JP4222518B2 - パチンコ球補給装置 - Google Patents

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Description

本発明は、遊技機島に列設されたパチンコ機の背面に設置された賞球タンクに遊技機島内の補給経路からパチンコ球を補給するパチンコ球補給装置に係わり、特に、パチンコ球補給装置を形状の異なる様々な遊技機島やパチンコ機に対応可能にするための技術に関する。
遊技機島に列設されるパチンコ機は、遊技機島の横桟に固定される外枠と、遊技盤や回路部品などパチンコ機の主要部品を納めた内枠とを備えており、この内枠は外枠の前部の縦一側端にヒンジを介して扉状に開閉可能に取り付けられている。パチンコ機の点検や修理は内枠を開いて行なわれる。
また、パチンコ機の背面上部には賞球タンクが設置してあり、パチンコ球は、遊技機島内の補給経路からパチンコ球補給装置を通じて賞球タンクに供給される。パチンコ球補給装置は、内枠の開閉に伴って出入りする賞球タンクの側壁に係合して回動する開閉レバーを有し、パチンコ機の内枠を閉じてこの開閉レバーが略水平な第1位置になったときはパチンコ球を流出可能な補給状態となり、内枠を開いて開閉レバーが略鉛直な第2位置になったときには補給停止状態となるように構成されている。
内枠を閉じたときに補給状態となるためには、内枠を閉じた状態で賞球タンクの側壁が開閉レバーをちょうど第1位置に回動させる位置に進出していなければならない。ところが、遊技機島やパチンコ機の種類が異なると遊技機島に対する外枠の取り付け位置や賞球タンクの形状などが様々に変化するので、場合によっては内枠を閉じたときに補給状態をうまく形成できないことがある。
たとえば、内枠を閉じたときに賞球タンクの側壁が遊技機島の内方へ進出し過ぎると、開閉レバーの先端が賞球タンクの側壁を乗り越えてしまう場合がある。そこで、開閉レバーにその長さを延長するための延長部材を着脱可能に取り付けるようにしたパチンコ球補給装置が提案されている(たとえば、特許文献1参照。)。
特開2002−292087号公報
開閉レバーの長さを延長部材で延長する方法は、内枠を閉じたときに開閉レバーの先端が賞球タンクの側壁を乗り越えてしまう場合には有効であるが、逆に、内枠を閉じたときの賞球タンクの進出量が少なく、開閉レバーの回動量が足りない場合には対応できなかった。
本発明は、上記の問題を解決しようとするものであり、形状の異なる様々な遊技機島やパチンコ機に対応可能なパチンコ球補給装置を提供することを目的としている。
請求項1に係わる発明は、遊技機島内の補給経路から供給されるパチンコ球を、この遊技機島に列設されたパチンコ機の背面に設置された賞球タンク(11)に補給するパチンコ球補給装置であって、
前記遊技機島に取り付けられるベース部(31、32、33)と、
前記パチンコ機の内枠(13)の開閉に伴って移動する前記賞球タンク(11)の側壁と係合して、前記内枠(13)を閉じたときの第1位置と開いたときの第2位置とに交互に回動するように前記ベース部(31、32、33)に軸支された開閉レバー(61)と、
前記開閉レバー(61)から突出して設けられ、先端にパチンコ球の排出部(70)が位置する排出腕と、
前記開閉レバー(61)が前記第1位置にあるときにパチンコ球が前記排出部(70)から流出可能な補給状態を形成し、前記第2位置にあるときにパチンコ球が前記排出部(70)から流出不能な補給停止状態を形成するパチンコ球流出阻止機構(73、74)と
一端が前記ベース部(31、32、33)に固定されるとともに他端が前記排出部(70)に係止され、前記補給経路から供給されるパチンコ球を前記排出部(70)に向けて案内すると共に弾性を有し、その弾性により前記第1位置から前記第2位置へ前記開閉レバー(61)が復帰するように前記排出腕を付勢する案内管と、
前記パチンコ機の内枠を閉じた状態で前記賞球タンクの遊技機島内方への進出量が不足する場合にその進出量不足を補って前記開閉レバー(61)を前記第1位置に形成するために前記開閉レバー(61)の前記側壁と係合する箇所に着脱可能に取り付けられるスぺーサ部材(100)と、
を有する
ことを特徴とするパチンコ球補給装置である。
