JP4092834B2 - 待機状態と通常状態を有する電子機器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、待機状態と通常状態を有する電子機器に係り、特に、待機状態における消費電力を削減する電子機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、省エネルギ−や環境問題の観点から、通常の使用状態を離れた状態にある電子機器が、通電されたままの状態で消費する電力(以下、待機電力という)を削減することが、産業界の課題の一つになっている。そのため、通常の動作をしている状態(以下、通常状態という)に加えて、通常の動作状態を停止して電力の消費を抑えた状態(以下、待機状態という)を設けた電子機器が製造されている。
【0003】
従来は、電子機器を待機状態に設定したとき、待機状態において動作していない回路(以下、主回路という)への電源電圧の供給を断つことによって電子機器の待機電力を削減させている。また待機状態において動作する回路(以下、従回路という)にコンピュ−タを有する電子機器の場合は、上記の方法に加えて、待機状態のコンピュ−タのクロック周波数を低下させたりクロックを停止することにより、さらなる待機電力の削減を図っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従回路の待機状態における正常な動作を保証する電源電圧の最小値は、通常状態の最小値にくらべて減少する場合があり、その場合、減少した分の電圧によって待機状態時に消費される電力は、従回路の安定な動作に関係しないにも係わらず無駄に消費されていた。
【0005】
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、待機状態における待機電力を削減できる電子機器を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明の待機状態と通常状態を有する電子機器では、 主回路と従回路を含み、待機状態と通常状態を有する電子機器であって、上記従回路から上記電子機器の通常状態又は待機状態のいずれかを選択する動作状態選択信号を受けて出力電圧が変化する主電源であって、上記電子機器の通常状態を選択する動作状態選択信号を受けたとき上記電子機器の通常状態において、上記主回路と従回路を動作させ得る第1の電圧を出力し、上記電子機器の待機状態を選択する動作状態選択信号を受けたとき上記主回路の動作を停止させ得る第2の電圧を出力する主電源と、上記第1の電圧より低く上記第2の電圧より高く、上記電子機器の待機状態において上記従回路のみを動作させ得る第3の電圧を上記電子機器が待機状態及び通常状態にかかわらず出力する待機動作用電源と、上記主電源の出力ならびに上記待機動作用電源の出力を受けて、いずれか大きい電圧を選択して上記従回路に供給する電源切換部とを有する待機状態と通常状態を有する電子機器において、上記主回路は、上記主電源による第1の電圧を受けて通常の動作を行うことで上記電子機器を通常状態に設定し、上記主電源による第2の電圧を受けて動作を停止することで上記電子機器を待機状態に設定し、上記従回路は、上記第1の電圧又は第3の電圧のいずれでも動作し、上記主電源による第1の電圧を受けて従回路の通常状態の動作を行い、上記待機動作用電源による第3の電圧を受けて従回路の待機状態の動作を行う回路であって機器操作信号を受け取り、上記機器操作信号が上記電子機器の通常状態を指定する信号のときは上記電子機器の通常状態を選択する動作状態選択信号を上記主電源に出力し、上記機器操作信号が上記電子機器の待機状態を指定する信号のときは上記電子機器の待機状態を選択する動作状態選択信号を上記主電源に出力するようにした。
【0007】
また、本発明の待機状態と通常状態を有する電子機器では、主回路と従回路を含み、待機状態と通常状態を有する電子機器であって、入力に所定の電圧を受けて上記電子機器の通常状態において、上記主回路と従回路を動作させ得る第1の電圧を出力する主電源と、上記従回路から上記電子機器の通常状態又は待機状態のいずれかを選択する動作状態選択信号を受けて導通状態が変化する入力スイッチであって、上記主電源の入力と上記電子機器に電圧を供給する入力との間に接続され、上記電子機器の通常状態を選択する動作状態選択信号を受けたとき導通し、上記電子機器の待機状態を選択する動作状態選択信号を受けたとき開放する入力スイッチと、上記第1の電圧より低く、上記電子機器の待機状態において上記従回路のみを動作させ得る第2の電圧を上記電子機器が待機状態及び通常状態にかかわらず出力する待機動作用電源と、上記主電源の出力ならびに上記待機動作用電源の出力を受けて、いずれか大きい電圧を選択して上記従回路に供給する電源切換部とを有する待機状態と通常状態を有する電子機器において、上記主回路は、上記入力スイッチが導通することによって上記主電源による第1の電圧を受けた場合は通常の動作を行うことで上記電子機器を通常状態に設定し、上記入力スイッチが解放することによって上記主電源による第1の電圧の供給が絶たれた場合は動作を停止することで上記電子機器を待機状態に設定し、上記従回路は、上記第1の電圧又は第2の電圧のいずれでも動作し、上記主電源による第1の電圧を受けて従回路の通常状態の動作を行い、上記待機動作用電源による第2の電圧を受けて従回路の待機状態の動作を行う回路であって機器操作信号を受け取り、上記機器操作信号が上記電子機器の通常状態を指定する信号のときは上記電子機器の通常状態を選択する動作状態選択信号を上記入力スイッチに出力し、上記機器操作信号が上記電子機器の待機状態を指定する信号のときは上記電子機器の待機状態を選択する動作状態選択信号を上記入力スイッチに出力するようにした。
【0009】
本発明の待機状態と通常状態を有する電子機器の上記従回路では、上記電子機器が通常状態のときには機器制御信号を上記主回路に出力させた。
【0010】
本発明の待機状態と通常状態を有する電子機器の上記従回路では、上記電子機器が通常状態のときには第1の周波数で動作させ、上記電子機器が待機状態のときには当該第1の周波数より低い第2の周波数で動作させた。
加えて、上記主回路では、上記電子機器が通常状態のときには第1の周波数で動作させ、上記従回路では、上記電子機器が通常状態のときには上記機器制御信号を第1の周波数に同期させた。
【0011】
