JP2001126502A - 照明器具 - Google Patents

照明器具

Info

Publication number
JP2001126502A
JP2001126502A JP30442299A JP30442299A JP2001126502A JP 2001126502 A JP2001126502 A JP 2001126502A JP 30442299 A JP30442299 A JP 30442299A JP 30442299 A JP30442299 A JP 30442299A JP 2001126502 A JP2001126502 A JP 2001126502A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lamp
discharge lamp
lighting fixture
ballast
present
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP30442299A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadahiro Kono
忠博 河野
Akinobu Matsuo
晃伸 松尾
Nobukazu Miki
伸和 三木
Satohiko Nishida
聡彦 西田
Yoshikazu Sumi
角  佳和
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP30442299A priority Critical patent/JP2001126502A/ja
Publication of JP2001126502A publication Critical patent/JP2001126502A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 最冷点となる部分の温度上昇を迅速に行い、
光束立上がり時間を短縮させるアマルガム制御方式のラ
ンプを搭載した照明器具を提供することである。 【解決手段】 水銀蒸気圧を制御するための水銀吸着物
質であるアマルガムを用いた放電灯を有する照明器具7
において、前記放電灯を加熱するための熱源10を少な
くとも前記放電灯の最冷点部1b、2b近傍に設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水銀蒸気圧制御物
質であるアマルガムを利用した蛍光灯を搭載する照明器
具のランプ設置方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の技術を図25乃至図27により説
明する。従来のランプの水銀蒸気圧の一般的制御方法の
一つとしてランプの最冷点温度制御方式が挙げられる。
これは、ランプの管壁温度により水銀の放出量が変化す
る特性を利用し、ランプの周囲温度が所定温度(約25
℃)の時に最適な水銀蒸気圧となるように制御し、ラン
プ光束を定格の100%となるようにランプ設計されて
いる。しかし、ランプの周囲温度が所定温度を超えると
次のような問題が生じていた。ランプや安定器の発熱
量、照明器具の仕様(天井直付型、埋込型、下面開放
型、パネル付型、密閉型など)の違いによって、照明器
具の周囲温度は所定温度近辺であっても、照明器具に組
み込まれたランプの周囲温度は所定温度を超える温度
(40℃前後)となってしまっていたので、従来の最冷
点温度制御方式では、図25に示すように実際のランプ
の周囲温度が所定温度以上の状態で使用されているた
め、水銀放出量が多くなり、ランプ光束が低下してしま
っていた。
【0003】そこで上記の問題を解決する手段として、
ランプの周囲温度が所定温度を超えることで余分に放出
された水銀を吸着するアマルガムという物質を用いた、
ランプの水銀蒸気圧を制御するアマルガム制御方式が開
発された。アマルガムという物質は、常温固体であり、
温度上昇と共に溶解し水銀を吸着する性質を持つので、
図25に示すようにランプの周囲温度が広範囲(25〜
60℃近く)に及んでも、余分に放出された水銀が溶解
したアマルガムに吸着されることによって、ランプ管内
の水銀蒸気圧が適正値で維持され、ランプの光束も維持
することができる。即ちアマルガム制御方式を採用した
ランプでは、照明器具使用時においても適正な光束を維
持することができる。
【0004】アマルガム制御方式は、図26及び図27
に示すような二つのバルブがセットになった蛍光灯等に
採用されており、現在では、省エネルギーを目的とした
高周波点灯専用ツイン32W、45Wランプに採用され
る構造である。アマルガムはベース部のフィラメントよ
り口金部側に、ランプ管壁と一体形成された収納部内部
に設けられ、収納部の開口部は無垢棒により閉口されて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のアマル
ガム制御方式を採用していても最冷点部の温度上昇に遅
延が生じると、アマルガムの性質が作用しにくく、ラン
プ始動時の発光が遅くなるので明るくなるまで時間を要
してしまったり、多灯数使用される場所において各ラン
プによって光束立上がり時間が異なり、明るさに差異が
生じてしまうなどの問題が発生する。
【0006】そこで本発明の目的とするところは、ラン
プの最冷点となる部分の温度上昇を迅速に行い、光束立
上がり時間を短縮させるアマルガム制御方式のランプを
搭載した照明器具を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、水銀蒸気圧を制御するための水銀吸着物質
であるアマルガムを用いた放電灯を有する照明器具にお
いて、前記放電灯を加熱するための熱源を少なくとも前
記放電灯の最冷点部近傍に設けたことを特徴とするもの
である。
【0008】請求項2記載の発明にあっては、請求項1
記載の発明において、前記熱源の設置位置が前記放電灯
の先端部前方近傍であることを特徴とするものである。
【0009】請求項3記載の発明にあっては、請求項1
記載の発明において、前記熱源の設置位置が前記放電灯
の先端部側面近傍であることを特徴とするものである。
【0010】請求項4記載の発明にあっては、請求項1
記載の発明において、前記熱源が前記放電灯を始動、点
灯維持する安定器であることを特徴とするものである。
【0011】請求項5記載の発明にあっては、請求項4
記載の発明において、前記安定器内の発熱部品が前記放
