JP2001122613A - 燐酸アルミノ珪酸塩または金属アルミノ珪酸塩の製造方法 - Google Patents
燐酸アルミノ珪酸塩または金属アルミノ珪酸塩の製造方法Info
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Abstract
する。 【解決手段】 金属アルミノ珪酸塩の製造方法であっ
て、珪酸源(シリカ源)を含有する溶液を用意し、アル
ミナ源を含有する溶液を用意し、珪素及びアルミニウム
のいずれとも異なる金属を含有する酸水溶液を用意し、
シリカ源−金属含有混合物が形成されるように前記シリ
カ源溶液を前記酸水溶液と混合する。その後、ゲル混合
物が得られるように前記シリカ源−金属含有混合物を前
記アルミナ源溶液と混合し、アルミノ珪酸塩骨格構造を
有するとともにこのアルミノ珪酸塩骨格構造内に前記金
属が導入されている金属アルミノ珪酸塩が得られるよう
に水熱的に前記ゲル混合物を結晶化させる。
Description
び金属アルミノ珪酸塩及びその製造方法に関する。
ェーデン人の鉱物学者である束沸石(stilibite)の発見
に始まる。ゼオライトとは、「沸騰石」を意味し、これ
は、ゼオライトを溶融して吹管にしたときに生じる泡の
体積に起因する。揮発性の沸騰した水により、溶融物内
に泡が形成される。
の酸素原子が四面体に配位してなる四面体錯体を基本ユ
ニットとする結晶質アルミノ珪酸塩である。これらの
[SiO4]−、[AlO4]の四面体ユニットは、共有す
る酸素原子を通じて互いにリンクしており、このように
して三次元のネットワーク即ち網状構造が構成される。
このような網状構造が形成されることで、分子レベルで
のチャンネルやキャビティが生じる。水分子や、電荷を
うち消すカチオンは、このようなゼオライト構造内のチ
ャンネルやキャビティ内に見られる。
たものの、ゼオライトの商用利用や調製が可能となった
のは、今世紀半ばになってからである。この進歩によっ
て、ゼオライト材料の合成や改質が更に進んでいる。
とによるゼオライトモレキュラーシーブの物理化学特性
の改良は、以下の方法により達成することができる。 1.イオン交換による導入 2.含浸による導入 3.合成ゲルによる導入
ルやキャビティ内にこのような異元素を導入するのにも
っとも良く知られた方法は、イオン交換法である。これ
により、陰イオンの電荷をうち消すカチオン(通常はナ
トリウム)は、イオン交換後に、新たなカチオンに置換
される。この場合、新たなカチオンは、ゼオライトのチ
ャンネルやキャビティ内にあるものの、酸素原子を通じ
て珪素原子に配位されるわけではない。
モレキュラーシーブに導入することも、ゼオライトの特
性を改良するうえで、良く知られた手法である。この場
合、ゼオライトに導入された元素の殆どは、ゼオライト
材の結晶構造内に導入される。
l)をゼオライトモレキュラーシーブに導入する手法
は、この分野における重要な進歩をみせている。この手
法は、既知の構造のゼオライト材の物理化学特性を改良
するだけでなく、アルミノ珪酸塩骨格構造において未知
の構造をも発生させる。
珪素とアルミニウム以外の他の元素を導入するための二
つの重要なゼオライトモレキュラーシーブのグループが
示されている。これら二つのメイングループは、金属珪
酸塩(metallosilicates)と金属アルミノ燐酸塩(metallo
aluminophosphates)である。この金属珪酸塩は、アルミ
ニウムが他の元素、例えばガリウム、鉄、硼素、チタ
ン、亜鉛等により置換されたモレキュラーシーブであ
る。金属アルミノ燐酸塩は、アルミノ燐酸塩骨格構造が
他の元素、例えばマグネシウム、鉄、コバルト、亜鉛等
を導入することで改良あるいは変質されたモレキュラー
シーブである。
珪酸塩に、より関連しているので、金属珪酸塩について
より詳細に論じる。モレキュラーシーブの骨格構造に導
入する元素を選択するにあたって、選択される元素が四
面体配位構造をとりうるか、ということを、このような