本発明の待機状態と通常状態を有する電子機器の上記従回路では、上記電子機器が待機状態において上記電子機器の通常状態を指定する機器操作信号を受け取ったときは、上記電子機器の通常状態を選択する動作状態選択信号を主電源に出力したあと、あらかじめ設定した時間の経過後に、動作周波数を第1の周波数に切り換えさせ、電子機器が通常状態において上記電子機器の待機状態を指定する機器操作信号を受け取ったときは、動作周波 数を第2の周波数に切り換えたあと、上記電子機器の待機状態を選択する動作状態選択信号を主電源に出力させた。
または、上記従回路では、上記電子機器が待機状態において上記機器操作信号を受け取ったときは、動作周波数を第1の周波数より低い第3の周波数に切り換えてから上記電子機器の通常状態を選択する 動作状態選択信号を主電源に出力し、あらかじめ設定した時
間の経過後に、動作周波数を第1の周波数に切り換えさせ、上記電子機器が通常状態において上記電子機器の待機状態を指定する機器操作信号を受け取ったときは、上記電子機器の待機状態を選択する動作状態選択信号を主電源に出力したあと、動作周波数を第2の周波数に切り換えさせた。
【0012】
本発明の待機状態と通常状態を有する電子機器によれば、主電源が電子機器の通常状態または待機状態(以下、両状態を動作状態という)を選択する信号(以下、動作状態選択信号という)を受け取ると、電子機器はその信号に応じて通常状態または待機状態に設定される。電子機器の通常状態時には、主電源から主回路と従回路へ電圧が供給されて、通常の動作が行われる。
電子機器の待機状態時には、主電源から主回路へ電子機器の通常状態より低い電圧が供給されて、主回路の動作は停止される。このため、電子機器は通常の動作が停止した、待機状態に設定される。このとき、従回路には電子機器の通常状態の主電源の電圧より低い電圧が待機動作用電源より供給されて、待機状態の動作が行われる。
【0013】
具体的には、動作状態選択信号として電子機器の通常状態を選択する動作状態選択信号を受け取ると、主回路には第1の電圧が主電源から供給される。これにより主回路では通常の動作が行われるので、電子機器は通常状態に設定される。
一方、電源切換部は主電源の出力電圧と待機動作用電源の出力電圧を受けており、いずれか大きい電圧が選択されて、従回路に供給される。
このとき、電圧切換部には主電源による第1の電圧と待機動作用電源による電圧が入力されるが、待機動作用電源の出力電圧は主電源による第1の電圧より小さくなるよう設定されているため、電圧切換部の出力には主電源による第1の電圧が出力される。したがって、従回路には主電源による第1の電圧が供給される。
【0014】
また、電子機器の待機状態を選択する動作状態選択信号を受け取ると、主回路には、主電源による第1の電圧や待機動作用電源による電圧より低い第2の電圧が主電源から供給される。この第2の電圧は主回路の動作できる電源電圧より低いため、主回路の動作は停止し、これにより、電子機器は待機状態に設定される。
このとき、電圧切換部には主電源による第2の電圧と待機動作用電源による電圧が入力されるが、待機動作用電源の出力電圧は主電源による第2の電圧より大きくなるよう設定されているため、電圧切換部の出力には待機動作用電源による電圧が出力される。したがって、従回路には待機動作用電源による電圧が供給される。
【0015】
本発明の待機状態と通常状態を有する電子機器によれば、入力スイッチが動作状態選択信号を受け取ると、電子機器はその信号に応じて通常状態または待機状態に設定される。
電子機器の通常状態時には、主回路と従回路は主電源から電圧を供給されて、通常の動作が行われる。
電子機器の待機状態時には、主電源から主回路へ電圧が供給されず、主回路の動作は停止される。このため、電子機器は通常の動作が停止した、待機状態に設定される。このとき、従回路には電子機器の通常状態の主電源の電圧より低い電圧が待機動作用電源より供給されて、待機状態の動作が行われる。
【0016】
具体的には、入力スイッチが電子機器の通常状態を選択する動作状態選択信号を受け取ると、入力スイッチが導通し、主電源の入力には、電子機器へ電圧を供給する電源入力から、電圧が供給される。これにより、主電源は第1の電圧を出力する。主電源による第1の電圧を供給された主回路は、通常の動作を行うので、電子機器は通常状態に設定される。
一方、電源切換部は主電源の出力電圧と待機動作用電源の出力電圧を受けており、いずれか大きい電圧が選択されて、従回路に供給される。
このとき、電圧切換部には主電源による第1の電圧と待機動作用電源による第2の電圧が入力されるが、待機動作用電源による第2の電圧は主電源による第1の電圧より小さくなるよう設定されているため、電圧切換部の出力には主電源による第1の電圧が出力される。したがって、従回路には主電源による第1の電圧が供給される。
【0017】
また、入力スイッチが電子機器の待機状態を選択する動作状態選択信号を受け取ると、入力スイッチが非通になり、これにより、電源入力から主電源の入力に供給されていた電圧が断たれるため、主電源の出力電圧は0Vへ低下する。主電源から供給される電圧0Vへ低下してしまうため、主回路の動作は停止し、電子機器は待機状態に設定される。
このとき、電圧切換部には主電源による電圧0Vと待機動作用電源による第2の電圧が入力されるが、待機動作用電源の出力電圧は0Vへ低下した主電源による電圧より大きいため、電圧切換部の出力には待機動作用電源による第2の電圧が出力される。したがって、従回路には待機動作用電源による第2の電圧が供給される。
【0018】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明に係る電子機器の第1の実施形態を示す回路図である。
図1において、1は直流出力の主電源、2は直流出力の待機動作用電源、3は主回路、4は従回路、5が電源切換部、D1,D2はダイオ−ドをそれぞれ示している。
また、INは電子機器に電力を供給するための電源入力、A,B,Cは回路のノ−ド、S1は機器操作信号、S4は動作状態選択信号をそれぞれ示している。
【0019】
主電源1は電源入力INから電圧を受けて動作し、主回路3と電源切換部5に直流電圧を出力すると共に、従回路4から動作状態選択信号S4を受けている。動作状態選択信号S4が通常状態を選択する信号のとき、主電源1は主回路を動作させる直流電圧、例えば5Vを出力し、動作状態選択信号S4が待機状態を選択する信号のとき、主電源1は通常状態より低い電圧、例えば0Vを出力する。待機動作用電源2は電源入力INから電圧を受けて動作し、主電源1が通常状態において出力する電圧より小さく待機状態において出力する電圧より大きい、例えば3Vの直流電圧を、電源切換部5に出力する。
主電源1と待機動作用電源2の出力の負側端子は、回路の共通なグランドに接続されている。
【0020】
