JP2001129202A - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機

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JP2001129202A
JP2001129202A JP31557899A JP31557899A JP2001129202A JP 2001129202 A JP2001129202 A JP 2001129202A JP 31557899 A JP31557899 A JP 31557899A JP 31557899 A JP31557899 A JP 31557899A JP 2001129202 A JP2001129202 A JP 2001129202A
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克亘 小林
Akio Nohara
昭夫 野原
Susumu Sato
佐藤  進
Takeshi Otani
武 大谷
Masashi Inoue
雅士 井上
Hiroshi Takahashi
寛 高橋
Ko Hojo
航 北條
Satoshi Nakamura
悟士 中村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 前後球誘導手段の保守点検の容易化を図る。 【解決手段】 前側球払出ユニットGがリアカバーIの
ユニット固定部I2の前面に前側ユニットねじ30で固
定され、後側球払出ユニットHがユニット固定部I2の
裏面に後側ユニットねじ31で固定されたことにより、
前側球払出ユニットGと後側球払出ユニットH及びリア
カバーIとが枠ユニット間ヒンジLを介して矢印X1で
示すように裏側に開閉可能となり、前側ユニットねじ3
0がユニット固定部I2より取外されることにより、リ
アカバーIと後側球払出ユニットHとがユニット間ヒン
ジMを介して矢印X2で示すように裏側に開閉可能とな
り、後側ユニットねじ31がユニット固定部I2より取
外されることにより後側球払出ユニットHがユニット間
ヒンジMを介して矢印X2で示すように裏側に開閉可能
となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はパチンコ機であっ
て、特に、パチンコ機の裏面側の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】特公平7−4447号公報で開示された
パチンコ機では、前枠の裏側に複数の球誘導樋及び球払
出ユニットからなる球誘導手段を前後方向に配置してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来のパ
チンコ機は、前側球誘導手段が前枠に固定され、後側球
誘導手段が前側球誘導手段に固定された構造であるた
め、双方の球誘導手段の保守点検が不便だった。
【0004】本発明は上記の問題点を鑑み、その目的と
するところは前側及び後側の球誘導手段の保守点検を容
易に行うことができるパチンコ機を提供するものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明にあっては、球を
所定方向に誘導する複数の球誘導手段が本体枠の裏側で
前後に設けられたパチンコ機において、複数の誘導手段
が互いに蝶番により連結されたことを特徴としている。
よって、誘導樋それぞれの保守点検が行いやすくなる。
又、本発明にあっては、誘導樋は該誘導樋内における球
の通過を許容又は阻止することで球の排出を制御する作
動部材とを備えた球払出機構であることを特徴としてい
る。よって作動部材の故障などに伴う修理や交換といっ
た保守点検の作業が行いやすくなる。又、本発明にあっ
ては、前記連結部材はパチンコ機裏面の端部に設けられ
ていることを特徴としている。よって蝶番による開閉作
業を行うに当たって、他の部材に干渉することが減少す
る。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て図1〜図8を用いて説明する。図1は平面的な概略を
示す。図1において、前枠Bは枠体B2の裏面にリアプ
レートCを固定した形態である。前枠Bの裏面に設けら
れる複数の球払出ユニットG;Hは、同一形態である