元素のイオン半径比とともに考慮した。表1に、四面体
配位をとりうる元素を、そのイオン半径比とともに示し
た。
酸塩タイプのモレキュラーシーブ構造内に導入できるこ
とが、既にいくつかの特許においてクレームされてい
る。例えば、鉄珪酸塩(Ironsilicates)やフェリ珪酸
塩(Ferrisilicates)は、米国特許5,013,537
号、5,077,026号、4,705,675号、
4,851,602号、4,868,146号、および
4,564,511号に、亜鉛珪酸塩(zincosilicates)
は米国特許第5,137,706号、4,670,61
7号、4,962,266号、4,329,328号、
3,941,871号、及び4,329,328号に、
ガリウム珪酸塩(gallosilicates)は米国特許第5,3
54,719号、5,365,002号、4,585,
641号、5,064,793号、5,09,685
号、4,968,650号、5,158,757号、
5,133,951号、5,273,737号、5,4
66,432号、及び5,035,868号に、ジルコ
ニウム珪酸塩(zirconosilicates)は、ラクシェ等による
触媒ジャーナル等や(Rakshe et al, Journal of cataly
sis,163:501-505,1996; Rakshe et al, Catalysis Let
ters, 45:41-50,1997;)、米国特許第4,935,56
1号及び5,338,527号に、クロム珪酸塩(chrom
osilicates)は、米国特許第4,299,808号、
4,405,502号、4,431,748号、4,3
63,718号、4,4534,365号に、マグネシ
ウム珪酸塩(magnesosilicates)は、米国特許第4,62
3,530号、及び4,732,747号に、チタン珪
酸塩(titanosilicates)は米国特許第5,466,83
5号、5,374,747号、4,827,068号、
5,354,875号、及び4,828,812号に開
示されている。
のイオン結晶半径 金属イオン 半径(Å) 金属イオン 半径(Å) Al3+ 0.530 Mg2+ 0.710 As5+ 0.475 Mn2+ 0.800 B3+ 0.250 Mn4+ 0.530 Be2+ 0.410 Mn5+ 0.470 Co2+ 0.720 Mn6+ 0.395 Cr4+ 0.550 Ni2+ 0.620 Cr5+ 0.485 P5+ 0.310 Fe2+ 0.770 Si4+ 0.400 Fe3+ 0.630 Sn4+ 0.690 Ga3+ 0.610 Ti4+ 0.560 Ge4+ 0.530 V5+ 0.495 Hf4+ 0.720 Zn2+ 0.740 In3+ 0.760 Zr4+ 0.730
製においては、有機構造案内化合物(有機テンプレー
ト:"organic templates")が合成混合物に添加された
場合にのみ、その調製が可能となっていた。概して、テ
トラアルキルアンモニウム化合物、三級アミン、二級ア
ミン、アルコール、エーテル、及び複素環式化合物が、
有機テンプレートとして用いられる。
て、商業ベースでの製造に関しては、一連の大きな難点
がある。例えば、これら有機テンプレートは、有毒で易
燃性であって、合成はオートクレーブ内で水熱条件及び
高圧条件で行われることから、これらのテンプレートが
大気中に漏れるのを完全に防ぐことは非常に困難であ
る。また、テンプレートは非常に高価であることから、
テンプレートを使うとコストが大きく増加する。そのう
え、金属珪酸塩の製造による排水には、有毒物質が含ま
れ、環境汚染を防ぐためには廃棄を慎重に行う必要があ
り、廃棄コストも高くなってしまう。
のチャンネルやキャビティ内に有機物質が含まれるの
で、触媒や吸着剤として用いるためには、格子からこれ
ら有機材を除去する必要がある。このような有機テンプ
レートの除去は、高温燃焼によりなされる。テンプレー
トの除去により、金属珪酸塩モレキュラーシーブの格子
