JP2001129353A - 排ガス処理装置のガス流路切替え方法 - Google Patents

排ガス処理装置のガス流路切替え方法

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JP2001129353A
JP2001129353A JP31109099A JP31109099A JP2001129353A JP 2001129353 A JP2001129353 A JP 2001129353A JP 31109099 A JP31109099 A JP 31109099A JP 31109099 A JP31109099 A JP 31109099A JP 2001129353 A JP2001129353 A JP 2001129353A
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denitration
exhaust gas
denitration reactor
reactor
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Kiyotaka Takeuchi
清高 竹内
Toru Ogasawara
徹 小笠原
Masato Mukai
正人 向井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 脱硝触媒を被毒させることなく、かつボイラ
の運転を停止することなく、排ガス流を切り換えること
ができる、排ガス処理装置のガス流路切替え方法を提供
する。 【解決手段】 脱硝反応器1を流通する排ガス25をバ
イパス流路14を流通するように切り換えるに際し、排
ガス25が脱硝反応器1を流通している状態のまま、N
3 注入管6によるNH3 の注入を停止して該NH3
入管から空気を注入し、脱硝触媒層2の入口と出口のN
Ox濃度がほぼ同一となった後バイパスダンパ3を開け
るとともに脱硝反応器の入口ダンパ4を閉じ、次に、脱
硝触媒層2の入口と出口のO2 濃度がほぼ同一となった
のち脱硝反応器1の出口ダンパ5を閉じるとともにNH
3 注入管6からの空気の注入を停止させること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、排ガス処理装置の
ガス流路切替え方法に係り、特に、ボイラの運転中に触
媒を充填した触媒反応器を流通する排ガスを、前記触媒
反応器をバイパスするバイパス流路に切り換えるガス流
路切替え方法であって、ガス流路切替え後触媒反応器内
に滞留する排ガスに含まれる触媒被毒成分による触媒の
被毒を防止することができる、排ガス処理装置のガス流
路を切替え方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、脱硝触媒反応器を有する排ガス処
理装置において、前記排ガスを脱硝処理する必要がなく
なった場合、またはボイラを停止する際に、脱硝反応器
を流通する排ガス流を、該脱硝反応器をバイパスするバ
イパス流路に切り換える場合、単に、バイパスダンパを
開け、その後脱硝反応器出入り口のダンパを閉じる方
法、またはボイラを一旦停止し、その後ダンパを切替え
てバイパス流路側へ排ガスを流す方法が採用されてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術のガス流路切替え方法は、ガス流れを切り換えた
のち、脱硝反応器内に排ガスが滞留するので、反応器自
体の温度が放熱によって低下すると前記排ガス中の水分
がドレンとなって脱硝触媒上に凝縮し、これによって脱
硝触媒自体が濡れるという問題があった。そして、前記
排ガスが、石炭焚き燃焼排ガスや油焚き燃焼排ガスの場
合、排ガス中のばい塵にアルカリ金属、重金属等の触媒
被毒成分が存在し、これが脱硝触媒表面に付着して触媒
細孔内に拡散することにより、脱硝触媒が被毒するとい
う問題があった。
【0004】また、このような事態を避けるために、排
ガス流を切り換える際、一旦ボイラの運転を停止し、脱
硝反応器内を空気でパージしたのち、各ダンパを切り換
える方法が採用されていたが、この方法では、ボイラの
起動停止に伴うエネルギー損失が増大し、可動効率の低
下または運転費用の増大を招くという問題があった。
【0005】本発明の課題は、上記従来技術の問題点を
解決し、触媒反応器内の脱硝触媒を被毒させることな
く、かつボイラの運転を停止することなく、排ガス流
を、脱硝反応器側から該脱硝反応器をバイパスするバイ
パス流路側に切り換えることができる、排ガス処理装置
のガス流路切替え方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題は、ガス流路に