が、前枠Bに蝶番である枠ユニット間ヒンジLで連結さ
れたものを前側球払出ユニットGと称し、前側球払出ユ
ニットGに蝶番であるユニット間ヒンジMで連結された
ものを後側球払出ユニットHと言う。前側球払出ユニッ
トGがリアカバーIより一側に張出された延設部I1に
設けられたユニット固定部I2の前面に前側ユニットね
じ30で固定され、後側球払出ユニットHがユニット固
定部I2の裏面に後側ユニットねじ31で固定される。
前側球払出ユニットGと後側球払出ユニットH及びリア
カバーIそれぞれが固定された構造体は裏カバーユニッ
トKと称する。
【0007】前側ユニットねじ30は前側球払出ユニッ
トGの前側よりユニット固定部I2に締結される。後側
ユニットねじ31は後側球払出ユニットHの後側よりユ
ニット固定部I2に締結される。その状態では、前側球
払出ユニットGと後側球払出ユニットH及びリアカバー
Iとが枠ユニット間ヒンジLを介して矢印X1で示すよ
うに裏側に開閉可能となる。又、前側ユニットねじ30
がユニット固定部I2より取外されることにより、リア
カバーIと後側球払出ユニットHとがユニット間ヒンジ
Mを介して矢印X2で示すように裏側に開閉可能とな
る。又、後側ユニットねじ31がユニット固定部I2よ
り取外されることにより、後側球払出ユニットHがユニ
ット間ヒンジMを介して裏側に開閉可能となる。ユニッ
ト間ヒンジM、前側ユニットねじ30及び後側ユニット
ねじ31は前側球払出ユニットGと後側球払出ユニット
Hとの連結部材である。
【0008】枠ユニット間ヒンジLは、前枠Bに取付け
られた固定側ヒンジL1、前側球払出ユニットGに取付
けられた可動側ヒンジL2、固定側ヒンジL1と可動側
ヒンジL2とを回転可能に連結するヒンジ軸L3を備え
る。ヒンジ軸L3は固定側ヒンジL1と可動側ヒンジL
2との双方に抜差し可能であっても良いが、固定側ヒン
ジL1と可動側ヒンジL2との一方に固定されていて他
方に抜差し可能であれば、裏カバーユニットKが前枠B
より取外される場合、ヒンジ軸L3が前記一方に付いた
まま前記他方より引抜かれるので、小さなヒンジ軸L3
の紛失が防止できる。
【0009】ユニット間ヒンジMは、前側球払出ユニッ
トGに取付けられた固定側ヒンジM1、後側球払出ユニ
ットHに取付けられた可動側ヒンジM2、固定側ヒンジ
M1と可動側ヒンジM2とを回転可能に連結するヒンジ
軸M3を備える。固定側ヒンジM1と可動側ヒンジM2
及びヒンジ軸M3との連結構造は、前記固定側ヒンジL
1と可動側ヒンジL2及びヒンジ軸L3との連結構造を
適用できる。
【0010】図2はパチンコ機裏側機構を分解して示
す。図2において、外枠Aと前枠Bとが本体枠を構成す
る。外枠Aはパチンコ店の島に固定される。前枠Bは本
体枠側ヒンジA1と前枠側ヒンジB1との連結により外
枠Aに片開き可能に支持される。リアプレートCは、前
枠Bの裏面に設置される以下に説明する各種部材を取付
ける上で基準となる枠部材であるため、金属で形成さ
れ、合成樹脂や木材よりも剛性に優れているので、厚さ
を薄くして、軽量化が図れる。
【0011】リアプレートCの裏面にはタンク装置Dと
前側球誘導樋E及び後側球誘導樋Fが設けられている。
タンク装置Dは図外のパチンコ店の島に設けられた球補
給装置から供給される球を貯留する。前側球誘導樋E及
び後側球誘導樋Fは、タンク装置Dの下方に設けられ、
タンク装置Dの導出口D1;D2から導出される球を上
方に開口した流入口E1;F1で受取って下方へ導くも
のであって、球が流入口E1;F1より誘導出口E2、
F2に向けて片流れするような傾斜状の内部通路を備え
る。それらの内部通路は、流下される球を誘導出口E
2;F2に到達する過程において流下方向に向かって一
列に整列させることができるよう、徐々に幅狭に形成さ
れている。払出ユニットG;Hと球誘導樋E;Fとが球
誘導手段を構成する。タンク装置Dが上タンクと呼ば
れ、球誘導樋E;Fが下タンクと呼ばれることがある。
リアプレートCには上下のリアプレートヒンジC1が取
付けられている。
【0012】前側球払出ユニットG及び後側球払出ユニ
ットHは、互いに前後に重ね合わされ、前側球誘導樋E
及び後側球誘導樋Fの下流側に連なるように、前枠ヒン
ジB1側で前枠Bの裏面に配置される。前側球払出ユニ
ットG及び後側球払出ユニットHの上部一側には誘導出
