JP2001132547A - 内燃機関を備えた作業機の気化器装置 - Google Patents

内燃機関を備えた作業機の気化器装置

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JP2001132547A JP2000296767A JP2000296767A JP2001132547A JP 2001132547 A JP2001132547 A JP 2001132547A JP 2000296767 A JP2000296767 A JP 2000296767A JP 2000296767 A JP2000296767 A JP 2000296767A JP 2001132547 A JP2001132547 A JP 2001132547A
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air filter
partition wall
filter case
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JP2000296767A
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Harald Schliemann
シュリーマン ハーラルト
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Andreas Stihl AG and Co KG
Original Assignee
Andreas Stihl AG and Co KG
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M17/00Carburettors having pertinent characteristics not provided for in, or of interest apart from, the apparatus of preceding main groups F02M1/00 - F02M15/00
    • F02M17/34Other carburettors combined or associated with other apparatus, e.g. air filters
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B63/00Adaptations of engines for driving pumps, hand-held tools or electric generators; Portable combinations of engines with engine-driven devices
    • F02B63/02Adaptations of engines for driving pumps, hand-held tools or electric generators; Portable combinations of engines with engine-driven devices for hand-held tools

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】実質的に工具を用いずに取り付け取り外しがで
きる簡潔な気化器装置を提供する。 【解決手段】気化器4が、吸い込み管路部分の縦方向に
おいて作業機の作業ケーシング1などの一部である仕切
壁3と気化器上流のエアフィルタケースの壁22との間
で締め付け保持されている。エアフィルタケースが作業
機ケーシングに位置固定の支持部で回動可能に封止さ
れ、且つ引張りばね、蝶合部又はロック結合装置40を
介して、作業機ケーシングに固定されるようにロック可
能である。気化器4と壁3,22の間に密封部が配置さ
れ、結合間が弾性材料からなり、結合管の気化器4側の
端部がフランジ状に形成されている。少なくとも1つの
壁3,22に気化器4の芯合わせ穴に係合する手段1
0,24が設けられ、仕切壁3にガイドピン10が配置
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関の吸気管
路が結合管を介して特にダイヤフラム気化器として構成
される気化器の吸込み管路部分と連通し、結合管が、内
燃機関と気化器の間に配置され気化器を固定した仕切り
壁を貫通しており、燃焼空気を供給する吸込み空気フィ
