JP2001132226A - 廃プラスチックを利用して作成したコンクリート型枠パネル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 〔課題〕廃プラスチックの大半は廃棄処分、または燃焼
されていたといっても過言ではないと思われる。また、
合板パネルの使い捨てに近い使用方法も理解しがたいと
思われる。これら、リサイクル・環境問題を解決すべ
き、廃プラスチックを利用したコンクリート型枠を製作
するのが目的である。 〔解決手段〕コンクリート型枠を製作するにあたり、従
来の合板の使用をやめて、現在の環境問題にも直面して
いる、廃プラスチックを利用して半永久的に使用できる
ココンクリート型枠を実用化する。これにより、上記の
〔課題〕で述べた問題は解消する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】〔発明の属する技術分野〕この発明は、廃
プラスチックの再利用によるコンクリート型枠製作に関
するものである。

【０００２】〔従来の技術〕従来の建材として使用して
いたコンクリート型枠パネルは合板パネルなどを使用
し、使用後には廃棄処分などの処置がなされていた。従
来の合板の使用を続けていると、熱帯林の減少を更に、
悪化させてしまう。

【０００３】〔発明が解決しようとする課題〕廃プラス
チックを有効利用したコンクリート型枠パネルを使用す
ることにより、半永久的に再使用が可能になる。また、
合板パネルだと、パネルとパネルの接続部分に段差がで
きやすい。

【０００４】〔課題を解決するための手段〕合板パネル
の使用だと取り外す時に、破損したりしていた。本発明
によるパネルは、表面が吸水性のないプラスチックを使
うことにより、接続部分の仕上がりが良く、また、再利
用を実現できるものである。更に、そのシンプル性によ
り、合板パネル使用時よりも比較的容易に作業できる利
点も兼ねている。

【０００５】〔発明の効果〕従来の合板パネルのよう
に、無駄な木材の使用を避けることにより、地球環境を
守ることに、少しでも役立てることになる。更に、廃プ
ラスチックを使用することによる利点は、（１）半永久
的に再使用が可能。（２）廃プラスチックのリサイクル
の実現。（３）システム化することにより、より一層使
用方法が楽になる。本発明により、以上のように環境資
源の保護・リサイクルの実現・建築費用の軽減・仕上が
りの美しさなど、様々な利点が生まれることは明白であ
る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の側面図及び、断面図

【図２】出隅部材

【図３】Ａ部・・・結合部（凸） Ｂ部・・・結合部（凹） Ｃ部・・・パネル固定金物の取りつけ部

【図４】パネル固定金物

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】連結部とパネル固定金物取付部分を備え、
   一体成形された、中空のプラスチック型枠パネル
2. 【請求項２】請求項１のＲを有する出隅部材
3. 【請求項３】パネル固定金物の形状