JP2001125468A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2001125468A
JP2001125468A JP30968799A JP30968799A JP2001125468A JP 2001125468 A JP2001125468 A JP 2001125468A JP 30968799 A JP30968799 A JP 30968799A JP 30968799 A JP30968799 A JP 30968799A JP 2001125468 A JP2001125468 A JP 2001125468A
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main body
apparatus main
switch
detection
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JP30968799A
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Isao Sano
功 佐野
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の画像形成装置は、プロセスユニットの
検出および開閉カバーの開閉の検出を行なう検出手段に
おける検出スイッチとスイッチ動作部材との位置関係が
変動してもスイッチを確実に動作できることを課題とす
る。 【解決手段】装置本体と、この装置本体に開閉する開閉
カバーと、装置本体の内部に装填されたプロセスユニッ
トと、開閉カバーに設けられたクチェータと、装置本体
の内部に設けられた検出スイッチとを具備し、アクチェ
ータは、上下方向に揺動自在に支持され、開閉カバーが
装置本体を閉塞した状態で装置本体の内部にプロセスユ
ニットが装填されている時にプロセスユニットに上側か
ら当接してこれを検出するプロセスユニット検出部と、
揺動自在に支持されてプロセスユニット検出部がプロセ
スユニットに上側から当接している時に検出スイッチを
動作させるスイッチ動作部とを有するものであることを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、装置本体の内部に
プロセスユニットを着脱可能に装填し、且つこのプロセ
スユニットの有無を検出する手段を設けた画像形成装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式を採用したファクシミリ装
置や複写機などの画像形成装置では、画像記録部におけ
る感光体、この感光体の表面を帯電する帯電器、露光器
により潜像を形成した後に感光体の表面にトナー像を形
成する現像器および感光体のトナー像を転写器により記
録紙に転写した後に感光体に残留したトナーを取り去る
クリーニング装置などを一体の構造物にまとめてユニッ
ト化したプロセスユニットを備え、このプロセスユニッ
トを装置本体の内部に着脱可能に装填して、現像剤の補
給や交換時期に達した感光体の交換などを可能とし保守
点検の作業性を向上させた構成が採用されている。
【0003】また、この画像形成装置では、前記プロセ
スユニットなどの機器を装填する装置本体の上面部を開
放し、この上面開放部を開閉する開閉カバーを振上げ回
動(開閉)可能に設け、常時は開閉カバーで装置本体の
上面開放部を閉塞し、プロセスユニットの交換時や記録
紙の詰り(紙ジャム)が生じた時に開閉カバーを振上げ
回動して装置本体の上面開放部を開放して、この上面開
放部を介して装置本体に対するプロセスユニットの装
填、取外しを行ない。詰まった記録紙の取出しを行なう
ようにした構成も広く採用されている。
【0004】そして、このように電子写真方式を採用し
たプロセスユニットを装置本体の内部に着脱可能に設
け、且つ装置本体にその開放部を開閉する振上げ回動可
能な開閉カバーを設けた画像形成装置においては、安全
に画像形成動作を行なうために、装置本体内部にプロセ
スユニットが装填され、開閉カバーが装置本体の開放部
を閉じている時のみに画像形成動作を行なうようにする
