JP2001126878A - 照明制御システムの調光信号分波器 - Google Patents

照明制御システムの調光信号分波器

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JP2001126878A
JP2001126878A JP30338399A JP30338399A JP2001126878A JP 2001126878 A JP2001126878 A JP 2001126878A JP 30338399 A JP30338399 A JP 30338399A JP 30338399 A JP30338399 A JP 30338399A JP 2001126878 A JP2001126878 A JP 2001126878A
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signal
control
terminal
lighting
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Goro Oda
悟朗 小田
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】1台の親機で従来の照明負荷も併せてを調光制
御可能とする。 【解決手段】調光信号分波器Aは、調光信号6に接続さ
れる入力端子t0,t0と、調光信号線6を介して入力
端子t0,t0より入力される異なる周期を有した複数
種の調光信号を受信する受信回路100と、受信した複
数種の調光信号を1乃至複数種の周期毎に分波する分波
回路101と、分波した調光信号をそれぞれ個別に送信
する1乃至複数の分波送信回路1021…と、調光信号
線6を介して送信されてくる複数種の調光信号を送信す
る送信回路103とを具備する。而して、調光信号分波
器Aにて分波された調光信号を従来の照明負荷4bに送
信し、周期が異なる複数種の調光信号の中から所定の周
期を有する調光信号を選択する手段を持たない従来の照
明負荷4bと、当該手段を有する照明負荷4a1,4a2
…とを1台の親機Mで調光制御することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の照明負荷を
遠隔から調光制御する照明制御システムに用いられる調
光信号分波器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、複数の照明負荷を遠隔から調光制
御する照明制御システムとしては、複数の親機にそれぞ
れ2線式の調光信号線を介して複数の照明負荷が接続さ
れ、各親機毎に調光信号線を介して送信する調光信号の
デューティ比に基づいて複数の照明負荷が同じ調光レベ
ルに調光されるものが提供されていた(特開平10−1
44481号、特開平6−335068号、特開平8−
102363号並びに特開平5−153672号の各公
報参照)。各照明負荷には商用電源が接続されており、
商用電源から白熱灯や蛍光灯のような光源に供給する電
力を可変して調光する安定器が設けてある。
【0003】上記従来例システムでは、各親機が、外部
から与えられる調光指示データ(照明負荷の調光レベル
を指示するデータ)に応じて、一定周期のパルス信号か
ら成る調光信号のデューティ比を変えて調光信号線に繰
り返し出力し、調光信号を受信した各照明負荷において
は調光信号のデューティ比に基づいて光源への供給電力
を可変し、デューティ比に応じた調光レベルに調光する
のである。
【0004】しかしながら、上記従来システムでは、調
光信号線を介して親機に接続される複数の照明負荷(以
下、「照明負荷群」と呼ぶ)を同じ調光レベルにしか調
光制御することができず、互いに異なる調光レベルで調
光制御したい照明負荷群が複数存在する場合は各々の照
明負荷群毎に親機と調光信号線が必要となり、施工に多
大な手間がかかるとともにコストも高くつくという問題
がある。
【0005】そこで本発明者は、上記問題に鑑みて1台
の親機で複数の照明負荷群毎に異なった調光制御を行う
ことが可能な照明制御システムを発明した。
【0006】図15は本発明者の上記発明に係る照明制
御システムのシステム構成を示す図である。親機M’と
複数台の照明負荷4とが2線式の調光信号線6で接続さ
れており、各照明負荷4が電源線Lpを介して商用電源
ACに接続されている。親機M’は、図16に示すよう
に調光レベルに応じたデューティ比D1,D2,D3を
有し互いに周期T1,T2,T3が異なる複数種の調光
信号を調光信号線6を介して時分割多重方式で送信し、
各照明負荷4は、調光信号線6を介して受信した調光信
号の中から所定の周期T1…を有した調光信号を選択す
るとともに選択した調光信号のデューティ比D1…に基
づいて光源の調光レベルを可変するものである。而し
て、異なる周期T1…の調光信号を親機M’から各照明
負荷4に調光信号線6を介して送信し、複数の照明負荷
群毎に所定周期T1…の調光信号を選択して調光信号の
デューティ比に基づいた調光制御を行うから、1台の親
機M’で複数の照明負荷群毎に異なった調光制御を行う
ことが可能となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、本発明者の
上記発明に係る照明制御システムでは、異なる周期を有
した多数の調光信号の中から所定周期の調光信号を選択
して取り込む手段を各照明負荷4に設ける必要があるか
ら、従来システムに用いられていた照明負荷、すなわち
上記手段を備えていない照明負荷を調光信号線6に接続
しても正常に動作せず、上記手段を有する照明負荷と従
来の照明負荷とを1台の親機で調光制御することができ
ないという問題がある。
【0008】本発明は上記問題に鑑みて為されたもので
あり、その目的とするところは、1台の親機で従来の照
明負荷も併せて調光制御することが可能な照明制御シス
テムの調光信号分波器を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
目的を達成するために、光源の調光レベルが可変である
複数の照明負荷を調光信号線を介して親機に接続し、親
機は外部から与えられる制御データに応じたデューティ
比の調光信号を調光信号線に出力し、各照明負荷では調
光信号線を介して受信した調光信号のデューティ比に基
づいて調光レベルを可変して成り、親機は、調光レベル
に応じたデューティ比を有し互いに周期が異なる複数種
の調光信号を調光信号線を介して時分割多重方式で送信
し、各照明負荷は、調光信号線を介して受信した調光信
号の中から所定の周期を有した調光信号を選択するとと
もに選択した調光信号のデューティ比に基づいて光源の
調光レベルを可変して成る照明制御システムに用いら
れ、調光信号線を介して異なる周期を有した複数種の調
光信号を受信する調光信号受信手段と、受信した複数種
の調光信号を1乃至複数種の周期毎に分波する分波手段
と、分波した調光信号をそれぞれ個別に送信する1乃至
複数の分波送信手段と、調光信号線を介して送信されて
くる複数種の調光信号を送信する調光信号送信手段とを
具備することを特徴とし、調光信号分波器にて分波され
