JP2001126033A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JP2001126033A
JP2001126033A JP30802399A JP30802399A JP2001126033A JP 2001126033 A JP2001126033 A JP 2001126033A JP 30802399 A JP30802399 A JP 30802399A JP 30802399 A JP30802399 A JP 30802399A JP 2001126033 A JP2001126033 A JP 2001126033A
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Masahiko Chatani
雅彦 茶谷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の記録媒体の利用を簡単な構成で排他制
御する。 【解決手段】 前面パネルの裏側に、スライドすること
によりPCカード挿入口22及びCFカード挿入口24
の一方を選択的に閉塞するスライド板88を配置する。
PCカード22aをカード挿入口22に挿入している状
態では、スライド板88はCFカードカード挿入口24
を閉塞し、しかも、挿入されたPCカード22aにより
挿入口24を開放する位置への移動を制限される。逆
に、CFカード24aをカード挿入口24に挿入してい
る状態では、スライド板88は、PCカードカード挿入
口22に閉塞し、しかも、挿入されたCFカード24a
により挿入口22を開放する位置への移動を制限され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置に関
し、より具体的には、複数の可搬情報記録媒体に記憶さ
れた情報を処理(例えば、表示、複写及び印刷)する情
報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像情報を記録再生する装置では、画像
情報の記録媒体として種々のタイプの媒体が使用され
る。例えば、2インチのVF(ビデオフロッピーディス
ク)に25枚から50枚程度の静止画をアナログ記録す
る約5.08cm(2インチ)径のスチルビデオフロッ
ピー、ビデオテープ、ハードディスク、光ディスク、光
磁気ディスク及び固体メモリなどがある。所定数の記録
画像を同時に一画面に表示するマルチ画面再生表示機能
は、画像検索又は選択を行う上で非常に利便性の高い機
能である。
【0003】一方、近年、ディジタル電子回路技術の進
歩により、撮影画像を情報圧縮して記録媒体に記録する
ディジタルスチルカメラが、比較的安価に提供され始め
た。画像データは、複写を行っても画質が全く劣化しな
い特徴を有する。ディジタル情報であることから、パー
ソナルコンピュータで扱うのに適しており、多くのディ
ジタルスチルカメラは、撮影画像データをコンピュータ
に転送するのに、画像データを記録する記録媒体を取り
外してコンピュータの読取り装置に接続してコンピュー
タの補助記憶装置に転送する方法と、ディジタルスチル
カメラとコンピュータとを通信ケーブルを介して接続
し、カメラの記録媒体からコンピュータの二次記憶装置
に転送する方法とがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来例では、ディジタ
ルスチルカメラの撮影画像を長期に保管するのは、通
常、コンピュータの二次記憶装置(ハードディスクなど
の補助記憶装置並びに、光磁気ディスク及びCD−R等
の外部記憶装置)であり、コンピュータの存在が必須と
なる。ディジタルスチルカメラに液晶ディスプレイ等の
画像表示装置が装備されていない場合、コンピュータ以
外の環境では、画像を再生できない。
【0005】ディジタルスチルカメラを含む携帯型情報
機器に使用されるフラッシュメモリには、複数の規格が
ある。例えば、コンパクトフラッシュカード(商標)
(以下、CFカード(商標)と呼ぶ)及びスマートメデ
ィア(SSFDC)(商標)は、PCMCIA規格のP
