JP2001125436A - 駆動制御装置および画像形成装置 - Google Patents

駆動制御装置および画像形成装置

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JP2001125436A
JP2001125436A JP30174099A JP30174099A JP2001125436A JP 2001125436 A JP2001125436 A JP 2001125436A JP 30174099 A JP30174099 A JP 30174099A JP 30174099 A JP30174099 A JP 30174099A JP 2001125436 A JP2001125436 A JP 2001125436A
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Eishin Suzuki
英信 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 負荷変動に対して最適な駆動制御を行うこ
と。 【解決手段】 チョッピング制御に基づくチョッピング
定電流の駆動時間を検出し、検出された駆動時間に応答
して、チョッピング定電流の値を変更して電流値の適正
化を図るようにしたので、負荷変動に対して最適な駆動
制御を実現することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリン
タ、ファクシミリ等の分野で、駆動手段として利用可能
な駆動制御装置および画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、パーソナルユースなどのローエ
ンド向けの電子写真複写機、プリンタ、ファクシミリ等
の画像形成装置の駆動手段には、2相のステッピングモ
ータを使用して2相バイポーラチョッピング定電流駆動
で構成し、この際、定電流値は装置本体の最大負荷を想
定して、モータ出力が得られるように設定している。
【0003】図4は、2相ステッピングモータを使用し
てバイポーラチョッピング定電流駆動を行う場合の装置
構成例を示す。
【0004】SPM1は、2相ステッピングモータであ
る。モータドライバIC2は、チョッピング制御部3
と、ゲート回路4と、ドライブ部5とが1チップで構成
された汎用バイポーラICからなる。CPU6は、装置
本体のシーケンス、およびプロセスを司るものであり、
励磁パルスを出力することによりモータ駆動を行ってい
る。
【0005】チョッピング定電流値を決めているのは、
R11とR12により分圧された電圧であり、この電圧
とR4に発生する励磁電流に対応した電圧を比較して出
力している。チョッピング周期を決めているのはR13
とC11により生成される発振器の出力である。
【0006】図5は、図4の装置の動作を示す。
【0007】信号A、/A,B、/Bは、CPU6から
モータドライバICへ出力される2相励磁パルスであ
る。このとき、SPM1に流れる励磁電流はI(A−/
A)になり、励磁電流検出抵抗R4に発生する電圧はV
rsになる。
【0008】はロータとステータの距離が遠いことか
ら、電流が発生しコイルに電流が流れ、ロータが動き出
して加速している状態を示す。
【0009】はステータとロータの位置が一致して、
ロータとステータのギャップに蓄えられたエネルギーが
減少して電流が少なくなった状態を示す。
【0010】はロータとステータの位置関係を維持さ
せるている状態を示している。の期間では、コイルと
しては磁気飽和している状態で設定されている発熱が生
じている期間である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】2相のステッピングモ
ータを使用して2相バイポーラチョッピング定電流駆動
で構成し、定電流値は装置本体の最大負荷を想定して、
モータ出力が得られるように設定している場合、低コス
トなステッピングモータ制御はオープンループ制御とな
っている。
【0012】このような駆動制御の際、モータに対して
常時最大出力が得られるように電流供給しようとするた
めに、負荷変動等に基づくモータ自身の昇温、振動、騒
音等に対して、通常使用時の状態の損失が余りも大き過
ぎるという問題がある。
【0013】そこで、本発明の目的は、負荷変動に対し
て最適な駆動制御を行うことが可能な駆動制御装置を提
供することにある。
【0014】また、本発明の他の目的は、上記駆動制御
装置を用いて画像品質を向上させることが可能な画像形
成装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、モータの駆動
電流を制御する装置であって、前記モータをチョッピン
グ制御する駆動制御手段と、前記チョッピング制御に基
づくチョッピング定電流の駆動時間を検出する駆動時間
検出手段と、前記検出された駆動時間に応答して、前記
チョッピング定電流の値を変更する電流値変更手段とを
具えることによって、駆動制御装置を構成する。
