JP2001125023A - マルチビームスキャナ - Google Patents

マルチビームスキャナ

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JP2001125023A
JP2001125023A JP30918799A JP30918799A JP2001125023A JP 2001125023 A JP2001125023 A JP 2001125023A JP 30918799 A JP30918799 A JP 30918799A JP 30918799 A JP30918799 A JP 30918799A JP 2001125023 A JP2001125023 A JP 2001125023A
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scanning
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light
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Ryota Kato
亮太 加藤
Yutaka Hattori
豊 服部
Koji Ito
孝治 伊藤
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Brother Industries Ltd
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    • B41J2/473Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material using the combination of scanning and modulation of light using dot sequential main scanning by means of a light deflector, e.g. a rotating polygonal mirror using multiple light beams, wavelengths or colours
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各主走査ラインの露光量を適切に調整するこ
とにより高速でかつ高精細な画像を露光することができ
るマルチビームスキャナを提供すること。 【解決手段】 マルチビームスキャナの制御部9は、L
D1制御回路95、LD2制御回路96からの駆動信号
でレーザダイオードLD1,LD2が発振され、変調回
路94により画像信号に基づいて変調された2本のレー
ザビームLBを、それぞれポリゴンミラーで偏向させて
同時に感光体ドラム上の隣接した走査ラインSL1,S
L2を主走査し、感光体ドラムを回転させて副走査す
る。感光体ドラムの回転を検出するロータリーエンコー
ダ79と、感光体の搬送速度Vを検出する速度検出回路
91と、搬送速度Vと基準搬送速度Voとを比較する比
較回路92と、光量制御回路93を備え、副走査が所定
速度と異なる場合はレーザダイオードLD1の光量を変
化させ、画像濃度のバランスを補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、副走査の速度変動
に応じて光量を調整できるマルチビームスキャナに関す
る。
【0002】
【従来の技術】画像信号に基づいて変調された光ビーム
をポリゴンミラーなどで偏向させて、感光体上を主走査
しながら、感光体を移動させて副走査して順次照射する
ことにより画像を露光する、例えばレーザビームプリン
タなどに利用されるビームスキャナにおいて、近年、複
数の光ビームを同時に照射して複数の走査ラインを同時
に主走査するマルチビームスキャナが提案されている。
このマルチビームスキャナは、複数の走査ラインを同時
に主走査できるため、1つの光ビームだけで主走査する
より短時間に感光体への露光ができるというメリットが
あった。また、感光体上に同時に走査される光ビームの
間隔については常に一定に保たれ、ビーム間の間隔のム
ラが生じにくいというメリットもあった。ここで、副走
査の速度にムラが生じた場合、走査ライン間の間隔が狭
くなれば印字濃度がその部分については濃くなり、走査
ライン間の間隔が広くなれば印字濃度がその部分につい
ては薄くなるため、従来のビームスキャナにおいては、
例えば、特許第2575849号公報に記載された画像
露光方法及びその装置のように、副走査の搬送ムラによ
る印字濃度のムラを補正するため、感光体ドラムに取り
付けたエンコーダに連動して露光量全体をパワーを変化
させることで補正するような方法が行われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、マルチ
ビームスキャナにおいては、副走査の速度変動があった
場合に、走査ラインの間隔が一定のところと速度によっ
て間隔の大きさが変化するところがあり、複数の光ビー
ムの露光量全体を一律に変化させれば却って露光バラン
スが崩れ、印字濃度のバランスとれた高精細な画像を形
成することができなくなるという問題があった。
【0004】この発明は上記課題を解決するものであ
り、各主走査ラインの露光量を適切に調整することによ
り高速でかつ印字濃度のムラのない高精細な画像を露光
することができるマルチビームスキャナを提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、請求項1に係る発明のマルチビームスキャナでは、
画像信号に基づいて変調された複数の光ビームを、それ
ぞれ偏向させて同時に感光体上の隣接した複数ラインを
主走査させながら、感光体を移動させて副走査して順次
照射することにより画像を露光するマルチビームスキャ
ナにおいて、前記感光体の移動速度を検出する移動速度
検出手段と、該移動速度検出手段で検出された移動速度
に基づいて、前記複数の光ビームのうちの一部の光ビー
ムの光量を調整するように制御する光量制御手段とを備
えたことを特徴とする。
【0006】この構成に係るマルチビームスキャナで
は、画像信号に基づいて変調された複数の光ビームを、
それぞれ偏向させて同時に感光体上の隣接した複数ライ
ンを主走査させながら、感光体を移動させて副走査して
順次照射することにより画像を露光することで高速な露
光を行うとともに、移動速度検出手段により感光体の移
動速度を検出して、その結果に基づいて光量制御手段に
より複数の光ビームのうちの一部の光ビームの光量を調
整するように制御して、走査ラインに隣接する走査ライ
ンとの関係においてきめ細かな露光量の調整を行うこと
で、高速でかつ高精細な画像を露光するすることができ