構造が損なわれるおそれがあり、その触媒特性や吸着特
性も損なわれてしまう。
イトモレキュラーシーブのもう一つのグループである
が、その研究は、金属アルミノ燐酸塩や金属珪酸塩に比
較するとあまり進んでいない。しかしながら、特許文献
によれば、この種の材料の例をいくつかみつけることが
できる。鉄アルミノ珪酸塩、チタンアルミノ珪酸塩、ガ
リウムアルミノ珪酸塩は、米国特許第5,176,81
7号、5,098,687号、4,892,720号、
5,233,097号、4,804,647号、及び
5,057,203号に開示されている。これらにおい
て、その調製は、ポスト合成処理(post synthesis tre
atment)によりなされている。アルミノ珪酸塩ゼオライ
トは、チタン及び/又は鉄のフルオロ塩またはガリウム
塩のスラリーと接触され、その後、アルミニウムの一部
がチタン、鉄又はガリウムに置換される。この手法は、
製造におけるステップが多くなるという難点がある。
して、水熱処理により金属アルミノ珪酸塩を得ることで
ある。この種の手法は、いくつかの特許文献にみること
ができる。米国特許第5、648、558号には、クロ
ム、亜鉛、鉄、コバルト、ガリウム、錫、ニッケル、
鉛、インジウム、銅及びホウ素を用いてのBEAトポロ
ジー(BEAtopology)を有する金属アルミノ珪酸塩の調製
及び使用が開示されている。米国特許第4、670、4
74号には、アルミニウム、チタン、及びマンガンを用
いたフェリ金属珪酸塩(ferrimitallosilicates)の調製
が開示されている。米国特許第4、994、250号に
は、OFFトポロジーを有するガリウムアルミノ珪酸塩
の調製が開示されている。米国特許第4、761、51
1号、5、456、822号、5、281、566号、
5、336、393号、4、994、254号には、M
FIトポロジーを有するガリウムアルミノ珪酸塩の調製
が開示されている。米国特許第5、354、719号に
は、ガリウムとクロムによるMFIトポロジーの金属ア
ルミノ珪酸塩の調製が開示されている。これらの金属ア
ルミノ珪酸塩の例では、有機テンプレートや種成長処理
等を用いることが必要である。これらの金属アルミノ珪
酸塩の調製手法では、上述の金属珪酸塩の調製手法と同
様の難点が存在する。
ジーを有するアルミノ珪酸塩や金属アルミノ珪酸塩の新
規なファミリーを得るための新たな方法、及びこれらの
FCCエリアでの使用手法を提供する。
酸塩は、他のものに比較して明らかに異なる物理特性及
び化学特性を有する。この手法では、有機テンプレート
も種成長処理(seeding procedure)も必要としない。本
発明による調製方法では、周期表の他の元素の合成ゲル
の導入が可能となり、これらは、酸メディア内の珪素と
相互に作用する。このように、元素は、調製される物質
内に導入され、これらの元素は、最終生成物が得られた
ときには、イオン交換できないものとなっている。
に導入可能な元素は、周期表のIIA,IIIB,IV
B,VB,VIB,VIIB,VIII,IB,II
B,IIIA,IVA及びVA族から選択し得る。これ
らの一例が表1に示される。本発明にかかるアルミノ珪
酸塩の骨格構造に存在するこれらの元素の量は、本発明
により得られる物質中に必要とされる元素量に応じて変
えることが可能である。また、本発明により得られる物
質中に、二種類以上の元素を混合することも可能であ
る。しかし、本発明にかかるどの組成物においても、導
入される元素の少なくとも一部は、従来の技術によって
はイオン交換が可能ではなく、かつ、アルミノ珪酸塩中
に存在する。この新しい組成物は、特定的な最小格子間
距離を有するX線回折を示す。更に、この新規な金属ア
ルミノ珪酸塩は、赤外線スペクトルで特定の吸収帯を示
す。また、この新規な物質は、NMR分析でも、特定の
バンドを示す。金属アルミノ珪酸塩材料の調製のための
方法は、アルミノ珪酸塩材料、例えばST5(米国特許
5、254、327号)やその他のSi/Al比が高い
