JP2001125614A - タッチパネル付き工作機械制御装置 - Google Patents

タッチパネル付き工作機械制御装置

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JP2001125614A
JP2001125614A JP30513299A JP30513299A JP2001125614A JP 2001125614 A JP2001125614 A JP 2001125614A JP 30513299 A JP30513299 A JP 30513299A JP 30513299 A JP30513299 A JP 30513299A JP 2001125614 A JP2001125614 A JP 2001125614A
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JP
Japan
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input
backlight
touch panel
turned
machine tool
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JP30513299A
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English (en)
Inventor
Hidetsugu Kawai
秀貢 河合
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Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バックライトの消灯時に誤って入力操作され
ること防止する。 【解決手段】 タッチパネル5は、画面上に入力キー8
を表示し、バックライト7の点灯によって入力キー8の
視認が可能となるものである。バックライト7は、一定
時間タッチがないと、バックライト消灯制御手段11に
より自動的に消灯させる。バックライト7の消灯時に画
面上の入力キー8からの入力を無効にする入力無効化手
段12を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、タッチパネルを
備えた工作機械制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】工作機械の制御装置の操作盤に、その入
力操作手段としてタッチパネルを備えたものがある。タ
ッチパネルは、透明のディジタイザを重ねた画面に各種
の入力キーを表示したものであり、画面上の入力キーが
触れられることで、その入力キーに割り当てた所定の入
力処理が行われる。そのため、画面表示の切り換えで、
任意の入力キーの配置が行え、またメッセージや各種デ
ータ等と共に画面に入力キーが配置できて、工作機械の
操作盤に好適である。タッチパネルは、画面表示に液晶
を用いた場合、バックライトが用いられる。このバック
ライトは、液晶の保護等のため、一定時間操作しないと
きは、自動的に消灯されるように制御される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】バックライトの消灯時
は、画面が見えないだけで、操作盤としては有効な状態
にある。バックライトを再度点灯させるには、タッチパ
ネルに触れれば良いが、この時に、誤って入力キーに触
れてしまい、データ入力されたり、工作機械の操作指令
を与えてしまうことがある。一般には、複数の入力キー
の順次の操作でデータ入力や操作内容が決定されるた
め、画面のいずれかの入力キーに触れただけでは支障が
生じることは少ない。しかし、工作機械では、入力キー
を、例えばサイクルスタート、一時停止、原点復帰など
の操作キーに割り当てている場合があり、このような直
接に機械動作指令を与える入力キーに触れた場合、不測
の機械の動作や停止が起こり、不良ワークの発生や、機
械の損傷に繋がる恐れがある。工作機械の制御では、各
種の安全が図られていて、通常では、誤ってタッチパネ
ルの入力キーに触れても支障が生じることは殆どない
が、その前に行っていた操作の状態や、機械の動作の状
態では、不具合に繋がる恐れがある。このようなタッチ
パネルの不測の操作に対する安全を、機械動作の制御プ
ログラムで完全なものとするには、制御プログラムが非
常に煩雑なものとなり、実際上は不可能である。
【0004】この発明の目的は、バックライトの消灯時
に誤って入力操作されることが防止できるタッチパネル
付き工作機械制御装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の構成を実施形
態に対応する図1と共に説明する。このタッチパネル付
き工作機械制御装置(1)は、画面上に入力キー(8)
を表示し、バックライト(7)の点灯によって前記入力
キー(8)を視認可能とするタッチパネル(5)を備
え、工作機械(1)を制御する装置であって、前記バッ
クライト(7)を消灯するバックライト消灯制御手段
(11)と、バックライト(7)の消灯時に前記画面上
