JP2001178021A - 電子機器 - Google Patents

電子機器

Info

Publication number
JP2001178021A
JP2001178021A JP35222899A JP35222899A JP2001178021A JP 2001178021 A JP2001178021 A JP 2001178021A JP 35222899 A JP35222899 A JP 35222899A JP 35222899 A JP35222899 A JP 35222899A JP 2001178021 A JP2001178021 A JP 2001178021A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power supply
frequency
state
voltage
standby
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP35222899A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4092834B2 (ja
Inventor
Toshio Amano
敏夫 天野
Tadashi Omura
正 大村
Hiroyuki Inoue
浩之 井上
Kenichi Konuma
健一 小沼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP35222899A priority Critical patent/JP4092834B2/ja
Publication of JP2001178021A publication Critical patent/JP2001178021A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4092834B2 publication Critical patent/JP4092834B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B70/00Technologies for an efficient end-user side electric power management and consumption
    • Y02B70/30Systems integrating technologies related to power network operation and communication or information technologies for improving the carbon footprint of the management of residential or tertiary loads, i.e. smart grids as climate change mitigation technology in the buildings sector, including also the last stages of power distribution and the control, monitoring or operating management systems at local level
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y04INFORMATION OR COMMUNICATION TECHNOLOGIES HAVING AN IMPACT ON OTHER TECHNOLOGY AREAS
    • Y04SSYSTEMS INTEGRATING TECHNOLOGIES RELATED TO POWER NETWORK OPERATION, COMMUNICATION OR INFORMATION TECHNOLOGIES FOR IMPROVING THE ELECTRICAL POWER GENERATION, TRANSMISSION, DISTRIBUTION, MANAGEMENT OR USAGE, i.e. SMART GRIDS
    • Y04S20/00Management or operation of end-user stationary applications or the last stages of power distribution; Controlling, monitoring or operating thereof
    • Y04S20/20End-user application control systems

