JP2001122661A - サーミスタ用焼結体及びその製造方法 - Google Patents

サーミスタ用焼結体及びその製造方法

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JP2001122661A
JP2001122661A JP30153399A JP30153399A JP2001122661A JP 2001122661 A JP2001122661 A JP 2001122661A JP 30153399 A JP30153399 A JP 30153399A JP 30153399 A JP30153399 A JP 30153399A JP 2001122661 A JP2001122661 A JP 2001122661A
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thermistor
sintered body
temperature
mixture
sintered
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Yoshito Mizoguchi
義人 溝口
Takeshi Mitsuoka
健 光岡
Satoshi Iio
聡 飯尾
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NGK Spark Plug Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低温において焼結することができ、且つ10
00℃までの高温において使用することができ、更に、
高い耐久性を有するサーミスタ用焼結体を提供する。 【解決手段】 組成式(Ya1Sra2)(Crb1Alb2
b3Feb4)O3 ーδで表され、a1=0.999、a2
=0.001、b1=0.6387、b2=0.159
7、b3=0.01、b4=0.1916となるよう
に、市販の純度99.9%のY23、SrCO3、Cr2
3、Al23、ZrO2及びFe23の各原料粉末を湿
式混合し、大気雰囲気下1300℃で5時間仮焼し、2
0〜70体積%となるように、平均粒径0.05〜0.
25μmの不可避不純物含有量1000ppm以下のガ
ラス粉末を配合し、湿式混合し、造粒した粉末を、等方
静水圧プレスにより成形し、大気雰囲気下1300℃で
2時間保持して焼成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サーミスタ用焼結
体及びその製造方法に関する。更に詳しくは、低温での
焼成が可能であり、且つ1000℃までの温度域での使
用においても高い耐久性を有するサーミスタ用焼結体及
びその製造方法に関する。このサーミスタ用焼結体は、
燃焼器具や、自動車の排気ガス温度測定等に用いられる
サーミスタとして特に好適に用いることができる。
【0002】
【従来の技術】サーミスタに使用される焼結体は、高温
において長期間使用されるため、高い耐久性が要求され
る。このような要求を満たす技術として、特開平10−
70011号公報のスピネル型酸化物、特開平7−33
5409号公報のコランダム型酸化物、及び、特開平1
1−8103号公報のペロブスカイト型酸化物等が開示
されている。しかし、これらはいずれも1500〜16
00℃という高温での焼成が必要である。
【0003】このため、電極材料との同時焼成を行う場
合に、この焼成体が厚みの大きな成形体である場合は、
サーミスタ用焼成体と電極材との熱膨張差により、剥が
れ及びクラック等を生じ易いという問題がある。一方、
熱膨張差の影響を受け難い薄膜状とした場合であって
も、サーミスタ用焼成体と電極材料とが焼成時に反応し
易く、導電特性が変化してしまうという問題がある。
尚、特開昭54−98949号公報に、薄膜状のものに