ルタが、吸込み管路部分の仕切り壁とは逆の側の端部に
接続されている、内燃機関を備えた作業機の気化器装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】パワーチェーンソー、送風機、刈払い
機、切断切削機等の作業機における気化器装置の場合、
気化器は通常作業機ケーシングの気化器ボックス内に配
置され、気化器と内燃機関の間にある仕切り壁にスタッ
ドボルトを用いて螺着されている。ドイツ連邦共和国特
許第3741018C2号公報に開示されているパワー
チェーンソーの気化器装置では、気化器の仕切り壁とは
逆の側の端部が付加的に固定板で固定されている。固定
板は吸込み空気フィルタのフィルタエレメントを固定ね
じを用いて固定するためにも用いられる。吸込み空気フ
ィルタは気化器の仕切り壁とは逆の側の端部において吸
込み管路部分と結合されて、作業機ケーシングに固定さ
れている。この種の気化器装置は技術的に高コストであ
り、取り付け取り外しが面倒である。気化器を取り外す
には、固定板をはずさねばならないばかりでなく、スタ
ッドボルトに螺合しているナットもはずさねばならな
い。スタッドボルトは作用する力を考慮して金属からな
っているので、内燃機関から気化器へある程度熱が伝導
するのを覚悟せねばならない。しかし、気化器が望まし
くないほどに加熱されると、燃料が充填されているチャ
ンバーに蒸気泡が発生して、内燃機関に供給される混合
気が不足するので、機能障害にいたることがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、実質
的に工具を用いずに取り付け取り外しができる簡潔な気
化器装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、気化器が、吸込み管路部分の縦方向におい
て仕切り壁と他の壁の間で締付け保持されていることを
特徴とするものである。
【0005】本発明の基本思想は、内燃機関に取り付け
られる気化器を、別個の固定要素を設けずに締付けによ
って作業機ケーシング固定の2つの壁に固定できるよう
にすることである。
【0006】この場合、気化器は内燃機関と気化器の間
の仕切り壁に対し押圧され、他の壁によって締付け力で
付勢されるので合目的である。 前記他の壁は、別個の固定手段を用いずに作業機ケーシ
ングに締付け固定される吸込み空気フィルタケースの壁
であるのが合目的である。このためエアフィルタケース
は作業機ケーシング固定の支持部に回動可能に掛止され
ており、取り付け位置に入ってくるロック結合装置を介
してケーシングに固定、ロックされる。 本発明の他の構成では、ロックは引張りばねまたは螺合
部を介して行われる。
【0007】エアフィルタケースは回動アームを介して
支持部に保持されているのが合目的であり、このように
すると、支持部はエアフィルタケースの支持配置構成に
関係なく作業機の適当な個所に設けてケーシングに固定
することができる。ロック装置は、特に仕切り壁のロッ
クエッジに係合し、ロックアームの端部に設けられてい
る簡単なロックフックによって形成されているのが合目
的である。ロックアームを介してロック装置はケーシン
グ内部の適当な個所に設けることができる。さらに、回
動アームとロックアームを介して、或いは引張りばねを
介して、弾性変形によりかなりの締付け力が保証され、
この締付け力が気化器を仕切り壁とエアフィルタケース
の間で確実に保持するのを保証する。このためエアフィ
ルタケースとその回動アームとロックフックを備えたロ
ックアームとは特に一体にプラスチックから製造されて
いる。
【0008】気化器を、仕切り壁で保持される結合管に
対し、およびエアフィルタケースの流動穴に対し位置正
確に方向付けるため、少なくとも1つの壁に、有利には
気化器を保持している2つの壁に、気化器の対応する心
合わせ穴に係合する心合わせ手段が配置されている。心
合わせ手段を、当接する壁に係合させるために、気化器
自体に設けるのが有利である。
【0009】本発明の他の構成では、気化器は、仕切り
壁に配置され気化器の孔に係合するガイドピンによって
保持される。気化機を取り付けるには、ガイドピンを気
化器に挿通し、作業機ケーシングにロックされるエアフ
ィルタケースによって締付けて、該エアフィルタケース
の壁と仕切り壁との間で確実に保持させるだけでよい。
【0010】内燃機関と気化器の間での熱伝導を避ける
ため、ガイドピンと仕切り壁とを有利には一体にプラス
チックから製造するのが有利である。 本発明の他の構成は他の請求項、以下の説明および図面