Landscapes

  • Stand-By Power Supply Arrangements (AREA)
  • Power Sources (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 待機状態時の動作を保証する電源電圧の最低
値が通常状態より小さい従回路4を有する電子機器にお
いて、待機状態における待機電力を制御する機能を有し
た電子機器を提供する。 【解決手段】 通常状態を選択する動作状態選択信号S
4を受けて5Vを出力し、待機状態を選択する動作状態
選択信号S4を受けて0Vを出力する主電源1と、3V
を出力する待機動作用電源2と、主電源1による5Vを
受けて通常状態の動作を行い、主電源1による0Vを受
け動作を停止する主回路3と、主電源1による5Vを受
けて通常状態の動作を行い、待機動作用電源2による3
Vを受けて待機状態の動作を行う従回路4と、主電源1
の出力ならびに待機動作用電源2の出力を受けて、いず
れか大きい電圧を選択して従回路4に供給する電源切換
部5とを有するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、待機状態と通常状
態を有する電子機器に係り、特に、待機状態における消
費電力を削減する電子機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、省エネルギ−や環境問題の観点か
ら、通常の使用状態を離れた状態にある電子機器が、通
電されたままの状態で消費する電力(以下、待機電力と
いう)を削減することが、産業界の課題の一つになって
いる。そのため、通常の動作をしている状態(以下、通
常状態という)に加えて、通常の動作状態を停止して電
力の消費を抑えた状態(以下、待機状態という)を設け
た電子機器が製造されている。
【0003】従来は、電子機器を待機状態に設定したと
き、待機状態において動作していない回路(以下、主回
路という)への電源電圧の供給を断つことによって電子
機器の待機電力を削減させている。また待機状態におい
て動作する回路(以下、従回路という)にコンピュ−タ
を有する電子機器の場合は、上記の方法に加えて、待機
状態のコンピュ−タのクロック周波数を低下させたりク
ロックを停止することにより、さらなる待機電力の削減
を図っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従回路
の待機状態における正常な動作を保証する電源電圧の最
小値は、通常状態の最小値にくらべて減少する場合があ
り、その場合、減少した分の電圧によって待機状態時に
消費される電力は、従回路の安定な動作に関係しないに
も係わらず無駄に消費されていた。
【0005】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、待機状態における待機電力を削減
できる電子機器を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の電子機器では、通常状態を選択する動作状
態選択信号を受けて第1の電圧を出力し、待機状態を選
択する動作状態選択信号を受けて第2の電圧を出力する
主電源と、上記第1の電圧より小さく上記第2の電圧よ
り大きい第3の電圧を出力する待機動作用電源と、上記
主電源による第1の電圧を受けて通常状態の動作を 行
い、上記主電源による第2の電圧を受けて動作を停止す
る主回路と、上記主電源による 第1の電圧を受けて通
常状態の動作を行い、上記待機動作用電源による第3の
電圧を受けて待機状態の動作を行う従回路と、上記主電
源の出力ならびに上記待機動作用電源の出力を受けて、
いずれか大きい電圧を選択して従回路に供給する電源切
換部とを有するようにした。
【0007】本発明の電子機器では、入力に所定の電圧
を受けて第1の電圧を出力する主電源と、上記主電源の
入力と電子機器に電圧を供給する入力との間に接続さ
れ、通常状態を選択する動作状態選択信号を受けたとき
導通し、待機状態を選択する動作状態選択信号を受けた
とき開放する入力スイッチと、上記第1の電圧より小さ
い第2の電圧を出力する待機動作用電源と、上記主電源
による第1の電圧を受けて通常状態の動作を行う主回路
と、上記主電源による第1の電圧を受けて通常状態の動
作を行い、上記待機動作用電源による第2の電 圧を受
けて待機状態の動作を行う従回路と、上記主電源の出力
ならびに上記待機動作用 電源の出力を受けて、いずれ
か大きい電圧を選択して従回路に供給する電源切換部と
を有するようにした。
【0008】本発明の電子機器の上記従回路では、機器
操作信号を受け取らせ、機器操作信号が通常状態を指定
する信号のときは通常状態を選択する動作状態選択信号
を上記主電源に出力させ、機器操作信号が待機状態を指
定する信号のときは待機状態を選択する動作状態選択信
号を上記主電源に出力させた。
【0009】本発明の電子機器の上記従回路では、通常
状態のときには機器制御信号を上記主回路に出力させ
た。
【0010】本発明の電子機器の上記従回路では、通常
状態のときには第1の周波数で動作させ、待機状態のと
きには当該第1の周波数より低い第2の周波数で動作さ
せた。加えて、上記主回路では、通常状態のときには第
1の周波数で動作させ、上記従回路では、通常状態のと
きには上記機器制御信号を第1の周波数に同期させた。
【0011】本発明の電子機器の上記従回路では、待機
状態において上記通常状態を指定する機器操作信号を受
け取ったときは、上記通常状態を選択する動作状態選択
信号を主電源に出力したあと、あらかじめ設定した時間
の経過後に、動作周波数を第1の周波数に切り換えさ
せ、通常状態において上記待機状態を指定する機器操作
信号を受け取ったときは、動作周波 数を第2の周波数
に切り換えたあと、上記待機状態を選択する動作状態選
択信号を主電源に出力させた。または、上記従回路で
は、待機状態において上記機器操作信号を受け取ったと
きは、動作周波数を第1の周波数より低い第3の周波数
に切り換えてから上記通常状態を選択する 動作状態選
択信号を主電源に出力し、あらかじめ設定した時間の経
過後に、動作周波数を 第1の周波数に切り換えさせ、
通常状態において上記待機状態を指定する機器操作信号
を受け取ったときは、上記待機状態を選択する動作状態
選択信号を主電源に出力したあと、動作周波数を第2の
周波数に切り換えさせた。
【0012】本発明の電子機器によれば、主電源が通常
状態または待機状態(以下、両状態を動作状態という)
を選択する信号(以下、動作状態選択信号という)を受
け取ると、電子機器はその信号に応じて通常状態または
待機状態に設定される。通常状態時には、主電源から主
回路と従回路へ電圧が供給されて、通常の動作が行われ
る。待機状態時には、主電源から主回路へ通常状態より
低い電圧が供給されて、主回路の動作は停止される。こ
のため、電子機器は通常の動作が停止した、待機状態に
設定される。このとき、従回路には通常状態の主電源の
電圧より低い電圧が待機動作用電源より供給されて、待
機状態の動作が行われる。
【0013】具体的には、動作状態選択信号として通常
状態を選択する動作状態選択信号を受け取ると、主回路
には第1の電圧が主電源から供給される。これにより主
回路では通常の動作が行われるので、電子機器は通常状
態に設定される。一方、電源切換部は主電源の出力電圧
と待機動作用電源の出力電圧を受けており、いずれか大
きい電圧が選択されて、従回路に供給される。このと
き、電圧切換部には主電源による第1の電圧と待機動作
用電源による電圧が入力されるが、待機動作用電源の出
力電圧は主電源による第1の電圧より小さくなるよう設
定されているため、電圧切換部の出力には主電源による
第1の電圧が出力される。したがって、従回路には主電
源による第1の電圧が供給される。
【0014】また、待機状態を選択する動作状態選択信
号を受け取ると、主回路には、主電源による第1の電圧
や待機動作用電源による電圧より低い第2の電圧が主電
源から供給される。この第2の電圧は主回路の動作でき
る電源電圧より低いため、主回路の動作は停止し、これ
により、電子機器は待機状態に設定される。このとき、