設けられたダンパを切り換えたのち、既設の設備を利用
して脱硝反応器内の排ガスを空気で置換することによっ
て解決される。すなわち、上記課題を解決するため、本
願で特許請求する発明は、以下のとおりである。 (1)ボイラと、該ボイラの排ガス煙道に設けられた脱
硝反応器と、該脱硝反応器内に充填された脱硝触媒層
と、該脱硝触媒層にアンモニアを注入するアンモニア注
入管と、前記脱硝反応器の入口および出口にそれぞれ設
けられたダンパと、前記脱硝反応器をバイパスするバイ
パス流路と、該バイパス流路に設けられたバイパスダン
パとを有する排ガス処理装置のガス流路切替え方法であ
って、前記脱硝反応器を流通する排ガスを前記バイパス
流路を流通するように切り換えるに際し、前記排ガスが
脱硝反応器を流通している状態のまま、前記アンモニア
注入管によるアンモニアの注入を停止して該アンモニア
注入管から空気を注入し、前記脱硝触媒層の入口と出口
の窒素酸化物濃度がほぼ同一となったのち前記バイパス
ダンパを開けるとともに前記脱硝反応器の入口ダンパを
閉じ、次に、前記脱硝触媒層の入口と出口の酸素濃度が
ほぼ同一となったのち前記脱硝反応器の出口ダンパを閉
じるとともに前記アンモニア注入管からの空気の注入を
停止させることを特徴とする、排ガス処理装置のガス流
路切替え方法。
【0007】(2)前記バイパスダンパを開ける操作と
脱硝反応器の入口ダンパを閉じる操作を徐々に行うこと
を特徴とする上記(1)に記載の、排ガス処理装置のガ
ス流路切替え方法。 (3)前記脱硝反応器出口ダンパを閉じ、アンモニア注
入管からの空気の注入を停止させたのち、前記脱硝反応
器内に滞留するガスの一部を抜き出し、除湿したのち前
記脱硝反応容器に戻す、循環除湿操作を前記脱硝反応器
内の湿度が所定値以下になるまで継続することを特徴と
する上記(1)または(2)に記載の、排ガス処理装置
のガス流路切替え方法。
【0008】
【発明の実施の形態】次に本発明を図面を用いて詳細に
説明する。図1は、本発明が適用される排ガス処理装置
の装置系統図である。図1において、この装置は、ボイ
ラ17と、該ボイラ17の排ガス煙道27に設けられた
脱硝反応器1と、該脱硝反応器1内に充填された脱硝触
媒層2と、該脱硝触媒層2にアンモニアを注入するアン
モニア注入管6と、前記脱硝反応器1の入口および出口
にそれぞれ設けられたダンパ4、4および5と、前記脱
硝反応器1をバイパスするバイパス流路としてのバイパ
スダクト14と、該バイパスダクト14に設けられたバ
イパスダンパ3、3とを有する排ガス処理装置の、前記
脱硝反応器1の入口に設けられたNOx・O2 計7およ
び出口側に設けられた出口NOx・O 2 計8と、前記ア
ンモニア注入ノズル6とアンモニア供給源19とを連結
するアンモニア供給ライン10と、該アンモニア供給ラ
イン10に設けられたアンモニア遮蔽弁12、アンモニ
ア−空気混合器11、希釈アンモニア遮断弁13と、前
記脱硝反応器1の脱硝触媒層2出口と前記アンモニア供
給ライン10のアンモニア注入ノズル6の前流側とを連
結する除湿ライン20と、該除湿ライン20に設けられ
た再生式除湿装置15および付属ファン28と、前記ボ
イラ17に空気供給ライン21を介して空気26を供給
する押込通風ファン(FDF)16と、前記空気供給ラ
イン21と前記脱硝反応器1出口の排ガス煙道27との
間で熱量の授受を行う再生式エアヒータ18と、前記F
DF16出口の空気供給ライン21を分岐して前記アン
モニア−空気混合器11に連結するアンモニア希釈空気
ライン9と、該アンモニア希釈空気ライン9から分岐し
て前記脱硝反応器1の入口弁4、4間に連通する空気ラ
イン22と、該空気ライン22を分岐して前記してバイ
パスダクト14のバイパスダンパ3、3間に連通する分
岐空気ライン23とから主として構成されており、排ガ
ス25が脱硝反応器1を流通する経路を脱硝反応経路
と、バイパスダクト14を流通する経路をバイパス経路
という。24は、煙突である。
【0009】このような構成において、ボイラ17から
排出されるNOx含有排ガス25は、通常、排ガス煙道
27を流通し、反応器入口ダンパ4、4を経て脱硝反応
器1に流入し、排ガス中のNOxは、アンモニア注入ノ
ズル6から注入される所定濃度のアンモニアと接触し、
脱硝触媒層2の存在下、例えば350〜380℃でN 2
に還元される。このようにして脱硝処理された排ガス2
5は脱硝反応器1から流出し、再生式エアヒータ18に
おいてボイラ17に導入される空気26を加熱して温度
が低下したのち、処理ガスとして煙突24を経て大気に
放出される。このような排ガス処理操作中に、排ガス2
5のNOx濃度が著しく低下して脱硝処理が不要になっ
た場合、またはボイラ17を停止する際等に、脱硝反応
経路を流通する排ガス25をバイパス経路を経て煙突2
