JP2001123764A - 建物用面格子 - Google Patents

建物用面格子

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JP2001123764A
JP2001123764A JP33834399A JP33834399A JP2001123764A JP 2001123764 A JP2001123764 A JP 2001123764A JP 33834399 A JP33834399 A JP 33834399A JP 33834399 A JP33834399 A JP 33834399A JP 2001123764 A JP2001123764 A JP 2001123764A
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Haruo Matsumoto
治男 松本
Mitsuharu Toda
光治 戸田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 180度回転できる建物用面格子を提供す
る。 【構成】 たて枠と横枠とからなる取付枠と、その取付
枠の中に左右方向に配置される面格子本体とを備える建
物用面格子において、上記面格子本体は、ヒンジを介し
て他方の面格子本体の側に、好ましくは180度回転可
能に形成されていることを特徴とする建物用面格子。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はとくに緊急避難時の
脱出に好適な建物用面格子の改良に関し、マンションの
ベランダや廊下、住宅のベランダ、建物の目隠し部分等
にも適用できる。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来この種面格子の開
閉構造は引戸式と観音開き式である。前者は左右の面格
子本体を面一にするためのレール構造がコストアップと
なっていた。後者は面格子の両側に位置している建物の
外壁が、面格子よりも外側に突出しているために、面格
子本体は、一杯に開けてもその開角度が90〜130度
位であり、それゆえに先端側がベランダや廊下の通路に
まで突出して緊急避難時の通路を妨害していた。しかも
面格子本体の閉状態において中央で施錠するという施錠
構造にも問題点があった。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明つぎの特徴を備え
ている。その一つは「たて枠と横枠とからなる取付枠
と、その取付枠の中に左右方向に配置される面格子本体
とを備える建物用面格子において、上記面格子本体は、
ヒンジを介して他方の面格子本体の側に、好ましくは1
80度回転可能に形成されていることを特徴とする建物
用面格子」である。その二つは「上記の面格子におい
て、ヒンジは一方の取付部が回転可能の面格子本体に、
他方の取付部が中枠に、又は固定の面格子本体に、ある
いはその他の固定支持体にとりつけられることを特徴と
する建物用面格子」である。その三つは「上記の面格子
において、面格子本体は、ルーバ羽が開口を調整できる
機能をもって開閉できることを特徴とする建物用面格
子」である。
【0004】
【実施例】本発明の実施形態を含めて図面を用いて以下
に説明する。図1において1はベランタ等前記した箇所
に使用できる本発明の建物用面格子である。該面格子は
左右のたて枠2と、上下の横枠3とから取付枠を構成し
ており、上下横枠の中間に中枠4が固定して取付けられ
ている。5は面格子本体であり、上記中枠を介在して左
右方向に配置されている。面格子本体5はルーバ構造で
あり、横桟6、たて桟7、開口の大きさが調整できるよ
うにして開閉できる多数枚のルーバ羽8で形成されてい
る。このルーバ羽に替えて多数本のパイプ桟を縦方向
に、または横方向に、あるいは格子桟の形状に組んだも
の、さらには面板を用いた形状であってもよい。
【0005】9はヒンジであり、左右に配置している面
格子本体5それぞれの内側で、しかも中枠との間に位置
せしめて、上下端部近傍にとりつけている。それゆえに
面格子本体5はヒンジ9を介して他方の面格子本体の側
に好ましくは180度回転可能に設けられている。言わ
ば中枠にヒンジの一方の取付部をとりつけ、他方の取付
部を回転可能の面格子本体にとりつけ、一方の面格子本
体が他方の面格子本体の前側に回転して位置する構造で
ある。10は左右の桟にとりつけているルーバ羽を開閉
操作するためのハンドルで、これの操作によってルーバ
羽8が適宜開口の大きさを替えて開閉される。
【0006】11はパイプ型の操作部11aを有する施
錠具であり、操作部を回動すると施錠部が面格子本体の
被施錠部と施錠状態、または解錠状態となる。施錠機構
は細部を除いて公知であり、図示のように操作部がたて
枠起立状態で収まっている際には解錠状態であり、操作
部を把手して回動し、操作部がほぼ90度倒れて臥せた
状態では施錠状態である。よって通常は面格子本体の閉