た調光信号を従来の照明負荷に送信すれば、周期が異な
る複数種の調光信号の中から所定の周期を有する調光信
号を選択する手段を持たない従来の照明負荷と、当該手
段を有する照明負荷とを1台の親機で調光制御すること
ができる。しかも、親機と従来の照明負荷とを接続する
調光信号線の間に調光信号分波器を挿入するだけでよい
から施工も容易である。
【0010】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、各手段が納装されるハウジングを具備し、このハウ
ジングを規格化された分電盤協約寸法に対応する寸法に
形成したことを特徴とし、請求項1の発明の作用に加え
て、調光信号分波器を分電盤内に配設することができて
施工性の向上が図れる。
【0011】請求項3の発明は、請求項1又は2の発明
において、固有アドレスが設定されスイッチの状態を監
視しスイッチの状態の応じた監視データを伝送制御装置
に対して送出する監視端末器と、固有アドレスが設定さ
れ各スイッチに対応する照明負荷を調光制御する調光端
末器と、各端末器が一対の信号線を介して接続されると
ともに、アドレスデータを含む伝送信号を信号線に送出
することによって各端末器をアクセスして監視データ及
び照明負荷の調光制御内容を示す制御データを時分割多
重伝送する伝送制御装置とを備え、親機は、固有アドレ
スが設定されるとともに信号線を介して受信した伝送信
号のアドレスデータが固有アドレスと一致したときに制
御データを取り込むとともに制御データに基づいて所定
周期及びデューティ比を有した調光信号を作成して成る
照明制御システムの端末器として用いられることを特徴
とし、請求項1又は2の発明の作用に加えて、親機を調
光端末器としてシステムを構成することにより、親機に
対して伝送信号により遠隔から制御データを与えること
が可能となって使い勝手の向上が図れる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を詳細に説明する。
【0013】図2は本実施形態における照明制御システ
ムの一構成例を示しており、親機Mに対して照明負荷4
a及び本発明に係る調光信号分波器Aが2線式の調光信
号線6で接続されるとともに、調光信号分波器Aに対し
て別の調光信号線6,6で2種類の照明負荷4a,4b
がそれぞれ接続され、さらに各照明負荷4a,4bが電
源線Lpを介して商用電源ACに接続されている。
【0014】親機Mは、従来技術で説明した本発明者の
上記発明に係るものであって、外部から与えられる制御
データに応じた調光制御を行うために、調光レベルに応
じたデューティ比を有し互いに周期が異なる複数種の調
光信号を調光信号線6を介して時分割多重方式で送信す
る。また、照明負荷4aも本発明の上記発明に係るもの
であり、調光信号線6を介して受信した調光信号の中か
ら予め設定された所定の周期を有した調光信号を選択す
るとともに選択した調光信号のデューティ比に基づいて
光源(白熱灯や蛍光灯など)の調光レベルを可変する。
ここで、調光信号6を介して調光信号分波器Aに接続さ
れている一方の照明負荷4bは、上記照明負荷4aと違
って多数種の調光信号の中から所定の周期を有した調光
信号を選択して取り込む機能を有していない従来タイプ
のものである。
【0015】本発明に係る調光信号分波器Aは、図1に
示すように調光信号線6に接続される入力端子t0,t
0と、調光信号線6を介して入力端子t0,t0より入
力される異なる周期を有した複数種の調光信号を受信す
る受信回路100と、受信した複数種の調光信号を1乃
至複数種の周期毎に分波する分波回路101と、分波し
た調光信号をそれぞれ個別に送信する1乃至複数の分波
送信回路1021…と、調光信号線6を介して送信され
てくる複数種の調光信号を送信する送信回路103とを
具備し、上記各回路には図示しない電源回路から電源が
供給されている。なお上記各回路は従来周知の技術を用
いて実現可能であるから、詳細な回路構成の図示並びに
説明は省略する。
【0016】ここで、送信回路103の出力端子t1,
t1には調光信号線6を介して1乃至複数台の照明負荷
4aが接続され、分波送信回路1021…の出力端子t
2,t2には、各分波送信回路1021…から送信され
る所定周期を有した1種類の調光信号のみで動作可能な
照明負荷4bが調光信号線6’を介して接続される。従
って、送信回路103の出力端子t1,t1に接続され
た調光信号線6には異なる周期を有した複数種の調光信
号が送信されるのに対し、各分波送信回路1021…の
出力端子t2,t2には互いに異なる周期を有する1種
類の調光信号のみが送信される。
【0017】次に本実施形態の動作を説明する。いま、
親機Mからは3種類の異なる周期T1,T2,T3を有
した調光信号がサイクリックに時分割多重で送信される
ものとし、周期T1を有する調光信号を選択して調光制
御が行われる照明負荷4a1と調光信号分波器Aとが調
光信号線6を介して親機Mと直接に接続され、周期T2
を有する調光信号を選択して調光制御が行われる照明負
荷4a2並びに周期T3を有する調光信号を選択して調
光制御が行われる照明負荷(図示せず)が調光信号線6
を介して調光信号分波器Aの出力端子t1,t1に接続
されるとともに、周期T2を有する調光信号のみを取り
込んで調光制御が行われる照明器具4bが調光信号線
6’を介して調光信号分波器Aの出力端子t2,t2に
接続される。なお、図2では各照明負荷4a1,4a2
4bをそれぞれ1台ずつしか図示していないが、それぞ
れ複数台ずつで照明負荷群を構成しても良い。
【0018】例えば、照明負荷4a2,4bの調光レベ
ルを変更する場合、周期T2を有する調光信号のデュー
ティ比を所望の調光レベルに対応した値に設定して親機
Mから送信すると、調光信号分波器Aでは周期T1,T
2,T3を有する3種類の調光信号を受信して照明負荷
4a2に対しては調光信号線6を介してそのまま3種類
の調光信号を送信し、照明負荷4bに対しては分波回路
101で分波した調光信号(周期T2を有する調光信
号)を調光信号線6’を介して送信する。そして、照明
負荷4a2では3種類の調光信号の中から周期T2を有
する調光信号を選択して取り込み、取り込んだ調光信号
のデューティ比に基づいて光源の調光レベルを変更す
る。また、照明負荷4bでは調光信号線6’を介して受
信した調光信号のデューティ比に基づいて光源の調光レ
ベルを変更する。その結果、照明負荷4a2及び4bが
所望の調光レベルとなるように調光制御を行うことがで
きる。
【0019】而して、本実施形態では、異なる周期を有
した複数種の調光信号を親機Mから調光信号線6に送出
し、各照明負荷4a1,4a2…において予め設定された
周期に一致する調光信号のみを調光信号線6から取り込
み、取り込んだ調光信号のデューティ比に基づいた調光
レベルで光源の調光制御が行われるため、1台の親機M
で複数の照明負荷群毎に異なった調光制御を行うことが
可能になるとともに、調光信号分波器Aにて分波された
調光信号を従来の照明負荷4bに送信し、周期が異なる
複数種の調光信号の中から所定の周期を有する調光信号
を選択する手段を持たない従来の照明負荷4bと、当該
手段を有する照明負荷4a1,4a2…とを1台の親機M
