JP2001129627A - 拡管ビレット及びチューブの拡管方法 - Google Patents
拡管ビレット及びチューブの拡管方法Info
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- B21D53/08—Making other particular articles heat exchangers or parts thereof, e.g. radiators, condensers fins, headers of both metal tubes and sheet metal
Abstract
を用いてもフィン板同士の密着を防止し得ること。 【解決手段】 積層されたフィン板24,の開口縁にカ
ラー26が周設されて成るフィン孔30に挿通されたチ
ューブ32に挿入され、チューブを拡管すると共に、拡
管された拡管チューブによってフィン孔を拡径してチュ
ーブとフィン板とを一体化する拡管ビレット10におい
て、拡管ビレットの先端部18に最大外径Xの部分が形
成されていると共に、拡管ビレットの後端部20に、先
端部の最大外径Xの部分よりも大径の最大外径Yの部分
が形成され、且つ先端部の最大外径Xの部分が、先端部
をチューブに挿入して第1段目の拡管を施したとき、第
1段拡管チューブによってフィン孔を拡径し得ると共
に、第1段拡管チューブによるフィン孔の拡径率を、後
端部によって拡管された拡管チューブによるフィン孔の
拡径率よりも小とし得る外径に形成されている。
Description
ューブの拡管方法に関し、更に詳細には複数枚が積層さ
れて放熱層を構成する各フィン板の開口縁にカラーが周
設されて成るフィン孔に挿通されたチューブに挿入さ
れ、前記チューブを拡管すると共に、拡管された拡管チ
ューブによって前記フィン孔を拡径してチューブとフィ
ン板とを一体化する拡管ビレット及びチューブの拡管方
法に関する。
熱層には、熱交換効率の向上のため、熱媒が導通される
熱交換用チューブに複数枚のフィン板が一体化されてい
る。このように、熱交換用チューブに複数枚のフィン板
を一体化するため、通常、複数個のフィン孔が穿設され
たフィン板を積層して放熱層を形成した後、フィン孔に
熱交換用チューブを挿通し、次いで、熱交換用チューブ
を拡管して両者を一体化する。この際に、熱交換用チュ
ーブを拡管する拡管具として、図6に示す拡管ビレット
100が使用される。かかる拡管ビレット100は、最
大外径が拡管されたチューブの内径と等しい球状であっ
て、円錐状の装着部材106によってマンドレル102
の先端に装着される。この拡管ビレット100の装着
は、装着部材106に一体に設けられた螺部104に、
拡管ビレット100を挿通してマンドレル102の先端
に螺着することによってなされる。尚、装着部材106
に貫通された貫通孔108は、ドライバー等の先端を挿
入可能にして拡管ビレット100の装脱を容易とするた
めのものである。
ト100によって拡管されるチューブは、図7に示す様
に、フィン板110,110・・の各々に形成されたフ
ィン孔116に挿通されたチューブ12のである。この
フィン孔116は、フィン板110の開口縁に、先端部
が曲折されて鍔部114に形成されたカラー112が周
設されているものである。かかるフィン孔116に挿通
されたチューブ120に、図7に示す如く、最大外径D
の環状凸部が形成された拡管ビレット100を挿入する
ことによって、内径Tのチューブ120を拡管ビレット
100の最大外径Dと等しい内径T′まで拡管すること
ができる。ところで、通常、拡管ビレット100として
は、チューブ120とフィン板110,110・・とを
一体化するため、チューブ120に挿入して拡管を施し
た拡管チューブによってフィン孔116を拡径できる最
大外径Dの環状凸部が形成された拡管ビレットが使用さ
れる。チューブ120の外周面にカラー112の内周面
を密着させるためである。
によって、フィン板110が、図7に示すフィン板11
