JP2001124075A - 直動転がり案内ユニット - Google Patents
直動転がり案内ユニットInfo
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Abstract
に弾性変形部分の弾性変形に基づいて変位可能な弾性支
持部を備えることにより、無限循環路の長さのバラツキ
を吸収して転動体を組込み可能な直動転がり案内ユニッ
トを提供する。 【解決手段】 隣り合う転動体20,20間に配設され
るセパレータ30は、セパレータ本体31と、その外周
41から括れた弾性変形部分40及び放射状に一体形成
された支持部分42から成る弾性支持部35とを備えて
いる。転動体20を接近させる力が小さいときには、セ
パレータ30は支持部分42の先端部分39で転動体2
0と接触し、転動体20を接近させる力が大きいとき
は、弾性変形部分40の変形で支持部分42が後退し、
セパレータ本体31の周辺環状領域44で接触する。
Description
該軌道レール上を転動体を介して相対摺動可能に配設さ
れたスライダとを具備し、無限循環路を循環する転動体
間に転動体同士が接触するのを回避するセパレータを介
装した直動転がり案内ユニットに関する。
上をスライダが摺動するときにスライダ内の転動体が無
限循環するものであり、軌道レールとスライダとの間に
形成される負荷軌道路を転動体が転動するときに、隣り
合う転動体同士が接触することがある。即ち、転動体の
真円度、軌道レールの平坦度、及び外部負荷の偏りによ
る変形等の原因で、隣り合う転動体同士の中心間距離が
微妙に変化し、転動体同士は互いに接近したときに強く
接触し合う。各転動体の回転方向は同一方向であるの
で、隣り合う転動体同士が互いに強く接触する部分での
速度は互いに逆方向になり、その接触によって発生する
力は、各転動体のスムースな転動を妨げるように作用す
る。このような状態でスライダが摺動すると、各転動体
は滑りと転がり、或いは隣り合う転動体や軌道面への衝
突を繰り返して、周波数が比較的高い騒音や振動、或い
は早期摩耗を生じ、直動転がり案内ユニットとしての案
内精度と寿命との低下を招いていた。
介して相対摺動可能に配設されたスライダとを具備する
直動転がり案内ユニットにおいて、無限循環路を循環す
る転動体が隣り合う同士で直接に強く接触し合うのを防
止するため、転動体間にセパレータを介在させることが
提案されている。従来のセパレータの一例が、図10に
示されている。図10に示すセパレータ50は、概略筒
状の形状を有しており、両端面に転動体20の球面の一
部が入り込む凹球面51,51が対称に形成されてい
る。セパレータ50は、隣接するどの転動体20,20
間でも共通に使用されるセパレータであるので、凹球面
51,51間の最短距離は一定の厚さtとなっている。
にする転動体は、スライダ内部に形成される無負荷軌道
路及び軌道レールの第1軌道溝と第1軌道溝に対向して
スライダに形成された第2軌道溝とで形成される負荷軌
道路から構成される無限循環路を循環走行するが、無限
循環路の長さはある程度ばらついているのが普通である
ので、図10に示すセパレータ50では、無限循環路の
転動体(ボ−ル)20間にセパレータ50を順次組み込
んでいって最後のセパレータ50を組み込む場合に、き
つ過ぎたり或いは緩過ぎたりすることがある。このよう
に、無限循環路長さと、転動体及びセパレータから成る
環状の列長さとを一致させることは、極めて困難であ
る。きつすぎる場合には、ボールに遊びの余裕がなくな
りスライダの摺動抵抗を著しく増大させる。セパレータ
50の厚さtと異なる厚さを有するセパレータを最後に
組み込むことで無限循環路長さのバラツキを吸収させる
には、厚さが異なるセパレータを多種類用意しておく必
要があり、部品の製作、管理が煩雑になる等の不具合が
あり、直動転がり案内ユニットの製造コストを上昇させ
る原因となる。
には、転動体によって軌道レールに転動体と等ピッチの
圧痕が生じることがあり、スライダの摺動時にひっかか
り、騒音、振動、早期磨耗等が生じる。そこで、直動転
がり案内ユニットとして、転動体間に介装されるセパレ
ータの厚さを不等にすることにより、軌道レールに生じ
る圧痕を不等間隔にして、スライダが低騒音で且つ滑ら