MFIタイプの材料の調製にも用いることができる。
いて、以下の式のいずれかにより示される組成を有して
もよい。
換可能なカチオンであってn価を有するもの、Eは、+
3価の元素であって従来の手段ではイオン交換できない
もの、Fは、+4価の元素であって、従来法ではイオン
交換できないもの、Gは、+2価の元素であって従来法
ではイオン交換できないもの、Hは、+5価の元素であ
って従来法ではイオン交換できないものであり、a/b
>0;c/b>0;d/b>0;d/c>0;e/b>
0;a/(b+c)>0;d/(b+c)>0であり、
aは0より大きく6以下、bは1,cは0より大きく1
0以下、dは10〜80、eは0〜100である。
化物の形態にのみ限定されるわけではなく、新規な組成
のいくつかを同定するための手段を提供可能とすること
を目的として、上述の組成は、酸化物やウェットな形態
で示され(上述のような)ているのである。更に、本発
明に係る組成物は、互いに原子価が異なっていてイオン
交換ができない元素(E、F、G、及びHの混合物)を
二つ以上導入することができる。多孔性結晶質金属アル
ミノ珪酸塩を含む本発明の特定の一例や実施例他の形態
を同定や確認するために、他の式を用いることも、当業
者であれば可能である。
活性も含めて、種々の有用な特性を有する。これら新規
な組成物は、好適には、現在アルミノ珪酸塩ゼオライト
が用いられている種々のプロセスにおいて用いることが
できる。本発明に係るアルミノ珪酸塩組成物は、好適に
は、バインダ、クレー、アルミナ、シリカその他の周知
の材質中に導入して用いることができる。また、一種あ
るいは二種以上の元素や化合物をデポジットさせたり、
吸蔵(occlusion)、イオン交換その他の周知の技術によ
って特性を変えたり改質させることで、本発明に係るア
ルミノ珪酸塩組成物の特性や有用性を向上、補完、ある
いは変化させることが可能である。本発明に係る金属ア
ルミノ珪酸塩は、FCC領域(FCC area)における添加物
として用いることも可能である。
法により調製することも可能で、従って、アルミノ珪酸
塩組成物に導入される元素は、イオン交換可能なもので
はなく、結晶質アルミノ珪酸塩組成物の構造の一部を構
成する。
造方法であって、珪酸源(シリカ源)を有する溶液を用
意し、アルミナ源を有する溶液を用意し、珪素やアルミ
ニウム以外の金属を含有する酸水溶液を用意し、前記シ
リカ源溶液を前記酸水溶液と混合してシリカ源−金属含
有混合物を形成し、ゲル混合物が得られるように前記シ
リカ源−金属含有混合物をアルミナ源溶液と混合し、ア
ルミノ珪酸塩骨格構造を有するとともにこのアルミノ珪
酸塩骨格構造内に金属が導入されている金属アルミノ珪
酸塩が得られるように水熱的に前記ゲル混合物を結晶化
させることを特徴とする方法が提供される。
造方法であって、シリカ源を含有する溶液を用意し、ア
ルミナ源を有する溶液を用意し、シリカ源−酸混合物が
得られるように前記シリカ源溶液とアルミナ源溶液とを
混合し、ゲル混合物が得られるように前記シリカ源−酸
混合物と前記アルミナ源溶液とを混合し、アルミノ珪酸
塩骨格構造を有するアルミノ珪酸塩組成物が得られるよ
うに、水熱的に前記ゲル混合物を結晶化し、ここで、前
記組成物は、有機添加物を用いることなく形成されるこ
とを特徴とする方法が得られる。
は、金属アルミノ珪酸塩組成物を含み、この金属アルミ
ノ珪酸塩組成物は、アルミノ珪酸塩骨格構造を有して少
なくとも一種の金属が前記アルミノ珪酸塩骨格構造内に
導入されているアルミノ珪酸塩組成物を有する。
FI topology)を有する金属アルミノ珪酸塩の新規なフ
ァミリーを得るための方法及びそのFCC領域における
使用に関する。この材料は、簡素で、好適には、穏やか
な水熱条件下での無機水溶性アルカリ反応混合物により
得られる。
ルミノ珪酸塩に関し、また、その製造方法に関する。本
発明によれば、金属アルミノ珪酸塩が、テンプレート剤
及び/または種成長処理を行うことなく得られる加え
て、本発明に係る方法は、所望の金属をアルミノ珪酸塩
