JPH05126148A - 直動転がり案内ユニツト - Google Patents
直動転がり案内ユニツトInfo
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- JPH05126148A JPH05126148A JP3313169A JP31316991A JPH05126148A JP H05126148 A JPH05126148 A JP H05126148A JP 3313169 A JP3313169 A JP 3313169A JP 31316991 A JP31316991 A JP 31316991A JP H05126148 A JPH05126148 A JP H05126148A
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- Japan
- Prior art keywords
- separator
- linear motion
- divided bodies
- guide unit
- raceway groove
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C29/00—Bearings for parts moving only linearly
- F16C29/04—Ball or roller bearings
- F16C29/06—Ball or roller bearings in which the rolling bodies circulate partly without carrying load
- F16C29/0633—Ball or roller bearings in which the rolling bodies circulate partly without carrying load with a bearing body defining a U-shaped carriage, i.e. surrounding a guide rail or track on three sides
- F16C29/0635—Ball or roller bearings in which the rolling bodies circulate partly without carrying load with a bearing body defining a U-shaped carriage, i.e. surrounding a guide rail or track on three sides whereby the return paths are provided as bores in a main body of the U-shaped carriage, e.g. the main body of the U-shaped carriage is a single part with end caps provided at each end
- F16C29/065—Ball or roller bearings in which the rolling bodies circulate partly without carrying load with a bearing body defining a U-shaped carriage, i.e. surrounding a guide rail or track on three sides whereby the return paths are provided as bores in a main body of the U-shaped carriage, e.g. the main body of the U-shaped carriage is a single part with end caps provided at each end with rollers
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C29/00—Bearings for parts moving only linearly
- F16C29/12—Arrangements for adjusting play
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/30—Parts of ball or roller bearings
- F16C33/37—Loose spacing bodies
- F16C33/3706—Loose spacing bodies with concave surfaces conforming to the shape of the rolling elements, e.g. the spacing bodies are in sliding contact with the rolling elements
