JP2001128316A - 有軌道台車システム - Google Patents
有軌道台車システムInfo
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- JP2001128316A JP2001128316A JP30635799A JP30635799A JP2001128316A JP 2001128316 A JP2001128316 A JP 2001128316A JP 30635799 A JP30635799 A JP 30635799A JP 30635799 A JP30635799 A JP 30635799A JP 2001128316 A JP2001128316 A JP 2001128316A
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- JP
- Japan
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- guide rail
- floor
- truck
- tracked
- guide
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- Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
- Platform Screen Doors And Railroad Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 クリーンルームの床面上に、非接触給電用の
ケーブルを備えたガイドレール2を敷設して、有軌道台
車4のガイドローラをガイドし、かつケーブルからピッ
クアップコイルへ給電する。 【効果】 設置やレイアウト変更が容易で、コンパクト
かつクリーンな有軌道台車システムが得られる。
ケーブルを備えたガイドレール2を敷設して、有軌道台
車4のガイドローラをガイドし、かつケーブルからピッ
クアップコイルへ給電する。 【効果】 設置やレイアウト変更が容易で、コンパクト
かつクリーンな有軌道台車システムが得られる。
Description
【0001】
【発明の利用分野】この発明は有軌道台車システムでの
非接触給電に関する。
非接触給電に関する。
【0002】
【従来技術】従来の有軌道台車システムでは床下にレー
ルを敷設し、該レールに沿って有軌道台車を走行させる
ものが多い。これはレールを床下に配置することによ
り、レール部で生じた塵が床上の空間を汚染するのを防
止するためや、レールが人の歩行などと干渉しないよう
にするためである。
ルを敷設し、該レールに沿って有軌道台車を走行させる
ものが多い。これはレールを床下に配置することによ
り、レール部で生じた塵が床上の空間を汚染するのを防
止するためや、レールが人の歩行などと干渉しないよう
にするためである。
【0003】しかしながら床下にレールを配置すると、
建物の設計段階からでないと有軌道台車システムの導入
が困難となり、その後のレイアウトの変更も困難であ
る。またレールの敷設に当たっては、柱や梁、配管等の
建築構造との取り合いが発生する。
建物の設計段階からでないと有軌道台車システムの導入
が困難となり、その後のレイアウトの変更も困難であ
る。またレールの敷設に当たっては、柱や梁、配管等の
建築構造との取り合いが発生する。
【0004】
【発明の課題】この発明の課題は、ガイドレールの敷設
やレイアウトの変更を容易にし、かつ発塵を防止すると
共に、コンパクトなシステムとすることにある(請求項
1〜3)。請求項2の発明での追加の課題は、ガイドレ
ールを利用して、有軌道台車への信号用のマークを設
け、さらにコンパクトなシステムとすることにある。請
求項3の発明での追加の課題は、クリーンルーム等にガ
イドレールを容易に取り付けられるようにすることにあ
る。
やレイアウトの変更を容易にし、かつ発塵を防止すると
共に、コンパクトなシステムとすることにある(請求項
1〜3)。請求項2の発明での追加の課題は、ガイドレ
ールを利用して、有軌道台車への信号用のマークを設
け、さらにコンパクトなシステムとすることにある。請
求項3の発明での追加の課題は、クリーンルーム等にガ
イドレールを容易に取り付けられるようにすることにあ
る。
【0005】
【発明の構成】この発明は、非接触給電用のケーブルを
備えたガイドレールを床面上に敷設すると共に、有軌道
台車には前記ガイドレールによりガイドされるガイドロ
ーラと、前記ケーブルから給電するためのピックアップ
コイルとを設けた有軌道台車システムにある。