電源切換部5は主電源1と待機用電源2からの電圧を受け、両者の電圧を比較し、いずれか大きい電圧を、従回路4へ出力している。
この電圧切換部は、具体的にはダイオ−ドD1,D2で構成されている。ダイオ−ドD1のアノ−ドは主電源1からの電圧を、ダイオ−ドD2のアノ−ドは待機動作用電源2からの電圧をそれぞれ受けている。これら2つのダイオ−ドのカソ−ドはともに接続されて、その接続点が電圧切換部の出力となり、従回路4に電圧を出力している。
なお、電源切換部5は、ダイオードD1,D2をトランジスタなどの半導体素子によるスイッチに変えて構成することも可能である。
【0021】
主回路3は主電源1から電圧を受けて、通常状態時に動作する。
従回路4は電源切換部5から電圧を受けて動作するとともに、機器操作信号S1を受けてこれを処理し、動作状態選択信号S4を主電源1に出力する。動作状態選択信号S4は、電子機器の動作状態を通常状態または待機状態のいずれかに選択する信号である。
主回路3と従回路4のグランド端子は、回路の共通なグランドに接続されている。
【0022】
次に、以上の構成における動作を説明する。
従回路4が待機状態を指定する機器操作信号S1を受け取ると、従回路4は待機状態を選択する動作状態選択信号S4を主電源1に出力する。前記信号を受け取った主電源1は、出力電圧として、例えば0Vを出力する。主電源1から電圧を受けている主回路3は、この主電源1による電圧0Vでは動作できないため、動作を停止する。主回路3が動作を停止することにより、電子機器は待機状態となる。
主電源1の出力であるA点の電圧が0Vになる一方、B点には待機動作用電源2による電圧、例えば3Vになっており、B点の電圧はA点の電圧より大きくなる。これにより、ダイオ−ドD2が導通しダイオ−ドD1が非導通になるので、従回路4にはダイオ−ドD2を介し待機動作用電源2の電源電圧3Vが供給される。従回路4は電源電圧3Vでも動作する素子で構成してあるため、正常に動作する。
【0023】
従回路4が通常状態を指定する機器操作信号S1を受け取ると、従回路4は通常状態を選択する動作状態選択信号S4を主電源1に出力する。前記信号を受け取った主電源1は、出力電圧として、例えば5Vを出力する。主電源1から電圧を受けている主回路3は、この主電源1による電圧5Vによって動作を開始する。主回路3が通常の動作をすることにより、電子機器は通常状態となる。
主電源1の出力であるA点の電圧が5Vになる一方、B点には待機動作用電源2による電圧3Vのままであり、B点の電圧はA点の電圧より小さくなる。これにより、ダイオ−ドD1が導通しダイオ−ドD2が非導通になるので、従回路4にはダイオ−ドD1を介し主電源1の電源電圧3Vが供給される。従回路4は電源電圧5Vでも動作する素子で構成してあるため、正常に動作する。
【0024】
以上説明したように、第1の実施形態によれば、待機状態時に従回路4の動作に必要な電源電圧の最低値が通常状態時に主回路3の動作に必要な電源電圧の最低値にくらべて低い場合、待機状態時に従回路4へ供給する電源電圧を通常状態にくらべて小さくすることができる。これにより、主回路3のみならず従回路4の消費電力も削減できるため、本発明による待機電力制御機能を有しない場合にくらべ電子機器の待機電力を削減できる。
【0025】
また、第1の実施形態において、従回路4があらかじめ設定されたクロック周波数で動作する場合、従回路4に、電源電圧に応じてクロック周波数を変える回路を追加することによって、電子機器の待機電力を更に削減させることができる。
具体的には、従回路4は、従回路4が通常状態の電源電圧を受けたときクロックを通常状態の動作に必要な第1の周波数に設定し、待機状態の電源電圧を受けたときクロックを第1の周波数より低い第2の周波数に変更する回路を有している。
従回路4に前記の回路を追加することにより、待機状態におけるクロックの周波数が下がり、これにより、クロックの1周期に従回路4の各部の容量成分へ流れる充放電電流によって生ずる電力損失の単位時間あたりの量が減少するため、電子機器の待機電力を削減できる。
【0026】
次に、本発明に係る電子機器の第2の実施形態につて説明する。
図2は、第2の実施形態を示す回路図である。図1と図2の同じ符号は、同じ内容を表している。
図2において、1Aは直流出力の主電源、4Aは従回路、6は入力スイッチ、RLはリレ−、Qはnpnトランジスタ、Rは抵抗をそれぞれ示している。
【0027】
主電源1Aの入力は、入力スイッチ6を介して、電源入力INから電圧を受けている。入力スイッチ6が導通したとき主電源1Aは動作し、直流電圧例えば5Vを、主回路3と電源切換部5に出力する。主電源1Aの出力の負側端子は、回路の共通なグランドに接続されている。
【0028】
従回路4Aは電源切換部5から電圧を受けて動作するとともに、機器操作信号S1を受けてこれを処理し、動作状態選択信号S4を入力スイッチ6に出力する。動作状態選択信号S4は、電子機器の動作状態を通常状態または待機状態のいずれかに選択する信号である。主回路のグランドは、回路の共通なグランドに接続されている。
【0029】
入力スイッチ6は、電源入力INと主電源1Aの間に接続されおり、従回路4Aから受けた動作状態選択信号4に応じて、電源入力INと主電源1Aの間の電気的接続を導通または非導通にする。動作状態選択信号4が待機状態を選択する信号のとき入力スイッチ6は導通し、待機状態を選択する信号のとき入力スイッチ6は非導通になる。
入力スイッチ6は、具体的にはリレーRL、リレー駆動用のnpnトランジスタQ、ベース抵抗Rにより構成されている。リレーRLの接点は電源入力INと主電源1Aの間に接続されており、接点を駆動するコイルの一方の端子は待機動作用電源2から電圧を受けており、他方の端子はnpnトランジスタQのコレクタに接続されている。リレ−RLの接点は駆動コイルに規定の電流を流したとき接点を導通する。npnトランジスタQのエミッタは回路の共通なグランドに接続されており、ベースは抵抗Rを介して従回路4Aから動作状態選択信号S4を受けている。
なお、リレーRLを駆動するための電圧は、待機動作用電源2の出力に限らず、リレーの駆動に必要な電圧の範囲内であり、かつ待機と通常いずれの状態でも電圧を供給できるところ、例えばC点などから受けても可能である。
また、入力スイッチ6は、リレ−RLをトランジスタなどの半導体素子によるスイッチに置き換えて構成することも可能である。
【0030】
次に、以上の構成における動作を説明する。
