JP2001130107A - プリンタ - Google Patents

プリンタ

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JP2001130107A
JP2001130107A JP31522699A JP31522699A JP2001130107A JP 2001130107 A JP2001130107 A JP 2001130107A JP 31522699 A JP31522699 A JP 31522699A JP 31522699 A JP31522699 A JP 31522699A JP 2001130107 A JP2001130107 A JP 2001130107A
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JP31522699A
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English (en)
Inventor
Akira Ishikita
明 石北
Yoshihiko Michitsuji
義彦 道辻
Kazuhiro Kobayashi
一宏 小林
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Oki Electric Industry Co Ltd
Oki Data Systems Co Ltd
Original Assignee
Oki Data Corp
Oki Data Systems Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のプリンタを設置する場合、個々のプリ
ンタが床や机や棚等のスペースを占めてしまい、設置さ
れるプリンタが占めるスペースが広くなってしまう。ま
た、オペレータがモノクロ・カラー等の印刷方法やプリ
ンタを変更したい場合、オペレータはパソコン上に登録
されているプリンタの機能を認識した上で、パソコン上
から適切なプリンタドライバを選択し直さなければなら
なかった。 【解決手段】 給紙部と、給紙部上部にほぼ鉛直に延び
る搬送路と、搬送路に印刷部を脱着可能に取り付け可能
な印刷機構接続部と、印刷機構接続部に印刷部が接続さ
れた場合、印刷部に印刷データを出力するよう制御する
制御部を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、複数種類のプリンタを設置する場
合、個々のプリンタを床や机に並べたり、プリンタ設置
用に棚を設け、その棚に個々のプリンタが設置される。
【0003】また、印刷出力された用紙を部数ごとに選
別したりする装置として、ソータが知られているが、ソ
ータはプリンタの後方部や側面部に設けられるものであ
る。
【0004】さらに、従来プリンタにおいて、オペレー
タが白黒・カラー等の印刷方法やプリンタを変更したい
場合、オペレータはパソコン上に登録されているプリン
タの機能を認識した上で、パソコン上から適切なプリン
タドライバを選択し直すことにより、白黒・カラー等の
印刷方法の異なるプリンタに変更をすることを行なって
いた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら複数のプ
リンタを設置する場合、個々のプリンタが床や机や棚等
のスペースを占めてしまい、複数のプリンタを設置する
スペースが広くなってしまう。
【0006】また、ソータはプリンタの後方や側面に設
けられるため、装置が大型化する原因になっていた。
【0007】さらに、白黒・カラー等の印刷方法やプリ
ンタを変更したい場合、オペレータはパソコン上に登録
されているプリンタの機能を認識している必要があるだ
けでなく、その都度所望の機能を持ったプリンタのプリ
ンタドライバをパソコン上で選択し直さなければならな
かった。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明が講じた解決手段は、給紙部と、給紙部上部に
ほぼ鉛直に延びる搬送路と、搬送路に印刷部を脱着可能
に取り付け可能な印刷機構接続部と、印刷機構接続部に
印刷部が接続された場合、印刷部に印刷データを出力す
るよう制御する制御部を有する。
【0009】これにより、印刷部がプリンタ上部に並べ
られるため、個々のプリンタが占めていたスペースの有
効利用が可能となる。また、どのプリンタがどのような
機能を持っているのか等の認識をオペレータが持つこと
なく、オペレータはデータを送信するだけで、接続され
た印刷部より印刷出力することができる。
【0010】また、給紙部と、印刷部と、紙部上部にほ
ぼ鉛直に延びる搬送路と、搬送路にスタッカを脱着可能
に取り付け可能なスタッカ接続部と、スタッカ接続部に
スタッカが接続された場合に、スタッカに印刷媒体を出
力するよう制御する制御部を有する。
【0011】これにより、スタッカをプリンタ上部に並
べられることにより、プリンタの大型化を防止する。ま
た、装着されたスタッカを自動に選択し印刷媒体を出力
するので、オペレータがスタッカを指定する必要がな
い。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
を参照しながら詳細に説明する。
【0013】(第1の実施の形態)本発明の第1の実施
の形態は、給紙部の上部に鉛直に延びる搬送路を設け、
その搬送路には印刷部を脱着可能な印刷機構接続部を有
する。そして、上位装置(例えば、パソコンやワークス
テーション等)上で動作する本プリンタのプリンタドラ
イバから印刷データが送られた場合、その印刷機構接続
部に装着された印刷部より印刷出力するよう制御するプ
リンタである。
【0014】図1は、本発明のプリンタにおける第1の
実施の形態の構成を表す斜視図であり、図2は断面図で
ある。図3は、取り外した印刷部の斜視図である。図1
においてプリンタは、本体部に第1の印刷機構接続部1