0′の如く移動し、上方又は下方のフィン板110と密
着する現象、いわゆるアベック現象が発生することがあ
る。かかるアベック現象が発生すると、熱交換器の性能
が損なわれ易い。このため、拡管の際に、チューブの急
激な拡管に起因するフィン板の移動によって発生する、
フィン板同士の密着を防止し得る拡管ビレットとして、
本出願人は、特開平7−124670号公報において、
図8に示す拡管ビレット200を提案した。図8に示す
拡管ビレット200は、拡管ビレット200をチューブ
120に挿入した際に、チューブ200の拡管を二段階
で行うように、拡管ビレット200の先端部202に形
成された環状凸部の最大外径Aと後端部204に形成さ
れた環状凸部の最大外径Bとが互いに異なり、且つ最大
外径A、最大外径B、及び拡管前のチューブ202の内
径Tが、T<A<Bの関係を満足するものである。
チューブ120は少なくとも二段階で拡管されるため、
拡管の際に一時に且つ急激にフィン孔に加えられる力を
分散できる。このため、チューブ120を図7に示す拡
管ビレット100によって拡管する場合に比較して、図
8に示す拡管ビレット200を用いて拡管することによ
って、フィン板110,110・・のアベック現象を低
減できる。しかしながら、図8に示す拡管ビレット20
0を用いても、依然としてフィン板110,110・・
のアベック現象が発生している。特に、最近の様に、熱
交換器の軽量化等のために薄板化されているフィン板を
用いる場合には、フィン板のアベック現象が発生し易
い。そこで、本発明の課題は、拡管の際に発生する、薄
板化されたフィン板を用いてもフィン板同士の密着を防
止し得る拡管ビレット及びチューブの拡管方法を提供す
ることにある。
ン板110,110・・のアベック現象が発生する原因
を検討したところ、フィン板のアベック現象は拡管ビレ
ットによる拡管が未拡管の個所にも発生している。かか
るアベック現象は、拡管が施された拡管チューブによっ
て拡径されたフィン孔では、フィン孔を形成するカラー
の長さが拡径前よりも長く延ばされていることに起因し
て発生しているものと考えられる。つまり、積層された
フィン板間では、図7に示す様に、フィン板110のフ
ィン孔116を形成するカラー112の鍔部114が、
下方のフィン板110に当接している。このため、拡径
されて延ばされたカラー112は、カラー112の鍔部
114が当接する未拡管部のチューブ部分に挿通されて
いるフィン孔のフィン板を押圧する。このフィン孔はチ
ューブに固着されておらず、フィン板は容易に押圧方向
に移動され、フィン板同士が密着するアベック現象が発
生する。この様なアベック現象を防止するには、図8に
示す拡管ビレット200を用いてチューブを二段階で拡
管する際に、第1段目の拡管で拡管された第1段拡管チ
ューブによってフィン孔116を拡径し、第1段拡管チ
ューブにフィン板を固着した後、後段の拡管を第1段拡
管チューブに施すことが有効と考え検討した結果、本発
明に到達した。
放熱層を構成する各フィン板の開口縁にカラーが周設さ
れて成るフィン孔に挿通されたチューブに挿入され、前
記チューブを拡管すると共に、拡管された拡管チューブ
によって前記フィン孔を拡径してチューブとフィン板と
を一体化する拡管ビレットにおいて、該チューブの拡管
を少なくとも二段階で施し得るように、少なくとも前記
拡管ビレットの先端部に最大外径Xの部分が形成されて
いると共に、前記拡管ビレットの後端部に、前記先端部
の最大外径Xの部分よりも大径の最大外径Yの部分が形
成され、且つ前記先端部の最大外径Xの部分が、前記先
端部をチューブに挿入して第1段目の拡管を施したと
き、第1段拡管チューブによって前記フィン孔を拡径し
得ると共に、前記第1段拡管チューブによるフィン孔の
拡径率を、前記後端部によって拡管された拡管チューブ
によるフィン孔の拡径率よりも小とし得る外径に形成さ
れていることを特徴とする拡管ビレットにある。
層を構成する各フィン板の開口縁にカラーが周設されて
