JP2000330671A - 電源装置および画像処理装置 - Google Patents

電源装置および画像処理装置

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JP2000330671A
JP2000330671A JP11136316A JP13631699A JP2000330671A JP 2000330671 A JP2000330671 A JP 2000330671A JP 11136316 A JP11136316 A JP 11136316A JP 13631699 A JP13631699 A JP 13631699A JP 2000330671 A JP2000330671 A JP 2000330671A
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power supply
frequency
image processing
control
power
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Kazuma Yamamoto
和馬 山本
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    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コントローラのポート数を減らすことによ
り、部品点数を削減して、安価で小型な構成とするこ
と。 【解決手段】 エンジンコントローラ200からプリン
タに対して出力される電源遮断用の遮断信号を、周波数
制御用信号と共用させることによって、電源制御IC4
の周波数を変化させ、駆動電源の電圧値を変動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電源装置および画
像処理装置に係り、画像記録装置、特に、ぺージプリン
タ、複写機等での定常動作前後の待機時において省エネ
ルギーを図ることが可能な電源装置および画像処理装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、プリンタなどの画像記録装置にお
いては、通常、定常動作時に対応した大容量が必要なエ
ンジン駆動用電源(24Vなど)と、待機時(スリープ
時)に対応した小容量なエンジン制御用電源(3.3V
など)との2出力電源が不可欠となっている。
【0003】昨今、特に、待機時における省エネルギー
技術が盛んになってきており、このような技術を達成す
るために、エンジン駆動用電源を必要としないスリープ
時において、電力の省力化を図る試みがなされている。
【0004】すなわち、スリープ時において、発振周波
数を変化させて電源を間欠発振させることによって、駆
動電源の電圧値を下げてエネルギーの損失を減らす方法
がある。
【0005】ここで、従来における間欠発振の制御例
を、図4および図5に基づいて説明する。
【0006】図4は、プリンタ等において備えられてい
る従来の電源装置の回路構成例を示す。
【0007】200は、エンジンコントローラであり、
プリンタのエンジン駆動、エンジン制御および加熱ヒー
タの通電量をコントロールするためのヒータ駆動回路の
制御や、リレーの制御を行っている。
【0008】このエンジンコントローラ200には、リ
レー300の遮断制御用回路に接続されたRLDRポー
トと、電源制御IC4の周波数制御用回路に接続された
FCHGポートと、電源電圧制御用回路に接続されたV
CHGポートとの3つのポートが設けられている。
【0009】エンジンコントローラ200は、RLDR
ポートを、High,Lowに変化させ、トランジスタ
301をオン・オフ制御することにより、リレー300
の開閉制御を行っている。
【0010】112は、電源制御IC4の周波数を変化
させるために、エンジンコントローラ200のFCHG
ポートから発生された信号を電源制御IC4に伝えるた
めのフォトカプラである。
【0011】(スリープ状態)ここで、スリープ状態で
の動作について説明する。
【0012】エンジンコントローラ200は、プリンタ
がプリント終了状態になってから、FCHGポートをL
owにし、一定時間経過した後(スリープ状態)におい
て、フォトカプラ112に流れる電流を止め、これによ
り、電源制御IC4のFchgポートを、P点を介してG
NDに接続する。
【0013】このスリープ状態では、図5に示すよう
に、電源制御IC4の発振周波数が間欠動作によって遅
くなり、電源のスイッチングロスが減る。
【0014】同時に、エンジンコントローラ200は、
VCHGポートをLowにし、トランジスタ153をO
FFにし、抵抗152への通電を止める。これにより、
電源は、Vcc1電圧をフィードハック抵抗21,22に
よって分圧した値と、シャントレギュレータ24のリフ
ァレンス電圧とが等しくなるように制御を行う。