ことが必要である。そこで、装置本体の内部におけるプ
ロセスユニットの有無を検出することと、開閉カバーの
開放、閉塞状態を検出することが必要となる。
【0005】従来の画像形成装置では、装置本体の内部
におけるプロセスユニットの有無を検出する検出手段
と、開閉カバーが装置本体の開放部を開閉状態を検出す
る検出手段を夫々個別に設けている。これら各検出手段
は、夫々マイクロスイッチからなる検出スイッチと、こ
の検出スイッチの操作子を押して動作させるアクチェー
タとで構成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の画像形成装置では、装置本体の内部におけるプロセ
スユニットの有無を検出するためのものと、開閉カバー
の開閉状態を検出するためのものの夫々独立した専用の
検出手段、合計2組の検出手段を備えているために、こ
れら検出手段を構成する検出スイッチと、この検出スイ
ッチを動作させるスイッチ動作部材を夫々2組ずつ設け
なければならない。このため、これら検出手段用の部品
点数が多く検出手段の構成が複雑になるとともに検出手
段の部品コストが高価になり、さらに検出手段の設置に
大きなスペースを必要して装置本体内部の限られたスペ
ースを利用する上で障害となっている。従って、画像形
成装置に対しては、装置本体におけるプロセスユニット
の有無の検出および開閉カバーの開閉状態の検出を行な
う検出手段に対しては部品点数を減少させて構成を簡素
化することが要求されている。
【0007】従来、画像形成装置においてプロセスユニ
ットの有無の検出および開閉カバーの開閉状態の検出を
行なう検出手段を備えたものとして、特開平7―301
992号公報に開示されているものがある。これは装置
本体15に検出用のスイッチ23およびスイッチ23を
動作させるスイッチレバー22を設け、且つ装置本体1
5の上面開放部を開閉する開閉部材16の内面にカート
リッジ押え部材18を昇降自在に設けて、ばねによりプ
ロセスカートリッジを押圧する向きに力を付与する。そ
して、開閉部材16の動作に応じたカートリッジ押え部
材18の動作をスイッチレバー22に伝達するために、
カートリッジ押え部材18に連動して揺動する伝達レバ
ー20、この伝達レバー20により昇降されてスイッチ
レバー22を動作させる伝達ロッド21を設けている。
すなわち、このカートリッジ有無検出手段は、カートリ
ッジが装填されている時に開閉部材16を閉じるとカー
トリッジ有りを検出するものである。
【0008】この構成では、スイッチ23は電気的な接
続を考慮して装置本体15に設けられている。スイッチ
レバー22はスイッチ23を確実に動作させるために、
スイッチ23との位置関係を一定にする必要があること
から装置本体15にスイッチ23とともに設けられてい
る。なぜなら、装置本体15および開閉部材16の製作
寸法誤差および組立て寸法誤差などから位置関係が変動
するために開閉部材16にスイッチレバー22を設けた
場合には、開閉部材16を開閉してもスイッチレバー2
2が装置本体15に設けたスイッチ23を動作させるこ
とができない可能性があるためである。このため、前記
公報記載の装置では、開閉部材16の動きをスイッチレ
バー22に伝達するために両者間にカートリッジ押え部
材18、伝達レバー20、伝達ロッド21という多くの
部材を用いるために部品点数が多く構成も複雑になって
いる。
【0009】本発明は前記事情に基づいてなされ、装置
本体におけるプロセスユニットの有無を検出する手段お
よび開閉カバーの開閉状態を検出する手段を一体にまと
めた検出手段で、スイッチ動作部材を開閉カバーに設け
た簡素な構成でありながら検出スイッチを確実に動作で
きるようにして検出の信頼性を高めた画像形成装置を提
供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の画像形
成装置は、装置本体と、この装置本体に振上げ回動可能
に設けられ前記装置本体を上側から閉塞するとともに振
上げ回動した時に前記装置本体を開放する開閉カバー
と、前記装置本体の内部に着脱可能に装填されたプロセ
スユニットと、前記開閉カバーの内側部に設けられ開閉