かに摺動することを実現したものがある(例えば、特開
平10−281154号公報)。この直動転がり案内ユ
ニットでは、厚みの異なる複数種類のセパレータを複数
種用意しておき、それぞれ厚みの異なるセパレータを所
定の転動体間に組み込んでいる。
直動転がり案内ユニットとして、特開平5−12614
8号公報に開示されたものがある。この直動転がり案内
ユニットは、一定の厚さからなる多数のセパレータと、
相互位置調整可能な分割体から構成される少なくとも一
つのセパレータとを用いて、直動転がり案内ユニットの
組立、製作を容易にしたものである。セパレータは転動
体よりも小さいので、分割体については、更に小さいサ
イズのものを製作することになる。
座付旋回輪玉軸受に関するものであるが、各鋼球間に配
設された間座が両端面に鋼球の曲率半径よりも僅かに小
さい球面状の凹部を形成し、且つ放射方向に環状の溝を
形成したもので、間座が弾力性を有し、鋼球間隔を自由
に調整することを図ったものが提案されている(実公昭
51−10286号公報)。
体で形成することも考えられるが、そのようなセパレー
タでは、転動体間に作用する力に応じてセパレータが大
きく変形し、転動体間の距離を規制することが困難にな
る。そこで、転動体が無限循環する直動転がり案内ユニ
ットにおいて、セパレータの一部のみに弾性変形作用を
持たせ、転動体間の距離が所定値に達するまでの一定の
範囲においては、セパレータの弾性部分の変形によって
転動体間の距離の変動を吸収するが、隣接する転動体間
の距離が所定値以下に接近するのを防止することによっ
て、無限循環路の長さの変動を吸収することを可能にす
る点で解決すべき課題がある。
課題を解決することであり、転動体とセパレータとの無
限循環列の長さを無限循環路の長さに一致させることが
難しい場合に、無限循環路の長さが多少変化してもセパ
レータの一部に備わる弾性作用によって調整可能とし、
組立が容易であり且つ低騒音でより滑らかに摺動するこ
とができる直動転がり案内ユニットを提供することであ
る。
が形成された軌道レール、前記第1軌道溝に対向し前記
第1軌道溝と共に負荷軌道路を構成する第2軌道溝と前
記負荷軌道路に接続して複数の転動体が循環走行する無
限循環路を構成する無負荷軌道路とが形成され前記転動
体を介して前記軌道レール上を相対摺動可能に配設され
たスライダ、及び前記無限循環路を循環走行する前記転
動体同士を分離するため前記転動体間に配設されたセパ
レータを具備し、少なくとも一つの前記セパレータは、
転動体間距離の最少間隔を定めるセパレータ本体と、前
記セパレータ本体の外周から延びて形成され且つ隣り合
う前記両転動体を前記最少間隔よりも広い前記転動体間
距離に分離させた状態で支持可能な弾性支持部とから構
成されていることから成る直動転がり案内ユニットに関
する。
よれば、無限循環路を循環走行する転動体相互の間での
直接的な接触を回避するために配設されているセパレー
タは、少なくとも一つが、隣り合う転動体間距離の最少
間隔を定めるセパレータ本体と、セパレータ本体の外周
から延びて形成され且つ隣り合う両転動体を最少間隔よ
りも広い転動体間距離に分離支持可能な弾性支持部とか
ら構成されているので、隣り合う転動体間に互いに接近
する方向の力が大きい場合には、セパレータの弾性支持
部の弾性によって変形し、セパレータ本体が転動体を支
えることにより、隣り合う転動体間距離が最少間隔に規
制される。隣り合う転動体間に互いに接近する方向の力
が小さくなると、弾性支持部がその弾性作用に基づいて
隣り合う両転動体に当接し、隣り合う両転動体を最少間
隔よりも広い転動体間距離に分離させた状態で支持す
る。このように、少なくとも一つのセパレータは、その
弾性支持部が備える弾性作用に基づいて、転動体間に作
用する力の大きさに応じて、転動体間距離を自動的に調
節する。
隣り合う前記転動体に面する各端面側において前記転動
体の半径よりも僅かに小さい曲率半径を有する凹球面
と、前記転動体の直径よりも小さい外径を有する前記外
周とを備えた筒体に形成されている。隣り合う両転動体
がセパレータに接近するときには、セパレータの凹球面
は、全面で転動体を直接に密着して支持するのではな
く、凹球面の周辺環状領域で転動体を環状に支持し、ま