【0015】フォトカプラ12の発光部に電流が流れる
と、受光部はオンし、電源制御IC4のF.B部より電
流が流出する。この電流に応じて、電源制御IC4は、
デューティを制御して電源の安定化を図る。
【0016】このようなスリーブ状態では、電圧Vcc1
は、約6Vになる。このとき、ダイオード116、コン
デンサ120より生成される電圧Vcc2は、約0.8V
となるが、3端子レギュレータ150、ダイオード15
1を介して、3.2Vの電源が入力されているため、電
圧Vcc2は、実際には3.2Vとなる。
【0017】(定常状態)プリント時に相当する定常状
態での動作について説明する。
【0018】プリント状態に移るときは、エンジンコン
トローラ200は、VCHGポートをHighにし、ト
ランジスタ153をONして抵抗152を導通させ、電
圧Vcc1を24Vの値に同時に戻す。また、これと同時
に、RLDRポートをHlGHにして、トランジスタ3
01をオンにし、リレー300を導通させる。
【0019】その後、エンジンコントローラ200によ
って、所定タイミングで、プリンタのエンジン駆動、エ
ンジン制御および加熱ヒータの通電量をコントロールし
て、印字を行う。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、エンジ
ンコントローラ200には、3つのポート(RLDRポ
ート、FCHGポート、VCHGポート)が設けられて
おり、これらの各ポートに対応して制御用の回路が接続
されている。
【0021】その結果、スリープ時の電源制御によるエ
ンジンコントローラのポート数の増大化や、回路部品点
数の増大に伴って、実装面積が増大して装置が大型化
し、コストアップを招く等の問題があった。
【0022】そこで、本発明の目的は、エンジンコント
ローラのポート数を減らすことにより、部品点数を削減
して、安価で小型な電源装置および画像処理装置を提供
することにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明は、周波数制御に
対応して、駆動電源の大きさを変化させる装置であっ
て、外部電源から生成される駆動電源の電力を周波数変
化に対応して制御する電源制御手段と、前記駆動電源の
電力が供給される画像処理装置の制御を行う画像処理制
御手段と、前記画像処理制御手段から前記画像処理装置
に対して出力される電源遮断用の遮断制御信号に基づい
て、前記電源制御手段の周波数を変化させる駆動制御手
段とを具えることによって、電源装置を構成する。
【0024】ここで、前記駆動制御手段は、前記電源制
御手段の前記周波数を間欠して変化させてもよい。
【0025】前記駆動制御手段は、前記周波数を間欠し
て変化させる待機動作と、前記周波数を連続して変化さ
せる定常動作とを含むことができる。
【0026】前記駆動制御手段は、前記駆動電源の電源
電圧を変化させてもよい。
【0027】本発明は、周波数制御に対応した電力が供
給される画像処理装置であって、前記電源装置と、該電
源装置から出力される周波数制御された電力を用いて画
像処理を行う画像処理手段とを具えることによって、画
像処理装置を構成する。
【0028】前記画像処理手段は、画像記録を行う画像
記録手段とすることができる。
【0029】前記電源装置から出力される前記遮断制御
信号を、前記画像記録手段の定着手段に対して出力する
ことができる。
【0030】本発明は、周波数制御に対応して、駆動電
源の大きさを変化させる電源制御方法であって、外部電
源から生成される駆動電源の電力を周波数変化に対応し
て制御する電源制御工程と、前記駆動電源の電力が供給
される画像処理装置の制御を行う画像処理制御工程と、
前記画像処理装置に対して出力される電源遮断用の遮断
制御信号に基づいて、前記周波数を変化させて前記駆動
電源に供給される電力を制御する駆動制御工程とを具え
ることによって、電源制御方法を提供する。
【0031】本発明は、周波数制御された電力を供給し
て画像処理を行う方法であって、前記電源制御方法を用
いて周波数制御に対応して変化した電力を出力する工程
と、該出力された電力に基づいて、画像処理を行う画像
処理工程とを具えることによって、画像処理方法を提供
する。
【0032】本発明は、コンピュータによって、周波数
制御に対応して駆動電源の大きさを制御するためのプロ
グラムを記録した媒体であって、該制御プログラムはコ
ンピュータに、前記駆動電源の電力が供給される画像処
理装置の制御を行うに際して、前記画像処理装置に対し
て出力される電源遮断用の遮断制御信号に基づいて、周
波数を変化させて前記駆動電源に供給される電力を制御
させることによって、電源制御プログラムを記録した媒
体を提供する。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態を詳細に説明する。
【0034】[概要]まず、本発明の概要について説明
する。本発明は、商用電源から生成される駆動電源(直