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C2322/00—Apparatus used in shaping articles
- F16C2322/39—General build up of machine tools, e.g. spindles, slides, actuators
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Bearings For Parts Moving Linearly (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 製作費用が安く、かつ部品管理が簡単な直動
転がり案内ユニットを提供すること。 【構成】 転動体としてのボール２４又はころ１０の間
に介装されるセパレータ１を該転動体に対する接離方向
において相対位置調整が可能な一対の分割体２及び３に
より形成する。これにより、多数の直動転がり案内ユニ
ットを製作する場合でも一種類のセパレータにてその各
々のユニットに対応させることができる。
転がり案内ユニットを提供すること。 【構成】 転動体としてのボール２４又はころ１０の間
に介装されるセパレータ１を該転動体に対する接離方向
において相対位置調整が可能な一対の分割体２及び３に
より形成する。これにより、多数の直動転がり案内ユニ
ットを製作する場合でも一種類のセパレータにてその各
々のユニットに対応させることができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば工作機械や産業
用ロボットなどの直線運動機構部において、移動させる
べき可動体を直線的に案内する直動転がり案内ユニット
に関する。
用ロボットなどの直線運動機構部において、移動させる
べき可動体を直線的に案内する直動転がり案内ユニット
に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の直動転がり案内ユニット
としては、図７乃至図１０に示すものがある。図７及び
図８に示すように、この直動転がり案内ユニットは、左
右両側部に１条ずつの軌道溝２１ａが軸方向に沿って形
成された軌道台２１と、循環路２２（詳細は後述する）
を有し、かつこの軌道台２１に対して相対運動可能なス
ライドユニット２３と、このスライドユニット２３の移
動に伴なって前記軌道溝２１ａ上を転動しつつ循環路２
２内を循環して軌道台２１及びスライドユニット２３の
間で荷重を負荷する転動体としての多数のボール２４と
で構成されている。
としては、図７乃至図１０に示すものがある。図７及び
図８に示すように、この直動転がり案内ユニットは、左
右両側部に１条ずつの軌道溝２１ａが軸方向に沿って形
成された軌道台２１と、循環路２２（詳細は後述する）
を有し、かつこの軌道台２１に対して相対運動可能なス
ライドユニット２３と、このスライドユニット２３の移
動に伴なって前記軌道溝２１ａ上を転動しつつ循環路２
２内を循環して軌道台２１及びスライドユニット２３の
間で荷重を負荷する転動体としての多数のボール２４と
で構成されている。
【０００３】このスライドユニット２３は、ケーシング
２６と、該ケーシング２６の両端部に結合された一対の
エンドキャップ２７ａ及び２７ｂと、該エンドキャップ
２７ａ及び２７ｂ各々の外面に取り付けられた２枚の側
面シール２８ａ及び２８ｂとを有している。なお、エン
ドキャップ側板２７ａには、上記軌道溝２１ａ及び循環
路２２にグリースを供給するためのグリースニップル２
９が取り付けられている。図８に示すように、循環路２
２はケーシング２６に夫々直線的にかつ互いに平行に形
成された負荷軌道溝２２ａ及びリターン路２２ｂと、両
エンドキャップ２７ａ、２７ｂに形成されて該負荷軌道
溝２２ａ及びリターン路２２ｂをこれらの両端部にて連
通させる一対の半円状の方向転換路２２ｃ及び２２ｄと
から成る。なお、上記負荷軌道溝２２ａが軌道台２１の
軌道溝２１ａと対向している。
２６と、該ケーシング２６の両端部に結合された一対の
エンドキャップ２７ａ及び２７ｂと、該エンドキャップ
２７ａ及び２７ｂ各々の外面に取り付けられた２枚の側
面シール２８ａ及び２８ｂとを有している。なお、エン
ドキャップ側板２７ａには、上記軌道溝２１ａ及び循環
路２２にグリースを供給するためのグリースニップル２
９が取り付けられている。図８に示すように、循環路２
２はケーシング２６に夫々直線的にかつ互いに平行に形
成された負荷軌道溝２２ａ及びリターン路２２ｂと、両
エンドキャップ２７ａ、２７ｂに形成されて該負荷軌道