た転動体と凹球面との間の形成される空間に潤滑油を貯
留可能である。従って、この弾性支持部を有するセパレ
ータは、転動体との当接力に応じて、凹球面の周辺領域
での転動体の支持状態と弾性支持部による両転動体との
弾性支持状態との間での移り変わりが容易である。
セパレータ本体の前記外周に接続された弾性変形部分
と、前記弾性変形部分の外側に接続され前記弾性変形部
分の弾性作用に基づいて前記転動体に当接する支持部分
とから構成されている。セパレータの弾性支持部におい
て、弾性を備える部分をセパレータ本体の外周に接続さ
れた弾性変形部分とすることによって、弾性変形部分の
外側に接続された支持部分が両転動体を分離させた状態
に支持する弾性力は、弾性変形部分の弾性作用に基づい
て得られる。
パレータ本体に形成されている前記凹球面と同じ曲率半
径を有する凹状支持球面を備えており、前記凹状支持球
面は、前記弾性変形部分の非変形状態において前記セパ
レータ本体の前記凹球面を延長した球面の一部と一致し
ている。セパレータの弾性支持部が備える凹状支持球面
は、転動体の半径よりも僅かに小さく、セパレータ本体
に形成されている凹球面と同じ曲率半径を持つ球面であ
り、且つ弾性変形部分の非変形状態においてセパレータ
本体の凹球面を延長した球面の一部と一致しているの
で、転動体は弾性支持部に当接した状態から弾性変形部
分を弾性変形させつつ互いに接近し、セパレータ本体に
形成されている凹球面の周辺環状領域に当接するとき
に、転動体間距離は最少間隔に規制される。
記セパレータ本体と前記弾性支持部との繋ぎ領域に形成
された薄肉部分である。セパレータ本体と弾性支持部と
の繋ぎ領域に薄肉部分を形成することにより、薄肉部分
は曲げの力で容易に弾性変形する弾性変形部分となる。
弾性支持部の支持部分は、薄肉部分の弾性変形によって
セパレータ本体に対して変位し、その結果、両転動体に
対して変位する。
合う前記各転動体に面する前記セパレータ本体の各端面
側において前記セパレータ本体の周方向に隔置して分割
形成されている。セパレータの弾性支持部は、セパレー
タ本体の各端面側において、セパレータ本体の周方向に
隔置して分割形成されているので、分割形成された各弾
性支持部は、分割されずに周方向に繋がった場合と比較
して、弾性変形部分の弾性変形で転動体に対して進退す
る方向に変位し易くなる。
動体に面する側に位置する前記弾性支持部と、他方の前
記転動体に面する側に位置する前記弾性支持部とは、前
記セパレータ本体の周方向に互い違いに配置されてい
る。一方の転動体に面する側に位置する分割された弾性
支持部と、他方の転動体に面する側に位置する分割され
た弾性支持部とは、セパレータ本体の周方向に互い違い
に配置されていることによって、弾性変形部分の弾性変
形によって変位するときに、互いに干渉し合うことがな
い。
セパレータ本体の外周との間に一体的に形成されたリブ
によって補強されている。弾性支持部は、転動体から力
を繰り返し受けるので、リブによって補強することによ
り、弾性変形部分の早期劣化を防いで、セパレータの長
寿命化が図られている。
ら構成される前記セパレータは、前記無限循環路におい
て、隣り合う前記転動体間に配設されているすべての前
記セパレータに適用することが可能である。また、前記
セパレータは、弾性変形しやすい構造に形成されている
ので、前記無限循環路において、1又は2以上の、一部
の隣り合う前記転動体間にのみ配設しても、直動転がり
案内ユニットの組立てを容易にすることができる。この
場合、前記セパレータ本体と前記弾性支持部とから構成
される前記セパレータを前記無限循環路を丁度2分する
位置の前記転動体間に配設すれば、このセパレータは、
直動転がり案内ユニットの通常の使用において負荷軌道
路に少なくとも1つ存在するので、転動体間の微妙変化
の調整が可能になり、スライダの摺動が滑らかになる。
無限循環路の転動体間のすべてに上記セパレータを組み
込めば、それぞれの転動体間の微妙な変化に対応可能と
なり、スライダの摺動を一層滑らかにすることが可能で
ある。
動体がリターンする前記無負荷軌道路の一部としてのリ
ターン通路孔とが形成されたケーシング、及び前記ケー
シングの両端面にそれぞれ固定され且つ前記負荷軌道路