0A、及び図では隠されている第2の印刷機構接続部1
0B、第3の印刷機構接続部10C、第4の印刷機構接
続部10Dを有し、これら印刷機構接続部10に接続す
る第1の印刷部20A、第2の印刷部20B、第3の印
刷部20Cを有する。しかし、ここでは第1の実施の形
態の動作を明確にするために第1の印刷部20Aのみが
装着されているものとして説明する。本体部下部位置に
は、第1の給紙部40A、第2の給紙部40B、給紙部
からほぼ鉛直に延びる搬送路30、オペレーションパネ
ル50、LCDディスプレイ60、プリンタ脚70を有
する。また図2においてプリンタは、印刷部20に内蔵
された印刷機構26を有し、本体部には、搬送ローラ3
1、用紙搬送路32、搬送路変更弁33、ホッピングロ
ーラ41、リフタ42、リフタモータ43、給紙部搬送
路44を有する。ここで印刷機構26は、電子写真プリ
ンタ、インクジェットプリンタ、インパクトプリンタ等
どのようなエンジンを持つプリンタでも構わないが、使
用用途によって使い分けられる。例えば、複数枚印刷を
高速で行いたい場合電子写真プリンタを使用し、カラー
印刷を小型印刷機構で実現したい場合インクジェットや
サーマルプリンタを用い、複写紙を印刷したい場合には
インパクトプリンタを使用することが好ましい。さらに
図3においてプリンタは、搬送路係合部21、電源受入
部22、情報通知部23、レジストローラ24、印刷機
構スタッカ25である。ここで情報通知部23は、幾通
りかの突起状態の組み合わせを持つ突起部を有し、本体
側装置はその突起状態を検出し、印刷部20の情報を得
るように構成されている。また、印刷部20に情報格納
メモリを持ち、本体側装置からの問い合わせにより格納
されている情報を返すことにより、印刷部20の情報を
通知するものでも構わない。この場合、印刷部20に多
彩な各種情報を持たせることが可能となる。
【0015】図4は、本発明のプリンタにおける第1の
実施の形態のブロック図である。
【0016】図4においてプリンタは、搬送路に接続さ
れた各印刷部20の脱着と装着された印刷部20の情報
をセンスする第1の接続情報センス部110A、第2の
接続情報センス部110B、第3の接続情報センス部1
10C、第4の接続情報センス部110D、プリンタの
持つ各給紙部40の脱着と装着された給紙部40の情報
をセンスする第1の給紙情報センス部120A、第2の
給紙情報センス部120B、プリンタ全体の制御を司る
制御部130、各センス部でセンスされた情報を格納す
るメモリ140、印刷のためのビットマップイメージを
格納するためのイメージメモリ145、上位装置からの
データを受信したり、データを送信したりする外部I/
F部150、受信したデータから用紙サイズ情報や色情
報等を解析するデータ解析部160、用紙を格納する第
1の給紙部170A、第2の給紙部170B、オペレー
タにより搬送路に装着された第1の印刷部180A、第
2の印刷部180B、第3の印刷部180C、指定サイ
ズ用紙の挿入要求や指定印刷機能を持った印刷部の装着
要求を表示する表示部190、オペレータが情報を入力
するための入力部200から構成される。ここでも、第
1の実施の形態では動作を明確にするために第1の印刷
部180Aのみが装着されているものとして説明する。
【0017】接続情報センス部110は、各印刷機構接
続部10をセンスし、搬送路に設けられた印刷機構接続
部10に装着される印刷部20を認識すると共に、装着
されている印刷部20からはその対応用紙サイズやプリ
ンタ機能情報(カラー印刷機能やエンジン情報等)や印
刷部状態情報を取得する。情報の取得方法は、前記のよ
うに突起部のセンスや印刷部20への問い合わせにより
取得する。
【0018】給紙情報センス部120は、各給紙部40
をセンスし、プリンタが持っている給紙部40を認識す
るとともに、持っている給紙部40にどのようなサイズ
の用紙がセットされているかを取得する。この情報の取
得方法も、前記のような方法で行われる。
【0019】制御部130は、各センス部から出力され
るセンス情報をメモリ140へ格納する。また、送信さ
れたデータから装着された印刷部に対応した形式のビッ
トマップイメージデータを作成し、イメージメモリ14
5に格納する。データ解析部から通知される情報とメモ
リ140に格納するされている情報から、適切な給紙部
40を選択し用紙の給紙命令を出力し、装着された印刷
部20にイメージメモリ145に格納された印刷のため
のイメージデータを転送する。
【0020】メモリ140は、接続情報センス部110
や給紙情報センス部120で取得された情報を格納する
メモリである。
【0021】図7は、メモリ140の情報の格納状態を
示す一例である。情報の中には、装着状況を示す脱着情
報(1:装着、0:未装着)、対応用紙サイズ情報(A
3、A4等)、印刷部機能情報(1:カラー印刷、0:
モノクロ印刷)、印刷部状態情報(1:OK、0:N
G、NGとは、ロートナー等により印刷部20の印刷が
不可能状態を示す)、エンジン情報(電子写真、インク
ジェット、サーマル、インパクト等)等を格納する。
【0022】イメージメモリ145は、上位装置上の本
プリンタのプリンタドライバから送信されたデータから
生成された印刷のためのビットマップイメージデータを
格納するメモリである。本イメージメモリ145は、本
体側に構成される。
【0023】図4に示す外部I/F部150は、上位装
置からのデータを受信し、また装置内で発生した情報を
上位装置に送信するものである。
【0024】データ解析部160は、受信したデータか
ら上位装置が指定した情報(たとえば、用紙サイズやカ
ラー、印刷エンジン等)を解析し、解析結果情報と受信
データを制御部130へ出力する。
【0025】第1の給紙部170A、第2の給紙部17
0Bは、各種の用紙サイズが入るようなユニバーサルタ
イプであり、給紙部内に設けられたセンサにより、入れ
られた用紙のサイズを検出し、給紙情報センス部120
により給紙部170内の用紙サイズ情報がセンスされ