従回路4Aが待機状態を指定する機器操作信号S1を受け取ると、動作状態選択信号S4は0Vになり、npnトランジスタQのベ−ス電流が枯渇するため、npnトランジスタQのコレクタ−エミッタ間が非導通になり、リレ−RLの駆動コイル電流が流れなくなって、リレーRLは切断する。リレーRLが切断すると、主電源1Aへの入力電圧が断たれ、主電源1Aの出力電圧は0Vに向かって低下し、B点の電圧はA点の電圧より大きくなる。これにより、ダイオ−ドD2が導通しダイオ−ドD1が非導通になるので、従回路4Aにはダイオ−ドD2を介し待機動作用電源2の出力電圧、例えば3Vが供給される。従回路4Aは電源電圧が3Vでも動作する素子で構成してあるため、正常に動作する。主回路3は電源電圧の供給が断たれ、回路の動作が停止するため、電子機器は待機状態となる。
【0031】
従回路4Aが通常状態を指定する機器操作信号S1を受け取ると、動作状態選択信号S4の電圧によって抵抗RにnpnトランジスタQのベ−ス電流が流れ、npnトランジスタQのエミッタ−コレクタ間が導通して、リレ−RLの駆動コイルに電流が流れるため、リレ−RLの接点は導通する。リレーRLが導通すると、主電源1Aに入力電圧が供給され、A点の電圧は主電源の出力電圧、例えば5Vになる。主電源1の出力電圧5Vは待機動作用電源2の出力電圧3Vより大きく設定しているので、B点の電圧はA点の電圧より小さくなる。これにより、ダイオ−ドD2が非導通になりダイオ−ドD1が導通するので、従回路4Aにはダイオ−ドD1を介し主電源1Aの電源電圧が供給される。従回路4Aは電源電圧が5Vでも動作する素子で構成してあるため、正常に動作する。主回路3は主電源1Aの電圧5Vが供給されて動作を開始し、電子機器は通常状態となる。
【0032】
以上説明したように、第2の実施形態によれば、第1の実施形態のように主電源1Aが出力電圧を制御する機能を有していなくても、リレーなどによる簡単な構成の入力スイッチ6を主電源1Aの入力側に設けることによって、主電源1Aの出力電圧を制御することができる。これにより、待機状態時に従回路4Aの動作に必要な電源電圧の最低値が通常状態時に主回路3の動作に必要な電源電圧の最低値にくらべて低い場合、待機状態時に従回路4Aへ供給する電源電圧を通常状態にくらべて小さくことができる。したがって、待機状態時に主回路3のみならず従回路4Aの消費電力も削減できるため、本発明による待機電力制御機能を有しない場合にくらべ電子機器の待機電力を削減できる。
【0033】
また、第2の実施形態において、従回路4があらかじめ設定されたクロック周波数で動作する場合、従回路4Aに、電源電圧に応じてクロック周波数を変える回路を追加することによって、電子機器の待機電力を更に削減させることができる。
具体的には、従回路4Aは、従回路4Aが通常状態の電源電圧を受けたときクロックを通常状態の動作に必要な第1の周波数に設定し、待機状態の電源電圧を受けたときクロックを第1の周波数より低い第2の周波数に変更する回路を有している。
従回路4Aに前記の回路を追加することにより、待機状態におけるクロックの周波数が下がり、クロックの1周期に従回路4Aの各部の容量成分へ流れる充放電電流によって生ずる電力損失の単位時間あたりの量が減少するため、電子機器の待機電力を削減できる。
【0034】
次に、本発明に係る電子機器の第3の実施形態についてい説明する。
図3は、第3の実施形態を示す回路図である。図2と図3の同じ符号は、同じ内容を表している。
図3において、2Aは直流出力の待機動作用電源、3Aは主回路、4Bは従回路、41は入力回路、42はコンピュ−タ、43は不揮発性メモリ、44はリセット回路、D3はダイオ−ド、C1,C2はコンデンサ、Tはトランス、Uは電圧安定化回路をそれぞれ示している。
また、S3は機器制御信号を示している。
【0035】
待機動作用電源2Aは電源入力INから電圧を受けて動作し、主電源1Aが通常状態において出力する電圧より小さく待機状態において出力する電圧より大きい、例えば3Vの直流電圧を、電源切換部5に出力する。待機動作用電源2Aの出力の負側端子は、回路の共通なグランドに接続されている。
この待機動作用電源2Aは、具体的にはトランスT、ダイオードD3、コンデンサC1,C2、電圧安定化回路U1によって構成されている。
トランスTは、一次側が電源入力INに接続されており、2次側の一方の端子はダイオ−ドD3のアノ−ドに、他方の端子は回路の共通のグランドに接続されている。
ダイオ−ドD3はアノードがトランスTの二次側端子に接続されており、カソ−ドはコンデンサC1と電圧安定化回路Uの入力およびリレーRLの駆動コイルに接続されている。
コンデンサC1は、一方の端子はダイオ−ドD3のカソ−ドに、他方の端子は共通のグランドに接続されており、その両端にはトランスTとダイオードD3で整流された電圧を平滑した直流電圧、例えば4Vが発生する。図3ではこの電圧4Vをリレー駆動用の電圧としてリレーRLの駆動コイルに供給しているが、リレーRLの駆動が可能な電圧の範囲であれば、B点やC点から電圧を供給することも可能である。
電圧安定化回路Uは、ダイオードD3のカソードから受けた電圧4Vを降圧および安定化し、直流電圧例えば3Vを、電圧切換部5に出力する。
コンデンサC2は、一方の端子が電圧安定化回路Uの出力に、他方の端子が回路の共通のグランドに接続されており、電圧安定化回路Uの出力電圧に含まれる高周波成分を除去する。
【0036】
主回路3Aは、主電源1Aから電圧を受け、通常状態時に動作する。また、従回路4Bから受ける機器制御信号S3によって、電子機器の外部から送られる機器操作信号S1に応じた動作をする。主回路3Aのグランドは、回路の共通なグランドに接続されている。
従回路4Bは電源切換部5から電圧を受けて、通常と待機いずれの状態でも動作する。また、機器操作信号S1を受けてこれを処理し、動作状態選択信号S4を入力スイッチ6に出力するとともに、主回路3Aへ機器操作信号S3を出力する。従回路4Bのグランドは、回路の共通なグランドに接続されている。
動作状態選択信号S4は、電子機器の動作状態を通常状態または待機状態のいずれかに選択する信号である。
機器制御信号S3は、機器操作信号S1を従回路4Bが処理して生成した信号、および従回路4Bが主回路3Aを制御するための信号である。
なお、主回路3Aと従回路4Bを同じクロックで動作させる場合には、機器制御信号S3として、従回路4Bのクロックとこれに同期した制御信号を主回路3Aに出力することが可能である。これにより、通常状態において、主回路3Aは従回路4Bと同期した同じ周波数のクロックで動作する。また、機器制御信号S3は従回路4Bのクロックと同期する。
【0037】
この従回路4Bは、具体的には入力回路41、コンピュータ42、不揮発性メモリ43、リセット回路44の各回路で構成されている。
入力回路41は機器操作信号S1を処理した信号をコンピュ−タ42に送っている。