Cカードより小型であり、PCMCIAカード・サイズ
にするカードアダプタに装着して、PCカードスロット
に装着できる。
【0006】本発明は、取り外し自在な複数の記録媒体
を排他的に扱える簡易な構成の情報処理装置を提示する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る情報処理装
置は、第1の情報記録媒体を挿入する第1の記録媒体挿
入口と、第2の情報記録媒体を挿入する第2の記録媒体
挿入口と、当該第1の情報記録媒体の当該第1の記録媒
体挿入口への挿入と、当該第2の情報記録媒体の当該第
2の記録媒体挿入口への挿入とを排他的に制御する排他
装填制御手段とを具備することを特徴とする。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳
細に説明する。
【0009】図1は、本発明の一実施例の概略構成図を
示す。本実施例の画像情報処理装置10は、コンピュー
タインターフェースを介してコンピュータ12と接続
し、プリンタケーブルを介してプリンタ14と接続す
る。映像モニタ16が、AVケーブルと電源ケーブルを
介して装置10に接続し、映像モニタ16は装置10か
ら電源を供給される。ビデオテープレコーダ、ビデオデ
ィスク再生装置、DVD再生装置及びビデオカメラなど
の映像記録/再生機器18がAVケーブルを介して装置
10に接続する。
【0010】画像情報処理装置10の前面パネル20に
は、PCカード22aを挿入するPCカード挿入口22
と、CFカード24aを挿入するCFカード挿入口24
と、MO、FD、PD、CD−R/RW、DVD−R/
RAM及びHDD等の大容量記録媒体26aを挿入する
挿入口26と、PCカード22a又はCFカード24a
から大容量記録媒体26aへの複写方法の選択、複写状
況、各メモリの容量及び操作の指示を表示する液晶パネ
ル及びLEDパネル等で構成される表示装置28と、画
像情報ファイルの再生、複写及び印刷、並びにコンピュ
ータ12及び/又はプリンタ14への転送等を指示する
操作パネル30と、リモコン装置32からのリモコン信
号受光窓34が設けられている。
【0011】固定型の大容量記録媒体を具備する場合に
は、取り外し自在な大容量記録媒体26aのドライブ装
置は不要である。また、複写機能を有しない場合には、
大容量記録媒体がそもそも不要になる。
【0012】構成例として、プリタ14を外部に接続し
た例を図示したが、もちろん、プリンタ14の機能を内
蔵しても良い。
【0013】例えばPCカード22aから大容量情報記
録媒体26aへの複写を実行したい場合には、操作ボタ
ン30又はリモコン装置32で複写モードを指示する。
表示装置28にこの操作内容(ここでは、複写)を示す
文字が表示される。映像モニタ16が接続している場合
には、この操作内容が映像モニタ16の画面上にも表示
される。図2は、カード媒体22a,24aから情報記
録媒体26aへの自動複写モードが選択され実行してい
る場合の、映像モニタ16の画面例を示す。
【0014】図3は、本実施例の概略構成ブロック図を
示す。CPU40、システムプログラムを記憶するRO
M42並びにファイルの操作及び表示等の演算に使用さ
れ一次記憶となるRAM44からなる部分が、全体を制
御するシステム制御回路を構成する。
【0015】カードソケット46,48には、それぞ
れ、ディジタルスチルカメラ22b,24bで撮影した
画像(並びに、付帯する音声及び付加情報を含む。)が
記録されたカード22a,24aを接続できる。PCカ
ード制御回路50は、カードソケット46,48へのカ
ード22a,24aの装着を検出すると、CPU40
に、カード22a,24aとの通信が可能であることを
通知する。
【0016】ディスク駆動装置52は、大容量情報記録
媒体26aが装着されると、大容量情報記録媒体26a
の記録再生が可能であることをCPU40に通知する。
【0017】操作パネル制御回路54は、操作パネル3
0及び電源オン/オフスイッチ56の操作結果をCPU
40に通知する。リモコン信号受光装置58はリモコン
装置32からの赤外線リモコン信号を受光し、リモコン