上記発明によれば、パチンコ機の内枠(13)を閉じた状態でも賞球タンク(11)の遊技機島内方への進出量が足りず、賞球タンク(11)の側壁に係合する開閉レバー(61)を補給状態の形成される第1位置まで回動させることができない場合でも、適当な厚みのスペーサ部材(100)を開閉レバー(61)に装着することで、内枠(13)を閉じたときに開閉レバー(61)が第1位置まで回動して補給状態が形成されるようになる。すなわち、開閉レバー(61)の係合箇所から賞球タンク(11)の側壁までの水平距離がスペーサ部材(100)の着脱により調整される。
請求項2に係わる発明は、前記ベース部(31、32、33)は、遊技機島に固定された固定部(31)と、この固定部(31)に対して、遊技機島の奥行き方向である水平方向に位置調整可能に取り付けられた変位部(32、33)とを備え、
前記開閉レバー(61)が前記変位部(32、33)に軸支されている
ことを特徴とする請求項1に記載のパチンコ球補給装置である。
上記発明によれば、開閉レバー(61)の位置自体を遊技機島の奥行き方向である水平方向に調整できる。スペーサ部材(100)の厚みよりも細かく位置調整可能にするとよい。
請求項3に係わる発明は、前記変位部(32、33)の位置調整可能な範囲を前記スペーサ部材(100)の厚み以上にした
ことを特徴とする請求項2に記載のパチンコ球補給装置である。
上記発明によれば、変位部(32、33)の位置調整により、スペーサ部材(100)を装着した場合と同等の効果が発揮される。
請求項4に係わる発明は、前記スペーサ部材(100)と前記開閉レバー(61)との着脱機構は、前記開閉レバー(61)に開設された穴部(66)と、前記スペーサ部材(100)に設けられ、前記穴部(66)に挿入される係止部(102、102a)とから成り、
前記穴部(66)と前記係止部(102、102a)とは、前記係止部(102、102a)を前記穴部(66)に挿入した後、その挿入方向を軸として前記スペーサ部材(100)を所定角度回転させることで互いが係止するように構成されている
ことを特徴とする請求項1、2または3に記載のパチンコ球補給装置である。
上記発明によれば、開閉レバー(61)の穴部(66)にスペーサ部材(100)の係止部(102、102a)を挿入した状態でスペーサ部材(100)を回転させるだけでスペーサ部材(100)の装着や取り外しが可能になる。
請求項5に係わる発明は、前記スペーサ部材(100)をその厚み方向に複数連結可能にした
ことを特徴とする請求項1、2、3または4に記載のパチンコ球補給装置である。
上記発明によれば、スペーサ部材(100)の連結により、調整範囲が拡大する。
本発明に係わるパチンコ球補給装置によれば、パチンコ機の賞球タンクの側壁と係合して回動する開閉レバーの係合箇所にスペーサ部材を着脱可能に取り付けたので、パチンコ機の内枠を閉じた状態において賞球タンクの遊技機島内方への進出量が足りずに、補給状態となる位置まで開閉レバーが回動しない場合でも、適当な厚みのスペーサ部材を開閉レバーに装着することで、賞球タンクの進出量不足を補うことができ、内枠を閉じたときにパチンコ球の補給状態を確実に形成することができる。
また、開閉レバーの取り付け位置を遊技機島の奥行き方向である水平方向に調整可能にしたので、スペーサ部材の着脱では調整できない微妙な調整が可能になる。また、調整範囲をスペーサ部材の厚み以上にすることで、スペーサ部材が足りない場合でも、スペーサ部材の装着に相当する距離を調整することができる。
また、開閉レバーの穴部にスペーサ部材の係止部を挿入してスペーサ部材を回転させるだけでスペーサ部材の装着や取り外しが可能なように着脱機構を構成したものでは、遊技機島に取り付けられた遊技機の裏側のような狭い場所でも、簡単な作業でスペーサ部材を着脱することができる。
スペーサ部材をその厚み方向に複数連結可能にしたものでは、スペーサ部材の連結個数を変えることで調整範囲を広げることができる。また、多様な調整量に1種類のスペーサ部材で対応できる。
以下、図面に基づき本発明の実施の形態を説明する。