る。
【0007】また、請求項2に係る発明のマルチビーム
スキャナでは、請求項1に記載のマルチビームスキャナ
の構成に加え、前記光量制御手段は、前記移動速度検出
手段により感光体の移動速度が所定の速度とは異なる速
度と検出された場合は、前記複数の光ビームのうち前記
感光体の副走査方向の最も後尾側を走査する光ビームの
光量を、速度に応じて変化させることを特徴とする。
【0008】この構成に係るマルチビームスキャナで
は、移動速度検出手段により感光体の移動速度が所定の
速度と異なる速度と検出された場合に、光量制御手段に
より複数の光ビームのうち速度変化により露光濃度に影
響を与える感光体の副走査方向の最も後尾側の走査ライ
ンを走査する光ビームの光量を、速度に応じて変化させ
ることで、走査ラインの光量を調整することができる。
そのため、最小限の走査ラインの光量の調整で全体にム
ラのないバランスの取れた高精細な画像を露光するする
ことができる。
【0009】請求項3に係る発明のマルチビームスキャ
ナでは、請求項1又は請求項2に記載のマルチビームス
キャナの構成に加え、前記光量制御手段は、前記移動速
度検出手段により感光体の移動速度が所定の速度とは異
なる速度と検出された場合は、前記複数の光ビームのう
ち前記感光体の副走査方向の最も先頭側を走査する光ビ
ームの光量を、速度に応じて変化させることを特徴とす
る。
【0010】この構成に係るマルチビームスキャナで
は、移動速度検出手段により感光体の移動速度が所定の
速度と異なる速度と検出された場合に、光量制御手段に
より複数の光ビームのうち速度変化により露光濃度に影
響を与える感光体の副走査方向の最も先頭側の走査ライ
ンを走査する光ビームの光量を、速度に応じて変化させ
ることで、走査ラインの光量を調整することができる。
そのため、最小限の走査ラインの光量の調整で全体にム
ラのないバランスの取れた高精細な画像を露光するする
ことができる。さらに、副走査方向の最も後尾側の光ビ
ームと、最も先頭側の光ビームの両方を調整すること
で、さらに自然な感じで全体にムラのないバランスの取
れた高精細な画像を露光するすることができる。
【0011】請求項4に係る発明のマルチビームスキャ
ナでは、請求項2に記載のマルチビームスキャナの構成
に加え、前記光量制御手段は、前記移動速度検出手段に
より感光体の移動速度が所定の速度より遅い速度、又は
速い速度と検出された場合は、前記複数の光ビームのう
ち前記感光体の副走査方向の最も後尾側を走査する光ビ
ームの光量を、感光体の移動速度が遅い場合は減少さ
せ、感光体の移動速度が速い場合は増加させることを特
徴とする。
【0012】この構成に係るマルチビームスキャナで
は、移動速度検出手段により感光体の移動速度が所定の
速度より遅い速度、又は速い速度と検出された場合に、
光量制御手段により複数の光ビームのうち速度変化によ
り露光濃度に影響を与える感光体の副走査方向の最も後
尾側の走査ラインを走査する光ビームの光量を、速度が
遅い場合は減少させ、速度が速い場合は増加させること
で、走査ラインの光量を調整することができる。そのた
め、モータの回転ムラ、電圧の変動などにより、副走査
速度が増減した場合にも、最低限の走査ラインの光量を
増加、減少させることで露光バランスを調整するため、
比較的簡易な構成で高精細な画像を露光することができ
る。
【0013】請求項5に係る発明のマルチビームスキャ
ナでは、請求項3に記載のマルチビームスキャナの構成
に加え、前記光量制御手段は、前記移動速度検出手段に
より感光体の移動速度が所定の速度より遅い速度と検出
された場合は、前記複数の光ビームのうち前記感光体の
副走査方向の最も先頭側を走査する光ビームの光量を、
速度に応じて減光させることを特徴とする。
【0014】この構成に係るマルチビームスキャナで
は、移動速度検出手段により感光体の移動速度が所定の
速度より遅い速度、又は速い速度と検出された場合に、
光量制御手段により複数の光ビームのうち速度変化によ
り露光濃度に影響を与える感光体の副走査方向の最も先
頭側の走査ラインを走査する光ビームの光量を、速度が
遅い場合は減少させ、速度が速い場合は増加させること
で、走査ラインの光量を調整することができる。そのた
め、モータの回転ムラ、電圧の変動などにより、副走査
速度が増減した場合にも、最低限の走査ラインの光量を
増加、減少させることで露光バランスを調整するため、
比較的簡易な構成で高精細な画像を露光することができ
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るマルチビーム
スキャナを用いた好ましい1の実施の形態であるレーザ
プリンタ1により、添付図面を参照して説明する。まず
最初に、本発明のマルチビームスキャナであるレーザス
キャナ2の構成について図面を参照しながらその概略を
説明する。
【0016】図2は、レーザスキャナ12の概略を模式
的に示す図である。図2で示すように、レーザスキャナ
12は、発光部47と、ポリゴンミラー23と、fθレ
ンズ31等から構成されている。発光部47は、2つの
レーザダイオードLD1,LD2(以下特に区別しない
場合はレーザダイオードLDという。)を備えるもので
ある。それぞれ画像信号に基づいて変調されたレーザダ
イオードLD1,LD2が発振され射出された2本のレ
ーザビームLB1,LB2(以下特に区別しない場合は
レーザビームLBという。)は、図示しないコリメート
レンズ、シリンドリカルレンズを介し、ポリゴンミラー
23に投射される。ポリゴンミラー23は、ポリゴンミ
ラー駆動モータ24に駆動され矢印方向に高速で回転し
て2本のレーザビームLB1,LB2を、それぞれ等角
運動をするように偏向する。この等角運動をするレーザ
ビームLB1,LB2は、fθレンズ31により感光体
ドラム77上を矢印方向に略同時に等速に移動するよう
に照射され、感光体ドラム77上において隣接した複数
の走査ラインSL1,SL2(以下特に区別しない場合
は走査ラインSLという。)が走査され露光される。
【0017】このレーザビームLB1は、感光体ドラム
77を走査する直前に開始ビームディテクタ49に受光
されて、主走査の開始の信号を制御部9に送信する。ま
た、制御部9は主走査のタイミングに同期するように、
アクチュエータであるステッピングモータ78を駆動し
て感光体ドラム77を回転させる。感光体ドラム77が
回転することで、露光すべき感光体が矢印方向に移動さ
れて感光体ドラム77の表面に設けられた感光体が矢印
方向に相対的に副走査され、順次照射することにより感
光体全体を露光して潜像を形成する。この感光体ドラム
77の回転は、光学式のロータリーエンコーダ79によ
り電気的に変換されて制御部9にフィードバックされ制