信号処理回路60は、受光装置58の出力を処理して、
リモコン信号の制御内容をCPU40に通知する。表示
制御駆動回路61は、CPU40からの指示に従い表示
装置2を制御して、複写方法等を表示させる。
【0018】更に、アナログビデオ信号を入出力するビ
デオ信号入出力端子62と、カード22a,24a上及
び大容量情報記録媒体26a上の画像データをアナログ
ビデオ信号に変換し、アナログビデオ信号をカード22
a,24a及び大容量情報記録媒体26aに記録可能な
ディジタルデータ形式に変換するビデオ信号処理回路6
4と、アナログ音声信号を入出力する音声信号入出力端
子66と、カード22a,24a上及び大容量情報記録
媒体26a上の音声データをアナログ音声信号に変換
し、アナログ音声信号をカード22a,24a及び大容
量情報記録媒体26aに記録可能なディジタルデータ形
式に変換する音声信号処理回路68を具備する。
【0019】70はコンピュータインターフェース、7
2はプリンタインターフェースである。
【0020】74は、外部電源供給コネクタ76に接続
する外部機器(ここでは、映像モニタ16)への電源供
給を制御する電源制御回路である。
【0021】本実施例では、カードソケット46は、P
CMCIA又はJEIDA・PCカード規格に準拠し、
ソケット48は、CFカードの規格に準拠する。種類の
異なるカードを同時に混在して使用する頻度は一般的に
は低いと考えられるので、本実施例では、1つのカード
制御回路50を設けるだけにして、回路を簡素化し、低
価格化を実現している。
【0022】PCカードは68本配線であるのに対し、
CFカードは50本配線である。データ線、アドレス線
の一部及び制御線の一部が規格上一致し、CFカードの
配線本数の方が少ない。従って、PCカードソケット4
6とPC制御回路50との間の配線の一部を分岐して、
CFカードソケット48に接続することで、CFカード
ソケット48とカード制御回路50との間の接続を十分
なものとすることができる。
【0023】78は、カード挿入口22又は同24を閉
塞する閉塞部材の閉塞位置を検知して、カード制御回路
50に通知する閉塞検知装置である。図4は、CFカー
ド挿入口24を閉塞部材80で閉塞している状態の平面
図を示し、図5は、PCカード挿入口22を閉塞部材8
0で閉塞している状態の平面図を示す。閉塞部材80
は、このように、どちらかの挿入口22,24を閉塞す
るようなサイズで形成され、且つ、図4に示す位置と図
5に示す位置との間でスライド自在である。閉塞検知装
置78は、閉塞部材80が、どちらの挿入口22又は2
4を閉塞しているかを検知し、カード制御回路50に通
知する。
【0024】図6乃至図13を参照して、閉塞部材80
及び閉塞検知装置78の構造を詳細に説明する。図6及
び図7は、本実施例の装置10の前面パネル20を背面
から見た平面図であり、図6は、CFカード挿入口24
を開けた状態、図7はPCカード挿入口22を開けた状
態をそれぞれ示す。図8及び図10はそれぞれ図6のA
1−A1線及びB−B1線から見た断面図を示し、図9
及び図11はそれぞれ図7のA2−A2線及びB2−B
2線から見た断面図を示す。図8及び図9はカード挿入
途中を示し、図10及び図11はカード挿入完了状態を
示す。図12は、CFカード24aを挿入完了した状態
の正面図を示し、図13は、PCカード22aを挿入完
了した状態の正面図を示す。
【0025】本実施例の装置10の前面パネル20に
は、PCカード挿入口22、CFカード挿入口24、各
カードの排出操作ボタン82、84を通す孔、スライド
板操作ボタン86が貫通する孔を開けてある。前面パネ
ル20の裏面(装置内側)には、図6及び図7に示すよ
うに、スライド板88が配置される。スライド板88に
は、その一端でスライド板操作ボタン86が固定され、
カード挿入口22,24の短辺方向(矢印Ca,Cbの
方向)に平行に2本のガイド孔90が設けられている。
本実施例の前面パネル20の裏面に立てた複数のピン9
2がガイド孔90に嵌合する。これにより、スライド板
88は、ガイド孔90の方向及び範囲内でのみ移動可能
となる。いうまでもないが、スライド板88のサイズ及