から明らかである。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を詳細に
説明する。 図1ないし図3に図示した実施形態および図4ないし図
6に図示した実施形態では、作業機ケーシング1内に配
置される内燃機関2を破線で示した、作業機ケーシング
1内には、有利には作業機ケーシング1と一体にいくつ
かの壁が設けられている。これらの壁は気化器室5を、
内燃機関2を収容しているエンジンルーム6から切り離
している。この種の壁の1つである仕切り壁3は、内燃
機関2と気化器室5内に配置されている気化器4との間
にあり、主に、気化器4を内燃機関2の熱的影響から保
護するために用いられる。
【0012】気化器4の吸込み管路部分9は、本実施形
態においては弾性的に構成される結合管8を介して内燃
機関2の吸気管路7と連通し、気化器4で形成された混
合気を内燃機関2に供給するようになっている。結合管
8が弾性的に構成されているため、振動の点で気化器4
を内燃機関2から切り離すことも可能である。
【0013】図1に示すように、仕切り壁3の気化器室
5側にはガイドピン10が設けられている。ガイドピン
10は、気化器4の対向端面12を当接させるための当
接面11に対しほぼ垂直に立設されている。気化器4を
心合わせするため2本のガイドピン10が設けられ、こ
れらのガイドピン10は吸込み管路部分9の縦中心軸線
13とともに1つの面内にある。したがって両ガイドピ
ン10は、吸込み管路部分9の両側に縦中心軸線13に
対し互いに径方向に位置している。
【0014】図1に示すように、仕切り壁3は当接面1
1の領域で増厚されていて、後述する締付け力を吸収で
きるようになっている。ガイドピン10と仕切り壁3と
はプラスチックから製造されているのが有利であり、特
にプラスチックから一体的に製造されているのが有利で
ある。
【0015】図2が示すように、気化器4はガイドピン
10に嵌合するが、この場合ガイドピン10は気化器4
の孔14に係合する。これにより、結合管8に対する気
化器4の心合わせが保証されている。さらに図2に示す
ように、ガイドピン10は縦中心軸線13の方向に測っ
た気化器4の長さよりも短く構成されている。図示の実
施形態では、ガイドピン10の長さは気化器4を貫通し
ている吸込み管路部分9(図1)の長さのほぼ半分にす
ぎない。ガイドピン10を受容する穴14は、図示した
実施形態の場合ダイヤフラム気化器として有利に構成さ
れている気化器4の側部フランジ15に形成されてい
る。
【0016】結合管8はフランジ状に拡大された端部1
6を有し、この端部16が仕切り壁3のリング状の受容
部17に受け入れられる。したがって結合管8は気化器
室5から仕切り壁3の開口部18を通じて差し込まれ、
その際フランジ状の端部16が受容部17で心合わせさ
れ、受容部17の縁を越えて突出する。したがってフラ
ンジ状の端部16は、結合管8が弾性材料からなってい
るため、軸線方向に予め付勢された、仕切り壁3と気化
器4の端面12の間の密封手段を形成している。 密封手段は紙パッキンまたはエラストマーパッキンで
よく、後者の場合は気化器4の端面12または仕切り壁
3に加硫処理され、或いは緩いOリングとして形成され
る。端面12は、密封手段を半径方向成分および(また
は)軸線方向成分で押圧する筒状または円錐状の凹部ま
たは隆起部を有していてもよい。また、気化器4の端面
12と結合管8との間の密封作用を、付加的な密封手段
を使用せずに、平坦または円錐状に構成した接触面によ
り生じるようにしてもよい。
【0017】気化器4の他端19には吸込み空気フィル
タ70が接続されている。吸込み空気フィルタ70はエ
アフィルタケース20とそのなかに挿入されているフィ
ルタエレメント41とを有している。気化器4の吸込み
空気フィルタ70側の端面21は、エアフィルタケース
20の対応する壁22に当接する。流動穴23を吸込み
管路部分9に対し正確に位置づけるため、気化器4の端
面21とエアフィルタケース20の壁22の間にも心合
わせ手段が配置され、この心合わせ手段は気化器の対応
する心合わせ穴に係合する。図示した実施形態の場合、
壁22には少なくとも1つの切頭筒体24が配置されて
いる。切頭筒体24は、吸込み管路部分9の縦中心軸線
13に対し径方向に位置するように2個設けるのが有利
であり、吸込み管路部分9の両側で、気化器4の側部フ
ランジ15に設けた対応する心合わせ穴25に係合す