溝２２ａ及びリターン路２２ｂをこれらの両端部にて連
通させる一対の半円状の方向転換路２２ｃ及び２２ｄと
から成る。なお、上記負荷軌道溝２２ａが軌道台２１の
軌道溝２１ａと対向している。
【０００４】ところで、図８に示すように、循環路２２
内に配列収容された各ボール２４に挾まれるように、多
数のセパレータ３０が設けられている。各セパレータ３
０は、これらを介して各ボール同士の相互緊密状態を得
て各ボールの均等な転動状態を維持させるためのもの
で、これを設けることにより直動転がり案内ユニットの
作動の円滑化が促されると共に騒音の発生が抑えられ
る。図９及び図１０に示すように、セパレータ３０は略
円柱状に形成され、その両端部に形成されたボール２４
との摺接面３０ａは球面となっている。
内に配列収容された各ボール２４に挾まれるように、多
数のセパレータ３０が設けられている。各セパレータ３
０は、これらを介して各ボール同士の相互緊密状態を得
て各ボールの均等な転動状態を維持させるためのもの
で、これを設けることにより直動転がり案内ユニットの
作動の円滑化が促されると共に騒音の発生が抑えられ
る。図９及び図１０に示すように、セパレータ３０は略
円柱状に形成され、その両端部に形成されたボール２４
との摺接面３０ａは球面となっている。
【０００５】上記構成を有する直動転がり案内ユニット
は、例えば工作機械のベッド（図示せず）上に配設さ
れ、軌道台２１が該ベッドに対してボルトにより固定さ
れる。そして、スライドユニット２３に対して被加工物
担持用のテーブル（図示せず）がボルト締めされ、これ
が可動側として作動する。すなわち、該テーブル上に被
加工物が載置された状態にて駆動手段により往復動せら
れ、これに伴って該被加工物に対して所要の加工、例え
ば切削加工が施される。なお、図７に示すように、軌道
台２１には、上記ベッド等に固定するためのボルト挿通
孔２１ｂが複数形成されている。また、スライドユニッ
ト２３のケーシング２６の上面には複数のねじ孔２６ａ
が形成されており、上記テーブルはこのねじ孔２６ａに
螺合するボルト（図示せず）によってスライドユニット
２３に締結される。
は、例えば工作機械のベッド（図示せず）上に配設さ
れ、軌道台２１が該ベッドに対してボルトにより固定さ
れる。そして、スライドユニット２３に対して被加工物
担持用のテーブル（図示せず）がボルト締めされ、これ
が可動側として作動する。すなわち、該テーブル上に被
加工物が載置された状態にて駆動手段により往復動せら
れ、これに伴って該被加工物に対して所要の加工、例え
ば切削加工が施される。なお、図７に示すように、軌道
台２１には、上記ベッド等に固定するためのボルト挿通
孔２１ｂが複数形成されている。また、スライドユニッ
ト２３のケーシング２６の上面には複数のねじ孔２６ａ
が形成されており、上記テーブルはこのねじ孔２６ａに
螺合するボルト（図示せず）によってスライドユニット
２３に締結される。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】上記構成よりなる従来
の直動転がり案内ユニットにおいては、ボール２４同士
の間にセパレータ３０が介装されることにより、作動の
円滑化及び低騒音化が達成される。
の直動転がり案内ユニットにおいては、ボール２４同士
の間にセパレータ３０が介装されることにより、作動の
円滑化及び低騒音化が達成される。
【０００７】しかしながら、かかる構成においては、各
ボール２４及びこれらが配列収容される循環路２２の寸
法にバラつきがあることから、多数の直動転がり案内ユ
ニットを組み立てる場合に該ユニット毎に各ボールの最
適なる緊密状態を得るためには、上記のセパレータ３０
として、互いに長さの異なる複数種のものを製作してお
き、これらを適宜選定して組み合わせて用いる必要があ
る。そのため、数種類の長さの異なるセパレータを常に
用意しておかねばならず部品の管理が煩雑であるという
欠点があり、また、セパレータは樹脂を素材とすること
が多いのでその成形用の型を多数製造するためにコスト
の増大を招くという欠点もある。
ボール２４及びこれらが配列収容される循環路２２の寸
法にバラつきがあることから、多数の直動転がり案内ユ
ニットを組み立てる場合に該ユニット毎に各ボールの最
適なる緊密状態を得るためには、上記のセパレータ３０
として、互いに長さの異なる複数種のものを製作してお
き、これらを適宜選定して組み合わせて用いる必要があ
る。そのため、数種類の長さの異なるセパレータを常に
用意しておかねばならず部品の管理が煩雑であるという
欠点があり、また、セパレータは樹脂を素材とすること
が多いのでその成形用の型を多数製造するためにコスト
の増大を招くという欠点もある。
【０００８】そこで、本発明は上記従来技術の欠点に鑑
みてなされたものであって、製作費用が安く、部品管理