関して、低温での焼成を可能とするための技術が開示さ
れているが、使用可能温度域は600℃以下である。こ
のため、600℃以上の高温で使用することができ、更
には、このような温度域において、長期に渡る使用に耐
え得る耐久性を備えるものではない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題を
解決するものであり、低温での焼成が可能であり、10
00℃までの高温域においても長期に渡る使用に耐え得
る耐久性を有するサーミスタ用焼結体及びその製造方法
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本第1発明のサーミスタ
用焼結体は、組成式(A1 a12 a2)(B1 b12 b2…B n
bn)O3 ーδで表した場合に、n=1〜4、A1は周期表
3族元素、A2は周期表2族元素、Bnは周期表4〜16
族元素、a1+a2=1、b1+b2+…+bn=1、
(a1+a2)/(b1+b2+…+bn)=1、−
0.15≦δ≦0.15を充足するペロブスカイト型結
晶構造を呈する導電性酸化物を30〜80体積%含有
し、ガラス相を20〜70体積%含有することを特徴と
する。但し、a1、a2、b1〜bnは各々の元素のモ
ル比を表す。
【0006】本発明でいう上記「周期表」は、1989
年のIUPAC無機化学命名法改訂版に示される族番号
に従う。また、ペロブスカイト型結晶構造をABO3
して表し、AをAサイト、BをBサイトとすると、上記
「組成式」におけるA1及びA2はAサイトに含有される
ことを示す。また、B1、B2、B3及びB4はBサイトに
含有されることを表す。
【0007】A1としては、3族元素の中でもY、L
a、Ce、Pr、Nd、Sm、Eu、Gd、Tb、D
y、Ho、Er、Tm、Yb及びLuのうちのいずれか
であることが好ましく、Yであることが特に好ましい。
2としては、2族元素の中でもMg、Ca、Sr及び
Baのうちのいずれかであることが好ましく、Mg、C
a及びSrのいずれかであることが特に好ましい。ま
た、B1〜B4としては、(B 1、B2、…、Bn)として
表すと、例えば、(Cr、Zr)、(Cr、Al、Z
r)、(Cr、Zr、Fe)及び(Cr、Al、Zr、
Fe)等を挙げることができる。この組成式で表すこと
のできる導電性酸化物は30〜80体積%、即ち、ガラ
ス相を20〜70体積%含有することが好ましく、40
〜70体積%、即ち、ガラス相を30〜60体積%含有
することがより好ましい。
【0008】特に、第2発明のように、A1はYであ
り、A2はMg、Ca及びSrのいずれかであり、B1
Cr、B2はAl、B3はZr、B4はFeであることが
好ましく、且つ0.001≦a2≦0.1、0.001
≦b2/b1≦0.67、0.001≦b3≦0.2、
0.01≦b4/b1≦0.5を満たすことが好まし
い。
【0009】上記「a2」は0.001≦a2≦0.0
5であることがより好ましく、0.001≦a2≦0.
04であることが特に好ましい。このa2が0.001
未満であると、不可避不純物等の影響を受け易く、誘電
特性が不安定になることがあるため好ましくない。一
方、0.1を超えると、固溶しきらない余剰のA2が大
気中の水分と反応し、サーミスタ用焼結体に亀裂を生じ
させることがあるため好ましくない。上記「b2/b
1」は0.001≦b2/b1≦0.55であることが
より好ましく、0.001≦b2/b1≦0.43であ
ることが特に好ましい。このb2/b1が0.001未
満であると、不純物による導電特性に対する影響が大き
く好ましくない。一方、0.67を超えると温度変化に
対する抵抗値の変動が過大となり易く、また、高温に長
時間曝した場合に強度が低下し易く好ましくない。
【0010】上記「b3」は0.001≦b3≦0.0
5であることがより好ましく、0.001≦b3≦0.