の結晶構造や骨格構造内に配置できるという利点があ
る。
に供給可能である合成ゲルから調製することができる。
合成ゲルの調製は、3つの溶液を混合することでなされ
る。即ち、導入する元素の塩の酸溶液と、シリカ源溶液
と、アルミナ源溶液とを混合する。導入される元素の塩
としては、好ましくは、硝酸塩、塩化物、硫酸塩、臭化
物等である。溶液の酸性化は、硫酸、硝酸、塩酸等の一
種以上の酸によりなされる。好適なシリカ源としては、
珪酸ナトリウム、メタ珪酸ナトリウム、コロイドシリカ
等が挙げられる。好適なアルミナ源としては、アルミン
酸ナトリウム、硝酸アルミニウム、硫酸アルミニウム等
である。導入される元素の溶液としては、好適には、希
酸溶液に塩を溶解させることで調製される。シリカ源の
溶液は、好適には、水に溶解性シリカ源を溶解又は希釈
させることで調製される。アルミナ源溶液は、好適に
は、アルニニウム塩を水に溶解させることことこと得ら
れる。
れる金属は、IIA,IIIB,IVB,VB,VI
B,VIIB,VIII,IB,IIB,IIIA,I
IA,IVA,及びVA(CAS)の各族から一種ある
いはそれ以上選択することが可能であり、より好適に
は、鉄、亜鉛、ジルコニウム、クロム、ニッケル、コバ
ルト、マグネシウム、リン(特に3価のリン)、ガリウ
ム、及びこれらの任意混合物である。特に望ましい金属
は、鉄、亜鉛、及びこれらの混合物である。
とができる。好適な連続混合プロセスでは、第一に、導
入する元素の酸溶液に対して、強めの(vigorous)攪拌を
行いながらシリカ溶液をゆっくりと添加する。混合物が
均一化された後に、強めの攪拌を行いながらアルミナ溶
液を添加する。この最終的に得られた混合物を、所定の
時間攪拌して均一化させる。
めのゲル組成物は、その元素のモル比が、SiO2/A
l2O3が5〜80、SiO2/DOxが10〜1500、
SiO2/(Al2O3+DOx)が5〜70、Na2O/S
iO2が0.22〜2.20、OH/SiO2が0.01
〜2.00、H2O/SiO2が14〜40となるように
与えられる。ここで、Dは、ゲルに導入される元素であ
る。
トクレーブ内に入れられ、水熱結晶化が、好適には、行
われる。結晶化温度は、好適には、150〜220℃で
あり、より好適には、165〜185℃である。結晶化
中の攪拌は、好適には、40RPM〜400RPMで行
われ、好適には、80RPM〜300RPMの範囲でな
される。結晶化時間は、好適には、24時間から120
時間であり、より好適には、36〜76時間である。結
晶化は、そのままの(autogenous)即ち自然の圧力によ
り、即ち、特段の圧力調整は行わずに行う。結晶化時間
が経過した後、アルミノ珪酸塩組成物は、フィルタ処理
及び水洗処理がなされ、好適には、pHが7に近づくま
でこれらの処理がなされる。フィルタ処理及び水洗処理
がなされ後に、乾燥がなされ、この乾燥処理は、好適に
は、80℃〜140℃で約12時間行われる。このよう
に得られた金属アルミノ珪酸塩は、好適には、モル比で
以下のように示される組成を有する。
換可能なカチオンであってn価を有するもの、Eは、+
3価の元素であって従来の手段ではイオン交換できない
もの、Fは、+4価の元素であって、従来法ではイオン
交換できないもの、Gは、+2価の元素であって従来法
ではイオン交換できないものであり、好適な例として
は、ニッケル、亜鉛、コバルト、マグネシウム、ベリリ
ウム等が挙げられる。また、Hは、+5価の元素であっ
て従来法ではイオン交換できないものであり、好適な例
としてはリンバナジウム等が挙げられる。また、aは0
より大きく6以下、bは1,cは0より大きく10以
下、dは10〜80、d/cは10〜1500、eは0
〜100、a/(b+c)は0より大きく5以下、d/
(b+c)は10〜70である。
化物の形態にのみ限定されるわけではなく、むしろ、新
規な組成のいくつかを同定するための手段を提供するこ
とを目的として、上述の組成を酸化物やウェットな形態