備えたガイドレールを床面上に敷設すると共に、有軌道
台車には前記ガイドレールによりガイドされるガイドロ
ーラと、前記ケーブルから給電するためのピックアップ
コイルとを設けた有軌道台車システムにある。
【0006】好ましくは、前記ガイドレールにマークを
設けると共に、前記有軌道台車に該マークの検出用セン
サを設ける。
設けると共に、前記有軌道台車に該マークの検出用セン
サを設ける。
【0007】また好ましくは、床がグレーティング床で
構成されて、該床の孔を利用して取り付け部材を床に取
り付け、さらに該取り付け部材にガイドレールを取り付
ける。
構成されて、該床の孔を利用して取り付け部材を床に取
り付け、さらに該取り付け部材にガイドレールを取り付
ける。
【0008】
【発明の作用と効果】請求項1の発明では、ガイドレー
ルをクリーンルームなどの床面上に敷設するので、床下
にガイドレールを敷設する場合と異なり、ガイドレール
の敷設やレイアウトの変更が容易である。これは床下で
柱や梁あるいは配管などとの取り合いが生じないためで
ある。請求項1の発明ではさらに、ガイドレールに非接
触給電用のケーブルを設けて、有軌道台車のピックアッ
プコイルへと給電する。このため給電部での接触に伴う
発塵がなく、クリーンルームなどを汚染することが少な
い。さらにケーブルをガイドレールに一体にできるの
で、コンパクトでかつ敷設も容易になる。
ルをクリーンルームなどの床面上に敷設するので、床下
にガイドレールを敷設する場合と異なり、ガイドレール
の敷設やレイアウトの変更が容易である。これは床下で
柱や梁あるいは配管などとの取り合いが生じないためで
ある。請求項1の発明ではさらに、ガイドレールに非接
触給電用のケーブルを設けて、有軌道台車のピックアッ
プコイルへと給電する。このため給電部での接触に伴う
発塵がなく、クリーンルームなどを汚染することが少な
い。さらにケーブルをガイドレールに一体にできるの
で、コンパクトでかつ敷設も容易になる。
【0009】請求項2の発明では、ガイドレールにマー
クを設けて有軌道台車のセンサで検出するようにしたの
で、有軌道台車の制御が容易になり、かつマークをガイ
ドレールに一体にするのでさらにコンパクトにできる。
クを設けて有軌道台車のセンサで検出するようにしたの
で、有軌道台車の制御が容易になり、かつマークをガイ
ドレールに一体にするのでさらにコンパクトにできる。
【0010】請求項3の発明では、クリーンルームなど
のグレーティングの孔を利用して取付部材をグレーティ
ング床に取り付ける。そしてこの取付部材に対してガイ
ドレールを取り付ける。このため、ガイドレールを直接
グレーティング床に取り付ける場合に比べて、取付が容
易になる。
のグレーティングの孔を利用して取付部材をグレーティ
ング床に取り付ける。そしてこの取付部材に対してガイ
ドレールを取り付ける。このため、ガイドレールを直接
グレーティング床に取り付ける場合に比べて、取付が容
易になる。
【0011】
【実施例】図1〜図5に実施例を示す。図1に、ガイド
レール2上の有軌道台車4を模式的に示すと、有軌道台
車4は台車本体6上に移載装置8を搭載したもので、移
載装置8には例えば昇降、回転、伸縮(台車4からの進
退)の3つの自由度を設けて、全方向に対して物品を移
載しかつ姿勢を転換できるようにするのが好ましい。1
0,11はカバーで、走行時の風などに物品が接触して
汚染されることを防止するためのものである。
レール2上の有軌道台車4を模式的に示すと、有軌道台
車4は台車本体6上に移載装置8を搭載したもので、移
載装置8には例えば昇降、回転、伸縮(台車4からの進
退)の3つの自由度を設けて、全方向に対して物品を移
載しかつ姿勢を転換できるようにするのが好ましい。1
0,11はカバーで、走行時の風などに物品が接触して
汚染されることを防止するためのものである。
【0012】台車本体6のガイドレール2寄りで、前後
方向のほぼ中央部には走行車輪12があり、床面上を走
行する。走行車輪12は、ブレーキとモーターとを備え
た駆動部14により駆動され、図示しない軸受けなどに
より台車本体6の底面に取り付けられている。16,1
7は一対のガイドローラユニットで、それぞれ複数のガ
イドローラを備え、走行車輪12の前後方向の両側に設
けられ、ガイドレール2によりガイドされる。なおガイ
ドローラユニット16,17には、カーブ走行時にガイ
ドローラがガイドレール2に滑らかにガイドされるため
の機構を設けるのが好ましい。18はピックアップコイ
ルで、ガイドレール2に設けたリッツ線などの非接触給
電用のケーブル(一対設置)から、給電を受けるための
ものである。また20,21は一対の従動車輪で、水平