る。
【0026】第1の印刷部180Aは、制御部130か
ら入力される印刷のためのビットマップイメージデータ
により、給紙された用紙に対し印刷を行う。
【0027】表示部190(図1の50)は、上位装置
が指定したサイズの用紙が存在しないこと等を表示す
る。
【0028】入力部200(図1の60)は、オペレー
タが情報を入力する。
【0029】図5、図6のフローチャートを用いて図4
を参照しつつ、本第1の実施の形態の処理手順を説明す
る。
【0030】図5は、印刷機構接続部・給紙部の状態セ
ンス処理である。印刷機構接続部10に印刷機構の接続
有無や、印刷機構が接続されている場合は印刷機構から
の情報の取得を行なう。また、給紙部に挿入された用紙
サイズ等を検出する処理である。この処理は、電源投入
後のイニシャル処理中に行う他、印刷起動時や所定時間
間隔で行っても良い。
【0031】<S1>図4に示す各接続情報センス部1
10は、図1に示す各印刷機構接続部10をセンスする
ことにより各種情報を取得する。例えば、印刷機構接続
部10への印刷部20の脱着状況や装着された印刷部2
0から用紙サイズ、カラー対応、印刷エンジン等の情報
を取得する。
【0032】<S2>図4に示す各給紙情報センス部1
20は、図1に示す各給紙部40をセンスすることによ
り各種情報を取得する。例えば、各給紙部40の装着状
況や装着されている給紙部40に格納されている用紙サ
イズ等の情報を取得する。
【0033】<S3>各センス部110、120により
取得された情報は制御部130に渡される。制御部13
0は、渡された情報とメモリ140に格納されている前
回の情報と異なっているか比較する。メモリ140に
は、図7のような構成により情報が格納されている。取
得された情報が前回の情報と異なっている場合は、<S
4>の処理に移る。同様な場合は、処理を終了する。
【0034】<S4>制御部130は、取得した情報の
うち格納されている情報と異なる情報のみをメモリ14
0の内容と書き換え、処理を終了する。
【0035】図6は、上位装置からのデータを解析し、
指定された用紙サイズが格納されている給紙部40より
用紙を給紙し、装着された印刷部20より印刷する処理
である。
【0036】つまり、上位装置上で動作する本プリンタ
のプリンタドライバは、上位装置上のアプリケーション
から送られる情報から用紙サイズや色情報を解析し、本
プリンタが持つ言語処理に合わせた形式のデータに置き
換え、プリンタにデータを送信する。本プリンタは、上
位装置から送られたデータから用紙サイズ、色情報等を
解析するとともに、送信データから装着された印刷部に
対応した形式のビットマップイメージデータを作成す
る。そして、指定された用紙サイズが格納された給紙部
40より用紙を給紙し、装着された印刷部20に作成さ
れたビットマップイメージデータを転送することによ
り、指定された用紙サイズの用紙に装着されたプリンタ
で印刷を開始する。
【0037】<S10>外部I/F部150は、本プリ
ンタのプリンタドライバから送られたデータを受信す
る。受信されたデータは、データ解析部160を通し、
制御部へ渡される。データ解析部160では、受信デー
タ中からオペレータが指定した各種情報解析し取出すと
共に、その情報を制御部130へ渡す。図8は、データ
解析部160で解析され取出された各種情報の構成の一
例である。
【0038】<S11>制御部130は、本プリンタの
搬送路に印刷部20が装着されているか否かチェックす
る。すなわち制御部130は、メモリ140に格納され
ている印刷機構接続部情報(図7)中から各印刷機構接
続部の脱着状況をチェックする。搬送路に印刷部20が
装着されている場合、<S12>の処理へ移る。装着さ
れていない場合、後述する<S15>の印刷部装着要求
処理へ移る。
【0039】<S12>制御部130は、装着されてい
る印刷部20に対応した形式のビットマップイメージデ
ータを受信したデータから作成し、イメージメモリ14
5へ格納する。この場合、第1の印刷部180Aはモノ
クロプリンタのため、モノクロ形式に対応したイメージ
データが制御部130で作成される。
【0040】<S13>制御部130は、要求された用
紙サイズが給紙部40にあるのか、メモリ140内の内
容と比較する。ここでも、メモリ140に格納されてい
る給紙部情報(図7)中の用紙サイズ情報からオペレー
タにより指定された情報(図8)を検索する。この場
合、要求された用紙サイズはA3であり、装着された給
紙部40でA3が格納されているのは第1の給紙部40
Aである。よって、プリンタは第1の給紙部40Aを選
択する。要求された用紙サイズを格納した給紙部40が
ある場合、指定された給紙部40を選択して<S14>
の処理に移る。ない場合、後述する<S17>の指定サ
イズ挿入要求処理に移る。
【0041】<S15>制御部130は、選択した給紙
部40より給紙し、イメージメモリ145に格納された
イメージデータを装着された印刷部180Aに転送し印
刷出力する。
【0042】以下に、<S11>から分岐する印刷部2
0が装着されていない場合の処理(印刷部装着要求処
理)を示す。
【0043】<S15>制御部130は、印刷部20を
装着することを要求するため表示部190に印刷部20
の装着要求を表示する。または、上位装置に印刷部20
を装着するよう問い合わせデータを外部I/F部150
より送信する。
【0044】<S16>制御部130は、印刷部20が
装着されたかどうかチェックする。このチェックは、メ
モリ140に格納されている印刷機構接続部情報(図7)
中の脱着状況情報をチェックする。このメモリ140の
内容は、前述の印刷機構接続部・給紙部センス処理にて
印刷機構接続部情報が定期的にセンスされ、印刷機構接
続部の状態に変化があると制御部130によりメモリ1
40の内容は書換えられる。印刷部20が装着された場
合、<S12>の処理に移る。装着されなかった場合、
<S16>の処理に戻る。