カバーが前記装置本体を閉塞している状態で前記装置本
体の内部における前記プロセスユニットの有無を検出す
るアクチェータと、前記装置本体の内部に設けられ前記
アクチェータにより動作される検出スイッチとを具備
し、前記アクチェータは、上端部が前記開閉カバーに枢
軸により上下方向に揺動自在に支持され、前記開閉カバ
ーが前記装置本体を閉塞した状態で前記装置本体の内部
に前記プロセスユニットが装填されている時に下端部が
前記プロセスユニットに上側から当接してこれを検出す
るとともに、前記装置本体に前記プロセスユニットが装
填されていない時に前記プロセスユニットに当接した位
置より下側ヘ向けて揺動するプロセスユニット検出部
と、前記枢軸に揺動自在に支持されて前記プロセスユニ
ット検出部に連動して揺動され、前記プロセスユニット
検出部が前記プロセスユニットに上側から当接している
時に前記検出スイッチを動作させるとともに、前記プロ
セスユニット検出部が前記プロセスユニットに当接した
位置より下側ヘ向けて揺動した時に前記検出スイッチか
ら離間するスイッチ動作部とを有するものであることを
特徴とする。
【0011】この発明の構成によれば、装置本体におけ
るプロセスユニットの有無を検出する手段および開閉カ
バーの開閉状態を検出する手段を、スイッチ動作部材で
ある単一のアクチェータと単一の検出スイッチとによっ
て一体にまとめて、部品点数を減少させ構成を簡素にし
ている。そして、アクチェータのプロセスユニット検出
部は、装置本体に装填したプロセスユニットを検出する
ために上側へ向けた揺動が自由で範囲が規制されていな
いために、検出スイッチとの位置関係が変動した場合に
スイッチとの位置関係の変動分を吸収してスイッチを確
実に動作でき検出の信頼性を高めることができる。従っ
て、開閉カバーの内側部に装置本体に設けたスイッチを
直接動作させるアクチェータを設けて、スイッチを支障
なく動作させることができる。
【0012】請求項2の発明は、請求項1に記載の画像
形成装置において、前記アクチェータの前記プロセスユ
ニット検出部は前記スイッチ動作部に比較して長いもの
であることを特徴とする。
【0013】この発明の構成によれば、アクチェータの
プロセスユニット検出部がプロセスユニットに当接して
検出する動作により、アクチェータ全体が軽快に揺動し
てスイッチ動作部が検出スイッチを動作させて検出を確
実に行なうことができ検出の信頼性を高めることができ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態について図
1ないし図3を参照して説明する。
【0015】この実施の形態に用いられる画像形成装置
は、ファクシミリ装置、プリンタ装置などに用いられる
電子写真方式を採用したものである。図1はプロセスユ
ニットを装填した状態の構成を模式的に示す側面から見
た図、図2はプロセスユニットを取外した状態の構成を
模式的に示す側面から見た図、図3は開平カバーを取外
した状態の構成を模式的に示す平面図である。
【0016】図中1は画像形成装置の本体で、この装置
本体1は上面部が開放されている。2は装置本体1の上
面開放部に配置され開閉カバーで、この開閉カバー2は
一端部が枢軸3により装置本体1に枢着されて装置本体
1の上面開放部を覆うとともに、枢軸3を中心として振
上げ回動して上面開放を開放するようになっている。装
置本体1を開放するのは、後述するプロセスユニット1
1を装填、取外す場合および記録紙が画像記録中に詰り
を生じた際に記録紙を取除く場合などである。装置本体
1の内部には着脱可能にプロセスユニット11が装填さ
れている。このプロセスユニット11は、電子写真方式
を採用して画像形成を行なうもので、画像記録部におけ
る感光体、この感光体の表面を帯電する帯電器、露光器
により潜像を形成した後に感光体の表面にトナー像を形
成する現像器および感光体のトナー像を転写器により記
録紙に転写した後に感光体に残留したトナーを取り去る
クリーニング装置などを一体の構造物としてまとめてユ
ニット化したものである。このプロセスユニット11は
装置本体1の内部に設けられた図示しない支持部材に着
脱可能に支持固定されており、装置本体1の上面開放部