電灯の最冷点部近傍になるように安定器を設けたことを
特徴とするものである。
【0012】請求項6記載の発明にあっては、請求項1
記載の発明において、前記熱源と前記放電灯とを伝熱板
により連結させたことを特徴とするものである。
【0013】請求項7記載の発明にあっては、請求項6
記載の発明において、前記伝熱板が前記放電灯を固定支
持する支持バネを兼用するようにしたことを特徴とする
ものである。
【0014】請求項8記載の発明にあっては、請求項6
記載の発明において、前記伝熱板が金属製であることを
特徴とするものである。
【0015】請求項9記載の発明にあっては、請求項1
記載の発明において、前記放電灯を二本以上搭載した照
明器具において、隣接する放電灯の設置方向を略平行且
つ略同一方向になるように設けたことを特徴とするもの
である。
【0016】請求項10記載の発明にあっては、請求項
1記載の発明において、前記放電灯を二本以上搭載した
照明器具において、隣接する放電灯の設置方向を略平行
且つ略逆方向になるように設けたことを特徴とするもの
である。
【0017】請求項11記載の発明にあっては、請求項
2記載の発明において、前記放電灯を二本以上搭載した
照明器具において、隣接する放電灯の間に前記安定器を
設け、前記安定器の放電灯先端部側に入力端子を、前記
安定器の放電灯ベース部側に出力端子を設け、さらに前
記入力端子の近傍に電源中継端子台と入力電源孔を設け
たことを特徴とするものである。
【0018】請求項12記載の発明にあっては、請求項
1記載の発明において、前記放電灯を三本以上搭載した
照明器具において、前記放電灯を略リング状に設けたこ
とを特徴とするものである。
【0019】請求項13記載の発明にあっては、水銀蒸
気圧を制御するための水銀吸着物質であるアマルガムを
用いた放電灯を有する照明器具において、前記放電灯を
固定支持する樹脂製の支持バネを前記放電灯の最冷点部
付近に設けたことを特徴とするものである。
【0020】請求項14記載の発明にあっては、請求項
13記載の発明において、前記放電灯の最冷点部を保温
用カバーで覆っていることを特徴とするものである。
【0021】請求項15記載の発明にあっては、請求項
14記載の発明において、前記保温用カバーが樹脂製で
あることを特徴とするものである。
【0022】請求項16記載の発明にあっては、請求項
14記載の発明において、前記保温用カバーが前記照明
器具に固定されていることを特徴とするものである。
【0023】請求項17記載の発明にあっては、請求項
1又は13記載の発明において、前記放電灯がコンパク
トランプであることを特徴とするものである。
【0024】請求項18記載の発明にあっては、請求項
1又は13記載の発明において、前記放電灯の定格電圧
が25Wを超えることを特徴とするものである。
【0025】請求項19記載の発明にあっては、請求項
1又は13記載の発明において、前記放電灯が高周波点
灯するランプであることを特徴とするものである。
【0026】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)本発明の第
1の実施の形態を図1により説明する。図1(a)は照
明器具7の斜視図、図1(b)は一灯用の照明器具7の
断面図、図1(c)は二灯用の照明器具7の下面図を示
す。ランプ1及びランプ2は、照明器具7に設けられた
ソケット8及びソケット9にベース部1a及び2aを差
し込み、電気的接続及び機械的に支持され、さらにラン
プ先端部1b及び先端部2b近傍にてランプ支持バネ5
及び支持バネ6により保持される。
【0027】ツインランプの場合、ランプ1、2の先端
部1b、2bはランプの最冷点部となり、最冷点部1
b、2bの温度が上がると水銀の放出量が増え、必要以
上に管内の水銀蒸気圧が増えると光束が低下する。そこ
でベース部1a、2a内に収納されたアマルガムにより
余分な水銀を吸着させ放電管内を最適な水銀蒸気圧に維
持する機能を有するのが、アマルガム制御方式ランプで
ある。本発明の第1の実施の形態では、熱源10をラン
プ1とランプ2の間で且つ最冷点部1b、2b近傍に設
け、熱源10によって最冷点部1b、2bが加熱される
構造である。
【0028】本実施の形態によれば、熱源10をランプ
1とランプ2の間で且つ最冷点部1b、2b近傍に設
け、熱源10によって最冷点部1b、2bが加熱される
構造としているので、最冷点部1b、2bが早期に暖め
られ、水銀の放出量が増加し、放出された水銀のアマル
ガムへの吸着が促進されるようになり、早期に管内の水
銀蒸気圧が最適な値に近づくことにより始動時の光束立
上がり時間を短縮することができる。
【0029】(第2の実施の形態)本発明の第2の実施
の形態を図2により説明する。図2(a)は三灯用の照
明器具7の下面図、図2(b)は四灯用の照明器具7の
下面図を示す。
【0030】第1の実施の形態と同一構成については同
一符号を付してその説明を省略する。先の第1の実施の
形態と異なる構成は、三灯及び四灯のランプ1〜4を略
平行且つ略同一方向に配置し、熱源10を最冷点部1b
〜4bの前方近傍に配置したことである。
【0031】本実施の形態によれば、第1の実施の形態
において、三灯及び四灯のランプ1〜4を略平行且つ略
同一方向に配置し、熱源10を最冷点部1b〜4bの前
方近傍に配置したので、第1の実施の形態と同様の効果
を得ることができる。
【0032】(第3の実施の形態)本発明の第3の実施
の形態を図3により説明する。図3は二灯用の照明器具
7の下面図を示す。
【0033】第1の実施の形態と同一構成については同
一符号を付してその説明を省略する。先の第1の実施の
形態と異なる構成は、熱源10として安定器11を最冷
点部1b、2bの前方近傍に配置したことと、ランプ支
持バネ5、6のランプ支持位置を最冷点部1b、2bと
し、ランプ支持バネ5、6と安定器11とを伝熱板1
3、14にて連結したことである。
【0034】本実施の形態によれば、第1の実施の形態
において、熱源10として安定器11を最冷点部1b、
2bの前方近傍に配置すると共に、ランプ支持バネ5、
6のランプ支持位置を最冷点部1b、2bとし、ランプ
支持バネ5、6と安定器11とを伝熱板13、14にて
連結したので、最冷点部1b、2bへの熱伝達がスムー
ズに行われるようになり、最冷点部1b、2bの加熱効
果をさらに高めることができ、第1の実施の形態と同様
の効果を得ることができる。伝熱板13、14はランプ