面内で車軸の向きを回動自在に構成し、有軌道台車4の
ガイドレール2と反対側の側面付近の前後に設ける。こ
こでは走行車輪12と従動車輪20,21とを設けた
が、走行車輪のみでも良く、その場合、取り付け位置は
ガイドレール2寄りとは限らない。
方向のほぼ中央部には走行車輪12があり、床面上を走
行する。走行車輪12は、ブレーキとモーターとを備え
た駆動部14により駆動され、図示しない軸受けなどに
より台車本体6の底面に取り付けられている。16,1
7は一対のガイドローラユニットで、それぞれ複数のガ
イドローラを備え、走行車輪12の前後方向の両側に設
けられ、ガイドレール2によりガイドされる。なおガイ
ドローラユニット16,17には、カーブ走行時にガイ
ドローラがガイドレール2に滑らかにガイドされるため
の機構を設けるのが好ましい。18はピックアップコイ
ルで、ガイドレール2に設けたリッツ線などの非接触給
電用のケーブル(一対設置)から、給電を受けるための
ものである。また20,21は一対の従動車輪で、水平
面内で車軸の向きを回動自在に構成し、有軌道台車4の
ガイドレール2と反対側の側面付近の前後に設ける。こ
こでは走行車輪12と従動車輪20,21とを設けた
が、走行車輪のみでも良く、その場合、取り付け位置は
ガイドレール2寄りとは限らない。
【0013】図2に、グレーティング床22などの構成
を示すと、24は床下スペースで、従来は床下スペース
24にガイドレールを敷設してきた。これに対してこの
発明では、文字通りにグレーティング床22上にガイド
レール2を敷設する。26は半導体や液晶などの処理装
置で、28はそのロードポートであり、30は搬送すべ
きカセットで、その側面に設けたフランジ31等を移載
装置8で把持して移載するものとする。図2に示すよう
に、ガイドレール2は処理装置やロードポートなどの床
上の設備の周囲を巡るように配設し、人や手押し車との
干渉を少なくする。
を示すと、24は床下スペースで、従来は床下スペース
24にガイドレールを敷設してきた。これに対してこの
発明では、文字通りにグレーティング床22上にガイド
レール2を敷設する。26は半導体や液晶などの処理装
置で、28はそのロードポートであり、30は搬送すべ
きカセットで、その側面に設けたフランジ31等を移載
装置8で把持して移載するものとする。図2に示すよう
に、ガイドレール2は処理装置やロードポートなどの床
上の設備の周囲を巡るように配設し、人や手押し車との
干渉を少なくする。
【0014】移載装置8には、ターンテーブル32とス
カラーアーム34ならびにハンド36があり、昇降部3
8でハンド36を昇降させ、水平面内での旋回と、スカ
ラーアーム34を用いての伸縮、並びに昇降の3つの動
作ができるようにする。このようにすると、有軌道台車
4に対して、360度任意の方向との間で移載ができ、
また有軌道台車4の上部などで、カセット30の旋回が
でき、有軌道台車4上でのカセット30の姿勢を変更し
たり、向きをかえてロードポート28に移載したりする
ことができる。移載装置8は、スカラーアーム34を用
いたものに限らず、スライドフォークを用いたものや、
移載ロボットなどでも良い。いずれの場合も、水平面内
での旋回と前後進(伸縮)ならびに昇降の3つの自由度
を備えたものが好ましい。
カラーアーム34ならびにハンド36があり、昇降部3
8でハンド36を昇降させ、水平面内での旋回と、スカ
ラーアーム34を用いての伸縮、並びに昇降の3つの動
作ができるようにする。このようにすると、有軌道台車
4に対して、360度任意の方向との間で移載ができ、
また有軌道台車4の上部などで、カセット30の旋回が
でき、有軌道台車4上でのカセット30の姿勢を変更し
たり、向きをかえてロードポート28に移載したりする
ことができる。移載装置8は、スカラーアーム34を用
いたものに限らず、スライドフォークを用いたものや、
移載ロボットなどでも良い。いずれの場合も、水平面内
での旋回と前後進(伸縮)ならびに昇降の3つの自由度
を備えたものが好ましい。
【0015】図3に、ガイドレール2に対する、有軌道
台車4の配置を示す。ガイドレール2は、合成樹脂やア
ルミニウムなどの非磁性材料からなり、有軌道台車4の
底面の1側方に片寄った位置にあり、その表面に設けた
凹部に一対のリッツ線41,42を設けて、非接触給電
用のケーブルとする。またマーク44,45などを設
け、有軌道台車4のセンサ46,47で検出して、位置
などを検出する。マーク44,45には、複数ビット分
のデータを表して絶対位置等を示すものや、マーク4
4,45の存在自体をセンサ46,47で読み取り、何