電圧切換部には主電源による第2の電圧と待機動作用電
源による電圧が入力されるが、待機動作用電源の出力電
圧は主電源による第2の電圧より大きくなるよう設定さ
れているため、電圧切換部の出力には待機動作用電源に
よる電圧が出力される。したがって、従回路には待機動
作用電源による電圧が供給される。
【0015】本発明の電子機器によれば、入力スイッチ
が動作状態選択信号を受け取ると、電子機器はその信号
に応じて通常状態または待機状態に設定される。通常状
態時には、主回路と従回路は主電源から電圧を供給され
て、通常の動作が行われる。待機状態時には、主電源か
ら主回路へ電圧が供給されず、主回路の動作は停止され
る。このため、電子機器は通常の動作が停止した、待機
状態に設定される。このとき、従回路には通常状態の主
電源の電圧より低い電圧が待機動作用電源より供給され
て、待機状態の動作が行われる。
【0016】具体的には、入力スイッチが通常状態を選
択する動作状態選択信号を受け取ると、入力スイッチが
導通し、主電源の入力には、電子機器へ電圧を供給する
電源入力から、電圧が供給される。これにより、主電源
は第1の電圧を出力する。主電源による第1の電圧を供
給された主回路は、通常の動作を行うので、電子機器は
通常状態に設定される。一方、電源切換部は主電源の出
力電圧と待機動作用電源の出力電圧を受けており、いず
れか大きい電圧が選択されて、従回路に供給される。こ
のとき、電圧切換部には主電源による第1の電圧と待機
動作用電源による第2の電圧が入力されるが、待機動作
用電源による第2の電圧は主電源による第1の電圧より
小さくなるよう設定されているため、電圧切換部の出力
には主電源による第1の電圧が出力される。したがっ
て、従回路には主電源による第1の電圧が供給される。
【0017】また、入力スイッチが待機状態を選択する
動作状態選択信号を受け取ると、入力スイッチが非動通
になり、これにより、電源入力から主電源の入力に供給
されていた電圧が断たれるため、主電源の出力電圧は0
Vへ低下する。主電源から供給される電圧が電圧が0V
へ低下してしまうため、主回路の動作は停止し、電子機
器は待機状態に設定される。このとき、電圧切換部には
主電源による電圧0Vと待機動作用電源による第2の電
圧が入力されるが、待機動作用電源の出力電圧は0Vへ
低下した主電源による電圧より大きいため、電圧切換部
の出力には待機動作用電源による第2の電圧が出力され
る。したがって、従回路には待機動作用電源による第2
の電圧が供給される。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る電子機器の
第1の実施形態を示す回路図である。図1において、1
は直流出力の主電源、2は直流出力の待機動作用電源、
3は主回路、4は従回路、5が電源切換部、D1,D2
はダイオ−ドをそれぞれ示している。また、INは電子
機器に電力を供給するための電源入力、A,B,Cは回
路のノ−ド、S1は機器操作信号、S4は動作状態選択
信号をそれぞれ示している。
【0019】主電源1は電源入力INから電圧を受けて
動作し、主回路3と電源切換部5に直流電圧を出力する
と共に、従回路4から動作状態選択信号S4を受けてい
る。動作状態選択信号S4が通常状態を選択する信号の
とき、主電源1は主回路を動作させる直流電圧、例えば
5Vを出力し、動作状態選択信号S4が待機状態を選択
する信号のとき、主電源1は通常状態より低い電圧、例
えば0Vを出力する。待機動作用電源2は電源入力IN
から電圧を受けて動作し、主電源1が通常状態において
出力する電圧より小さく待機状態において出力する電圧
より大きい、例えば3Vの直流電圧を、電源切換部5に
出力する。主電源1と待機動作用電源2の出力の負側端
子は、回路の共通なグランドに接続されている。
【0020】電源切換部5は主電源1と待機用電源2か
らの電圧を受け、両者の電圧を比較し、いずれか大きい
電圧を、従回路4へ出力している。この電圧切換部は、
具体的にはダイオ−ドD1,D2で構成されている。ダ
イオ−ドD1のアノ−ドは主電源1からの電圧を、ダイ
オ−ドD2のアノ−ドは待機動作用電源2からの電圧を
それぞれ受けている。これら2つのダイオ−ドのカソ−
ドはともに接続されて、その接続点が電圧切換部の出力
となり、従回路4に電圧を出力している。なお、電源切
換部5は、ダイオードD1,D2をトランジスタなどの
半導体素子によるスイッチに変えて構成することも可能
である。
【0021】主回路3は主電源1から電圧を受けて、通
常状態時に動作する。従回路4は電源切換部5から電圧
を受けて動作するとともに、機器操作信号S1を受けて
これを処理し、動作状態選択信号S4を主電源1に出力
する。動作状態選択信号S4は、電子機器の動作状態を
通常状態または待機状態のいずれかに選択する信号であ
る。主回路3と従回路4のグランド端子は、回路の共通
なグランドに接続されている。
【0022】次に、以上の構成における動作を説明す
る。従回路4が待機状態を指定する機器操作信号S1を
受け取ると、従回路4は待機状態を選択する動作状態選
択信号S4を主電源1に出力する。前記信号を受け取っ
た主電源1は、出力電圧として、例えば0Vを出力す
る。主電源1から電圧を受けている主回路3は、この主
電源1による電圧0Vでは動作できないため、動作を停
止する。主回路3が動作を停止することにより、電子機
器は待機状態となる。主電源1の出力であるA点の電圧
が0Vになる一方、B点には待機動作用電源2による電
圧、例えば3Vになっており、B点の電圧はA点の電圧
より大きくなる。これにより、ダイオ−ドD2が導通し
ダイオ−ドD1が非導通になるので、従回路4にはダイ
オ−ドD2を介し待機動作用電源2の電源電圧3Vが供
給される。従回路4は電源電圧3Vでも動作する素子で
構成してあるため、正常に動作する。
【0023】従回路4が通常状態を指定する機器操作信
号S1を受け取ると、従回路4は通常状態を選択する動
作状態選択信号S4を主電源1に出力する。前記信号を
受け取った主電源1は、出力電圧として、例えば5Vを
出力する。主電源1から電圧を受けている主回路3は、
この主電源1による電圧5Vによって動作を開始する。
主回路3が通常の動作をすることにより、電子機器は通
常状態となる。主電源1の出力であるA点の電圧が5V
になる一方、B点には待機動作用電源2による電圧3V
のままであり、B点の電圧はA点の電圧より小さくな
る。これにより、ダイオ−ドD1が導通しダイオ−ドD
2が非導通になるので、従回路4にはダイオ−ドD1を
介し主電源1の電源電圧3Vが供給される。従回路4は
電源電圧5Vでも動作する素子で構成してあるため、正
常に動作する。
【0024】以上説明したように、第1の実施形態によ
れば、待機状態時に従回路4の動作に必要な電源電圧の
最低値が通常状態時に主回路3の動作に必要な電源電圧
の最低値にくらべて低い場合、待機状態時に従回路4へ
供給する電源電圧を通常状態にくらべて小さくすること
ができる。これにより、主回路3のみならず従回路4の
消費電力も削減できるため、本発明による待機電力制御
機能を有しない場合にくらべ電子機器の待機電力を削減
できる。
【0025】また、第1の実施形態において、従回路4
があらかじめ設定されたクロック周波数で動作する場
合、従回路4に、電源電圧に応じてクロック周波数を変
える回路を追加することによって、電子機器の待機電力
を更に削減させることができる。具体的には、従回路4
は、従回路4が通常状態の電源電圧を受けたときクロッ
クを通常状態の動作に必要な第1の周波数に設定し、待
機状態の電源電圧を受けたときクロックを第1の周波数
より低い第2の周波数に変更する回路を有している。従
回路4に前記の回路を追加することにより、待機状態に
おけるクロックの周波数が下がり、これにより、クロッ
クの1周期に従回路4の各部の容量成分へ流れる充放電
電流によって生ずる電力損失の単位時間あたりの量が減
少するため、電子機器の待機電力を削減できる。
【0026】次に、本発明に係る電子機器の第2の実施
形態につて説明する。図2は、第2の実施形態を示す回
路図である。図1と図2の同じ符号は、同じ内容を表し
ている。図2において、1Aは直流出力の主電源、4A
