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  • Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 加圧ポンプの異常または正常な作動状態を加
圧ポンプの外部から確実に確認することが出来る高圧流
体加圧ポンプの作動状態監視装置を提供する。 【解決手段】 ポンプ本体1のプランジャー2を収容し
たシリンダー圧力室3には、切替えバルブ4が接続され
ている。切替えバルブ4の二箇所の排気口5a,5bに
は、排気用の二本の配管6a,6bを介してT型ジョイ
ント7a,7bが接続され、このT型ジョイント7a,
7bの一方には、配管8を介して消音器9a,9bが取
付けられている。T型ジョイント7a,7bの他方に
は、L型ジョイント10a,10bの一端が接続され、
このL型ジョイント10a,10bの他端側には、内部
に排気圧力により往復移動する作動子11を収容した透
明な樹脂材料またはガラス管から成るパイプ12の両端
が接続してあり、内部に収容した作動子11の状態を外
部から確認出来るように構成してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、高圧流体加圧ポ
ンプの作動状態監視装置に係わり、更に詳しくは高圧水
や高圧空気等の高圧流体を供給する高圧流体加圧ポンプ
の作動状態監視装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、高圧水や高圧空気等の高圧流体を
供給するする場合には、水や空気を所定の圧力に加圧し
て供給する手段としてブースターポンプ等の加圧ポンプ
が使用されている。
【0003】この加圧ポンプは、密閉されたシリンダー
内に加圧流体(例えば、エアー)を供給し、シリンダー
内に収容されたプランジャーを切替えバルブを介して往
復運動させて液体や空気を昇圧し、それを用途に応じて
種々の箇所に供給させるようにしている。
【0004】例えば、高圧水を使用するホースの製造工
程では、ホースの一端にバルブを介して高圧流体の配管
を接続し、前記ブースターポンプ等の加圧ポンプで水を
所定の圧力に高めた状態でホースの一端内に高圧水を注
入し、成形時のマンドレルの引き抜きや水漏れ等の検査
を行っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の加圧
ポンプ(ブースターポンプ等)では、何らかの原因によ
り作動不良を起こした場合、プランジャーはシリンダー
内の中間位置で停止してしまい、切替えが出来なくなっ
て加圧ポンプが停止してしまうことがある。この場合、
マイクロバルブに取付けてある復帰ボタンで強制的に加
圧流体をシリンダー内に供給し、停止しているプランジ
ャーを押してやらないと作動しない。
【0006】また、三台以上の複数台の加圧ポンプを使
用している場合に、一台〜二台の加圧ポンプが上記のよ
うに停止していても、停止していることをなかなか見つ
け出すことが出来ないことが多く、排気音や振動等によ
り異常作動を確認していた。
【0007】しかし、結果的には昇圧が遅くなり、点検
依頼等が来て点検したら止まっていたと言うことを確認
する場合が多かった。
【0008】従って、従来では加圧ポンプの外観からで
は、その状況を把握出来ないと言うのが現状であり、ま
た正常な作動状態では、排気音や振動等でしか確認でき
ず、従って、加圧ポンプの正常状態及び異常状態を正
確、かつ迅速に確認できる手段が要望されていた。
【0009】この発明の目的は、加圧ポンプの異常また
は正常な作動状態を加圧ポンプの外部から確実に確認す
ることが出来る高圧流体加圧ポンプの作動状態監視装置
を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するため、ポンプ本体のシリンダー圧力室に切替えバ
ルブを接続し、該切替えバルブの二箇所の排気口に配管
をそれぞれ接続し、この二本の配管に、内部に排気圧力
により往復移動する作動子を収容したパイプの両端を接
続したことを要旨とするものである。
【0011】この発明は、上記のように構成され、ポン
プ本体の圧力室に接続した切替えバルブの排気圧力を利
用してポンプ本体の外部に設けた作動子の動きにより加
圧ポンプの異常または正常な作動状態を確認するように
したので、加圧ポンプの外部から作動状態を確実に、し
かも迅速に確認でき、ポンプ本体のメンテナンスや修理
等を迅速に行うことが出来るものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づき、この発
明の実施形態を説明する。
【0013】図1は、この発明を実施したブースターポ
ンプ等の高圧流体加圧ポンプの作動状態監視装置の概略
構成図、図2は図1のA部の拡大断面図、図3は高圧流
体加圧ポンプの回路図を示し、前記ポンプ本体1のプラ
ンジャー2を収容したシリンダー圧力室3には、切替え
バルブ4が接続されている。
【0014】前記切替えバルブ4の二箇所の排気口5
a,5bには、図1,図2及び図4に示すように、排気
用の二本の配管6a,6bを介してT型ジョイント7
a,7bが接続され、このT型ジョイント7a,7bの
一方には、配管8を介して消音器9a,9bが取付けら
れている。
【0015】また、T型ジョイント7a,7bの他方に
は、L型ジョイント10a,10bの一端が接続され、
このL型ジョイント10a,10bの他端側には、内部
に排気圧力により往復移動する作動子11を収容した透
明な樹脂材料(例えば、ナイロンチューブ)またはガラ
ス管から成るパイプ12の両端が接続してあり、内部に