口E2;F2に連なる連絡口G1;H1が開口されてい
る。連絡口G1;H1から流入した球は、球通路G2;
H2又は球抜き通路G3;H3を通過し、球払出出口G
4;H4又は球抜き出口G5;H5を経て、球樋ユニッ
トJに導かれる。
【0013】リアカバーIは、図外の遊技盤の裏面を覆
うカバー体であって、遊技盤の裏面に配置される各種制
御回路ボックスへの落下球衝突やピアノ線による不正行
為等を防止するという、上記各種制御回路ボックスに対
する保護機能を備える。球樋ユニットJは球樋入口J
1;J2及び球抜き入口J3;J4を備える。球樋入口
J1;J2から流入した球は、球樋ユニットJ内部の通
路を経由し、パチンコ機の前面に設けられる図外の上皿
装置に導かれる。球抜き入口J3;J4から流入した球
は、球樋ユニットJ内部の上記とは異なる通路を経由
し、球樋ユニットJの下方に設けられた球抜き排出口J
5から図外の島設備へ排出される。
【0014】図3は前側球払出ユニットG、後側球払出
ユニットH及びリアカバーIを分解して示す。図3にお
いて、リアカバーIはパチンコ機の裏側から見て右側
に、縦長な延設部I1を有する。延設部I1には複数の
筒状のユニット固定部I2が裏側に垂直に突出してい
る。前側球払出ユニットG及び後側球払出ユニットHに
はリアカバー取付孔部G7;H7がユニット固定部I2
と同数形成されている。そして、前側ユニットねじ30
が前側よりリアカバー取付孔部G7を経由してユニット
固定部I2の内部孔である取付孔I3に締結されること
により、前側球払出ユニットGとリアカバーIとが結合
される。後側ユニットねじ31が裏側よりリアカバー取
付孔部H7を経由して取付孔I3に締結されることによ
り、後側球払出ユニットHとリアカバーIとが結合され
る。
【0015】次に、前側球払出ユニットG及び後側球払
出ユニットHとの同一形態について説明する。前側球払
出ユニットG及び後側球払出ユニットHは、ユニットベ
ースG20;H20、球払出駆動ユニットG8;H8、
球通路ユニットG10;H10、賞球払出スプロケット
G11;H11、球抜き装置G12;H12、作業孔G
13;H13等の同一形状に形成された共通要素より構
成されている。尚、図3では、前側球払出ユニットGの
裏側を示し、後側球払出ユニットHの前側を示した。よ
って、前側球払出ユニットGでは球払出駆動ユニットG
8が描かれていないが、球払出駆動ユニットG8の構造
に関しては球払出駆動ユニットH8の符号「H」を
「G」と読替えることにより理解できるであろう。又、
後側球払出ユニットHでは賞球払出スプロケットH1
1、球抜き装置H12、作業孔H13が描かれていない
が、賞球払出スプロケットG11、球抜き装置G12、
作業孔G13の符号「G」を「H」と読替えることによ
り理解できるであろう。
【0016】ユニットベースH20は底板部H21と外
周壁H24とからなる前方開放箱型の収納室を有する。
収納室の底板部H21の上部一側には複数の筒状のヒン
ジ取付孔部H22と位置決め部H23とが前側に向って
垂直に突出している。位置決め部H23はヒンジ取付孔
部H22の間に存在し、ヒンジ取付孔部H22よりも前
側に突出している。ヒンジ取付孔部H22には図1の可
動側ヒンジM2に相当する後側上ヒンジH30が止ねじ
32により取付けられる。ヒンジ取付孔部H22と同じ
側でヒンジ取付孔部H22よりも上方において、収納室
の底板部H21には複数の筒状のヒンジ取付孔部H61
が前側に向って垂直に突出している。
【0017】前記収納室には球払出駆動ユニットH8が
収納されている。球払出駆動ユニットH8は底板部H2
1に取付けられた電磁ソレノイドH50を備える。電磁
ソレノイドH50は、単動型であって、磁気エネルギー
でプランジャH51を突出又は吸引の一方に動作させ、
図外のばねによる力でプランジャH51を突出又は吸引
の他方に動作させる。そして、プランジャH51に連結
されたリンク部材H52が駆動することにより賞球払出
スプロケットG11に相当する図外の賞球払出スプロケ
ットの回転を阻止したり許容する。
【0018】球払出駆動ユニットH8周りの底板部H2
1には複数のユニットカバー取付孔部H27が前側に筒
状に突出している。そして、ユニットカバーH6がユニ
ットカバー取付孔部H27及び球払出駆動ユニットH8
を覆うように収納部に前側より配置された状態におい