【0045】以下に、<S13>から分岐するオペレー
タが要求した用紙サイズがプリンタ内にない場合の処理
(指定サイズ挿入要求処理)を示す。
【0046】<S17>制御部130は、要求サイズの
用紙をセットすることを要求するため表示部190に要
求サイズの用紙挿入要求を表示する。または、上位装置
に要求サイズの用紙をセットする問い合わせデータを外
部I/F部150より送信する。
【0047】<S18>制御部130は、要求サイズの
用紙がセットされたかどうかセンスする。このチェック
は、メモリ140の内容をチェックする。要求サイズの
用紙がセットされた場合、指定された給紙部40を選択
して<S14>の処理に移る。セットされなかった場
合、<S18>の処理に戻る。
【0048】(第1の実施の形態の効果)以上のように
第1の実施の形態では、給紙部にほぼ鉛直に延びる搬送
路に印刷部20を脱着可能な印刷機構接続部10を有す
ることにより、印刷部20をプリンタ上部に並べられる
ため、空間の有効な利用が可能となる。また、異なる印
刷機能を持った印刷部20に取り換えることが可能であ
り、多彩な組み合わせが可能である。
【0049】さらに、本実施の形態ではオペレータがプ
リンタドライバより送信されたデータを装着された印刷
部に対応した形式に変換し印刷できるため、オペレータ
がパソコン上で機能の異なるプリンタのプリンタドライ
バを再度選択し直す必要がなくなる。
【0050】(第2の実施の形態)本発明の第2の実施
の形態では、搬送路30に複数の印刷部20が装着され
た例を示す。本プリンタに複数の印刷部20が装着され
た場合、オペレータが送信するデータから適切な印刷部
20を選択する処理が追加されている。
【0051】第2の実施の形態では、第1の実施の形態
と共通する部分が多いため図1〜図4を使い説明する。
図1において本実施の形態では、印刷機構接続部10に
接続する第1の印刷部20A、第2の印刷部20B、第
3の印刷部20Cを有する。また、図4において本実施
の形態では、オペレータにより搬送路に装着された第1
の印刷部180A、第2の印刷部180B、第3の印刷
部180Cを有する。
【0052】図9のフローチャートを用いて図4を参照
しつつ、本第2の実施の形態の処理手順を説明する。
【0053】図9は、上位装置からのデータを解析し、
指定された用紙サイズが格納されている給紙部40より
用紙を給紙し、複数の印刷部20の中から選択されたプ
リンタ機能を持った印刷部20より印刷する処理であ
る。
【0054】<S20>外部I/F部150は、本プリ
ンタのプリンタドライバから送られたデータを受信す
る。受信されたデータは、データ解析部160を通し、
制御部へ渡される。データ解析部160では、受信デー
タ中からオペレータが指定した各種情報解析し取出すと
共に、その情報を制御部130へ渡す。図8は、データ
解析部160で解析された各種情報の構成の一例であ
る。
【0055】<S21>制御部130は、要求された用
紙サイズが給紙部40にあるのか、メモリ140内の内
容と比較する。すなわち、給紙部の用紙サイズが格納さ
れているメモリ140の情報(図7)中からオペレータ
により指定された情報(図8)を検索する。この場合、
要求された用紙サイズはA3であり、装着された給紙部
40でA3が格納されているのは第1の給紙部40Aで
ある。よって、プリンタは第1の給紙部40Aを選択す
る。要求された用紙サイズを格納した給紙部40がある
場合、指定された給紙部40を選択して<S22>の処
理に移る。ない場合、後述する<S26>の指定サイズ
挿入要求処理に移る。
【0056】<S22>制御部130は、要求された印
刷機能を持った印刷部20はあるかどうか比較する。す
なわち、各印刷部20の印刷機能が格納された情報(図
7)の中からオペレータにより指定された印刷機能情報
(図8)を検索する。この場合、要求された印刷機能は
カラー印刷機能であり、装着されている印刷部20にカ
ラー印刷機能があるかどうかメモリ140内を検索し、
候補として第3と第4の印刷部20B、20Cを選択さ
れ、次のステップでどちらかの印刷部20に絞られる。
要求されたプリンタ機能がある場合、<S23>の処理
に移る。ない場合、後述する<S28>の指定機能装置
装着要求処理に移る。
【0057】<S23>制御部130は、適切な印刷エ
ンジンはあるかどうか比較する。この場合、適切な印刷
エンジンの判定は、送信データの内容により制御部13
0が決定する。例えば、色情報がモノクロの場合、電子
写真プリンタが選択される。また、色情報がカラーでデ
ータ中に写真やグラフィック等のビットマップデータが
多くある場合、それら写真やグラフィック等の印刷に適
したサーマルプリンタが選択され、キャラクタベースの
データであった場合、インクジェットプリンタが選択さ
れる。この実施の形態の場合、サーマル指定と判断さ
れ、最終的な印刷部として印刷部20Cが選択される。
適切な印刷エンジンがある場合、その印刷部20を選択
し<S24>の処理に移る。ない場合、後述する<S3
1>の適切なエンジン装着要求処理に移る。
【0058】<S24>制御部130は、選択された印
刷部20が印刷可能状態にあるかどうかチェックする。
例えば印刷可能状態がNGとは、用紙ジャムやトナーエ
ンド等が考えられる。OKの場合、<S25>の処理に
移る。NGの場合、後述する<S36>の印刷機構NG
通知処理に移る。
【0059】<S25>制御部130は、選択された印
刷機能を持った印刷部20に対応した印刷データを作成
しイメージメモリ145に格納する。その後、選択した
給紙部40より給紙し、選択した印刷部20にイメージ
メモリ145内のイメージデータを転送し印刷出力す
る。
【0060】以下に、<S21>から分岐するオペレー
タが要求した用紙サイズがプリンタ内にない場合の処理
(指定サイズ挿入要求処理)を示す。
【0061】<S26>制御部130は、要求サイズの
用紙をセットすることを要求するため表示部190に要