【0016】ここで、前記変更するチョッピング定電流
の最大値は、装置本体の最大負荷に必要な対応した予め
設定されているチョッピング定電流値に設定し、前記変
更するチョッピング定電流の最小値は、装置本体の最小
負荷に必要な対応した予め設定されているチョッピング
定電流値に設定することができる。
【0017】前記チョッピング定電流の駆動時間が、装
置本体の最大負荷に必要な対応した予め設定されている
チョッピング定電流の値で、かつ、装置本体の負荷が最
大な状態での適正チョッピング定電流の駆動時間より長
い場合は、前記チョッピング定電流の駆動時間が前記適
正チョッピング定電流の駆動時間と同じになるようにチ
ョッピング定電流の値を上げることができる。
【0018】前記チョッピング定電流の駆動時間が、装
置本体の最大負荷に必要な対応した予め設定されている
チョッピング定電流の値で、かつ、装置本体の負荷が最
大な状態での適正チョッピング定電流の駆動時間より短
い或いは同等な場合は、前記チョッピング定電流の駆動
時間が前記適正チョッピング定電流の駆動時間より若干
長くなるようにチョッピング定電流の値を下げることが
できる。
【0019】前記モータは、バイポーラチョッピング定
電流駆動によるステッピングモータとすることができ
る。
【0020】本発明は、モータを用いて駆動制御され、
記録媒体上に画像を形成する画像形成装置であって、前
記駆動制御装置と、前記駆動制御装置により前記モータ
を駆動制御することによって、前記記録媒体上に画像を
形成する画像形成手段とを具えることによって、画像形
成装置を構成する。
【0021】前記画像形成手段は、感光体を用いて電子
写真式により画像を形成することができる。
【0022】本発明は、モータの駆動電流を制御する駆
動制御方法であって、前記モータをチョッピング制御す
る駆動制御工程と、前記チョッピング制御に基づくチョ
ッピング定電流の駆動時間を検出する駆動時間検出工程
と、前記検出された駆動時間に応答して、前記チョッピ
ング定電流の値を変更する電流値変更工程とを具えるこ
とによって、駆動制御方法を提供する。
【0023】本発明は、コンピュータによって、モータ
の駆動電流を制御するためのプログラムを記録した媒体
であって、該制御プログラムはコンピュータに、前記モ
ータをチョッピング制御させ、前記チョッピング制御に
基づくチョッピング定電流の駆動時間を検出させ、前記
検出させた駆動時間に応答して、前記チョッピング定電
流の値を変更させることによって、駆動制御プログラム
を記録した媒体を提供する。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態を詳細に説明する。
【0025】[第1の例]本発明の第1の実施の形態
を、図1〜図3に基づいて説明する。なお、前述した従
来例(図4、図5参照)と同一部分については、その説
明を省略し、同一符号を付す。
【0026】(装置構成)図1は、本発明に係る駆動制
御装置の構成を示す。
【0027】本装置は、2相ステッピングモータとして
のSPM1と、モータドライバIC2と、モータ駆動の
統括的な制御を行うCPU6とに大別される。
【0028】モータドライバIC2は、チョッピング制
御部3と、ゲート回路4と、ドライブ部5とが1チップ
で構成された汎用バイポーラICによって構成される。
【0029】チョッピング制御部3は、コンパレータ1
0と、発振器(OSC)11と、RSフリップフロップ
回路12と、抵抗R3と、コンデンサC1とからなる。
チョッピング周期を決めているのは、抵抗R3とコンデ
ンサC1とによって生成される発振器11の出力であ
る。この発振器11の出力は、RSフリップフロップ回
路12のS入力端子に入力される。一方のR入力端子に
入力されるコンパレータ10の出力に応じて、Q出力端
子の出力が変化し、これによりゲート回路4の動作を制
御する。
【0030】ドライブ部5は、4個のバイポーラトラン
ジスタT1〜T4と、4個のダイオードD1〜D4を1組
として構成されている。
【0031】CPU6は、装置本体のシーケンス、およ
び、本発明に係る駆動制御のプロセスを司るものであ
る。
【0032】このCPU6には、ドライブ(Driv
e)端子7aと、ドライブ(/Drive)端子7b
と、A/D入力端子8と、D/A出力端子9とが設けら
れている。
【0033】ドライブ端子7aはA相(B相)の励磁パ
ルスを出力し、ドライブ端子7bは/A相(/B相)の
励磁パルスを出力する。この励磁パルスを出力すること
によって、SPM1の駆動を行う。
【0034】A/D入力端子8は、アンプ(AMP1)
13の出力と接続されている。アンプ13の+入力端子
はドライブ部5の接続点Pおよび抵抗R4の一端に接続
されており、これによりアンプ13は検出電圧Vrsを
CPU6に対して出力する。この検出電圧Vrsは、抵
抗R4に発生する励磁電流に対応した電圧である。
【0035】そして、CPU6は、アンプ13からの検
出電圧Vrsをサンプリングすることによって、SPM
1の電流値、チョッピング期間を監視することができ
る。