が簡単な直動転がり案内ユニットを提供することを目的
とする。
みてなされたものであって、製作費用が安く、部品管理
が簡単な直動転がり案内ユニットを提供することを目的
とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明に係る直動転がり
案内ユニットは、軸方向に沿って軌道溝が形成された軌
道台と、該軌道台に対して相対運動が可能であって前記
軌道溝に対向する負荷軌道溝を含む循環路を備えたスラ
イドユニットとを有し、前記軌道溝及び前記負荷軌道溝
間に複数の転動体が介装され、隣り合う前記転動体同士
の間に介装されたセパレータを有する直動転がり案内ユ
ニットにおいて、前記セパレータは、該セパレータを挾
んで前後に位置する転動体の各々に摺接するように互い
に組み付けられた一対の分割体から成り、前記分割体各
々は前記転動体に対する接離方向において相互位置調節
ができるように構成されたものである。
案内ユニットは、軸方向に沿って軌道溝が形成された軌
道台と、該軌道台に対して相対運動が可能であって前記
軌道溝に対向する負荷軌道溝を含む循環路を備えたスラ
イドユニットとを有し、前記軌道溝及び前記負荷軌道溝
間に複数の転動体が介装され、隣り合う前記転動体同士
の間に介装されたセパレータを有する直動転がり案内ユ
ニットにおいて、前記セパレータは、該セパレータを挾
んで前後に位置する転動体の各々に摺接するように互い
に組み付けられた一対の分割体から成り、前記分割体各
々は前記転動体に対する接離方向において相互位置調節
ができるように構成されたものである。
【００１０】
【実施例】以下、本発明に係る直動転がり案内ユニット
を添付図面を参照しながら説明する。図１乃至図４に、
本発明に係る第１実施例としての直動転がり案内ユニッ
トを示している。なお、この直動転がり案内ユニット
は、以下に説明する部分以外は図７乃至図１０に示した
従来の直動転がり案内ユニットと同様に構成されてお
り、ユニット全体にわたる説明は省略する。また、以下
の説明において、上記従来の直動転がり案内ユニットが
具備するものと同一又は対応する部分については同じ参
照符号を付して説明する。これは、後述する他の実施例
の説明においても同様である。
を添付図面を参照しながら説明する。図１乃至図４に、
本発明に係る第１実施例としての直動転がり案内ユニッ
トを示している。なお、この直動転がり案内ユニット
は、以下に説明する部分以外は図７乃至図１０に示した
従来の直動転がり案内ユニットと同様に構成されてお
り、ユニット全体にわたる説明は省略する。また、以下
の説明において、上記従来の直動転がり案内ユニットが
具備するものと同一又は対応する部分については同じ参
照符号を付して説明する。これは、後述する他の実施例
の説明においても同様である。
【００１１】図１に示すように、本発明に係る直動転が
り案内ユニットにおいては、循環路２２内に配列された
ボール２４同士の間に介装されて該各ボール２４の相互
緊密状態を得るための手段が、従来と同じ構成の一定の
厚さを有する多数のセパレータ３０と、少なくとも１つ
設けられるセパレータ１から成る。なお、これらセパレ
ータ１及び３０は、その全体が樹脂で形成されることが
好ましい。また、この場合、多数設けられたセパレータ
３０については、その全てが同一長さとなっている。
り案内ユニットにおいては、循環路２２内に配列された
ボール２４同士の間に介装されて該各ボール２４の相互
緊密状態を得るための手段が、従来と同じ構成の一定の
厚さを有する多数のセパレータ３０と、少なくとも１つ
設けられるセパレータ１から成る。なお、これらセパレ
ータ１及び３０は、その全体が樹脂で形成されることが
好ましい。また、この場合、多数設けられたセパレータ
３０については、その全てが同一長さとなっている。
【００１２】図２乃至図４に示すように、セパレータ１
は全体としては略円柱状に形成され、該セパレータ１を
挾んで前後に隣り合って位置する転動体としてのボール
２４の各々に摺接するように互いに組み付けられた一対
の分割体２及び３から成る。両分割体２及び３のボール
２４との摺接面２ａ及び３ａは、球面となっている。
は全体としては略円柱状に形成され、該セパレータ１を
挾んで前後に隣り合って位置する転動体としてのボール
２４の各々に摺接するように互いに組み付けられた一対
の分割体２及び３から成る。両分割体２及び３のボール
２４との摺接面２ａ及び３ａは、球面となっている。
【００１３】一方の分割体２には、ボール２４との摺接
面２ａとは反対側にて開口しかつ該ボールに対する接離
方向Ａ（図２及び図４に示す）において延在する円筒状
の凹部２ｂが形成されている。また、他方の分割体３に
は、ボール２４との摺接面３ａとは反対側に、この凹部
２ｂに挿通可能な２本の可撓性柱状部３ｂ及び３ｃが互
いに平行に突設されている。これら可撓性柱状部３ｂ及