求サイズの用紙挿入要求を表示する。または、上位装置
に要求サイズの用紙をセットする問い合わせデータを外
部I/F部150より送信する。
【0062】<S27>制御部130は、要求サイズの
用紙がセットされたかどうかチェックする。このチェッ
クは、メモリ140の内容をチェックする。要求サイズ
の用紙がセットされた場合、指定された給紙部40を選
択して<S22>の処理に移る。セットされなかった場
合、<S27>の処理に戻る。
【0063】以下に、<S22>から分岐するオペレー
タが指定した印刷機能を持った印刷部20が装着されて
いない場合の処理(指定した印刷機能を持つ印刷部装着
要求処理)を示す。
【0064】<S28>制御部130は、要求された印
刷機能を持つ印刷部20の装着要求を表示部190に表
示する。または、上位装置に要求した印刷機能を持つ印
刷部20の装着要求を外部I/F部150より送信す
る。たとえば、上位装置から送られた送信データにカラ
ー印刷情報が含まれているが、装着されている印刷部2
0にはカラー印刷機能を持った印刷部20が存在しない
場合、この要求が出されカラー印刷機能を持った印刷部
20の装着要求が出される。
【0065】<S29>制御部130は、要求した印刷
機能を持った印刷部20が装着されたかどうかチェック
する。このチェックは、メモリ140の内容をチェック
する。要求した印刷機能を持った印刷部20が装着され
た場合、<S23>の処理に移る。装着されなかった場
合、<S30>の処理に移る。
【0066】<S30>制御部130は、前記印刷部2
0の装着要求に対し、オペレータから指定印刷機能を無
視するよう指示するデータを外部I/F部150より受
信した場合、または無視するように指示する情報を入力
部200より受けたかどうかチェックする。例えば、送
信データ中にはカラー印刷指定がされ、プリンタにはカ
ラー印刷機能を持った印刷部20が装着されていない場
合、上記装着要求がされる。この装着要求に対し、オペ
レータがモノクロ印刷でも構わないと判断した場合、オ
ペレータは上位装置から無視を指示するデータを送信し
たり、プリンタが持つオペレータパネルより無視を指示
する情報を入力する。無視要求がされた場合、<S23
>の処理に移る。無視要求がされなかった場合、<S2
9>の処理に戻る。
【0067】以下に、<S23>から分岐する制御部1
30で受信データより判断された適切な印刷エンジンが
無い場合の処理(適切なエンジン装置要求処理)を示
す。
【0068】<S31>制御部130は、適切なエンジ
ンをセットすることを要求するため表示部190に印刷
エンジン装着要求を表示する。または、上位装置に適切
なエンジンをセットする問い合わせデータを外部I/F
部150より送信する。
【0069】<S32>制御部130は、要求したエン
ジンがセットされたかどうかチェックする。このチェッ
クは、メモリ140の内容をチェックする。要求したエ
ンジンがセットされた場合、その印刷部20を選択して
<S24>の処理に移る。セットされなかった場合、<
S33>の処理に移る。
【0070】<S33>制御部130は、前記印刷エン
ジンの装着要求に対し、オペレータから印刷エンジン要
求を無視するよう指示するデータを外部I/F部150
より受信した場合、または無視するように指示する情報
を入力部200より受けたかどうかチェックする。例え
ば制御部130は、受信データからサーマル印刷エンジ
ンが最適と判断しその機能を持った印刷部20の装着要
求する。これに対し、オペレータが現在装着されている
インクジェット印刷エンジンでも構わないと判断した場
合、オペレータは上位装置からこの要求の無視を指示す
るデータを送信したり、プリンタが持つオペレータパネ
ルより情報を入力する。無視要求がされた場合、<S2
4>の処理に移る。無視要求がされなかった場合、<S
32>の処理に戻る。
【0071】以下に、<S24>から分岐する選択した
印刷部20が印刷可能状態にない場合の処理(印刷部N
G通知処理)を示す。
【0072】<S36>制御部130は、選択された印
刷部20にエラーがあることを表示部190に表示す
る。または、上位装置に選択された印刷部20にエラー
があることを知らせるデータを外部I/F部150より
送信する。
【0073】<S37>制御部130は、選択された印
刷部20のエラーが解除されたかどうかチェックする。
このチェックは、メモリ140の内容をチェックする。
選択された印刷部20のエラーが解除された場合、<S
25>の処理に移る。解除されていない場合、<S37
>の処理に戻る。
【0074】(第2の実施の形態の効果)以上のように
第2の実施の形態では、複数の印刷部20が装着された
場合、オペレータが送信したデータによりプリンタが適
切な印刷部を選択することができるため、オペレータが
プリンタドライバ上で再度用紙サイズを変更したり、パ
ソコン上で機能の異なるプリンタのプリンタドライバを
再度選択し直す必要がなくなる。
【0075】また、複数のプリンタを床に並べたり、棚
へ格納する必要はなく、プリンタ上部に複数の印刷部2
0が並べられるため、空間の有効な利用が可能となる。 (第3の実施の形態)本発明の第3の実施の形態は、給
紙部の上部に鉛直に延びる搬送路を設け、その搬送路に
はスタッカを脱着可能なスタッカ接続部を有する。そし
て、上位装置(例えば、パソコンやワークステーション
等)上で動作する本プリンタのプリンタドライバから印
刷データが送られた場合、印刷媒体をそのスタッカ接続
部に装着されたスタッカより出力するよう制御するプリ
ンタである。
【0076】図10は、第3の実施の形態における本発
明プリンタの構成を表す断面図である。図10において
プリンタは、給紙部の用紙プレート45、第1のスタッ
カ接続部80A、第2のスタッカ接続部80B、第3の
スタッカ接続部80C、第4のスタッカ接続部80D、
第1のスタッカ90A、第2のスタッカ90B、第3の
スタッカ90C、印刷機構100、デフォルトスタッカ