は従回路、6は入力スイッチ、RLはリレ−、Qはnp
nトランジスタ、Rは抵抗をそれぞれ示している。
【0027】主電源1Aの入力は、入力スイッチ6を介
して、電源入力INから電圧を受けている。入力スイッ
チ6が導通したとき主電源1Aは動作し、直流電圧例え
ば5Vを、主回路3と電源切換部5に出力する。主電源
1Aの出力の負側端子は、回路の共通なグランドに接続
されている。
【0028】従回路4Aは電源切換部5から電圧を受け
て動作するとともに、機器操作信号S1を受けてこれを
処理し、動作状態選択信号S4を入力スイッチ6に出力
する。動作状態選択信号S4は、電子機器の動作状態を
通常状態または待機状態のいずれかに選択する信号であ
る。主回路のグランドは、回路の共通なグランドに接続
されている。
【0029】入力スイッチ6は、電源入力INと主電源
1Aの間に接続されおり、従回路4Aから受けた動作状
態選択信号4に応じて、電源入力INと主電源1Aの間
の電気的接続を導通または非導通にする。動作状態選択
信号4が待機状態を選択する信号のとき入力スイッチ6
は導通し、待機状態を選択する信号のとき入力スイッチ
6は非導通になる。入力スイッチ6は、具体的にはリレ
ーRL、リレー駆動用のnpnトランジスタQ、ベース
抵抗Rにより構成されている。リレーRLの接点は電源
入力INと主電源1Aの間に接続されており、接点を駆
動するコイルの一方の端子は待機動作用電源2から電圧
を受けており、他方の端子はnpnトランジスタQのコ
レクタに接続されている。リレ−RLの接点は駆動コイ
ルに規定の電流を流したとき接点を導通する。npnト
ランジスタQのエミッタは回路の共通なグランドに接続
されており、ベースは抵抗Rを介して従回路4Aから動
作状態選択信号S4を受けている。なお、リレーRLを
駆動するための電圧は、待機動作用電源2の出力に限ら
ず、リレーの駆動に必要な電圧の範囲内であり、かつ待
機と通常いずれの状態でも電圧を供給できるところ、例
えばC点などから受けても可能である。また、入力スイ
ッチ6は、リレ−RLをトランジスタなどの半導体素子
によるスイッチに置き換えて構成することも可能であ
る。
【0030】次に、以上の構成における動作を説明す
る。従回路4Aが待機状態を指定する機器操作信号S1
を受け取ると、動作状態選択信号S4は0Vになり、n
pnトランジスタQのベ−ス電流が枯渇するため、np
nトランジスタQのコレクタ−エミッタ間が非導通にな
り、リレ−RLの駆動コイル電流が流れなくなって、リ
レーRLは切断する。リレーRLが切断すると、主電源
1Aへの入力電圧が断たれ、主電源1Aの出力電圧は0
Vに向かって低下し、B点の電圧はA点の電圧より大き
くなる。これにより、ダイオ−ドD2が導通しダイオ−
ドD1が非導通になるので、従回路4Aにはダイオ−ド
D2を介し待機動作用電源2の出力電圧、例えば3Vが
供給される。従回路4Aは電源電圧が3Vでも動作する
素子で構成してあるため、正常に動作する。主回路3は
電源電圧の供給が断たれ、回路の動作が停止するため、
電子機器は待機状態となる。
【0031】従回路4Aが通常状態を指定する機器操作
信号S1を受け取ると、動作状態選択信号S4の電圧に
よって抵抗RにnpnトランジスタQのベ−ス電流が流
れ、npnトランジスタQのエミッタ−コレクタ間が導
通して、リレ−RLの駆動コイルに電流が流れるため、
リレ−RLの接点は導通する。リレーRLが導通する
と、主電源1Aに入力電圧が供給され、A点の電圧は主
電源の出力電圧、例えば5Vになる。主電源1の出力電
圧5Vは待機動作用電源2の出力電圧3Vより大きく設
定しているので、B点の電圧はA点の電圧より小さくな
る。これにより、ダイオ−ドD2が非導通になりダイオ
−ドD1が導通するので、従回路4Aにはダイオ−ドD
1を介し主電源1Aの電源電圧が供給される。従回路4
Aは電源電圧が5Vでも動作する素子で構成してあるた
め、正常に動作する。主回路3は主電源1Aの電圧5V
が供給されて動作を開始し、電子機器は通常状態とな
る。
【0032】以上説明したように、第2の実施形態によ
れば、第1の実施形態のように主電源1Aが出力電圧を
制御する機能を有していなくても、リレーなどによる簡
単な構成の入力スイッチ6を主電源1Aの入力側に設け
ることによって、主電源1Aの出力電圧を制御すること
ができる。これにより、待機状態時に従回路4Aの動作
に必要な電源電圧の最低値が通常状態時に主回路3の動
作に必要な電源電圧の最低値にくらべて低い場合、待機
状態時に従回路4Aへ供給する電源電圧を通常状態にく
らべて小さくことができる。したがって、待機状態時に
主回路3のみならず従回路4Aの消費電力も削減できる
ため、本発明による待機電力制御機能を有しない場合に
くらべ電子機器の待機電力を削減できる。
【0033】また、第2の実施形態において、従回路4
があらかじめ設定されたクロック周波数で動作する場
合、従回路4Aに、電源電圧に応じてクロック周波数を
変える回路を追加することによって、電子機器の待機電
力を更に削減させることができる。具体的には、従回路
4Aは、従回路4Aが通常状態の電源電圧を受けたとき
クロックを通常状態の動作に必要な第1の周波数に設定
し、待機状態の電源電圧を受けたときクロックを第1の
周波数より低い第2の周波数に変更する回路を有してい
る。従回路4Aに前記の回路を追加することにより、待
機状態におけるクロックの周波数が下がり、クロックの
1周期に従回路4Aの各部の容量成分へ流れる充放電電
流によって生ずる電力損失の単位時間あたりの量が減少
するため、電子機器の待機電力を削減できる。
【0034】次に、本発明に係る電子機器の第3の実施
形態についてい説明する。図3は、第3の実施形態を示
す回路図である。図2と図3の同じ符号は、同じ内容を
表している。図3において、2Aは直流出力の待機動作
用電源、3Aは主回路、4Bは従回路、41は入力回
路、42はコンピュ−タ、43は不揮発性メモリ、44
はリセット回路、D3はダイオ−ド、C1,C2はコン
デンサ、Tはトランス、Uは電圧安定化回路をそれぞれ
示している。また、S3は機器制御信号を示している。
【0035】待機動作用電源2Aは電源入力INから電
圧を受けて動作し、主電源1Aが通常状態において出力
する電圧より小さく待機状態において出力する電圧より
大きい、例えば3Vの直流電圧を、電源切換部5に出力
する。待機動作用電源2Aの出力の負側端子は、回路の
共通なグランドに接続されている。この待機動作用電源
2Aは、具体的にはトランスT、ダイオードD3、コン
デンサC1,C2、電圧安定化回路U1によって構成さ
れている。トランスTは、一次側が電源入力INに接続
されており、2次側の一方の端子はダイオ−ドD3のア
ノ−ドに、他方の端子は回路の共通のグランドに接続さ
れている。ダイオ−ドD3はアノードがトランスTの二
次側端子に接続されており、カソ−ドはコンデンサC1
と電圧安定化回路Uの入力およびリレーRLの駆動コイ
ルに接続されている。コンデンサC1は、一方の端子は
ダイオ−ドD3のカソ−ドに、他方の端子は共通のグラ
ンドに接続されており、その両端にはトランスTとダイ
オードD3で整流された電圧を平滑した直流電圧、例え
ば4Vが発生する。図3ではこの電圧4Vをリレー駆動
用の電圧としてリレーRLの駆動コイルに供給している
が、リレーRLの駆動が可能な電圧の範囲であれば、B
点やC点から電圧を供給することも可能である。電圧安
定化回路Uは、ダイオードD3のカソードから受けた電
圧4Vを降圧および安定化し、直流電圧例えば3Vを、
電圧切換部5に出力する。コンデンサC2は、一方の端
子が電圧安定化回路Uの出力に、他方の端子が回路の共
通のグランドに接続されており、電圧安定化回路Uの出
力電圧に含まれる高周波成分を除去する。
【0036】主回路3Aは、主電源1Aから電圧を受
け、通常状態時に動作する。また、従回路4Bから受け
る機器制御信号S3によって、電子機器の外部から送ら
れる機器操作信号S1に応じた動作をする。主回路3A
のグランドは、回路の共通なグランドに接続されてい
る。従回路4Bは電源切換部5から電圧を受けて、通常
と待機いずれの状態でも動作する。また、機器操作信号
S1を受けてこれを処理し、動作状態選択信号S4を入