【0036】D/A出力端子9は、コンパレータ10の
−入力端子と接続され、制御電圧を出力する。これによ
り、コンパレータ10では、その制御電圧を前記検出電
圧Vrsと比較して出力する。
【0037】(チョッピング定電流値/駆動時間)次
に、チョッピング定電流値と駆動時間との関係を、図2
に基づいて説明する。
【0038】本発明は、バイポーラチョッピング定電流
の駆動方式によるSPM1を用い、該チョッピング定電
流駆動の駆動時間に応答してチョッピング定電流の値を
変えることを特徴とする。
【0039】この場合、可変可能なチョッピング定電流
の最大値は、装置本体の最大負荷に必要な対応した予め
設定されているチョッピング定電流値に設定し、可変可
能なチョッピング定電流値の最小値は、装置本体の最小
負荷に必要な対応した予め設定されているチョッピング
定電流値に設定する。
【0040】図2(a)〜(c)は、チョッピング定電
流I1〜I3と、駆動時間T1〜T3との対応関係を示
す。この場合、チョッピング定電流I1〜I3と、駆動
時間T1〜T3との間には、一定の線形な関係がある。
【0041】図2(a)は、チョッピング定電流I1
(このときの駆動時間はT1)が低く、トルクマージン
が不足している状態を示す。図2(b)は、チョッピン
グ定電流I2(このときの駆動時間はT2)が適正で、
トルクマージンが最適な状態を示す。図2(c)は、チ
ョッピング定電流I3(このときの駆動時間はT3)が
高く、トルクマージンが過多の状態を示す。
【0042】図2(a)において、チョッピング定電流
I1の駆動時間T1が、装置本体の最大負荷に必要な対
応した予め設定されているチョッピング定電流値でかつ
装置本体の負荷が最大な状態での適正チョッピング定電
流I2の駆動時間T2より長い場合(T1>T2)は、
チョッピング定電流I1の駆動時間T1が適正チョッピ
ング定電流I2の駆動時間T2と同じになるように、チ
ョッピング定電流値I1を上げるような駆動制御をCP
U6によって行う。
【0043】図2(c)において、チョッピング定電流
I3の駆動時間T3が装置本体の最大負荷に必要な対応
した予め設定されているチョッピング定電値でかつ装置
本体の負荷が最大な状態での適正チョッピング定電流I
2の駆動時間T2より短い或いは同等な場合(T2≧T
3)は、チョッピング定電流I3の駆動時間T3が適正
チョッピング定電流I2の駆動時間T2より若干長くな
るように、チョッピング定電流値I3を下げるような駆
動制御をCPU6によって行う。
【0044】(装置動作)次に、本装置の動作を、図3
に基づいて説明する。
【0045】ここでは、2相モータの1相についての説
明とし、もう1相に関しては同様な動作なので、ここで
の説明は省略する。
【0046】まず、CPU6から、2相励磁パルスであ
るA相、/A相(B相、/B相)がモータドライバIC
2のゲート回路4へ出力される。ゲート回路4は、ドラ
イブ部5をオン、オフ制御することにより、SPM1に
流れる励磁電流が制御される。このとき、SPM1に流
れる励磁電流は、I(A−/A)になる。
【0047】この励磁電流がドライブ部5のP点に接続
された検出抵抗R4に流れることによって、検出電圧V
rsが発生する。この検出電圧Vrsは、アンプ13を
介して、CPU6のA/D入力端子8に入力される。
【0048】ここで、CPU6の動作について説明す
る。
【0049】CPU6は、検出電圧Vrsに基づいて、
所定の周期でサンプル動作を行い、モータ励磁電流をモ
ニタする。そして、CPU6は、D/A出力端子9から
のD/A出力値が、装置本体の最小負荷に必要な対応し
た予め設定されているチョッピング定電流値になるよう
に設定する。
【0050】この際、CPU6は、D/A出力値、すな
わち設定した定電流値に到達したことをA/D入力端子
8で検出してチョッピングしている期間Tsmp1を計
測する。
【0051】また、装置の最大負荷に必要な対応した予
め設定されているチョッピング定電流値に設定した際の
チョッピング定電流の駆動期間Toptは、必要トルク
に対してSPM1のステータとロータの位置が一致して
適正に駆動できるエネルギーを発生させるための入出力
関係が成立している時間である。
【0052】次に、CPU6は、チョッピングの期間T
smplが駆動期間Toptと同じ時間になるように、
装置の最大負荷に必要な対応した予め設定されているチ
ョッピング定電値に設定したD/A出力MAXと、装置
の最小負荷に必要な対応した予め設定されているチョッ
ピング定電値に設定したD/A出力MINとの範囲内
で、現在のD/A出力電圧を上げる処理を行う。
【0053】そして、CPU6は、装置本体の最小負荷
に必要な対応した予め設定されているチョッピング定電
流値になるように設定したD/A出力電圧を、D/A出
力端子から出力して、モータドライバIC2のコンパレ
ータ10へ供給する。
【0054】上述したようなD/A出力電圧を上げる処
理を行うことにより、SPM1の電流値が不足している
場合には、適正な電流値にすることが可能になる。
【0055】なお、CPU6により実行される上述した