び形状並びにガイド孔90のサイズは、そのスライド範
囲の一端ではカード挿入口22を閉塞しつつ、カード挿
入口24を完全に開放し、他端では、カード挿入口24
を閉塞しつつ、カード挿入口22を完全に開放するよう
に設定され、更には、各カード排出操作ボタン82,8
4に常時干渉しないように設計されている。
【0026】スライド板88は、操作ボタン86(図1
2及び図13)により矢印Caの方向に移動させること
で、PCカード挿入口22にPCカード22aが挿入可
能になり、矢印Cbの方向に移動させることで、CFカ
ード挿入口24にCFカード24aを挿入可能になる。
例えば、矢印Ca方向に操作ボタン86をスライド板8
8の突出部88aが前面パネル20の嵌合孔94に嵌合
して保持(ラッチ)されるまで、スライド板88をスラ
イドさせると(図11参照)、PCカード挿入口22は
完全に開放され、且つ、CFカード挿入口24は少なく
ともCFカードが挿入困難な位置まで閉塞される。
【0027】この状態で、図9に示すように、PCカー
ド22aをPCカード挿入口22に挿入すると、PCカ
ード22aは、PCカードソケット46に完全に接続す
る位置にまで入り込む(図11参照)。この状態では、
スライド板88は、挿入されているPCカード22aに
より移動を規制されるので、操作ボタン86によって
も、スライド板88を矢印Cb方向に移動させることが
できない。逆に、CFカード24aが完全に装填された
状態(図10)でも同様、スライド板88は移動できな
くなる。このようにして、PCカードとCFカードの装
填の排他制御が成立する。
【0028】本実施例では、カード挿入口閉塞用のスラ
イド板88を操作ボタン86による手動操作としたが、
モータ又はソレノイド等の電気制御可能なスライド板駆
動機構を設け、電気スイッチにより矢印Ca,Cb方向
にスライド板88を電動で移動させてもよい。
【0029】スライド板88のラッチ機構、その配置位
置及び数並びに案内機構については、以下のようにして
もよい。例えば、ラッチ機構は、ピンと嵌合孔、溝とこ
れに嵌合する突起、及び磁石と磁性材料の吸着力の利用
も可能である。案内機構としては、ガイドロッドとスラ
イド板に設けたスリーブとからなる構成、及び、前面パ
ネル20とスライド板88の各対向位置に設けた溝にボ
ールを介在させ、スライド板88を前面パネルに対して
バネ付勢する構成などが考えられる。
【0030】カード挿入口の排他装填制御の別の構成を
説明する。図14は、CFカードを挿入可能な状態の正
面図、図15は、PCカードを挿入可能な状態の平面図
をそれぞれ示す。図16は、図14のG1−G1から見
た断面図、図17は、図15のG2−G2から見た断面
図をそれぞれ示す。
【0031】この構成の前面パネル20aには、裏面側
に突出した縁部を具備する孔100が形成されている。
そして、PCカード挿入口22とCFカード挿入口24
を具備する挿入口パネル102が、前面パネル20aの
孔100との間にスライド板104を挟み込むように、
配置されている。スライド板104、孔100の矢印C
a,Cb方向の幅、及びPCカード挿入口22とCFカ
ード挿入口24間の同方向ピッチは、スライド板104
が孔100を矢印Ca,Cb方向に移動することで各挿
入口22,24を夫々排他的に閉塞する寸法に設定され
ている。
【0032】例えば、スライド板104に前面パネル2
0aの表方向(本装置の前面側方向)に突出させて設け
られたツマミ106を矢印Cb方向に操作してスライド
板104を孔100の本体下方向の壁面に当接する位置
(図16に示す位置)まで移動させる。この状態で、図
14に示すように、CFカード24aは挿入可能にな
り、CFカード24aをソケット48に完全に嵌合する
まで装填した状態ではCFカード排出ボタン84が前面
側に突出する(図16)。従って、この状態では、スラ
イド板104は、排出ボタン84により邪魔されて、矢
印Ca方向へ移動できなくなり、PCカード挿入口22
は完全に閉塞された状態を維持する。PCカード22が
完全に装填された状態(図17)では、逆に、スライド
板104は、排出ボタン82により邪魔されて、矢印C