成るフィン孔に挿通したチューブに拡管ビレットを挿入
し、前記チューブを拡管すると共に、拡管された拡管チ
ューブによって前記フィン孔を拡径してチューブとフィ
ン板とを一体化する際に、該拡管ビレットを挿入して前
記チューブに第1段目の拡管を施すと共に、前記第1段
目の拡管によって形成された第1段拡管チューブを介し
て前記フィン孔を拡径した後、前記第1段拡管チューブ
に後段の拡管を施し、前記第1段目の拡管によって拡径
したフィン孔の拡径率よりも大なる拡径率でフィン孔を
拡径することを特徴とするチューブの拡管方法でもあ
る。
施された第1段拡管チューブによって拡径するフィン孔
の拡径幅Waと、各段の拡管によって拡径するフィン孔
の拡径幅の合計拡径幅Wcとの比(Wa/Wc)を1/
10とすることによって、フィン孔のカラーの高さを実
質的に高くすることなくフィン孔を第1段拡管チューブ
に固着できる。また、拡管ビレットとして、拡管ビレッ
トとして、先端部に最大外径Xの環状凸部が形成されて
いると共に、後端部に最大外径Yの環状凸部が形成され
ている拡管ビレットを用いることによって、拡管ビレッ
トを容易に形成できる。
れて成る複数枚のフィン板の各々を、カラーの先端が他
のフィン板に当接するように積層した後、このフィン孔
に挿通したチューブに拡管ビレットを挿入して少なくと
も二段階で拡管すると共に、拡管された拡管チューブに
よってフィン孔を拡径してチューブとフィン板とを一体
化する際に、先ず、挿入した拡管ビレットの先端部でチ
ューブに第1段目の拡管を施すと共に、この第1段の拡
管によって形成された第1段拡管チューブを介してフィ
ン孔を拡径する。かかるフィン孔の拡径によって、フィ
ン孔を第1段拡管チューブに固着できる。このため、そ
の後、チューブとフィン板とを一体化すべく、後段の拡
管を第1段拡管チューブに施し、第1段の拡管によって
拡径したフィン孔の拡径率よりも大なる拡径率でフィン
孔を拡径しても、後段の拡管によるフィン孔の拡径によ
って延びたカラーにより押圧される他のフィン板は拡管
チューブに固着されているため、他のフィン板の移動を
阻止できる結果、フィン板のアベック現象を防止でき
る。
を図1に示す。図1の拡管ビレット10は、チューブに
挿入した際に、チューブの拡管を二段階で行うように、
先端部18と後端部20との各々に環状凸部が形成され
ている。この先端部18と後端部20とから成る拡管ビ
レット10は、円錐状の装着部材14によってマンドレ
ル12の先端に装着される。この拡管ビレット10の装
着は、装着部材14に一体に設けられた螺部16に、拡
管ビレット100を挿通してマンドレル102の先端に
螺着することによってなされる。尚、装着部材14に貫
通された貫通孔22は、ドライバー等の先端を挿入可能
にして拡管ビレット10の装脱を容易とするためのもの
である。
に、先端部18に形成された環状凸部の最大外径Xの部
分が後端部20に形成された環状凸部の最大外径Yの部
分よりも小径に形成されている。この拡管ビレット10
の先端部18に形成された環状凸部の最大外径Xと、後
端部20に形成された環状凸部の最大外径Yと、拡管前
のチューブ32の内径Tとの関係は、T<X<Yである。
ここで、拡管ビレット10の先端部18に形成された環
状凸部の最大外径Xの部分は、先端部18をチューブ3
2に挿入して第1段目の拡管を施したとき、第1段拡管
チューブによってフィン孔30を拡径し得る外径に形成
されている。更に、拡管ビレット10の後端部20に形
成された環状凸部の最大外径Yの部分は、後端部20に
よって拡管された拡管チューブによるフィン孔30の拡
径率を、先端部18よるフィン孔30の拡径率よりも大
とし得る外径に形成されている。
す様に、フィン板24,24・・の各々の開口縁に、先
端部が曲折されて鍔部28に形成されたカラー26が周
設されて成るフィン孔30に挿通された内径Tのチュー
ブ32に挿入すると、先ず、拡管ビレット10の先端部
18に形成された環状凸部の最大外径Xの部分によっ