ような駆動制御に関するプログラムは、装置本体内のR
OM等の記録媒体や、別体としてのフロッピー(登録商
標)ディスク等の記録媒体に記憶させることが可能であ
る。
【0056】[第2の例]次に、本発明の第2の実施の
形態について説明する。なお、前述した第1の例と同一
部分については、その説明を省略し、同一符号を付す。
【0057】本例は、前述した図1と同様な駆動制御装
置を用いるものとし、以下、本発明に係る装置の動作に
ついて説明する。
【0058】図1において、CPU6は、D/A出力値
を装置の最大負荷に必要な対応した予め設定されている
チョッピング定電値になるように設定してモータドライ
バIC2へ供給する。
【0059】そして、ドライブ部1に接続された抵抗R
4において、モータ励磁電流をモニタするための検出電
圧Vrsが検出される。
【0060】この検出電圧Vrsは、アンプ13を介し
てCPU6のA/D入力端子8に出力され、CPU6
は、所定の周期でサンプル動作を行う。
【0061】この際、CPU6は、D/A出力値、すな
わち設定した定電流値に到達したことをA/D入力端子
8で検出してチョッピングしている期間Tsmp1を計
測する。
【0062】また、装置の最大負荷に必要な対応した予
め設定されているチョッピング定電値に設定した際のチ
ョッピング定電流の駆動期間Toptは、必要トルクに
対してステータとロータの位置が一致して適正に駆動で
きるエネルギーを発生させるための入出力関係が成立し
ている時間である。
【0063】ただし、出力トルクが過多の場合は、ステ
ータとロータの位置が一致するまでに掛かる時間は同じ
であるが、電流値が多すぎた場合はチョッピング電流は
設定された電流値まで上昇し、チョッピング期間が同じ
にかかわらず損失だけ大きい状態になる。
【0064】次に、CPU6は、チョッピング期間Ts
mp1が駆動期間Toptと同じ時間になるように、装
置の最大負荷に必要な対応した予め設定されているチョ
ッピング定電値に設定したD/A出力MAXと、装置の
最小負荷に必要な対応した予め設定されているチョッピ
ング定電値に設定したD/A出力MINとの範囲内で、
現在のD/A出力電圧を下げる処理を行い、チョッピン
グ期間が前と比較して長くなった場合にD/A出力電圧
を固定する。
【0065】上述した処理を行うことにより、電流値が
過多の場合には、適正な電流値にすることが可能にな
る。
【0066】以上説明したように、電流値の増減処理を
行うことにより、適正なチョッピング電流値をフィード
バック制御できるようになる。
【0067】また、上記駆動制御装置を用いて、感光体
に潜像を形成し、この潜像を現像材により現像して可視
化した画像を記録媒体に転写する画像形成手段と、この
画像形成手段により転写された画像を定着させる熱定着
手段と、記録媒体を媒体格納部から給送・搬送する給搬
送手段とを少なくとも備えた画像形成装置に適用するこ
とが可能である。また、画像形成装置としては、電子写
真式に限るものではなく、インクジェット式等の他の記
録方式にも対応できる。
【0068】なお、本発明は、複数の機器(例えば、ホ
ストコンピュータ、インターフェース機器、リーダ、プ
リンタなど)から構成されるシステムに適用しても、1
つの機器(例えば、複写機、ファクシミリ装置)からな
る装置に適用してもよい。
【0069】また、本発明は、システム或いは装置にプ
ログラムを供給することによって達成される場合にも適
用できることはいうまでもない。そして、本発明を達成
するためのソフトウェアによって表されるプログラムを
格納した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そ
のシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやM
PU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出
し実行することによっても、本発明の効果を享受するこ
とが可能となる。
【0070】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0071】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク、ハードディス
ク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD
−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM
(マスクROM、フラッシュEEPROMなど)などを
用いることができる。
【0072】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0073】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ポー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行