番目のマークであるかにより位置を認識するようにした
もの、などを用いる。そしてセンサ46,47は、たと
えば有軌道台車4の底面で、レール2に対応する位置に
設ける。
台車4の配置を示す。ガイドレール2は、合成樹脂やア
ルミニウムなどの非磁性材料からなり、有軌道台車4の
底面の1側方に片寄った位置にあり、その表面に設けた
凹部に一対のリッツ線41,42を設けて、非接触給電
用のケーブルとする。またマーク44,45などを設
け、有軌道台車4のセンサ46,47で検出して、位置
などを検出する。マーク44,45には、複数ビット分
のデータを表して絶対位置等を示すものや、マーク4
4,45の存在自体をセンサ46,47で読み取り、何
番目のマークであるかにより位置を認識するようにした
もの、などを用いる。そしてセンサ46,47は、たと
えば有軌道台車4の底面で、レール2に対応する位置に
設ける。
【0016】ガイドローラユニット16,17は、ガイ
ドレール2に沿って、前後にたとえば一対設け、その間
にピックアップコイル18を設ける。またガイドローラ
ユニット16,17は、その向きを台車本体6に対して
回動自在にする等により、カーブ走行可能に構成する。
そしてガイドローラユニット16,17の間の位置で、
ガイドレール2に沿った位置よりやや有軌道台車4の内
側に、走行車輪12を設ける。走行車輪12は車軸方向
が旋回自在なものでも固定のものでも良く、実施例では
車軸方向を固定した。また従動車輪20,21は車軸方
向を旋回自在に設け、たとえばガイドレール2とは反対
側で有軌道台車4の側方底面の前後に一対配置した。
ドレール2に沿って、前後にたとえば一対設け、その間
にピックアップコイル18を設ける。またガイドローラ
ユニット16,17は、その向きを台車本体6に対して
回動自在にする等により、カーブ走行可能に構成する。
そしてガイドローラユニット16,17の間の位置で、
ガイドレール2に沿った位置よりやや有軌道台車4の内
側に、走行車輪12を設ける。走行車輪12は車軸方向
が旋回自在なものでも固定のものでも良く、実施例では
車軸方向を固定した。また従動車輪20,21は車軸方
向を旋回自在に設け、たとえばガイドレール2とは反対
側で有軌道台車4の側方底面の前後に一対配置した。
【0017】図4に、ガイドレール2のグレーティング
床22への取付を示す。グレーティング床22には多数
の孔50があり、この孔50を利用して取り付け板52
をねじ53,54とナットプレート55などにより取り
付ける。なおナットプレート55に代えて単なるナット
などを用いても良く、取り付け板52をグレーティング
床22の床下側に配置しても良い。ガイドレール2はボ
ルト56などにより取り付け板52に取り付ける。そし
てガイドレール2に設けた一対の凹部に前記のリッツ線
41,42を配設し、例えばE型の磁性コアにピックア
ップ用のコイルを巻き付けたピックアップコイル18に
より非接触給電を受ける。さらにガイドローラユニット
16,17のガイドローラ60は、各ユニットに左右そ
れぞれたとえば2個づつ設け、図4のように、ガイドレ
ール2の側面に接触してガイドされるようにする。
床22への取付を示す。グレーティング床22には多数
の孔50があり、この孔50を利用して取り付け板52
をねじ53,54とナットプレート55などにより取り
付ける。なおナットプレート55に代えて単なるナット
などを用いても良く、取り付け板52をグレーティング
床22の床下側に配置しても良い。ガイドレール2はボ
ルト56などにより取り付け板52に取り付ける。そし
てガイドレール2に設けた一対の凹部に前記のリッツ線
41,42を配設し、例えばE型の磁性コアにピックア
ップ用のコイルを巻き付けたピックアップコイル18に
より非接触給電を受ける。さらにガイドローラユニット
16,17のガイドローラ60は、各ユニットに左右そ
れぞれたとえば2個づつ設け、図4のように、ガイドレ
ール2の側面に接触してガイドされるようにする。
【0018】図5に、有軌道台車4のカーブでの走行を
示す。直線区間では、有軌道台車4は一対のガイドロー
ラユニット16,17によりガイドレールにガイドさ
れ、リッツ線41,42からピックアップコイル18を
介して給電される。そして有軌道台車4の位置などを、
マーク44,45をセンサ46,47で読みとることに
より認識して、走行を制御する。走行車輪12はガイド
レール2のやや内側にあり、ガイドレール2との距離が
短くかつ有軌道台車4の前後方向の中心付近にあるの
で、車軸方向を水平面内で固定してもこじれずにカーブ
走行できる。ガイドレール2から見た有軌道台車4の反
対側には従動車輪20,21があり、車軸方向が回動自