b方向へ移動できなくなり、CFカード挿入口24は完
全に閉塞された状態を維持する。
【0033】スライド板104の案内機構は、孔100
の左右端部(図14及び図15の破線部分)に設けられ
ている。第1実施例として説明した構造以外に、矢印C
a,Cb方向に延びる溝とこれに嵌合する突出部材から
なる構成でも良い。また、ラッチ機構に付いても第1実
施例で説明した構成を採用できる。
【0034】カード挿入口の排他装填制御の第3の構成
例を説明する。図18は、CFカードを挿入した状態の
正面図、図19は、PCカードを挿入した状態の平面図
をそれぞれ示す。図20は、前面パネルの裏面から見
た、図18に対応する平面図、図22は、前面パネルの
裏面から見た、図19に対応する平面図をそれぞれ示
す。図22は、図18のH1−H1から見た断面図、図
23は、図19のH2−H2から見た断面図をそれぞれ
示す。
【0035】前面パネル20bには、PCカード挿入口
22、CFカード挿入口24、各カードの排出ボタン8
2,84用の孔部、各挿入口22,24の閉塞蓋11
0,112を枢軸支持する受け部114,116が設け
られている。
【0036】カード挿入口閉塞蓋110,112は、そ
の中央断面が図22及び図23に示すように略L字形状
であり、各挿入口の長辺方向の両端部に支軸118,1
20を具備する。支軸116,118がそれぞれ受け部
114,116に嵌合することにより、閉塞蓋110,
112は受け部114,116に回動自在に支持され
る。片側には、反対方向に閉塞蓋110,112を付勢
して片寄せすると共に、挿入口22,24を閉塞する方
向に回動付勢するねじりコイルばね122,124が配
置されている。これにより、各媒体を装填していない状
態では、挿入口22,24は共に閉塞状態になり、塵埃
の侵入を防止できる。
【0037】勿論、PCカード22aを挿入している状
態では(図19、図21及び図23)、更にCFカード
24aを挿入することが不可能になり、逆に、CFカー
ド24aが挿入されている状態では(図18、図20及
び図22)、更にPCカード22aを挿入するのが不可
能になる。
【0038】例えば、PCカード22aをPCカード挿
入口22に挿入し、PCカードソケット46(図3)に
完全に装填した状態(図23)では、閉塞蓋110はP
Cカード22aにより跳ね上げられて、図23上で、支
軸228を中心として時計方向に約90゜回転した位置
にあり、蓋となっていた辺は略9時方向に延び、中央で
L字状に突出した辺(ロック部材110a)が12時方
向に延びた位置に回動保持される。この状態では、ロッ
ク部材110aがCFカード挿入口の閉塞蓋112の中
央にL字状に突出する辺(ロック部材112a)と当接
し、CFカード挿入口の閉塞蓋112の回動を妨害す
る。これにより、CFカード挿入口24を開けることが
できなくなり、CFカード24aを装填できなくなる。
【0039】同様に、CFカード24aがCFカードソ
ケット48(図3)に完全に装填された状態(図22)
では、ロック部材112aが、蓋110の回動を邪魔す
るので、PCカード挿入口22を開けることができなく
なり、PCカード22aを装填できなくなる。
【0040】CFカードとPCカードは、信号線の多く
が規格上一致するので、同じカード制御回路を共用でき
る。従って、ソケット46とカード制御回路50との間
の配線を一部分岐してCFカードソケット48に接続す
ることで対応できた。PCカードとCFカードの組み合
わせ以外の場合には、このような方法を採用できない。
しかし、単純に異なるカードケット毎にカード制御回路
を配置すると、基板実装規模が拡大し、装置が大型化
し、価格が上昇する。
【0041】このような場合には、図24に示すよう
に、カード制御回路50を、ソケット46に対応するカ
ード制御回路50aと、ソケット48に対応するカード
制御回路50bと、これらのカード制御回路50a,5
0bを選択的にカード46,48に接続する配線に接続
するI/O切替え器50cとからなる構成とすればよ
い。すなわち、各カードソケット46,48のピンとカ
ード制御回路50間の配線をカード制御回路50の論理