図2は、本発明に係わるパチンコ球補給装置を適用した遊技機島20の一部を示している。遊技機島20は、パチンコ機10と玉貸機2とを一組としたものを多数列設収容しており、遊技機島20の上部には、遊技機島20の中央上部に設置された図示省略の上部タンクから島端に向けてパチンコ球を流すための玉補給樋21が架け渡してある。
この玉補給樋21の途中には、ここを流下するパチンコ球を取り込むための玉取入器22が各パチンコ機10に対応して取り付けてある。玉取入器22によって取り込まれたパチンコ球は、蛇腹状の玉補給管23を通じて各パチンコ機10に供給される。また、遊技機島20の下部には、各パチンコ機10から排出されたパチンコ球を島中央に設置された図示省略の揚送研磨装置へ回収するための回収樋24が島端から島中央に向けて下方傾斜するように架け渡してある。揚送研磨装置は、回収されたパチンコ球を研磨しながら上部タンクまで搬送する機能を果たし、パチンコ球は島内で循環して再利用される。
このほか遊技機島20の内部には、玉貸機2に投入された紙幣を島端の金庫へ搬送する紙幣搬送機25や、玉貸機2に投入された硬貨を搬送するコイン搬送機26などが設置されている。
図3および図4は、パチンコ球補給装置30の遊技機島20への取り付け状態を示している。図3は、パチンコ機10を背面側から見た様子を、図4は、パチンコ機10を側方から見た様子を示している。
パチンコ機10は、遊技機島20の横桟27に支持固定される方形状の外枠12を有し、この外枠12の前方の縦一側端にヒンジを介して内枠13が扉状に開閉自在に取り付けられている。この内枠13に、図示省略の遊技盤や回路部品などパチンコ機10を構成する部品の大部分が装着されている。
内枠13の裏側上部には、玉補給管23を通じて供給されるパチンコ球を一時的に貯留するための賞球タンク11が取り付けてある。賞球タンク11内のパチンコ球は、パチンコ機10の正面に設けられた上受け皿14(図2参照)に景品球(賞球)や貸玉として払い出される。
パチンコ球補給装置30は、パチンコ機10毎に、賞球タンク11の上方に位置するように遊技機島20の横桟27に取り付けられる。パチンコ球補給装置30は、玉補給管23を通じて供給されるパチンコ球を賞球タンク11へ飛び出しの無いように排出して補給するものであり、常時連続的にパチンコ球を補給する常時補給方式の補給装置である。
内枠13の裏面に取り付けられている賞球タンク11や各種の部品は、内枠13の開閉に伴い、外枠12に対して出入りするように移動する。したがって、内枠13を閉じると、図1に示すように賞球タンク11はパチンコ球補給装置30の下方へ進出し(破線で表示)、内枠13を開くと賞球タンク11が遊技機島の外方へ移動してパチンコ球補給装置30の下方から退却(実線で表示)するようになっている。
次に、図1および図5から図25を参照してパチンコ球補給装置30の構成および機能を説明する。図6に示すように、パチンコ球補給装置30は、遊技機島20の横桟27に螺子で固定される固定部31と、この固定部31に対して、遊技機島20の奥行き方向である水平方向に位置調整可能に取り付けられる可動取付ベース32と、この可動取付ベース32に対して上下方向にスライドして位置調整可能に取り付けられたホルダー部33とを備え、このホルダー部33にパチンコ球を補給するための各種の機能部品が取り付けられている。
固定部31は、図7に示すように、矩形平板の長手方向中央にコの字状の切欠き部31aを有し、この切欠き部31aの両横で断面L字となるように立設した位置決め壁31bを有している。左右の位置決め壁31bにはそれぞれ固定部31を横桟27に固定するための螺子を通す螺子穴31cが設けてある。また、矩形平板部分の長手方向両端近傍には丸穴31dが開設してある。
図8は、可動取付ベース32を示している。可動取付ベース32は矩形平板の長手方向中央部に断面L字となるように立設した支持壁32aを有している。支持壁32aは固定部31の切欠き部31aの中にちょうど収まる幅になっている。可動取付ベース32の矩形平板部分の長手方向両端近傍には、固定部31の丸穴31dと対応する位置に、この可動取付ベース32の長手方向と直交する方向に長い長穴32bが開設されている。