い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現さ
れる場合も含まれることは言うまでもない。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
チョッピング制御に基づくチョッピング定電流の駆動時
間を検出し、検出された駆動時間に応答して、チョッピ
ング定電流の値を変更して電流値の適正化を図るように
したので、負荷変動に対して最適な駆動制御を実現する
ことができる。また、本発明によれば、チョッピング期
間を監視してフィードバック制御するようにしたので、
モータ自身の昇温を下げ、振動、騒音も低減させて、装
置の品質を著しく向上させることができると共に、モー
タ自身、モータドライブ回路、電源回路の効率を上げる
こともできる。
【0075】さらに、本発明によれば、上記駆動制御装
置をプリンタ等の画像形成装置に適用することによっ
て、画像の品質を著しく向上させることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る駆動制御装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】チョッピング定電流値とトルクマージンと電流
波形との関係を示す説明図である。
【図3】各種信号を示す波形図である。
【図4】従来例を示すブロック図である。
【図5】従来例の各種信号を示す波形図である。
【符号の説明】
1 ステッピングモータ 2 モータドライバIC 3 チョッピング制御部 4 ゲート回路 5 ドライブ部 6 CPU
フロントページの続き Fターム(参考) 2C480 CA01 CA02 CA44 CB03 EA17 EA27 2H027 DA01 DA32 EC06 EC09 EC10 EC20 EE01 EE02 EE04 EE07 EF01 ZA01 3F343 FA02 FA03 FB01 MC08 MC09 MC10 MC21 MC26 MC30 5C072 AA01 AA03 BA04 MB01 NA06 XA01 XA04 5H580 AA04 AA05 AA07 BB01 BB02 BB09 CA12 EE02 EE08 FA14 FA23 GG04 HH40 JJ07

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータの駆動電流を制御する装置であっ
    て、 前記モータをチョッピング制御する駆動制御手段と、 前記チョッピング制御に基づくチョッピング定電流の駆
    動時間を検出する駆動時間検出手段と、 前記検出された駆動時間に応答して、前記チョッピング
    定電流の値を変更する電流値変更手段とを具えたことを
    特徴とする駆動制御装置。
  2. 【請求項2】 前記変更するチョッピング定電流の最大
    値は、装置本体の最大負荷に必要な対応した予め設定さ
    れているチョッピング定電流値に設定し、 前記変更するチョッピング定電流の最小値は、装置本体
    の最小負荷に必要な対応した予め設定されているチョッ
    ピング定電流値に設定することを特徴とする請求項1記
    載の駆動制御装置。
  3. 【請求項3】 前記チョッピング定電流の駆動時間が、
    装置本体の最大負荷に必要な対応した予め設定されてい
    るチョッピング定電流の値で、かつ、装置本体の負荷が
    最大な状態での適正チョッピング定電流の駆動時間より
    長い場合は、前記チョッピング定電流の駆動時間が前記
    適正チョッピング定電流の駆動時間と同じになるように
    チョッピング定電流の値を上げることを特徴とする請求
    項1記載の駆動制御装置。
  4. 【請求項4】 前記チョッピング定電流の駆動時間が、
    装置本体の最大負荷に必要な対応した予め設定されてい
    るチョッピング定電流の値で、かつ、装置本体の負荷が
    最大な状態での適正チョッピング定電流の駆動時間より
    短い或いは同等な場合は、前記チョッピング定電流の駆
    動時間が前記適正チョッピング定電流の駆動時間より若
    干長くなるようにチョッピング定電流の値を下げること
    を特徴とする請求項1記載の駆動制御装置。
  5. 【請求項5】 前記モータは、バイポーラチョッピング
    定電流駆動によるステッピングモータからなることを特
    徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の駆動制御
    装置。
  6. 【請求項6】 モータを用いて駆動制御され、記録媒体
    上に画像を形成する画像形成装置であって、 請求項1ないし5のいずれかに記載の駆動制御装置と、 前記駆動制御装置により前記モータを駆動制御すること
    によって、前記記録媒体上に画像を形成する画像形成手
    段とを具えたことを特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記画像形成手段は、感光体を用いて電