て、図外の止ねじがユニットカバーH6に形成された図
外の貫通孔よりユニットカバー取付孔部H27に締結さ
れる。
【0019】ユニットカバーH6の前面一側には、複数
の筒状のヒンジ取付孔部H41と位置決め部H42とが
前側に向って垂直に突出している。ヒンジ取付孔部H4
1及び位置決め部H42は、ヒンジ取付孔部H22及び
位置決め部H23と同一断面形状であるが、底板部H2
1からのユニットカバーH6の高さだけ、ヒンジ取付孔
部H22及び位置決め部H23よりも低い。そして、図
1の可動側ヒンジM2に相当する後側下ヒンジH40が
位置決め部H42に前側から挿入されて位置決めされた
状態において、止ねじ32が後側下ヒンジH40よりヒ
ンジ取付孔部H41に締結されることにより、後側上ヒ
ンジH30がユニットベースH20に固定される。ヒン
ジ取付孔部H41と同じ側でヒンジ取付孔部H41より
も下部において、ユニットカバーH6と外周壁H24と
の間に位置する底板部H21には複数の筒状のヒンジ取
付孔部H62が前側に向って垂直に突出している。
【0020】後側上ヒンジH30と後側下ヒンジH40
とは形状が類似する。本実施例では、後側下ヒンジH4
0に固定された図1のヒンジ軸M3に相当するヒンジ軸
H34が後側上ヒンジH30に固定された図1のヒンジ
軸M3に相当するヒンジ軸H33よりも長く形成されて
いる点で異なる以外は、後側上ヒンジH30と後側下ヒ
ンジH40は同じである。
【0021】前側上ヒンジG30と前側下ヒンジG40
とは、同一形状であって、前側球払出ユニットGに取付
けられる図1の固定側ヒンジM1に相当する。前側下ヒ
ンジG40の取付構造は後側下ヒンジH40と同一であ
る。
【0022】前側球払出ユニットGに取付けられる図1
の固定側ヒンジL1に相当する前側上ユニットヒンジG
6Aについて説明する。前側上ユニットヒンジG6Aは
後側上ヒンジH30に形状が類似する。本実施例では、
前側上ユニットヒンジG6Aが後側上ヒンジH30より
も全体的に大きい点と位置決め孔が形成されていない点
で異なる以外は、前側上ユニットヒンジG6Aは後側上
ヒンジH30と同じである。止ねじ34が前側上ユニッ
トヒンジG6Aの取付孔G60よりユニットベースG2
0のヒンジ取付孔部G61に締結されることにより、前
側上ユニットヒンジG6Aが前側球払出ユニットGに取
り付けられ、ヒンジ軸G63が図7にも示すように前側
球払出ユニットGよりも前側に配置される。
【0023】球通路ユニットG10は、光透過性を有す
る合成樹脂により形成されており、ユニットベースG2
0の裏側に止ねじで取付けられることにより、ユニット
ベースG20との協働により球通路G2を形成する。球
抜き装置G12は人為操作により球通路ユニットG10
内の球を球抜き通路G3側と賞球払出スプロケットG1
1側とに切り換える振分け通路G14を有する。賞球払
出スプロケットG11は、図2の球払出出口G4側に配
置され、リンク部材H52に相当する図外のリンク部材
による回転の阻止及び許容により球払出出口G4への球
の排出を制御する。作業孔G13は球通路ユニットH1
0の球通路G2内に溜まる塵を人為的に除去するための
ものである。
【0024】図4は後側上ヒンジH30の取付構造を分
解して示す。図4において、後側上ヒンジH30は屈曲
状の金属基体に取付孔部H31と位置決め孔部H32及
びヒンジ軸H33を設けた形態である。複数のヒンジ取
付孔部H22と位置決め部H23とは連結壁H25で結
合され、連結壁H25にはリブH26が位置決め部H2
3と同軸状に形成されている。そして、後側上ヒンジH
30の一部が外周壁H24の端面に形成された凹部に取
込まれ、位置決め孔部H32が位置決め部H23に前側
から挿入されることにより、取付孔部H31がヒンジ取
付孔部H22に位置決めされる。その状態において、止
ねじ32が取付孔部H31よりヒンジ取付孔部H22に
締結されることにより、後側上ヒンジH30がユニット
ベースH20に固定され、ヒンジ軸H33が図7にも示
すように後側球払出ユニットHより外側で前側に配置さ
れる。
【0025】図5は前側球払出ユニットGに取付けられ
る図1の固定側ヒンジM1に相当する前側上ヒンジG3
0の取付構造を分解して示す。図5において、前側上ヒ
ンジG30は屈曲状の金属基体に取付孔部G31と位置
決め孔部G32及びヒンジ受孔G33を設けた形態であ