固定部31と可動取付ベース32とは、図9に示すように、固定部31の上に可動取付ベース32を、その支持壁32aが固定部31の切欠き部31aに収まるように組み合わせて重ね合わされる。パチンコ球補給装置30は、このように組み合わせた状態で、図6(b)に示すように、固定部31のL字の角と横桟27の下端手前の角とを合わせるようにして遊技機島20の横桟27に取り付けられる。すなわち、同図(a)に示すように、下方から螺子31eを固定部31の丸穴31dに通し、さらにこの螺子31eを可動取付ベース32の長穴32bに通して横桟27に止める。また固定部31を、その位置決め壁31bの螺子穴31cに通した螺子31fで横桟27に固定する(同図(b))。なお、横桟27は、固定部31に設けた切欠き部31aに合わせてコの字状に切り欠いてある。
螺子31eを緩めることで、可動取付ベース32を遊技機島20の奥行き方向に水平にスライドさせて位置調整できるようになっている。ここで、可動取付ベース32の支持壁32aの形状に合わせて固定部31側に切欠き部31aを設け、かつこの切欠き部31aに合わせて横桟27を切り欠いてあるので、可動取付ベース32をその分だけ横桟27の端面より内側へ移動させることが可能になっている。なお、変位部は可動取付ベース32とホルダー部33とからなり、この変位部と固定部31とによりベース部が構成される。
図5、図6、図8等に示すよう、可動取付ベース32は、溶接などで支持壁32aに貼り合わすように固定された矩形板状の底面部34a(図8参照)とその左右両端に立設された右側壁34bと左側壁34cとから構成されたスライドレール34を有している。スライドレール34のこれらの側壁34b、34cにはそれぞれ底面部34aと平行に延びるスライドガイド穴37、38が形成されている。また、左側壁34cには、スライドガイド穴38に沿って並ぶ複数の位置決め穴39が設けてある(図6参照)。
図8に示すように、ホルダー部33の左端にはスライドレール34の左側壁34cと近接対面する内側壁41があり、ホルダー部33の右端にはスライドレール34の右側壁34bのスライドガイド穴37に係合する係合片42が設けてある。また、内側壁41には、スライドレール34の左側壁34cの位置決め穴39に係合する突起と、螺子穴とが設けてある。
ホルダー部33は、図5、図6、図8等に示すよう、係合片42をスライドレール34の右側壁34bのスライドガイド穴37に挿入し、内側壁41の突起を位置決め穴39に嵌めた状態で、スライドレール34の左側壁34cの外側からスライドガイド穴38を通して蝶ボルト43を先の螺子穴に締め込むことでスライドレール34に固定される。蝶ボルト43を緩めることで、パチンコ機10の賞球タンク11と遊技機島20の横桟27との距離に応じてホルダー部33を上下にスライドさせて適宜の位置に固定することができる。
図5は、ホルダー部33を最下端にスライドさせて固定した状態におけるパチンコ球補給装置30の正面を示している。また、図10は、ホルダー部33を最上端にスライドさせて固定した状態におけるパチンコ球補給装置30の正面を示している。
ホルダー部33の右上部には、玉補給管23の下端部が接続される接続プラグ51がその接続口を上向きにして支持されている。また、ホルダー部33の左下部には、スライドレール34の底面部34aに対して垂直手前に突出した断面下向きコの字の支持腕52が設けてある。この支持腕52の先端に、開閉レバー61が底面部34aと平行かつ横向き(水平となる)の回転軸53で軸支されている。
開閉レバー61は、図1に示すように、内枠13の開閉に応じて出入りする賞球タンク11の側壁(詳細には背面上端)と係合し、内枠13を閉じたときの第1位置(図中破線表示)と、内枠13を開いたときの第2位置(図中実線表示)とに交互に回動するようになっている。第1位置では、内枠13を閉じたときに遊技機島の内方へ進出した賞球タンク11の背面壁に押し上げられて開閉レバー61が水平よりやや下向きの状態になる。
第2位置は、内枠13を開いたときに賞球タンク11の退却に追従して開閉レバー61が略鉛直となった状態である。第1位置方向への開閉レバー61の回動限界は、支持腕52の天井面と開閉レバー61との接触により規制される。