コンピュ−タ42は入力回路から受け取った信号を処理し、機器制御信号S3を生成して主回路3Aに出力するとともに、入力スイッチに動作状態選択信号S4を出力し、電子機器の動作状態の制御を行っている。また、リセット回路からコンピュータの動作を初期化する信号を受け取る。さらに、例えば動作状態に関する情報の書き込みと読み出しに関する信号を、不揮発性メモリ43との間で入力または出力している。
リセット回路44は、例えば電子機器の電源の投入時に、コンピュ−タをリセットするための信号を、コンピュ−タ42に送っている。
不揮発性メモリ43は、例えば現在の動作状態の情報をコンピュ−タ42から受け取って格納している。そしてコンピュ−タ42は、例えば電子機器へ供給する電圧が遮断されたあと再び供給されたとき、電圧を遮断する前の前記情報を不揮発性メモリ43から受け取って、電圧が遮断される前の状態に復帰する。
【0038】
次に、以上の構成による動作の説明を行う。
図4は図3の回路の動作を説明したタイミングチャートである。
(A)は動作状態、すなわち待機状態または通常状態の変化を表している。
(B)と(C)はダイオードD1とD2の導通状態、すなわちダイオードの導通または非導通の変化を表している。図のONおよびOFFの記号は、ONが導通、OFFが非導通であることを表している。
(D)は図2のC点の電圧、すなわち従回路4Bに供給される電源電圧の変化を表している。
(E)はクロック・モード、すなわちコンピュータ42のクロック周波数の変化を表している。
(F)は入力回路41に送られる機器操作信号S1の変化を表している。機器操作信号S1は、例えば外部の機器から赤外線によって送られてくる、時系列の信号である。図のONおよびOFFの記号は、ONは通常状態を指定する信号、OFFは待機状態を指定する信号が送られてきたことを表している。
(G)は入力スイッチ6に入力される動作状態選択信号S4、すなわち入力スイッチ6の開閉を制御する電圧の変化を表している。
T0〜T8は時刻を表している。
【0039】
第3の実施形態を示す図3の回路の動作を、図4のタイムチャ−トを用いて説明する。 時刻T0において、動作状態選択信号S4は0Vに設定されており、リレ−RLの接点は開放している。このため主電源1Aは出力せず、主回路3Aに電圧が供給されていないので、電子機器の動作状態は待機状態にある。
B点の電圧は、トランスTとダイオードD3とコンデンサC1が構成している半波整流回路の出力電圧例えば4Vを、安定化回路Uによって降圧した電圧例えば3Vになっている。
したがって、B点の電圧3VはA点の電圧0Vより大きいので、ダイオ−ドD2が導通し、ダイオ−ドD1が非導通になって、C点の電圧は3Vになる。
なおこのとき、コンピュ−タ42のクロックは低速モ−ドに設定されている。
【0040】
時刻T1において、通常状態を指定する機器操作信号S1が入力回路41に送られてくる。従回路4Bは3Vでも動作する素子で構成されているため、待機状態でも機器操作信号S1を処理することができる。機器操作信号S1を受け取ったコンピュータ42はこれを処理し、機器制御信号S3を主回路3Aへ送る。
【0041】
時刻T2において、コンピュ−タ42は動作状態選択信号S4として、例えば従回路の電源電圧と同じ3Vを出力する。この電圧を受けた抵抗RはnpnトランジスタQのベースに電流を流し、npnトランジスタQのコレクタとエミッタが導通してリレ−RLは駆動される。駆動されたリレーRLは一定の時間の後に接点を導通させ、これにより主電源1Aの入力に電圧が供給される。
【0042】
時刻T3において、入力電圧を供給された主電源1Aの出力電圧は5Vになり、主回路3Aに電源電圧5Vが供給されるため、動作状態は待機状態から通常状態に移行する。
一方、B点の電圧は3Vのままなので、B点の電圧3VはA点の電圧5Vより小さくなり、ダイオ−ドD2は非導通になって、ダイオ−ドD1が導通する。よってC点の電圧は主電源1Aの出力電圧5Vになる。
【0043】
時刻T4において、コンピュ−タ42はクロックを低速モ−ドから高速モ−ドに変える。すなわちコンピュ−タ42は、供給される電源電圧が3Vから5Vに上昇するまでの一定の時間を待ってから、クロックを低速モ−ドから高速モ−ドに切り換える処理を行っている。これは、コンピュ−タ42の電源電圧が低い状態で、クロックを高速モ−ドにしないための処理である。
【0044】
この処理を行う理由を図6を使って説明する。図6はコンピュ−タの電源電流と電源電圧に関する特性の一例を示すグラフであり、縦軸は電源電流、横軸は電源電圧を表す。4本の特性曲線は各クロックモ−ドに対応する特性を示すものである。また特性曲線の実線部分は、各クロックモ−ドにおいてコンピュ−タが正常に動作しうる電源電圧の変動範囲を示すものである。
これによると、クロックモ−ドが高速から低速になるほど電源の変動範囲は低電圧側に広くなる傾向があることがわかる。すなわち高速モ−ドにおける電源電圧の変動範囲は4.5から5.5Vであるが、低速モ−ドにおいては3.5から5.5Vになっている。したがって、待機電力を減らすために待機状態におけるコンピュ−タの電源電圧を前記変動範囲の下限に設定したばあい、コンピュ−タは高速モ−ドのクロックでは動作できなくなる。
この問題を解決するために、コンピュ−タ42は、供給される電源電圧が低い状態ではクロックを高速モ−ドにしないようにする上記の処理を行っている。
【0045】
時刻T5おいて、待機状態を指定する機器操作信号S1が入力回路41に送られてくる。
【0046】
時刻T6において、コンピュータ42はクロックを高速モードから低速モードに変える。すなわちコンピュ−タ42は、供給される電源電圧が5Vから3Vに低下する前に、クロックを高速モ−ドから低速モ−ドに切り換える処理を行っている。これも時刻T4における処理と同じく、コンピュ−タ42の電源電圧が低い状態で、クロックを高速モ−ドにしないための処理である。
【0047】
時刻T7において、コンピュ−タ42は動作状態選択信号S4を0Vにする。これによりnpnトランジスタQのコレクタ電流は流れなくなり、リレ−RLは、一定時間後に接点を開放させ、主電源回路1Aの入力に対する電圧の供給が断たれる。
【0048】
時刻T8において、入力を断たれた主電源1Aの出力は0Vに向かって低下し、主回路3へ電源電圧が供給されなくなるため、動作状態は通常状態から待機状態に移行する。
上記によりA点の電圧が0Vになる一方、B点の電圧は3Vのままなので、B点の電圧3VはA点の電圧0Vより大きくなって、ダイオ−ドD2は導通し、ダイオ−ドD1は非導通になる。よってC点の電圧は3Vになる。
【0049】