で示し(上述のような)ているのである。更に、本発明
に係る組成物は、互いに原子価が異なっていてイオン交
換ができない元素(E、F、G、及びHの混合物)を二
種以上導入することができる。多孔性結晶質金属アルミ
ノ珪酸塩を含む本発明の特定の一例や実施例他の形態を
同定や確認するために、他の式を用いることも、当業者
であれば可能である。
骨格構造内に金属が導入された金属アルミノ珪酸塩組成
物が得られる。この明細書では、”導入(incorporate
d)”とは、導入された金属が、イオン交換処理では除去
できないということを示す。
法により得られる金属アルミノ珪酸塩は、そのX線回折
図に、以下の表2に示される格子間距離が少なくとも示
される。
て、本発明に係る金属アルミノ珪酸塩は、赤外線スペク
トル及びNMRスペクトルにおいて、他の物質と区別し
得る特徴的な吸収帯を有する。また、特定の場合におい
ては、鉄におけるメスバウアーのスペクトル分光分析
や、マグネシウムにおけるXPS(X線電子分光法)等の
他の技術を用いることも可能である。
細部に関する情報を得るための、簡素で強力な技術であ
る。400〜1500cm−1の領域は重要である。何
故なら、この領域は、ゼオライト物質に関連する赤外振
動の相異なるセット、例えば、内部四面体(internal te
trahedral)や外部リンク(external linkages)、を観察
することができるからである。赤外スペクトルは、二つ
のグループに分けることができる。第一に、骨格構造T
O4の内部振動であり、これは構造振動にはあまり影響
をうけない、即ちインセンシティブである。第二は、構
造のTO4ユニットの外部リンクに関連する振動であ
る。後者は、構造変動の影響をうける、即ちセンシティ
ブである。この技術は、骨格構造に他の元素が導入され
たことを確認するために用いられている。ゼオライト材
料の骨格構造内にこのような新たな元素が導入される
と、非対称及び対称振動に変化やシフトが観察された。
従って、これは、本発明に係る金属アルミノ珪酸塩の重
要な特徴となっている。
要な特徴は、29SiNMR分光分析である。珪酸塩シ
ステムでは、システム内の異なる珪酸塩原子を示すため
に、Q−ユニットが用いられている。しかし、このよう
に示されるだけでは、ゼオライトやアルミノ珪酸塩骨格
構造内の基本的な構成ユニットを記述するには不十分で
ある。ゼオライトシステムでは、Q−ユニットは、常に
Q4であり、各珪酸塩は、4つの珪酸塩あるいはアルミ
ン酸塩ユニットにより囲まれる。従って、ゼオライトに
は、Q4(nAl、(4−n)Si、ただしn=0,1,
2,3,4)で示される4つの可能性がある。
((4−n)Si)と表記され、各珪素原子が、酸素を通じ
て、n個のアルミニウム及び4−nの近傍珪素にリンク
されている。従って、近傍に4つのアルミニウムが存在
する珪素は、Si(4Al)として表記される。Q4ユニ
ットにある珪素原子が一つ以上Al原子によって置換さ
れると、29Si化学シフトにおけるシフトが生じる。
は、Al原子以外にも、他の原子が金属アルミノ珪酸塩
の構造内に導入され、従って、それにより化学シフトに
おけるシフトが生じる。何故なら、アルミニウムに対す
る珪素のモル比が一定となっている物質においては、ア
ルミニウムに起因するシフトはも固定されており従っ
て、29SiNMR化学シフトにおける変化は、構造内
に導入されて酸素原子を通じて珪素にリンクされている
他の元素によって生じるからである。
3のフェリ金属アルミノ珪酸塩のアルミノ珪酸塩骨格構
造内に鉄が導入されたことを確認するために用いられ
た。この物質のメスバウアースペクトルは、室温におい
て広い一重線(broad singlet)を示し、これにより鉄が
酸素とともに四面体配位されたことが示される。
燐酸塩の骨格構造内にマグネシウムが導入されたことを
特徴づけるために用いられる技術である(Zeolites 15:5
83-590,1995)。マグネシウムが、マグネシウムアルミノ
燐酸塩のように4つの酸素原子によって四面体配位され