び３ｃの自由端部には、上記接離方向Ａに対して垂直に
伸長する円柱状の係止突起３ｄ及び３ｅが各々形成され
ている。
面２ａとは反対側にて開口しかつ該ボールに対する接離
方向Ａ（図２及び図４に示す）において延在する円筒状
の凹部２ｂが形成されている。また、他方の分割体３に
は、ボール２４との摺接面３ａとは反対側に、この凹部
２ｂに挿通可能な２本の可撓性柱状部３ｂ及び３ｃが互
いに平行に突設されている。これら可撓性柱状部３ｂ及
び３ｃの自由端部には、上記接離方向Ａに対して垂直に
伸長する円柱状の係止突起３ｄ及び３ｅが各々形成され
ている。
【００１４】そして、分割体２の凹部２ｂの内壁面に
は、上記２つの係止突起３ｄ、３ｅの夫々に対応して、
３つずつの係止凹部２ｃ乃至２ｅ並びに２ｆ乃至２ｈが
形成されている。但し、これら係止凹部２ｃ乃至２ｈ
は、分割体２の外周面にも開口して貫通孔となってい
る。これら係止凹部２ｃ乃至２ｈは、上記両係止突起３
ｄ及び３ｅの各々と係合することにより、上記接離方向
Ａにおける両分割体２及び３同士の相対的位置決めを行
うことができる。したがって、図２及び図３に示すよう
に、両係止突起３ｄ、３ｅの夫々に対して３つずつ設け
られた該各係止凹部は、上記接離方向Ａにおいて互いに
離間して配置されている。また、該各係止凹部は、分割
体２の円周方向において等しい角度、本実施例では６０
度ずつ位置がずれるように形成されており、しかも係止
凹部２ｃ乃至２ｅの各々に対して他の係止凹部２ｆ乃至
２ｈの各々が１８０度の角度を隔てて形成されている。
は、上記２つの係止突起３ｄ、３ｅの夫々に対応して、
３つずつの係止凹部２ｃ乃至２ｅ並びに２ｆ乃至２ｈが
形成されている。但し、これら係止凹部２ｃ乃至２ｈ
は、分割体２の外周面にも開口して貫通孔となってい
る。これら係止凹部２ｃ乃至２ｈは、上記両係止突起３
ｄ及び３ｅの各々と係合することにより、上記接離方向
Ａにおける両分割体２及び３同士の相対的位置決めを行
うことができる。したがって、図２及び図３に示すよう
に、両係止突起３ｄ、３ｅの夫々に対して３つずつ設け
られた該各係止凹部は、上記接離方向Ａにおいて互いに
離間して配置されている。また、該各係止凹部は、分割
体２の円周方向において等しい角度、本実施例では６０
度ずつ位置がずれるように形成されており、しかも係止
凹部２ｃ乃至２ｅの各々に対して他の係止凹部２ｆ乃至
２ｈの各々が１８０度の角度を隔てて形成されている。
【００１５】上記構成よりなるセパレータ１において
は、分割体３が具備する２つの係止突起３ｄ及び３ｅ
が、図２及び図３に示すように係止凹部２ｃ及び２ｆに
係合された状態において、図４に示すように該両係止凹
部に外側から針状の工具５を挿入する。すると、可撓性
を有する柱状部３ｂ及び３ｃが内側に撓み、両係止突起
３ｄ及び３ｅは、係止凹部２ｃ及び２ｆから抜け出る。
この状態で、両分割体２及び３を他の工具或は指にて把
持して互いに離間する方向に該両分割体を６０度相対的
に回転させながら少しずつ相対移動させる。すると、係
止突起３ｄ及び３ｅが柱状部３ｂ及び３ｃの弾発力によ
り係止凹部２ｄ及び２ｇに夫々係合する。これによっ
て、セパレータ１は、その長さが各係止凹部の１ピッチ
分だけ長くなる。セパレータ１の長さを更に長くしたい
場合や、再度図示の元の長さに戻す場合には、上記と同
様の操作を行なう。即ち、両分割体２及び３は、ボール
２４に対する接離方向Ａにおいて相対位置調節が可能な
のであり、これによりセパレータ１の長さの調節がなさ
れるのである。したがって、多数の直動転がり案内ユニ
ットを製造する場合、各ユニット毎に各ボール２４及び
これが収容される循環路２２の寸法にバラつきがある場
合であっても一種類のセパレータにて適合させることが
でき、各ボール間の緊密状態が得られる。
は、分割体３が具備する２つの係止突起３ｄ及び３ｅ
が、図２及び図３に示すように係止凹部２ｃ及び２ｆに
係合された状態において、図４に示すように該両係止凹
部に外側から針状の工具５を挿入する。すると、可撓性
を有する柱状部３ｂ及び３ｃが内側に撓み、両係止突起
３ｄ及び３ｅは、係止凹部２ｃ及び２ｆから抜け出る。
この状態で、両分割体２及び３を他の工具或は指にて把
持して互いに離間する方向に該両分割体を６０度相対的
に回転させながら少しずつ相対移動させる。すると、係
止突起３ｄ及び３ｅが柱状部３ｂ及び３ｃの弾発力によ
り係止凹部２ｄ及び２ｇに夫々係合する。これによっ
て、セパレータ１は、その長さが各係止凹部の１ピッチ
分だけ長くなる。セパレータ１の長さを更に長くしたい
場合や、再度図示の元の長さに戻す場合には、上記と同
様の操作を行なう。即ち、両分割体２及び３は、ボール
２４に対する接離方向Ａにおいて相対位置調節が可能な
のであり、これによりセパレータ１の長さの調節がなさ
れるのである。したがって、多数の直動転がり案内ユニ