以上説明したように、第3の実施形態によれば、待機状態におけるコンピュータ42のクロックを高速モードから低速モードに設定することに加え、待機状態において従回路4に供給する電圧を通常状態より小さくすることにより、コンピュータ42が待機状態で消費する電力を削減できる。
【0050】
従回路4Bに供給する電圧を通常状態より小さくすることによって、コンピュータ42の消費する待機電力が削減される効果を、図7を使って説明する
図7はコンピュ−タの電源電流と電源電圧に関する特性の一例を示すグラフであり、縦軸は電源電流、横軸は電源電圧を表す。4本の特性曲線は各クロックモ−ドに対応する特性を示すものである。
これによると、クロックモードを一定にしておいて電源電圧を減少させると、電源電流も減少することがわかる。すなわちクロックが低速モードのときにおける電源電流は、電源電圧が5Vのときに3.2mAであるのに対し、3Vのとき1.8mAになっている。これを消費電力に換算すると、電源電圧が5Vのときに16mWであった消費電力が、電源電圧を3Vに下げることによって5.4mWにまで減少することがわかる。
つまり、この図の例によれば、待機状態でクロックを低速モードにしたコンピュータの電源電圧を5Vから3Vに下げるこにより、コンピュータの消費電力を3分の1程度に削減させる効果があることがわかる。
【0051】
次に、本発明に係る電子機器の第4の実施形態についてい説明する。
第4の実施形態の特徴は、第2の実施形態を示す図3と同じの回路構成で、待機状態におけるコンピュータ42のクロックを、スリープモードに設定することにある。
スリープモードにおいて、コンピュータは動作を停止しており、そのときコンピュータの消費する電力は他のクロックモードに比べて最も少ない。
【0052】
図5は第4の実施形態の動作を説明したタイミングチャートである。図5と図4にある同じ符号は、図3と同じの内容である。
時刻T0において、動作状態選択信号S4は0Vに設定されており、リレ−RLの接点は開放している。このため主電源1Aは出力せず、主回路3Aに電圧が供給されていないので、電子機器の動作状態は待機状態にある。
上記により、A点の電圧は0Vになっており、一方B点の電圧は、待機動作用電源2の出力4Vを安定化回路Uによって降圧した3Vになっている。
したがって、B点の電圧3VはA点の電圧0Vより大きくなって、ダイオ−ドD2が導通し、ダイオ−ドD1が非導通になって、C点の電圧は3Vになっている。
なお、コンピュ−タ42のクロックはスリープモ−ドに設定されており、コンピュータ42は動作を停止している。
【0053】
時刻T1において、機器操作信号S1が入力回路41に送られてくると、入力回路41はコンピュータ42にスリープモードを解除するための信号を送る。この信号を受け取ったコンピュータ42は、クロックを低速モードに設定して、動作を開始する。これにより、コンピュータ42は入力回路41から送られてくる機器操作信号S1の処理を行い、機器制御信号S3を主回路3Aへ送る。
【0054】
時刻T2において、コンピュ−タ42は動作状態選択信号S4として3Vを出力する。この電圧を受けた抵抗RはnpnトランジスタQのベースに電流を流し、npnトランジスタQのコレクタとエミッタが導通してリレ−RLは駆動される。駆動されたリレーRLは一定の時間の後に接点を導通させ、これにより主電源1Aの入力に電圧が供給される。
時刻T3において、入力電圧を供給された主電源1Aの出力電圧は5Vになり、主回路3には電源電圧が供給されるため、動作状態は待機状態から通常状態に移行する。
一方、B点の電圧は3Vのままなので、B点の電圧3VはA点の電圧5Vより小さくなって、ダイオ−ドD2は非導通になり、ダイオ−ドD1が導通する。よってC点の電圧は主電源1Aの出力5Vになる。
【0055】
時刻T4において、コンピュ−タ42はクロックを低速モ−ドから高速モ−ドに変える。すなわちコンピュ−タ42は、供給される電源電圧が3Vから5Vに上昇するまでの一定の時間を待ってから、クロックを低速モ−ドから高速モ−ドに切り換える処理を行っている。これは、コンピュ−タ42の電源電圧が低い状態で、クロックを高速モ−ドにしないための処理である。
【0056】
時刻T5おいて、待機状態を指定する機器操作信号S1が入力回路41に送られてくる。
【0057】
時刻T6において、コンピュ−タ42動作状態選択信号S4として0Vを出力する。続けてT7においてコンピュータ42はクロックを高速モードからスリープモードに変更し、コンピュ−タ42の動作を停止する。
時刻T6の動作によって、リレ−RLは接点を開放し、これにより主電源1Aの入力に対する電圧の供給が断たれて、主電源1Aの出力は0Vに向かって低下するが、時刻T6と時刻T7の動作が完了する時間は主電源1の出力が低下し始めるまでの時間より十分短いので、時刻T7の動作が完了したあとも、動作状態はしばらく通常状態を保持している。
【0058】
時刻T8において、主電源1の出力は0Vに向かって低下し、主回路3Aへ電源電圧が供給されなくなるため、動作状態は通常状態から待機状態に移行する。上記によりA点の電圧が0Vになる一方、B点の電圧は3Vのままなので、B点の電圧3VがA点の電圧0Vより大きくなって、ダイオ−ドD2は導通し、ダイオ−ドD1は非導通になる。よってC点の電圧は3Vになる。
【0059】
以上説明したように、第4の実施形態によれば、待機状態におけるコンピュータ42のクロックを高速モードからスリープモードに設定することに加え、待機状態において従回路4Bに供給する電圧を通常状態より小さくすることにより、コンピュータ42が待機状態で消費する電力を削減できる。
【0060】
従回路4Bに供給する電圧を通常状態より小さくすることによって、コンピュータ42の消費する待機電力が削減される効果を、図7を使って説明する。
これによると、第2の実施形態における低速モードと同様に、クロックモードをスリープモードに設定して電源電圧を減少させると、電源電流も減少することがわかる。すなわちクロックが低速モードのときにおける電源電流は、電源電圧が5Vのときに2.3mAであるのに対し、3Vのとき1.2mAになっている。これを消費電力に換算すると、電源電圧が5Vのときに11.5mWであった消費電力が、電源電圧を3Vに下げることによって3.6mWにまで減少することがわかる。
つまり、この図の例によれば、待機状態でクロックをスリープモードにしたコンピュータの電源電圧を5Vから3Vに下げるこにより、コンピュータの消費電力を3分の1程度に削減させる効果があることが分かる。
【0061】
【発明の効果】