で調光制御することができる。しかも、親機Mと従来の
照明負荷4bとを接続する調光信号線6,6’の間に調
光信号分波器Aを挿入するだけでよいから施工が容易で
ある。
【0020】ところで、本実施形態における親機を従来
周知の遠隔監視制御システムに用いられる制御端末器と
して構成し、監視端末器で監視するスイッチの操作状態
に応じて照明負荷の調光レベルを指示する制御データが
信号線を介して与えられるようにしても良い。ここで、
上記遠隔監視制御システムについて簡単に説明する。
【0021】上記遠隔監視制御システムでは、伝送制御
装置と、スイッチの操作状態を監視する複数の監視端末
器、及び負荷を制御する制御端末器とを一対(2線)の
信号線にて接続し、伝送制御装置と各端末器との間で信
号線を介して時分割多重で信号伝送を行い、スイッチ操
作に基づいて伝送制御装置が遠隔制御で負荷の動作制御
を行い、その負荷の動作状態を伝送制御装置で監視する
ようになっている。ここで、上記各端末器にはそれぞれ
固有のアドレスを設定し、伝送信号において各端末器を
固有アドレスで特定して各端末器を個別にアクセスする
ことができるようにしてある。
【0022】伝送制御装置から信号線に送出される伝送
信号Vsは、図14に示すように、伝送開始を示すスタ
ートパルスST、信号モードを示すモードデータMD、
アクセスする端末器のアドレス(8ビット)を示すアド
レスデータAD、制御内容を示す制御データCD、チェ
ックサムデータCS及び端末器から返信信号を返信させ
るために設けられた返信期間WTとからなり、この伝送
信号Vsはパルス幅変調された複極(±24V)信号で
時分割多重伝送される。
【0023】各端末器では、基本的には、信号線を介し
て受信された伝送信号Vs>のアドレスデータと自己の
固有アドレスデータとが一致したとき、その伝送信号V
sの制御データを取り込むとともに、伝送信号Vsの返
信期間WTに同期して監視データを、信号線間を略短絡
状態とすることにより電流モードの返信信号で伝送制御
装置に返信する。
【0024】但し、例えばスイッチが操作されたとき
に、直ちに対応する負荷の動作制御が行えるように次の
割込処理が行われる。いま、いずれかの監視端末器に対
応するスイッチが操作されたとすると、その監視端末器
は伝送制御装置から送信される伝送信号Vsのスタート
パルスSTに同期して、図14(c)に示す割込信号V
iを伝送制御装置に返信する。この割込信号Viを受信
した伝送制御装置では割込発生監視端末器を特定し、そ
の監視端末器をアクセスして監視データを返信させる。
そして、返信された監視データに基づいて対応する負荷
を制御する制御監視端末器に伝送する制御データを作成
し、該当する制御監視端末器に制御データを送る。この
ようにして緊急を有する処理は迅速に行えるようにして
ある。
【0025】図3に全体のシステム構成を示し、図4に
要部のシステム構成を示す。この照明制御システムも基
本的には上述の遠隔監視制御システムと同様に、伝送制
御装置(以下、伝送ユニットと呼ぶ)1と、スイッチの
操作状態を監視する複数の監視端末器(本実施例ではス
イッチと監視端末器とは一体になっている)2、及び負
荷4の動作を制御する制御端末器3とを2線式の信号線
5にて接続し、伝送ユニット1と各端末器2,3との間
で信号線5を介して時分割多重で信号伝送を行い、スイ
ッチ操作に基づいて遠隔制御で負荷4の動作制御を行
い、その負荷4の動作状態を伝送ユニット1で集中監視
する。
【0026】ここで、本発明では負荷4が調光制御可能
なインバータ方式の照明器具(照明負荷)であるから、
以下の説明では負荷4を照明器具と呼ぶ。そして、制御
端末器3としては、照明器具4のオン,オフ制御を行う
制御端末器3aと、上述の親機に相当し、照明器具4の
調光制御を行う制御端末器3bとを備えている。また、
実施形態においては、図4に示すように1台の制御端末
器3b1に調光信号線6を介して接続された複数台の照
明器具4を複数(例えば3つ)の照明器具群に分け、各
照明器具群毎に独立して調光制御が行えるようにしてあ
る。以下、説明を簡単にするために各群を照明器具群G
1,G2,G3と呼び、必要に応じて適宜各照明器具群
G1,G2,G3に属する複数台の照明器具4を各々照
明器具4 1,42,43と表記する。
【0027】制御端末器3aは、複数のリレーを一体的
に内蔵し、リレー接点のオン,オフにより各照明器具4
への商用電源ACの供給を制御し、照明器具4のオン,
オフ制御を個別に行えるようになっている。なお、複数
のリレーのリレー接点を同時にオン,オフさせて、その
制御端末器3aに接続された複数の照明器具4を一括的
にオン,オフさせることも可能である。
【0028】制御端末器3bは、信号線5と別の2線式
の調光信号線6を介して各照明器具4と接続し、上記調
光信号線6を介して照明器具4に調光信号を与える。こ
の制御端末器3bとしては、照明器具4を連続調光制御
するものと、所望の調光レベルに段階的に調光制御可能
なものとの2種類がある。そこで、以下の説明では、前
者を連続調光制御端末器3b1 と呼ぶと共に、後者を段
調光制御端末器3b2と呼び、両者を総称する場合には
調光制御端末器3bと呼ぶ。
【0029】調光制御端末器3bは、トランスユニット
7から商用電源(AC100V/AC200V)ACを
内蔵トランスで降圧して得た電源(AC24V)を受
け、その電源で内蔵する調光信号出力部を動作させてい
る。そして、この調光端末器3bは、伝送ユニット1及
びトランスユニット7と共に分電盤8内に配置される。
従って、調光制御端末器3bの外形は分電盤協約寸法
(JIS C 8370の付属書5参照)に形成し、ブ
レーカなど共に並設して分電盤8内に収めることを可能
としてある。
【0030】この照明制御システムでは、監視端末器2
として複数種のものを備える。その監視端末器2の種別
は、照明器具4を連続調光する連続調光スイッチ端末器
2aと、段調光制御する段調光スイッチ端末器2bと、
照明器具4を個別にオン,オフ制御する個別制御スイッ
チ端末器2cとがある。
【0031】連続調光スイッチ端末器2aは、調光レベ
ルを連続的にアップさせるアップスイッチ21と、連続
的にダウンさせるダウンスイッチ22と、調光信号線6
への調光信号の送出を入/切する調光信号入/切スイッ
チ23とを備え、各スイッチ21〜23 の操作に応じ
て連続調光制御端末器3b1 に接続された照明器具4の
調光制御を行うものである。
【0032】段調光スイッチ端末器2bは、図3の場合
には3段階(レベル1(L1)〜レベル3(L3))の
切換をそれぞれ行う段調光スイッチ241 〜243 と、
調光信号線6への調光信号の送出を入/切する調光信号
入/切スイッチ25とを備え、各スイッチ241 〜24
3,25の操作に応じて段調光制御端末器3b2 に接続
された照明器具4の調光制御を行うものである。ここ
で、連続調光スイッチ端末器2a並びに段調光スイッチ
端末器2bは、それぞれ複数の照明器具群G1,G2,
G3に対応して複数台ずつ設けてあり、各照明器具群G
1,G2,G3に属する複数台の照明器具41,42,4
3に対して照明器具群G1…毎に調光制御を行うように
なっている。
【0033】個別制御スイッチ端末器2cは、各照明器
