JP2001126707A - 電池及びその製造方法 - Google Patents
電池及びその製造方法Info
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Abstract
池及びその製造方法を提供する。 【解決手段】 正極板2と負極板3をセパレータ4を介
して積層して極板群1を形成し、この極板群1の両側面
に互いに逆極性の極板2、3の端面をそれぞれ突出さ
せ、極板群1の両側面のそれぞれに、各極板2、3を一
体接合する溶射金属部8を設けて集電部を構成するとと
もに、集電体5、6を接続した。
Description
方法に関するものである。
れぞれ種々の構成のものがあるが、例えば図12に示す
ような密閉型アルカリ二次電池41は、正極板と負極板
をセパレータを介して積層してなる発電要素である極板
群47を電解液と共に電槽42内に収容し、各電槽42
の開口部を安全弁45を設けた蓋46で閉じ、極板群4
7を構成する各正極板の一側部上端から上方にリード4
9を引き出してその上部に正極端子43を接続し、また
同様に各負極板の他側部上端から上方にリード49を引
き出してその上部に負極端子44を接続し、これら正極
端子43及び負極端子44を蓋46に取付けて構成され
ている。
各極板からリード部49を引き出して溶接50にて一体
接続されているが、その溶接に際しては、例えば特開平
7−220715号公報に開示されているように、抵抗
溶接では溶接箇所の酸化被膜や異物によってスパークが
発生して溶接不良を生じたりして均一な溶接が保証でき
ないという問題があるため、レーザー溶接が好適に用い
られ、特にレーザービームを貫通させてリード部に貫通
孔を形成し、この貫通孔が溶融金属により塞がりながら
再凝固することにより溶接一体化する方法が好適に適用
されている。
電池41の構成では、極板の上端一側部にリード49を
引き出して溶接し、極端子43、44を接続しているの
で、極板の全面からリード49の集電部までの平均距離
が長いために電池内抵抗が大きくなり、また電極活物質
利用率も低いために出力も低くなるという問題があっ
た。
ように集電板を配置し、各極板の側端縁と集電板を一体
的に溶接して成る電池が考えられるが、集電板と各極板
の側端縁とを一体接続するのに単純なシーム溶接を適用
した場合には確実な接続を得るのが困難で、不十分な接
合状態しか得られず、電池出力が不足したり、溶接強度
が不足するという問題がある。また、レーザー溶接でも
極板に悪影響を与えることなく確実に接合するのは極め
て困難であるという問題があり、極板群の側端と集電板
を適正に接合する方法の確立が要請されている。
群の一側面と集電板を確実に接合した電池及びその製造
方法を提供することを目的としている。
と負極板をセパレータを介して積層して極板群を形成
し、この極板群の両側面に互いに逆極性の極板の端面を
それぞれ突出させ、極板群の両側面のそれぞれに、各極
板を一体接合する溶射金属部を設けるとともに、集電体
を接続したものであり、溶射金属部における溶射された
金属にて各極板がその側縁で溶着不良を生じる恐れなく
確実に接続されるとともに集電部が構成され、この溶射
金属部と集電体を溶射金属自体又は別途溶接によって接
続することによって、極板の全面から集電体までの平均
距離が短く、内部抵抗が小さく、活物質の利用率も高く
なって電池出力が大きく、かつ接続が確実で信頼性の高
い電池を得ることができる。
し、溶射金属にて極板と集電板を一体接合すると、極板
間の隙間が大きく、あるいは逆極性の極板の側縁までの
距離が短い場合でも、極板間に挿入された集電体の櫛歯
部にて、極板間内部のセパレータや逆極性の極板まで溶
射金属が侵入するのを確実に防止でき、溶射金属自体や
熱によるセパレータ損傷による短絡を確実に防止できる
とともに、溶射金属によって集電体の接続も同時に行う
ことができ、工数も少なくできる。
部に近接又は当接する折曲部を設けると、折曲部にて極
板間内部の絶縁材や逆極性の極板まで溶射金属が侵入す
るのを確実に防止して短絡を確実に防止できる。
し、多孔部材上に溶射金属部を設け、集電体を接続する
と、極板群の側面に配置した多孔部材と溶射金属にて強
度の高い集電部が極板群の側面に形成され、これに集電
体を接続することによって電池出力が大きく、かつ接続
が確実で信頼性の高い電池を得ることができる。
多孔部を形成した集電体を当接配置し、多孔部に溶射金