本発明によれば、待機電力の削減できる電子機器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の待機電力制御を行う電子機器の、第1の実施形態を示す回路図である。
【図2】図2は本発明の待機電力制御を行う電子機器の、第2の実施形態を示す回路図である。
【図3】図3は本発明の待機電力制御を行う電子機器の、第3の実施形態を示す回路図である
【図4】図4は本発明の待機電力制御を行う電子機器の、第3の実施形態の動作を示すタイミングチャートである。
【図5】図5は本発明の待機電力制御を行う電子機器の、第4の実施形態の動作を示すタイミングチャートである。
【図6】図6はクロックのモードに対するコンピュータの電源電圧と電源電流の関係、および電源電圧の変動範囲を示すグラフである。
【図7】図7はクロックのモードに対するコンピュータの電源電圧と電源電流の関係を示すグラフである。
【符号の説明】
1,1A…主電源、2,2A…待機動作用電源、3,3A…主回路、4,4A,4B…従回路、5…電源切換部、6…入力スイッチ、S1…機器操作信号、S4…動作状態選択信号、S3…機器制御信号。

Claims (26)

  1. 主回路と従回路を含み、待機状態と通常状態を有する電子機器であって、
    上記従回路から上記電子機器の通常状態又は待機状態のいずれかを選択する動作状態選択信号を受けて出力電圧が変化する主電源であって、上記電子機器の通常状態を選択する動作状態選択信号を受けたとき上記電子機器の通常状態において、上記主回路と従回路を動作させ得る第1の電圧を出力し、上記電子機器の待機状態を選択する動作状態選択信号を受けたとき上記主回路の動作を停止させ得る第2の電圧を出力する主電源と、
    上記第1の電圧より低く上記第2の電圧より高く、上記電子機器の待機状態において上記従回路のみを動作させ得る第3の電圧を上記電子機器が待機状態及び通常状態にかかわらず出力する待機動作用電源と、
    上記主電源の出力ならびに上記待機動作用電源の出力を受けて、いずれか大きい電圧を選択して上記従回路に供給する電源切換部と
    を有する待機状態と通常状態を有する電子機器において、
    上記主回路は、上記主電源による第1の電圧を受けて通常の動作を行うことで上記電子機器を通常状態に設定し、上記主電源による第2の電圧を受けて動作を停止することで上記電子機器を待機状態に設定し、
    上記従回路は、
    上記第1の電圧又は第3の電圧のいずれでも動作し、上記主電源による第1の電圧を受けて従回路の通常状態の動作を行い、上記待機動作用電源による第3の電圧を受けて従回路の待機状態の動作を行う回路であって
    機器操作信号を受け取り、
    上記機器操作信号が上記電子機器の通常状態を指定する信号のときは上記電子機器の通常状態を選択する動作状態選択信号を上記主電源に出力し、
    上記機器操作信号が上記電子機器の待機状態を指定する信号のときは上記電子機器の待機状態を選択する動作状態選択信号を上記主電源に出力する、
    待機状態と通常状態を有する電子機器。
  2. 上記従回路は、
    上記電子機器が通常状態のときには機器制御信号を上記主回路に出力する、
    請求項記載の待機状態と通常状態を有する電子機器。
  3. 上記従回路は、
    上記電子機器が通常状態のときには第1の周波数で動作し、
    上記電子機器が待機状態のときには当該第1の周波数より低い第2の周波数で動作する、
    請求項1記載の待機状態と通常状態を有する電子機器。
  4. 上記従回路は、
    上記電子機器が通常状態のときには第1の周波数で動作し、
    上記電子機器が待機状態のときには当該第1の周波数より低い第2の周波数で動作する、
    請求項記載の待機状態と通常状態を有する電子機器。
  5. 上記主回路は、
    上記電子機器が通常状態のときには第1の周波数で動作し、
    上記従回路は、
    上記電子機器が通常状態のときには上記機器制御信号が第1の周波数に同期する、
    請求項記載の待機状態と通常状態を有する電子機器。
  6. 上記従回路は、
    上記電子機器が待機状態において上記電子機器の通常状態を指定する機器操作信号を受け取ったときは、上記電子機器の通常状態を選択する動作状態選択信号を主電源に出力したあと、あらかじめ設定した時間の経過後に、動作周波数を第1の周波数に切り換える、
    請求項記載の待機状態と通常状態を有する電子機器。
  7. 上記従回路は、
    上記電子機器が通常状態において上記電子機器の待機状態を指定する機器操作信号を受け取ったときは、動作周波数を第2の周波数に切り換えたあと、上記電子機器の待機状態を選択する動作状態選択信号を主電源に出力する、
    請求項記載の待機状態と通常状態を有する電子機器。
  8. 上記従回路は、
    上記電子機器が待機状態において上記機器操作信号を受け取ったときは、動作周波数を第1の周波数より低い第3の周波数に切り換えてから上記電子機器の通常状態を選択する動作状態選択信号を主電源に出力し、あらかじめ設定した時間の経過後に、動作周波数を第1の周波数に切り換える、
    請求項記載の待機状態と通常状態を有する電子機器。
  9. 上記従回路は、
    上記電子機器が通常状態において上記電子機器の待機状態を指定する機器操作信号を受け取ったときは、上記電子機器の待機状態を選択する動作状態選択信号を主電源に出力したあと、動作周波数を第2の周波数に切り換える、
    請求項記載の待機状態と通常状態を有する電子機器。
  10. 上記従回路は、
    上記電子機器が待機状態において上記電子機器の通常状態を指定する機器操作信号を受け取ったときは、上記電子機器の通常状態を選択する動作状態選択信号を主電源に出力したあと、あらかじめ設定した時間の経過後に、動作周波数を第1の周波数に切り換える、
    請求項記載の待機状態と通常状態を有する電子機器。
  11. 上記従回路は、
    上記電子機器が通常状態において上記電子機器の待機状態を指定する機器操作信号を受け取ったときは、動作周波数を第2の周波数に切り換えたあと、上記電子機器の待機状態を選択する動作状態選択信号を主電源に出力する、
    請求項10記載の待機状態と通常状態を有する電子機器。
  12. 上記従回路は、
    上記電子機器が待機状態において上記機器操作信号を受け取ったときは、動作周波数を第1の周波数より低い第3の周波数に切り換えてから上記電子機器の通常状態を選択する動作状態選択信号を主電源に出力し、あらかじめ設定した時間の経過後に、動作周波数を第1の周波数に切り換える、
    請求項記載の待機状態と通常状態を有する電子機器。