力スイッチ6に出力するとともに、主回路3Aへ機器操
作信号S3を出力する。従回路4Bのグランドは、回路
の共通なグランドに接続されている。動作状態選択信号
S4は、電子機器の動作状態を通常状態または待機状態
のいずれかに選択する信号である。機器制御信号S3
は、機器操作信号S1を従回路4Bが処理して生成した
信号、および従回路4Bが主回路3Aを制御するための
信号である。なお、主回路3Aと従回路4Bを同じクロ
ックで動作させる場合には、機器制御信号S3として、
従回路4Bのクロックとこれに同期した制御信号を主回
路3Aに出力することが可能である。これにより、通常
状態において、主回路3Aは従回路4Bと同期した同じ
周波数のクロックで動作する。また、機器制御信号S3
は従回路4Bのクロックと同期する。
【0037】この従回路4Bは、具体的には入力回路4
1、コンピュータ42、不揮発性メモリ43、リセット
回路44の各回路で構成されている。入力回路41は機
器操作信号S1を処理した信号をコンピュ−タ42に送
っている。コンピュ−タ42は入力回路から受け取った
信号を処理し、機器制御信号S3を生成して主回路3A
に出力するとともに、入力スイッチに動作状態選択信号
S4を出力し、電子機器の動作状態の制御を行ってい
る。また、リセット回路からコンピュータの動作を初期
化する信号を受け取る。さらに、例えば動作状態に関す
る情報の書き込みと読み出しに関する信号を、不揮発性
メモリ43との間で入力または出力している。リセット
回路44は、例えば電子機器の電源の投入時に、コンピ
ュ−タをリセットするための信号を、コンピュ−タ42
に送っている。不揮発性メモリ43は、例えば現在の動
作状態の情報をコンピュ−タ42から受け取って格納し
ている。そしてコンピュ−タ42は、例えば電子機器へ
供給する電圧が遮断されたあと再び供給されたとき、電
圧を遮断する前の前記情報を不揮発性メモリ43から受
け取って、電圧が遮断される前の状態に復帰する。
【0038】次に、以上の構成による動作の説明を行
う。図4は図3の回路の動作を説明したタイミングチャ
ートである。(A)は動作状態、すなわち待機状態また
は通常状態の変化を表している。(B)と(C)はダイ
オードD1とD2の導通状態、すなわちダイオードの導
通または非導通の変化を表している。図のONおよびO
FFの記号は、ONが導通、OFFが非導通であること
を表している。(D)は図2のC点の電圧、すなわち従
回路4Bに供給される電源電圧の変化を表している。
(E)はクロック・モード、すなわちコンピュータ42
のクロック周波数の変化を表している。(F)は入力回
路41に送られる機器操作信号S1の変化を表してい
る。機器操作信号S1は、例えば外部の機器から赤外線
によって送られてくる、時系列の信号である。図のON
およびOFFの記号は、ONは通常状態を指定する信
号、OFFは待機状態を指定する信号が送られてきたこ
とを表している。(G)は入力スイッチ6に入力される
動作状態選択信号S4、すなわち入力スイッチ6の開閉
を制御する電圧の変化を表している。T0〜T8は時刻
を表している。
【0039】第3の実施形態を示す図3の回路の動作
を、図4のタイムチャ−トを用いて説明する。 時刻T
0において、動作状態選択信号S4は0Vに設定されて
おり、リレ−RLの接点は開放している。このため主電
源1Aは出力せず、主回路3Aに電圧が供給されていな
いので、電子機器の動作状態は待機状態にある。B点の
電圧は、トランスTとダイオードD3とコンデンサC1
が構成している半波整流回路の出力電圧例えば4Vを、
安定化回路Uによって降圧した電圧例えば3Vになって
いる。したがって、B点の電圧3VはA点の電圧0Vよ
り大きいので、ダイオ−ドD2が導通し、ダイオ−ドD
1が非導通になって、C点の電圧は3Vになる。なおこ
のとき、コンピュ−タ42のクロックは低速モ−ドに設
定されている。
【0040】時刻T1において、通常状態を指定する機
器操作信号S1が入力回路41に送られてくる。従回路
4Bは3Vでも動作する素子で構成されているため、待
機状態でも機器操作信号S1を処理することができる。
機器操作信号S1を受け取ったコンピュータ42はこれ
を処理し、機器制御信号S3を主回路3Aへ送る。
【0041】時刻T2において、コンピュ−タ42は動
作状態選択信号S4として、例えば従回路の電源電圧と
同じ3Vを出力する。この電圧を受けた抵抗Rはnpn
トランジスタQのベースに電流を流し、npnトランジ
スタQのコレクタとエミッタが導通してリレ−RLは駆
動される。駆動されたリレーRLは一定の時間の後に接
点を導通させ、これにより主電源1Aの入力に電圧が供
給される。
【0042】時刻T3において、入力電圧を供給された
主電源1Aの出力電圧は5Vになり、主回路3Aに電源
電圧5Vが供給されるため、動作状態は待機状態から通
常状態に移行する。一方、B点の電圧は3Vのままなの
で、B点の電圧3VはA点の電圧5Vより小さくなり、
ダイオ−ドD2は非導通になって、ダイオ−ドD1が導
通する。よってC点の電圧は主電源1Aの出力電圧5V
になる。
【0043】時刻T4において、コンピュ−タ42はク
ロックを低速モ−ドから高速モ−ドに変える。すなわち
コンピュ−タ42は、供給される電源電圧が3Vから5
Vに上昇するまでの一定の時間を待ってから、クロック
を低速モ−ドから高速モ−ドに切り換える処理を行って
いる。これは、コンピュ−タ42の電源電圧が低い状態
で、クロックを高速モ−ドにしないための処理である。
【0044】この処理を行う理由を図6を使って説明す
る。図6はコンピュ−タの電源電流と電源電圧に関する
特性の一例を示すグラフであり、縦軸は電源電流、横軸
は電源電圧を表す。4本の特性曲線は各クロックモ−ド
に対応する特性を示すものである。また特性曲線の実線
部分は、各クロックモ−ドにおいてコンピュ−タが正常
に動作しうる電源電圧の変動範囲を示すものである。こ
れによると、クロックモ−ドが高速から低速になるほど
電源の変動範囲は低電圧側に広くなる傾向があることが
わかる。すなわち高速モ−ドにおける電源電圧の変動範
囲は4.5から5.5Vであるが、低速モ−ドにおいて
は3.5から5.5Vになっている。したがって、待機
電力を減らすために待機状態におけるコンピュ−タの電
源電圧を前記変動範囲の下限に設定したばあい、コンピ
ュ−タは高速モ−ドのクロックでは動作できなくなる。
この問題を解決するために、コンピュ−タ42は、供給
される電源電圧が低い状態ではクロックを高速モ−ドに
しないようにする上記の処理を行っている。
【0045】時刻T5おいて、待機状態を指定する機器
操作信号S1が入力回路41に送られてくる。
【0046】時刻T6において、コンピュータ42はク
ロックを高速モードから低速モードに変える。すなわち
コンピュ−タ42は、供給される電源電圧が5Vから3
Vに低下する前に、クロックを高速モ−ドから低速モ−
ドに切り換える処理を行っている。これも時刻T4にお
ける処理と同じく、コンピュ−タ42の電源電圧が低い
状態で、クロックを高速モ−ドにしないための処理であ
る。
【0047】時刻T7において、コンピュ−タ42は動
作状態選択信号S4を0Vにする。これによりnpnト
ランジスタQのコレクタ電流は流れなくなり、リレ−R
Lは、一定時間後に接点を開放させ、主電源回路1Aの
入力に対する電圧の供給が断たれる。
【0048】時刻T8において、入力を断たれた主電源
1Aの出力は0Vに向かって低下し、主回路3へ電源電
圧が供給されなくなるため、動作状態は通常状態から待
機状態に移行する。上記によりA点の電圧が0Vになる
一方、B点の電圧は3Vのままなので、B点の電圧3V
はA点の電圧0Vより大きくなって、ダイオ−ドD2は
導通し、ダイオ−ドD1は非導通になる。よってC点の
電圧は3Vになる。
【0049】以上説明したように、第3の実施形態によ
れば、待機状態におけるコンピュータ42のクロックを
高速モードから低速モードに設定することに加え、待機
状態において従回路4に供給する電圧を通常状態より小
さくすることにより、コンピュータ42が待機状態で消
費する電力を削減できる。
【0050】従回路4Bに供給する電圧を通常状態より