流電源)の電圧を周波数変化に対応させて制御する電源
制御手段と、画像記録装置の記録制御を行う画像記録制
御手段とを有する装置において、画像記録制御手段から
画像記録装置に対して出力される信号、例えば電源遮断
用の遮断信号に基づいて、電源制御手段の周波数を変化
させることによって、駆動電源の電圧値を変動させる。
以下、具体的な例を挙げて説明する。
【0035】[第1の例]本発明の第1の実施の形態
を、図1および図2に基づいて説明する。なお、従来例
と同一部分についてはその説明を省略し、同一符号を付
す。
【0036】図1は、本発明に係る画像処理装置として
のプリンタに内蔵された電力供給用の電源の回路構成を
示す。
【0037】(基本構成)まず、本装置の基本的な構成
について説明する。1はAC電源であり、これによる交
流電圧はダイオードブリッジ2で全波整流され、平滑コ
ンデンサ3で平滑される。
【0038】4は、電源制御用ICであり、電源制御用
ICスタート用抵抗5,6により、起動される。
【0039】電源起動後は、電源制御IC4は、FET
7をON/OFF制御する。FET7がONの時、メイ
ン巻き線27に電圧がかかりトランスに電力が蓄えられ
る。
【0040】そして、電源がOFFになったとき補助巻
線29、巻線28、巻線128にトランスに蓄えられた
エネルギーを放出する。
【0041】補助巻線29から放出されたエネルギー
は、ダイオード9、コンデンサ8で平滑され、電源起動
後の電源制御IC4用の補助電源となる。
【0042】2次巻線28から放出されたエネルギー
は、ダイオード16、コンデンサ20で平滑される。
【0043】24は、シャントレギュレータであり、電
圧Vcc1をフィードバック抵抗21,22と抵抗15
2、トランジスタ153とで分圧された値と、シャント
レギュレータ24のリファレンス電圧Vrefとが等しく
なるように、カソードからアノードヘ電流を流す。23
は、電源制限抵抗である。
【0044】12は、フォトカプラである。このフォト
カプラ12の発光部12aに電流が流れると、受光部1
2bはオンし、電源制御IC4のF.B部から電流が流
出する。
【0045】この電流に応じて、電源制御IC4は、デ
ューティを制御し、電源を安定化する。
【0046】150は、3端子レギュレータであり、通
常時、電圧Vcc1(24V)が入力され、電圧Vcc2+
0.6V(3.9V)程度に変換される。その後、ダイ
オード151を介して、電圧Vcc2(3.3V)へ印加
される。
【0047】定常時、レギュレータ150から出力され
る電圧は、ダイオード116、コンデンサ120から生
成される電圧Vcc2(3.3V)より低くVcc2−0.
1V(3.2V)なるように設計される。この理由とし
ては、定常時は、レギュレータよりの電流を流さないこ
とによって、レギュレータの損失を防ぐ目的である。
【0048】300は、リレーであり、加熱ヒータ40
0やヒータ駆動回路500の故障の際、AC電圧が加熱
ヒータ400へ印加されないようにするための遮断器で
ある。
【0049】加熱ヒータ400は、電子写真プロセスで
紙に転写されたトナーを定着するための手段であり、こ
れを用いてプリンタの定着器が構成される。ヒータ駆動
回路500は、定着器への通電するためのものである。
【0050】(主要部の構成)次に、本発明に係る主要
部の構成について説明する。200は、エンジンコント
ローラである。このエンジンコントローラ200には、
2つのポート、すなわち、RLDRポートとVCHGポ
ートとの2つが設けられており、これら各ポートに対応
した制御用回路が接続されている。
【0051】この場合、RLDRポート側の制御用回路
である電源制御IC4において、FchgポートとGND
ポートとの接続点Pは、抵抗r1、ダイオードDを介し
て、リレー300の一方の端側のQ点に接続されてい
る。
【0052】そして、このエンジンコントローラ200
は、プリンタのエンジン駆動、エンジン制御および加熱
ヒータ400の通電量をコントロールするためのヒータ
駆動回路500の制御、リレー300の制御に加えて、
電源制御IC4に対する周波数変換制御を行う。
【0053】すなわち、エンジンコントローラ200
は、RLDRポートをHigh,Lowに変化させるこ
とにより、トランジスタ301をオン・オフして、リレ
ー300の開閉制御を行うと同時に、Q点を電圧レベル
を変化してダイオードDをオン・オフさせてP点の電圧
レベルを変化させることによってスリープ状態での電源
制御IC4に対する周波数変換制御を行う。
【0054】このように、本例では、スリープ状態での
電源制御IC4への周波数変換用信号を、加熱ヒータ4
00側の遮断用のリレー300を動作させるための遮断
用信号と共用させていることに特徴をもつ。
【0055】(回路動作)以下、本装置の回路動作につ
いて説明する。本例では、エンジンコントローラ200
によって、スリープ状態および待機状態での各種の制御