101から構成されている。しかし、ここでは第3の実
施の形態の動作を明確にするために第1のスタッカ90
Aのみが装着されているものとして説明する。
【0077】図11は、第3の実施の形態における本発
明プリンタのブロック図である。
【0078】図11において本プリンタは、搬送路に接
続されたスタッカ90をセンスするスタッカセンス部2
10、プリンタ全体の制御を司る制御部220、第1の
スタッカ230A、第2のスタッカ230B、第3のス
タッカ230C、デフォルトスタッカ230D、印刷部
240から構成される。ここでも、第3の実施の形態で
は動作を明確にするために第1のスタッカ230Aのみ
が装着されているものとして説明する。
【0079】スタッカセンス部210は、搬送路に装着
されるスタッカ90をセンスし、装着されているスタッ
カ90からはその対応用紙サイズやスタッカ位置を取得
する。情報の取得方法は、第1の実施の形態で説明した
ような方法で行われる。
【0080】制御部130は、各センス部120、21
0から出力されるセンス情報をメモリ140へ格納す
る。また、データ解析部160から通知された情報とメ
モリ140に格納されている情報から、適切な給紙部4
0を選択し用紙の給紙命令を出力し、印刷後、装着され
ているスタッカ90より用紙出力する。
【0081】メモリ140は、スタッカセンス部210
や給紙情報センス部120で取得された情報を格納する
メモリである。
【0082】図13は、メモリの情報の格納状態を示す
一例である。情報の中には、対応用紙サイズ情報(A
3、A4等)を格納する。
【0083】第1のスタッカ230Aは、出力用紙をス
タックする場所からなる。
【0084】印刷部240は、イメージメモリ145の
イメージデータを媒体に印刷する。
【0085】図12のフローチャートを用いて図11を
参照しつつ、本第3の実施の形態の処理手順を説明す
る。
【0086】図12は、上位装置からのデータを解析
し、指定された給紙部40より用紙を給紙し、装着され
たスタッカ90に出力する処理である。
【0087】<S50>外部I/F部150は、本プリ
ンタのプリンタドライバから送られたデータを受信す
る。受信されたデータは、データ解析部160を通し、
制御部へ渡される。データ解析部160では、受信デー
タ中からオペレータが指定した各種情報解析し取出すと
共に、その情報を制御部130へ渡す。図17は、デー
タ解析部160で解析され取出された各種情報の構成の
一例である。その後、制御部220は、受信データから
イメージデータを作成し、イメージメモリ145に格納
する。
【0088】<S51>制御部220は、要求用紙サイ
ズはあるのかどうかチェックするために、プリンタ情報
を示す図16の内容とオペレータによって指定された情
報を示す図17の内容を比較する。この場合、要求サイ
ズはA3であり、プリンタ側では第1の給紙部40Aが
選択される。要求用紙サイズが存在する場合、<S52
>の処理に移る。存在しない場合、後述する<S53>
の要求用紙サイズ検知処理に移る。
【0089】<S52>制御部220は、装着されたス
タッカはあるかどうかチェックする。装着されたスタッ
カがある場合、<S53>の処理へ移る。無い場合、後
述する<S56>のデフォルトスタッカ選択処理へ移
る。
【0090】<S53>制御部220は、指定された用
紙を給紙部40より給紙し、イメージメモリ145から
イメージデータを取出すと共に印刷し、装着されたスタ
ッカ90より出力する。
【0091】以下に、<S51>から分岐するオペレー
タが指定した用紙サイズが存在しない場合の処理(指定
用紙サイズ挿入要求処理)を示す。
【0092】<S54>制御部220は、要求用紙サイ
ズをセットすることを表示部190に表示する。また
は、要求用紙サイズをセットすることを要求する情報を
外部I/F部150より上位装置に送信する。
【0093】<S55>制御部220は、要求用紙サイ
ズがセットされたかどうかチャックする。このチェック
は、メモリ140の内容をチェックする。要求用紙サイ
ズがセットされた場合、<S52>の処理に移る。セッ
トされない場合、<S55>の処理に戻る。
【0094】以下に、<S52>から分岐するスタッカ
が装着されていない場合の処理(デフォルトスタッカ選
択処理)を示す。
【0095】<S56>制御部220は、デフォルトス
タッカを選択し、印刷出力先をデフォルトスタッカと
し、<S53>へ移る。
【0096】(第3の実施の形態の効果)以上のように
第3の実施の形態では、スタッカをプリンタ上部に並べ
られるため、プリンタの大型化を防止できる。
【0097】また、受信したデータから要求サイズを認
識し、プリンタ自身が給紙部を選択し、装着されたスタ
ッカより出力するので、オペレータがプリンタドライバ
にて、スタッカを選択する必要がない。
【0098】(第4の実施の形態)本発明の第4の実施
の形態は、複数のスタッカが搬送路に装着された例を示
す。本プリンタに複数のスタッカ90が装着された場
合、オペレータが送信するデータから指定されたスタッ
カ90に印刷媒体を出力する処理が追加されている。
【0099】第4の実施の形態では、第3の実施の形態
と共通する部分が多いため図10、図11を使い説明す
る。図10において本実施の形態では、第1のスタッカ
90A、第2のスタッカ90B、第3のスタッカ90C
を有する。また、図11において本実施の形態では、第
1のスタッカ230A、第2のスタッカ230B、第3
のスタッカ230C、デフォルトスタッカ230Dを有
する。
【0100】図14、図15のフローチャートを用いて
図11を参照しつつ、本第4の実施の形態の処理手順を
説明する。
【0101】図14は、スタッカ90の名前登録の処理
である。この処理は、上位装置からのコマンドにより行
われる。
【0102】<S60>外部I/F部150は、上位装
置からデータを受信し、データ解析部160へ渡す。
【0103】<S61>データ解析部160は、受信デ