小さくすることによって、コンピュータ42の消費する
待機電力が削減される効果を、図7を使って説明する図
7はコンピュ−タの電源電流と電源電圧に関する特性の
一例を示すグラフであり、縦軸は電源電流、横軸は電源
電圧を表す。4本の特性曲線は各クロックモ−ドに対応
する特性を示すものである。これによると、クロックモ
ードを一定にしておいて電源電圧を減少させると、電源
電流も減少することがわかる。すなわちクロックが低速
モードのときにおける電源電流は、電源電圧が5Vのと
きに3.2mAであるのに対し、3Vのとき1.8mA
になっている。これを消費電力に換算すると、電源電圧
が5Vのときに16mWであった消費電力が、電源電圧
を3Vに下げることによって5.4mWにまで減少する
ことがわかる。つまり、この図の例によれば、待機状態
でクロックを低速モードにしたコンピュータの電源電圧
を5Vから3Vに下げるこにより、コンピュータの消費
電力を3分の1程度に削減させる効果があることがわか
る。
【0051】次に、本発明に係る電子機器の第4の実施
形態についてい説明する。第4の実施形態の特徴は、第
2の実施形態を示す図3と同じの回路構成で、待機状態
におけるコンピュータ42のクロックを、スリープモー
ドに設定することにある。スリープモードにおいて、コ
ンピュータは動作を停止しており、そのときコンピュー
タの消費する電力は他のクロックモードに比べて最も少
ない。
【0052】図5は第4の実施形態の動作を説明したタ
イミングチャートである。図5と図4にある同じ符号
は、図3と同じの内容である。時刻T0において、動作
状態選択信号S4は0Vに設定されており、リレ−RL
の接点は開放している。このため主電源1Aは出力せ
ず、主回路3Aに電圧が供給されていないので、電子機
器の動作状態は待機状態にある。上記により、A点の電
圧は0Vになっており、一方B点の電圧は、待機動作用
電源2の出力4Vを安定化回路Uによって降圧した3V
になっている。したがって、B点の電圧3VはA点の電
圧0Vより大きくなって、ダイオ−ドD2が導通し、ダ
イオ−ドD1が非導通になって、C点の電圧は3Vにな
っている。なお、コンピュ−タ42のクロックはスリー
プモ−ドに設定されており、コンピュータ42は動作を
停止している。
【0053】時刻T1において、機器操作信号S1が入
力回路41に送られてくると、入力回路41はコンピュ
ータ42にスリープモードを解除するための信号を送
る。この信号を受け取ったコンピュータ42は、クロッ
クを低速モードに設定して、動作を開始する。これによ
り、コンピュータ42は入力回路41から送られてくる
機器操作信号S1の処理を行い、機器制御信号S3を主
回路3Aへ送る。
【0054】時刻T2において、コンピュ−タ42は動
作状態選択信号S4として3Vを出力する。この電圧を
受けた抵抗RはnpnトランジスタQのベースに電流を
流し、npnトランジスタQのコレクタとエミッタが導
通してリレ−RLは駆動される。駆動されたリレーRL
は一定の時間の後に接点を導通させ、これにより主電源
1Aの入力に電圧が供給される。時刻T3において、入
力電圧を供給された主電源1Aの出力電圧は5Vにな
り、主回路3には電源電圧が供給されるため、動作状態
は待機状態から通常状態に移行する。一方、B点の電圧
は3Vのままなので、B点の電圧3VはA点の電圧5V
より小さくなって、ダイオ−ドD2は非導通になり、ダ
イオ−ドD1が導通する。よってC点の電圧は主電源1
Aの出力5Vになる。
【0055】時刻T4において、コンピュ−タ42はク
ロックを低速モ−ドから高速モ−ドに変える。すなわち
コンピュ−タ42は、供給される電源電圧が3Vから5
Vに上昇するまでの一定の時間を待ってから、クロック
を低速モ−ドから高速モ−ドに切り換える処理を行って
いる。これは、コンピュ−タ42の電源電圧が低い状態
で、クロックを高速モ−ドにしないための処理である。
【0056】時刻T5おいて、待機状態を指定する機器
操作信号S1が入力回路41に送られてくる。
【0057】時刻T6において、コンピュ−タ42動作
状態選択信号S4として0Vを出力する。続けてT7に
おいてコンピュータ42はクロックを高速モードからス
リープモードに変更し、コンピュ−タ42の動作を停止
する。時刻T6の動作によって、リレ−RLは接点を開
放し、これにより主電源1Aの入力に対する電圧の供給
が断たれて、主電源1Aの出力は0Vに向かって低下す
るが、時刻T6と時刻T7の動作が完了する時間は主電
源1の出力が低下し始めるまでの時間より十分短いの
で、時刻T7の動作が完了したあとも、動作状態はしば
らく通常状態を保持している。
【0058】時刻T8において、主電源1の出力は0V
に向かって低下し、主回路3Aへ電源電圧が供給されな
くなるため、動作状態は通常状態から待機状態に移行す
る。上記によりA点の電圧が0Vになる一方、B点の電
圧は3Vのままなので、B点の電圧3VがA点の電圧0
Vより大きくなって、ダイオ−ドD2は導通し、ダイオ
−ドD1は非導通になる。よってC点の電圧は3Vにな
る。
【0059】以上説明したように、第4の実施形態によ
れば、待機状態におけるコンピュータ42のクロックを
高速モードからスリープモードに設定することに加え、
待機状態において従回路4Bに供給する電圧を通常状態
より小さくすることにより、コンピュータ42が待機状
態で消費する電力を削減できる。
【0060】従回路4Bに供給する電圧を通常状態より
小さくすることによって、コンピュータ42の消費する
待機電力が削減される効果を、図7を使って説明する。
これによると、第2の実施形態における低速モードと同
様に、クロックモードをスリープモードに設定して電源
電圧を減少させると、電源電流も減少することがわか
る。すなわちクロックが低速モードのときにおける電源
電流は、電源電圧が5Vのときに2.3mAであるのに
対し、3Vのとき1.2mAになっている。これを消費
電力に換算すると、電源電圧が5Vのときに11.5m
Wであった消費電力が、電源電圧を3Vに下げることに
よって3.6mWにまで減少することがわかる。つま
り、この図の例によれば、待機状態でクロックをスリー
プモードにしたコンピュータの電源電圧を5Vから3V
に下げるこにより、コンピュータの消費電力を3分の1
程度に削減させる効果があることが分かる。
【0061】
【発明の効果】本発明によれば、待機電力の削減できる
電子機器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の待機電力制御を行う電子機器
の、第1の実施形態を示す回路図である。
【図2】図2は本発明の待機電力制御を行う電子機器
の、第2の実施形態を示す回路図である。
【図3】図3は本発明の待機電力制御を行う電子機器
の、第3の実施形態を示す回路図である
【図4】図4は本発明の待機電力制御を行う電子機器
の、第3の実施形態の動作を示すタイミングチャートで
ある。
【図5】図5は本発明の待機電力制御を行う電子機器
の、第4の実施形態の動作を示すタイミングチャートで
ある。
【図6】図6はクロックのモードに対するコンピュータ
の電源電圧と電源電流の関係、および電源電圧の変動範
囲を示すグラフである。
【図7】図7はクロックのモードに対するコンピュータ
の電源電圧と電源電流の関係を示すグラフである。
【符号の説明】
1,1A…主電源、2,2A…待機動作用電源、3,3
A…主回路、4,4A,4B…従回路、5…電源切換
部、6…入力スイッチ、S1…機器操作信号、S4…動
作状態選択信号、S3…機器制御信号。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井上 浩之 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 小沼 健一 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5B011 DA01 DB23 HH02 KK02 KK03 LL13 MA01 5B079 BA01 BB04 BB05 BC01 5G015 FA08 GB02 HA15 JA05 JA06 JA07 JA62