状態では施錠状態とし、緊急避難時には操作部を操作し
て解錠状態として面格子本体を回転して開ける。
【0007】図2は図1の要部を拡大した説明図であ
る。左右の面格子本体5のそれぞれの内側には中枠4が
とりつけられており、ヒンジ9が、一方の取付部9aが
面格子本体に、他方の取付部9aが中枠に適宜止具にて
固定されている。しかして一方の面格子本体5は他方の
面格子本体の側に180度回転した状態(点線で示す面
格子本体5)に回転移動している。面格子本体の回転が
180度回転できるように保持するためにはそれに付着
しているヒンジの取付部が当然に180度回転しなけれ
ばならず、その回転を阻止する障壁があってはならな
い。その1つとして図示のごとくヒンジの回転軸を中枠
やその他の障壁物より前方に突出せしめている。
【0008】図3、図4、図5においてたて桟7、7間
にルーバ羽8が回転軸12を介して回転可能に、つまり
開閉可能に取り付けられている。ルーバ羽8は合成樹脂
製、アルミ製等の軽量材からなる中空型材であり、略偏
平状にして中間に2本の骨を入れて、3つの空間を形成
している。その中間部の中空部8aには両側から回転軸
12の一端側が挿入されている。回転軸の他端側はたて
桟に回転自在に取り付けられている。
【0009】回転軸12は、合成樹脂等からなる一体成
型体であり、該回転軸はこの実施例ではハンドルがつか
ないたて桟に軸支しているものと、ハンドルがつくたて
桟に軸支しているものとは形状、構造を異にしている。
前者の回転軸12はルーバ羽の中間部の中空部に一端側
の板状部12aが挿入されており、他端側の軸部12b
が回転軸となってたて桟の軸孔に挿入されており、かつ
受けフランジ12cがルーバ羽とたて桟の間に介入した
形で保持している。よった回転軸は挿入のみで保持され
ている。つぎにハンドルがとりついている縦桟に軸支し
ている回転軸12は一端側に前記の物と同様に、ルーバ
羽の中間部の中空部に挿入される板状部12aがあり、
中間に回転軸部12bと一体の回転カム12dがあり、
他端側に2個の突起状の係合部12e、12fがあり、
これらが一体成型されている。しかして図示のとおりル
ーバ羽の中空部には回転軸の板状部12aが縦桟の軸孔
を介して挿入されており、かつ縦桟の軸孔に軸部12b
が、外側には回転カムの一面側が当てつけられるような
状態で回転軸が取り付けられている。
【0010】しかして回転軸の延長線上に設けた係合部
12eには扇形の回転ギア13の軸孔13aが挿入され
て一体的に固定されており、回転カムの先端側に設けて
いる係合部12fは回転ギアの係合孔13bに一体的に
係合されている。7aはたて桟の一部を構成する外蓋で
ある。この蓋に回転カムの係合部12eが近接状態に位
置するように設計しているので、回転軸は何らの止め具
をもちいることなく、外蓋が当て部となりルーバ羽から
脱出することがなく保持される。勿論他の手段で回転軸
のルーバ羽からの脱出を阻止する構造とすることができ
るが、上記実施例のものであればルーバ羽の両側の中空
部に挿入される回転軸が脱出することがない。
【0011】操作用のハンドル10は周囲を凸部10
a、凹部10bの凹凸状に形成してあり、この凸部に目
盛りを付して操作ダイヤルと称してもよい。このハンド
ルの軸部10dの周囲には小径のギア10cを一体に形
成している。このギア10cが回転ギア13と噛合し
て、回転ギア13を回転せしめ、それと連動して回転カ
ムを通して回転軸が回転し、ルーバ羽を回転せしめる。
ハンドルの回転方向に追従して回転ギアを通してルーバ
羽が回転することによってルーバ羽が開の状態、閉の状
態を保つ。よってハンドルの回転角度によってルーバ羽
が開閉する開口の大きさが変化することが理解できる。
【0012】14はアームであり、たて桟の長手方向に
配設している。該アームに係合孔が長手方向に沿って所
定数形成してあり、この係合孔にルーバ羽のそれぞれと
連動している回転軸12の回転カム12dの係合部12
fを係合している。それゆえにハンドル10の回転操作
によってギア10cから回転ギア13を回転せしめ次い
でそれと連動する回転カム12dを回転せしめ、同時に
係合部12fを介してアームが上下方向に移動する。そ
れと同時にアームの係合孔に係合しているその他の回転
カムが回転するので、ルーバ羽が連動して回転する。図
3で点線で示しているルーバ羽および回転カムはアーム
の移動によって回転カムおよびルーバ羽を回転している
状態を示す。
【0013】図6、図7は主にケース15中にある操作
用ハンドル10のロック機構を説明するための図面であ
る。ケース15にはハンドル10c、ギア10c、回転
ギア13の一部、ロックボタン16、ストッパ17、ス
プリング18などが収められている。ロックする場合に
はロックボタン16を上方に押上げると、ストッパ17
がスプリング18に付勢された状態でハンドル10の凹
部10bに嵌まってハンドルの回転を阻止する。それゆ
えにその状態ではルーバ羽が開閉せず所定の開口を保持
している。
【0014】ロックを外す場合にはロックボタンを下げ