03であることが特に好ましい。このb3が0.001
未満であると、不純物による導電特性に対する影響が大
きく好ましくない。一方、0.2を超えると温度変化に
対する抵抗値の変動が過大となり易く、また、高温に長
時間曝した場合に強度が低下し易く好ましくない。上記
「b4/b1」は0.001≦b4/b1≦0.45で
あることがより好ましく、0.001≦b4/b1≦
0.4であることが特に好ましい。このb4/b1が
0.001未満であると、不純物による導電特性に対す
る影響が大きく好ましくない。一方、0.67を超える
と温度変化に対する抵抗値の変動が過大となり易く、ま
た、高温に長時間曝した場合に強度が低下し易く好まし
くない。
【0011】本第1発明及び第2発明に示すサーミスタ
用焼結体によると、その性能を評価することのできる9
00℃と600℃の間におけるB定数と900℃と30
0℃の間におけるB定数の差は、350以下(通常10
以上)とすることができ、更には300以下とすること
ができ、特に250以下とすることができる。但し、こ
のB常数は下記実施例におけると同様にして算出した値
である。更に、このサーミスタ用焼結体を大気雰囲気に
おいて、高温で長時間曝した場合、例えば1000℃で
50時間保持した場合の耐久性能は、ΔR率を温度換算
した温度換算値で評価され、この温度換算値は、−18
〜+18℃とすることができ、更には−15〜+15℃
とすることができ、特に−12〜+12℃とすることが
できる。但し、この温度換算値は下記実施例におけると
同様にして算出した値である。
【0012】また、本発明のサーミスタ用焼結体をサー
ミスタとして使用する場合、100〜1000℃の間に
おける使用が好ましく、200〜950℃の間での使用
がより好ましく、300〜900℃の間での使用が特に
好ましい。この温度域における使用であれば、サーミス
タとしての使用に十分に一定な抵抗変化を示し、且つ高
い耐久性を有する。
【0013】本第3発明のサーミスタ用焼結体の製造方
法は、第1発明又は第2発明に記載のサーミスタ用焼結
体の製造方法であって、上記組成式で表される組成とな
るように所定の原料粉末を混合し、仮焼して得られる仮
焼粉末と、主成分が非晶質のSiO2であり、平均粒径
が0.05〜0.25μmであるガラス粉末と、を混合
し、その後、成形し、焼成する工程を備えることを特徴
とする。
【0014】上記「所定の粉末」としては、含有される
各元素の酸化物の他、これらの元素を含有する炭酸塩、
シュウ酸塩、硫酸塩及び水酸化物等のように焼成により
酸化物を生成する化合物の粉末を使用することができ
る。上記「非晶質のSiO2」は易焼結性であり好まし
い。上記「ガラス粉末」は、90重量%以上(より好ま
しくは95重量%以上、更に好ましくは98重量%以
上、通常100重量%以下)のSiO2を含有すること
が好ましい。SiO2の含有量が90重量%未満である
と、不純物の影響によりサーミスタ用焼結体の特性が変
化する可能性があり、また、耐久性の低下を招き易く好
ましくない。
【0015】上記「平均粒径」は0.1〜0.25μm
であることが好ましく、0.1〜0.2μmであること
がより好ましい。平均粒径が0.05μm未満である
と、上記「成形」して得られる成形体の密度が低くなり
易く、焼成により気孔を生じ易く好ましくない。一方、
平均粒径が0.25μmを超えると、十分な焼結を行う
ために焼成温度を高くする必要があるため好ましくな
い。
【0016】尚、サーミスタ用焼結体の焼結性は非晶質
のSiO2により大きく影響されるため、ガラス粉末以
外の原料粉末の平均粒径は特に限定されないが、900
〜1500℃で仮焼した後、必要により粉砕することに
より得られる仮焼粉末の平均粒径は0.1〜0.5μm
(より好ましくは0.1〜0.3μm、更に好ましくは
0.1〜0.2μm)であることが好ましい。この範囲
であると焼結性が向上し、緻密な焼結体とすることがで
きる。更に、導電性酸化物を構成する各元素を均一に混
合させ易く、これらを添加したことによる効果を十分に
発揮させることができる。
【0017】本発明のサーミスタ用焼結体は第4発明の
ように、1150〜1450℃(より好ましくは120
0〜1400℃、更に好ましくは1250〜1350
℃)において、相対密度55%以上(更には60〜80
%、特に70〜80%)に焼結することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、実施例により本発明を具体
的に説明する。 実施例 (1)サーミスタ用焼結体の製造 組成式(Ya1Sra2)(Crb1Alb2Zrb3Feb4)O
3 ーδで表され、a1=0.999、a2=0.001、
b1=0.6387、b2=0.1597、b3=0.