を介して装置本体1の内部に挿入し、上面開放部を介し
て装置本体1の内部から取出すようになっている。すな
わち、プロセスユニット11は、装置本体1に対して着
脱可能に装填することにより現像剤の補給や交換時期に
達した感光体の交換などを可能として保守点検の作業性
を向上させることができる。
【0017】また、装置本体11の内部には検出スイッ
チの一形態であるマイクロスイッチ12が設けられてお
り、このマイクロスイッチ12は装置本体11の内部に
おけるプロセスユニット11の有無を検出するととも
に、装置本体11に設けた開閉カバー2の開閉状態を検
出するものである。このマクロスイッチ12は通常のそ
れと同様に図示しない固定接点および可動接点を内蔵し
た本体ケース12aと、可動接点を固定接点に対して接
触動作させる動作子12bとを有している。可動接点は
常時は弾性部材により固定接点から開離しており、動作
子12bの動作により可動接点が押されて固定接点に接
触する形式のもので、装置本体1に設けた図示しない制
御回路に検出信号を送るようになっている。制御回路
は、マイクロスイッチ12からの信号に応じて画像形成
機構の駆動を制御する。なお、マイクロスイッチ12は
プロセスユニット11より高い位置に設けられている。
【0018】なお、装置本体1の内部には図示しないが
ファクシミリ装置、プリンタ装置などを構成する上で必
要な機構が設けられている。
【0019】開閉カバーの内側部にはアクチェータ21
が設けられており、このアクチェータ21は開閉カバー
2が装置本体1の上面開放部を閉塞している状態で装置
本体1の内部におけるプロセスユニット11の有無を検
出するものである。アクチェータ21は、枢軸22、プ
ロセスユニット検出レバー(プロセスユニット検出部)
23およびスイッチ動作レバー(スイッチ動作部)24
を有している。
【0020】枢軸22は、開閉カバー2の内側部におい
てマイクロスイッチ12の上側に位置してこの開閉カバ
ー2を支持する枢軸3と平行に配置されて、開閉カバー2
に設けた軸受25により回転自に支持されている。
【0021】プロセスユニット検出レバー23は、開閉
カバー2を装置本体1の上面開放部を閉じた位置にある
時に、開閉カバー2の内側部における装置本体1の上面
開放部の位置から装置本体1内部におけるプロセスユニ
ット装填する位置まで下側へ向けて傾斜して延びるもの
である。すなわち、プロセスユニット検出レバー23
は、上端部が開閉カバー2に枢軸3により上下方向に揺
動自在に支持され、開閉カバー2が装置本体1を閉塞し
た状態で装置本体1の内部にプロセスユニット11が装
填されている時に下端部がプロセスユニット11の適宜
な箇所11aに上側から当接してこれを検出するととも
に、装置本体1内部にプロセスユニット11が装填され
ていない時にプロセスユニット11に当接した位置より
下側ヘ向けて自重で揺動するように設けられている。つ
まり、スイッチ動作レバー24は自重で下側へ揺動する
ように枢軸22に取付けられており、且つ開閉カバー2
に設けたストッパ26により下側ヘの揺動が規制されて
いる。
【0022】スイッチ動作レバー24は、マイクロスイ
ッチ12における操作子12bに対向する位置に上下方
向に沿って配置され、上端が枢軸22に取付けられてい
る。
【0023】これによりスイッチ動作レバー24はプロ
セスユニット検出レバー23が揺動する時に枢軸22に
よって一体に連動して揺動される。すなわち、スイッチ
動作レバー24は、プロセスユニット検出レバー23が
プロセスユニット11に上側から当接した時にマイクロ
スイッチ12の操作子12b押して動作させるととも
に、プロセスユニット検出レバー23がプロセスユニッ
ト11に当接する位置より下側ヘ向けて揺動した時にマ
イクロスイッチ12の操作子12bから離間してこの操
作子12bを元の位置に復帰させるものである。
【0024】なお、プロセスユニット検出レバー23の
長さはスイッチ動作レバー24の長さに比較して数倍程
長くなっている。
【0025】このように構成された画像形成装置におい
て、図1に示すように開閉カバー2が装置本体1の上面
開放部を閉じており、且つ装置本体1の内部にプロセス