ットを製造する場合、各ユニット毎に各ボール２４及び
これが収容される循環路２２の寸法にバラつきがある場
合であっても一種類のセパレータにて適合させることが
でき、各ボール間の緊密状態が得られる。
【００１６】図５及び図６に本発明の第２実施例として
の直動転がり案内ユニットの要部を示す。図に示すよう
に、この直動転がり案内ユニットにおいては、転動体は
円柱形若しくは樽形のころ１０であり、セパレータ１を
なす一対の分割体２及び３はこのころ１０の外周面に円
滑に摺接する形態の摺接面２ｉ及び３ｆを有している。
の直動転がり案内ユニットの要部を示す。図に示すよう
に、この直動転がり案内ユニットにおいては、転動体は
円柱形若しくは樽形のころ１０であり、セパレータ１を
なす一対の分割体２及び３はこのころ１０の外周面に円
滑に摺接する形態の摺接面２ｉ及び３ｆを有している。
【００１７】なお、各実施例においては、セパレータ１
の一方の分割体３が２つの係止突起３ｄ、３ｅを有し、
他方の分割体２には各柱状部の夫々に対応して３つずつ
の係止凹部２ｃ〜２ｅ並びに２ｆ〜２ｈが形成されてい
るが、該係止突起は１つのみ或は３つ以上設けてもよ
く、また、該係止凹部の数についても、１つの係止凹部
に対して２つ或は４つ以上形成してもよい。
の一方の分割体３が２つの係止突起３ｄ、３ｅを有し、
他方の分割体２には各柱状部の夫々に対応して３つずつ
の係止凹部２ｃ〜２ｅ並びに２ｆ〜２ｈが形成されてい
るが、該係止突起は１つのみ或は３つ以上設けてもよ
く、また、該係止凹部の数についても、１つの係止凹部
に対して２つ或は４つ以上形成してもよい。
【００１８】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、セ
パレータの長さの調節が自在であることから、多数の直
動転がり案内ユニットを製作する場合でもその各々のユ
ニットに対して一種類のセパレータを適合させることが
できるので部品管理が容易であると共に、セパレータ成
形用の型も一種類製造すればよいので製作費用を安く抑
えることができる効果がある。
パレータの長さの調節が自在であることから、多数の直
動転がり案内ユニットを製作する場合でもその各々のユ
ニットに対して一種類のセパレータを適合させることが
できるので部品管理が容易であると共に、セパレータ成
形用の型も一種類製造すればよいので製作費用を安く抑
えることができる効果がある。
【図１】図１は、本発明の第１実施例としての直動転が
り案内ユニットの側面図である。
り案内ユニットの側面図である。
【図２】図２は、図１に示す直動転がり案内ユニットが
具備するセパレータとその前後に位置するボールの縦断
面図である。
具備するセパレータとその前後に位置するボールの縦断
面図である。
【図３】図３は、図２に関するＢ−Ｂ断面図である。
【図４】図４は、図２に示すセパレータの斜視図であ
る。
る。
【図５】図５は、本発明の第２実施例としての直動転が
り案内ユニットが具備するセパレータとその前後に位置
するころの縦断面図である。
り案内ユニットが具備するセパレータとその前後に位置
するころの縦断面図である。
【図６】図６は、図５に示すセパレータ及びころの斜視
図である。
図である。
【図７】図７は、従来の直動転がり案内ユニットの一部
断面を含む斜視図である。
断面を含む斜視図である。
【図８】図８は、図７に示す直動転がり案内ユニットの
側面図である。
側面図である。
【図９】図９は、図７及び図８に示す直動転がり案内ユ
ニットが具備するセパレータとその前後に位置するボー
ルの縦断面図である。
ニットが具備するセパレータとその前後に位置するボー
ルの縦断面図である。
【図１０】図１０は、図９に示すセパレータの斜視図で
ある。
ある。
１ セパレータ ２、３ 分割体 ２ａ、２ｉ、３ａ、３ｆ 摺接面 ２ｂ 凹部 ２ｃ〜２ｈ 係止凹部 ３ｂ、３ｃ 可撓性柱状部 ３ｄ、３ｅ 係止突起 １０ ころ（転動体） ２１ 軌道台 ２１ａ 軌道溝 ２２ 循環路 ２３ スライドユニット ２４ ボール（転動体）
Claims (2)
- 【請求項１】 軸方向に沿って軌道溝が形成された軌道
台と、該軌道台に対して相対運動が可能であって前記軌
道溝に対向する負荷軌道溝を含む循環路を備えたスライ
ドユニットとを有し、前記軌道溝及び前記負荷軌道溝間
に複数の転動体が介装され、隣り合う前記転動体同士の
間に介装されたセパレータを有する直動転がり案内ユニ
ットにおいて、前記セパレータは、該セパレータを挾ん
で前後に位置する転動体の各々に摺接するように互いに
組み付けられた一対の分割体から成り、前記分割体各々
は前記転動体に対する接離方向において相互位置調節が
可能であることを特徴とする直動転がり案内ユニット。 - 【請求項２】 前記分割体の一方には前記転動体との摺
接面とは反対側にて開口しかつ前記接離方向において延