が実行される。
【0056】(スリープ状態)スリープ状態での動作に
ついて説明する。エンジンコントローラ200は、スリ
ープモードヘの切替えを行うと、プリンタは待機状態と
なり、さらに、所定時間を経過した後、RLDRポート
をLowにする。
【0057】これにより、トランジスタ301がOFF
し、リレー300がOFFし、電源制御IC4のFchg
ポートがLowとなる。その結果、図2に示すように、
スリープ状態では、定常状態に比べて、電源制御IC4
の周波数が遅くなる。
【0058】また、これと同時に、エンジンコントロー
ラ200は、VCHGポートをLowにし、トランジス
タ153をOFFして抵抗152を非導通にし、電圧V
cc1を6Vにする。
【0059】(定常状態)次に、プリント時の定常状態
における回路動作について説明する。プリント時におい
て、エンジンコントローラ200は、VCHGポートを
Highにし、トランジスタ153をONして抵抗15
2を導通させることにより、電圧Vcc1を24Vに設定
する。
【0060】その後、エンジンコントローラ200は、
RLDRポートをHighにし、トランジスタ301を
ONさせ、リレー300をONする。これにより、ダイ
オードDがオンしてP点の電圧レベルが上昇し、電源制
御IC4のFchgポートがHighとなる。その結果、
図2に示すように、電源制御IC4の周波数がスリープ
状態に比べて速くなる。
【0061】上述したように、本例では、従来例のよう
なFCHGポートおよびこのポートに接続される制御用
回路(フォトカプラ112等)は別個に設けられていな
いことから、フォトカプラやエンジンコントローラ20
0のポート数を削除することができ、これにより、コス
トダウン化、実装面積の縮小化を図ることができる。
【0062】なお、本例では、フライバック方式の回路
例について説明したが、フライバック方式以外のフォワ
ード電源、共振電源、シリーズドロッパ、リンギングチ
ョークコンバータなどについても同様な作用効果を得る
ことができ。
【0063】また、本例では、プリンタ内のエンジンコ
ントローラ200の各ポートからの指令に基づいて、リ
レー300等の動作制御を行ったが、これに限るもので
はなく、プリンタと接続された外部のホストコンピュー
タなどからの指令操作することも可能である。
【0064】また、本例では、電源制御IC4の周波数
制御用の変換信号を、プリンタ内の加熱ヒータ400の
遮断用信号と共用して制御を行う例について説明した
が、これに限定されるものではなく、他の制御信号とし
て、例えば、AC電源1を遮断する信号と共用させても
よい。
【0065】[第2の例]次に、本発明の第2の実施の
形態を、図3に基づいて説明する。なお、前述した第1
の例と同一部分についてはその説明を省略し、同一符号
を付す。
【0066】本例では、電源制御IC4の周波数変動と
電圧変動とを同一のポートを用いて制御することに特徴
がある。
【0067】エンジンコントローラ200には、1つの
ポート、すなわち、RLDRポートのみが設けられてお
り、このポートに対応した各制御用回路が接続されてい
る。
【0068】この場合、RLDRポート側の接続点Rに
は、トランジスタ153のベースが接続されている。こ
れにより、エンジンコントローラ200は、プリンタの
エンジン駆動、エンジン制御および加熱ヒータ400の
通電量を制御するためのヒータ駆動回路500の制御、
リレー300の制御、前述した第1の例で述べた電源制
御IC4に対する周波数変換制御に加えて、駆動電圧の
制御を行う。
【0069】(スリープ状態)スリープ状態での動作に
ついて説明する。エンジンコントローラ200は、スリ
ープモードヘの切替えを行うと、プリンタは待機状態と
なり、さらに、所定時間を経過後、RLDRポートをL
owにする。
【0070】これにより、トランジスタ301がOFF
し、リレー300がOFFするため、電源制御IC4の
FchgポートがLowとなり、前述した図2に示したよ
うに、電源制御IC4の周波数が遅くなる。
【0071】また、RLDRポートをLowにすると同
時に、トランジスタ153がOFFとなり、抵抗152
を非導通にして、電圧Vcc1を6Vに設定する。
【0072】(定常状態)次に、プリント時の定常状態
における回路動作について説明する。プリント時におい
て、エンジンコントローラ200は、RLDRポートを
Highにし、トランジスタ153をONして抵抗15
2を導通させ、電圧Vcc1を24Vにする。
【0073】また、これと同時に、トランジスタ301
がONして、リレー300がONされる。これにより、
電源制御IC4のFchgポートがHighとなり、電源
制御IC4の周波数が速くなる。
【0074】なお、本例では、駆動電圧の電圧変動制御
用のポートをリレー300と同一にしたが、これに限定
されるものではなく、例えばファンなどの別のポートと
同一にしても同様な作用効果を得られる。