具4を個別にオン,オフする個別制御スイッチ26を備
えるものであり、1つの個別制御スイッチ端末器2cに
は複数個(本実施形態の場合には4個)ずつ個別制御ス
イッチ26を設けてある。個別制御スイッチ端末器2c
は、各個別制御スイッチ26の操作に応じた監視データ
を伝送ユニット1に与え、伝送ユニット1を介して個別
制御スイッチ26に対応する照明器具4が接続された制
御端末器3aによりオン,オフ(点灯,消灯)制御を行
わせる。
【0034】次に、2種類の調光制御端末器3bのう
ち、まず、連続調光制御端末器3b1について図5を用
いて説明する。この連続調光制御端末器3b1 では、こ
の種の遠隔監視制御システム(照明制御システム)の制
御端末器3aの基本構成と同様の伝送処理部を備えてい
る。この伝送処理部は、信号線5を介して伝送される伝
送信号を取り込むダイオードブリッジDB1 と、このダ
イオードブリッジDB1を介して入力される伝送信号を
受信する受信回路31と、受信回路31の受信出力に応
じて信号処理を行うCPUで構成された信号処理回路3
2と、伝送ユニット1に対して返信を行う返信回路33
と、ワイヤレス設定器(図示せず)からの光ワイヤレス
信号(赤外線)を受信するワイヤレス受信回路34と、
ワイヤレス設定器に対して光ワイヤレス信号を送信する
送信回路35と、ワイヤレス設定器から送信されるアド
レス等を記憶するEEPROMからなるアドレス記憶回
路36と、信号処理回路32用のクロック信号を発生す
る発振回路37と、ワイヤレス設定器からの信号を受信
していることを表示する表示回路38と、ダイオードブ
リッジDB1 出力から伝送処理部用の電源を作成する定
電圧回路39とで構成してある。
【0035】上記連続調光制御端末器3b1 は信号端子
1 ,N2 に信号線5が接続され、この信号端子N1
2 間にダイオードブリッジDB1 を接続することによ
り、信号線5に無極性で接続可能としてある。そして、
ダイオードブリッジDB1 の出力を定電圧回路31を用
いて定電圧化して伝送処理部の電源を得ている。つまり
は、この種の遠隔監視制御システムの端末器2,3で
は、基本的には伝送信号から電源を得て動作するもので
ある。
【0036】上記ダイオードブリッジDB1 を介して伝
送ユニット1から伝送される伝送信号Vsは、受信回路
31で受信され、信号処理回路32に与えられる。信号
処理回路32では、その受信された伝送信号Vsのアド
レスデータがアドレス記憶部36に記憶されている固有
アドレスと一致するか否かを判断し、一致する場合にの
み、制御データを取り込んで照明器具4の調光制御を行
う。そして、伝送信号に設定されている返信期間に伝送
ユニット1に対して制御結果などを監視データとして返
送する。以上の動作は、通常の制御端末器3aもほぼ同
様に動作するものである。
【0037】なお、上記伝送処理部では、アドレス設定
をワイヤレス設定器を用いて行えるようにしてある。つ
まり、ワイヤレス設定器を用いてアドレスを設定するた
めの設定信号を連続調光端末器3b1 に送信すると、ア
ドレス設定器からのワイヤレス信号がワイヤレス受信回
路34で受信され、その受信出力に基づいて信号処理回
路32がアドレス記憶部36にアドレスに対応するデー
タの書込みを行う。なお、同様にして、アドレスの変更
を行うこともできる。ここで、ワイヤレス送信回路35
は、アドレス設定器からアドレスデータを正常に受信す
るために設けてあり、また例えばアドレスの確認などの
場合に現在設定してあるアドレスをワイヤレス設定器に
返信する場合にも使用される。
【0038】ところで、本実施形態においては連続調光
制御端末器3b1に調光信号線6を介して接続される照
明器具群G1,G2,G3に対応した3通りのアドレス
が設定され、これら3通りのアドレスと同一のアドレス
が各照明器具群G1,G2,G3毎の調光制御を行う連
続調光スイッチ端末器2a…にも設定されており、伝送
ユニット1において連続調光スイッチ端末器2aのアド
レスデータから対応する連続調光制御端末器3b1並び
に照明器具群G1,G2,G3を容易に判別できるよう
になっている。
【0039】また、この連続調光制御端末器3b1 は上
記伝送処理部の他に調光信号出力部を備えている。この
調光信号出力部は電源回路40から与えられる電源で動
作する。この電源回路40は、降圧トランスT1 、ダイ
オードブリッジDB2 及びいわゆる3端子レギュレータ
を用いた定電圧回路40aで構成し、トランスユニット
7から供給される電源(AC24V)を、降圧トランス
1 で降圧し、その降圧出力をダイオードブリッジDB
2 で整流し、さらに定電圧回路40aで定電圧化して調
光信号出力部の電源を作成している。
【0040】調光信号出力部は、信号処理回路32の出
力端子(19番ピン出力)から供給される調光信号を、
出力端子S1 ,S2 に接続される調光信号線6を介して
照明器具4に与える。ここで、調光信号はハイ,ローの
2値をとるパルス信号(あるいは矩形波信号)として出
力され、パルス信号のデューティ比により調光レベルを
示す。さらに本実施形態においては、図6に示すように
各照明器具群G1,G2,G3に対応した3種類の異な
る周期T1,T2,T3を有する調光信号を巡回的(サ
イクリック)に信号処理回路32から出力するようにし
てある。ここで、照明器具群G1,G2,G3と調光信
号5の周期T1,T2,T3との対応関係は上述のアド
レス設定器からのワイヤレス信号によって設定可能であ
り、アドレスとともにアドレス記憶部36に記憶され
る。なお、本実施形態の場合には、デューティ比が小さ
いとき、照明器具4の調光レベルは小さく(光出力が大
きい)、デューティ比が大きくなるにつれて、照明器具
4の調光レベルは大きく(光出力が絞られて低下する)
ようになっている。
【0041】信号処理回路32の出力に応じた調光信号
を調光信号線6を介して照明器具4に出力する出力回路
41は、トランジスタQ1 〜Q3 及びフォトカプラPC
1 で構成してある。なお、フォトカプラPC1 は、調光
信号出力部側の電源短絡などの影響が信号処理回路32
側に及ぶことを防止するために用いてある。いま、信号
処理回路32の出力がハイレベルである場合には、トラ
ンジスタQ1 がオンとなり、フォトカプラPC1 の発光
ダイオードが発光してフォトトランジスタがオンとなり
(但し、後述するようにフォトトランジスタがオンする
ためには、トランジスタQ4 がオン可能状態になってい
ることが必要である)、トランジスタQ 2 がオンするこ
とにより、電源回路40の電源電圧が調光信号線6に印
加される。そして、信号処理回路32の出力がローレベ
ルになると、トランジスタQ1 がオフ、フォトカプラP
1 のフォトトランジスタがオフ、トランジスタQ2
オフとなることにより、調光信号線6は電源回路40の
負極レベルに引き下げられる。
【0042】なお、トランジスタQ3 は、トランジスタ
1 と相反してオン,オフし、このトランジスタQ3
直列接続された抵抗と共に、トランジスタQ1 がオフし
てフォトカプラPC1 の発光ダイオードが消灯状態にあ
るとき、定電圧回路39からの電力を抵抗で消費させ、
信号処理回路32の出力のデューティが異なっても、ト