在なので、同様にカーブ走行できる。またガイドローラ
ユニット16,17は、有軌道台車4の底面に対して回
動軸などで連結されているので、カーブではガイドロー
ラユニット16,17の向きが変化することにより走行
できる。なお各ガイドローラユニット16,17あたり
のガイドローラの数を2個あるいは3個などと減少させ
れば、ガイドローラユニット16,17の向きを有軌道
台車4に対して旋回自在にしなくてもカーブ走行でき
る。特にユニット当たりのガイドローラの数を2個と
し、2個のガイドローラの中心を結ぶ線がカーブでの曲
率中心を通るようにしておけば、滑らかにカーブ走行で
きる。そしてカーブではピックアップコイル18はリッ
ツ線41,42からはずれるが、短時間でカーブを走行
しうるので特に問題はない。
示す。直線区間では、有軌道台車4は一対のガイドロー
ラユニット16,17によりガイドレールにガイドさ
れ、リッツ線41,42からピックアップコイル18を
介して給電される。そして有軌道台車4の位置などを、
マーク44,45をセンサ46,47で読みとることに
より認識して、走行を制御する。走行車輪12はガイド
レール2のやや内側にあり、ガイドレール2との距離が
短くかつ有軌道台車4の前後方向の中心付近にあるの
で、車軸方向を水平面内で固定してもこじれずにカーブ
走行できる。ガイドレール2から見た有軌道台車4の反
対側には従動車輪20,21があり、車軸方向が回動自
在なので、同様にカーブ走行できる。またガイドローラ
ユニット16,17は、有軌道台車4の底面に対して回
動軸などで連結されているので、カーブではガイドロー
ラユニット16,17の向きが変化することにより走行
できる。なお各ガイドローラユニット16,17あたり
のガイドローラの数を2個あるいは3個などと減少させ
れば、ガイドローラユニット16,17の向きを有軌道
台車4に対して旋回自在にしなくてもカーブ走行でき
る。特にユニット当たりのガイドローラの数を2個と
し、2個のガイドローラの中心を結ぶ線がカーブでの曲
率中心を通るようにしておけば、滑らかにカーブ走行で
きる。そしてカーブではピックアップコイル18はリッ
ツ線41,42からはずれるが、短時間でカーブを走行
しうるので特に問題はない。
【0019】実施例ではガイドレール2をグレーティン
グ床22上に設置するので、床下スペース24に設置す
る場合と異なり、設置が容易で、設置後のレイアウト変
更も容易である。またガイドレール2はロードポート2
8などに寄せて敷設することができるので、人や手押し
車などの障害となる事が少ない。ガイドレール2には、
一対のリッツ線41,42やマーク44,45を設けた
が、それでも高さが1〜3cmで幅が5〜15cm程度
にできるので、極めてコンパクトにできる。そして一対
のガイドローラユニット16,17を用いることによ
り、有軌道台車4をガイドレール2でガイドし、ガイド
レール2寄りでかつ車体の前後方向のほぼ中心部にある
走行車輪12は、カーブでも直線区間でも滑らかに走行
する。さらに有軌道台車4の反対側の底部に設けた一対
の従動車輪20,21で、有軌道台車4からの荷重を支
持する。
グ床22上に設置するので、床下スペース24に設置す
る場合と異なり、設置が容易で、設置後のレイアウト変
更も容易である。またガイドレール2はロードポート2
8などに寄せて敷設することができるので、人や手押し
車などの障害となる事が少ない。ガイドレール2には、
一対のリッツ線41,42やマーク44,45を設けた
が、それでも高さが1〜3cmで幅が5〜15cm程度
にできるので、極めてコンパクトにできる。そして一対
のガイドローラユニット16,17を用いることによ
り、有軌道台車4をガイドレール2でガイドし、ガイド
レール2寄りでかつ車体の前後方向のほぼ中心部にある
走行車輪12は、カーブでも直線区間でも滑らかに走行
する。さらに有軌道台車4の反対側の底部に設けた一対
の従動車輪20,21で、有軌道台車4からの荷重を支
持する。
【図1】 実施例でのレールと有軌道台車の斜視図
【図2】 実施例での有軌道台車とレールとを示す切り
欠き部付き正面図
欠き部付き正面図
【図3】 実施例での有軌道台車とレールの平面図
【図4】 実施例でのレールの取り付けとピックアップ
コイルとを示す断面図
コイルとを示す断面図
【図5】 実施例でのカーブ走行を示す図