る。端面12,21の一方または両方に設けられる心合わ
せ手段は、気化器4にガイドピン10または切頭筒体2
4が設けられ、ケーシングの対応する穴に係合するよう
に構成してもよい。また、気化器4を周側で取り囲むよ
うに気化器4に関し内側または外側に位置する心合わせ
リングまたはケーシング固定のリブを介して心合わせを
行ってもよい。
【0018】断面にてほぼL字状に形成されたエアフィ
ルタケース20は、一方の脚部26の領域に回動アーム
27を備え、回動アーム27の自由端28は球状または
ころ状に拡大されている。自由端28は支持部29の支
持穴31に係合する。支持部29はねじ止め、溶接また
は接着される、プラスチックまたは金属からなる支持要
素として、気化器室5の底部30に設けられる。支持穴
31は仕切り壁3に対向している。
【0019】回動アーム27の自由端28は支持穴31
に挿入または掛止されるので、エアフィルタケース20
は回動軸線32のまわりを仕切り壁3の方向へ、或いは
仕切り壁3から離間する方向へ回動することができる
(二重矢印33)。回動軸線32は吸込み管路部分9の
縦中心軸線13に対し交差する方向に位置し、特に縦中
心軸線13に対し直角に位置している。
【0020】エアフィルタケース20を取り付けるた
め、エアフィルタケースを仕切り壁3のほうへ回動させ
て、エアフィルタケース20の壁22が気化器4の端面
21に密接するようにする。端面21と壁22の間に密
封要素を配置して、新気の吸い込みを阻止するのが合目
的である。
【0021】他方の脚部35の領域には、エアフィルタ
ケース20にロックアーム36が配置されている。ロッ
クアーム36の自由端にはロックフック37が設けられ
ている。ロックフック37は仕切り壁3のロックエッジ
34とともにロック装置40を形成しており、図3に示
すようにこのロック装置40を介してエアフィルタケー
ス20が作業機ケーシングにロックされる。このため、
エアフィルタケース20を仕切り壁3のほうへ回動させ
て、ロックフック37を仕切り壁3のロックエッジ34
に係合させる。
【0022】突起状のロックフック37はロックエッジ
34の一部の長さにわたって延びているのが有利であ
り、このようにすると、発生した締付け力が幅広のロッ
ク部分を介して確実に支持されるよう保証される。
【0023】図4の実施形態では、エアフィルタケース
20は引張りばね55を介して作動位置にロックされて
いる。引張りばね55は、その両端部において、仕切り
壁3およびロックアーム36にそれぞれ設けた孔56,
57に掛止されている。図5はロック装置の他の実施形
態を示すものであり、この実施形態では、ロックアーム
36と仕切り壁3の間に螺合部54が設けられている。
図示した実施形態の場合、仕切り壁3には屈曲部58が
設けられており、屈曲部58は、タッピンねじ60を受
容するための肉厚部59を備えている。タッピンねじ6
0の代わりに、ナット付きねじ、クイックロック等を設
けてもよい。
【0024】エアフィルタケース20をロックする際に
生じる弾性変形は締付け力を発生させる。この締付け力
は気化器4を吸込み管路部分9の縦方向において仕切り
壁3とエアフィルタケース20の壁22との間で確実に
保持させる。締付け力を増大させるため、付加的に、弾
性ばね要素を気化器4と仕切り壁3および22の間に設
けてもよい。気化器4はその取り付け位置において作業
機ケーシングに固定され、その際締付け力を介して密封
力も同時に発生し、密封力は、気化器4の端面12と2
1において仕切り壁3と22の当接面への密接を保証す
る。端面21と仕切り壁22の間の密封作用を増大させ
るため、端面12に関し延べたような密封手段を設けて
もよい。
【0025】エアフィルタケース20と、その回動アー
ム27と、ロックアーム36と、場合によってはロック
フック37をプラスチックから、特に一体にプラスチッ
クから製造するのが有利である。
【0026】作業機ケーシングに固定、ロックされるエ
アフィルタケース20は、底部30とは逆の側で開口し
ており、周回する縁38を備え、この縁38の上に、平
らなフィルタエレメント41の密封フレーム39が載置
されている。フィルタエレメント41はその位置を、フ
レーム38に対応するようにエアフィルタカバー43に
形成されている押さえつけ保持体42によって固定され
る。エアフィルタカバー43は作業機ケーシング1を閉
鎖しているフード44の一部であり、フード44は、気
化器室5とは逆の側の一端45をスイベルピン46によ
って作業機ケーシング固定の支持体47で保持されてい