ランジスタQ1 がオンしてフォトカプラPC1 の発光ダ
イオードが発光しているときとの消費電力の差が出ない
ようにして、定電圧回路39の出力電圧の変動を少なく
するために設けてある。
【0043】さらに、上記調光信号出力部には、調光信
号線6が短絡したことを検知すると共に、調光信号線6
が短絡したときに、トランジスタQ2 をオフとして電源
回路40の出力が短絡されることを防止する短絡保護回
路42を設けてある。この短絡保護回路42は、3つの
コンパレータCP1 〜CP3 、トランジスタQ4 、ツェ
ナダイオードZD1 、ダイオードD1 、発光ダイオード
LED3 、コンデンサC1 、抵抗R1 〜R5 で構成して
ある。
【0044】コンパレータCP1 は、ツェナダイオード
ZD1 のツェナ電圧を抵抗R4 ,R 5 で分圧した電圧を
基準電圧として動作し、その基準電圧とコンデンサC1
の両端電圧とを比較するものである。ここで、コンデン
サC1 は、通常は出力端子S 1 ,S2 の両端に接続され
た抵抗R2 と、出力端子S2 と電源回路40の負極との
間に接続された抵抗R1 とで、トランジスタQ2 を介し
て印加される電源回路40の出力電圧を分圧した電圧で
充放電され、充電はダイオードD1 を介して行われ、放
電は抵抗R3 を介して行われる。
【0045】いま、調光信号線6が短絡されていない正
常時には、抵抗R1 ,R2 の分圧電圧は低く、コンデン
サC1 の両端電圧は基準電圧以下となるように設定して
ある。例えば、調光レベルが大きくデューティが最も大
きい状態、この場合にはデューティ比が100%であ
り、トランジスタQ2 が常時オンとなる。このときに
も、コンデンサC1 の両端電圧が基準電圧を越えること
はないようにしてある。
【0046】従って、正常時にはコンパレータCP1
出力はハイレベルであり、ツェナダイオードZD1 のツ
ェナ電圧を基準電圧とするコンパレータCP2 ,CP3
の比較入力は、電源回路40の出力との間に接続された
抵抗によりプルアップされているので、電源回路40の
出力電圧となり、それらの出力もハイレベルとなる。こ
れにより、トランジスタQ4 はバイアスされ、フォトカ
プラPC1 のフォトトランジスタのオン時にオン可能な
状態となる。また、短絡表示用の発光ダイオードLED
3 は消灯状態となっている。
【0047】次に、調光信号線6が短絡状態となったと
きには、抵抗R2 の両端が短絡され、トランジスタQ2
のオン時に、電源回路40の出力電圧が、トランジスタ
2,ダイオードD1 を介して印加される。このため、
コンデンサC1 の両端電圧がほぼ電源回路40の出力電
圧まで上昇する。従って、短絡時にはコンデンサC1
両端電圧が基準電圧を越え、コンパレータCP1 の出力
がローレベルとなる。このとき、コンパレータCP2
CP3 の出力は共にローレベルとなり、トランジスタQ
4 にバイアスがかからない状態となり、よってフォトカ
プラPC1 のフォトトランジスタがオンせず、トランジ
スタQ2 もオンしない状態になる。そして、同時に発光
ダイオードLED3 が点灯して調光信号線6が短絡状態
にあることを示す。
【0048】上述のようにしてトランジスタQ2 がオフ
され、その状態が維持された後は、コンデンサC1 は抵
抗R3 を介して放電される。そして、コンデンサC1
抵抗R3 で決まる放電時間の経過後に、コンパレータC
1 の出力がハイレベルに戻り、トランジスタQ4 がオ
ン可能状態に復旧され、発光ダイオードLED3 も消灯
する。但し、このとき短絡状態が維持されている場合に
は、フォトカプラPC 1 のフォトトランジスタのオンに
より、トランジスタQ2 がオンしたときに、コンデンサ
1 が電源回路40の出力電圧まで充電され、上述した
と同様に調光信号のデューティ比が0%と同じ信号が出
力される。つまり、調光信号線6が短絡状態にあれば、
継続して調光信号の出力は停止される。
【0049】上述のように短絡保護回路42を構成すれ
ば、調光信号線6の短絡状態が解消したときには、自動
的に短絡保護回路42は正常状態に復旧する。また、短
絡保護回路42の動作時には、上述したように調光信号
としてはデューティ比が0%のものが照明器具4に供給
される形になるので、照明器具4は全点灯状態になる。
このため、連続調光制御端末器3b1 から調光制御がか
からないだけで、照明器具4は点灯状態に維持できる。
なお、このときほぼコンデンサC1 の放電時定数に応じ
て発光ダイオードLED3 は断続的にオン,オフする
が、目視では連続点灯状態に見えるように、コンデンサ
1 の放電時定数は設定してある。
【0050】一方、照明器具4は、図7に示すように調
光信号線6を介して調光信号を受信する受信手段10
と、後述するように受信した調光信号の周期並びにパル
ス幅を計測するためのタイマ回路11と、マイクロコン
ピュータで構成され、受信した調光信号の中から予め設
定されている周期T1又はT2又はT3を有した調光信
号を選択するとともに選択した調光信号のデューティ比
に基づいた調光レベルを指示する調光レベル指示信号を
出力する演算部12と、調光レベル指示信号に基づいて
商用電源ACから光源たる蛍光ランプ14への供給電力
を可変して蛍光ランプ14を調光するランプ制御部13
と、選択する周期T1〜T3を外部から設定するための
設定信号が入力される周期入力部15と、入力された設
定信号により設定される何れかの周期T1〜T3を記憶
する周期記憶設定部16と、調光信号を所定の時間内に
受信しない場合に蛍光ランプ14を消灯又は全点灯の何
れとするかを外部からの設定信号によって設定し且つ記
憶する負荷状態設定記憶部17とを備えている。また、
受信手段10は調光信号のローからハイへの立ち上がり
を検出する立ち上がり検出部10aと、調光信号のハイ
からローへの立ち下がりを検出する立ち下がり検出部1
0bとで構成される。なお、ランプ制御部13はインバ
ータ回路を用いた従来周知の構成を有するものであり、
具体的な回路構成並びに動作説明は省略する。
【0051】而して、演算部12では立ち上がり検出部
10a及び立ち下がり検出部10bの検出結果とタイマ
回路11のタイマ値とに基づいて、周期の異なる調光信
号の中から予め設定されている周期に一致する調光信号
を選択して取り込み、取り込んだ調光信号のデューティ
比を演算してデューティ比に基づいた調光制御を行うの
である。なお、既に説明した従来の照明器具(照明負荷
4b)では受信した調光信号のデューティ比のみを演算
で求めるようになっている。
【0052】また、演算部12においては所定の時間内
に選択すべき周期を有する調光信号が受信できない場
合、負荷状態設定記憶部17に記憶されている設定内容
に基づいてデューティ比が100%(消灯)又は0%
(全点灯)に相当する調光レベル指示信号をランプ制御
部13に出力する(本実施形態ではデューティ比が0%
に相当する調光レベル指示信号を出力するように設定し
てある)。
【0053】以下、連続調光スイッチ端末器2aを用い
て照明器具4の連続調光を行う動作について説明する。
ここで、連続調光制御は、各連続調光端末器3b1 と調
光信号線6で接続された複数台の照明器具4の各照明器