支持バネ5、6とねじ留めで接触固定したものでも、一
体化したものでも良い。伝熱板13、14の材質は熱伝
導性の高い金属製であることが望ましい。
【0035】(第4の実施の形態)本発明の第4の実施
の形態を図4により説明する。図4は二灯用の照明器具
7の下面図を示す。
【0036】第3の実施の形態と同一構成については同
一符号を付してその説明を省略する。先の第3の実施の
形態と異なる構成は、発熱部品11aを有する安定器1
1を最冷点部1b、2bの側面近傍に設けたことと、安
定器11の最冷点部1b、2b近傍に入力電源の入力端
子17、ベース部1a、2a近傍に出力端子18を設
け、入力端子17の前方近傍に入力電源中継端子台1
9、入力電源中継端子台19の近傍に入力電源穴20を
設けたことである。なお、発熱部品11aは、安定器1
1のインバータ部に使用されるトランジスタ及びノイズ
フィルタ、チョークコイル、トランスなどの巻物部品で
ある。
【0037】本実施の形態によれば、第3の実施の形態
において、熱源10である安定器11を最冷点部1b、
2bの側面近傍に設けたので、伝熱板13、14を伝っ
て熱源10である安定器11の熱が最冷点部1b、2b
に伝達されることにより、最冷点部1b、2bの温度上
昇を加速させることができ、さらに始動時の光束立上が
り時間を短縮することができる。また、安定器11が電
子安定器である場合、電子安定器を構成する多くの発熱
部品11aを最冷点部1b、2b近傍になるように配置
することにより、最冷点部1b、2bの加熱効果をさら
に促進させることができる。また、安定器11の最冷点
部1b、2b近傍に入力電源の入力端子17、ベース部
1a、2a近傍に出力端子18を設け、入力端子17の
前方近傍に入力電源中継端子台19、入力電源中継端子
台19の近傍に入力電源穴20を設けたので、入力電源
中継端子台19と安定器11とをつなぐ電源線22及び
安定器11とランプ1、2とをつなぐランプ線21の線
長を短くすることができ、照明器具7から発生する輻射
ノイズを低減することができる。
【0038】(第5の実施の形態)本発明の第5の実施
の形態を図5により説明する。図5は三灯用の照明器具
7の下面図を示す。
【0039】第2の実施の形態と同一構成については同
一符号を付してその説明を省略する。先の第2の実施の
形態と異なる構成は、三灯用の照明器具7において、安
定器11を最冷点部1b〜3b前方近傍に、安定器12
をベース部1a〜3aの後方近傍に配置したことであ
る。
【0040】本実施の形態によれば、第2の実施の形態
において、安定器11を最冷点部1b〜3b前方近傍
に、安定器12をベース部1a〜3aの後方近傍に配置
したので、最冷点部1b〜3bを安定器11動作時に蓄
積した輻射熱により加熱することができ、第1の実施の
形態と同様の効果を得ることができる。なお、三灯用安
定器の場合、安定器12を省略し、安定器11のみでも
良い。
【0041】(第6の実施の形態)本発明の第6の実施
の形態を図6により説明する。図6は三灯用の照明器具
7の下面図を示す。
【0042】第5の実施の形態と同一構成については同
一符号を付してその説明を省略する。先の第5の実施の
形態と異なる構成は、三灯用の照明器具7において、安
定器11、12をランプ1とランプ3の間及びランプ2
とランプ3の間に配置し、最冷点部1b〜3b側面近傍
に配置していることである。
【0043】本実施の形態によれば、第5の実施の形態
において、安定器11、12をランプ1とランプ3の間
及びランプ2とランプ3の間に配置し、最冷点部1b〜
3b側面近傍に配置しているので、最冷点部1b〜3b
を安定器11、12動作時に蓄積した輻射熱により加熱
することができ、第1の実施の形態と同様の効果を得る
ことができる。さらに、安定器11、12を構成する発
熱部品11a、12aを最冷点部1b〜3b近傍に配置
することや伝熱板13、14により最冷点部1b〜3b
と安定器11、12を接続することにより、一層最冷点
部1b〜3bの温度上昇を加速させることができる。
【0044】(第7の実施の形態)本発明の第7の実施
の形態を図7により説明する。図7は三灯用の照明器具
7の下面図を示す。
【0045】第5の実施の形態と同一構成については同
一符号を付してその説明を省略する。先の第5の実施の
形態と異なる構成は、三灯用の照明器具7において、ラ
ンプ3の設置方向を逆向きとし、安定器11、12をラ
ンプ1とランプ2の側面に設けたことと、フィラメント
部3cと最冷点部1b、2bと安定器11、12とを伝
熱板13で連結し、最冷点部3bとフィラメント部1
c、2cとを伝熱板14で連結したことである。
【0046】本実施の形態によれば、第5の実施の形態
において、ランプ3を逆方向に配置し、安定器11、1
2をランプ1とランプ2の側面に設け、フィラメント部
3cと最冷点部1b、2bと安定器11、12とを伝熱
板13で連結し、最冷点部3bとフィラメント部1c、
2cとを伝熱板14で連結したので、最冷点部1b、2
bは安定器11、12及びフィラメント部3cの熱によ
り、最冷点部3bはフィラメント部1c、2cの熱によ
り加熱することで、最冷点部1b〜3bの温度上昇を加
速させることができ、第1の実施の形態と同様の効果を
得ることができる。
【0047】(第8の実施の形態)本発明の第8の実施
の形態を図8により説明する。図8は三灯用の照明器具
7の下面図を示す。
【0048】第5の実施の形態と同一構成については同
一符号を付してその説明を省略する。先の第5の実施の
形態と異なる構成は、ランプ3の設置方向を逆向きとし
たことである。
【0049】本実施の形態によれば、第5の実施の形態
において、ランプ3の設置方向を逆向きとしたので、最
冷点部1b、2bを安定器11の輻射熱により、最冷点
部3bを安定器12の輻射熱により加熱することがで
き、第1の実施の形態と同様の効果を得ることができ
る。
【0050】(第9の実施の形態)本発明の第9の実施
の形態を図9により説明する。図9は三灯用の照明器具
7の下面図を示す。
【0051】第7の実施の形態と同一構成については同
一符号を付してその説明を省略する。先の第7の実施の
形態と異なる構成は、安定器11、12をランプ1とラ
ンプ3の間及びランプ2とランプ3の間に配置している
ことである。
【0052】本実施の形態によれば、第7の実施の形態
において、安定器11、12をランプ1とランプ3の間
及びランプ2とランプ3の間に配置しているので、ラン