図6に示すように、開閉レバー61には、回転軸53に軸支された基端側からこの回転軸53と直交する方向に排出腕62が突設されており、開閉レバー61と排出腕62とにより、全体として略L字状のコック部材60を成している。排出腕62の先端には、図1、図5、図10等に示すように、パチンコ球の排出部70が設けてある。
排出部70は、排出腕62の先端に形成されかつ開閉レバー61を軸支する回転軸53と平行に延びる略円筒状の空洞部71(図12参照)と、この空洞部71に嵌入される図13から図15等に示す排出ノズル72と、空洞部71に開設されたアウター排出口73(図11、図12等参照)と、排出ノズル72に開設されたインナー排出口74(図13、図14等参照)とから構成されている。
なお、図11は、コック部材60の正面を、図12は、コック部材60の図11におけるA−A矢視断面をそれぞれ示している。また、図13は、排出ノズル72の正面を、図14は排出ノズル72の図13におけるB−B矢視断面を、図15は、空洞部71に排出ノズル72を嵌入した状態をそれぞれ示している。
図11、図12に示すように、アウター排出口73は、空洞部71の周壁のうち排出腕62の先端部分に開設されており、パチンコ球1個がちょうど通る大きさを有している。アウター排出口73は、開閉レバー61が第1位置となったときに真下(賞球タンク11の底面を臨む方向)または斜め下方を向くようになっている。排出ノズル72は、図13および図14に示すように、空洞部71に嵌入される側の軸腕75と、接続腕76とが略L字に屈曲した形状を備え、軸腕75の周壁にインナー排出口74が開設されている。
軸腕75は、インナー排出口74よりも先へパチンコ球が行かないように先端側が封鎖されている。インナー排出口74は、軸腕75の周壁に楕円状もしくは長穴状に開設されており、その短径がパチンコ球の直径よりわずかに大きくなるように設定されている。
排出腕62先端の空洞部71と、これに嵌入された排出ノズル72とが相対的に回転してアウター排出口73とインナー排出口74との穴位置が合うと、パチンコ球が排出ノズル72の内部からアウター排出口73を通って流出可能な補給状態となる。インナー排出口74が楕円状を成しているので、空洞部71と排出ノズル72との相対位置が一定の角度範囲で補給状態が形成されるようになっている。
一方、アウター排出口73とインナー排出口74との穴位置がずれると、パチンコ球が排出ノズル72の内部からアウター排出口73を通って流出し得ない補給停止状態となる。このように排出部70は、パチンコ球が流出可能な補給状態と流出不能な補給停止状態とを切り替えるパチンコ球流出阻止機構としての機能を備えている。
また、図11に示すように、開閉レバー61の基端側の上部端面には突起部63が突設されている。図5および図10に示すように、開閉レバー61を軸支する支持腕52の上面部には、第2位置となった開閉レバー61の突起部63と対面する位置に穴(図示省略)が開設されており、図示省略のアクチュエータがこの穴を上方からちょうど臨むようにしてスイッチ54が取り付けてある。開閉レバー61が図5や図10に示した第2位置にあるとき、スイッチ54のアクチュエータが突起部63に押されてオンするようになっている。ここでは、スイッチ54として常開型の接点(a接点)を有するマイクロスイッチを使用している。このスイッチ54が、内枠13の開閉検知などに利用される。
また、図5、図10に示すように、接続プラグ51の下端部と排出ノズル72の接続腕76の端部とは、パチンコ球の案内管80で接続されている。案内管80は弾性を有するとともに、所定量伸張した状態でもパチンコ球が円滑に通過し得る内径を保持可能に構成されている。ここでは、案内管80として線状のバネを巻回したコイルバネを用いている。案内管80は、図1において実線で示す第2位置のとき、フリーの状態よりもわずかに伸張されるようにその長さが設定されている。
開閉レバー61には、賞球タンク11の側壁と係合する箇所にスペーサ部材100を着脱可能に取り付けることができる。スペーサ部材100を着脱することで、開閉レバー61の賞球タンク11と係合する箇所から賞球タンク11の側壁までの水平距離が調整可能になる。
