JP2001129376A - オゾン水製造方法及び製造装置 - Google Patents
オゾン水製造方法及び製造装置Info
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Abstract
を提供する。 【解決手段】 原料水とオゾン発生装置1で発生したオ
ゾンガスとをオゾンガス混合ユニット3で混合すること
によりオゾン水2を製造する際に、原料水として炭酸水
を用いて、炭酸水とオゾンガスとを混合してオゾン水2
を製造することにより、炭酸ガスをオゾン水2に供給し
た場合に比べて少ない炭酸ガス量で炭酸含有オゾン水2
を得ることができる。
Description
及び製造装置に関する。
等の殺菌、脱臭、漂白等が行われるようになった。この
オゾン水は原料水とオゾンガスとを混合したものであ
る。しかし、オゾン水は半減期が短く、オゾン濃度が低
下しやすい。
を酸性にすることにより、オゾン水の半減期を長くした
り、オゾン濃度を高くすることが提案された(特願平4
−294333号)。
ン水製造方法においてpHを酸性にするために炭酸ガス
を用いたのは、オゾン水の水質を酸性にすることによ
り、オゾン水の自己分解が抑制され、使用時に希望のオ
ゾン水濃度を維持することができるとの考えからであ
る。
大量の炭酸ガス(ガスボンベ)や炭酸ガス製造装置等の
設備が必要であるという問題があった。
し、炭酸ガスの供給量を抑えたオゾン水製造方法及び製
造装置を提供することにある。
に本発明のオゾン水製造方法は、原料水とオゾン発生装
置で発生したオゾンガスとを混合することによりオゾン
水を製造するオゾン水製造方法において、原料水として
炭酸水を用いるものである。
は、濃度が5.7g/L以下である炭酸水を用いるのが
好ましい。
は、純水:炭酸ガスの比が100:1以下である炭酸水
を用いてもよい。
を発生するオゾン発生装置と、オゾンガスと原料水とを
混合してオゾン水を生成するオゾンガス混合ユニットと
を備えたオゾン水製造装置において、純水と炭酸ガスと
を混合した炭酸水を原料水としてオゾンガス混合ユニッ
トに供給する炭酸水供給装置を設けたものである。
の炭酸水供給装置は、炭酸ガスが充填された炭酸ガスボ
ンベと、炭酸ガスボンベ内の炭酸ガスと純水とを混合し
て炭酸水を生成するガス混合ユニットとで構成されても
よい。
混合してオゾン水を製造することにより、炭酸ガスをオ
ゾン水に供給した場合に比べて少ない量で炭酸含有オゾ
ン水を得ることができる。これはオゾン水の流路の下流
側ほどオゾンが分解しやすいので、オゾンの分解を阻止
するには下流ほど大量の炭酸ガスが必要となるからであ
り、逆にいえばオゾン水の流路の上流側ほどオゾンが分
解しやすいので炭酸ガスの量が少なくて済む。すなわ
ち、タンク内のオゾン水やオゾンガス混合ユニットに炭
酸ガスを供給するよりもオゾンガス混合ユニットに炭酸
水を供給した方が炭酸ガスの供給量を抑えることができ
る。
図面に基づいて詳述する。
適用したオゾン水製造装置の一実施の形態を示す概念図
であり、図1(b)は図1(a)に示したオゾン水製造
装置に用いられる炭酸水供給装置の概念図である。
するオゾン発生装置1と、オゾンガスと原料水とを混合
してオゾン水2を生成するオゾンガス混合ユニット3
と、炭酸水を原料水としてオゾンガス混合ユニット3に
供給する炭酸水供給装置4とで構成されている。オゾン
ガス混合ユニット3で生成されたオゾン水2はタンク5
に貯蔵されるようになっている。タンク5に貯蔵された
オゾン水2はポンプ6によりオゾンガス混合ユニット3
の炭酸水供給部3aに供給されることによりオゾン水2
が循環されてオゾン濃度が高くなるようになっている。
填された炭酸ガスボンベ7と、純水と炭酸ガスボンベ7
内の炭酸ガスとを混合して炭酸水を生成するガス混合ユ
ニット8とで構成されている。
合ユニット8により純水とオゾンガスとが混合されて炭
酸水が生成されると共に、オゾン発生装置1によりオゾ
ンガスが発生する。ガス混合ユニット8で生成した炭酸
水と、オゾン発生装置1で発生したオゾンガスとがオゾ
ンガス混合ユニット3で混合されてオゾン水2が生成さ
れる。生成したオゾン水2はタンク5に貯蔵される。タ
ンク5内に貯蔵されたオゾン水2がポンプ6によりオゾ
ンガス混合ユニット3内に強制的に供給されて循環する
ことによりタンク5内のオゾン水2のオゾン濃度が上昇
する。
水と炭酸ガスを混合して炭酸水を生成し、その炭酸水と
オゾンガスとを混合してオゾン水を製造することによ
り、炭酸ガスをタンク5内のオゾン水2に供給したり、
オゾンガス混合ユニット3に炭酸ガスを供給したりする
従来例に比べ、少ない量で炭酸含有オゾン水を得ること
ができる。これはオゾン水の生成流路の下流側ほどオゾ
ンが分解しやすいので、オゾンの分解を阻止するには下
流ほど大量の炭酸ガスが必要となるからであり、逆にい
えばオゾン水2の生成流路の上流側ほどオゾンが分解し
やすいので炭酸ガスの量が少なくて済む。すなわち、タ
ンク5内のオゾン水2やオゾンガス混合ユニット3に炭