プ1〜3を安定器11、12の輻射熱により加熱するこ
とができ、第1の実施の形態と同様の効果を得ることが
できる。
【0053】(第10の実施の形態)本発明の第10の
実施の形態を図10により説明する。図10は三灯用の
照明器具7の下面図を示す。
【0054】第5の実施の形態と同一構成については同
一符号を付してその説明を省略する。先の第5の実施の
形態と異なる構成は、ランプ2を逆方向に配置し、安定
器12をランプ2の側面近傍に配置したことである。
【0055】本実施の形態によれば、第5の実施の形態
において、ランプ2を逆向きに配置し、安定器12をラ
ンプ2の側面近傍に配置したので、最冷点部1b、3b
は安定器11の輻射熱により、最冷点部2bは安定器1
2の輻射熱により加熱され、第1の実施の形態と同様の
効果を得ることができる。
【0056】(第11の実施の形態)本発明の第11の
実施の形態を図11により説明する。図11は三灯用の
照明器具7の下面図を示す。
【0057】第5の実施の形態と同一構成については同
一符号を付してその説明を省略する。先の第5の実施の
形態と異なる構成は、ランプ2を逆方向に配置し、安定
器12を最冷点部1b〜3b前方近傍に配置したことで
ある。
【0058】本実施の形態によれば、第5の実施の形態
において、ランプ2を逆向きに配置し、安定器12を最
冷点部2b前方近傍に配置したので、最冷点部1b、3
bは安定器11の輻射熱により、最冷点部2bは安定器
12の輻射熱により加熱され、第1の実施の形態と同様
の効果を得ることができる。さらに、安定器11、12
の内部回路構成がチョッパ式電源回路とトランスをであ
る場合、発熱部品11a、12aを最冷点部1b〜3b
近傍に配置することにより、一層最冷点部1b〜3bの
温度上昇を加速させることができる。
【0059】(第12の実施の形態)本発明の第12の
実施の形態を図12により説明する。図12は三灯用の
照明器具7の下面図を示す。
【0060】第6の実施の形態と同一構成については同
一符号を付してその説明を省略する。先の第6の実施の
形態と異なる構成は、ランプ2を逆向きに配置したこと
である。
【0061】本実施の形態によれば、第6の実施の形態
において、ランプ2を逆向きに配置したので、最冷点部
1b、3bは安定器11により、最冷点部2bは安定器
12により加熱され、第1の実施の形態と同様の効果を
得ることができる。さらに、安定器11、12を構成す
る発熱部品11a、12aを最冷点部1b〜3b近傍に
配置することにより、一層最冷点部1b〜3bの温度上
昇を加速させることができる。
【0062】(第13の実施の形態)本発明の第13の
実施の形態を図13により説明する。図13は四灯用の
照明器具7の下面図を示す。
【0063】第5の実施の形態と同一構成については同
一符号を付してその説明を省略する。先の第5の実施の
形態と異なる構成は、ランプ4を新たに設けたことであ
る。
【0064】本実施の形態によれば、第5の実施の形態
において、ランプ4を新たに設けたので、四灯用の照明
器具7において第5の実施の形態と同様の効果を得るこ
とができる。
【0065】(第14の実施の形態)本発明の第14の
実施の形態を図14により説明する。図14は四灯用の
照明器具7の下面図を示す。
【0066】第6の実施の形態と同一構成については同
一符号を付してその説明を省略する。先の第6の実施の
形態と異なる構成は、ランプ4をランプ3と安定器12
との間に設け、最冷点部1b〜4b側面近傍に安定器1
1、12を配置したことである。
【0067】本実施の形態によれば、第6の実施の形態
において、ランプ4をランプ3と安定器12の間に設
け、最冷点部1b〜4b側面近傍に安定器11、12を
配置したので、四灯用の照明器具7において第6の実施
の形態と同様の効果を得ることができる。さらに、安定
器11、12を構成する発熱部品11a、12aを最冷
点部1b〜4b近傍に配置することにより、一層最冷点
部1b〜4bの温度上昇を加速させることができる。
【0068】(第15の実施の形態)本発明の第15の
実施の形態を図15により説明する。図15は四灯用の
照明器具7の下面図を示す。
【0069】第14の実施の形態と同一構成については
同一符号を付してその説明を省略する。先の第14の実
施の形態と異なる構成は、ランプ1及びランプ3を逆方
向に配置し、最冷点部1b、3bと安定器11とを伝熱
板13で連結し、最冷点部2b、4bと安定器12とを
伝熱板14で連結したことである。
【0070】本実施の形態によれば、第14の実施の形
態において、ランプ1及びランプ3を逆向きとし、最冷
点部1b、3bと安定器11とを伝熱板13で連結し、
最冷点部2b、4bと安定器12とを伝熱板14で連結
したので、第14の実施の形態と同様の効果を得ること
ができる。さらに、安定器11、12を構成する発熱部
品11a、12aを最冷点部1b〜4b近傍に配置する
ことにより、一層最冷点部1b〜4bの温度上昇を加速
させることができる。
【0071】(第16の実施の形態)本発明の第16の
実施の形態を図16により説明する。図16は四灯用の
照明器具7の下面図を示す。
【0072】第15の実施の形態と同一構成については
同一符号を付してその説明を省略する。先の第15の実
施の形態と異なる構成は、安定器11を最冷点部1b、
3b前方近傍に配置し、安定器12を最冷点部2b、4
b前方近傍に配置したことである。
【0073】本実施の形態によれば、第15の実施の形
態において、安定器11を最冷点部1b、3b前方歩近
傍に配置し、安定器12を最冷点部2b、4b前方近傍
に配置したので、第15の実施の形態と同様の効果を得
ることができる。さらに、安定器11、12を構成する
発熱部品11a、12aを最冷点部1b〜4b近傍に配
置することにより、一層最冷点部1b〜4bの温度上昇
を加速させることができる。
【0074】(第17の実施の形態)本発明の第17の
実施の形態を図17により説明する。図17は四灯用の
照明器具7の下面図を示す。
【0075】第13の実施の形態と同一構成については
同一符号を付してその説明を省略する。先の第13の実
施の形態と異なる構成は、ランプ2及びランプ3を逆方
向に配置し、安定器11、12を最冷点部1b、2b側
面近傍に配置したことと、フィラメント部1c、最冷点
部3b、フィラメント部4c、最冷点部2b及び安定器
12を伝熱板13で連結し、安定器11、最冷点部1
b、フィラメント部3c、最冷点部4b及びフィラメン