と前記リターン通路孔との間で前記転動体の走行方向を
転換させるため前記無負荷軌道路の残余の一部として前
記負荷軌道路と前記リターン通路孔とを接続する方向転
換路が形成されているエンドキャップを備えている。
の発明による直動転がり案内ユニットの実施例を説明す
る。図1はこの発明による直動転がり案内ユニットの一
実施例を示す斜視図、図2は図1に示す直動転がり案内
ユニットの内部に形成される無限循環路を示す説明図、
図3〜図9は、この発明の直動転がり案内ユニットにお
いて転動体間に配設される弾性支持部を有するセパレー
タを示し、図3は図5に示されたセパレータの矢印Cの
方向から見た正面図、図4は図5に示されたセパレータ
の矢印Dの方向から見た背面図、図5は図3に示された
セパレータの矢視A−Aで見た断面図、図6は図3に示
されたセパレータの矢視B−Bで見た断面図、図7は図
3に示されたセパレータの矢印Eの方向から見た側面
図、図8はこの発明の直動転がり案内ユニットにおいて
用いられるセパレータが隣合う転動体間に配設された状
態を示す説明図、図9は図5に示すセパレータの転動体
との接触状態を示す拡大断面図である。
ユニットUにおいては、スライダ2は軌道レール1に跨
架した状態で載置し、軌道レール1の長手方向両側面3
に形成されている第1軌道溝4に沿って転走するボール
である転動体20の介在で自在に摺動する。軌道レール
1の上面14に隔置して開口するように形成されている
複数個の取付孔6に締結ボルトを挿通し、その締結ボル
トをベッド、機台、加工台等の取付ベース8に形成され
たねじ穴に螺入することによって、軌道レール1は取付
ベース8に固定される。スライダ2は、軌道レール2に
対して相対移動可能なケーシング10、及びケーシング
10の両端にそれぞれ取り付けたエンドキャップ11を
有している。ケーシング10の上面15には、他の機
器、機械部品、チャック、把持装置等を取り付けるため
の取付穴16が開口している。
11の下面には、ケーシング10及びエンドキャップ1
1とが軌道レール1に跨がって移動するようにスライダ
2の長手方向に延びる凹部が形成されており、軌道レー
ル1の各第1軌道溝4に対向したケーシング10の凹部
の対向面にそれぞれ第2軌道溝14が形成されている。
対向する第1軌道溝4及び第2軌道溝14で構成される
負荷軌道路21にはボールから成る転動体20が転走す
るように組み込まれている。また、ケーシング10から
転動体20が脱落するのを防止するために、保持バンド
27が多数の転動体20を保持するようにケーシング1
0に取り付けられている。軌道レール1とスライダ2と
の間のシールを達成するために、下面シール17がスラ
イダ2の下面に設けられている。
スライダ2の長手方向両端部との間のシールを達成する
エンドシール12が取り付けられている。エンドキャッ
プ11及びエンドシール12は、複数の取付孔に貫通さ
せたねじ13によりケーシング10の両端面に取り付け
られている。直動転がり案内ユニットUでは、潤滑剤と
してグリース又は潤滑油が一般的に広く使用され、該潤
滑剤がグリースの場合にはグリースニップル28から転
動体20が走行する例えば方向転換路(後述する)に供
給されて潤滑が行われ、また、潤滑油の場合にはグリー
スニップル28の代わりに配管継ぎ手を取り付け、配管
継ぎ手を通じて潤滑が行われている。
限循環路19が図2に示されている。負荷軌道路21
は、軌道レール1に形成されている第1軌道溝4と、ス
ライダ2のケーシング10において第1軌道溝4に対向
して形成された第2軌道溝14とで構成されている。ま
た、無負荷軌道路22は、ケーシング10の内部に負荷
軌道路21と平行に形成されたリターン通路孔23、及
び両エンドキャップ11において湾曲して形成されて負
荷軌道路21とリターン通路孔23とを接続する方向転
換路24で構成されている。無限循環路19は、負荷軌
道路21と無負荷軌道路22とで構成されている。無限
循環路19には、複数のボールである転動体20と、隣
接する転動体20間に配設されたセパレータ30とが無
限循環する。負荷軌道路21を転走する転動体20は、
エンドキャップ11内に形成された方向転換路24に導
かれ、次いで、ケーシング10に形成されたリターン通
路孔23に移動し、無限循環路19内を走行する。負荷