酸ガスを供給するよりも、オゾンガス混合ユニット3に
炭酸水を供給した方が炭酸ガスの供給量を抑えることが
できる。
いは純水:炭酸ガスの比が100:1以下であるのが好
ましい。
(a)、(b)のオゾン水製造装置に示した方法の他、
以下の方法を用いてもよい。
け、この渦流ポンプの吸い込み側にオゾンガスを供給し
てオゾンガスを炭酸水に混合させる方法。
用いてオゾンガスを炭酸水に混合させる方法。
け、このイジェクタの吸込み側にオゾンガスを供給して
オゾンガスを炭酸水に混合させる方法。
な優れた効果を発揮する。
法の提供を実現することができる。
オゾン水製造装置の一実施の形態を示す概念図であり、
(b)は(a)に示したオゾン水製造装置に用いられる
炭酸水供給装置の概念図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 原料水とオゾン発生装置で発生したオゾ
ンガスとを混合することによりオゾン水を製造するオゾ
ン水製造方法において、上記原料水として炭酸水を用い
ることを特徴とするオゾン水製造方法。 - 【請求項2】 上記濃度が5.7g/L以下である炭酸
水を用いる請求項1に記載のオゾン水製造方法。 - 【請求項3】 純水:炭酸ガスの比が100:1以下で
ある炭酸水を用いる請求項1に記載のオゾン水製造方
法。 - 【請求項4】 オゾンガスを発生するオゾン発生装置
と、該オゾンガスと原料水とを混合してオゾン水を生成
するオゾンガス混合ユニットとを備えたオゾン水製造装
置において、純水と炭酸ガスとを混合した炭酸水を原料
水として上記オゾンガス混合ユニットに供給する炭酸水
供給装置を設けたことを特徴とするオゾン水製造装置。 - 【請求項5】 上記炭酸水供給装置は、炭酸ガスが充填
された炭酸ガスボンベと、該炭酸ガスボンベ内の炭酸ガ
スと純水とを混合して炭酸水を生成するガス混合ユニッ
トとで構成された請求項4に記載のオゾン水製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31709299A JP2001129376A (ja) | 1999-11-08 | 1999-11-08 | オゾン水製造方法及び製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31709299A JP2001129376A (ja) | 1999-11-08 | 1999-11-08 | オゾン水製造方法及び製造装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001129376A true JP2001129376A (ja) | 2001-05-15 |
Family
ID=18084356
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31709299A Pending JP2001129376A (ja) | 1999-11-08 | 1999-11-08 | オゾン水製造方法及び製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001129376A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007325981A (ja) * | 2006-06-06 | 2007-12-20 | Chlorine Eng Corp Ltd | 循環型オゾン水製造装置及び該装置の運転方法 |
JP2009039717A (ja) * | 2001-04-06 | 2009-02-26 | Scott Nicol | 炭酸化システム及び方法 |
WO2020046994A1 (en) * | 2018-08-29 | 2020-03-05 | Mks Instruments | Ozonated water delivery system and method of use |
-
1999
- 1999-11-08 JP JP31709299A patent/JP2001129376A/ja active Pending
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US11518696B2 (en) | 2018-08-29 | 2022-12-06 | Mks Instruments | Ozonated water delivery system and method of use |
JP7422135B2 (ja) | 2018-08-29 | 2024-01-25 | エムケーエス インストゥルメンツ,インコーポレイテッド | オゾン水デリバリシステム及び使用方法 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
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