る。フード44は、図2によれば、ピン軸線48のまわ
りを二重矢印49の方向へ開閉され、その際閉鎖位置で
は、図3に示すように、その他端51がロック装置50
を介して作業機ケーシングに固定される。
【0027】ロック装置50は、エアフィルタケース2
0に設けられるロック部材からなる。ロック部材は、図
示した実施形態ではロック舌片52として形成されてい
る。ロック舌片52はエアフィルタカバー43のロック
孔53(図2)に係合し、その際、図示した作動位置に
おいては、密封フレーム39は押さえつけ保持体42に
よりエアフィルタケース20の周回縁38に対し密接し
て保持される。ロック装置50を作業機ケーシング1に
設けてもよく、特に仕切り壁3の領域に設けてもよい。
【0028】図6は他の実施形態で、図1の実施形態の
場合と同様ガイドピン10が設けられているが、縦中心
軸線13(図1)の方向に測った気化器4の長さよりも
長く形成されている。気化器4は、2つの側にそれぞ
れ、孔14を備えたフランジ15を有しており、これら
フランジによりガイドピン10を気化器4に挿通させる。 エアフィルタケース20は2つの孔61を有し、これ
らの孔61により同様にガイドピン10をエアフィルタ
ケース20に嵌合させる。
【0029】底部30には、突起62がエアフィルタカ
バー43のための支持体47として配置され、有利には
底部30と一体的に形成される。エアフィルタカバー4
3は、底部30側の端部45に、突起62と係合するエ
ッジ64を備えた保持アーム63を有し、反対側の端部
51には、螺合部66のためのフランジ65を有してい
る。仕切り壁3はフランジ65の方向へ屈曲しており、
同様に、ねじ孔68を備えたフランジ67を有してい
る。ねじ孔68は射出成形技術によりフランジ65に形
成されるか、或いは挿着、リベット固定、または接着さ
れる別個のナットとして形成してもよい。エアフィルタ
カバー43がロックされている状態で両フランジ65と
67は互いに面一に位置し、ローレット頭ねじ69によ
って保持される。ローレット頭ねじ69の代わりに、ク
イックロック、バヨネットロック等を設けてもよい。
【0030】エアフィルタカバー43の押さえつけ保持
体42は、エアフィルタケース20の周回縁38に載置
される。螺合部66を引き締めて弾性変形させることに
より、押さえつけ保持体42とエアフィルタケース20
を介して締付け力が発生し、締付け力が気化器4を仕切
り壁3とエアフィルタケース20の壁22の間で保持す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施形態を、エンジンケースの一
部、内燃機関、気化器装置とともに図示した展開図であ
る。
【図2】図1の実施形態を、気化器を部分的に取り付け
た状態で図示した概略図である。
【図3】図1の実施形態を、気化器を完全に取り付けた
状態で図示した概略図である。
【図4】エアフィルタケースが引張りばねを介して固定
されている、図3の実施形態の変形実施形態を示す図で
ある。
【図5】エアフィルタケースをはずすための螺合部を備
えた変形実施形態を示す図である。
【図6】気化器とエアフィルタケースとにガイドピンを
挿通させるようにした実施形態を示す図である。
【符号の説明】
1 作業機ケーシング 2 内燃機関 3 仕切り壁 4 気化器 7 内燃機関の吸気管路 8 結合管路 9 吸込み管路部分 10 ガイドピン(心合わせ手段) 14 気化器の孔(心合わせ孔) 19 吸込み管路部分の仕切り壁とは逆の側の端部 20 エアフィルタケース 22 エアフィルタケースの壁 24 切頭筒体(心合わせ手段) 25 心合わせ穴 27 回動アーム 29 エアフィルターケースの支持部 36 ロックアーム 37 ロックフック 39 密封フレーム 40 ロック装置 41 フィルタエレメント 42 押さえつけ保持体 43 エアフィルタカバー 47 エアフィルタカバーの支持体 50 ロック装置 52 ロック舌片 53 ロック穴 54 螺合部 60 螺合部 70 吸込み空気フィルタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02M 35/04 F02M 35/04 D

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内燃機関(2)の吸気管路(7)が結合管
    (8)を介して特にダイヤフラム気化器として構成され
    る気化器(4)の吸込み管路部分(9)と連通し、結合