る。そして、前側上ヒンジG30の一部が周壁G24の
端面に形成された凹部に取込まれ、位置決め孔部G32
が位置決め部G23に前側から挿入されることにより、
取付孔部G31がヒンジ取付孔部G22に位置決めされ
る。その状態において、止ねじ32が取付孔部G31よ
りヒンジ取付孔部G22に締結されることにより、前側
上ヒンジG30がユニットベースG20に固定され、ヒ
ンジ受孔G33が図7にも示すように前側球払出ユニッ
トGより外側に配置される。このヒンジ受孔G33の外
側配置は、ヒンジ軸H33がヒンジ受孔G33に嵌め込
まれ、後側球払出ユニットHが前側に閉じられた場合、
図7にも示すように前側球払出ユニットGと後側球払出
ユニットHとを前後に接触するように重ね合させるため
のものである。
【0026】図6は前枠Bと裏カバーユニットKとの取
付構造を分解して示す。図6において、前側球払出ユニ
ットGには前側上ユニットヒンジG6Aと前側下ユニッ
トヒンジG6Bとが固定されている。前側上ユニットヒ
ンジG6Aと前側下ユニットヒンジG6Bとは形状が類
似する。本実施例では、前側下ユニットヒンジG6Bに
固定された図1のヒンジ軸L3に相当するヒンジ軸G6
4(図6参照)が前側上ユニットヒンジG6Aに固定さ
れた図1のヒンジ軸L3に相当するヒンジ軸G63より
も長く形成されている点で異なる以外は、前側上ユニッ
トヒンジG6Aと前側下ユニットヒンジG6Bとは同じ
である。前側下ユニットヒンジG6Bは図3のヒンジ取
付孔部H62に相当する図外のヒンジ取付孔部に止ねじ
により結合される。
【0027】以上要するに、前側上ヒンジG30と後側
上ヒンジH30との嵌め合い、前側下ヒンジG40と後
側下ヒンジH40との嵌め合いことにより、同一形態の
前側球払出ユニットG及び後側球払出ユニットHが片開
き可能に連結される。よって、前側球払出ユニットGと
後側球払出ユニットHとが前後に設けられる複数の球払
出ユニットとして共通使用でき、複数の球払出ユニット
それぞれを異なる形態に形成する場合に比べ、製造コス
トが安価となる。
【0028】又、上下のリアプレートヒンジC1と前側
上ユニットヒンジG6A及び前側下ユニットヒンジG6
Bとの嵌め合いにより、前側球払出ユニットGが前枠B
に裏側で片開き可能に取付けられる。そして、後側球払
出ユニットHが前側球払出ユニットGに片開き可能に取
付けられる。よって、前側球払出ユニットGと後側球払
出ユニットHとが前枠Bの裏側に個別に開閉可能に設け
られるので、前側球払出ユニットGを裏側に開けて、前
側球払出ユニットGのユニットベースG20と前枠Bと
の間に配置される賞球ソレノイドH50に相当する図外
の賞球ソレノイドを交換することがでる。
【0029】又、後側球払出ユニットHを裏側に開ける
ことにより、前側球払出ユニットGのユニットベースG
20と後側球払出ユニットHとの間に配置される球通路
ユニットG10内で発生する球詰まりを解消させたり、
通路ユニットG10内部に生じた塵を作業孔G13より
図外のピンセット等で取り除いたり、後側球払出ユニッ
トHのユニットベースH20と前側球払出ユニットGと
の間に配置される賞球ソレノイドH50を交換すること
ができる。つまり、前側球払出ユニットGや後側球払出
ユニットHを裏側に個別に開くことにより、前側球払出
ユニットGや後側球払出ユニットHのメンテナンス作業
を容易に行うことができる。
【0030】又、前枠Bに対する前側球払出ユニットG
の回転中心と前側球払出ユニットGに対する後側球払出
ユニットHの回転中心とが同一側に設けられているの
で、前側球払出ユニットGとリアカバーIとを前側ユニ
ットねじ30で前側より結合し、後側球払出ユニットH
とリアカバーIとを後側ユニットねじ31で裏側より結
合することにより、遊技盤の裏面に配置される各種制御
回路ボックスを保護するリアカバーIが前側球払出ユニ
ットGと後側球払出ユニットHとに結合されて裏カバー
ユニットKを形成することができる。
【0031】図6において、前側上ユニットヒンジG6
A及び前側下ユニットヒンジG6Bが上下のリアプレー
トヒンジC1に上方より嵌め込まれ、裏カバーユニット
Kが閉じられることにより、リアカバーIの自由端側に
設けられたリアカバー受部I5がリアプレートCに設け
られたリアプレート係合部C3に係合し、リアカバーI
の閉じ状態が保持される。