る方向に押し下げると、ロックボタンの突起部16cが
ストッパ17を押動し、ストッパ17がスプリング18
に抗して押し下げられて凹部10bから外れてハンドル
の回転が可能となる。ロックボタン16は板状体の両端
の上下端に鉤型の押動部16a、16bを形成してお
り、上下方向にスライドできる構造としている。またケ
ース15とは互いに凹凸係合できるように長手方向の所
定箇所に係合部15a、16dを形成している。これに
よってロックボタンの予期せぬ移動を阻止しているが、
必ずしも必要でない。19はケースの蓋である。
【0015】図8、図9は別の実施例である。この発明
はヒンジ9が、その取付部9a、9bが左右に配置して
いる面格子本体5と止具等にて取り付けている。図9の
点線で示している面格子本体5は右側の面格子本体を1
80度回転した状態である。この場合左側の面格子本体
5は適宜手段で固定しているので片開きである。どちら
を固定してもよい。またヒンジの軸部を上枠および下枠
に適宜固定してヒンジの左右一対の取付部が回転できれ
ば、左右の面格子本体はそれぞれが回転できることは十
分に理解できる。上記実施例と異なるのは中枠が介在し
ていない点である。なお11は施錠具である。これと対
面しているたて枠2に被施錠部が形成されている。これ
らは公知の施錠機構である。以上本発明の実施例につい
て説明しているが、本発明の技術思想を逸脱しない限り
の設計変更ができることは言うまでもない。
【0016】本発明は次の作用、効果を奏する。従来公
知のこの種面格子はいろいろな構造のものがあるが、そ
の構造は方形枠体の中に収まっている面格子本体は引戸
式のもの、観音開き式のものがある。前者は左右の面格
子本体を面一にするためのレール構造がコストアップと
なっていた。また開口面積にも問題点があった。後者は
ヒンジが建物側の端部に設けていることからして、面格
子本体の回転角度が180度近くまで回転できず、しか
も面格子本体の閉状態において中央で施錠するという施
錠構造にも問題点があった。本発明の面格子は上記問題
点を一挙に解決しており実用価値大である。なお面格子
本体を本発明のルーバ構造の採用により以下の作用効果
がある。 (1)ルーバ羽が中空型材であり、軽量な材質からなっ
ているので軽量であり、中間部の仕切り骨によって補強
されている。 (2)回転軸のルーバ羽との止具による固定を省略して
おり、部材の削減により組立性がよく、コスト低下を図
っている。 (3)回転軸と回転カムが一体成型されているので、組
立性、コスト削減、作動の一体性に寄与している。 (4)回転カムに回転ギアが連動し、ハンドルギアが回
転ギアに連動する構成によって、ハンドルの回転操作に
よって大人、小人を問わず簡単に、確実に開閉操作がで
きる。 (5)ハンドルの回転を阻止するロック機構を備えてい
るので強風、振動等によってルーバ羽の回転がなくな
り、常に所定の設定角度の開閉度合を保持している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の建物用面格子の一実施例を示す要部正
面図。
【図2】図1の要部を拡大した平面状態から矢視の説明
図。
【図3】図1のルーバの回転機構を縦断面側からみた概
略図。
【図4】図1のルーバの回転機構を横断面側からみた概
略図。
【図5】図1のルーバの開閉機構に係る部材の分解斜視
図。
【図6】図5に示す各部材の組み立て状態を示す説明
図。
【図7】ハンドルのロック機構を示す略斜視図。
【図8】本発明の面格子の他の実施例をしめす要部正面
図。
【図9】図8の要部を拡大した平面状態から矢視の説明
図。
【符号の説明】
1 建物用面格子 2 たて枠 3 横枠 4 中枠 5 面格子本体 6 横桟 7 たて桟 8 ルーバ羽 9 ヒンジ 9a 取付部 9b 取付部 10 ハンドル 11 施錠具 12 回転軸 13 回転ギア 14 アーム 15 ケース

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】たて枠と横枠とからなる取付枠と、その取
    付枠の中に左右方向に配置される面格子本体とを備える
    建物用面格子において、上記面格子本体は、ヒンジを介
    して他方の面格子本体の側に、好ましくは180度回転
    可能に形成されていることを特徴とする建物用面格子。
  2. 【請求項2】ヒンジは一方の取付部が回転可能の面格子
    本体に、他方の取付部が中枠に、又は固定の面格子本体
    に、あるいはその他の固定支持体にとりつけられること
    を特徴とする請求項1記載の建物用面格子。
  3. 【請求項3】面格子本体は、ルーバ羽が開口を調整でき
    る機能をもって開閉できることを特徴とする請求項1又
    は請求項2記載の建物用面格子。
JP33834399A 1999-10-22 1999-10-22 建物用面格子 Expired - Lifetime JP4437242B2 (ja)

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