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】待機状態と通常状態を有する電子機器であ
    って、 通常状態を選択する動作状態選択信号を受けたとき第1
    の電圧を出力し、待機状態を選択する動作状態選択信号
    を受けたとき第2の電圧を出力する主電源と、 上記第1の電圧より小さく上記第2の電圧より大きい第
    3の電圧を出力する待機動作用電源と、 上記主電源による第1の電圧を受けて通常状態の動作を
    行い、上記主電源による第2の電圧を受けて動作を停止
    する主回路と、 上記主電源による第1の電圧を受けて通常状態の動作を
    行い、上記待機動作用電源による第3の電圧を受けて待
    機状態の動作を行う従回路と、 上記主電源の出力ならびに上記待機動作用電源の出力を
    受けて、いずれか大きい電圧を選択して従回路に供給す
    る電源切換部とを有する電子機器。
  2. 【請求項2】上記従回路は、 機器操作信号を受け取り、 機器操作信号が通常状態を指定する信号のときは通常状
    態を選択する動作状態選択信号を上記主電源に出力し、 機器操作信号が待機状態を指定する信号のときは待機状
    態を選択する動作状態選択信号を上記主電源に出力す
    る、 請求項1記載の電子機器。
  3. 【請求項3】上記従回路は、 通常状態のときには機器制御信号を上記主回路に出力す
    る、 請求項2記載の電子機器。
  4. 【請求項4】上記従回路は、 通常状態のときには第1の周波数で動作し、 待機状態のときには当該第1の周波数より低い第2の周
    波数で動作する、 請求項1記載の電子機器。
  5. 【請求項5】上記従回路は、 通常状態のときには第1の周波数で動作し、 待機状態のときには当該第1の周波数より低い第2の周
    波数で動作する、 請求項3記載の電子機器。
  6. 【請求項6】上記主回路は、 通常状態のときには第1の周波数で動作し、 上記従回路は、 通常状態のときには上記機器制御信号が第1の周波数に
    同期する、 請求項5記載の電子機器。
  7. 【請求項7】上記従回路は、 待機状態において上記通常状態を指定する機器操作信号
    を受け取ったときは、上記通常状態を選択する動作状態
    選択信号を主電源に出力したあと、あらかじめ設定した
    時間の経過後に、動作周波数を第1の周波数に切り換え
    る、 請求項5記載の電子機器。
  8. 【請求項8】上記従回路は、 通常状態において上記待機状態を指定する機器操作信号
    を受け取ったときは、動作周波数を第2の周波数に切り
    換えたあと、上記待機状態を選択する動作状態選択信号
    を主電源に出力する、 請求項7記載の電子機器。
  9. 【請求項9】上記従回路は、 待機状態において上記機器操作信号を受け取ったとき
    は、動作周波数を第1の周波数より低い第3の周波数に
    切り換えてから上記通常状態を選択する動作状態選択信
    号を主電源に出力し、あらかじめ設定した時間の経過後
    に、動作周波数を第1の周波数に切り換える、 請求項5記載の電子機器。
  10. 【請求項10】上記従回路は、 通常状態において上記待機状態を指定する機器操作信号
    を受け取ったときは、上記待機状態を選択する動作状態
    選択信号を主電源に出力したあと、動作周波数を第2の
    周波数に切り換える、 請求項9記載の電子機器。
  11. 【請求項11】上記従回路は、 待機状態において上記通常状態を指定する機器操作信号
    を受け取ったときは、上記通常状態を選択する動作状態
    選択信号を主電源に出力したあと、あらかじめ設定した
    時間の経過後に、動作周波数を第1の周波数に切り換え
    る、 請求項6記載の電子機器。
  12. 【請求項12】上記従回路は、 通常状態において上記待機状態を指定する機器操作信号
    を受け取ったときは、動作周波数を第2の周波数に切り
    換えたあと、上記待機状態を選択する動作状態選択信号
    を主電源に出力する、 請求項11記載の電子機器。
  13. 【請求項13】上記従回路は、 待機状態において上記機器操作信号を受け取ったとき
    は、動作周波数を第1の周波数より低い第3の周波数に
    切り換えてから上記通常状態を選択する動作状態選択信
    号を主電源に出力し、あらかじめ設定した時間の経過後
    に、動作周波数を第1の周波数に切り換える、 請求項6記載の電子機器。
  14. 【請求項14】上記従回路は、 通常状態において上記待機状態を指定する機器操作信号
    を受け取ったときは、上記待機状態を選択する動作状態
    選択信号を主電源に出力したあと、動作周波数を第2の
    周波数に切り換える、 請求項13記載の電子機器。
  15. 【請求項15】待機状態と通常状態を有する電子機器で
    あって、 入力に所定の電圧を受けて第1の電圧を出力する主電源
    と、 上記主電源の入力と電子機器に電圧を供給する入力との
    間に接続され、通常状態を選択する動作状態選択信号を
    受けたとき導通し、待機状態を選択する動作状態選択信
    号を受けたとき開放する入力スイッチと、 上記第1の電圧より小さい第2の電圧を出力する待機動
    作用電源と、 上記主電源による第1の電圧を受けて通常状態の動作を
    行う主回路と、 上記主電源による第1の電圧を受けて通常状態の動作を
    行い、上記待機動作用電源による第2の電圧を受けて待
    機状態の動作を行う従回路と、 上記主電源の出力ならびに上記待機動作用電源の出力を
    受けて、いずれか大きい電圧を選択して従回路に供給す
    る電源切換部とを有する電子機器。
  16. 【請求項16】上記従回路は、 機器操作信号を受け取り、 機器操作信号が通常状態を指定する信号のときは通常状
    態を選択する動作状態選択信号を上記入力スイッチに出
    力し、 機器操作信号が待機状態を指定する信号のときは待機状
    態を選択する動作状態選択信号を上記入力スイッチに出
    力する、 請求項15記載の電子機器。
  17. 【請求項17】上記従回路は、 通常状態のときには機器制御信号を上記主回路に出力す
    る、 請求項16記載の電子機器。
  18. 【請求項18】上記従回路は、 通常状態のときには第1の周波数で動作し、 待機状態のときには当該第1の周波数より低い第2の周
    波数で動作する、 請求項15記載の電子機器。
  19. 【請求項19】上記従回路は、 通常状態のときには第1の周波数で動作し、 待機状態のときには当該第1の周波数より低い第2の周
    波数で動作する、 請求項17記載の電子機器。
  20. 【請求項20】上記主回路は、 通常状態のときには第1の周波数で動作し、 上記従回路は、 通常状態のときには上記機器制御信号が第1の周波数に
    同期する、請求項19記載の電子機器。
  21. 【請求項21】上記従回路は、 待機状態において上記通常状態を指定する機器操作信号
    を受け取ったときは、上記通常状態を選択する動作状態
    選択信号を入力スイッチに出力したあと、あらかじめ設
    定した時間の経過後に、動作周波数を第1の周波数に切
    り換える、 請求項19記載の電子機器。
  22. 【請求項22】上記従回路は、 通常状態において上記待機状態を指定する機器操作信号
    を受け取ったときは、動作周波数を第2の周波数に切り
    換えたあと、上記待機状態を選択する動作状態選択信号
    を入力スイッチに出力する、 請求項21記載の電子機器。
  23. 【請求項23】上記従回路は、 待機状態において上記機器操作信号を受け取ったとき
    は、動作周波数を第1の周波数より低い第3の周波数に
    切り換えてから上記通常状態を選択する動作状態選択信
    号を入力スイッチに出力し、あらかじめ設定した時間の
    経過後に、動作周波数を第1の周波数に切り換える、 請求項19記載の電子機器。
  24. 【請求項24】上記従回路は、 通常状態において上記待機状態を指定する機器操作信号
    を受け取ったときは、上記待機状態を選択する動作状態
    選択信号を入力スイッチに出力したあと、動作周波数を
    第2の周波数に切り換える、 請求項23記載の電子機器。
  25. 【請求項25】上記従回路は、 待機状態において上記通常状態を指定する機器操作信号
    を受け取ったときは、上記通常状態を選択する動作状態
    選択信号を入力スイッチに出力したあと、あらかじめ設
    定した時間の経過後に、動作周波数を第1の周波数に切
    り換える請求項20記載の電子機器。
  26. 【請求項26】上記従回路は、 通常状態において上記待機状態を指定する機器操作信号
    を受け取ったときは、動作周波数を第2の周波数に切り
    換えたあと、上記待機状態を選択する動作状態選択信号
    を入力スイッチに出力する、 請求項25記載の電子機器。
  27. 【請求項27】上記従回路は、 待機状態において上記機器操作信号を受け取ったとき
    は、動作周波数を第1の周波数より低い第3の周波数に
    切り換えてから上記通常状態を選択する動作状態選択信
    号を入力スイッチに出力し、あらかじめ設定した時間の
    経過後に、動作周波数を第1の周波数に切り換える、 請求項20記載の電子機器。
  28. 【請求項28】上記従回路は、 通常状態において上記待機状態を指定する機器操作信号
    を受け取ったときは、上記待機状態を選択する動作状態
    選択信号を入力スイッチに出力したあと、動作周波数を
    第2の周波数に切り換える、 請求項28記載の電子機器。
JP35222899A 1999-12-10 1999-12-10 待機状態と通常状態を有する電子機器 Expired - Fee Related JP4092834B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35222899A JP4092834B2 (ja) 1999-12-10 1999-12-10 待機状態と通常状態を有する電子機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35222899A JP4092834B2 (ja) 1999-12-10 1999-12-10 待機状態と通常状態を有する電子機器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001178021A true JP2001178021A (ja) 2001-06-29
JP4092834B2 JP4092834B2 (ja) 2008-05-28