【0075】なお、本発明は、複数の機器(例えば、ホ
ストコンピュータ、インターフェース機器、リーダ、プ
リンタなど)から構成されるシステムに適用しても、1
つの機器(例えば、複写機、ファクシミリ装置)からな
る装置に適用してもよい。
【0076】また、本発明は、システム或いは装置にプ
ログラムを供給することによって達成される場合にも適
用できることはいうまでもない。そして、本発明を達成
するためのソフトウェアによって表されるプログラムを
格納した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そ
のシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやM
PU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出
し実行することによっても、本発明の効果を享受するこ
とが可能となる。
【0077】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0078】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク、ハードディス
ク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD
−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM
(マスクROM、フラッシュEEPROMなど)などを
用いることができる。
【0079】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0080】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ポー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行
い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現さ
れる場合も含まれることは言うまでもない。
【0081】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
例えばエンジンコントローラからプリンタに対して出力
される電源遮断用の遮断信号を周波数制御用信号と共用
させて、電源制御ICの周波数を変化させ、駆動電源の
電圧値を変動させるようにしたので、待機時に損失する
エネルギーの低コスト化を図ることが可能となり、か
つ、エンジンコントローラのポート数を減らせることか
ら、電源装置の実装面積を縮小化して、装置の小型化を
図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態であるプリンタに備
えられた電源装置の構成を示す回路図である。
【図2】スリーブ状態および定常状態での動作タイミン
グを説明するタイミングチャートである。
【図3】本発明の第2の実施の形態であるプリンタに備
えられた電源装置の構成を示す回路図である。
【図4】従来例におけるプリンタに備えられた電源装置
の構成を示す回路図である。
【図5】従来例におけるスリーブ状態および定常状態で
の動作タイミングを説明するタイミングチャートであ
る。
【符号の説明】
1 AC電源 2 整流ダイオード 4 電源制御IC 200 エンジンコントローラ 300 リレー 400 加熱ヒータ 500 ヒータ駆動回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) 9A001 Fターム(参考) 2H027 EF16 EJ17 ZA01 5B011 DA01 DB02 EB08 HH02 KK03 LL14 MB16 5B021 AA01 MM02 5E070 AA13 AB10 5H730 AA15 BB43 BB57 CC01 DD04 EE02 EE07 EE43 EE73 FD01 FF19 FG05 FG07 9A001 BB04 BB06 HH23 JJ35 KK42 LL09

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周波数制御に対応して、駆動電源の大き
    さを変化させる装置であって、 外部電源から生成される駆動電源の電力を周波数変化に
    対応して制御する電源制御手段と、 前記駆動電源の電力が供給される画像処理装置の制御を
    行う画像処理制御手段と、 前記画像処理制御手段から前記画像処理装置に対して出
    力される電源遮断用の遮断制御信号に基づいて、前記電
    源制御手段の周波数を変化させる駆動制御手段とを具え
    たことを特徴とする電源装置。
  2. 【請求項2】 前記駆動制御手段は、前記電源制御手段
    の前記周波数を間欠して変化させることを特徴とする請
    求項1記載の電源装置。