属部を設けると、多孔部に侵入した溶射金属により極板
同士を一体接合できるとともに集電体との接続も同時に
行うことができる。
と負極板をセパレータを介して積層して極板群を形成
し、この極板群の両側面に互いに逆極性の極板の端面を
それぞれ突出させ、極板群の両側面のそれぞれに金属溶
射を行って極板を一体接合するものであり、上記のよう
に各極板をその側縁で溶射金属にて溶着不良を生じる恐
れなく確実に接続することができ、上記作用効果を奏す
る。
置して金属溶射を行い、溶射金属にて極板と集電板を一
体接合することにより、あるいは極板群の側面に、少な
くとも一部に多孔部を形成した集電体を当接配置し、多
孔部に金属溶射を行うことにより、あるいは極板群の側
面に、多孔部材を当接配置し、多孔部材上に金属溶射を
行うことにより、あるいは極板の端縁を溶射金属にて一
体接合し、集電体を接続することにより、また金属溶射
に先立って、極板の端縁に隣接する極板の端縁部に近接
又は当接する折曲部を形成することにより、それぞれ上
記した作用効果を奏する。
の第1の実施形態について、図1〜図5を参照して説明
する。
水素二次電池であり、図1、図2に示すような極板群1
を、図12に示した従来例と同様に、幅の狭い短側面と
幅の広い長側面とを有する上面開口の直方体状の電槽
(図示せず)内に電解液とともに収納し、電槽の上面開
口を蓋体(図示せず)にて一体的に閉鎖して構成されて
いる。
正極板と負極板をセパレータを介して短側面方向に積層
し、その長側面に沿う方向両端の両側面の略全面にそれ
ぞれ正極と負極の集電体5、6を接合して構成されてい
る。
数枚の負極板3とを交互に配置するとともに、各正極板
2に横方向に開口部を有する袋状のセパレータ4を被せ
ることにより正極板2と負極板3の間にセパレータ4を
介装した状態で積層して極板群1が構成されている。図
1で、斜線で示した領域は正極板2と負極板3がセパレ
ータ4を介して対向して発電作用を発揮する領域を示し
ている。これら正極板2群と負極板3群は互いに反対側
の側縁部が外側に突出され、その突出側縁部にリード部
2a、3aが設けられている。正極板2はNiの発泡メ
タルから成るとともに、そのリード部2aは発泡メタル
を加圧して圧縮しかつその一面にリード板を超音波溶接
でシーム溶接して構成されている。また、負極板3は、
Niのパンチングメタルにリード部3aを除いて活物質
を塗着して構成されている。7は、極板群1の集電体
5、6間の外面に配設された外周セパレータである。
メッキ鋼板製で、図3に示すように、正極板2群の各リ
ード部2a間及び負極板3群の各リード部3a間にそれ
ぞれ挿入される櫛歯部5a、6aを形成された櫛歯状の
板材にて構成されている。そして、これらリード部2a
と櫛歯部5a、及びリード部3aと櫛歯部6aに向けて
外側からニッケルの金属溶射を行って、図4に詳細を示
すように、溶射金属部8が形成され、この溶射金属部8
にてこれらが一体接合されている。
適用できる。アーク溶射は、図5に示すように、ハ字状
に配置された一対の送給ガイド21にそれぞれ溶射材料
であるニッケル線材20を挿通し、直流電源22にて送
給ガイド21を介して線材20に直流電圧を印加するこ
とにより、互いに接近する線材20、20の先端間にア
ークを発生させて線材20を溶融し、エアノズル23か
ら噴射されたエア流にて溶融金属を溶射粒子24にして
リード部2aと櫛歯部5a、及びリード部3aと櫛歯部
6aに向けて吹き付けることによって溶射金属部8を形
成している。
3mmのものを用い、アーク電流を100〜400Aと
し、アーク電圧を25〜50V、アーク間隔を300〜
900μm、溶射距離を100〜200mmとして溶射
を行うのが好適である。
以外に、フレーム溶射、プラズマ溶射、レーザー溶射、
インダクションプラズマ溶射などの各種溶射法を適用し
てもよいことは言うまでもない。
る溶射された金属にて各極板2、3の側縁のリード部2
a、3aがそれぞれ溶着不良を生じる恐れなく確実に接
続されるとともに集電部が構成され、各極板2、3の全
面から集電部までの平均距離が短く、内部抵抗が小さ
く、活物質の利用率も高くなって電池出力が大きく、か
つ接続が確実で信頼性の高い電池を得ることができる。
間、3a、3a間に集電体5、6の櫛歯部5a、6aを
挿入配置し、溶射金属部8で一体接合しているので、正
極板2、2間や負極板3、3間の間の隙間が大きく、あ
るいはリード部2a、3aの側端から逆極性の極板3、