ータの中に登録コマンドがあるかどうかチェックする。
例えば、登録コマンドとは図14に示すような形態を取
る。受信データが登録コマンドの場合、<S62>の処
理に移る。登録コマンドでない場合、処理を終了する。
【0104】<S62>データ解析部160は、登録コ
マンドを解析し、オペレータが指定するスタッカ番号と
スタッカ名を識別する。識別された情報は、制御部22
0へ渡され、メモリ140へ格納される。これにより、
第1のスタッカ230Aは、例えば“TARO”という
名前で登録される。
【0105】図15は、上位装置からのデータを解析
し、指定された給紙部40より用紙を給紙し、指定され
たスタッカ90に出力する処理である。
【0106】<S70>外部I/F部150は、本プリ
ンタのプリンタドライバから送られたデータを受信す
る。受信されたデータは、データ解析部160を通し、
制御部へ渡される。データ解析部160では、受信デー
タ中からオペレータが指定した各種情報解析し取出すと
共に、その情報を制御部130へ渡す。図17は、デー
タ解析部160で解析された各種情報の構成の一例であ
る。その後、制御部220は、受信データから印刷のた
めのイメージデータを作成し、イメージメモリ145へ
格納する。
【0107】<S71>制御部220は、要求用紙サイ
ズと要求スタッカはあるのかどうかチェックする。プリ
ンタの情報を示すメモリ140の内容(図17)とオペ
レータにより指定された情報(図16)が比較される。
この場合、要求サイズはA3であり、スタッカ名前はT
AROであるため、プリンタ側では第1の給紙部40A
が選択される。要求用紙サイズ、スタッカ90が存在す
る場合、<S72>の処理に移る。存在しない場合、後
述する<S73>の要求用紙サイズ検知処理に移る。
【0108】<S72>制御部220は、選択された給
紙部40より給紙し、イメージメモリ145よりイメー
ジデータを取出すと共に印刷し、選択されたスタッカ9
0より出力する。
【0109】以下に、<S71>から分岐するオペレー
タにより要求された用紙サイズ・スタッカが存在しなか
った場合における指定用紙サイズはあるのかチェックす
る処理(要求用紙サイズ検知処理)を示す。
【0110】<S73>制御部220は、要求用紙サイ
ズがあるかどうか比較する。この比較は、図16の情報
と図17の情報が比較される。要求用紙サイズが給紙部
40に存在する場合、<S74>の処理に移る。存在し
ない場合、後述する<S65>の指定用紙サイズ挿入要
求処理に移る。
【0111】<S74>制御部220は、指定するスタ
ッカが存在しないため、デフォルトスタッカ101より
出力する旨を表示部190に表示する。または、デフォ
ルトスタッカ101へ出力する旨の情報を上位装置に外
部I/F部150より送信する。また制御部220は、
タイマ処理などにより要求されたスタッカ90が装着さ
れていなかったことを認識した場合、デフォルトのスタ
ッカ101を出力先スタッカとして選択する。
【0112】以下に、<S73>から分岐するオペレー
タにより要求された用紙サイズが存在しなかった場合の
処理(指定用紙サイズ挿入要求処理)を示す。
【0113】<S75>制御部220は、要求用紙サイ
ズをセットすることを表示部190へ表示する。また
は、要求用紙サイズをセットすることを要求する情報を
上位装置に外部I/F部150より送信する。
【0114】<S76>制御部220は、要求用紙サイ
ズがセットされたかどうかチャックする。このチェック
は、メモリ140の内容をチェックする。要求用紙サイ
ズがセットされた場合、<S71>の処理に移る。セッ
トされない場合、<S76>の処理に戻る。
【0115】(第4の実施の形態の効果)以上のように
第4の実施の形態では、複数のスタッカ90が装着され
た場合、オペレータが送信したデータにより指定された
スタッカ90に印刷媒体を出力できるため、オペレータ
がプリンタドライバで用紙サイズを変更したり、スタッ
カを選択し直す必要がなくなる。
【0116】また、複数のスタッカをプリンタ上部に並
べられるため、プリンタの大型化を防止できる。さら
に、スタッカ部に名前を登録できることにより、個人の
ボックスとしてスタッカを指定、使用することができる
ようになった。
【0117】
【発明の効果】以上詳細に説明した通り本発明では、給
紙部上部にほぼ鉛直に延びる搬送路の高さ方向に複数の
印刷部が接続できるため、空間の有効利用が可能とな
る。
【0118】また本発明では、複数の印刷部のうちでオ
ペレータが送信したデータにより適切な印刷部を選択す
るため、オペレータがどのプリンタにどのような機能が
ある等を認識する必要がなく、単に所望の形式でデータ
を送信するだけ所望のサイズの用紙に所望の印刷形式で
印刷出力される。
【0119】さらに本発明では、給紙部上部にほぼ鉛直
に延びる搬送路の高さ方向に複数のスタッカが接続でき
るため、空間の有効利用が可能となる。
【0120】また本発明では、複数のスタッカのうちで
オペレータにより指定されたスタッカより印刷媒体を出
力できるため、オペレータがプリンタドライバで用紙サ
イズを変更したり、スタッカを選択し直す必要がなく、
オペレータが装着したスタッカより出力される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明プリンタの第1、及び第2の実施の形態
を示す斜視図である。
【図2】本発明プリンタの第1、及び第2の実施の形態
を示す断面図である。
【図3】本発明プリンタの第1、及び第2の実施の形態
の取り外した印刷部の斜視図である。
【図4】本発明プリンタの第1、及び第2の実施の形態
を示すブロック図である。
【図5】本発明プリンタの第1、及び第2の実施の形態
のセンス処理手順を示すフローチャートである。
【図6】本発明プリンタの第1の実施の形態の印刷処理
手順を示すフローチャートである。
【図7】本発明プリンタの第1、及び第2の実施の形態
の給紙部・印刷部の情報の格納状態を示すメモリ構成の