4に流通させるために流路の切り換えが行われる。
【0010】具体的には、排ガス25が脱硝反応器1に
流入し、脱硝処理されている状態で、先ず、アンモニア
供給ライン10のアンモニア遮蔽弁12を閉じてアンモ
ニア供給源19からのアンモニアの供給を停止させる。
このとき、排ガス25は引き続き脱硝反応器1に流入し
ているので、脱硝触媒層2に吸着、残存したアンモニア
が前記排ガス25でパージされる。希釈アンモニア遮蔽
弁13は開いた状態に維持されるので、FDF16から
押し込まれる空気26の一部はアンモニア−空気混合器
11および希釈アンモニア遮蔽弁13を経てアンモニア
注入ノズル6から脱硝反応器1の脱硝触媒層2の前流側
に供給され、前記排ガス25と共に脱硝触媒層2を流通
し、排ガス煙道27を経て煙突24に到る。
【0011】この状態で、脱硝触媒層2の前後にそれぞ
れ設けられたNOx・O2 計7および8のNOx測定値
をモニターし、両者のNOx測定値がほぼ同様になった
ことを確認したのち、すなわち脱硝触媒層2内に残留す
るアンモニアのパージが完了したことを確認したのちバ
イパスダンパ3、3を徐々に開け、反応器入口ダンパ
4、4を徐々に閉めてガス流路を切り換える。このと
き、アンモニア注入管6からの空気26は引き続き脱硝
触媒層2の前流側に注入されており、これによって脱硝
反応器1内の排ガス25がパージされる。次に、脱硝触
媒層2の前後にそれぞれ設けられたNOx、O2 計7お
よび8のO2 濃度測定値をモニターし、両者のO2 測定
値が、例えば21%とほぼ同一となり、脱硝触媒層2内
に残留する排ガス25が空気26によって完全にパージ
されたことを確認したのち、脱硝反応器1出口ダンパ5
を閉じ、アンモニア注入管6からの空気16の注入を停
止することによってガス流路の切替えが完了する。
【0012】次に、脱硝反応器1内の温度が下がり、湿
度が上昇した場合には、希釈アンモニア遮蔽弁13を閉
じ、再生式除湿装置15の付属ポンプ28を起動して脱
硝反応器1内の残留ガスの一部を抜き出し、除湿したの
ち前記脱硝反応器1に戻す、循環除湿操作が、前記脱硝
反応器1内の湿度が、例えば脱硝触媒層2に影響を与え
ることがない、例えば70%以下になるまで継続され
る。このとき脱硝反応器1から抜き出され、再生除湿装
置15で除湿されたガスは、前記再生式除湿装置15お
よび付属ファン28を有する除湿ライン20を流通し、
アンモニア注入管6を経て脱硝反応器1に循環される。
【0013】本実施例によれば、ガス流路を脱硝反応経
路からバイパス経路に切り換える際に、脱硝反応器1の
脱硝触媒層2に付着、残留するアンモニアおよび排ガス
25を完全にパージできる上、脱硝反応器1内の残留ガ
スを除湿することができるので、脱硝反応器1内におけ
る水分の凝縮、脱硝触媒層2への凝結を防止して触媒の
劣化を回避することができる。また、ボイラ17を停止
することなく、排ガス流路の切替えを行うことができる
ので、起動停止に伴うネルギー損失を回避することがで
きる。
【0014】本実施例において、ボイラ17の運転中に
脱硝反応経路からバイパス経路に切り換えても、脱硝触
媒層2の熱容量が大きいことから脱硝触媒層2の上流に
あるアンモニア注入管6からボイラ燃焼用空気を送り出
すFDF16の出口空気を触媒反応器1内に流入させて
も急激な温度低下をもたらさず、触媒反応器1内の排ガ
スを置換することができる。また、ボイラ運転中である
ことから排ガスの圧力は、必ず反応器入口部よりも出口
部が低くなるので、触媒層2の前流側で注入された空気
26は、触媒層2を流通して反応器1の出口側に流れ、
反応器1内の排ガスが置換される。
【0015】本実施例において、脱硝反応器1内の排ガ
スが空気で置換されたか否かは、前記反応器1の前後に
おける酸素濃度が、例えば21%とほぼ同等になったこ
とによって確認できる。本実施例において、触媒反応器
1の入口ダンパおよびバイパスダンパをそれぞれ二重と
し、その間に空気を導入させることにより、前記ダンパ
におけるシール効果が向上する。
【0016】図2は、本発明の他の実施例に適用する排
ガス処理装置の装置系統図である。図2が、図1の装置
と異なるところは、再生式エアヒータ18に代えて伝熱
式エアヒータ29を用い、該エアヒータ29の後流の空
気供給ライン21の分岐配管をアンモニア−空気混合器
11に連結してアンモニア希釈空気ライン9とし、かつ
前記空気供給ライン21の分岐配管を反応器入口ダンパ
4、4間と連通して空気ライン22とし、該空気ライン
22の分岐配管をバイパスダンパ3、3間と連通して分
岐空気ライン23とした点である。このような構成の装
置において、伝熱式エアヒータ29の出口の空気供給ラ
イン21を流通する加熱空気30の一部は、アンモニア
希釈ライン9を経てアンモニア−空気混合器11に流入