2の側縁までの距離が短い場合でも、リード部2a、2
a間、3a、3a間に挿入された集電体5、6の櫛歯部
5a、6aにて、リード部2a、2a間、3a、3a間
の内部のセパレータ4や逆極性の極板3、2まで溶射金
属が侵入するのを確実に防止でき、溶射金属自体や熱に
よる絶縁材損傷による短絡を確実に防止できる。また、
溶射金属によって集電体5、6の接続も同時に行うこと
ができ、工数も少なくできる。
図7を参照して説明する。なお、以下の実施形態の説明
では、上記第1の実施形態と同一の構成要素について同
一の参照符号を付して説明を省略し、相違点のみを説明
する。
集電体5、6を用いた例を示したが、本実施形態では、
図6に示すように、極板群1の両側面全面にわたる集電
体は設けず、正極板2や負極板3のリード部2a、3a
に、隣接するリード部2a、3aに近接又は当接する折
曲部9を形成し、その外面に直接に金属溶射を行うこと
によって溶射金属部8を形成し、この溶射金属部8にて
各極板2、3を相互に一体接合するとともに集電部を構
成している。そして、この溶射金属部8から成る集電部
の上部に、図7に示すように、極柱に接続するための板
状の集電体10を溶接している。
2、3のリード部2a、2a間や3a、3a間の内部の
セパレータ4や逆極性の極板3、2まで溶射金属が侵入
するのを確実に防止でき、櫛歯状の板材からなる集電体
5、6を用いずに短絡を防止できる。その他は上記実施
形態と同様の作用効果を奏することができる。
図9を参照して説明する。
体5、6を用いる代わりに、極板群1の両側面に多孔部
材11を当接配置し、その外面に金属溶射にて溶射金属
部8を形成することによって、溶射金属部8と多孔部材
11とが一体となった集電部を構成するとともに、各極
板2、3のリード部2a、3aをそれぞれ相互に一体接
合している。なお、第2の実施形態と同様にこの集電部
の上部に図7に示すように集電体10が溶接される。ま
た、多孔部材11の具体例としては、図9(a)に示す
ような格子状の網部材11aや、図9(b)に示すよう
な斜格子状の網部材11bや、図9(c)に示すような
パンチングメタルなどの多孔板11cを好適に用いるこ
とができる。
分な機械的強度を持った集電部を構成することができ、
これに集電体10を接続することによって電池出力が大
きく、かつ接続が確実で信頼性の高い電池を得ることが
できる。
a、3aの側縁部に折曲部9を形成してもよく、その場
合は溶射金属自体や熱が極板間に侵入して短絡する恐れ
を一層防止できるとともに、集電部の強度を高くでき
る。
0、図11を参照して説明する。
板群1の側面に、少なくとも一部に多孔部13を形成し
た図11に示すような集電体12を当接配置し、多孔部
13に金属溶射部8を設けている。また、極板群1の各
極板2、3のリード部2a、3aには折曲部9が設けら
れ、溶射金属自体や熱が極板間に侵入して短絡する恐れ
を防止している。集電体12の多孔部13は、集電体1
2の長手方向に適当間隔置きに帯状に複数形成されてい
る。この多孔部13は、プレス加工にて形成してもよい
が、集電体12に切り目を形成して引っ張る、エキスパ
ンド方式で形成することもできる。なお、本実施形態に
おいては、上記折曲部9は必ずしも設けなくてもよい。
また、多孔部13を極板群1の両側面のほぼ全面にわた
って形成してもよい。
金属が集電体12の多孔部13に侵入することにより、
極板2、3のリード部2a、3aがそれぞれ、適当間隔
おきに複数箇所で帯状に一体接合されるとともに、同時
に集電体12との接合が行われる。これにより、集電体
12にて集電部の強度を確保できるとともに、各極板
2、3の全面から溶射金属部8にて一体接合されている
多孔部13までの平均距離が短く、高い電池性能を確保
でき、また集電体12の接続を同時に行えるので工数も
少なくできる。
説明したが、円筒型電池(正極板と負極板をセパレータ
を介して対向させ、巻回することにより極板群を構成)
においても同様に実現することができる。
ば、以上のように正極板と負極板をセパレータを介して
積層して極板群を形成し、この極板群の両側面に互いに
逆極性の極板の端面をそれぞれ突出させ、極板群の両側
面のそれぞれに、各極板を一体接合する溶射金属部を設
けるとともに、集電板を接続したので、溶射金属部にお
ける溶射された金属にて各極板がその側縁で溶着不良を
生じる恐れなく確実に接続されるとともに集電部が構成
され、極板の全面から集電部までの平均距離が短く、内
部抵抗が小さく、活物質の利用率も高くなって電池出力
が大きく、かつ接続が確実で信頼性の高い電池を得るこ
とができる。
し、溶射金属にて極板と集電板を一体接合すると、極板
間の隙間が大きく、あるいは逆極性の極板の側縁までの
距離が短い場合でも、極板間に挿入された集電体の櫛歯
部にて、極板間内部の絶縁材や逆極性の極板まで溶射金
属が侵入するのを確実に防止でき、溶射金属自体や熱に
よるセパレータ損傷による短絡を確実に防止できるとと
もに、溶射金属によって集電体の接続も同時に行うこと
ができ、工数も少なくできる。
部に近接又は当接する折曲部を設けると、折曲部にて極
板間内部の絶縁材や逆極性の極板まで溶射金属が侵入す
るのを確実に防止して短絡を確実に防止できる。
し、多孔部材上に金属溶射部を設け、集電体を接続する
と、極板群の側面に配置した多孔部材と溶射金属にて強
度の高い集電部が極板群の側面に形成され、これに集電
体を接続することによって電池出力が大きく、かつ接続
が確実で信頼性の高い電池を得ることができる。
多孔部を形成した集電体を当接配置し、多孔部に金属溶
射部を設けると、多孔部に侵入した溶射金属により極板
同士を一体接合できるとともに集電体との接続も同時に
行うことができる。
図である。
ある。
明図である。
の拡大横断平面図である。
の拡大横断平面図である。
面図である。
部の拡大横断平面図である。
視図である。
Claims (11)
- 【請求項1】 正極板と負極板をセパレータを介して積
層して極板群を形成し、この極板群の両側面に互いに逆
極性の極板の端面をそれぞれ突出させ、極板群の両側面
のそれぞれに、各極板を一体接合する溶射金属部を設け
るとともに、集電体を接続したことを特徴とする電池。 - 【請求項2】 極板間に櫛歯状集電体を挿入配置し、溶
射金属にて極板と集電板を一体接合したことを特徴とす
る請求項1記載の電池。 - 【請求項3】 極板の端縁に、隣接する極板の端縁部に
近接又は当接する折曲部を設けたことを特徴とする請求
項1記載の電池。 - 【請求項4】 極板群の側面に多孔部材を当接配置し、
多孔部材上に溶射金属部を設け、集電体を接続したこと
を特徴とする請求項1又は3記載の電池。 - 【請求項5】 極板群の側面に、少なくとも一部に多孔
部を形成した集電体を当接配置し、多孔部に溶射金属部
を設けたことを特徴とする請求項1又は3記載の電池。 - 【請求項6】 正極板と負極板をセパレータを介して積
層して極板群を形成し、この極板群の両側面に互いに逆
極性の極板の端面をそれぞれ突出させ、極板群の両側面
のそれぞれに金属溶射を行って極板を一体接合すること
を特徴とする電池の製造方法。 - 【請求項7】 極板間に櫛歯状集電体を挿入配置して金
属溶射を行い、溶射金属にて極板と集電板を一体接合す
ることを特徴とする請求項6記載の電池の製造方法。 - 【請求項8】 極板群の側面に、少なくとも一部に多孔
部を形成した集電体を当接配置し、多孔部に金属溶射を
行うことを特徴とする請求項6記載の電池の製造方法。 - 【請求項9】 極板群の側面に、多孔部材を当接配置
し、多孔部材上に金属溶射を行うことを特徴とする請求
項6記載の電池の製造方法。 - 【請求項10】 極板の端縁を溶射金属にて一体接合
し、集電体を接続することを特徴とする請求項6又は9
記載の電池の製造方法。 - 【請求項11】 金属溶射に先立って、極板の端縁に隣
接する極板の端縁部に近接又は当接する折曲部を形成す
ることを特徴とする請求項6〜10の何れかに記載の電
池の製造方法。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP30422699A JP4564118B2 (ja) | 1999-10-26 | 1999-10-26 | 電池及びその製造方法 |
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Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
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| EP (1) | EP1096582A1 (ja) |
| JP (1) | JP4564118B2 (ja) |
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