  3. 【請求項3】 前記駆動制御手段は、前記周波数を間欠
    して変化させる待機動作と、前記周波数を連続して変化
    させる定常動作とを含むことを特徴とする請求項1又は
    2記載の電源装置。
  4. 【請求項4】 前記駆動制御手段は、前記駆動電源の電
    源電圧を変化させることを特徴とする請求項1ないし3
    のいずれかに記載の電源装置。
  5. 【請求項5】 周波数制御に対応した電力が供給される
    画像処理装置であって、 請求項1ないし4のいずれかに記載の電源装置と、 該電源装置から出力される周波数制御された電力を用い
    て画像処理を行う画像処理手段とを具えたことを特徴と
    する画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記画像処理手段は、画像記録を行う画
    像記録手段であることを特徴とする請求項5記載の画像
    処理装置。
  7. 【請求項7】 前記電源装置から出力される前記遮断制
    御信号は、前記画像記録手段の定着手段に対して出力さ
    れることを特徴とする請求項6記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 周波数制御に対応して、駆動電源の大き
    さを変化させる電源制御方法であって、 外部電源から生成される駆動電源の電力を周波数変化に
    対応して制御する電源制御工程と、 前記駆動電源の電力が供給される画像処理装置の制御を
    行う画像処理制御工程と、 前記画像処理装置に対して出力される電源遮断用の遮断
    制御信号に基づいて、前記周波数を変化させて前記駆動
    電源に供給される電力を制御する駆動制御工程とを具え
    たことを特徴とする電源制御方法。
  9. 【請求項9】 前記駆動制御工程は、前記周波数を間欠
    して変化させることを特徴とする請求項8記載の電源制
    御方法。
  10. 【請求項10】 前記駆動制御工程は、前記周波数を間
    欠して変化させる待機動作と、前記周波数を連続して変
    化させる定常動作とを含むことを特徴とする請求項8又
    は9記載の電源制御方法。
  11. 【請求項11】 前記駆動制御工程は、前記駆動電源の
    電源電圧を変化させることを特徴とする請求項8ないし
    10のいずれかに記載の電源制御方法。
  12. 【請求項12】 周波数制御された電力を供給して画像
    処理を行う方法であって、 請求項8ないし11のいずれかに記載の電源制御方法を
    用いて周波数制御に対応して変化した電力を出力する工
    程と、 該出力された電力に基づいて、画像処理を行う画像処理
    工程とを具えたことを特徴とする画像処理方法。
  13. 【請求項13】 前記画像処理工程は、画像の記録を行
    うことを特徴とする請求項12記載の画像処理方法。
  14. 【請求項14】 前記電源制御において出力される前記
    遮断制御信号は、前記画像記録手段の定着手段に対して
    出力されることを特徴とする請求項13記載の画像処理
    方法。
  15. 【請求項15】 コンピュータによって、周波数制御に
    対応して駆動電源の大きさを制御するためのプログラム
    を記録した媒体であって、 該制御プログラムはコンピュータに、 前記駆動電源の電力が供給される画像処理装置の制御を
    行うに際して、 前記画像処理装置に対して出力される電源遮断用の遮断
    制御信号に基づいて、周波数を変化させて前記駆動電源
    に供給される電力を制御させることを特徴とする電源制
    御プログラムを記録した媒体。
  16. 【請求項16】 前記周波数を間欠して変化させること
    を特徴とする請求項15記載の電源制御プログラムを記
    録した媒体。
  17. 【請求項17】 前記周波数を間欠して変化させる待機
    動作と、前記周波数を連続して変化させる定常動作とを
    有することを特徴とする請求項15又は16記載の電源
    制御プログラムを記録した媒体。
  18. 【請求項18】 前記周波数を変化させることによっ
    て、前記駆動電源の電源電圧を変化させることを特徴と
    する請求項15ないし17のいずれかに記載の電源制御
    プログラムを記録した媒体。
  19. 【請求項19】 前記画像処理装置は、画像の記録を行
    う画像記録装置であることを特徴とする請求項15ない
    し18のいずれかに記載の電源制御プログラムを記録し
    た媒体。
  20. 【請求項20】 前記電源制御において出力される前記
    遮断制御信号を、前記画像記録手段の定着手段に対して
    出力させることを特徴とする請求項19記載の電源制御
    プログラムを記録した媒体。
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