具群G1,G2,G3に対して個別に行われる。例えば
照明器具群G1に対応する連続調光スイッチ端末器2a
のアップスイッチ21が押圧操作されると、照明器具群
G1に属する複数台の照明器具41の光出力をアップさ
せる動作を開始させることを示す監視データが連続調光
スイッチ端末器2aから伝送ユニット1に与えられ、伝
送ユニット1から照明器具41の光出力をアップさせる
(調光レベルとしてはダウン)制御データが連続調光端
末器3b1 に与えられる。この制御データを受信回路3
1を介して受け取った信号処理回路32は、照明器具群
G1に対応付けられている周期T1を有する調光信号に
ついて、そのデューティ比を徐々に小さくしたパルス信
号を他の周期T2,T3を有する調光信号とともにサイ
クリックに出力し、出力回路41が上述した動作で、調
光信号線6を介して各照明器具群G1,G2,G3に調
光信号を送る。
【0054】一方、照明器具群G1に属する照明器具4
1では、上述した動作で予め設定されている周期T1を
有する調光信号を選択して取り込むとともに、演算部1
2にて取り込んだ調光信号のデューティ比を求め、その
デューティ比に応じてランプ制御部13に調光レベル指
示信号を与えて蛍光ランプ14の光出力をアップさせ
る。この光出力をアップさせる動作は、アップスイッチ
21が押圧されている期間継続される。なお、異なる周
期T2,T3に対応付けられている他の照明器具群G
2,G3に属する照明器具42,43では、取り込んだ調
光信号の調光レベルが変更されていないことから蛍光ラ
ンプ14の光出力をそのまま維持する。
【0055】そして、照明器具41が所望の光出力状態
となったときに、アップスイッチ2の押圧状態を解除す
ると、そのとき照明器具41の光出力をアップさせる動
作を停止させることを示す監視データが連続調光スイッ
チ端末器2aから伝送ユニット1に与えられ、これによ
り伝送ユニット1から調光レベルを可変する制御を停止
させる制御データが連続調光端末器3b1 に与えられ
る。このとき、連続調光端末器3b1 の信号処理回路3
2では、照明器具群G1に対応する周期T1を有した調
光信号のデューティ比をアップスイッチ21の押圧操作
の解除時の値に固定し、これにより照明器具群G1に属
する照明器具41の光出力状態、つまりは調光レベルを
所望の状態に保つ。
【0056】なお、例えば照明器具群G1に属する照明
器具41の光出力をダウンさせる場合は、アップ時と同
様にして、ダウンスイッチ22の押圧操作時に、調光レ
ベルをダウンさせる動作を開始させるための監視データ
が連続調光スイッチ端末器2aから伝送ユニット1に与
えられ、伝送ユニット1から調光レベルをダウンさせる
制御データが連続調光端末器3b1 に与えられ、連続調
光端末器3b1 からの調光信号(周期T1を有する調光
信号)に応じて照明器具41で蛍光ランプ14への供給
電力を低下させ、蛍光ランプ14の光出力をダウンさせ
る。そして、ダウンスイッチ22の押圧状態の解除によ
り、所望の調光レベルに照明器具41の点灯状態を変え
ることができる。ここで、調光信号分波器Aの出力端子
t2,t2に接続されている従来の照明器具4bが仮に
照明器具群G2に属するとすれば、この照明器具4bで
は、既に説明したように調光信号分波器Aを介して受信
する調光信号(周期T2を有する調光信号)のデューテ
ィ比に基づいて調光制御が行われる。
【0057】また、調光信号入/切スイッチ23を操作
したときには、調光信号の出力を停止することを示す監
視データが連続調光スイッチ端末器2aから伝送ユニッ
ト1に与えられ、伝送ユニット1から調光信号の出力を
停止させる制御データが連続調光端末器3b1 に与えら
れる。このとき、信号処理回路32は、調光信号入/切
スイッチ23が操作された連続調光制御スイッチ端末器
2aに対応する周期T1〜T3を有した調光信号のデュ
ーティ比を0%とする。このため、上記周期(例えばT
1)を有する調光信号が送信されていた期間に出力回路
41のトランジスタQ2 がオフとなり、調光信号線6に
は上記周期を有する調光信号の送信期間に電圧が印加さ
れない状態になる。つまり、デューティ比が0%に設定
された周期の調光信号を除いた(間引いた)、他の周期
を有する調光信号だけが調光信号線6を介して送信され
ることになる。
【0058】上記連続調光端末器3b1 の外観を図8に
示し、その分解斜視図を図9に示す。この連続調光端末
器3b1 のハウジング50は、上面が開口する箱状のボ
ディ50aと、ボディ50aの上面に被着されるカバー
50bとからなる。このハウジング50は、上述したよ
うに分電盤協約寸法(本実施形態では、3個モジュール
寸法)に形成してある。ボディ50aには底面からボス
50cが突設され、そのボス50cに形成された挿通孔
を通して固定ねじ50dを螺着して、ボディ50aとカ
バー50bとが一体に組み合わされる。
【0059】ハウジング50の内部には、図5で説明し
た回路を構成したプリント基板52が収納される。プリ
ント基板52に実装されたワイヤレス受信回路34のフ
ォトダイオードPD及びワイヤレス送信回路35の発光
ダイオードLED2 に対応するカバー50bの上面に
は、赤外線透過フィルタ54aが取り付けられた透光窓
54を設け、ワイヤレス設定器との間でワイヤレス信号
を送受信できるようにしてある。また、表示回路38の
アドレス設定器からのワイヤレス信号の受信状態を表示
する発光ダイオードLED1 及び短絡表示用の発光ダイ
オードLED3 を露出させた表示窓55a,55bをカ
バー50bの上面に形成してある。なお、カバー50b
の上面中央には銘板57が被着される。
【0060】カバー50bの一端に信号端子N1 ,N2
及び電源入力端子用の端子部51aを設け、他端に出力
端子S1 ,S2 用の端子部51bを設けてある。各端子
1,N2 ,S1 ,S2 及び電源入力端子(総称して端
子58と呼ぶ)は、L字状の端子板58aと、座金付き
の端子ねじ58bとからなる。ここで、端子58はプリ
ント基板52に形成された挿通孔59内に垂下片を挿入
して半田付けし、プリント基板52に直接に接続され
る。
【0061】ここで、本実施形態の調光信号分波器Aの
外観図を図10に示す。調光信号分波器Aのハウジング
105も連続調光制御端末器3b1と同様に分電盤協約
寸法の3個モジュール寸法に形成してある。従って、伝
送ユニット1や調光制御端末器3bとともに調光信号分
波器Aを分電盤8内に一緒に配設することができて施工
性の向上が図れるという利点がある。
【0062】次に、段調光制御端末器3b2 について説
明する。段調光制御端末器3b2 の構成も、図11に示
すように、基本的には連続調光端末器3b1 と同じであ
る。この段調光制御端末器3b2 の特徴とするところ
は、信号処理回路32の入力端子(3番ピンから5番ピ
ン)に印加する電圧値に応じて3種類の段調光レベルを
設定してある点にある。なお、この入力端子に印加する
電圧を図5に示すように電源電圧(定電圧回路39の出
力電圧)に設定したときには、段調光の設定なしの状
態、つまりは連続調光状態に設定される。
【0063】ここで、本実施形態の段調光制御端末器3
2 の場合には、入力電圧の設定用に夫々可変抵抗VR