ユニット11が装填されている時に、アクチェータ21
におけるプロセスユニット検出レバー23は、その下端
部がプロセスユニット11の適宜な箇所11aに上側か
ら当接する。
【0026】すなわち、開閉カバー2を枢軸3を支点と
して振上げ回動して装置本体1の上面開放部を開放して
いる時には、プロセスユニット検出レバー23は開閉カ
バー2とともに振上げられ、自重により枢軸22を支点
として下向きに揺動してストッパ26に当って垂下した
状態で停止している。開閉カバー2を枢軸3を支点とし
て装置本体1の上面開放部を閉じる位置まで下向きに回
動させると、プロセスユニット検出レバー23も一体に
下降し、その下端部がプロセスユニット11の適宜な箇
所11aに上側から当接する。開閉カバー2の下向きの
回動に伴いプロセスユニット検出レバー23は枢軸22
を支点として垂下位置から上向きに揺動する。そして、
開閉カバー2が装置本体2の上面開放部全体に組合さっ
て下向きの回動が停止すると、プロセスユニット検出レ
バー23はプロセスユニット11の箇所11aに当接し
た位置で停止する。すなわち、プロセスユニット検出レ
バー23は装置本体1の内部にプロセスユニット11が
装填されていることを検出する。
【0027】ここで、製作寸法誤差や組立て寸法誤差な
どの影響によりプロセスユニット11の位置が上側へ移
動し、プロセスユニット11に当接したプロセスユニッ
ト検出レバー23によりスイッチ動作レバー24が必要
以上にマイクロスイッチ12の動作子12bを押すよう
になった場合でも、プロセスユニット検出レバー23が
プロセスユニット11の変動分を吸収して、マイクロス
イッチ12の動作子12bを無理に押すことがないよう
にしている。すなわち、スイッチ動作レバー24はマイ
クロスイッチ12の動作子12bを動作させるには動作
子12bの動作量に応じた回動量で動作すれば良く、そ
れ以上の回動量で回動するとマイクロスイッチ12に無
理な負担をかける。また、スイッチ動作レバー24はプ
ロセスユニット11の位置に影響を受け、プロセスユニ
ット11の位置が上側へ変動すると回動量が必要以上に
増大する。そこで、プロセスユニット検出レバー23
は、プロセスユニット11の位置が上側へ変動した場合
でも、スイッチ動作レバー24の回動量に影響しないよ
うにするために、プロセスユニット11の上側への位置
変動を吸収するように大きい回動量で回動できるように
なっている。すなわち、プロセスユニット検出レバー2
3はプロセスユニット11の上側への位置変動を吸収す
るように大きい回動量で回動するように形状寸法が設定
されている。これにより製作寸法誤差や組立て寸法誤差
などの影響によるプロセスユニット11の位置の変動を
吸収して円滑にマイクロスイッチ12を動作させて検出
を行なうことができる。
【0028】一方、開閉カバー2を枢軸3を支点として
振上げ回動している時には、アクチェータ21における
スイッチ動作レバー24はマイクロスイッチ12の動作
子12bから離間する位置にある。開閉カバー2を枢軸
3を支点として装置本体1の上面開放部を閉じる位置ま
で下向きに回動し、プロセスユニット検出レバー23が
プロセスユニット11の箇所11aに上側から当接して
上向きに揺動すると、スイッチ動作レバー24は枢軸2
2によってマイクロスイッチ12の動作子12bに接近
する向きに揺動して動作子12bを押して動作させる。
これによりマイクロスイッチ12は動作子12bにより
可動接点が固定接点に接触して信号を出力する。この信
号を受けた制御回路は装置本体1の内部にプロセスユニ
ット11が装填されていることを検出する。
【0029】また、図2に示すように装置本体1の内部
にプロセスユニット11が装填されていない状態で開閉
カバー2を閉じると、アクチェータ21におけるプロセ
スユニット検出レバー23は、自重により枢軸22を支
点として下向きに揺動してストッパ26に当って垂下し
た状態で停止している。また、スイッチ動作レバー24
はプロセスユニット検出レバー23が揺動する時に枢軸
22によって一体に連動して揺動され、マイクロスイッ
チ12の動作子12bから離間する位置にある。このた
め、マイクロスイッチ12は動作子12bがスイッチ動