図16はスペーサ部材100の正面を、図17はスペーサ部材100の背面を、図18はスペーサ部材100の側面を、図19は図16におけるスペーサ部材100のC−C矢視断面をそれぞれ示している。スペーサ部材100は、厚みWの長方形を成したスペーサ基板101と、スペーサ基板101の正面上部中央から正面に垂直に突出した略円柱状の係止部102と、スペーサ基板101の係止部102と上下対象な位置に開設され、係止部102が係合可能な形状の穴部103と、スペーサ基板101の正面下部に形成された位置決め突起104と、スペーサ基板101の裏面上部に形成され、位置決め突起104と係合可能な位置決め穴105とを有している。
係止部102の先端にはその軸と垂直方向の外方へ突起した3つの係合爪102aが120度間隔で形成されている。穴部103は、係止部102を軸方向に投影した形状を成している。
開閉レバー61には、図11、図12等で示すように、スペーサ部材100の穴部103と同形状の穴部66と、位置決め穴105と同形状の位置決め穴67とが形成してある。図20に示すように、スペーサ部材100の係止部102を開閉レバー61の穴部66に挿入した後、その挿入方向を軸としてスペーサ部材100を所定角度(ここでは60度)回転させると、互いが係止し、開閉レバー61にスペーサ部材100が装着される。このとき、スペーサ部材100の位置決め突起104が開閉レバー61の位置決め穴67に係合してスペーサ部材100の回転が抑止され、スペーサ部材100の外れが防止される。なお、係合爪102aは2つでもよいし、4つでもよい。係合爪102aを4つにして、90度間隔で形成すれば、45度という少ない回転角度でスペーサ部材100を係止させることができる。
また、図21、図22に示すように、スペーサ部材100は、その厚み方向に複数連結可能に構成されている。すなわち、一方のスペーサ部材100aと他方のスペーサ部材100bとを上下逆にし、一方のスペーサ部材100aの係止部102aを他方のスペーサ部材100bの穴部103bに挿入した後、その挿入方向を軸として互いを所定角度(ここでは60度)相対回転させると連結される。図22は、2つのスペーサ部材100a、100bを連結した状態の縦断面を示している。図1は、このように2個連結したスペーサ部材100を開閉レバー61に取り付けた状態を示している。
次に、パチンコ球補給装置30の動作を説明する。
図23に示すように、パチンコ機10の内枠13を閉じると、賞球タンク11が矢印91の示す方向へ移動してパチンコ球補給装置30の下方へ進出し、この賞球タンク11の側壁上端にスペーサ部材100が係合し押し上げられて、開閉レバー61が第1位置に回動する。このとき、コイルばねで構成された案内管80によって排出ノズル72の接続腕76上端を常に接続プラグ51の下端方向に引っ張るので、開閉レバー61が略鉛直な第2位置から図23に示す第1位置へ回動すると、排出腕62の先端に形成された空洞部71とその中に挿入された排出ノズル72とが相対回転し、排出腕62側のアウター排出口73と排出ノズル72側のインナー排出口74との穴位置が合うようになる。これにより、玉補給管23および案内管80を通じて供給されるパチンコ球がインナー排出口74およびアウター排出口73を通って賞球タンク11へ排出され得る補給状態になる。
賞球タンク11内に多数のパチンコ球が貯留されてアウター排出口73まで達すると、そのパチンコ球に阻止されてアウター排出口73から次のパチンコ球が出なくなり、賞球タンク11への補給が停止する。このようにして補給状態では、賞球タンク11内にほぼ一定量のパチンコ球が貯留されるように、自動的にパチンコ球の補給が調整される。
一方、パチンコ機10の内枠13を開くと、賞球タンク11が図24の矢印92で示す方向へ移動して退却する。このとき、案内管80の張力によって開閉レバー61が第1位置から図24に示した第2位置へ回動する。これに伴って排出腕62の先端に形成された空洞部71とその中に挿入された排出ノズル72とが図23で説明した場合と逆方向に相対回転し、アウター排出口73とインナー排出口74の穴位置がずれて、パチンコ球が排出され得ない補給停止状態が形成される。