1 〜VR3 を設けてあり、3段階で任意に調光レベルを
設定できるようにしてある。図12に本実施形態の段調
光制御端末器3b2 の外観を示し、その分解斜視図を図
13に示す。本実施形態の場合には、プリント基板52
に実装された上記可変抵抗VR1 〜VR3 の操作つまみ
60を、カバー50bの挿通孔61を通して上面から露
出させ、外部から調整できるようにしてある。
【0064】この段調光スイッチ端末器2bの操作によ
る段調光制御について説明する。段調光スイッチ端末器
2bには、可変抵抗VR1 〜VR3 の設定に応じた調光
レベルを個別に選択するスイッチ241 〜243 (な
お、以下の説明では、スイッチ241 と可変抵抗V
1 、スイッチ242 と可変抵抗VR2 、スイッチ24
3 と可変抵抗VR3 が対応するものとする)を備えてお
り、いずれのスイッチ241〜243 を操作するかによ
り、任意の調光状態で何れかの照明器具群G1〜G3に
属する照明器具41〜43を調光点灯させることができ
る。
【0065】いま、スイッチ241 が操作されたとする
と、そのときの監視データが伝送ユニット1に与えら
れ、伝送ユニット1からスイッチ241 に対応する制御
データが段調光制御端末器3b2 に与えられる。ここ
で、段調光制御端末器3b2 に調光信号線6を介して接
続された照明器具群G1…毎に各調光レベルに夫々対応
させた固有アドレスを段調光制御端末器3b2 に設定し
てあり、夫々の調光レベルに夫々対応する固有アドレス
と同一のアドレスを各照明器具群G1…に対応した段調
光スイッチ端末器2bの各スイッチ241 〜243 に設
定し、アドレスデータに応じて各照明器具群G1…毎に
個別に段調光状態を選択できるようにしてある。例え
ば、照明器具群G1に対応する段調光スイッチ端末器2
bのスイッチ241 が操作されたときには、信号処理回
路32は伝送信号のアドレスデータから可変抵抗VR1
による段調光レベルで照明器具群G1に属する照明器具
1を調光点灯させると判別し、サイクリックに送信し
ている周期の異なる調光信号の内で照明器具群G1に対
応付けられた周期T1を有する調光信号を、出力回路4
1を介して可変抵抗VR1 の設定に応じたデューティ比
の調光信号として出力させる。
【0066】この段調光スイッチ端末器2bにおいても
調光制御の入/切を行う調光信号入/切スイッチ25を
備えており、調光制御の入/切に対応する固有アドレス
も段調光制御端末器3b2 に設定してあり、それと同一
のアドレスをスイッチ25に設定してある。従って、段
調光制御端末器3b2 では伝送信号のアドレスから調光
制御の入/切の制御を行うことができるようにしてあ
る。
【0067】
【発明の効果】請求項1の発明は、光源の調光レベルが
可変である複数の照明負荷を調光信号線を介して親機に
接続し、親機は外部から与えられる制御データに応じた
デューティ比の調光信号を調光信号線に出力し、各照明
負荷では調光信号線を介して受信した調光信号のデュー
ティ比に基づいて調光レベルを可変して成り、親機は、
調光レベルに応じたデューティ比を有し互いに周期が異
なる複数種の調光信号を調光信号線を介して時分割多重
方式で送信し、各照明負荷は、調光信号線を介して受信
した調光信号の中から所定の周期を有した調光信号を選
択するとともに選択した調光信号のデューティ比に基づ
いて光源の調光レベルを可変して成る照明制御システム
に用いられ、調光信号線を介して異なる周期を有した複
数種の調光信号を受信する調光信号受信手段と、受信し
た複数種の調光信号を1乃至複数種の周期毎に分波する
分波手段と、分波した調光信号をそれぞれ個別に送信す
る1乃至複数の分波送信手段と、調光信号線を介して送
信されてくる複数種の調光信号を送信する調光信号送信
手段とを具備するので、調光信号分波器にて分波された
調光信号を従来の照明負荷に送信すれば、周期が異なる
複数種の調光信号の中から所定の周期を有する調光信号
を選択する手段を持たない従来の照明負荷と、当該手段
を有する照明負荷とを1台の親機で調光制御することが
できるという効果がある。しかも、親機と従来の照明負
荷とを接続する調光信号線の間に調光信号分波器を挿入
するだけでよいから施工が容易になるという効果もあ
る。
【0068】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、各手段が納装されるハウジングを具備し、このハウ
ジングを規格化された分電盤協約寸法に対応する寸法に
形成したので、請求項1の発明の効果に加えて、調光信
号分波器を分電盤内に配設することができて施工性の向
上が図れるという効果がある。
【0069】請求項3の発明は、請求項1又は2の発明
において、固有アドレスが設定されスイッチの状態を監
視しスイッチの状態の応じた監視データを伝送制御装置
に対して送出する監視端末器と、固有アドレスが設定さ
れ各スイッチに対応する照明負荷を調光制御する調光端
末器と、各端末器が一対の信号線を介して接続されると
ともに、アドレスデータを含む伝送信号を信号線に送出
することによって各端末器をアクセスして監視データ及
び照明負荷の調光制御内容を示す制御データを時分割多
重伝送する伝送制御装置とを備え、親機は、固有アドレ
スが設定されるとともに信号線を介して受信した伝送信
号のアドレスデータが固有アドレスと一致したときに制
御データを取り込むとともに制御データに基づいて所定
周期及びデューティ比を有した調光信号を作成して成る
照明制御システムの端末器として用いられるので、請求
項1又は2の発明の効果に加えて、親機を調光端末器と
してシステムを構成することにより、親機に対して伝送
信号により遠隔から制御データを与えることが可能とな
って使い勝手の向上が図れるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態を示すブロック図である。
【図2】同上が用いられる照明制御システムの一例を示
すシステム構成図である。
【図3】同上が用いられる照明制御システムの他の例を
示すシステム構成図である。
【図4】同上システムの要部のシステム構成図である。
【図5】同上システムにおける連続調光制御端末器の回
路図である。
【図6】同上システムの調光信号の説明図である。
【図7】同上システムにおける照明器具のブロック図で
ある。
【図8】同上システムにおける連続調光制御端末器の外
観を示す斜視図である。
【図9】同上システムにおける連続調光制御端末器の分
解斜視図である。
【図10】本実施形態の調光信号分波器の外観を示す斜
視図である。
【図11】同上システムにおける段調光端末器の回路図
である。
【図12】同上システムにおける段調光制御端末器の外
観を示す斜視図である。
【図13】同上システムにおける段調光制御端末器の分
解斜視図である。
【図14】同上システムの伝送信号の説明図である。
【図15】本発明者が発明した従来例に相当する照明制
御システムのシステム構成図である。
【図16】同上における調光信号の説明図である。
【符号の説明】
A 調光信号分波器 100 受信回路 101 分波回路 102 分波送信回路 103 送信回路
【手続補正書】
【提出日】平成11年12月6日(1999.12.