【0032】下側のヒンジ軸H34;G64が上側のヒ
ンジ軸H33;G63より長く形成されているので、前
側球払出ユニットGの前枠2への取付作業、又は、後側
球払出ユニットHの前側球払出ユニットGへの取付作業
が容易である。それは、図8のa図に示すように、前側
上ユニットヒンジG6Aや後側上ヒンジH30に相当す
る上部可動側ヒンジP1におけるヒンジ軸P2の長さを
cとし、前側下ユニットヒンジG6Bや後側下ヒンジH
40に相当する下部可動側ヒンジP3におけるヒンジ軸
P4の長さをbとし、ヒンジ軸P2とヒンジ軸P4との
間隔をaとし、上側のリアプレートヒンジC1や前側上
ヒンジG30に相当する上部固定側ヒンジQ1のヒンジ
受孔Q2と下側のリアプレートヒンジC1や前側下ヒン
ジG40に相当する下部固定側ヒンジQ3のヒンジ受孔
Q4との間隔をAとし、b>c、A=aであるとする。
ヒンジ軸P2は前記ヒンジ軸G63;H33に相当し、
ヒンジ軸P4は前記G64;H34に相当し、ヒンジ受
孔Q2は前記上側のヒンジ受孔C2;G33に相当し、
ヒンジ受孔Q4は前記下側のヒンジ受孔C2;G43に
相当する。
【0033】そして、図8のb図に示すように、下部の
ヒンジ軸P4の先端部が下部のヒンジ受孔Q4に上方よ
り挿入された後、前記前側球払出ユニットGや後側球払
出ユニットHを下げることにより、ヒンジ受孔Q4への
ヒンジ軸P4の進入が進行する。その進行に伴い、図8
のc図に示すように、上部のヒンジ軸P2が上部のヒン
ジ受孔Q2に挿入される。よって、下部のヒンジ受孔Q
4への下部のヒンジ軸P4先端部の挿入を先導役とし、
上部のヒンジ軸P2を上部のヒンジ受け孔Q2に挿入す
ることができるからである。上部のヒンジ軸P2の長さ
cと下部のヒンジ軸P4の長さbとは、c>bでも同様
に適用できる。
【0034】尚、図示は省略するが、前側球誘導樋Eと
後側球誘導樋Fとをヒンジを用いて連結しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態を示す摸式図。
【図2】 同実施形態のパチンコ機裏側機構を示す分解
斜視図。
【図3】 同実施形態の裏カバユニットを示す分解斜視
図。
【図4】 同実施形態の後側上ヒンジの取付構造を示す
分解斜視図。
【図5】 同実施形態の前側上ヒンジの取付構造示す分
解斜視図。
【図6】 同実施形態の前枠と裏カバーユニットとの取
付構造示す分解斜視図。
【図7】 同実施形態の作用を説明するための摸式図。
【図8】 同実施形態のヒンジ結合を説明するための摸
式図。
【符号の説明】 A 外枠 B 前枠 C リアプレート G 前側球払出ユニット H 後側球払出ユニット I リアカバー K 裏カバーユニット L 枠ユニット間ヒンジ M ユニット間ヒンジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 進 群馬県桐生市広沢町2丁目3014番地の8 株式会社平和内 (72)発明者 大谷 武 群馬県桐生市広沢町2丁目3014番地の8 株式会社平和内 (72)発明者 井上 雅士 群馬県桐生市広沢町2丁目3014番地の8 株式会社平和内 (72)発明者 高橋 寛 群馬県桐生市広沢町2丁目3014番地の8 株式会社平和内 (72)発明者 北條 航 群馬県桐生市広沢町2丁目3014番地の8 株式会社平和内 (72)発明者 中村 悟士 群馬県桐生市広沢町2丁目3014番地の8 株式会社平和内 Fターム(参考) 2C088 BA32 BA37 EA16

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 球を所定方向に誘導する複数の球誘導手
    段が本体枠の裏側で前後に設けられたパチンコ機におい
    て、複数の誘導手段が互いに蝶番により連結されたこと
    を特徴とするパチンコ機。
  2. 【請求項2】 球誘導手段は球の通過を許容又は阻止す
    ることで球の排出を制御する作動部材とを備えた球払出
    機構であることを特徴とする請求項1に記載のパチンコ
    機。
  3. 【請求項3】 連結部材はパチンコ機裏面の端部に設け
    られていることを特徴とする請求項1に記載のパチンコ
    機。
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