し、アンモニア希釈用空気として使用される。
【0017】本実施例によれば、アンモニア注入管6か
らのアンモニアの注入を停止したのち、該アンモニア注
入管6から加熱空気30を注入することができるので、
前記発明の効果に加え、脱硝触媒層2の温度低下を防止
して前記脱硝触媒層2における水分の凝結をより確実に
回避することができる。
【0018】
【発明の効果】本願の請求項1に記載の発明によれば、
脱硝反応器内に排ガスおよびアンモニアを残留させるこ
となくガス流を切り換えることができるので、ガス流路
の切替えに伴う触媒の被毒を防止することができる。ま
た、ボイラを運転したまま、ガス流路を切り換えること
ができるので、ガス流路の切替えに伴うボイラの起動、
停止に要するエネルギ損失を回避することができる。
【0019】本願の請求項2に記載の発明によれば、上
記発明の効果に加え、排ガス流路を切替えを、正確かつ
確実に行うことができる。本願の請求項3に記載の発明
によれば、上記発明の効果に加え、パージ後の脱硝反応
器内の湿度を所定値以下に保持できるので、触媒表面へ
の水分の凝結、触媒被毒成分の付着を回避して触媒の劣
化をより確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に適用される排ガス処理装置
の系統を示す図。
【図2】本発明の他の実施例に適用される排ガス処理装
置の系統を示す図。
【符号の説明】
1…脱硝反応器、2…脱硝触媒層、3…パイパスダン
パ、4…反応器入口ダンパ、5…反応器出口ダンパ、6
…アンモニア注入管、7…入口NOx・O2 計、8…出
口NOx・O2 計、9…アンモニア希釈空気ライン、1
0…アンモニア供給ライン、11…アンモニア−空気混
合器、12…アンモニア遮蔽弁、13…希釈アンモニア
遮蔽弁、14…バイパスダクト、15…再生式除湿装
置、16…押込み通風ファン(FDF)、17…ボイ
ラ、18…再生式エアヒータ、19…アンモニア供給
源、20…除湿ライン、21…空気供給ライン、22…
空気ライン、23…分岐空気ライン、24…煙突、25
…排ガス、26…空気、27…排ガス煙道、28…付属
ファン、29…伝熱式エアヒータ、30…加熱空気。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 向井 正人 広島県呉市宝町6番9号 バブコック日立 株式会社呉工場内 Fターム(参考) 4D002 AA12 AC01 BA03 DA07 GB02 4D048 AA06 AB02 AB03 AC04 BC01 CA04 CC21 CC26

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボイラと、該ボイラの排ガス煙道に設け
    られた脱硝反応器と、該脱硝反応器内に充填された脱硝
    触媒層と、該脱硝触媒層にアンモニアを注入するアンモ
    ニア注入管と、前記脱硝反応器の入口および出口にそれ
    ぞれ設けられたダンパと、前記脱硝反応器をバイパスす
    るバイパス流路と、該バイパス流路に設けられたバイパ
    スダンパとを有する排ガス処理装置のガス流路切替え方
    法であって、前記脱硝反応器を流通する排ガスを前記バ
    イパス流路を流通するように切り換えるに際し、前記排
    ガスが脱硝反応器を流通している状態のまま、前記アン
    モニア注入管によるアンモニアの注入を停止して該アン
    モニア注入管から空気を注入し、前記脱硝触媒層の入口
    と出口の窒素酸化物濃度がほぼ同一となったのち前記バ
    イパスダンパを開けるとともに前記脱硝反応器の入口ダ
    ンパを閉じ、次に、前記脱硝触媒層の入口と出口の酸素
    濃度がほぼ同一となったのち前記脱硝反応器の出口ダン
    パを閉じるとともに前記アンモニア注入管からの空気の
    注入を停止させることを特徴とする、排ガス処理装置の
    ガス流路切替え方法。
  2. 【請求項2】 前記バイパスダンパを開ける操作と脱硝
    反応器の入口ダンパを閉じる操作を徐々に行うことを特
    徴とする請求項1に記載の、排ガス処理装置のガス流路
    切替え方法。
  3. 【請求項3】 前記脱硝反応器出口ダンパを閉じ、アン
    モニア注入管からの空気の注入を停止させたのち、前記
    脱硝反応器内に滞留するガスの一部を抜き出し、除湿し
    たのち再度脱硝反応容器に戻す、循環除湿操作を前記脱
    硝反応器内の湿度が所定値以下になるまで継続すること
    を特徴とする請求項1または2に記載の、排ガス処理装
    置のガス流路切替え方法。
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