在する凹部が形成され、該分割体の他方には前記転動体
との摺接面とは反対側に前記凹部に挿通すると共にその
自由端部に前記接離方向に対して略垂直に伸長する係止
突起が形成された可撓性柱状部が設けられ、前記凹部の
内壁面には互いに前記接離方向において離間して位置し
各々が前記係止突起と係合することにより前記分割体同
士の相対的位置決めをなす複数の係止凹部が形成されて
いることを特徴とする請求項１記載の直動転がり案内ユ
ニット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3313169A JPH05126148A (ja) | 1991-11-01 | 1991-11-01 | 直動転がり案内ユニツト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3313169A JPH05126148A (ja) | 1991-11-01 | 1991-11-01 | 直動転がり案内ユニツト |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05126148A true JPH05126148A (ja) | 1993-05-21 |
Family
ID=18037940
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3313169A Pending JPH05126148A (ja) | 1991-11-01 | 1991-11-01 | 直動転がり案内ユニツト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05126148A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6347558B1 (en) | 1998-06-02 | 2002-02-19 | Nsk Ltd. | Ball screw device and linear motion device |
| US6412983B1 (en) | 1999-10-20 | 2002-07-02 | Nippon Thompson Co., Ltd. | Linear motion guide units |
| DE19925040B4 (de) * | 1998-06-02 | 2004-09-16 | Nsk Ltd. | Kugelumlaufspindeleinrichtung und Linearversatzeinrichtung |
| TWI491817B (zh) * | 2012-12-27 | 2015-07-11 | Hiwin Tech Corp | Having adjustable transmission element of spacers |
| TWI650498B (zh) * | 2018-05-16 | 2019-02-11 | 上銀科技股份有限公司 | 線性傳動裝置之鋼珠間隔環 |
| CN110529574A (zh) * | 2018-05-23 | 2019-12-03 | 上银科技股份有限公司 | 线性传动装置的钢珠间隔环 |
| KR20190138140A (ko) * | 2018-06-04 | 2019-12-12 | 하이윈 테크놀로지스 코포레이션 | 선형 전동장치의 스틸볼 스페이서 링 |
-
1991
- 1991-11-01 JP JP3313169A patent/JPH05126148A/ja active Pending
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US6813968B2 (en) | 1998-06-02 | 2004-11-09 | Nsk Ltd. | Ball screw device and linear motion device |
| US7146869B2 (en) | 1998-06-02 | 2006-12-12 | Nsk Ltd. | Ball screw device and linear motion device |
| US7159481B2 (en) | 1998-06-02 | 2007-01-09 | Nsk Ltd. | Ball screw device and linear motion device |
| DE19925040C5 (de) * | 1998-06-02 | 2009-01-29 | Nsk Ltd. | Kugelumlaufspindeleinrichtung und Linearversatzeinrichtung |
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