01、b4=0.1916となるように、市販の純度9
9.9%のY23、SrCO3、Cr23、Al23
ZrO2及びFe23の各粉末を各々秤量した。これら
の各原料粉末を湿式混合し、乾燥させた後、大気雰囲気
下1300℃で5時間仮焼し、平均粒径1〜2μmの仮
焼粉末を得た。その後、この仮焼粉末に、表1に示す割
合となるように、平均粒径0.2μmの不可避不純物含
有量1000ppm以下のガラス粉末を配合し、樹脂ポ
ットと窒化珪素玉石を用い、エタノールを分散媒として
湿式混合した。次いで、得られたスラリーを80℃で2
時間乾燥し、250メッシュのふるいを通して、造粒し
た後、0.3トンに加圧した等方静水圧プレス(CI
P)により直径9mm、高さ10mmの円柱状の成形体
を形成した。この成形体を、大気雰囲気下1300℃で
2時間保持して焼成し、実験例1〜8のサーミスタ用焼
結体を得た。
【0019】
【表1】
【0020】(2)密度の測定 (1)で得られた各サーミスタ用焼結体の密度をアルキ
メデス法により測定し、組成から算出される理論密度に
対する百分率として表1に併記した。 (3)導電特性の評価 耐久前の比抵抗値及びB定数の測定 (1)で得られた各サーミスタ用焼結体を研磨し、直径
6mm、高さ5mmの円柱状とし、試料両端面に白金電
極をスクリーン印刷法により形成した。この試験片を用
いて、大気雰囲気において直流四端子法により温度90
0、600及び300℃において低抗値を測定し、この
抵抗値より比低抗値及びB定数を算出した。尚、各々の
温度において焼結体を20分間保持した後の測定値であ
り、B定数は以下の式に従って算出した値である。この
結果を表2及び3に示す。 B定数:BT2-T1=ln(ρT1/ρT2)/(1/T1−
1/T2) (T1、T2は別々の測定温度(K)を表し、ρT1、ρ
T2は各々温度T1、T2における大気中での比抵抗値
(kΩ・cm)である。)
【0021】
【表2】
【0022】
【表3】
【0023】耐久後のB定数の測定 更に、このサーミスタ用焼結体を大気雰囲気下1000
℃において、50時間保持し、室温まで放冷した。この
耐久後のサーミスタ用焼結体の抵抗値を900℃、60
0℃及び300℃においてと同様にして測定し、同様
な式を用いてB定数を算出した。この結果を表2及び3
に併記する。
【0024】耐久性の評価 また、耐久前後における比抵抗値より次式に従い、ΔR
率を算出した。 △R率(%)=(ρT’−ρT)/ρT×100 (ρTは耐久試験前の温度Tにおける大気雰囲気におけ
る比低抗値(kΩ・cm)であり、ρT’は耐久試験後
の温度Tにおける大気雰囲気における比低抗値(kΩ・
cm)である。) 更に、耐久前後で算出したB定数より、次式により温度
換算値を算出し、表に示した。 温度換算値=BT2-T1×T/{ln(ρT’/ρT)×T
+BT2-T1}−T (T、T1、T2は測定温度(K)を表し、ρTは耐久
試験前の温度Tにおける大気雰囲気における比低抗値
(kΩ・cm)であり、ρT’は耐久試験後の温度Tに
おける大気雰囲気における比低抗値(kΩ・cm)であ
り、BT2-T1は前記の式により算出されるB定数であ
る。)
【0025】表1の結果より、ガラス相の含有量が多く
なるに従い、相対密度が大きくなっていることが分か
る。即ち、ガラス相の含有量が多いほど、緻密度が増し
ており、焼結性が良いことを示している。また、表2の
結果より、本発明品である実験例2〜7においては、B
900-300とB900-600との差の絶対値は303以下であ
り、300℃から900℃にわたって抵抗値が比較的一
定に変化していることが分かる。更に、実験例3〜6に
おいては、その絶対値は190以下であり、特に、実験
例4及び5においては、その絶対値は65以下であり、
特に優れた抵抗変化を示していることが分かる。これに
対して、実験例8では、その絶対値は6361と大き
く、600℃付近において抵抗値が急激に変化し、サー
ミスタとしての特性を有し難いことが分かる。
【0026】更に、表3の結果より、実験例2〜7にお
けるΔR率は、−10.1〜+12.2%であり、高温