御される。ロータリーエンコーダ79は、感光体ドラム
77と連動して回転するように設けられ、所定角毎にス
リットが穿設された円板状部材を投光器と受光器からな
る光センサで挟んで構成され、この回転する円盤状部材
を透過する光線を受光器で検出して、速度情報をパルス
状の電気的信号に変換する。
【0018】ここで図3は、レーザスキャナ12の光量
を調整する制御部9の機能を説明するブロック図であ
る。制御部9は、速度検出回路91、比較回路92、光
量制御回路93、変調回路94、LD1制御回路95、
LD2制御回路96から構成される。本実施の形態にお
いて制御部9は、図示しないCPU、RAM、ROM等
を備えたコンピュータと、それぞれ電子回路により構成
された回路91〜94から構成されているが、制御部9
のROMに記憶された制御プログラムに基づいてCPU
により各回路の機能がソフト的に実行されるように構成
してもよいことはいうまでもない。
【0019】図3に示すように、ロータリーエンコーダ
79により電気的信号に変換された速度情報は、速度検
出回路91により感光体の搬送速度Vとして検出され、
検出された搬送速度Vは比較回路92において制御部9
の図示しないROMに記憶された所定の基準搬送速度V
oと比較される。そして、基準搬送速度Voとの比較の
結果に基づいて光量制御回路93により、レーザダイオ
ードLD1の光量を制御する制御信号がLD1制御回路
95に送出される。光量制御回路93は、搬送速度が遅
くなり、走査ライン間の間隔が狭くなった部分で露光量
が過大になる場合には、所定の割合でレーザダイオード
LD1への出力を低下させて光量を減少させ適正露光と
するように制御する。もしくは、搬送速度が速くなり、
走査ライン間の間隔が広くなった部分で露光量が不足す
る場合は、所定の割合でレーザダイオードLD1への出
力を増加させて光量を増加させ適正露光とするように制
御する。なお、LD2制御回路96からは、常に一定の
出力の駆動信号が出力される。変調回路94は、入力さ
れた画像データに基づいて、LD1制御回路95、LD
2制御回路96にそれぞれ走査位置に応じた所定の画像
信号を送出する。LD1制御回路95、LD2制御回路
96は、入力された制御信号である画像信号に基づいて
駆動信号をレーザダイオードLD1及びレーザダイオー
ドLD2に送出して出力をON、OFFする。
【0020】ここで、図5は、感光体ドラム上77にお
けるレーザビームLB1,LB2により形成される走査
ラインSL1,SL2を説明する模式図である。本実施
の形態のレーザスキャナ12では、感光体ドラム77上
においてレーザダイオードLD1から射出された画像信
号に基づいて変調されたレーザビームLB1が、走査ラ
インSL1の範囲を図5の左端から右方向に主走査する
と同時に、レーザダイオードLD2から射出された画像
信号に基づいて変調されたレーザビームLB2が、走査
ラインSL1を副走査方向に所定の間隔S11(図6参
照)だけずれた位置の走査ラインSL2の範囲を図5の
左端から右方向に主走査する。即ち、レーザビームLB
1,LB2により、同時に2つの平行な走査ラインSL
1、SL2を同時に露光することができる。なお、本実
施の形態の走査ラインSL1と走査ラインSL2の露光
開始位置が、レーザダイオードLD1,LD2の構造か
ら走査ラインSL1に対して走査ラインSL2の方が主
走査方向にずれて配置されているが、もちろん主走査方
向において同じ位置から、あるいは逆の位置に配置され
てもよい。
【0021】次に、図6は、2本のレーザビームLB
1,LB2により2列ずつ主走査しながら、副走査して
露光する状態を示す図である。上記のようにレーザビー
ムLB1,LB2により走査1の走査ラインSL11、
SL12の部分の走査が終了すると、次の走査ラインを
走査するレーザビームLB1、LB2は、図2に示すポ
リゴンミラー23の次の反射面に反射され、再び開始ビ
ームディテクタ49に入射されて次の主走査を開始する
までに感光体ドラム77は、図2の矢印に示す副走査方
向に回転しているので、レーザビームLB1は、図6に
示す走査ラインSL13の左端の位置から主走査を行
い、同時にレーザービームLB2が走査ラインSL14
の左端の位置から再び主走査を行う。このとき、感光体
ドラム77(図2参照)の回転が所定の基準速度で回転
していれば、走査1の走査が開始されてから走査2の部
分の走査が開始されるまでに、走査ラインSL12と走
査ラインSL13との間隔S12が、所定の間隔である
間隔S11と同じ間隔になるように感光体ドラム77が
回転されて副走査されている。そして走査2が終了すれ
ば、レーザビームLB1,LB2が再び主走査3を開始
するまでの間に感光体ドラム77が所定の間隔である間
隔S11、S12、S13と同じ間隔になるように回転
されて副走査され、レーザビームLB1は、走査ライン
SL14から所定の間隔S11、S12、S13と同じ
だけ離れた走査ラインSL15の左端の位置から再び主
走査を行い、同時にレーザービームLB2が走査ライン
SL15から所定の間隔S15の距離だけ離れた走査ラ
インSL16の左端の位置から再び主走査を行う。以上
のように、画像信号に基づいて、間隔S11〜S15が
等間隔になるように副走査が行われつつ主走査が繰り返
され、感光体ドラム77上に潜像が露光されて形成され
る。
【0022】図7は、主走査の速度に対して、所定の速
度より遅く副走査された場合に露光された走査ラインS
Lの状態を示す図である。副走査の速度は、制御部9
(図3参照)によりステッピングモータ78(図2参
照)が、上述のように主走査の速度に同期させて副走査
を行うが、例えば、印刷用紙の搬送路において印刷用紙
をくわえ込むときや、電源電圧の低下などにより副走査
の速度が遅くなる場合がある。このような場合、図7に
示す走査1によりレーザビームLB1により走査ライン
SL21が走査され、これと同時に所定の間隔S21離
れた走査ラインSL22が走査された後に、走査2が開
始されるまでの間までに副走査が所定距離に達するまで
行われず、走査ラインSL22と走査ラインSL23と
の間隔S22が、走査ラインSL21と走査ラインSL
22との所定の間隔S21や、走査ラインSL23と走
査ラインSL24との所定の間隔S23より狭い間隔に
なってしまう。このような場合、走査ラインSL22と
走査ラインSL23との間隔S22が狭いと、他の露光
部分に比べ、画像の濃度が濃くなり、本来の画像信号に
基づいた露光をすることができない。
【0023】図8は、主走査の速度に対して、所定の速
度より速く副走査された場合に露光された走査ラインS
Lの状態を示す図である。例えば、図8に示すように、
電源の一時的な昇圧などにより、副走査の速度が速くな
る場合がある。このような場合、図8に示す走査1によ
りレーザビームLB1により走査ラインSL31が走査
され、これと同時に所定の間隔S31離れた走査ライン
SL32が走査された後に、走査2が開始されるまでの
間までに副走査が所定距離以上に行われたとき、走査ラ
インSL32と走査ラインSL33との間隔S32が、
走査ラインSL31と走査ラインSL32との所定の間
隔S31や、走査ラインSL33と走査ラインSL34
との所定の間隔S33より広い間隔になってしまう。こ
のような場合、走査ラインSL22と走査ラインSL2
3との間隔S22が広いと、他の露光部分に比べ、画像
の濃度が薄くなり、本来の画像信号に基づいた露光をす
ることができない。
【0024】特に、中間トーンのべた塗り部分では、走
査ラインSLの間隔Sがバラつくと縞模様が目立つ虞が
ある。そこで、本実施の形態のレーザスキャナでは、以
下のような制御を行ってレーザダイオードLD1の光量
を調節し、このような濃度ムラを軽減するようにしてい
る。
【0025】ここで図4は、副走査の速度に応じてレー
ザダイオードLD1の光量を調節する手順を示すフロー
チャートである。上記のように副走査の速度が変化した
場合の本実施の形態のレーザスキャナ12における制御
を、図2、図3、図4を参照して以下に説明する。処理
が開始されると(開始)、まず、制御部9の光量制御回
路93におけるレーザダイオードLD1の発光光量P
が、基準発光光量Poになるように初期設定する(ステ
ップ(以下ステップをsと略記する。)1)。この発光
光量Pは、レーザダイオードLD1が実際に発光する光
量であり、レーザダイオードLD1に印加する駆動電圧
をLD1制御回路95により調整することで変化させ
る。
【0026】次に、走査が開始される(s2)。変調回
路94により画像データに基づいた画像信号をLD1制
御回路95及びLD2制御回路96に送出し、LD1制
御回路95及びLD2制御回路96はレーザダイオード
LD1,LD2に変調された駆動電圧を印加し、レーザ
ビームLB1,LB2が、回転させられたポリゴンミラ
ー23に射出される。射出されたレーザビームLB1,
LB2は、ポリゴンミラー23により光束が偏向され、
まずレーザビームLB1が開始ビームディテクタ49に
入射する。レーザビームLB1を受光した開始ビームデ
ィテクタ49は信号を制御部9に送出し、制御部9は、
この信号から主走査開始のタイミングを検出する。そし
てレーザビームLB1,LB2により感光体ドラム77
上で1回目の主走査が行われ、これが終了すると、同様
に再び開始ビームディテクタ49にレーザビームLB1
が入射され、制御部9は2回目の走査の開始を検出し、
2回目の主走査が開始される。このようにして開始ビー
ムディテクタ49により、各回の主走査の開始時点が検
出される。
【0027】そしてこの間、副走査は感光体ドラム77
がステッピングモータ78により回転されることで行わ
れるが、感光体ドラム77の回転は、ロータリーエンコ
ーダ79により検出され、ロータリーエンコーダ79か
らは制御部9の速度検出回路91に信号が送出される。
速度検出回路91は、断続的に受信する信号から、エッ
ジ間の時間をカウントし、このカウント値から感光体ド
ラム77が回転する角速度を検出し、ここから感光体ド
ラム77上での感光体の搬送速度、即ち副走査の速度を
検出する(s3)。ここで、感光体の搬送速度をV[m
/s]とする。そして、主走査速度に対する適正な感光
体の搬送速度を基準搬送速度Vo[m/s]とする。そ
して、比較回路92において速度検出回路91において
検出された感光体の搬送速度Vを、記憶されている基準
搬送速度Voと比較し、感光体の搬送速度の変化の割合
をV/Voにより算出する。なお、具体的にはV/Vo
の値がわかればよいので、実際の搬送速度Vが必ずしも
算出される必要はない。そして、光量制御回路93で
は、
【0028】P=Po(V/Vo)
【0029】により発光光度Pを算出する(s4)。つ
まり、基準搬送速度Voに対する実際の搬送速度Vによ
り、副走査の速度変化の割合を算出して、レーザダイオ
ードLD1の基準発光光量Poに対応する出力から、こ
の割合で出力を変化させて、実際の発光光量Pを決定す
るものである。なお、この演算においても、PとPoの
比がわかればよいので、必ずしもP及びPoの値が算出
される必要はない。そして、LD1制御回路95におい
て、レーザダイオードLD1に対する駆動信号の出力を
発光光度Pに対応する出力に調整して、レーザダイオー
ドLD1を発光させる。
【0030】このV検出(s3)及びPの算出(s4)
の手順は、一回の主走査が終了するまでは(s5:N
O)、所定のサンプリング周期で行われ、この走査が終
了したら(s5:YES)、印字終了かどうかが判断さ
れ(s6)、まだ印字すべき画像データがあるような場
合は印字終了ではないので(s6:NO)、再び、発光
光量Pを、基準発光光量Poに設定して(s1)、リセ
ットし、次の走査を開始する(s2)。そして、s2か
らs6までの手順を再び実行し、印字が終了するまで
(s6:NO)、s1からs6までの手順を繰り返し、
印字が終了したら(s6:YES)、処理を終了する
(終了)。
【0031】次に、レーザプリンタ1の全体の構成及び
その作用について説明する。図1は、レーザプリンタ1
を用紙搬送方向に直交する方向から側面視した断面図で
ある。レーザプリンタ1は、全体形状が本体フレーム1
1により概ね直方体に形成されている。図1において、
右方をレーザプリンタ前面、手前側をレーザプリンタ左
面とする。本体フレーム11の下部に用紙Pを収納して
給紙する給紙カセットからなる給紙部19が設けられ、
給紙部19に収納された用紙Pが装置前方部から搬送部
18により搬送される。搬送部18の上部には、プロセ
スユニットとして一体に構成された現像部17が配置さ
れ、さらに現像部17の上方に本発明のマルチビームス
キャナ12が配置される。現像部17では、スコロトロ
ンからなる帯電器78によって一様に帯電された感光体
ドラム77上にマルチビームスキャナ12により画像信
号によって変調された2本のレーザビームLB1,LB
2が走査されて潜像が形成される。この潜像を現像ロー
ラ75によって搬送される現像剤Tにより現像して顕在
化し画像を形成する。この顕在化された画像を転写ロー
ラ87により用紙Pに転写する。画像を転写された用紙
Pは、搬送部18により現像部17の左方にある定着部
15に搬送される。定着ユニットとして一体に構成され
た定着部15では、画像が形成された用紙Pを加熱しつ
つ加圧して現像剤Tを定着する。定着後、排紙方向が切
り替え可能な排紙部16によりレーザプリンタ1の上部
の印刷済み用紙載置部69に排紙する。
【0032】現像部17には、感光体ドラム77と、そ
の前方に配置され感光体ドラム77に接触して感光体ド
ラム77と逆方向に回転されている現像ローラ75と、
さらにその前方に配置され現像ローラ75と同方向に回
転される供給ローラ74と、感光体ドラム77上方に配
置された帯電器78等が設けられる。
【0033】供給ローラ74は、回転しながらスポンジ
面で微細な粒状の現像剤Tを現像ローラ75に圧接して
付着させるものである。層圧規制ブレード76は、供給
ローラ74により現像ローラ75に付着された現像剤T
の付着量を適正なレベルに均一化するため、所定の圧力
で付勢されて接触し、過剰な現像剤Tを掻き落とすよう
にして現像剤Tの付着量を調整している。
【0034】帯電器78は、コロナワイヤと呼ばれる直
径50〜100μmのタングステンワイヤから構成され
る帯電線が感光体ドラム77から10mm程度離して平
行に配置され、周囲をアルミニウム製のシールド電極に
より覆われ、感光体ドラム77に対向する部分にこれに
沿った溝状の開口部を設けられて、この開口部にシール
ド電極とは絶縁して数本のワイヤ又はメッシュからなる
グリッド電極を配置されてスコロトロンとして構成され
る。
【0035】帯電線は、図示しない電源装置のプラス極
に接続され5〜10kvの高電圧が印加され、これによ
って発生した正イオンが、感光体ドラム77の表面に移
動して帯電する。また、グリッド電極にバイアス電圧を
印加することで帯電電位が規制され、又電圧を変化させ
ることで帯電を制御をすることも可能である。この帯電
器78により感光体ドラム77の表面がプラスに帯電す
る。尚、帯電器78は、実施の形態に示すスコロトロン
でなくグリッド電極を有さないコロトロンでもよく、さ
らにブラシ帯電などコロナ放電を生じうるものであれば
他の方式によるものであってもよい。
【0036】帯電器78によりその表面がプラスに帯電
された感光体ドラム77の部分は、回転により移動し、
前述のレーザスキャナ12により、レーザビームLB
1,LB2が主走査及び副走査されて照射、露光され
る。感光体ドラム77は、プロセスユニットとして現像
剤Tの交換と一体で交換されるため、耐久性は比較的低
いが、軽量で比較的安価な有機系のOPC(Organ
ic PhotoConductor)感光体から構成
されている。レーザビームLB1,LB2が照射される
とレーザビームLB1,LB2の当たった感光体ドラム
77の表面の導電性が高まるため帯電電位が下がり、電
位の差による潜像が形成される。なお、感光体ドラム7
7は、高速で感光でき長寿命な光導電性を有するaSi
(アモルファスシリコン)、SeやSe系合金からなる
セレン系感光体や、CdS(硫化カドミウム)等により
構成されてもよい。
【0037】このレーザビームLB1,LB2により潜
像を形成された感光体ドラム77の部分は、感光体ドラ
ム77の回転により、現像剤Tをその表面に付着させた
現像ローラ75と接触する。この現像ローラ75は、ス
テンレスの金属製のローラ軸にシリコンゴム又はウレタ
ンゴムにカーボンブラックを分散させ導電性を付与した
基材からなるゴムローラで、ローラ表面にはフッ素樹脂
コーティングがされている。このとき現像ローラ75に
付着した現像剤Tは、供給ローラ74及び層厚規制ブレ
ード76により摩擦帯電されてプラスに帯電している。
【0038】現像ローラ75が感光体ドラム77に接触
すると、レーザビームLB1,LB2が照射されて帯電
電位が下がっている部分に、現像剤Tが付着する。その
ため現像剤Tにより潜像が顕在化され可視化されて現像
が終了する。このとき感光体ドラム77上に残留してい
た現像剤Tは、現像ローラ75によって回収される。こ
こで現像された画像は、さらに感光体ドラム77の回転
により転写ローラ87とのニップ部にある用紙Pに対向
する位置に搬送される。
【0039】転写ローラ87は、表面がシリコンゴム又
はウレタンゴムにカーボンブラックを分散させて導電性
を付与した基材に覆われた導電ローラとして構成されて
図示しない電源部のマイナス極に接続され電圧を印加さ
れているため、用紙Pに電圧を印加し、感光体ドラム7
7方向に付勢された転写ローラ87により用紙Pと感光
体ドラム77が接触されて、感光体ドラム77上に形成
された現像剤Tによる画像が用紙Pに転写されるように
構成されている。
【0040】転写が完了した用紙Pが、搬送部18によ
り搬送され定着部15に進入すると、用紙P上に形成さ
れた現像剤Tによる画像がヒートローラ52の表面に加
圧ローラ54により付勢されて圧接される。このとき前
述のようにヒートローラ52の表面は高温になってお
り、現像剤Tを融解させるとともに、用紙Pの繊維内に
浸透させる。
【0041】そして、ヒートローラ52の用紙搬送方向
下流側に配置され、図示しない駆動手段により駆動され
る第1排紙ローラ55とこれに従動する第1従動ローラ
56及び第2従動ローラ57により用紙Pは、定着部1
5から、排紙部16によりレーザプリンタ1の上部の印
刷済み用紙載置部69に排紙される。
【0042】本実施の形態のレーザスキャナ12を備え
たレーザプリンタ1は、以上のような構成及び作用を備
えるため、以下のような効果がある。即ち、画像信号に
基づいて変調された2本のレーザビームLB1,LB2
を、それぞれポリゴンミラー23で偏向させて同時に感
光体ドラム77上の隣接した走査ラインSL1,SL2
を主走査させながら、感光体ドラム77を回転させて感
光体を移動させて副走査して順次照射することにより高
速な露光を行い潜像を形成するとともに、移動速度検出
手段である速度検出回路91、比較回路92により感光
体の搬送速度Vを検出、基準搬送速度Voと比較して、
その結果に基づいて光量制御手段である光量制御回路9
3により2つのレーザビームLB1,LB2のうちのレ
ーザビームLB1の光量のみを調整するように制御し
て、走査ラインSL1に隣接する走査ラインSL2との
関係においてきめ細かな露光量の調整を行うことで、高
速でかつ露光バランスのとれた高精細な画像を形成する
ことができるという効果がある。
【0043】特に本実施の形態のレーザプリンタ1で
は、速度検出回路91、比較回路92により感光体の移
動速度が所定の速度と異なる速度と検出された場合に、
光量制御回路93により2つのレーザビームLB1,L
B2のうち感光体の副走査方向の最も後尾側を走査する
レーザビームLB1の光量を、感光体の搬送速度に応じ
て変化させることで、走査ラインSLの光量を調整する
ことができるという効果がある。そのため、最小限の走
査ラインSLの光量の調整で、全体にムラのないバラン
スの取れた高精細な画像を露光することができるという
効果を奏する。
【0044】さらに、本実施の形態のレーザプリンタ1
では、速度検出回路91、比較回路92により感光体の
移動速度が所定の速度より遅い速度と検出された場合
に、光量制御回路93によりレーザビームLB1,LB
2のうちの副走査方向の後尾側を走査するレーザビーム
LB1の光量のみを速度に応じて減少させ、所定の速度
より速い速度と検出された場合に、光量制御回路93に
よりレーザビームLB1,LB2のうちの副走査方向の
後尾側を走査するレーザビームLB1の光量のみを速度
に応じて増加させることで、走査ラインLB1,LB2
の光量を調整することができるという効果がある。その
ため、副走査速度が変化した場合にレーザビームLB1
の光量を減少又は増加させることで露光バランスを調整
することができる。
【0045】以上、本発明を実施の形態であるレーザプ
リンタ1のレーザスキャナ12を例に説明したが、本発
明は以下のように変形しても実施できる。以下、レーザ
スキャナ12の制御の変形例について述べる。
【0046】(第1の変形例)図9は、第1の変形例に
おいて、図示しない3つのレーザダイオードLD10
1,LD102,LD103により、同時に3本の図示
しないレーザビームLB101,LB102,LB10
3を射出して、感光体ドラム上77において形成される
走査ラインSL41,SL42,SL43を説明する模
式図である。本実施の形態の第1の変形例の図示しない
レーザスキャナ112は、3つのレーザダイオードLD
101、LD102,LD103を備え、ここから平行
な3本のレーザビームLB101,LB102,LB1
03が射出される。これらの第1の変形例の構成は、レ
ーザダイオードLDの数が異なるだけで、図2に示す実
施の形態と他の構成は同一であるため図示は省略する。
【0047】レーザスキャナ112は、感光体ドラム7
7(図2参照)上においてレーザダイオードLD101
から射出された画像信号に基づいて変調されたレーザビ
ームLB101が、走査ラインSL41の範囲を図9の
左端から右方向に主走査すると同時に、レーザダイオー
ドLD102から射出された画像信号に基づいて変調さ
れたレーザビームLB102が、走査ラインSL41を
副走査方向に所定の間隔S51(図10参照)だけずれ
た位置の走査ラインSL42の範囲を図9の左端から右
方向に主走査する。さらにこれと同時に、レーザダイオ
ードLD103から射出された画像信号に基づいて変調
されたレーザビームLB103が、走査ラインSL42
を副走査方向に所定の間隔S52(図10参照)だけず
れた位置の走査ラインSL43の範囲を図5の左端から
右方向に主走査する。
【0048】即ち、レーザビームLB1,LB2,LB
3により、同時に3つの走査ラインSL41,SL4
2,SL43を同時に露光することができる。なお、第
1の変形例の走査ラインSL41,SL42,SL43
の露光開始位置が、主走査方向にずれて配置されている
が、もちろん異なる配置であってもよいことは前述の実
施の形態の場合と同様である。
【0049】次に、図10は、3列ずつ主走査しなが
ら、副走査して露光する走査ラインの状態を示す図であ
る。上記のようにレーザビームLB101,LB10
2,LB103により走査1の走査ラインSL51,S
L52,SL53の部分の走査が終了すると、次の走査
ラインを走査するレーザビームLB101,LB10
2,LB103が、図2に示すポリゴンミラー23の次
の反射面に反射され、再び主走査を開始するまでに感光
体ドラム77は、図2の矢印に示す副走査方向に回転
し、レーザビームLB101は、走査ラインSL54の
左端の位置から主走査を行い、同時にレーザービームL
B102が走査ラインSL55の左端の位置から主走査
を行い、また同時にレーザービームLB103が走査ラ
インSL56の左端の位置から主走査を行う。
【0050】このとき、感光体ドラム77(図2参照)
の回転が所定の基準速度で回転していれば、走査1の走
査が開始されてから走査2の部分の走査が開始されるま
でに、走査ラインSL53と走査ラインSL54との間
隔S53が、所定の間隔である間隔S51、s52、S
54,S55と同じ間隔になるように感光体ドラム77
が回転され副走査される。
【0051】そして走査2が終了すれば、レーザビーム
LB101,LB102,LB103が再び主走査3を
開始するまでの間に感光体ドラム77が、間隔56が所
定の間隔になるように回転されて副走査され、レーザビ
ームLB101は、走査ラインSL57の左端の位置か
ら主走査を行い、レーザービームLB102は、走査ラ
インSL58の左端の位置から再び主走査を行い、レー
ザービームLB103が走査ラインSL59の左端の位
置から主走査を行う。以上のように、画像信号に基づい
て、感光体ドラム77上で間隔S51〜S58が等間隔
になるように副走査が行われつつ、主走査が行われる。
【0052】図11は、主走査の速度に対する、所定の
速度より遅く副走査された場合に露光された走査ライン
SLの状態を示す図である。図11に示すように走査1
によりレーザビームLB101,LB102,LB10
3により走査ラインSL61,SL62,SL63が所
定の間隔S61,S62で走査された後に、走査2が開
始されるまでの間までに副走査が所定距離に達するまで
行われず、走査ラインSL63と走査ラインSL64と
の間隔S63が、所定の間隔S61,S62,S64,
S65より狭い間隔になってしまう。このように走査ラ
インSL63と走査ラインSL64との間隔S63が狭
い場合は、他の露光部分に比べ、画像の濃度が濃くな
り、本来の画像信号に基づいた露光をすることができな
い。
【0053】また、図12は、主走査の速度に対する、
所定の速度より速く副走査された場合に露光された走査
ラインSLの状態を示す図である。図11に示すように
走査1によりレーザビームLB101,LB102,L
B103により走査ラインSL71,SL72,SL7
3が所定の間隔S71,S72で走査された後に、走査
2が開始されるまでの間までに副走査が所定距離以上に
行われて、走査ラインSL73と走査ラインSL74と
の間隔S73が、所定の間隔S71、S72,S74,
S75より広い間隔になってしまう。このように走査ラ
インSL73と走査ラインSL74との間隔S73が広
い場合は、他の露光部分に比べ、画像の濃度が薄くな
り、本来の画像信号に基づいた露光をすることができな
い。
【0054】このような場合、第1の変形例のレーザス
キャナ112においては、レーザダイオードLD101
を、実施の形態のレーザスキャナ12においてレーザダ
イオードLD1を制御する方法と同一の方法で制御す
る。即ち、詳細は省略するが、基準搬送速度Voに対す
る感光体の搬送速度Vの割合に応じた割合でレーザダイ
オードLD101の出力を降下又は上昇させてレーザダ
イオードLD101の光量を減少又は増加させること
で、間隔の狭い走査ラインSL63と走査ラインSL6
4との間隔S63の部分について他の露光部分に比べ、
画像の濃度が濃くならないように調節し、もしくは間隔
の広い走査ラインSL73と走査ラインSL74との間
隔S73の部分について他の露光部分に比べ、画像の濃
度が薄くならないように調節をおこなうものである。
【0055】このようにレーザスキャナ112を構成す
ることで、速度の影響を受けて間隔の大きさが変わる部
分の濃度を調整し、図示しない制御部9の速度検出回路
91により感光体の移動速度が所定の速度と異なる速度
と検出された場合に、比較回路92、光量制御回路93
により3つのレーザビームLB101,LB102,L
B103のうち速度変化の影響を受け、画像の濃度が変
化する副走査方向の最も後尾側の走査ラインを走査する
レーザビームLB101の光量を、速度に応じて変化さ
せることで、走査ラインSLの光量のバランスを調整す
ることができる。そのため、最小限の走査ラインSLの
光量の調整で全体にムラのないバランスの取れた高精細
な画像を露光することができる。
【0056】また、同時に走査するレーザダイオードL
Dの数は、第1の変形例の3つに限らず、それ以上の数
のレーザダイオードLDを備えて、同時に走査するよう
な構成であってもよく、この場合も最も副走査方向にお
いて最後尾の走査ラインSLを形成するレーザビームL
Bを照射するレーザダイオードLDの光量を調節するこ
とにより濃度の調整が可能である。
【0057】(第2の変形例)次に第2の変形例のレー
ザスキャナ212を説明する。また、本実施の形態のレ
ーザスキャナ12及び第1の変形例のレーザスキャナ1
12では、光量を変化させるのは複数のレーザダイオー
ドLDのうち副走査方向における最も後尾側の走査ライ
ンSLを走査するレーザビームLBを発振するレーザダ
イオードLDの光量を変化させて調整するように構成さ
れていたが、第2の変形例のレーザスキャナ212では
光量の調整を行うレーザダイオードLDを、副走査方向
の最も先頭側のレーザダイオードLD、例えば図5にお
けるSL2や、図9におけるSL43を調節することで
露光バランスを調整する。
【0058】この場合は、次の走査ラインの位置を、速
度検出回路91及び比較回路92で感光体の搬送速度の
検出を行い、次に走査される走査ラインSLとの間隔を
予測して光量を調整することになるので、搬送速度V
が、基準搬送速度Voに対して常に遅れ、あるいは速く
なるような場合は有効であるが、1走査だけ遅れ、ある
いは速くなるような場合には対応しにくい。そのため、
実施の形態や、変形例1に示す副走査方向において最も
後尾側走査する走査ラインSLの露光量を調整する方が
望ましい。
【0059】なお、第2の変形例のレーザスキャナ21
2の構成は、実施の形態のレーザスキャナ12あるいは
第1の変形例のレーザスキャナ112のいずれにおいて
も組み合わせて構成できる。つまり、この場合には、主
走査ラインSLの間隔が変化した部分を挟む2本の走査
ラインSLの両方を同時に露光量を減らすように構成す
ることで、いずれか一方の走査ラインSLのみで露光量
を調整するよりも調整を分散できるため、搬送速度の変
動による露光ムラを、より自然な感じに修正できるとい
う効果がある。
【0060】以上、本発明のマルチビームスキャナを、
一の実施の形態及び第1の変形例、第2の変形例に基づ
き説明したが、本発明は上述した実施の形態及び変形例
に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱し
ない範囲で種々の改良変更が可能であることは容易に推
察できるものである。
【0061】例えば、光量の調節は、増加及び減少の両
方によらず、減少させるだけの構成としてもよい。一般
に副走査速度は、搬送路における印刷用紙のくわえ込み
や電源電圧の低下により遅くなることが多いが、速くな
ることは比較的少ないため、このように構成すること
で、レーザダイオードLDの通常の出力に対して、光量
を増加させるための構成が不要となる。そのため、マル
チビームスキャナの構成を簡易にできるという効果があ
る。また、光量の調節は、本実施の形態のように副走査
の速度の増減に比例した調整に限らず、例えば、P=P
o(V/Vo)のように発光光度Pを速度Vの2乗
に比例させるなど、実際の目視により印字結果が自然に
なるように適宜調整の方法も変更できるものである。
【0062】また、光源は、レーザダイオードLDに限
らず、走査可能な光ビームが発光できればよく、また光
ビームを偏向するのもポリゴンミラー23に限らずガル
バノメータやホログラムディスクなどで偏向してもよ
い。また、光学系もここに示した構成に限らない。そし
て感光体も円筒ドラム式のものに限らず、平面式のもの
であってもよい。さらに、マルチビームスキャナは、レ
ーザプリンタ以外においても幅広く応用できるものであ
る。
【0063】
【発明の効果】請求項1に係る発明のマルチビームスキ
ャナによれば、画像信号に基づいて変調された複数の光
ビームを、それぞれ偏向させて同時に感光体上の隣接し
た複数ラインを主走査させながら、感光体を移動させて
副走査して順次照射することにより画像を露光すること
で高速な露光を行うとともに、移動速度検出手段により
感光体の移動速度を検出して、その結果に基づいて光量
制御手段により複数の光ビームのうちの一部の光ビーム
の光量を調整するように制御して、走査ラインに隣接す
る走査ラインとの関係においてきめ細かな露光量の調整
を行うことで、高速でかつ高精細な画像を露光するする
ことができるという効果がある。
【0064】また、請求項2に係る発明のマルチビーム
スキャナによれば、請求項1に係る発明のマルチビーム
スキャナの効果に加え、移動速度検出手段により感光体
の移動速度が所定の速度と異なる速度と検出された場合
に、光量制御手段により複数の光ビームのうち速度変化
により露光濃度に影響を与える感光体の副走査方向の最
も後尾側の走査ラインを走査する光ビームの光量を、速
度に応じて変化させることで、走査ラインの光量を調整
することができるという効果がある。そのため、最小限
の走査ラインの光量の調整で全体にムラのないバランス
の取れた高精細な画像を露光するすることができるとい
う効果を奏する。
【0065】請求項3に係る発明のマルチビームスキャ
ナによれば、請求項1又は請求項2に係る発明のマルチ
ビームスキャナの効果に加え、移動速度検出手段により
感光体の移動速度が所定の速度と異なる速度と検出され
た場合に、光量制御手段により複数の光ビームのうち速
度変化により露光濃度に影響を与える感光体の副走査方
向の最も先頭側の走査ラインを走査する光ビームの光量
を、速度に応じて変化させることで、走査ラインの光量
を調整することができるという効果がある。そのため、
最小限の走査ラインの光量の調整で全体にムラのないバ
ランスの取れた高精細な画像を露光するすることができ
るという効果を奏する。さらに、副走査方向の最も後尾
側の光ビームと、最も先頭側の光ビームの両方を調整す
ることで、さらに自然な感じで全体にムラのないバラン
スの取れた高精細な画像を露光するすることができると
いう効果もある。
【0066】また、請求項4に係る発明のマルチビーム
スキャナによれば、請求項2に係るマルチビームスキャ
ナの効果に加え、移動速度検出手段により感光体の移動
速度が所定の速度より遅い速度、又は速い速度と検出さ
れた場合に、光量制御手段により複数の光ビームのうち
速度変化により露光濃度に影響を与える感光体の副走査
方向の最も後尾側の走査ラインを走査する光ビームの光
量を、速度が遅い場合は減少させ、速度が速い場合は増
加させることで、走査ラインの光量を調整することがで
きるという効果がある。そのため、モータの回転ムラ、
電圧の変動などにより、副走査速度が増減した場合に
も、最低限の走査ラインの光量を増加、減少させること
で露光バランスを調整するため、比較的簡易な構成で高
精細な画像を露光することができるという効果を奏す
る。
【0067】請求項5に係る発明のマルチビームスキャ
ナによれば、請求項3に係るマルチビームスキャナの効
果に加え、移動速度検出手段により感光体の移動速度が
所定の速度より遅い速度、又は速い速度と検出された場
合に、光量制御手段により複数の光ビームのうち速度変
化により露光濃度に影響を与える感光体の副走査方向の
最も先頭側の走査ラインを走査する光ビームの光量を、
速度が遅い場合は減少させ、速度が速い場合は増加させ
ることで、走査ラインの光量を調整することができると
いう効果がある。そのため、モータの回転ムラ、電圧の
変動などにより、副走査速度が増減した場合にも、最低
限の走査ラインの光量を増加、減少させることで露光バ
ランスを調整するため、比較的簡易な構成で高精細な画
像を露光することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】レーザプリンタ1を用紙搬送方向に直交する方
向から側面視した断面図である。
【図2】レーザスキャナ2の概略を模式的に示す図であ
る。
【図3】レーザスキャナ12の光量を調整する制御部9
の機能を説明するブロック図である。
【図4】副走査の速度に応じてレーザダイオードLD1
の光量を調節する手順を示すフローチャートである。
【図5】感光体ドラム上77におけるレーザビームLB
1,LB2により形成される走査ラインSL1,SL2
を説明する模式図である。
【図6】2本のレーザビームLB1,LB2により2列
ずつ主走査しながら、副走査して露光する状態を示す図
である。
【図7】主走査の速度に対して、所定の速度より遅く副
走査された場合に露光された走査ラインSLの状態を示
す図である。
【図8】主走査の速度に対して、所定の速度より速く副
走査された場合に露光された走査ラインSLの状態を示
す図である。
【図9】第1の変形例において、3つのレーザダイオー
ドにより同時に3本のレーザビームを射出して、感光体
ドラム上77において形成される走査ラインSL41,
SL42,SL43を説明する模式図である。
【図10】3列ずつ主走査しながら、副走査して露光す
る状態を示す図である。
【図11】主走査の速度に対して、所定の速度より遅く
副走査された場合に露光された走査ラインの状態を示す
図である。
【図12】主走査の速度に対して、所定の速度より速く
副走査された場合に露光された走査ラインSLの状態を
示す図である。
【符号の説明】
1 レーザプリンタ 9 制御部 12 レーザスキャナ(マルチビームスキャナ) 79 ロータリーエンコーダ 91 速度検出回路 92 比較回路 93 光量制御回路 94 変調回路 95 LD1制御回路 96 LD2制御回路 LD レーザダイオード LB レーザビーム SL 走査ライン S 間隔
フロントページの続き (72)発明者 伊藤 孝治 名古屋市瑞穂区苗代町15番1号 ブラザー 工業株式会社内 Fターム(参考) 2C362 AA12 AA16 AA54 AA64 BA56 2H045 AA01 BA02 BA22 BA32 CA63

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像信号に基づいて変調された複数の光
    ビームを、それぞれ偏向させて同時に感光体上の隣接し
    た複数ラインを主走査させながら、感光体を移動させて
    副走査して順次照射することにより画像を露光するマル
    チビームスキャナにおいて、 前記感光体の移動速度を検出する移動速度検出手段と、 該移動速度検出手段で検出された移動速度に基づいて、
    前記複数の光ビームのうちの一部の光ビームの光量を調
    整するように制御する光量制御手段とを備えたことを特
    徴とするマルチビームスキャナ。
  2. 【請求項2】 前記光量制御手段は、 前記移動速度検出手段により感光体の移動速度が所定の
    速度とは異なる速度と検出された場合は、前記複数の光
    ビームのうち前記感光体の副走査方向の最も後尾側を走
    査する光ビームの光量を、速度に応じて変化させること
    を特徴とする請求項1に記載のマルチビームスキャナ。
  3. 【請求項3】 前記光量制御手段は、 前記移動速度検出手段により感光体の移動速度が所定の
    速度とは異なる速度と検出された場合は、前記複数の光
    ビームのうち前記感光体の副走査方向の最も先頭側を走
    査する光ビームの光量を、速度に応じて変化させること
    を特徴とする請求項1又は請求項2に記載のマルチビー
    ムスキャナ。
  4. 【請求項4】 前記光量制御手段は、 前記移動速度検出手段により感光体の移動速度が所定の
    速度より遅い速度、又は速い速度と検出された場合は、
    前記複数の光ビームのうち前記感光体の副走査方向の最
    も後尾側を走査する光ビームの光量を、感光体の移動速
    度が遅い場合は減少させ、感光体の移動速度が速い場合
    は増加させることを特徴とする請求項2に記載のマルチ
    ビームスキャナ。
  5. 【請求項5】 前記光量制御手段は、 前記移動速度検出手段により感光体の移動速度が所定の
    速度より遅い速度、又は速い速度と検出された場合は、
    前記複数の光ビームのうち前記感光体の副走査方向の最
    も先頭側を走査する光ビームの光量を、感光体の移動速
    度が遅い場合には減少させ、感光体の移動速度が速い場
    合は増加させることを特徴とする請求項3に記載のマル
    チビームスキャナ。
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