の入力キー(8)からの入力を無効にする入力無効化手
段(12)とを備えたものである。この構成によると、
バックライト(7)の消灯時にタッチパネル(5)の画
面上の入力キー(8)に触れても、その入力キー(8)
の操作は、入力無効化手段(12)によって無効とされ
る。そのため、バックライト(7)の消灯時に、入力キ
ー(8)が識別できずに誤って機械操作をしたり、デー
タ入力をしてしまうことが防止される。
【0006】この発明において、バックライト消灯制御
手段(11)は、バックライト(7)の消灯時に前記タ
ッチパネル(5)が触れられたことを条件に、バックラ
イト(5)を点灯するものとし、前記入力無効化手段
(12)は、バックライト(5)の点灯により、前記入
力キー(8)の入力を有効にするものとしても良い。こ
のように、バックライト(7)の点灯制御を行うと共
に、入力無効化手段(12)を、バックライト(7)の
点灯により、入力キー(8)の入力を有効にするモード
とする場合、無効状態から有効状態に復元させるのに、
タッチパネル(5)に触れてバックライト(7)を点灯
されるだけで済む。
【0007】この発明において、バックライト消灯制御
手段(11)は、バックライト(7)が点灯して前記入
力キー(8)の入力が有効とされる状態のときに、前回
の入力キー(8)の有効な入力時からタッチパネル
(5)が一定時間触れられない状態が経過したときに、
バックライト(7)を消灯するものとし、前記入力無効
化手段(12)は、この消灯制御に伴って入力キー
(8)の入力を無効にするものとしても良い。このよう
に、バックライト(7)の消灯制御に伴って入力無効化
手段(12)を無効モードに入るようにした場合、バッ
クライト(7)の明るさの検知手段や電流検知手段等を
設ける必要がなく、構成が簡単である。
【0008】
【発明の実施の形態】この発明の一実施形態を図1ない
し図4と共に説明する。この工作機械制御装置1は、工
作機械2を制御する装置であって、制御装置本体3と操
作盤4とを備える。工作機械2は、旋盤等の切削機械で
あっても、パンチプレスやレーザ加工機等の板材加工機
であっても良く、またこれらにローダを設けた自動運転
工作機械であって良い。制御装置本体3は、コンピュー
タ式の数値制御装置およびプログラマブルコントローラ
で構成される。この実施形態では、制御装置本体3は、
さらに自動運転のスケジュール管理手段(図示せず)を
有するものとしてある。操作盤4は、タッチパネル5
と、その他のキースイッチ等の入力手段6とが設けられ
ている。
【0009】タッチパネル5は、画面上に入力キー8を
表示し、バックライト7の点灯によって入力キー8を視
認可能とするものであり、液晶による画面表示装置に透
明のディジタイザを重ねたものとされている。タッチパ
ネル5による画面表示および入力処理は、画面制御手段
9および入力処理手段10によって行われる。画面制御
手段9は、タッチパネル5の画面に入力キー8やメッセ
ージ13等の任意の画像を表示させる手段である。入力
処理手段10は、ディジタイザの出力から、タッチパネ
ル5に触れられた画面上の座標位置を認識し、その座標
位置を入力キー8の表示範囲と比較して、表示範囲内で
ある場合に、入力キー8に割り当てた所定の入力が行わ
れたとする処理手段である。
【0010】バックライト消灯制御手段11は、タッチ
パネル5が一定時間触れられない状態が経過したとき
に、バックライト7を消灯するものである。一定時間の
計時の開始は、例えば前回のタッチパネル5上の入力キ
ー8の入力時、または前回のタッチパネル5上のいずれ
かの箇所が触れられた時とされる。バックライト消灯制
御手段11は、タッチパネル5上のいずかの箇所が触れ
られたときに、バックライト7を点灯させる制御も行
う。
【0011】入力無効化手段12は、バックライト7の
消灯時にタッチパネル5の画面上の入力キー6からの入
力を無効にする手段である。入力無効化手段12は、具
体的には、バックライト消灯制御手段11による消灯制
御に伴って、入力処理手段10を、入力キー8の入力を
無効とするモードとし、かつバックライト7の点灯によ
り、入力キー8の入力を有効とするモードする。
【0012】バックライト消灯制御手段11および入力
無効化手段12は、電子回路または制御プログラムおよ
びその実行を行うCPU等で構成される。図2は、バッ
クライト消灯制御手段11および入力無効化手段12で
行う処理の一例を示す流れ図である。
【0013】上記構成の動作を図2〜図4と共に説明す
る。タッチパネル5には、例えば図3や図4に示す画面
表示が切り換えて行われる。図3は、工作機械であるタ
レットパンチプレスにおいて、そのローダを制御する画
面例である。図4は、同じくそのローダの制御のための
各種データを入力する画面例である。図2は、図1の操
作盤4の電源オンで、タッチパネル5に入力キー8が表
示され、バックライト7が点灯した状態から後の制御を
示す。まず、タッチパネル5上の入力キー8が触れられ
たか、タッチパネル5上の他の任意の箇所に触れられた
か否かを監視する(ステップS1)。触れられた場合
は、現在がバックライト7の消灯中であるか否かを判断
し(S2)、消灯中であればバックライト7を点灯し
(S3)、ステップS1に戻る。ステップS2の判断時