ところで、図23に示すものでは、賞球タンク11の進出量が少ないため、これを補うために開閉レバー61にスペーサ部材100を2連で装着してある。仮にスペーサ部材100を装着しない場合には、開閉レバー61が第1位置に至るまで回動しないので、インナー排出口74とアウター排出口73との穴位置が合わず、補給状態は形成されない。このように賞球タンク11の進出量が不足する場合でも、図23に示すようにスペーサ部材100を装着することで、開閉レバー61側の係合箇所から賞球タンク11の側壁までの水平距離が短縮され、補給状態を形成することができる。
なお、賞球タンク11の進出量は、遊技機10や遊技機島20の形状に応じて様々なので、それに応じて開閉レバー61に取り付けるスペーサ部材100の数を増減させたり、すべてのスペーサ部材100を開閉レバー61から取り外したりすればよい。スペーサ部材100は、係止部102の挿脱と60度程度の回転動作によって着脱できるので、遊技機10の内枠13を開き、遊技機島20の外側から外枠12の中へ手を伸ばして作業を行なわざるを得ない狭い場所でも、簡単に着脱することができる。
図25は、開閉レバー61側の係合箇所から賞球タンク11の側壁までの水平距離の調整範囲を例示したものである。スペーサ部材100の着脱により、スペーサ部材100の厚みWを単位に上記の水平距離を増減させて係合状態を調整することができる。また、螺子31eを緩めて可動取付ベース32を矢印93が示す遊技機島20の奥行き方向に位置調整することでも上記の水平距離を調整できる。可動取付ベース32の位置調整をスペーサ部材100の厚みWより細かく行ない得るようにすれば、係合状態を微妙に調整することができる。また、可動取付ベース32の位置調整可能な移動量をスペーサ部材100の厚みWより大きい(W+α)にしておけば、スペーサ部材100の装着数を増加させた場合と同じ効果を得ることができる。たとえば、現場でスペーサ部材100の数が足りない場合にも、スペーサ部材100に相当する分の水平距離を調整することができる。
以上、本発明の実施の形態を図面によって説明してきたが、具体的な構成は実施の形態に示したものに限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
たとえば、パチンコ球補給装置は、パチンコ機の内枠13の開閉に伴って移動する賞球タンク11の側壁に係合させて開閉レバーを回動させる構造を有するものであれば、実施の形態で例示したものに限定されない。
また、スペーサ部材100の形状やその着脱機構は、開閉レバーと賞球タンクとの距離を調整可能であれば、実施の形態で例示したものに限定されない。
本発明の実施の形態に係わるパチンコ球補給装置の動きを示す説明図である。 パチンコ機と玉貸機とを一組としたものを多数列設収容した遊技機島の一部を示す正面図である。 本発明の実施の形態に係わるパチンコ球補給装置を遊技機島の横桟に取り付けた状態をパチンコ機の背面側から見た様子を示す説明図である。 本発明の実施の形態に係わるパチンコ球補給装置を遊技機島の横桟に取り付けた状態をパチンコ機の側方から見た様子を示す説明図である。 ホルダー部を最下端に移動させた状態のパチンコ球補給装置を示す正面図である。 パチンコ球補給装置の組み付け状態を示す説明図である。 パチンコ球補給装置の固定部の平面および正面、右側面を示す説明図である。 パチンコ球補給装置の可動取付ベースおよびホルダー部を示す平面図である。 固定部と可動取付ベースとを組み合わせた状態のパチンコ球補給装置を示す平面図である。 ホルダー部を最上端に移動させた状態のパチンコ球補給装置を示す正面図である。 開閉レバーと排出腕とが一体に構成されたコック部材を示す正面図である。 コック部材の図11におけるA−A矢視断面図である。 排出腕の先端の空洞部に嵌入される排出ノズルを示す正面図である。 排出ノズルの図13におけるB−B矢視断面図である。 空洞部に排出ノズルを嵌入した状態の一例を示す正面図である。 スペーサ部材を示す正面図である。 スペーサ部材を示す背面図である。 スペーサ部材を示す左側面図である。 スペーサ部材の図16におけるC−C矢視断面図である。 開閉レバーにスペーサ部材を装着する様子を示す説明図である。 スペーサ部材を連結する様子を示す説明図である。 2個連結したスペーサ部材を示す縦断面図である。 開閉レバーが第1位置に回動した状態のパチンコ球補給装置を示す説明図である。 開閉レバーが第2位置にある状態のパチンコ球補給装置を示す説明図である。 賞球タンクの側壁から開閉レバーの係合箇所までの水平距離の調整範囲を示す説明図である。