2 ガイドレール 4 有軌道台車 6 台車本体 8 移載装置 10,11 カバー 12 走行車輪 14 駆動部 16,17 ガイドローラユニット 18 ピックアップコイル 20,21 従動車輪 22 グレーティング床 24 床下スペース 26 処理装置 28 ロードポート 30 カセット 31 フランジ 32 ターンテーブル 34 スカラーアーム 36 ハンド 38 昇降部 41,42 リッツ線 44,45 マーク 46,47 センサ 50 孔 52 取り付け板 53,54 ネジ 55 ナットプレート 56 ボルト 60 ガイドローラ
Claims (3)
- 【請求項1】 非接触給電用のケーブルを備えたガイド
レールを床面上に敷設すると共に、有軌道台車には前記
ガイドレールによりガイドされるガイドローラと、前記
ケーブルから給電するためのピックアップコイルとを設
けた有軌道台車システム。 - 【請求項2】 前記ガイドレールにマークを設けると共
に、前記有軌道台車に該マークの検出用センサを設けた
ことを特徴とする、請求項1の有軌道台車システム。 - 【請求項3】 床がグレーティング床で構成されて、該
床の孔を利用して取り付け部材を床に取り付け、さらに
該取り付け部材にガイドレールを取り付けたことを特徴
とする、請求項1または2の有軌道台車システム。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30635799A JP2001128316A (ja) | 1999-10-28 | 1999-10-28 | 有軌道台車システム |
US09/696,239 US6374748B1 (en) | 1999-10-28 | 2000-10-26 | Tracking cart system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30635799A JP2001128316A (ja) | 1999-10-28 | 1999-10-28 | 有軌道台車システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001128316A true JP2001128316A (ja) | 2001-05-11 |
Family
ID=17956103
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30635799A Pending JP2001128316A (ja) | 1999-10-28 | 1999-10-28 | 有軌道台車システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001128316A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20130230369A1 (en) * | 2002-07-22 | 2013-09-05 | Brooks Automation, Inc. | Substrate processing apparatus |
US8960099B2 (en) | 2002-07-22 | 2015-02-24 | Brooks Automation, Inc | Substrate processing apparatus |
US9570330B2 (en) | 2002-07-22 | 2017-02-14 | Brooks Automation, Inc. | Substrate processing apparatus |
-
1999
- 1999-10-28 JP JP30635799A patent/JP2001128316A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20130230369A1 (en) * | 2002-07-22 | 2013-09-05 | Brooks Automation, Inc. | Substrate processing apparatus |
US8827617B2 (en) * | 2002-07-22 | 2014-09-09 | Brooks Automation Inc. | Substrate processing apparatus |
US8960099B2 (en) | 2002-07-22 | 2015-02-24 | Brooks Automation, Inc | Substrate processing apparatus |
US9570330B2 (en) | 2002-07-22 | 2017-02-14 | Brooks Automation, Inc. | Substrate processing apparatus |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20031222 |