での耐久前後において抵抗値の変化率の変動が小さいこ
と分かる。即ち、優れた耐久性を備えることが分かる。
また、実験例2〜7における温度換算値の絶対値は15
℃以内であり、優れた耐久性を有することが分かる。
【0027】尚、本発明においては、上記の具体的実施
例に示すものに限られず、目的、用途に応じて本発明の
範囲内で種々変更した実施例とすることができる。即
ち、Y、Sr、Cr、Al、Zr、Fe及びSi以外に
も、焼結性及び耐久性等に影響を及ぼさない範囲で、他
の成分等、或いは不可避不純物等が含まれていてもよ
い。
【0028】
【発明の効果】本第1発明によると、低温における焼成
が可能であり、且つ1000℃までの高温において使用
することのでき、更に、高い耐久性を備えるサーミスタ
用焼結体を得ることができる。第3発明によると、上記
の優れたサーミスタ用焼結体を安定して得ることができ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 飯尾 聡 名古屋市瑞穂区高辻町14番18号 日本特殊 陶業株式会社内 Fターム(参考) 4G030 AA07 AA08 AA09 AA37 BA01 BA32 CA01 GA08 GA11 GA27 5E034 BA09 BB01 BC01 BC18 BC19 DA05 DE01 DE02 DE05 DE08

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 組成式(A1 a12 a2)(B1 b12 b2…B
    n bn)O3 ーδで表した場合に、n=1〜4、A1は周期表
    3族元素、A2は周期表2族元素、Bnは周期表4〜16
    族元素、a1+a2=1、b1+b2+…+bn=1、
    (a1+a2)/(b1+b2+…+bn)=1、−
    0.15≦δ≦0.15を充足するペロブスカイト型結
    晶構造を呈する導電性酸化物を30〜80体積%含有
    し、ガラス相を20〜70体積%含有することを特徴と
    するサーミスタ用焼結体。
  2. 【請求項2】 上記A1はYであり、上記A2はMg、C
    a及びSrのいずれかであり、上記nは4であり、上記
    1はCr、上記B2はAl、上記B3はZr、上記B4
    Feであり、0.001≦a2≦0.1、0.001≦
    b2/b1≦0.67、0.001≦b3≦0.2、
    0.01≦b4/b1≦0.5である請求項1記載のサ
    ーミスタ用焼結体。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のサーミスタ用焼結
    体の製造方法であって、上記組成式で表される組成とな
    るように所定の原料粉末を混合し、仮焼して得られる仮
    焼粉末と、主成分が非晶質のSiO2であり、平均粒径
    が0.05〜0.25μmであるガラス粉末と、を混合
    し、その後、成形し、焼成する工程を備えることを特徴
    とするサーミスタ用焼結体の製造方法。
  4. 【請求項4】 上記焼成における焼成温度は、1150
    〜1450℃である請求項3記載のサーミスタ用焼結体
    の製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5421267B2 (ja) * 2009-02-20 2014-02-19 日本特殊陶業株式会社 導電性酸化物焼結体、これを用いたサーミスタ素子、及びこれを用いた温度センサ
JP2017122032A (ja) * 2016-01-08 2017-07-13 日本特殊陶業株式会社 導電性酸化物焼結体、これを用いたサーミスタ素子、および、これを用いた温度センサ
JP2018131347A (ja) * 2017-02-14 2018-08-23 日本特殊陶業株式会社 導電性酸化物焼結体、それを用いたサーミスタ素子及び温度センサ

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