作レバー24により動作されず、可動接点が固定接点か
ら開離したままで信号が出力されない。これにより制御
回路は装置本体1の内部にプロセスユニット11が無い
ことを検出する。
【0030】さらに、前述したように開閉カバー2を振
上げ回動して装置本体1の上面開放部を開放している場
合には、プロセスユニット検出レバー23は、自重によ
り枢軸22を支点として下向きに揺動してストッパ26
に当って垂下した状態で停止し、スイッチ動作レバー2
4はマイクロスイッチ12の動作子12bから離間する
位置にあり、このため、マイクロスイッチ12のは動作
子12bはスイッチ動作レバー24により動作されな
い。
【0031】このようにしてスイッチ動作部材である自
重可動式の単一のアクチェータ21と検出スイッチであ
る単一のマイクロスイッチ12との組合せにより、装置
本体11の内部におけるプロセスユニット11の有無の
検出および開閉カバー2の開閉の検出を行なう。
【0032】この構成によれば、装置本体1におけるプ
ロセスユニット11の有無を検出する手段および開閉カ
バー2の開閉状態を検出する手段を、スイッチ動作部材
である単一のアクチェータ21と単一の検出用スイッチ
12とによって一体にまとめて、部品点数を減少させ構
成を簡素化できる。
【0033】そして、スイッチ動作部材であるアクチェ
ータ21のプロセスユニット検出部22は、枢軸22に
より開閉カバー2に上下方向に揺動自在に支持され、開
閉カバー2が装置本体11を閉塞した状態で装置本体1
の内部にプロセスユニット11が装填されている時にプ
ロセスユニット11に上側から当接してこれを検出する
とともに、装置本体1にプロセスユニット11が装填さ
れていない時にプロセスユニット11に当接した位置よ
り下側ヘ向けて揺動する構成である。これによりアクチ
ェータ21のプロセスユニット検出部23は、装置本体
1に装填したプロセスユニット11を検出するために上
側へ向けた揺動が自由で範囲が規制されていないため
に、予め設定したアクチェータ21のスイッチ動作部2
3とマイクロスイッチ12との位置関係が変動した場合
でも、その変動分をアクチェータ21のプロセスユニッ
ト検出部23が揺動して吸収するので、アクチェータ2
1がマイクロスイッチ12を確実に動作して正確に検出
を行ない検出の信頼性を高めることができる。
【0034】従って、開閉カバー2の内側部に装置本体
1に設けたスイッチを直接動作させるアクチェータ21
を設けて、スイッチ12を支障なく動作させることがで
きる。これにより装置本体1におけるプ11ロセスユニ
ットの有無を検出する手段および開閉カバー2の開閉状
態を検出する手段を一体にまとめた検出手段で、スイッ
チ動作部材である各レバー23,24を開閉カバー2に
設けた簡素な構成でありながらマイクロスイッチを確実
に動作できるようにして検出の信頼性を高めることがで
きる。
【0035】また、アクチェータ21のプロセスユニッ
ト検出部23はスイッチ動作部24に比較して長いため
に、アクチェータ21のプロセスユニット検出部23が
プロセスユニット11に当接する時に小さい力で大きな
回転モーメントを得て、アクチェータ21全体が軽快に
揺動して、スイッチ動作部24がマイクロスイッチ12
を動作させて検出を確実に行なうことができる。
【0036】なお、本発明は前述した実施の形態に限定
されずに、種々変形して実施することができる。例えば
検出スイッチとしては、マイクロスイッチは安価で小型
で動作が確実であるが、これに限定されず磁気式のスイ
ッチや光学的なスイッチを用いることも可能である。
【0037】
【発明の効果】請求項1の発明の画像形成装置によれ
ば、装置本体におけるプロセスユニットの有無を検出す
る手段および開閉カバーの開閉状態を検出する手段を、
スイッチ動作部材である単一のアクチェータと単一の検
出スイッチとによって一体にまとめて、部品点数を減少
させ構成を簡素化できる。そして、スイッチ動作部材で
あるアクチェータのプロセスユニット検出部は、装置本
体に装填したプロセスユニットを検出するために上側へ
向けた揺動が自由で範囲が規制されていないために、予
め設定したアクチェータのスイッチ動作部と検出スイッ