    管(8)が、内燃機関(2)と気化器(4)の間に配置
    され気化器(4)を固定した仕切り壁(3)を貫通して
    おり、燃焼空気を供給する吸込み空気フィルタ(70)
    が、吸込み管路部分(9)の仕切り壁(3)とは逆の側
    の端部(19)に接続されている、内燃機関を備えた作
    業機の気化器装置において、 気化器(4)が、吸込み管路部分(9)の縦方向におい
    て仕切り壁(3)と他の壁(22)の間で締付け保持さ
    れていることを特徴とする気化器装置。
  2. 【請求項2】吸込み空気フィルタ(70)がエアフィル
    タケース(20)を有していること、前記他の壁(2
    2)がエアフィルタケース(20)の壁であり、エアフ
    ィルタケース(20)が作業機ケーシングに位置固定の
    支持部(29)で有利には回動可能に掛止され、且つ有
    利には引張りばね(55)、螺合部(54)またはロッ
    ク結合装置(40)を介して、作業機ケーシングに固定
    されるようにロック可能であることを特徴とする、請求
    項1に記載の気化器装置。
  3. 【請求項3】ロック装置(40)が、仕切り壁(3)の
    ロックエッジ(34)と係合するロックフック(37)
    を有し、ロックフック(37)が、有利には、エアフィ
    ルタケース(20)に設けられているロックアーム(3
    6)の端部に配置されていることを特徴とする、請求項
    2に記載の気化器装置。
  4. 【請求項4】エアフィルタケース(20)が回動アーム
    (27)を介して支持部(29)に保持され、有利には
    エアフィルタケース(20)とその回動アーム(27)
    とロックフック(37)を備えたロックアーム(36)
    とが特に一体にプラスチックから製造されていることを
    特徴とする、請求項2または3に記載の気化器装置。
  5. 【請求項5】少なくとも1つの壁(3,22)に、気化
    器(4)の心合わせ穴(14,25)に係合する心合わ
    せ手段(10,24)が設けられ、有利には仕切り壁
    (3)に、気化器(4)の孔(14)に係合するガイド
    ピン(10)が配置され、ガイドピン(10)と仕切り
    壁(3)とが特に一体にプラスチックから製造されてい
    ることを特徴とする、請求項1から4までのいずれか一
    つに記載の気化器装置。
  6. 【請求項6】仕切り壁(3)が作業機の作業機ケーシン
    グ(1)の一部であることを特徴とする、請求項1から
    5までのいずれか一つに記載の気化器装置。
  7. 【請求項7】気化器(4)と壁(3,22)の間に密封
    部が配置され、結合管(8)が有利には弾性材料から成
    り、結合管(8)の気化器(4)側の端部(16)が密
    封部の形成のためフランジ状に形成されていることを特
    徴とする、請求項1から6までのいずれか一つに記載の
    気化器装置。
  8. 【請求項8】エアフィルタケース(20)がエアフィル
    タカバー(43)により閉鎖可能であり、エアフィルタ
    カバー(43)が一端(45)を、作業機ケーシングに
    固定の支持体(47)に回動可能に保持され、有利には
    エアフィルタカバー(43)がその他端(51)を、螺
    合部(66)またはロック装置(50)を介して作業機
    ケーシングに固定可能であることを特徴とする、請求項
    1から7までのいずれか一つに記載の気化器装置。
  9. 【請求項9】ロック装置(50)が、ロック位置でエア
    フィルタカバー(43)のロック穴(53)に係合する
    ようにエアフィルタケース(20)に設けられるロック
    部材、特にロック舌片(52)であることを特徴とす
    る、請求項8に記載の気化器装置。
  10. 【請求項10】エアフィルタカバー(43)が、その作
    動位置で吸込み空気フィルタ(70)に載置される押さ
    えつけ保持体(42)を有し、吸込み空気フィルタ(7
    0)が、有利にはエアフィルタケース(20)に挿入さ
    れ密封縁(39)を備えたフィルタエレメント(41)
    を有し、密封縁(39)に押さえつけ保持体(42)が
    載置されることを特徴とする、請求項7から9までのい
    ずれか一つに記載の気化器装置。
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