に点灯中であれば、キー入力処理を行う(S4)。この
キー入力処理は、前記のステップS1で判断したとき
に、タッチパネル5上の入力キー8が操作された場合で
あり、タッチパネル5上の入力キー8以外の箇所が触れ
られた場合は、何も処理を行わずにステップS1に戻
る。なお、前記のキー入力処理は、入力処理手段10が
行う。
【0014】ステップS1の判断過程で、タッチパネル
5のタッチ信号がない場合は、一定時間経過したか否か
が判断され(S5)、一定時間経過した場合は、バック
ライト7を消灯する(S)。一定時間経過していない場
合は、単にステップS1に戻る。バックライト7の消灯
時において、タッチパネル5のどこかが触れられたとき
は、ステップS1の判断過程からステップS2,S3に
進み、バックライト7を点灯させる。
【0015】このように、バックライト7の消灯時にタ
ッチパネル5の画面上の入力キー8に触れても、その入
力キー8の操作は、入力無効化手段12によって無効と
される。そのため、バックライト7の消灯時に、入力キ
ー8が識別できずに誤って機械操作をしたり、データ入
力をしてしまうことが防止される。
【0016】
【発明の効果】この発明のタッチパネル付き工作機械制
御装置は、バックライトを消灯するバックライト消灯制
御手段と、バックライトの消灯時に前記画面上の入力キ
ーからの入力を無効にする入力無効化手段とを備えたも
のであるため、バックライトの消灯時に誤って入力操作
されることが防止できる。バックライト消灯制御手段
が、触れられたことの検出で点灯させるものとした場合
に、そのバックライトの点灯により、入力無効化手段が
入力キーの入力を有効にするものとしたときは、タッチ
パネルに触れるだけで、バックライトの点灯と入力有効
への切り換えが同時に行える。また、バックライトの消
灯制御に伴って入力無効化手段を無効モードに入るよう
にした場合は、バックライトの明るさの検知手段や電流
検知手段等を設ける必要がなく、構成が簡単である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態にかかるタッチパネル付
き工作機械制御装置の概念構成を示すブロック図であ
る。
【図2】同制御装置におけるバックライト消灯制御手段
および入力無効化手段で行う処理の一例示す流れ図であ
る。
【図3】タッチパネルの画面例の説明図である。
【図4】タッチパネルの他の画面例の説明図である。
【符号の説明】
2…工作機械 3…制御装置本体 4…操作盤 5…タッチパネル 7…バックライト 8…入力キー 9…画面制御手段 10…入力処理手段 11…バックライト消灯制御手段 12…入力無効化手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // G09G 5/00 550 G09G 5/00 550C 550B Fターム(参考) 5B069 AA20 BA01 BA04 BB13 JA06 5B087 AA03 AB14 CC01 CC05 CC20 CC26 DD02 5C082 AA13 AA21 BA02 BA12 BA32 BD01 BD02 CA60 CA85 CB10 DA87 EA15 MM08 5H209 AA06 BB08 DD08 FF06 GG08 HH21 JJ09 5H269 AB01 BB11 GG05 NN08 QC01 QC02 QE12 QE15

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画面上に入力キーを表示し、バックライ
    トの点灯によって前記入力キーを視認可能とするタッチ
    パネルを備え、工作機械を制御する装置であって、前記
    バックライトを消灯するバックライト消灯制御手段と、
    バックライトの消灯時に前記画面上の入力キーからの入
    力を無効にする入力無効化手段とを備えたタッチパネル
    付き工作機械制御装置。
  2. 【請求項2】 前記バックライト消灯制御手段は、バッ
    クライトの消灯時に前記タッチパネルが触れられたこと
    を条件にバックライトを点灯するものとし、前記入力無
    効化手段は、バックライトの点灯により、前記入力キー
    の入力を有効にするものとした請求項1記載のタッチパ
    ネル付き工作機械制御装置。
  3. 【請求項3】 前記バックライト消灯制御手段は、バッ
    クライトが点灯して前記入力キーの入力が有効とされる
    状態のときに、タッチパネルが一定時間触れられない状
    態が経過したときに、バックライトを消灯するものと
    し、前記入力無効化手段は、この消灯制御に伴って入力
    キーの入力を無効にするものとした請求項1または請求
    項2記載のタッチパネル付き工作機械制御装置。
JP30513299A 1999-10-27 1999-10-27 タッチパネル付き工作機械制御装置 Pending JP2001125614A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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