軌道路21を転走する転動体20の転動により、軌道レ
ール1とスライダ2とがスムースに相対移動することが
できる。エンドキャップ11には、軌道レール1との負
荷軌道路21から転動体20をすくう爪25が形成され
ている。
走行する転動体20が隣接する転動体20との直接の接
触を回避するため、この発明に基づく弾性支持部を備え
たセパレータ30が、転動体20,20間に配設された
すべてのセパレータに適用されている。セパレータ30
の詳細な一例が、図3〜図7に示されている。セパレー
タ30は、中心部に位置し、隣り合う転動体20,20
間の距離を最少間隔T 1 に規制するセパレータ本体31
と、セパレータ本体31の外周41に接続された複数の
弾性支持部34,35とから形成されている。弾性支持
部34,35は、セパレータ本体31の外周41に接続
された弾性変形部分40と、弾性変形部分40の外側に
接続された支持部分42とから構成されている。支持部
分42は、弾性変形部分40の弾性作用に基づいて転動
体20に当接する。セパレータ本体31は転動体20の
外径よりも小さい径を有する外周41を備えた筒体に形
成されている。弾性支持部34,35は、それぞれセパ
レータ本体31の一方又は他方の転動体20,20に面
する側の外周41(図5,図6,図9)から一体的に放
射状に延びている。弾性支持部34,35の最外周の先
端部分39も転動体20の外径より内側の位置にある。
弾性支持部34,35は、弾性変形部分40の弾性作用
に基づいて、両転動体20,20を支持部分42,42
において最少間隔T1 よりも広い転動体間距離T2 に分
離した状態に支持することができる。
は、転動体20,20に対向する各端面側において、転
動体20の半径よりも僅かに小さい曲率半径(曲率では
大きい)の凹球面32,33が形成されている(図
8)。従って、セパレータ本体31の中央に形成される
最も薄肉部分43の厚さT0 は、最少間隔T1 よりも薄
い厚さとなっている。両転動体20,20がセパレータ
30に最も接近するときであっても、凹球面32,33
が全面で転動体20,20を直接に密着して支持するの
ではなく、転動体20,20はセパレータ本体31の凹
球面32,33の周辺環状領域44で支持される(図
9)。また、転動体20,20と凹球面32,33との
間の空間45には、グリース又は潤滑油を貯留可能であ
る。従って、セパレータ30は、転動体20の支持状態
として、凹球面32,33の周辺環状領域44における
支持状態と弾性変形部分40の弾性作用に基づいた弾性
支持部34,35による支持状態との間での移り変わり
が容易である。
は、それぞれ転動体20,20に面するセパレータ本体
31の各端面側において、セパレータ本体31の周方向
に隔置して分割形成されている。図示の例では、弾性支
持部34,35は、それぞれセパレータ本体31の外周
を等分(3等分)した位置において、それぞれ60°の
角度幅を有する3つの扇形に形成されている。凹球面3
2側に位置する一方の転動体20に対向する分割された
弾性支持部34と、凹球面33側に位置する他方の転動
体20に対向する分割された弾性支持部35とは、図
3、図4及び図7に示すように、セパレータ本体31の
周方向に互い違いに配置されている。即ち、分割された
弾性支持部34は分割された弾性支持部35の隣り合う
弾性支持部35の周方向中間点に配置されており、軸方
向に見たとき、分割された弾性支持部34,35は互い
に重ならない。分割された各弾性支持部34,35は、
分割されずに全周方向に一体的に繋がって形成されてい
る場合と比較して、弾性変形部分40の弾性変形によっ
て転動体20,20に対して進退する方向に変位し易く
なっており、セパレータ本体31の周方向に互い違いに
配置されていることにより、転動体20,20が最も接
近するときも、互いに干渉し合うこともない。
いて、転動体20に当接する側には、セパレータ本体3
1に形成されている凹球面32,33から連続して延び
るように、凹球面32,33と同じ曲率半径(転動体2
0の半径より僅かに小さな曲率半径)の凹状支持球面3
7,38が形成されている。凹状支持球面37,38
は、図9において実線で示すように、弾性変形部分40