図である。
【図8】本発明プリンタの第1、及び第2の実施の形態
の上位装置からの要求情報の格納状態を示すメモリ構成
の図である。
【図9】本発明プリンタの第2の実施の形態の印刷処理
手順を示すフローチャートである。
【図10】本発明プリンタの第3、及び第4の実施の形
態を示す断面図である。
【図11】本発明プリンタの第3、及び第4の実施の形
態を示すブロック図である。
【図12】本発明プリンタの第3の実施の形態の印刷処
理手順を示すフローチャートである。
【図13】本発明プリンタの第3の実施の形態の給紙部
・スタッカ情報の格納状態を示すメモリ構成の図であ
る。
【図14】本発明プリンタの第4の実施の形態のスタッ
カ名前登録処理手順を示すフローチャートである。
【図15】本発明プリンタの第4の実施の形態の印刷処
理手順を示すフローチャートである。
【図16】本発明プリンタの第4の実施の形態の給紙部
・スタッカの情報を格納状態を示すメモリ構成の図であ
る。
【図17】本発明プリンタの第3、及び第4の実施の形
態の上位装置からの要求情報を格納状態を示すメモリ構
成の図である。
【符号の説明】
10A 第1の印刷機構接続部 10B 第2の印刷機構接続部 10C 第3の印刷機構接続部 10D 第4の印刷機構接続部 20A 第1の印刷部 20B 第2の印刷部 20C 第3の印刷部 21 搬送路係合部 22 電源受入部 23 情報通知部 24 レジストローラ 25 印刷部スタッカ 26 印刷機構 30 搬送路 31 搬送ローラ 32 用紙搬送路 33 搬送路変更弁 40A 第1の給紙部 40B 第2の給紙部 41 ホッピングローラ 42 リフタ 43 リフタモータ 44 給紙部搬送路 45 用紙プレート 50 LCDディスプレイ 60 オペレーションパネル 70 プリンタ脚 80A 第1のスタッカ接続部 80B 第2のスタッカ接続部 80C 第3のスタッカ接続部 80D 第4のスタッカ接続部 90A 第1のスタッカ 90B 第2のスタッカ 90C 第3のスタッカ 100 印刷機構 101 デフォルトスタッカ 110A 第1の接続情報センス部 110B 第2の接続情報センス部 110C 第3の接続情報センス部 110D 第4の接続情報センス部 120A 第1の給紙情報センス部 120B 第2の給紙情報センス部 130 制御部 140 メモリ 145 イメージメモリ 150 外部I/F部 160 データ解析部 170A 第1の給紙部 170B 第2の給紙部 180A 第1の印刷部 180B 第2の印刷部 180C 第3の印刷部 190 表示部 200 入力部 210 スタッカセンス部 220 制御部 230A 第1のスタッカ 230B 第2のスタッカ 230C 第3のスタッカ 230D デフォルトスタッカ 240 印刷部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 道辻 義彦 東京都港区芝浦4丁目11番地22号 株式会 社沖データ内 (72)発明者 小林 一宏 福島県福島市庄野字立田1番地1 株式会 社沖データシステムズ内 Fターム(参考) 2C061 AQ01 AQ04 AQ05 AQ06 AR01 AS02 HH03 HJ03 HJ04 HJ06 HJ07 HK05 HK07 HK08 HL01 HN05 HN19 HQ03 HV01 HV11 HV33 HV35 3F343 FA02 FB01 HA12 HA37 HB04 KA04 KA13 KA20 KB03 KB04 KB06 KB14 KB17 KB19 MC21 MC30

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】給紙部と、 前記給紙部上部にほぼ鉛直に延びる搬送路と、 前記搬送路に印刷部を脱着可能に取り付け可能な印刷機
    構接続部と、 該印刷機構接続部に前記印刷部が接続された場合、該印
    刷部に印刷データを出力するよう制御する制御部を有す
    ることを特徴とするプリンタ。
  2. 【請求項2】給紙部と、 前記給紙部上部にほぼ鉛直に延びる搬送路と、 前記搬送路に印刷部を脱着可能に取り付け可能な印刷機
    構接続部と、 該印刷機構接続部に複数の印刷部が接続された場合に、
    上位装置から通知される情報により該印刷部のうちで選
    択された前記印刷部に印刷データを出力するよう制御す
    る制御部を有することを特徴とするプリンタ。
  3. 【請求項3】給紙部と、 印刷部と、 前記給紙部上部にほぼ鉛直に延びる搬送路と、 前記搬送路にスタッカを脱着可能に取り付け可能なスタ
    ッカ接続部と、 該スタッカ接続部に前記スタッカが接続された場合に、
    該スタッカに印刷媒体を出力するよう制御する制御部を
    有することを特徴とするプリンタ。
  4. 【請求項4】給紙部と、 印刷部と、 前記給紙部上部にほぼ鉛直に延びる搬送路と、 前記搬送路にスタッカを脱着可能に取り付け可能な、高
    さ方向に複数並んだスタッカ接続部と、 該スタッカ接続部に複数のスタッカが接続された場合
    に、上位装置から通知される情報により該スタッカのう
    ちで指定された該スタッカに印刷媒体を出力するよう制
    御する制御部を有することを特徴とするプリンタ。
  5. 【請求項5】請求項4において、前記制御部は上位装置
    から通知される情報により指定された前記スタッカが存
    在しない場合、デフォルトスタッカに印刷媒体を出力す
    るよう制御する制御部を有することを特徴とするプリン
    タ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005111893A (ja) * 2003-10-09 2005-04-28 Dainippon Printing Co Ltd 画像出力装置
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