チとの位置関係が変動した場合でも、その変動分をアク
チェータのプロセスユニット検出部が揺動して吸収する
ので、アクチェータが検出スイッチを確実に動作して正
確に検出を行なうことができる。従って、本発明では開
閉カバーの内側部に装置本体に設けたスイッチを直接動
作させるアクチェータを設けて、スイッチを支障なく動
作させることができる。これにより装置本体におけるプ
ロセスユニットの有無を検出する手段および開閉カバー
の開閉状態を検出する手段を一体にまとめた検出手段
で、スイッチ動作部材を開閉カバーに設けた簡素な構成
でありながら検出スイッチを確実に動作できるようにし
て検出の信頼性を高めることができる。
【0038】請求項2の発明によれば、請求項1の発明
の効果に加えてアクチェータのプロセスユニット検出部
がプロセスユニットに当接する動作により、アクチェー
タ全体が軽快に揺動してスイッチ動作部が検出スイッチ
を動作させて検出を確実に行なうことができ検出の信頼
性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における画像形成装置の
構成を模式的に示す側面図。
【図2】同実施の形態における画像形成装置の構成を模
式的に示す側面図。
【図3】同実施の形態における画像形成装置の構成を模
式的に示す平面図。
【符号の説明】
1…装置本体、 2…開閉カバー、 11…プロセスユニット、 12…マイクロスイッチ(検出スイッチ)、 21…アクチェータ、 22…枢軸、 23…プロセスユニット検出レバー、 24…スイッチ動作レバー。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体と、この装置本体に振上げ回動
    可能に設けられ前記装置本体を上側から閉塞するととも
    に振上げ回動した時に前記装置本体を開放する開閉カバ
    ーと、前記装置本体の内部に着脱可能に装填されたプロ
    セスユニットと、前記開閉カバーの内側部に設けられ開
    閉カバーが前記装置本体を閉塞している状態で前記装置
    本体の内部における前記プロセスユニットの有無を検出
    するアクチェータと、前記装置本体の内部に設けられ前
    記アクチェータにより動作される検出スイッチとを具備
    し、 前記アクチェータは、上端部が前記開閉カバーに枢軸に
    より上下方向に揺動自在に支持され、前記開閉カバーが
    前記装置本体を閉塞した状態で前記装置本体の内部に前
    記プロセスユニットが装填されている時に下端部が前記
    プロセスユニットに上側から当接してこれを検出すると
    ともに、前記装置本体に前記プロセスユニットが装填さ
    れていない時に前記プロセスユニットに当接した位置よ
    り下側ヘ向けて揺動するプロセスユニット検出部と、前
    記枢軸に揺動自在に支持されて前記プロセスユニット検
    出部に連動して揺動され、前記プロセスユニット検出部
    が前記プロセスユニットに上側から当接している時に前
    記検出スイッチを動作させるとともに、前記プロセスユ
    ニット検出部が前記プロセスユニットに当接した位置よ
    り下側ヘ向けて揺動した時に前記検出スイッチから離間
    するスイッチ動作部とを有するものであることを特徴と
    する画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記アクチェータの前記プロセスユニッ
    ト検出部は前記スイッチ動作部に比較して長いものであ
    ることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100454958C (zh) * 2005-08-30 2009-01-21 兄弟工业株式会社 开/关状态检测系统

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN100454958C (zh) * 2005-08-30 2009-01-21 兄弟工业株式会社 开/关状态检测系统

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