ると、Mg2p信号(Mg2p signal)の結合エネルギーの
値は、約50.1eVとなる。後述の試験例20では、
この技術が用いられ、Mg2p信号の結合エネルギーの
値は、約49.8eVであり、マグネシウムアルミノ燐
酸塩におけるマグネシウムでの値に近い値であった。
によって、鉱酸、アンモニウム化合物その他のプロトン
供与体、あるいは他のカチオンを用いることで、プロト
ン形態に変えることも可能である。本発明の重要な点
は、骨格構造に導入される元素がイオン交換ができない
ものであるという点にあり、従って、イオン交換を行っ
ても、導入された元素が失われることはない。改質され
た材料は、触媒反応において純物質として、あるいはク
レー、シリカ、アルミナ等の公知のフィラーとともに用
いることができる。
活性を含む、有用な特性を有する。これらの新規な組成
物は、アルミノ燐酸塩ゼオライトを用いている従来のプ
ロセルに好適に用いることができる。本発明に係るアル
ミノ珪酸塩組成物は、バインダ、クレー、アルミナ、シ
リカ、その他の従来から知られている他の物質を用いて
導入することができる。また、これらの金属アルミノ珪
酸塩は、一種あるいは二種以上の元素や化合物を用いて
改質すること可能であり、堆積やデポジット、オクルー
ジョン(吸蔵)、イオン交換、その他の周知の方法によ
り、本発明に係るアルミノ珪酸塩の特性や有用性を向
上、補完、変更等することができる。本発明に係る金属
アルミノ珪酸塩は、FCC領域における添加物として用
いることができる。
は、熱処理等により調整することが可能であり、従っ
て、アルミノ珪酸塩組成物に導入される元素は、イオン
交換可能ではなく、結晶質アルミノ珪酸塩組成物の構造
の一部を担うものとなっている。本発明によれば、金属
アルミノ珪酸塩組成物の製造に好適な方法が得られ、か
つ、この方法は、アルミノ珪酸塩組成物事態の製造にも
好適である。
ST5アルミノ珪酸塩(米国特許第5,254,327
号)として同定される組成物が、上述の3つの混合物を
連続的に攪拌することで得られる。
シリカ源組成物を含有する第一の溶液が用意される。ア
ルミナ源を有する溶液が第二の溶液として用意され、か
つ、第三の酸水溶液が用意される。シリカ源は、その後
に、酸水溶液と混合されて、シリカ源−酸混合物が得ら
れる。このシリカ源−酸混合物は、その後、好適には、
アルミナ源溶液と混合されて、ゲル混合物が得られる。
このゲル混合物は、アルミノ珪酸塩骨格構造を有するア
ルミノ珪酸塩組成物が得られるように水熱的に結晶化可
能である。この組成物は、テンプレート剤やシーディン
グ、その他の有機添加物を用いることなく得ることがで
きるという利点を有し、ST5と同様のアルミノ珪酸塩
組成物が得られる。このアルミノ珪酸塩組成物は、種々
の触媒用途に用いることが可能であるという利点を有す
る。この方法では、上述した金属アルミノ珪酸塩の製造
方法と同様に、第一にシリカ源溶液を酸または酸金属溶
液と混合し、その後にアルミナ源溶液を混合させて所望
のゲル混合物が得られる。このゲル混合物は、シーディ
ングやテンプレート剤を用いる必要がなく、所望のアル
ミノ珪酸塩骨格構造を形成することができる。また、金
属アルミノ珪酸塩の場合、所望の金属がアルミノ珪酸塩
骨格構造内に導入される。
に詳細に説明する。以下の試験例で使用されている原料
は、市販の珪酸ナトリウムGLASSVEN(28.60wt% S
iO2、10.76wt% Na2O、60.64wt% H20)、市販の
珪酸ナトリウムVENESIL(28.88wt% SiO2、8.85wt%
Na2O、62.27wt% H20)、フィッシャー社(Fishe
r)あるいはオールドリッチ社(Aldrich)製の硫酸(9
8wt%、d=1.836)、オールドリッチ社製の燐酸(85wt
%)、アルミン酸ナトリウムLaPINE(49.1wt% Al2O3、
27.2wt% Na2O、23.7wt%H2O)、導入される元
素の塩は、オールドリッチ社の、A.C.S試薬グレード(A.