て、内径Tのチューブ32に第1段目の拡管を施す。こ
の第1段目の拡管によって拡管された第1段拡管チュー
ブは、フィン孔30のカラー26の内面を押圧してフィ
ン孔30を拡径する。この様に、第1段目の拡管による
フィン孔30の拡径によって、フィン孔30のカラー2
6の内面と第1段拡管チューブとを固着できるため、フ
ィン孔30が形成されたフィン板24を第1段拡管チュ
ーブに固着できる。次いで、第1段拡管チューブには、
拡管ビレット10の後端部20に形成された環状凸部の
最大外径Yの部分によって第2段目の拡管が施され、第
1段拡管チューブを所望の内径T′の第2段拡管チュー
ブとすることができる。かかる第2段目の拡管の際に、
拡管された第2段拡管チューブによって、第1段拡管チ
ューブによって拡径されたフィン孔30を更に拡径でき
る。このため、フィン孔30のカラー26と第2段拡管
チューブとを一体化でき、フィン孔30が形成されたフ
ィン板24と第2段拡管チューブとを一体化できる。
管とをチューブに施す拡管ビレット10は、その先端部
18に形成された環状凸部の最大外径Xの部分が、先端
部18によって拡管された第1段拡管チューブによるフ
ィン孔30の拡径率を、後端部20よるフィン孔30の
拡径率よりも小とし得る外径に形成されている。このた
め、第1段目の拡径率は、第2段目の拡径率よりも小さ
くでき、第1段目の拡管の際に、第1段拡管チューブに
フィン孔30を固着すべく、フィン孔30を形成するカ
ラー26の延びを実質的に無視できる程度の拡管率でチ
ューブ32を拡管することも可能である。次いで、拡管
ビレット10を形成する後端部20に形成された環状凸
部の最大外径Yの部分で第2段目の拡管を第1段拡管チ
ューブに施すことによって、所望の内径T′に拡管でき
る。かかる第2段目の拡管の際に、第2段拡管チューブ
によってフィン孔30が拡径され、フィン孔30を形成
するカラー26に延びが発生する。このカラー26の延
びは、拡径されたカラー26の鍔部26やフィン板24
に一部が当接する他のフィン板を押圧する。しかし、図
2に示す様に、他のフィン板のフィン孔に挿通されてい
るチューブには、第1段目の拡管又は第2段階の拡管が
施されており、他のフィン板のフィン孔は拡管チューブ
に固着されている。このため、第2段目の拡管の際に、
第2段目の拡管が施されるフィン板やフィン孔のカラー
が当接する他のフィン板は、その押圧される方向に移動
することはない。
されたフィン孔30を拡径すると、フィン孔30を形成
するカラー26に延びが発生する。このカラー26は、
フィン板24の開口縁に周設されており、先端部は曲折
されて鍔部28に形成されている。かかるカラー26の
延びを具体的なフィン孔30について計算する。ここ
で、フィン板24の厚さtを0.1mm、フィン孔30
の開口径Hを9.91mm、カラー26とフィン板24
との境界部の半径R及びカラー26と鍔部28との境界
部の半径Rを共に0.1mm、カラー26の長さLを
1.2mmとし、フィン孔30の開口径Hを9.9mm
から10.0mmに拡径した場合、カラー26の長さL
は、1.228mmとなり、拡径前よりも0.028m
mほど長くなる。この様なカラー26の延びが、例えば
積層された400枚のフィン板24,24・・の各々で
発生したとすると、合計で11.2mmの延びとなる。
拡径によるカラー26の延びは、拡径が施されるフィン
孔30のカラー26の鍔部28が当接している他のフィ
ン板、及び拡径が施されるフィン板30に当接している
他のフィン板のフィン孔を形成するカラーを押圧する。
このことを図8によって説明する。図8に示す拡管ビレ
ット200によれば、チューブ120は二段階で拡管さ
れるが、フィン板110に形成されたフィン孔116
は、拡管ビレット200の後端部204に形成された環
状凸部の最大外径Bの部分のみによって拡径されてい
る。このため、フィン孔112の拡径に起因するカラー
112の延びは、拡管ビレット200の後端部204に
よって拡径されるフィン孔116aのみ発生する。かか
るカラー112aの延びによる押圧力は、フィン孔11
6aが形成されたフィン板110aに鍔部114bが当
接するフィン板110b、及びカラー112aの鍔部1
14aが当接するフィン板110に作用する。しかし、
フィン板110bのフィン孔116bは、拡管ビレット
200の後端部204によって拡径が終了して拡管チュ
ーブに固着されているため、カラー112aの延びに起
因する押圧によってフィン板110bは移動されること
はない。他方、フィン板110のフィン孔116は、拡
管ビレット200の先端部202によって拡径されてお
らず、フィン孔116は第1拡管チューブに未固着の状
態にある。このため、カラー112aの延びに起因する
押圧によってフィン板110は容易に移動され、フィン
板同士が密着するアベック現象が発生し易い。
れば、チューブ32は二段階で拡管され、フィン板24
のフィン孔30も二段階で拡径される。この二段階の拡
管のうち、第1段目のフィン孔30の拡径率は、第2段
目の拡径率よりも小さい。このため、フィン孔30の拡
径によって発生するカラー26の延びによる影響は、主
として第2段階のフィン孔30の拡径によって生じる。
しかし、拡管ビレット10の先端部18によって第1段
目の拡径が施されたフィン孔30aは、拡管ビレット1
0の先端部18によって第1段目の拡管が施された第1
段拡管チューブに固着され、且つ二段階の拡径が施され
たフィン孔30′も、二段階の拡管が施された拡管チュ
ーブに固着されている。この様に、第2段目の拡径が施
されるフィン孔26bが形成されたフィン板24bに当
接する鍔部30′が形成されたカラー26′、及びカラ
ー26bの鍔部28bが当接するフィン板24aが、共
に拡管チューブに固着されている。このため、フィン孔
26bに施された第2段目の拡径に起因して発生したカ
ラー26bの延びによってフィン板24a及びカラー2
6′が押圧されても、フィン板24a、24′の移動を
防止でき、フィン板のアベック現象を防止できる。尚、
第2段目のフィン孔30bの拡径によって生じたカラー
26bの延びは、鍔部28bが矢印Bの方向に曲折され
て吸収される。
施す際に、その拡径率を大きくすると、第1段目の拡径
が施されたフィン孔30aのカラー26aの延びによる
押圧によって、チューブ32に未固着であるフィン孔3
0が形成されたフィン板24を移動させる。このため、
第1段目の拡径率をカラー26aの延びを実質的に無視
できる程度とすることが好ましい。かかる拡管ビレット
10としては、その先端部18に形成された環状凸部の
最大外径Xの部分が、拡管ビレット10をチューブ32
に挿入して第1段目の拡管によって拡管された第1段拡
管チューブによるフィン孔30aの拡径幅Waと、第1
段目と第2段目との拡管によって拡径されたフィン孔3
0bの拡径幅の合計拡径幅Wcとの比(Wa/Wc)を
1/10とし得る外径に形成された拡管ビレット10を
用いることが好ましい。すなわち図3に示すフィン板2
4に形成された内径Hが9.9mmのフィン孔30を、
二段階の拡径によって内径10.0mmに拡径する場
合、第1段目の拡径によってフィン孔30を9.91m
mとし得る拡管ビレット10を用いることが好ましい。
この程度の第1段目の拡径では、フィン孔30のカラー
26の延びを実質的に無視できる程度とすることができ
る。
は、先端部18と後端部20との境界近傍に谷部が存在
するため、チューブ32を拡管する際の摩擦抵抗を少な
くすることができる。唯、この谷部は、図2に示す如
く、第1段目の拡管が完了したチューブ32の内周面と
の間に空隙部34を形成する。このため、空隙部34に
対応するチューブ32の部分に、スプリングバック現象
に因る縮径が発生するおそれがある。従って、スプリン
グバック現象し易い材料等から成るチューブ32を拡管
する場合、図4に示す拡管ビレット50を使用すること
が好ましい。図4に示す拡管ビレット50も、図1に示
す拡管ビレット10と同様に、円錐状の装着部材14に
設けられた螺部16に挿通され、マンドレル12の先端
に螺着されている。かかる拡管ビレット50にも、その
先端部52と後端部54とが設けられ、後端部54に
は、最大外径Yの環状凸部が形成されている。一方、先
端部52には、後端部54との境界から先端方向に外径
Xの筒状部が形成されていると共に、筒状部の先端はテ
ーパー状に形成されている。従って、先端部52の最大
外径と筒状部の外径Xとは一致する。このため、図5に
示す拡管ビレット50においては、先端部52と後端部
54との間に谷部は形成されない。尚、拡管ビレット5
0の第1段面目の拡管は、筒状部とテーパー状先端との
境界56の近傍によって施される。
先端部52に形成された外径X(最大外径)の筒状部
は、後端部20に形成された環状凸部の最大外径Yより
も小径に形成されている。このため、拡管ビレット50
の先端部18を形成する筒状部の外径Xと、後端部20
に形成された環状乎凸部の最大外径Yと、拡管前のチュ
ーブ32の内径Tとの関係は、T<X<Yである。ここ
で、拡管ビレット50の先端部52に形成された外径X
の筒状部は、図5に示す様に、先端部18をチューブ3
2に挿入して第1段目の拡管を施したとき、第1段拡管
チューブによってフィン孔30を拡径し得る外径であ
る。更に、拡管ビレット50の先端部52に形成された
外径Xの筒状部は、先端部52よって拡管された拡管チ
ューブによるフィン孔30の拡径率を、後端部54よる
フィン孔30の拡径率よりも小とし得る外径に形成され
ている。かかる図4に示す拡管ビレット50をチューブ
32に挿入すると、図5に示す様に、先端部52の境界
56の近傍で第1段目の拡管が施された第1段拡管チュ
ーブによって、フィン孔30に第1段目の拡径を施し、
第1段拡管チューブに拡径されたフィン孔30aを固着
する。更に、第1段拡管チューブには、後端部54に形
成された環状凸部の最大外径Yの部分で第2段目の拡管
が施され、この拡管チューブによってフィン孔30aに
第2段目の拡径が施される。
段拡管チューブと第2段目の拡管が施される拡管チュー
ブとの間には、図5に示す様に、拡管チューブの内周面
と先端部52の筒状部と密着状態にあり、図2に示す間
隙部34は形成されない。その結果、拡管ビレット10
の途中に形成される図2に示す間隙部34の箇所におい
て、スプリングバック現象の発生が懸念されるチューブ
を拡管しても、図4に示す拡管ビレット50を使用する
ことによって、第1段目の拡管が施された第1段拡管チ
ューブにスプリングバック現象を発生させることなく第
2段目の拡管をスムーズに施すことができる。
ブに二段階の拡管を施す拡管ビレットであるが、三段階
の拡管をチューブに施し得る様に、環状凸部が三段に形
成された拡管ビレットにも、本発明を適用できる。更
に、1個の拡管ビレットによってチューブに二段階の拡
管を施しているが、第1段目の拡管用の拡管ビレット
と、第2段目の拡管用の拡管ビレットとを別個に形成
し、チューブに各拡管ビレットを順次挿入することによ
って、二段階の拡管を施してもよい。また、これまで述
べてきた拡管ビレットは、家庭用ルームクーラー等に使
用される熱交換器の製造に用いられる拡管ビレットにつ
いて説明してきたが、化学工業等に使用される熱交換器
用チューブの拡管に用いられる拡管ビレットにも適用で
きることは勿論のことである。ところで、先述した特開
平7−124670号公報には、第1段の拡管の際に、
フィン孔を形成するカラーの内面に第1段拡管チューブ
が接触し、カラーの内面に僅かに拡管力が加えられても
よい旨が記載されているが、第1段拡管チューブが接触
する程度では、第1段拡管チューブによってフィン孔を
到底拡径することはできず、第1段拡管チューブとフィ
ン孔とを固着し、第2段目の拡管を第1段拡管チューブに
施すことはできない。
同士の密着を可及的に防止でき、得られた熱交換器の不
良率の低下を図ることができる。
である。
及びフィン孔の拡径を説明する部分断面図である。
図である。
及びフィン孔の拡径を説明する部分断面図である。
ある。
及びフィン孔の拡径を説明する部分断面図である。
及びフィン孔の拡径を説明する部分断面図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 複数枚が積層されて放熱層を構成する各
フィン板の開口縁にカラーが周設されて成るフィン孔に
挿通されたチューブに挿入され、前記チューブを拡管す
ると共に、拡管された拡管チューブによって前記フィン
孔を拡径してチューブとフィン板とを一体化する拡管ビ
レットにおいて、 該チューブの拡管を少なくとも二段階で施し得るよう
に、少なくとも前記拡管ビレットの先端部に最大外径X
の部分が形成されていると共に、前記拡管ビレットの後
端部に、前記先端部の最大外径Xの部分よりも大径の最
大外径Yの部分が形成され、 且つ前記先端部の最大外径Xの部分が、前記先端部をチ
ューブに挿入して第1段目の拡管を施したとき、第1段
拡管チューブによって前記フィン孔を拡径し得ると共
に、前記第1段拡管チューブによるフィン孔の拡径率
を、前記後端部によって拡管された拡管チューブによる
フィン孔の拡径率よりも小とし得る外径に形成されてい
ることを特徴とする拡管ビレット。 - 【請求項2】 拡管ビレットを構成する先端部の最大外
径Xの部分が、前記先端部によって拡管された第1段拡
管チューブによるフィン孔の拡径幅Waと、前記拡管ビ
レットの先端部及び後端部の拡管によって拡径されたフ
ィン孔の拡径幅の合計拡径幅Wcとの比(Wa/Wc)
を1/10とし得る外径に形成されている請求項1記載
の拡管ビレット。 - 【請求項3】 拡管ビレットの先端部に最大外径Xの環
状凸部が形成されていると共に、前記拡管ビレットの後
端部に最大外径Yの環状凸部が形成されている請求項1
又は請求項2記載の拡管ビレット。 - 【請求項4】 開口縁にカラーが周設されて成る複数枚
のフィン板の各々を、前記カラーの先端が他のフィン板
に当接するように積層した後、前記フィン孔に挿通した
チューブに拡管ビレットを挿入し、前記チューブを少な
くとも二段階で拡管すると共に、拡管された拡管チュー
ブによって前記フィン孔を拡径してチューブとフィン板
とを一体化する際に、 該拡管ビレットを挿入して前記チューブに第1段目の拡
管を施して第1段拡管チューブと成すと共に、前記第1
段拡管チューブを介して前記フィン孔を拡径した後、 前記第1段拡管チューブに後段の拡管を施し、前記第1
段目の拡管によって拡径されたフィン孔の拡径率よりも
大なる拡径率でフィン孔を拡径することを特徴とするチ
ューブの拡管方法。 - 【請求項5】 拡管ビレットとして、チューブの拡管を
少なくとも二段階で施し得るように、少なくとも前記拡
管ビレットの先端部に最大外径Xの部分が形成されてい
ると共に、前記拡管ビレットの後端部に、前記先端部の
最大外径Xの部分よりも大径の最大外径Yの部分が形成
され、 且つ前記先端部の最大外径Xの部分が、前記先端部をチ
ューブに挿入して第1段目の拡管を施したとき、第1段
拡管チューブによって前記フィン孔を拡径し得ると共
に、前記第1段拡管チューブによるフィン孔の拡径率
を、前記先端部によって拡管された拡管チューブによる
フィン孔の拡径率よりも小とし得る外径に形成されて成
る拡管ビレットを用いる請求項4記載のチューブの拡管
方法。 - 【請求項6】 第1段目の拡管が施された第1段拡管チ
ューブによって拡径するフィン孔の拡径幅Waと、各段
の拡管によって拡径するフィン孔の拡径幅の合計拡径幅
Wcとの比(Wa/Wc)を1/10とする請求項4又
は請求項5記載のチューブの拡管方法。 - 【請求項7】 拡管ビレットとして、先端部に最大外径
Xの環状凸部が形成されていると共に、後端部に最大外
径Yの環状凸部が形成されている拡管ビレットを用いる
請求項4〜6のいずれか一項記載のチューブの拡管方
法。
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