Family

ID=18422641

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35222899A Expired - Fee Related JP4092834B2 (ja) 1999-12-10 1999-12-10 待機状態と通常状態を有する電子機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4092834B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004280182A (ja) * 2003-03-12 2004-10-07 Fuji Xerox Co Ltd 電源装置
JP2007293578A (ja) * 2006-04-25 2007-11-08 Sharp Corp 電子機器
EP1879383A2 (en) * 2006-07-13 2008-01-16 Funai Electric Co., Ltd. Power supply circuit for a liquid crystal display device
US7495413B2 (en) * 2001-09-21 2009-02-24 Defibtech Llc Medical device battery system including a secondary power supply
US7930023B2 (en) 2001-09-21 2011-04-19 Defibtech, Llc Automatic external defibrillator with active status indicator

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008179500A (ja) * 2007-01-24 2008-08-07 Konica Minolta Opto Inc 光学ガラス及び光学素子

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7495413B2 (en) * 2001-09-21 2009-02-24 Defibtech Llc Medical device battery system including a secondary power supply
US7930023B2 (en) 2001-09-21 2011-04-19 Defibtech, Llc Automatic external defibrillator with active status indicator
US8224441B2 (en) 2001-09-21 2012-07-17 Defibtech, Llc Automatic external defibrillator with active status indicator
US8494628B2 (en) 2001-09-21 2013-07-23 Defibtech, Llc Automatic external defibrillator with active status indicator
US8498701B2 (en) 2001-09-21 2013-07-30 Defibtech, LLP Automatic external defibrillator with active status indicator
JP2004280182A (ja) * 2003-03-12 2004-10-07 Fuji Xerox Co Ltd 電源装置
JP4547860B2 (ja) * 2003-03-12 2010-09-22 富士ゼロックス株式会社 電源装置
JP2007293578A (ja) * 2006-04-25 2007-11-08 Sharp Corp 電子機器
EP1879383A2 (en) * 2006-07-13 2008-01-16 Funai Electric Co., Ltd. Power supply circuit for a liquid crystal display device
US7638905B2 (en) 2006-07-13 2009-12-29 Funai Electric Co., Ltd. Voltage for LCD
EP1879383A3 (en) * 2006-07-13 2011-10-05 Funai Electric Co., Ltd. Power supply circuit for a liquid crystal display device

Also Published As

Publication number Publication date
JP4092834B2 (ja) 2008-05-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2019128055A1 (zh) 一种超低功耗电源结构
KR101365100B1 (ko) 동적 스위칭을 이용한 저전력 소모 시동 회로
US9740254B2 (en) Electronic control unit
US20080054725A1 (en) Power supply apparatus
JP2006133936A (ja) 電源装置、及び携帯機器
US7598627B2 (en) Switch-mode power supply
WO2009004072A1 (en) An integrated electronic device including circuitry for providing a system supply voltage from a primary power supply
JPH10242831A (ja) 半導体集積回路装置
JP2001178021A (ja) 電子機器
JP2009266121A (ja) レギュレータ
JPWO2005001938A1 (ja) 半導体集積回路
US20100007400A1 (en) Power supply circuit for pulse width modulation controller
JPH0744246A (ja) 電源接続回路及び電源線用スイッチic
JP2004180472A (ja) 電源切替回路
JP2005289204A (ja) 給電制御装置
JP2000197268A (ja) 電子機器の電源装置
JP2000148268A (ja) 自動解消式起動パルス発生器
JP2003235260A (ja) 2重化電源システム
JPH07123719A (ja) 多出力型電源装置
JP2005165801A (ja) メモリカードスロットを備えた電子機器
JP2005032260A (ja) わずかな充電電流を用いたブートストラップキャパシタ充電回路
JP2007159371A (ja) 電源装置
JP2007336744A (ja) 電源回路および電源供給装置
KR100431321B1 (ko) 전원 자동 차단장치
JP2002281692A (ja) 太陽電池の充電回路とそれを搭載した半導体装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060308

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070810

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071120

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080121

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080212

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080225

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110314

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110314

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees