JP2001124548A - 傾斜センサ - Google Patents

傾斜センサ

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JP2001124548A
JP2001124548A JP30213799A JP30213799A JP2001124548A JP 2001124548 A JP2001124548 A JP 2001124548A JP 30213799 A JP30213799 A JP 30213799A JP 30213799 A JP30213799 A JP 30213799A JP 2001124548 A JP2001124548 A JP 2001124548A
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electrode
pendulum
movable electrode
fixed electrode
slits
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JP30213799A
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Kiyotaka Uehira
清孝 植平
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 左右の傾斜を検出するための別の電極対が必
要でなく、また、微少な傾斜を検知するために出力を大
きくする場合に、センサ自体が大きくならない傾斜セン
サを得ることを目的とする。 【解決手段】 ケース1と、このケース1に保持された
支持軸2と、この支持軸2に対して重力によって一平面
内で自在に回転移動するように保持され、その一部分に
可動電極4を設けた振り子3と、この可動電極4に相対
する位置に設けられ、上記振り子3が回転する時、振り
子3に設けられた上記可動電極4と相対する面積が回転
量に応じて適宜変化するように形成された固定電極6を
設けた端子板5と、上記可動電極4と固定電極6より構
成される静電容量の変化を検出する手段とを備えたもの
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車や産業機械等
の傾きを検出するための傾斜センサに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、静電容量の変化を検知する傾斜セ
ンサとしては、図20、図21に示すようなものが提案
されている。図20、図21において、101は基板、
102aは第1電極、102bは第2電極、103は支
柱部、104は可動部、105はもう一方の基板、10
6は第3電極であり、可動部104は基板101と基板
105に設けられた第1電極102a、第2電極102
bとこれに対向して設けられた第3電極106によって
形成されるギャップ間を、支柱部103を軸として各電
極に平行に回転移動するように支持されている。ここ
で、センサが水平の時には、図20に示すように、可動
部104は第1電極102aと第2電極102bに均等
に重なっている。したがって、第1電極102aと第3
電極106、また第2電極102bと第3電極106間
の静電容量は等しい。しかし、センサに加速度が作用す
ると、可動部104に働く加速度によって、支柱部10
3を軸とし可動部104が各電極に平行に移動し、第1
電極102aと第3電極106、第2電極102bと第
3電極106間の静電容量が変化する。この静電容量の
変化を検知することにより、可動部104の移動量すな
わち加速度の大きさを測定している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな傾斜センサは、加速度あるいは可動部の移動方向を
知るために、第1と第2の二つの電極102a,102
bを必要とする。また、微少な加速度あるいは可動部の
変位量を検知する場合には、静電容量の変化が可動部1
04の変位量と1対1に対応しているため、必要な容量
変化を得るためには可動部104の面積を大きくする必
要があり、センサ全体が大きくなるという課題を有して
いた。
【0004】本発明はこの課題を解決するためのもので
あり、簡素で小型に構成可能で且つ検出精度の高い傾斜
センサを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明の傾斜センサは、ケースに保持された支持軸
に対して重力によって一平面内で自在に回転移動するよ
うに支持され、一部分に可動電極を設けた振り子と、上
記可動電極の移動軌跡に相対するように設けられ、上記
振り子が回転する時、当該振り子に設けられた可動電極
と相対する面積が回転量に応じて適宜変化するように形
成された固定電極を設けた端子板とを備え、上記可動電
極と上記固定電極との間に構成される静電容量の変化を
検出するようにしたものである。
【0006】この構成により、固定電極または可動電極
の形状により回転量に応じた静電容量の変化を検出する
ことができる。よって、構造が簡単で、小型、軽量で信
頼性の高い傾斜センサを実現することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、ケースと、このケースに保持された支持軸と、この
支持軸に対して重力によって一平面内で自在に回転移動
するように支持され、一部分に可動電極を設けた振り子
と、上記可動電極の移動軌跡に相対するように設けら
れ、上記振り子が回転する時、当該振り子に設けられた
可動電極と相対する面積が回転量に応じて適宜変化する
ように形成された固定電極を設けた端子板と、上記可動
電極と上記固定電極との間に構成される静電容量の変化
を検出する手段とを備えた傾斜センサであり、上記振り
子の回転動作に応じて、振り子に設けられた可動電極と
固定電極との重なり面積が変化することによる両電極間
の静電容量の変化によって傾斜角度を検知するものであ
って、可動電極と固定電極により形成される静電容量を
電極の形状を変化させることで制御し、傾斜の方向の検
出を可能にするという作用を有する。
【0008】請求項2に記載の発明は、請求項1記載の
発明において、前記可動電極または固定電極のいずれか
一方に、開口の幅が回転方向に順次増加または減少する
スリットを設けた傾斜センサであり、スリットの形状変
化に応じた容量変化を得ることができるという作用を有
する。
【0009】請求項3に記載の発明は、請求項1記載の
発明において、前記可動電極または固定電極のいずれか
一方に、前記振り子の回転中心を中心とする放射方向に
延びる複数のスリットを設け、他方に前記複数のスリッ
トに相対して複数の凹凸よりなる段差部を設けた傾斜セ
ンサであり、スリットと段差部によって構成される静電
容量を複数個設けることで単位角度当たりの振り子の回
転運動による静電容量を形成する相対面積の変化量を大
きくすることを可能とし、センサの検知精度を向上させ
ることができるという作用を有する。
【0010】請求項4に記載の発明は、請求項1記載の
発明において、前記可動電極の表裏両面に、前記振り子
の回転中心を中心とする放射方向に延びる複数のスリッ
トまたは前記振り子の回転中心を中心とする放射方向に
延びる複数の凹凸よりなる段差部を設け、前記可動電極
の表裏に相対して配設した固定電極に、上記可動電極に
設けた複数のスリットまたは段差部に相対して段差部ま
たは複数のスリットを設けた傾斜センサであり、振り子
の両面のそれぞれ静電容量の変化を検知・比較すること
で、振り子の可動電極と固定電極との相対位置のギャッ
プのずれを相補うことができ、部品精度・組み立て精度
による検出精度のばらつきを少なくすることが可能にな
るという作用を有する。
【0011】請求項5に記載の発明は、請求項3または
4に記載の発明において、前記複数のスリットと前記段
差部の相対位置を、前記振り子が静的位置にあるとき前
記可動電極の回転方向にずらせて配置した傾斜センサで
あり、段差部とスリットの相対位置を予めずらせて配置
することにより、可動電極の回転移動に伴う静電容量の
変化量を回転方向に応じて増加または減少させることが
でき、従って、傾斜の方向の検出が可能となるという作
用を有する。
【0012】請求項6に記載の発明は、請求項1ないし
5のいずれかに記載の発明において、前記端子板は回路
基板からなり、その回路基板に設けた金属パターンを固
定電極として構成した傾斜センサであり、固定電極を回
路基板の銅箔パターンを使用して形成することにより、
固定電極の取り付け工数を省くことが可能となるばかり
でなく、電極からの信号の引き出しも一体で行うことが
可能となり、また部品点数も削減できるという作用を有
する。
【0013】以下、本発明の実施の形態を詳細に説明す
る。
【0014】(実施の形態1)図1ないし図3は、本発
明に係る傾斜センサの実施の形態1を示し、図4ないし
図6は同傾斜センサの動作説明図である。
【0015】図1ないし図3において、1は構成部品を
収納するケースであり、支持軸2が固定されている。3
は振り子であり、軸受7を介して上記支持軸2の周りに
回転自在に保持されている。また、この振り子3の下端
部には金属片よりなる可動電極4が振り子3と一体にあ
るいは別部品を固着して形成されている。そして、可動
電極4の移動軌跡に相対して固定電極6が配設されてい
る。ここで、固定電極6には、開口の幅が可動電極4の
回転方向に順次増加または減少する図3に示すような形
状のスリット8が開設されている。
【0016】更に、この可動電極4と回転面に対して垂
直方向に、絶縁物からなる端子板5上に金属片よりなる
固定電極6が所定のギャップを挟んで固着されている。
上記固定電極6及び可動電極4は、別途設けられた静電
容量検出回路部(図示せず)に接続されている。
【0017】このように構成された傾斜センサにおける
動作を、図4、図5、図6で説明する。
【0018】図4において、傾斜センサは水平に取り付
けられていて、重力は図の矢印Aの方向に作用する。こ
の状態で振り子3の鉛直軸は重力の方向と一致してお
り、従って、振り子3上の可動電極4と固定電極6は図
の関係に位置していて、両者の重なり面積をS0とす
る。
【0019】次に、図5に示すように、傾斜センサがイ
方向にθ°だけ傾くと、振り子3は重力により支持軸2
の周りに回転し、従って可動電極4と固定電極6の重な
り面積は、図5のハッチング部の面積S1のように変化
する。ここで、両電極間の静電容量は、可動電極4と固
定電極6の相対する面積によって決定するから、傾き角
度θ°分だけの面積S1による容量の変化を、検知回路
に依って検出することで傾斜角度θ°を知ることができ
る。
【0020】次に、このセンサを図6に示す様に、ロ方
向にθ°だけ傾けた時、変化後の面積はS2の様にな
る。ここで固定電極6には、図のような形状でスリット
8が設けられているため、同じ傾き角度θ°の時でも、
変化後の面積S1とS2は等しくなく、この図3のよう
な形状でスリット8を開設した場合には、S2<S0<
S1となり、静電容量の変化もこれに比例して変化す
る。
【0021】したがって、中立状態からの面積の変化を
検知することにより、左右のどちら方向にセンサが傾い
たかを知ることが出来る。
【0022】このように1対の可動電極4と固定電極6
でセンサの傾き方向を検知出来るので、検出の機構部分
は非常に簡素に構成でき、小型化・薄型化が可能とな
る。
【0023】(実施の形態2)図7ないし図9は本発明
に係る傾斜センサの第2の実施形態を示し、図10、図
11は、その動作説明図である。
【0024】以下の説明において、図1ないし図4と同
じ部品は同じ番号を付与して説明を略し、異なる部分の
み詳述する。
【0025】図7ないし図9において、4は振り子3と
一体に形成された可動電極であり、この可動電極4は振
り子3の回転方向に垂直な方向に所望の深さを持った凹
部7b、凸部7aが複数個形成されている。また、6は
金属板で形成された固定電極であり、上記可動電極4の
凹凸部7b,7aに対応した位置にスリット8a、桟部
8bが同様に複数個設けてある。ここで、スリット8a
および凹凸部7b,7aは振り子3の回転中心を中心と
する放射方向に延びており、複数の凹凸部7b,7aは
スリット8aに相対した段差部として構成されている。
【0026】以上のように構成された傾斜センサの動作
について説明する。
【0027】図7は傾斜センサが水平な状態を示す。こ
こで、矢印Aは重力の方向であり、この時、可動電極4
の凸部7a又は凹部7bと固定電極6のスリット8a、
桟部8bの関係は図8に示すように、凸部7aがスリッ
ト8aに対向する関係で相対するように位置している。
【0028】ここで、図10のように傾斜センサを図に
向って時計方向にθ°だけ回転させると、可動電極4の
凸部7aと固定電極6のスリット8aの相対位置がず
れ、図11に示すように重なりの面積はDの様になる。
この時、可動電極4の凹部7bの深さeは、凸部7aに
比較して十分に深く設けられているため、両電極間で形
成される静電容量の大きさは、可動電極4の凸部7aと
固定電極6の桟部8bの重なり面積Tによって支配的に
決定され、重なり量Dによる静電容量の変化が傾斜角度
θ°に対応することになる。
【0029】可動電極4の凸部7aと固定電極6のスリ
ット8aを複数個設けることにより、凸部のない平板状
態で検知した場合に比べて、同じ傾斜角度θ°に対する
面積の変化量Sは大きくなり(S×複数個分)、したが
って、凹凸を持たないものに比べて変化量が大きく取
れ、検出精度が向上するという長所がある。ここで、ス
リット8aの形状・寸法を適切に形成することで、傾斜
角度θ°に対応する回転角度によって変化する相対面積
の変化状態を任意の変化率に設定することが可能であ
る。
【0030】なお、本実施の形態2においては可動電極
4側に凹凸部7b,7aを、固定電極6側にスリット8
aと桟部8bを設けたが、凹凸部7b,7aとスリット
8aの配置は逆の場合でも同様の効果が得られることは
明らかである。
【0031】(実施の形態3)図12、図13は本発明
に係る傾斜センサの第3の実施形態を示し、図14、図
15(a),(b)は、その動作説明図である。以下の
説明において、図7ないし図9に同じ部品は同じ番号を