ト部2cを伝熱板14により連結したことである。
【0076】本実施の形態によれば、第13の実施の形
態において、ランプ2及びランプ3を逆方向に配置し、
安定器11、12を最冷点部1b、2b側面近傍に配置
すると共に、フィラメント部1c、最冷点部3b、フィ
ラメント部4c、最冷点部2b及び安定器12を伝熱板
13で連結し、安定器11、最冷点部1b、フィラメン
ト部3c、最冷点部4b及びフィラメント部2cを伝熱
板14により連結したので、最冷点部1b、4bは、安
定器11、フィラメント部2c、3cの発熱により加熱
され、最冷点部2b、3bは、安定器12、フィラメン
ト部1c、4cの発熱により加熱され、第13の実施の
形態と同様の効果を得ることができる。さらに、安定器
11、12を構成する発熱部品11a、12aを最冷点
部1b〜4b近傍に配置することにより、一層最冷点部
1b〜4bの温度上昇を加速させることができる。
【0077】(第18の実施の形態)本発明の第18の
実施の形態を図18により説明する。図18は四灯用の
照明器具7の下面図を示す。
【0078】第15の実施の形態と同一構成については
同一符号を付してその説明を省略する。先の第15の実
施の形態と異なる構成は、ランプ3及びランプ4を逆方
向に配置したことである。
【0079】本実施の形態によれば、第15の実施の形
態において、ランプ3及びランプ4を逆方向に配置した
ので、最冷点部1b、2bは、安定器11、12の輻射
熱により加熱され、最冷点部3b、4bは、安定器1
1、12とフィラメント部3c、4cからの輻射熱によ
り加熱され、第15の実施の形態と同様の効果を得るこ
とができる。さらに、安定器11、12を構成する発熱
部品11a、12aを最冷点部1b〜4b近傍に配置す
ることにより、一層最冷点部1b〜4bの温度上昇を加
速させることができる。
【0080】(第19の実施の形態)本発明の第19の
実施の形態を図19により説明する。図19は四灯用の
照明器具7の下面図を示す。
【0081】第16の実施の形態と同一構成については
同一符号を付してその説明を省略する。先の第16の実
施の形態と異なる構成は、ランプ1及びランプ2を逆方
向に配置したことである。
【0082】本実施の形態によれば、第16の実施の形
態において、ランプ1及びランプ2を逆方向に配置した
ので、最冷点部2b、3bは、安定器11の輻射熱によ
り加熱され、最冷点部1b、4bは、安定器12の輻射
熱により加熱され、第16の実施の形態と同様の効果を
得ることができる。さらに、安定器11、12の内部回
路構成がチョッパ式電源回路とトランスをである場合、
発熱部品11a、12a及び12a、12bを最冷点部
1b〜4b近傍に配置することにより、一層最冷点部1
b〜4bの温度上昇を加速させることができる。
【0083】(第20の実施の形態)本発明の第20の
実施の形態を図20により説明する。図20は四灯用の
照明器具7の下面図を示す。
【0084】第19の実施の形態と同一構成については
同一符号を付してその説明を省略する。先の第19の実
施の形態と異なる構成は、ランプ2及びランプ4を逆方
向に配置したことである。
【0085】本実施の形態によれば、第19の実施の形
態において、ランプ2及びランプ4を逆方向に配置した
ので、最冷点部1b、2bは、安定器12の輻射熱によ
り加熱され、最冷点部3b、4bは、安定器11の輻射
熱により加熱され、第19の実施の形態と同様の効果を
得ることができる。
【0086】(第21の実施の形態)本発明の第21の
実施の形態を図21により説明する。図21は四灯用の
照明器具7の下面図を示す。
【0087】第17の実施の形態と同一構成については
同一符号を付してその説明を省略する。先の第17の実
施の形態と異なる構成は、ランプ2及びランプ4を逆方
向に配置したことである。
【0088】本実施の形態によれば、第17の実施の形
態において、ランプ2及びランプ4を逆方向に配置した
ので、最冷点部1b、2bは、安定器11、フィラメン
ト部3c、4cの発熱により加熱され、最冷点部3b、
4bは、安定器12、フィラメント部1c、2cの発熱
により加熱され、第17の実施の形態と同様の効果を得
ることができる。さらに、安定器11、12を構成する
発熱部品11a、12aを最冷点部1b〜4b近傍に配
置することにより、一層最冷点部1b〜4bの温度上昇
を加速させることができる。
【0089】(第22の実施の形態)本発明の第22の
実施の形態を図22により説明する。図22(a)は三
灯用の照明器具7の下面図、図22(b)は四灯用の照
明器具7の下面図を示す。三灯又は四灯の照明器具にお
いて、各ランプを略リング状になるように配置し、最冷
点部1b〜4bの近傍に熱源10である安定器11、1
2を設けた構成である。
【0090】本実施の形態によれば、三灯又は四灯の照
明器具において、各ランプを略リング状になるように配
置し、最冷点部1b〜4bの近傍に熱源10である安定
器11、12を設けたので、最冷点部1b〜4bをフィ
ラメント部1c〜4cだけでなく、熱源10である安定
器11、12によっても加熱することができ、第1の実
施の形態と同様の効果を得ることができる。さらに、安
定器11、12を構成する発熱部品11a、12aを最
冷点部1b〜4b近傍に配置することにより、一層最冷
点部1b〜4bの温度上昇を加速させることができる。
【0091】(第23の実施の形態)本発明の第23の
実施の形態を図23により説明する。図23(a)は従
来のランプ支持バネの斜視図、図23(b)は本発明の
ランプ支持バネの斜視図、図23(c)は最冷点部の斜
視図を示す。本実施の形態では、図23(a)に示す従
来のランプ支持バネ5、6よりもランプとの接触面積を
広くするようにしている。これは図23(b)に示すよ
うに奥行き厚さをAと広くしたランプ支持バネで最冷点
部を支持するようにしている。
【0092】本実施の形態によれば、奥行き厚さをAと
広くしたランプ支持バネで最冷点部を支持するようにし
たので、最冷点部の自己発熱を保温することができる。
なお、ランプ支持バネの奥行き厚さAの目安は、最冷点
部の長さをBとした場合、 0.5×B < A < 1.5×B の範囲であれば、本発明の趣旨を満足することができ
る。また、ランプ支持バネの材質は熱伝導性の低い樹脂
であることが望ましい。
【0093】(第24の実施の形態)本発明の第24の
実施の形態を図24により説明する。図24(a)は最
冷点部に取りつけるキャップカバー本体15の斜視図、
図24(b)はキャップカバー本体15を取りつけた照
明器具の断面図を示す。
【0094】本実施の形態の構成は、図27(a)に示
すように、キャップカバー本体15にランプの外径以上
の大きさの円筒状のキャップカバー穴16を設け、最冷
点部1bに嵌めるようにしたものである。
【0095】本実施の形態によれば、キャップカバー本
体15にランプの外径以上の大きさの円筒状のキャップ
カバー穴16を設け、最冷点部1bに嵌めるようにした
ので、第23の実施の形態と同様の効果を得ることがで
きる。
【0096】(第25の実施の形態)本発明の第25の
実施の形態を図25(c)により説明する。図25
(c)はキャップカバー本体15を取りつけた照明器具
の断面図を示す。
【0097】第24の実施の形態と同一構成については
同一符号を付してその説明を省略する。先の第24の実
施の形態と異なる構成は、キャップカバー本体15を照
明器具7に固定したことである。
【0098】本実施の形態によれば、キャップカバー本
体15を照明器具7に固定したので、第23の実施の形
態の効果に加え、ランプ支持バネ5を省略することがで
きる。
【0099】(第26の実施の形態)本発明の第26の
実施の形態を図25(d)により説明する。図25
(d)はキャップカバー本体15を取りつけた照明器具
の断面図を示す。
【0100】第25の実施の形態と同一構成については
同一符号を付してその説明を省略する。先の第25の実
施の形態と異なる構成は、キャップカバー本体15に開
閉可能な蓋15aを設けたことである。
【0101】本実施の形態によれば、キャップカバー本
体15に開閉可能な蓋15aを設けたので、第25の実
施の形態の効果に加え、ランプ1の照明器具7への取り
付けが容易になる。
【0102】(第27の実施の形態)本発明の第27の
実施の形態を図25(e)により説明する。図25
(e)はキャップカバー本体15を取りつけた照明器具
の断面図を示す。
【0103】第25の実施の形態と同一構成については
同一符号を付してその説明を省略する。先の第25の実
施の形態と異なる構成は、キャップカバー穴16内部に
ランプ先端部支持板15b及びバネ15cを設けたこと
である。
【0104】本実施の形態によれば、キャップカバー穴
16内部にランプ先端部支持板15b及びバネ15cを
設けたので、第25の実施の形態の効果に加え、ランプ
1を照明器具7に取りつける際にランプ先端部1bをラ
ンプ先端部支持板15bに押し当てて装着することがで
き、ランプ1の照明器具への取付がさらに容易になる。
【0105】
【発明の効果】このように本発明は、以下のような効果
がある。
【0106】請求項1記載の発明によれば、水銀蒸気圧
を制御するための水銀吸着物質であるアマルガムを用い
た放電灯を有する照明器具において、放電灯を加熱する
ための熱源を少なくとも放電灯の最冷点部近傍に設けた
ので、最冷点部を早期に暖めることができ、水銀の放出
量が増加すると共に水銀がベース部に移動し吸着するこ
とにより、放電灯内の水銀蒸気圧を早期に最適値にな
り、始動時の光束立上がり時間を短縮することができる
という効果がある。
【0107】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明において、熱源の設置位置が放電灯の先端部前
方近傍であるので、熱源からの発熱が早期に放電灯の最
冷点部に伝達され、請求項1記載の発明と同様な効果が
ある。
【0108】請求項3記載の発明によれば、請求項1記
載の発明において、熱源の設置位置が放電灯の先端部側
面近傍であるので、熱源からの発熱が早期に放電灯の最
冷点部に伝達され、請求項1記載の発明と同様な効果が
ある。
【0109】請求項4記載の発明によれば、請求項1記
載の発明において、熱源が放電灯を始動、点灯維持する
安定器であるので、請求項1記載の発明の効果に加え
て、新たに熱源を設ける必要がなく、部品数を少なくし
コストや組立作業の手間を省くことができるという効果
がある。
【0110】請求項5記載の発明によれば、請求項4記
載の発明において、安定器内の発熱部品が前記放電灯の
最冷点部近傍になるように安定器を設けたので、より早
く最冷点部を暖めることができるという効果がある。
【0111】請求項6記載の発明によれば、請求項1記
載の発明において、熱源と放電灯とを伝熱板により連結
させたので、ランプの最冷点部への熱伝達がスムーズに
行われるようになり、ランプ管内を最適な水銀蒸気圧状
態に保ち、ランプ始動時の光束立上がり時間を短縮させ
ることができるという効果がある。
【0112】請求項7記載の発明によれば、請求項6記
載の発明において、伝熱板が放電灯を固定支持する支持
バネを兼用するようにしたので、熱の伝達をよりスムー
ズにし、部品数を少なくしコストや組立作業の手間を省
くことができるという効果がある。
【0113】請求項8記載の発明によれば、請求項6記
載の発明において、伝熱板が金属製であるので、ランプ
の最冷点部への熱伝達がスムーズに行われるようにな
り、ランプ管内を最適な水銀蒸気圧状態に保ち、ランプ
始動時の光束立上がり時間を短縮させることができると
いう効果がある。
【0114】請求項9記載の発明によれば、請求項1記
載の発明において、放電灯を二本以上搭載した照明器具
において、隣接する放電灯の設置方向を略平行且つ略同
一方向になるように設けたので、ランプの最冷点部をま
とめ、最冷点部近傍に熱源を設けることで、加熱作用を
さらに効率よく行わせることができるという効果があ
る。
【0115】請求項10記載の発明によれば、請求項1
記載の発明において、放電灯を二本以上搭載した照明器
具において、隣接する放電灯の設置方向を略平行且つ略
逆方向になるように設けたので、隣接する放電灯同士で
最冷点部の加熱がなされると共に、最冷点部近傍に熱源
を設けることで、加熱作用をさらに効率よく行わせるこ
とができるという効果がある。
【0116】請求項11記載の発明によれば、請求項2
記載の発明において、放電灯を二本以上搭載した照明器
具において、隣接する放電灯の間に安定器を設け、安定
器の放電灯先端部側に入力端子を、安定器の放電灯ベー
ス部側に出力端子を設け、さらに入力端子の近傍に電源
中継端子台と入力電源孔を設けたので、請求項1記載の
発明の効果に加え、入力電源中継端子台と安定器とをつ
なぐ電源線及び安定器とランプとをつなぐランプ線の線
長を短くすることができ、照明器具から発生する輻射ノ
イズを低減することができるという効果がある。請求項
12記載の発明によれば、請求項1記載の発明におい
て、放電灯を三本以上搭載した照明器具において、放電
灯を略リング状に設けたので、隣接する放電灯同士で最
冷点部の加熱がなされると共に、最冷点部近傍に熱源を
設けることで、保温作用をさらに効率よく行わせること
ができるという効果がある。
【0117】請求項13記載の発明によれば、水銀蒸気
圧を制御するための水銀吸着物質であるアマルガムを用
いた放電灯を有する照明器具において、放電灯を固定支
持する樹脂製の支持バネを放電灯の最冷点部付近に設け
たので、熱伝導性の低い樹脂のため、最冷点部の温度低
下を比較的抑えることができ、ランプ管内を最適な水銀
蒸気圧状態に保ち、ランプ始動時の光束立上がり時間を
短縮させることができるという効果がある。
【0118】請求項14記載の発明によれば、請求項1
3記載の発明において、放電灯の最冷点部を保温用カバ
ーで覆っているので、最冷点部の温度低下を比較的抑え
ることができ、ランプ管内を最適な水銀蒸気圧状態に保
ち、ランプ始動時の光束立上がり時間を短縮させること
ができるという効果がある。
【0119】請求項15記載の発明よれば、請求項13
記載の発明において、保温用カバーが樹脂製であるの
で、熱伝導性の低い樹脂のため、最冷点部の温度低下を
比較的抑えることができ、ランプ管内を最適な水銀蒸気
圧状態に保ち、ランプ始動時の光束立上がり時間を短縮
させることができるという効果がある。
【0120】請求項16記載の発明によれば、請求項1
3記載の発明において、保温用カバーが照明器具に固定
されているので、ランプ支持バネを用いずに請求項13
記載の発明と同様の効果がある。
【0121】請求項17記載の発明によれば、請求項1
又は13記載の発明において、ランプがコンバクトラン
プになっているので、請求項1又は13記載の発明と同
様の効果がある。
【0122】請求項18記載の発明によれば、請求項1
又は13記載の発明において、ランプの定格電圧が25
Wを超えるランプであるので、請求項1又は13記載の
発明と同様の効果がある。
【0123】請求項19記載の発明によれば、請求項1
又は13記載の発明において、ランプが高周波点灯する
ランプであるので、請求項1又は13記載の発明と同様
の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の第1の実施の形態を示す照明器
具7の構成図である。
【図2】図2は本発明の第2の実施の形態を示す照明器
具7の構成図である。
【図3】図3は本発明の第3の実施の形態を示す照明器
具7の構成図である。
【図4】図4は本発明の第4の実施の形態を示す照明器
具7の構成図である。
【図5】図5は本発明の第5の実施の形態を示す照明器
具7の構成図である。
【図6】図6は本発明の第6の実施の形態を示す照明器
具7の構成図である。
【図7】図7は本発明の第7の実施の形態を示す照明器
具7の構成図である。
【図8】図8は本発明の第8の実施の形態を示す照明器
具7の構成図である。
【図9】図9は本発明の第9の実施の形態を示す照明器
具7の構成図である。
【図10】図10は本発明の第10の実施の形態を示す
照明器具7の構成図である。
【図11】図11は本発明の第11の実施の形態を示す
照明器具7の構成図である。
【図12】図12は本発明の第12の実施の形態を示す
照明器具7の構成図である。
【図13】図13は本発明の第13の実施の形態を示す
照明器具7の構成図である。
【図14】図14は本発明の第14の実施の形態を示す
照明器具7の構成図である。
【図15】図15は本発明の第15の実施の形態を示す
照明器具7の構成図である。
【図16】図16は本発明の第16の実施の形態を示す
照明器具7の構成図である。
【図17】図17は本発明の第17の実施の形態を示す
照明器具7の構成図である。
【図18】図18は本発明の第18の実施の形態を示す
照明器具7の構成図である。
【図19】図19は本発明の第19の実施の形態を示す
照明器具7の構成図である。
【図20】図20は本発明の第20の実施の形態を示す
照明器具7の構成図である。
【図21】図21は本発明の第21の実施の形態を示す
照明器具7の構成図である。
【図22】図22は本発明の第22の実施の形態を示す
照明器具7の構成図である。
【図23】図23は本発明の第23の実施の形態を示す
ランプ支持バネ及び最冷点部の構成図である。
【図24】図24は本発明の第24乃至第27の実施の
形態を示す照明器具7の構成図である。
【図25】図25は従来の技術を示すランプの周囲温度
−出力光束関連図である。
【図26】図26は従来の技術を示す蛍光灯の構成図で
ある。
【図27】図27は従来の技術を示すランプのベース部
の断面図である。
【符号の説明】
1〜4 ランプ 1a〜4a ベース部 1b〜4b 先端部(最冷点部) 1c〜4C フィラメント部 5〜6 ランプ支持バネ 7 照明器具 8〜9 ソケット 10 熱源 11〜12 安定器 11a〜12a 発熱部品 13〜14 伝熱板 15 キャップカバー本体 15a 蓋 15b ランプ先端部支持板 15c バネ 16 キャップカバー穴 17 入力端子 18 出力端子 19 入力電源中継端子台 20 入力電源孔 21 ランプ線 22 電源線
フロントページの続き (72)発明者 三木 伸和 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 西田 聡彦 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 角 佳和 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水銀蒸気圧を制御するための水銀吸着物
    質であるアマルガムを用いた放電灯を有する照明器具に
    おいて、前記放電灯を加熱するための熱源を少なくとも
    前記放電灯の最冷点部近傍に設けたことを特徴とする照
    明器具。
  2. 【請求項2】 前記熱源の設置位置が前記放電灯の先端
    部前方近傍であることを特徴とする請求項1記載の照明
    器具。
  3. 【請求項3】 前記熱源の設置位置が前記放電灯の先端
    部側面近傍であることを特徴とする請求項1記載の照明
    器具。
  4. 【請求項4】 前記熱源が前記放電灯を始動、点灯維持
    する安定器であることを特徴とする請求項1記載の照明
    器具。
  5. 【請求項5】 前記安定器内の発熱部品が前記放電灯の
    最冷点部近傍になるように安定器を設けたことを特徴と
    する請求項4記載の照明器具。
  6. 【請求項6】 前記熱源と前記放電灯とを伝熱板により
    連結させたことを特徴とする請求項1記載の照明器具。
  7. 【請求項7】 前記伝熱板が前記放電灯を固定支持する
    支持バネを兼用するようにしたことを特徴とする請求項
    6記載の照明器具。
  8. 【請求項8】 前記伝熱板が金属製であることを特徴と
    する請求項6記載の照明器具。
  9. 【請求項9】 前記放電灯を二本以上搭載した照明器具
    において、隣接する放電灯の設置方向を略平行且つ略同
    一方向になるように設けたことを特徴とする請求項1記
    載の照明器具。
  10. 【請求項10】 前記放電灯を二本以上搭載した照明器
    具において、隣接する放電灯の設置方向を略平行且つ略
    逆方向になるように設けたことを特徴とする請求項1記
    載の照明器具。
  11. 【請求項11】 前記放電灯を二本以上搭載した照明器
    具において、隣接する放電灯の間に前記安定器を設け、
    前記安定器の放電灯先端部側に入力端子を、前記安定器
    の放電灯ベース部側に出力端子を設け、さらに前記入力
    端子の近傍に電源中継端子台と入力電源孔を設けたこと
    を特徴とする請求項2記載の照明器具。
  12. 【請求項12】 前記放電灯を三本以上搭載した照明器
    具において、前記放電灯を略リング状に設けたことを特
    徴とする請求項1記載の照明器具。
  13. 【請求項13】 水銀蒸気圧を制御するための水銀吸着
    物質であるアマルガムを用いた放電灯を有する照明器具
    において、前記放電灯を固定支持する樹脂製の支持バネ
    を前記放電灯の最冷点部付近に設けたことを特徴とする
    照明器具。
  14. 【請求項14】 前記放電灯の最冷点部を保温用カバー
    で覆っていることを特徴とする請求項13記載の照明器
    具。
  15. 【請求項15】 前記保温用カバーが樹脂製であること
    を特徴とする請求項14記載の照明器具。
  16. 【請求項16】 前記保温用カバーが前記照明器具に固
    定されていることを特徴とする請求項14記載の照明器
    具。
  17. 【請求項17】 前記放電灯がコンパクトランプである
    ことを特徴とする請求項1又は13記載の照明器具。
  18. 【請求項18】 前記放電灯の定格電圧が25Wを超え
    ることを特徴とする請求項1又は13記載の照明器具。
  19. 【請求項19】 前記放電灯が高周波点灯するランプで
    あることを特徴とする請求項1又は13記載の照明器
    具。
JP30442299A 1999-10-26 1999-10-26 照明器具 Withdrawn JP2001126502A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30442299A JP2001126502A (ja) 1999-10-26 1999-10-26 照明器具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30442299A JP2001126502A (ja) 1999-10-26 1999-10-26 照明器具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001126502A true JP2001126502A (ja) 2001-05-11

Family

ID=17932817

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30442299A Withdrawn JP2001126502A (ja) 1999-10-26 1999-10-26 照明器具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001126502A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6956327B2 (en) Compact fluorescent lamp, self-ballasted fluorescent lamp and luminaire
JP2002109951A (ja) 放電灯点灯装置及び照明装置
JP5305051B2 (ja) セラミックメタルハライドランプ照明装置
JP2004518249A (ja) 蛍光ランプ内に入れる回路アセンブリ
JP2001126502A (ja) 照明器具
JPH11345694A (ja) 電球形蛍光ランプおよび照明装置
JP2001093306A (ja) 照明器具
JP2001126503A (ja) 照明器具
JP2001126501A (ja) 照明器具
JPH04303510A (ja) 照明装置
JP3633246B2 (ja) 高圧放電ランプおよび照明装置
JP3972562B2 (ja) 照明器具
JP3413669B2 (ja) 始動器内蔵形高圧放電灯および照明装置
JPH11329762A (ja) 蛍光ランプ点灯装置及び蛍光ランプ
JP3843632B2 (ja) 蛍光ランプ装置
JP2002109918A (ja) 放電灯点灯装置及び照明装置
JPH03266352A (ja) けい光ランプ
JPH0447897Y2 (ja)
KR200216978Y1 (ko) 예열 구조를 지니는 수은램프
US8378562B2 (en) Hybrid compact fluorescent lamp fixing method
JPH10312772A (ja) 低圧水銀放電ランプおよびその製造方法
JP2000348525A (ja) 照明装置
JP2003323991A (ja) 低温用蛍光灯装置
JPH04298994A (ja) 高圧放電ランプ点灯装置および照明器具
JP2001155879A (ja) 高圧放電ランプ、高圧放電ランプ点灯装置および照明装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060921

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20070723