の弾性変形から復帰した非変形状態において、凹球面3
2,33を延長した球面と一致している。即ち、転動体
20,20に対向するセパレータ本体31の凹球面3
2,33と、複数の弾性支持部34,35の凹状支持球
面37,38は、図9に示すように、半径R 0 を有する
凹球面となっている。
形部分40は、支持部分42がセパレータ本体31との
繋ぎ領域において括れて薄肉部分として形成されてい
る。その結果、弾性変形部分40が弾性変形することに
よって、弾性支持部34,35はセパレータ本体31に
対して屈曲変位し、支持部分42が転動体20に対して
進退する方向に変位し易くなっている。薄肉の弾性変形
部分40は、転動体20,20が弾性支持部34,35
に作用するときに生じる曲げの力で、繰り返して変形す
るので、疲労により、劣化し脆弱になり易い。そのた
め、分割された弾性支持部34及び弾性支持部35は、
それぞれ、セパレータ本体31の外周41に対して一体
的に形成された補強用のリブ36で補強されている(図
6)。弾性支持部34,35をリブ36によって補強す
ることにより、弾性変形部分40の耐久性が向上し、セ
パレータ30としての寿命の長期化が図られている。
セパレータ30は、無限循環路19を循環走行する転動
体20相互の間での直接的な接触を回避しており、隣り
合う転動体20,20間に互いに接近する方向の力が小
さい状態では、弾性変形部分40の弾性変形量は小さ
く、弾性変形部分40の弾性作用に基づいて隣り合う両
転動体20,20に当接し、両転動体20,20を最少
間隔T1 よりも広い転動体間距離T2 に保持する。転動
体20,20から作用する力が小さいほど、図9に示す
ように、セパレータ30の転動体20との接触位置(第
2接触位置)は、複数の弾性支持部34,35の外周先
端部分39となる。
る方向の負荷が大きくなると、セパレータ30の弾性支
持部34,35は、図9の想像線で示すように転動体2
0,20によって押され、弾性変形部分40は、支持部
分42からの曲げ作用によって弾性変形をして後退方向
に変位し、セパレータ30の転動体20,20に当接す
る接触位置は、第2接触位置からセパレータ本体31の
周辺環状領域44(第1接触位置)に移行する。このと
き、転動体間距離は、最少間隔T1 に規制される。セパ
レータ30を弾性体(ゴム)で作れば、負荷に応じて限
りなく転動体20,20が接近するが、この例では、セ
パレータ30は合成樹脂で作られており、セパレータ本
体31の厚さでほぼ安定する。転動体20,20からの
上記負荷がなくなれば、セパレータ30の転動体20,
20との接触位置は、元の第2接触位置に戻る。このよ
うに、転動体20,20間に作用する負荷の大きさに応
じて、転動体間距離が自動的に調節される。従って、無
限循環路19の長さがばらついているために、最後のセ
パレータ30や転動体20の組付けが困難になる場合で
あっても、組込み済みのセパレータ30を転動体20に
よって押し付けて弾性変形させると、最後のセパレータ
30や転動体20を組み込むためのスペースを作ること
ができ、組立作業が容易になる。しかも、組立後には、
転動体20間の最少間隔は確保されるために、転動体2
0のスムーズな転走が確保される。
路19に1又は2以上組み込まれるセパレータは、図2
に示すように、すべて上記のセパレータ30であるとし
て説明したが、無限循環路19に組み込む一部のセパレ
ータをセパレータ30とし、それ以外のセパレータを図
10に示すような従来のセパレータ50としてもよいこ
とは明らかである。セパレータ30は、弾性変形しやす
い構成に成っているので、無限循環路19に1又は2以
上組み込んで効果があり、例えば図10に示す従来のセ
パレータ50が複数組み込まれた無限循環路にセパレー
タ50に代わって1又は2以上組み込めば、直動転がり
案内ユニットUが組み立て易くなると共に、セパレータ
30を用いて組み立てられたスライダ2は軌道レール1
に対して滑らかに摺動する。また、無限循環路19を丁
度2分する対向する2箇所にセパレータ30を組み込め
ば、直動転がり案内ユニットUの通常の使用(スライダ
2のストローク距離がケーシング10の長さの2倍を超
えて確保されている)において、負荷軌道路21に少な
くとも1つ存在するので、転動体20,20間の微妙変