  13. 上記従回路は、
    上記電子機器が通常状態において上記電子機器の待機状態を指定する機器操作信号を受け取ったときは、上記電子機器の待機状態を選択する動作状態選択信号を主電源に出力したあと、動作周波数を第2の周波数に切り換える、
    請求項12記載の待機状態と通常状態を有する電子機器。
  14. 主回路と従回路を含み、待機状態と通常状態を有する電子機器であって、
    入力に所定の電圧を受けて上記電子機器の通常状態において、上記主回路と従回路を動作させ得る第1の電圧を出力する主電源と、
    上記従回路から上記電子機器の通常状態又は待機状態のいずれかを選択する動作状態選択信号を受けて導通状態が変化する入力スイッチであって、上記主電源の入力と上記電子機器に電圧を供給する入力との間に接続され、上記電子機器の通常状態を選択する動作状態選択信号を受けたとき導通し、上記電子機器の待機状態を選択する動作状態選択信号を受けたとき開放する入力スイッチと、
    上記第1の電圧より低く、上記電子機器の待機状態において上記従回路のみを動作させ得る第2の電圧を上記電子機器が待機状態及び通常状態にかかわらず出力する待機動作用電源と、
    上記主電源の出力ならびに上記待機動作用電源の出力を受けて、いずれか大きい電圧を選択して上記従回路に供給する電源切換部と
    を有する待機状態と通常状態を有する電子機器において、
    上記主回路は、上記入力スイッチが導通することによって上記主電源による第1の電圧を受けた場合は通常の動作を行うことで上記電子機器を通常状態に設定し、上記入力スイッチが解放することによって上記主電源による第1の電圧の供給が絶たれた場合は動作を停止することで上記電子機器を待機状態に設定し、
    上記従回路は、
    上記第1の電圧又は第2の電圧のいずれでも動作し、上記主電源による第1の電圧を受けて従回路の通常状態の動作を行い、上記待機動作用電源による第2の電圧を受けて従回路の待機状態の動作を行う回路であって
    機器操作信号を受け取り、
    上記機器操作信号が上記電子機器の通常状態を指定する信号のときは上記電子機器の通常状態を選択する動作状態選択信号を上記入力スイッチに出力し、
    上記機器操作信号が上記電子機器の待機状態を指定する信号のときは上記電子機器の待機状態を選択する動作状態選択信号を上記入力スイッチに出力する、
    待機状態と通常状態を有する電子機器。
  15. 上記従回路は、
    上記電子機器が通常状態のときには機器制御信号を上記主回路に出力する、
    請求項14記載の待機状態と通常状態を有する電子機器。
  16. 上記従回路は、
    上記電子機器が通常状態のときには第1の周波数で動作し、
    上記電子機器が待機状態のときには当該第1の周波数より低い第2の周波数で動作する、
    請求項14記載の待機状態と通常状態を有する電子機器。
  17. 上記従回路は、
    上記電子機器が通常状態のときには第1の周波数で動作し、
    上記電子機器が待機状態のときには当該第1の周波数より低い第2の周波数で動作する、
    請求項15記載の待機状態と通常状態を有する電子機器。
  18. 上記主回路は、
    上記電子機器が通常状態のときには第1の周波数で動作し、
    上記従回路は、
    上記電子機器が通常状態のときには上記機器制御信号が第1の周波数に同期する、
    請求項17記載の待機状態と通常状態を有する電子機器。
  19. 上記従回路は、
    上記電子機器が待機状態において上記電子機器の通常状態を指定する機器操作信号を受け取ったときは、上記電子機器の通常状態を選択する動作状態選択信号を入力スイッチに出力したあと、あらかじめ設定した時間の経過後に、動作周波数を第1の周波数に切り換える、
    請求項17記載の待機状態と通常状態を有する電子機器。
  20. 上記従回路は、
    上記電子機器が通常状態において上記電子機器の待機状態を指定する機器操作信号を受け取ったときは、動作周波数を第2の周波数に切り換えたあと、上記電子機器の待機状態を選択する動作状態選択信号を入力スイッチに出力する、
    請求項19記載の待機状態と通常状態を有する電子機器。
  21. 上記従回路は、
    上記電子機器が待機状態において上記機器操作信号を受け取ったときは、動作周波数を第1の周波数より低い第3の周波数に切り換えてから上記電子機器の通常状態を選択する動作状態選択信号を入力スイッチに出力し、あらかじめ設定した時間の経過後に、動作周波数を第1の周波数に切り換える、
    請求項17記載の待機状態と通常状態を有する電子機器。
  22. 上記従回路は、
    上記電子機器が通常状態において上記電子機器の待機状態を指定する機器操作信号を受け取ったときは、上記電子機器の待機状態を選択する動作状態選択信号を入力スイッチに出力したあと、動作周波数を第2の周波数に切り換える、
    請求項21記載の待機状態と通常状態を有する電子機器。
  23. 上記従回路は、
    上記電子機器が待機状態において上記電子機器の通常状態を指定する機器操作信号を受け取ったときは、上記電子機器の通常状態を選択する動作状態選択信号を入力スイッチに出力したあと、あらかじめ設定した時間の経過後に、動作周波数を第1の周波数に切り換える
    請求項18記載の待機状態と通常状態を有する電子機器。
  24. 上記従回路は、
    上記電子機器が通常状態において上記電子機器の待機状態を指定する機器操作信号を受け取ったときは、動作周波数を第2の周波数に切り換えたあと、上記電子機器の待機状態を選択する動作状態選択信号を入力スイッチに出力する、
    請求項23記載の待機状態と通常状態を有する電子機器。
  25. 上記従回路は、
    上記電子機器が待機状態において上記機器操作信号を受け取ったときは、動作周波数を第1の周波数より低い第3の周波数に切り換えてから上記電子機器の通常状態を選択する動作状態選択信号を入力スイッチに出力し、あらかじめ設定した時間の経過後に、動作周波数を第1の周波数に切り換える、
    請求項18記載の待機状態と通常状態を有する電子機器。
  26. 上記従回路は、
    上記電子機器が通常状態において上記電子機器の待機状態を指定する機器操作信号を受け取ったときは、上記電子機器の待機状態を選択する動作状態選択信号を入力スイッチに出力したあと、動作周波数を第2の周波数に切り換える、
    請求項25記載の待機状態と通常状態を有する電子機器。
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