集積回路が内蔵されるパッケージの外部I/Oピンを共
用して接続する事で、この問題を解決する。外部I/O
ピンを共用できるように同一パッケージ内に複数のコン
トローラ集積回路の少なくとも構成が異なる部分を複数
配置し、カード選択動作に連動してI/O切替え回路を
制御して、外部ピンへの接続を切り替えればよい。
【0042】各カードコントローラとカードコントロー
ラパッケージの外部I/Oピン間の接続を選択されたカ
ード挿入口に連動して切り替えることで、パッケージの
外部I/Oピンを共用化でき、コントローラの外部I/
Oピン数を少なくして、基板実装規模を拡大させずに複
数の異種カードに対応できるようになる。
【0043】図6乃至図13に示すカード排他装填制御
構成のスライド板88に対しては、図25及び図26に
示すように、スライド板88がどちらの位置にあるかを
検出する検出スイッチ130を設けてもよい。これによ
り、どちらの挿入口が開放状態にあるかを検出できる。
例えば、図25に示す状態では、検出スイッチ130の
プローブ132はスライド板88により押し上げられて
接続状態になり、図26に示す状態では、プローブ13
2は、スライド板88から離れて開放状態となる。この
ような検出スイッチ自体は、周知である。
【0044】図27及び図28は、図18乃至図23に
示すカード排他装填制御構成の閉塞蓋110,112に
対して、その位置を検出する検出スイッチ134,13
6を配置した例を示す。例えば、図27に示すように、
CFカード24aが挿入された状態では、検出スイッチ
136のプローブ136aがカード24aにより押し込
まれ、この検出結果が、例えば、図24のI/O切替え
器50cに伝達され、カード制御回路50のパッケージ
ピン割り当てがカード24a用に切り替えられる。逆
に、図28に示すように、PCカード22aが挿入され
た状態では、検出スイッチ134のプローブ134aが
カード22aにより押し込まれ、この検出結果が、図2
4のI/O切替え器50cに伝達され、カード制御回路
50のパッケージピン割り当てがカード22a用に切り
替えられる。
【0045】
【発明の効果】以上の説明から容易に理解できるよう
に、本発明によれば、複数の記録媒体の利用を簡単な構
成で排他制御できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の利用環境の構成図であ
る。
【図2】 本実施例の複写モードの画面例である。
【図3】 本実施例の概略構成ブロック図である。
【図4】 PCカードを利用可能にした状態の本実施例
の装置正面図である。
【図5】 CFカードを利用可能にした状態の本実施例
の装置正面図である。
【図6】 カード挿入口の排他装填制御の第1構成例
の、CFカード挿入口24を開けた状態の前面パネル背
面図である。
【図7】 カード挿入口の排他装填制御の第1構成例
の、PCカード挿入口22を開けた状態の前面パネル背
面図である。
【図8】 図6のA1−A1線から見た断面図である。
【図9】 図7のA2−A2線から見た断面図である。
【図10】 図6のB1−B1線から見た断面図であ
る。
【図11】 図7のB2−B2線から見た断面図であ
る。
【図12】 CFカード24aを挿入完了した状態の正
面図である。
【図13】 PCカード22aを挿入完了した状態の正
面図である。
【図14】 カード挿入口の排他装填制御の第2構成例
の、CFカード24aを挿入可能な状態の正面図であ
る。
【図15】 カード挿入口の排他装填制御の第2構成例
の、PCカード22aを挿入可能な状態の正面図であ
る。
【図16】 図14のG1−G1から見た断面図であ
る。
【図17】 図15のG2−G2から見た断面図であ
る。
【図18】 カード挿入口の排他装填制御の第3構成例
の、CFカード24aを挿入した状態の正面図である。
【図19】 カード挿入口の排他装填制御の第3構成例
の、PCカード22aを挿入した状態の正面図である。
【図20】 前面パネルの裏面から見た、図18に対応
する平面図である。
【図21】 前面パネルの裏面から見た、図19に対応
する平面図である。
【図22】 図18のH1−H1から見た断面図であ