付与して説明を省略し、異なる部分のみ詳述する。図1
2、図13において、傾斜センサが水平な状態を示す。
ここで、矢印Aは重力の方向であり、この時、可動電極
4の凸部7a又は凹部7bと固定電極6のスリット8
a、桟部8bの関係は図に示すように、重なり部分が丁
度凹部の幅寸法の半分の面積Sになるように位置してい
る。
【0032】以上のように構成された傾斜センサの動作
について図14、図15(a),(b)で説明する。
【0033】ここで、図14のように傾斜センサを図に
向って時計方向にθ°だけ回転させると、図15(a)
のように可動電極4の凸部7aと固定電極6の桟部8b
の相対位置がずれて、重なり面積はDの様になる。従っ
て、この場合には、重なり面積は増加することになる。
次に、このセンサを反時計方向に傾斜させた場合には、
可動電極4の凸部7aと固定電極6の桟部8bの相対関
係は図15(b)のようになり、重なり面積はEのよう
になる。従って、この場合には重なり面積は中立状態よ
りも減少することになる。
【0034】以上より明らかなように、中立の状態で、
可動電極4の凸部7aと固定電極6のスリット8aをオ
フセットして重なり部分を持たせて配置した構成にした
場合には、振り子3の回転方向によって相対面積の増加
か減少が決まるために、センサの左右の傾き方向も同時
に検知できるという特徴がある。また、この場合の重な
り量は、必ずしもスリット面積の半分である必要はな
い。
【0035】更に、このようにして、重なり部分を設け
て左右の検出を可能にした構成では、センサ自体を垂直
方向(中立位置)に保持した状態で、左右の検知出力の
半分の出力をだす位置に、固定電極6を調整して取り付
けることにより、部品のバラツキ等によるセンサの中立
位置のズレを調整することが可能であり、組み立て精度
の向上がはかれる。
【0036】なお、本実施の形態3においても可動電極
4、固定電極6に設ける凹凸部7b,7aとスリット8
aの配置を逆にしても同様の効果が得られることは言う
までもない。
【0037】(実施の形態4)図16ないし図18は本
発明に係る傾斜センサの第4の実施の形態を示してい
る。以下の説明において、図12、図13に同じ部品は
同じ符号を付与し説明を省略し、異なる部分のみ詳述す
る。
【0038】図16ないし図18において、振り子3に
は先に説明した可動電極4の凹凸部7b,7aが、反対
側の面にも凸部7a−1、凹部7b−1として設けられ
ていて、これに対応した固定電極6も、スリット8a−
1、桟部8b−1を設けた固定電極6−1の様に設けら
れている。もちろん固定電極6−1は端子板5−1に設
けてある。従って、片面だけの場合に比べ、同じ大きさ
の振り子3を用いても相対面積の変化量が多くとれ、検
出精度が高くできる利点がある。
【0039】更に、両側の出力を比較することで、振り
子3の可動電極4と固定電極6,6−1とのギャップ量
f1,f2が両面でばらついた時にも、固定電極6と6
−1間の寸法Gが一定であれば、両面の出力を比較する
ことで、両面での可動電極4と固定電極6,6−1のギ
ャップf1,f2のバラツキをキャンセルして、一定の
出力を得ることができる利点がある。
【0040】なお、本実施の形態4においても可動電極
4と固定電極6,6−1に設ける凹凸部7b,7a,7
b−1,7a−1とスリット8a,8a−1の配置を逆
にしても同様の結果が得られることは言うまでもない。
また、スリット8a,8a−1と凹凸部7b,7a,7
b−1,7a−1のずれがない状態(実施の形態2の様
に)としても良いことは言うまでもない。
【0041】(実施の形態5)図19は本発明に係る傾
斜センサの第5の実施の形態を示している。図19にお
いて、9は端子板5を兼ねる回路基板であり、振り子3
に相対する側の面には銅箔パターンよりなる固定電極1
0が形成されている。
【0042】従って、別部品にて固定電極を作成し、こ
れを位置決め、取り付けする必要がなく、また検出回路
等の電子部品を回路基板9上に組み込むことが出来るの
で、簡素な構造で安価な傾斜センサが提供できる。
【0043】尚、実施の形態1〜4においても端子板5
として回路基板を使用することができることは言うまで
もない。
【0044】
【発明の効果】以上のように本発明は、ケースに保持さ
れた支持軸に対して重力によって一平面内で自在に回転
移動するように保持され、その一部分に可動電極を設け
た振り子と、この可動電極の移動軌跡に相対する位置に
設けられ、上記振り子が回転する時、振り子に設けられ
た上記可動電極と相対する面積が回転量に応じて適宜変
化するように形成された固定電極を設けた端子板と、上
記可動電極と固定電極により構成される静電容量の変化
を検出する手段とを備えた傾斜センサであり、上記可動