収容した作動子11の状態を外部から確認出来るように
構成してある。
【0016】なお、パイプ12の内部に収容した作動子
11の作動状態をより外部から確認できるように、着色
した軽量な材料で構成することが好ましい。
【0017】また、L型ジョイント10a,10bとパ
イプ12との接続内部には、作動子11のストッパ兼エ
アー流量調整手段13が内装され、このストッパ兼エア
ー流量調整手段13はナイロンチューブ等の樹脂パイプ
の一端側に切り込み13aを入れて末広がり状に形成
し、他端側をパイプ12側に位置させて作動子11のス
トッパにし、また一端側の末広がり部分で排気圧力の流
量調整を行うことで、作動子11がパイプ12内を往復
移動するように構成されている。
【0018】なお、作動子11の動きを確認する手段と
して、上記のように視覚により確認できる他に、パイプ
12の両端部に、作動子11の動きを検出する図示しな
い光学的な検出手段を設け、該検出手段に音または光に
より作動子の動きを作業員等に認識させる確認手段を接
続することも可能である。
【0019】次に、高圧流体加圧ポンプの回路図は、図
3に示すように、ポンプ本体1のプランジャー2を収容
したシリンダー圧力室3には、切替えバルブ4が接続さ
れている。また,前記シリンダー圧力室3には、フィル
ター14及び圧力制御弁15等を介在させたエアー供給
管16が接続され、またポンプ本体1には、流体(この
実施形態では水)の供給管17a,17bと、加圧水の
吐出管18a,18bとが接続されている。
【0020】前記切替えバルブ4には、制御回路19を
介してシリンダー圧力室3内の圧力を制御するマイクロ
バルブ20a,20bが接続されている。
【0021】この発明の実施形態は上記のように構成さ
れ、高圧流体加圧ポンプの作動には、ポンプ本体1の圧
力室3に接続した切替えバルブ4の二箇所の排気口5
a,5bに作動子11を収容したパイプ12を接続し、
そして前記ポンプ本体1の排気圧力を利用してポンプ本
体1の外部に設けた作動子11をパイプ12内を往復移
動させることで、加圧ポンプの異常または正常な作動状
態を外部から視覚によりまたは聴覚により確認するよう
にしたので、もし作動子11の動きが停止していたり、
動きが遅いような異常状態が発生した場合には、加圧ポ
ンプの異常を確実に、しかも迅速に確認でき、ポンプ本
体のメンテナンスや修理等を迅速に短時間に行うことが
出来るものである。
【0022】
【発明の効果】この発明は、上記のようにポンプ本体の
シリンダー圧力室に切替えバルブを接続し、該切替えバ
ルブの二箇所の排気口に配管をそれぞれ接続し、この二
本の配管に、内部に排気圧力により往復移動する作動子
を収容したパイプの両端を接続したので、加圧ポンプの
異常または正常な作動状態を、加圧ポンプの外部から視
覚または聴覚により確実に確認することが出来、ポンプ
本体のメンテナンスや修理等を迅速に短時間に行うこと
が出来る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を実施したブースターポンプ等の高圧
流体加圧ポンプの作動状態監視装置の概略構成図であ
る。
【図2】図1のA部の拡大断面図である。
【図3】高圧流体加圧ポンプの回路図である。
【図4】図3のB部の拡大図である。
【符号の説明】
1 ポンプ本体 2 プランジャー 3 シリンダー圧力室 4 切替えバルブ 5a,5b 排気口 6a,6b 配管 7a,7b T型ジョイント 8 配管 9a,9b 消音器 10a,10b L型ジョイント 11 作動子 12 パイプ 13 ストッパ兼エアー流量調整手段 13a 切り込み 14 フィルター 15 圧力制御弁 16 エアー供給管 17a,17b 流体の供給管 18a,18b 加圧水の吐出管 19 制御回路 20a,20b マイクロバ
ルブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 菊田 操 茨城県東茨城郡美野里町羽鳥西1番地 横 浜ゴム株式会社茨城工場内 Fターム(参考) 3H045 AA03 AA23 AA26 BA00 BA31 BA41 DA15 EA11 EA27 EA48

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポンプ本体のシリンダー圧力室に切替え
    バルブを接続し、該切替えバルブの二箇所の排気口に配
    管をそれぞれ接続し、この二本の配管に、内部に排気圧
    力により往復移動する作動子を収容したパイプの両端を
    接続して成る高圧流体加圧ポンプの作動状態監視装置。
  2. 【請求項2】 前記作動子を収容したパイプを透明な樹
    脂材料またはガラス管により構成し、内部に収容した作
    動子の状態を外部から確認出来るようにした請求項1に
    記載の高圧流体加圧ポンプの作動状態監視装置。
  3. 【請求項3】 前記パイプに作動子の動きを検出する検
    出手段を設け、該検出手段に音または光により作動子の
    動きを確認できる確認手段を接続して成る請求項1また
    は2に記載の高圧流体加圧ポンプの作動状態監視装置。
  4. 【請求項4】 前記配管とパイプとの接続内部に、作動
    子のストッパ兼エアー流量調整手段を内装した請求項
    1,2または3に記載の高圧流体加圧ポンプの作動状態
    監視装置。
JP31966799A 1999-11-10 1999-11-10 高圧流体加圧ポンプの作動状態監視装置 Pending JP2001132656A (ja)

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