化の調整が可能になり、スライダ2の摺動が滑らかにな
る。また、図2に示すように、無限循環路19の転動体
20間のすべてのセパレータにセパレータ30を適用す
ると、それぞれの転動体20間の微妙な変化に対応でき
るので、一層、スライダ2の摺動が滑らかになる。更
に、セパレータ30は、分割された弾性支持部34,3
4(35,35)間に隙間があるので、潤滑剤の通路及
び潤滑溜まりにもなり、直動転がり案内ユニットUの潤
滑が良好で耐久寿命を向上させることができる。
は、上記のように構成されているので、次のような効果
を奏する。即ち、この直動転がり案内ユニットにおいて
は、少なくとも一つのセパレータは、転動体間距離の最
少間隔を定めるセパレータ本体と、弾性変形部分及び支
持部分から成る弾性支持部とを備えたセパレータである
ので、弾性変形部分の弾性変形に基づいて弾性支持部は
容易に変位することができる。また、この直動転がり案
内ユニットに用いられるセパレータは、セパレータ本体
と弾性支持部とが一体成形されているので、製作が容易
である。更に、この直動転がり案内ユニットに用いられ
るセパレータは、転動体に対向する弾性支持部がセパレ
ータ本体分の外周において周方向に隔置して分割形成さ
れ、一方の転動体に対向する弾性支持部と他方の転動体
に対向する弾性支持部とはセパレータ本体の外周の周方
向に互い違いに形成されているので、転動体に互いを接
近させる方向に負荷が働く場合、一方の弾性支持部と他
方の弾性支持部とが変位しても互いにかち合うことがな
く、変位し易くすることができる。
施例を示す斜視図である。
成される無限循環路を示す説明図である。
いられるセパレータの図5に示す矢印Cの方向から見た
正面図である。
いられるセパレータの図5に示す矢印Dの方向から見た
背面図である。
断面図である。
断面図である。
見た側面図である。
いられるセパレータが隣合う転動体間に配設された状態
を示す説明図である。
示す拡大断面図である。
体間に配設されるセパレータを示す断面図である。
Claims (11)
- 【請求項1】 長手方向両側面に第1軌道溝が形成され
た軌道レール、前記第1軌道溝に対向し前記第1軌道溝
と共に負荷軌道路を構成する第2軌道溝と前記負荷軌道
路に接続して複数の転動体が循環走行する無限循環路を
構成する無負荷軌道路とが形成され前記転動体を介して
前記軌道レール上を相対摺動可能に配設されたスライ
ダ、及び前記無限循環路を循環走行する前記転動体同士
を分離するため前記転動体間に配設されたセパレータを
具備し、少なくとも一つの前記セパレータは、転動体間
距離の最少間隔を定めるセパレータ本体と、前記セパレ
ータ本体の外周から延びて形成され且つ隣り合う前記両
転動体を前記最少間隔よりも広い前記転動体間距離に分
離させた状態で支持可能な弾性支持部とから構成されて
いることから成る直動転がり案内ユニット。 - 【請求項2】 前記セパレータの前記セパレータ本体
は、隣り合う前記転動体に面する各端面側において前記
転動体の半径よりも僅かに小さい曲率半径を有する凹球
面と、前記転動体の直径よりも小さい外径を有する前記
外周とを備えた筒体に形成されていることから成る請求
項1に記載の直動転がり案内ユニット。 - 【請求項3】 前記セパレータの前記弾性支持部は、前
記セパレータ本体の前記外周に接続された弾性変形部分
と、前記弾性変形部分の外側に接続され前記弾性変形部
分の弾性作用に基づいて前記転動体に当接する支持部分
とから構成されていることから成る請求項1又は2に記
載の直動転がり案内ユニット。 - 【請求項4】 前記弾性支持部の前記支持部分は、前記
セパレータ本体に形成されている前記凹球面と同じ曲率
半径を有する凹状支持球面を備えており、前記凹状支持
球面は、前記弾性変形部分の非変形状態において前記セ
パレータ本体の前記凹球面を延長した球面の一部と一致
していることから成る請求項3に記載の直動転がり案内
ユニット。 - 【請求項5】 前記弾性変形部分は、前記セパレータ本
体の前記外周と前記弾性支持部の前記支持部分との繋ぎ
領域に形成された薄肉部分であることから成る請求項3
又は4に記載の直動転がり案内ユニット。 - 【請求項6】 前記セパレータの前記弾性支持部は、隣