    子写真式により画像を形成することを特徴とする請求項
    6記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 モータの駆動電流を制御する駆動制御方
    法であって、 前記モータをチョッピング制御する駆動制御工程と、 前記チョッピング制御に基づくチョッピング定電流の駆
    動時間を検出する駆動時間検出工程と、 前記検出された駆動時間に応答して、前記チョッピング
    定電流の値を変更する電流値変更工程とを具えたことを
    特徴とする駆動制御方法。
  9. 【請求項9】 前記変更するチョッピング定電流の最大
    値は、装置本体の最大負荷に必要な対応した予め設定さ
    れているチョッピング定電流値に設定し、 前記変更するチョッピング定電流の最小値は、装置本体
    の最小負荷に必要な対応した予め設定されているチョッ
    ピング定電流値に設定することを特徴とする請求項8記
    載の駆動制御方法。
  10. 【請求項10】 前記チョッピング定電流の駆動時間
    が、装置本体の最大負荷に必要な対応した予め設定され
    ているチョッピング定電流の値で、かつ、装置本体の負
    荷が最大な状態での適正チョッピング定電流の駆動時間
    より長い場合は、前記チョッピング定電流の駆動時間が
    前記適正チョッピング定電流の駆動時間と同じになるよ
    うにチョッピング定電流の値を上げることを特徴とする
    請求項8記載の駆動制御方法。
  11. 【請求項11】 前記チョッピング定電流の駆動時間
    が、装置本体の最大負荷に必要な対応した予め設定され
    ているチョッピング定電流の値で、かつ、装置本体の負
    荷が最大な状態での適正チョッピング定電流の駆動時間
    より短い或いは同等な場合は、前記チョッピング定電流
    の駆動時間が前記適正チョッピング定電流の駆動時間よ
    り若干長くなるようにチョッピング定電流の値を下げる
    ことを特徴とする請求項8記載の駆動制御方法。
  12. 【請求項12】 前記モータは、バイポーラチョッピン
    グ定電流駆動によるステッピングモータからなることを
    特徴とする請求項8ないし11のいずれかに記載の駆動
    制御方法。
  13. 【請求項13】 コンピュータによって、モータの駆動
    電流を制御するためのプログラムを記録した媒体であっ
    て、 該制御プログラムはコンピュータに、 前記モータをチョッピング制御させ、 前記チョッピング制御に基づくチョッピング定電流の駆
    動時間を検出させ、 前記検出させた駆動時間に応答して、前記チョッピング
    定電流の値を変更させることを特徴とする駆動制御プロ
    グラムを記録した媒体。
  14. 【請求項14】 前記変更させるチョッピング定電流の
    最大値は、装置本体の最大負荷に必要な対応した予め設
    定されているチョッピング定電流値に設定させ、 前記変更させるチョッピング定電流の最小値は、装置本
    体の最小負荷に必要な対応した予め設定されているチョ
    ッピング定電流値に設定させることを特徴とする請求項
    13記載の駆動制御プログラムを記録した媒体。
  15. 【請求項15】 前記チョッピング定電流の駆動時間
    が、装置本体の最大負荷に必要な対応した予め設定され
    ているチョッピング定電流の値で、かつ、装置本体の負
    荷が最大な状態での適正チョッピング定電流の駆動時間
    より長い場合は、前記チョッピング定電流の駆動時間が
    前記適正チョッピング定電流の駆動時間と同じになるよ
    うにチョッピング定電流の値を上げさせることを特徴と
    する請求項13記載の駆動制御プログラムを記録した媒
    体。
  16. 【請求項16】 前記チョッピング定電流の駆動時間
    が、装置本体の最大負荷に必要な対応した予め設定され
    ているチョッピング定電流の値で、かつ、装置本体の負
    荷が最大な状態での適正チョッピング定電流の駆動時間
    より短い或いは同等な場合は、前記チョッピング定電流
    の駆動時間が前記適正チョッピング定電流の駆動時間よ
    り若干長くなるようにチョッピング定電流の値を下げる
    ことを特徴とする請求項13記載の駆動制御プログラム
    を記録した媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015023702A (ja) * 2013-07-19 2015-02-02 キヤノン株式会社 ステッピングモータの制御装置、光学機器、ステッピングモータの制御方法、及びプログラム
JP2021110608A (ja) * 2020-01-09 2021-08-02 セイコーエプソン株式会社 時計用モーター制御回路、ムーブメント、電子時計および時計用モーター制御方法

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