電極又は固定電極の形状により回転量に応じた静電容量
を検出することができ、構造が簡素で、小型・薄型の検
出精度の高い傾斜センサを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の傾斜センサに係る第1の実施の形態を
示す斜視図
【図2】同センサの断面図
【図3】同センサの要部分解斜視図
【図4】同センサの動作説明図
【図5】同センサの動作説明図
【図6】同センサの動作説明図
【図7】本発明の傾斜センサに係る第2の実施の形態を
示す平面図
【図8】同センサの要部断面図
【図9】同センサの要部分解斜視図
【図10】同センサの動作説明図
【図11】同センサの動作説明図
【図12】本発明の傾斜センサに係る第3の実施の形態
を示す平面図
【図13】同センサの要部断面図
【図14】同センサの動作説明図
【図15】(a),(b)同センサの動作説明図
【図16】本発明の傾斜センサに係る第4の実施の形態
を示す要部組立斜視図
【図17】同センサの要部平面図
【図18】同センサの要部断面図
【図19】本発明の傾斜センサに係る第5の実施の形態
を示す要部組立斜視図
【図20】従来の傾斜センサを示す平面図
【図21】同センサの側面図
【符号の説明】
1 ケース 2 支持軸 3 振り子 4 可動電極 5 端子板 6,6−1 固定電極 7a,7a−1 凸部 7b,7b−1 凹部 8,8a,8a−1 スリット 8b,8b−1 桟部 9 回路基板 10 固定電極

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケースと、このケースに保持された支持
    軸と、この支持軸に対して重力によって一平面内で自在
    に回転移動するように支持され、一部分に可動電極を設
    けた振り子と、上記可動電極の移動軌跡に相対するよう
    に設けられ、上記振り子が回転する時、当該振り子に設
    けられた可動電極と相対する面積が回転量に応じて適宜
    変化するように形成された固定電極を設けた端子板と、
    上記可動電極と上記固定電極との間に構成される静電容
    量の変化を検出する手段とを備えた傾斜センサ。
  2. 【請求項2】 前記可動電極または固定電極のいずれか
    一方に、開口の幅が回転方向に順次増加または減少する
    スリットを設けた請求項1記載の傾斜センサ。
  3. 【請求項3】 前記可動電極または固定電極のいずれか
    一方に、前記振り子の回転中心を中心とする放射方向に
    延びる複数のスリットを設け、他方に前記複数のスリッ
    トに相対して複数の凹凸よりなる段差部を設けた請求項
    1記載の傾斜センサ。
  4. 【請求項4】 前記可動電極の表裏両面に、前記振り子
    の回転中心を中心とする放射方向に延びる複数のスリッ
    トまたは前記振り子の回転中心を中心とする放射方向に
    延びる複数の凹凸よりなる段差部を設け、前記可動電極
    の表裏に相対して配設した固定電極に、上記可動電極に
    設けた複数のスリットまたは段差部に相対して段差部ま
    たは複数のスリットを設けた請求項1記載の傾斜セン
    サ。
  5. 【請求項5】 前記複数のスリットと前記段差部の相対
    位置を、前記振り子が静的位置にあるとき前記可動電極
    の回転方向にずらせて配置した請求項3または4記載の
    傾斜センサ。
  6. 【請求項6】 前記端子板は回路基板からなり、その回
    路基板に設けた金属パターンを固定電極として構成した
    請求項1ないし5のいずれかに記載の傾斜センサ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010032367A (ja) * 2008-07-29 2010-02-12 Japan Aviation Electronics Industry Ltd 静電容量型加速度センサ及び静電容量型加速度計
CN109211150A (zh) * 2018-08-07 2019-01-15 中国地质大学(武汉) 一种平整度测量方法与设备
KR102165303B1 (ko) * 2019-08-19 2020-10-14 한국철도기술연구원 기계식 스위치를 이용한 경사 측정 시스템

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010032367A (ja) * 2008-07-29 2010-02-12 Japan Aviation Electronics Industry Ltd 静電容量型加速度センサ及び静電容量型加速度計
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