る。
【図23】 図19のH2−H2から見た断面図であ
る。
【図24】 カード制御回路50の概略構成ブロック図
である。
【図25】 スライド板88の位置を検出する検出スイ
ッチ130を設けた構成で、スライド板88が挿入口2
2を閉塞している状態の平面図である。
【図26】 図6乃至図13に示す構成に更に、スライ
ド板88の位置を検出する検出スイッチ130を設けた
構成において、スライド板88が挿入口24を閉塞して
いる状態の平面図である。
【図27】 図18乃至図23に示す構成に更に、閉塞
蓋110,112の位置を検出する検出スイッチ13
4,136を設けた構成において、CFカード24aを
挿入した状態の断面図である。
【図28】 図18乃至図23に示す構成に更に、閉塞
蓋110,112の位置を検出する検出スイッチ13
4,136を設けた構成において、PCカード22aを
挿入した状態の断面図である。
【符号の説明】
10:画像情報処理装置 12:コンピュータ 14:プリンタ 16:映像モニタ 18:映像記録/再生機器 20,20a,20b:前面パネル 22:PCカード挿入口 22a:PCカード 22b:ディジタルスチルカメラ 24:CFカード挿入口 24a:CFカード 24b:ディジタルスチルカメラ 26:挿入口 26a:大容量記録媒体26a 28:表示装置 30:操作パネル 32:リモコン装置 34:リモコン信号受光窓 40:CPU 42:ROM 44:RAM 46,48:カードソケット 50:カード制御回路 50a,50b:カード制御回路 50c:I/O切替え器 52:ディスク駆動装置 54:操作パネル制御回路 56:電源オン/オフスイッチ 58:リモコン信号受光装置 60:リモコン信号処理回路 61:表示制御駆動回路 62:ビデオ信号入出力端子 64:ビデオ信号処理回路 66:音声信号入出力端子 68:音声信号処理回路 70:コンピュータインターフェース 72:プリンタインターフェース 74:電源制御回路 76:外部電源供給コネクタ 78:閉塞検知装置 80:閉塞部材 82,84:排出操作ボタン 86:スライド板操作ボタン 88:スライド板 88a:スライド板88の突出部 90:ガイド孔 92:ピン 94:嵌合孔 100:孔 102:挿入口パネル 104:スライド板 106:ツマミ 110,112:閉塞蓋 110a,112a:ロック部材 114,116:受け部 114,116が設けられている。 118,120:支軸 122,124:ねじりコイルばね 130:検出スイッチ 132:プローブ 134,136:検出スイッチ 134a,136a:プローブ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の情報記録媒体を挿入する第1の記
    録媒体挿入口と、 第2の情報記録媒体を挿入する第2の記録媒体挿入口
    と、 当該第1の情報記録媒体の当該第1の記録媒体挿入口へ
    の挿入と、当該第2の情報記録媒体の当該第2の記録媒
    体挿入口への挿入とを排他的に制御する排他装填制御手
    段とを具備することを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 当該第1及び第2の情報記憶媒体がそれ
    ぞれカード型半導体メモリからなる請求項1に記載の情
    報処理装置。
  3. 【請求項3】 当該排他装填制御手段が、当該第1及び
    第2の記録媒体挿入口を選択的に閉塞する選択的閉塞手
    段である請求項1に記載の情報処理装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003050978A (ja) * 2001-08-03 2003-02-21 Fuji Electric Co Ltd 非接触icメディア発行装置
JP2003346089A (ja) * 2002-05-29 2003-12-05 Abocom Systems Inc 複数のメモリーカードスロットを有する表示手段

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