符号の説明
2…玉貸機
10…パチンコ機
11…賞球タンク
12…外枠
13…内枠
14…上受け皿
20…遊技機島
21…玉補給樋
22…玉取入器
23…玉補給管
24…回収樋
25…紙幣搬送機
26…コイン搬送機
27…横桟
30…パチンコ球補給装置
31…固定部
31a…切欠き部
31b…位置決め壁
31c…螺子穴
31d…丸穴
31e…螺子
31f…螺子
32…可動取付ベース
32a…支持壁
32b…長穴
33…ホルダー部
34…スライドレール
34a…底面部
34b…右側壁
34c…左側壁
37、38…スライドガイド穴
39…位置決め穴
41…内側壁
42…係合片
43…蝶ボルト
51…接続プラグ
52…支持腕
53…回転軸
54…スイッチ
60…コック部材
61…開閉レバー
62…排出腕
63…突起部
66…穴部
67…位置決め穴
70…排出部
71…空洞部
72…排出ノズル
73…アウター排出口
74…インナー排出口
75…軸腕
76…接続腕
80…案内管
91…内枠を閉じたときに賞球タンクが進出する方向を示す矢印
92…内枠を開いたときに賞球タンクが退却する方向を示す矢印
93…可動取付ベースの移動方向
100…スペーサ部材
101…スペーサ基板
102…係止部
102a…係合爪
103…穴部
104…位置決め突起
105…位置決め穴

Claims (5)

  1. 遊技機島内の補給経路から供給されるパチンコ球を、この遊技機島に列設されたパチンコ機の背面に設置された賞球タンクに補給するパチンコ球補給装置であって、
    前記遊技機島に取り付けられるベース部と、
    前記パチンコ機の内枠の開閉に伴って移動する前記賞球タンクの側壁と係合して、前記内枠を閉じたときの第1位置と開いたときの第2位置とに交互に回動するように前記ベース部に軸支された開閉レバーと、
    前記開閉レバーから突出して設けられ、先端にパチンコ球の排出部が位置する排出腕と、
    前記開閉レバーが前記第1位置にあるときにパチンコ球が前記排出部から流出可能な補給状態を形成し、前記第2位置にあるときにパチンコ球が前記排出部から流出不能な補給停止状態を形成するパチンコ球流出阻止機構と、
    一端が前記ベース部に固定されるとともに他端が前記排出部に係止され、前記補給経路から供給されるパチンコ球を前記排出部に向けて案内すると共に弾性を有し、その弾性により前記第1位置から前記第2位置へ前記開閉レバーが復帰するように前記排出腕を付勢する案内管と、
    前記パチンコ機の内枠を閉じた状態で前記賞球タンクの遊技機島内方への進出量が不足する場合にその進出量不足を補って前記開閉レバーを前記第1位置に形成するために前記開閉レバーの前記側壁と係合する箇所に着脱可能に取り付けられるスぺーサ部材と、
    を有する
    ことを特徴とするパチンコ球補給装置。
  2. 前記ベース部は、遊技機島に固定された固定部と、この固定部に対して、遊技機島の奥行き方向である水平方向に位置調整可能に取り付けられた変位部とを備え、
    前記開閉レバーが前記変位部に軸支されている
    ことを特徴とする請求項1に記載のパチンコ球補給装置。
  3. 前記変位部の位置調整可能な範囲を前記スペーサ部材の厚み以上にした
    ことを特徴とする請求項2に記載のパチンコ球補給装置。
  4. 前記スペーサ部材と前記開閉レバーとの着脱機構は、前記開閉レバーに開設された穴部と、前記スペーサ部材に設けられ、前記穴部に挿入される係止部とから成り、
    前記穴部と前記係止部とは、前記係止部を前記穴部に挿入した後、その挿入方向を軸として前記スペーサ部材を所定角度回転させることで互いが係止するように構成されている
    ことを特徴とする請求項1、2または3に記載のパチンコ球補給装置。
  5. 前記スペーサ部材をその厚み方向に複数連結可能にした
    ことを特徴とする請求項1、2、3または4に記載のパチンコ球補給装置。
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