り合う前記各転動体に面する前記セパレータ本体の各端
面側において前記セパレータ本体の周方向に隔置して分
割形成されていることから成る請求項1〜5のいずれか
1項に記載の直動転がり案内ユニット。 - 【請求項7】 隣り合う前記各転動体のうち一方の前記
転動体に面する側に位置する前記弾性支持部と、他方の
前記転動体に面する側に位置する前記弾性支持部とは、
前記セパレータ本体の周方向に互い違いに配置されてい
ることから成る請求項6に記載の直動転がり案内ユニッ
ト。 - 【請求項8】 前記セパレータの前記弾性支持部は、前
記セパレータ本体の前記外周との間に一体的に形成され
たリブによって補強されていることから成る請求項1〜
7のいずれか1項に記載の直動転がり案内ユニット。 - 【請求項9】 前記セパレータ本体と前記弾性支持部と
から構成される前記セパレータは、前記無限循環路にお
いて、隣り合う前記転動体間に配設されているすべての
前記セパレータに適用されていることから成る請求項1
〜8のいずれか1項に記載の直動転がり案内ユニット。 - 【請求項10】 前記セパレータ本体と前記弾性支持部
とから構成される前記セパレータは、前記無限循環路を
丁度2分する位置の前記転動体間に配設されていること
から成る請求項1〜8のいずれか1項に記載の直動転が
り案内ユニット。 - 【請求項11】 前記スライダは、前記第2軌道溝と前
記転動体がリターンする前記無負荷軌道路の一部として
のリターン通路孔とが形成されたケーシング、及び前記
ケーシングの両端面にそれぞれ固定され且つ前記負荷軌
道路と前記リターン通路孔との間で前記転動体の走行方
向を転換させるため前記無負荷軌道路の残余の一部とし
て前記負荷軌道路と前記リターン通路孔とを接続する方
向転換路が形成されているエンドキャップを備えている
ことから成る請求項1〜10のいずれか1項に記載の直
動転がり案内ユニット。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP29855599A JP4280376B2 (ja) | 1999-10-20 | 1999-10-20 | 直動転がり案内ユニット |
US09/665,671 US6412983B1 (en) | 1999-10-20 | 2000-09-20 | Linear motion guide units |
Applications Claiming Priority (1)
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ID=17861264
Family Applications (1)
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7758245B2 (en) | 2005-03-31 | 2010-07-20 | Nippon Thompson Co., Ltd. | Rolling guide unit with separator interposed between any two adjacent rolling elements |
JP2012077873A (ja) * | 2010-10-04 | 2012-04-19 | Thk Co Ltd | スペーサ、スペーサを組み込んだ運動案内装置及びねじ装置 |
CN112343921A (zh) * | 2020-11-02 | 2021-02-09 | 智龙传动(厦门)科技有限公司 | 一种具有多段式滚动组件的滑座滚动系统 |
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JP3569609B2 (ja) | 1997-04-16 | 2004-09-22 | 日本ケーブル・システム株式会社 | 便座昇降装置 |
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-
2000
- 2000-09-20 US US09/665,671 patent/US6412983B1/en not_active Expired - Lifetime
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