6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】請求項3の発明は、請求項1又は2の発明
において、固有アドレスが設定されスイッチの状態を監
視しスイッチの状態応じた監視データを伝送制御装置
に対して送出する監視端末器と、固有アドレスが設定さ
れ各スイッチに対応する照明負荷を調光制御する調光端
末器と、各端末器が一対の信号線を介して接続されると
ともに、アドレスデータを含む伝送信号を信号線に送出
することによって各端末器をアクセスして監視データ及
び照明負荷の調光制御内容を示す制御データを時分割多
重伝送する伝送制御装置とを備え、親機は、固有アドレ
スが設定されるとともに信号線を介して受信した伝送信
号のアドレスデータが固有アドレスと一致したときに制
御データを取り込むとともに制御データに基づいて所定
周期及びデューティ比を有した調光信号を作成して成る
照明制御システムの端末器として用いられることを特徴
とし、請求項1又は2の発明の作用に加えて、親機を調
光端末器としてシステムを構成することにより、親機に
対して伝送信号により遠隔から制御データを与えること
が可能となって使い勝手の向上が図れる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0069
【補正方法】変更
【補正内容】
【0069】請求項3の発明は、請求項1又は2の発明
において、固有アドレスが設定されスイッチの状態を監
視しスイッチの状態応じた監視データを伝送制御装置
に対して送出する監視端末器と、固有アドレスが設定さ
れ各スイッチに対応する照明負荷を調光制御する調光端
末器と、各端末器が一対の信号線を介して接続されると
ともに、アドレスデータを含む伝送信号を信号線に送出
することによって各端末器をアクセスして監視データ及
び照明負荷の調光制御内容を示す制御データを時分割多
重伝送する伝送制御装置とを備え、親機は、固有アドレ
スが設定されるとともに信号線を介して受信した伝送信
号のアドレスデータが固有アドレスと一致したときに制
御データを取り込むとともに制御データに基づいて所定
周期及びデューティ比を有した調光信号を作成して成る
照明制御システムの端末器として用いられるので、請求
項1又は2の発明の効果に加えて、親機を調光端末器と
してシステムを構成することにより、親機に対して伝送
信号により遠隔から制御データを与えることが可能とな
って使い勝手の向上が図れるという効果がある。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 9/14 H04Q 9/14 D Fターム(参考) 3K073 AA11 AA75 AB03 AB07 CB04 CB07 CD05 CD06 CE06 CE08 CE09 CE14 CE16 CG10 CG21 CG42 CH21 CJ00 CJ01 CJ02 CJ14 CJ16 5K048 AA04 AA11 BA07 CB01 DA02 EA03 EA14 EB01 EB02 HA01 HA02

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源の調光レベルが可変である複数の照
    明負荷を調光信号線を介して親機に接続し、親機は外部
    から与えられる制御データに応じたデューティ比の調光
    信号を調光信号線に出力し、各照明負荷では調光信号線
    を介して受信した調光信号のデューティ比に基づいて調
    光レベルを可変して成り、親機は、調光レベルに応じた
    デューティ比を有し互いに周期が異なる複数種の調光信
    号を調光信号線を介して時分割多重方式で送信し、各照
    明負荷は、調光信号線を介して受信した調光信号の中か
    ら所定の周期を有した調光信号を選択するとともに選択
    した調光信号のデューティ比に基づいて光源の調光レベ
    ルを可変して成る照明制御システムに用いられ、調光信
    号線を介して異なる周期を有した複数種の調光信号を受
    信する調光信号受信手段と、受信した複数種の調光信号
    を1乃至複数種の周期毎に分波する分波手段と、分波し
    た調光信号をそれぞれ個別に送信する1乃至複数の分波
    送信手段と、調光信号線を介して送信されてくる複数種
    の調光信号を送信する調光信号送信手段とを具備するこ
    とを特徴とする照明制御システムの調光信号分波器。
  2. 【請求項2】 各手段が納装されるハウジングを具備
    し、このハウジングを規格化された分電盤協約寸法に対
    応する寸法に形成したことを特徴とする請求項1記載の
    照明制御システムの調光信号分波器。
  3. 【請求項3】 固有アドレスが設定されスイッチの状態
    を監視しスイッチの状態の応じた監視データを伝送制御
    装置に対して送出する監視端末器と、固有アドレスが設
    定され各スイッチに対応する照明負荷を調光制御する調
    光端末器と、各端末器が一対の信号線を介して接続され
    るとともに、アドレスデータを含む伝送信号を信号線に
    送出することによって各端末器をアクセスして監視デー
    タ及び照明負荷の調光制御内容を示す制御データを時分
    割多重伝送する伝送制御装置とを備え、親機は、固有ア
    ドレスが設定されるとともに信号線を介して受信した伝
    送信号のアドレスデータが固有アドレスと一致したとき
    に制御データを取り込むとともに制御データに基づいて
    所定周期及びデューティ比を有した調光信号を作成して
    成る照明制御システムの端末器として用いられることを
    特徴とする請求項1又は2記載の照明制御システムの調
    光信号分波器。
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