C.S reagent grade)または分析的グレード(Analytical
grade)のものを用いた。
ンプレートが不要でMFIトポロジーを有する本発明に
係るアルミノ珪酸塩の製造方法の使用を表したものであ
る。他の試験例は、本発明に係る金属アルミノ珪酸塩の
製造及び使用を示すものである。これらの例において、
比較例として、図2,3,9及び10を示す。図2,9
は、それぞれ、珪素のみの構造を有するシリカライトに
おける29SiNMRスペクトル及び赤外スペクトル(4
00〜1500cm-1)を示す。図3,10は、アルミ
ノ珪酸塩の29SiNMRスペクトル(400〜1500
cm-1)を示す。
酸塩の製造方法を示す。上述の本発明の方法に従って、
以下の溶液よりなる混合物(反応バッチ)を製造した。
8ml アルミン酸ナトリウム溶液:アルミン酸ナトリウム4.2g
と蒸留水20ml
物が得られた。
ブ内で攪拌を行い、反応温度を170℃として48時間
行った。乾燥物質は、純粋なアルミノ珪酸塩相よりな
り、そのX線回折スペクトルは、少なくとも上述の表2
に示されるd値を示す。生成物の化学組成は、モル比
で、1.1Na2O:Al2O3:20.6SiO2:7H2Oであった。このよう
にして得られた白色の物質は、アルミノ珪酸塩ST5
(米国特許第5,254,327号)のものと同様であっ
た。
酸塩の製造方法を示す。上述の本発明の方法に従って、
以下の溶液よりなる反応バッチを製造した。
0ml アルミン酸ナトリウム溶液:アルミン酸ナトリウム1.5g
と蒸留水20ml
物が得られた。
ブ内で攪拌を行い、反応温度を170℃として36時間行
った。乾燥物質は、純粋なアルミノ珪酸塩相よりなり、
そのX線回折スペクトルは、少なくとも上述の表2に示
されるd値を示す。生成物の化学組成は、モル比で、1.
0Na2O:Al2O3:50.2SiO2:16H2Oであった。
本発明の方法に従って、以下の溶液よりなる反応バッチ
を製造した。
g、濃硫酸38mlと200mlの蒸留水 珪酸ナトリウム溶液:珪酸ナトリウム528gと蒸留水
187ml アルミン酸ナトリウム溶液:アルミン酸ナトリウム23g
と蒸留水123ml
物が得られた。
ブ内で攪拌を行い、反応温度を170℃として54時間
行った。乾燥物質は、純粋なフェロアルミノ珪酸塩相よ
りなり、そのX線回折スペクトルは、少なくとも上述の
表2に示されるd値を示す。白色の生成物の化学組成
は、モル比で、1.21Na2O:Al2O3:0.14Fe2O3:25.6SiO2:1
0.2H2Oであった。この物質のメスバウアーのスペクトル
を図1に示す。この種のスペクトルは、四面体配位の鉄
(III)に典型的なものである。
te)の製造法を示す。上述の本発明の方法に従って、以
下の溶液よりなる反応バッチを製造した。
g、濃硫酸6mlと40mlの蒸留水 珪酸ナトリウム溶液:珪酸ナトリウム85gと蒸留水3
8ml アルミン酸ナトリウム溶液:アルミン酸ナトリウム1.
7gと蒸留水20ml
物が得られた。
トクレーブ内で攪拌を行い、反応温度を170℃として
170時間行った。乾燥物質は、純粋なフェリアルミノ
珪酸塩相よりなり、そのX線回折スペクトルは、少なく
とも上述の表2に示されるd値を示す。白色の生成物の
化学組成は、モル比で、3.73Na2O:Al2O3:1.59Fe2O3:74.
4SiO2:15.7H2Oであった。この生成物の29SiNMRス
ペクトルを図4に示す。この物質のSiO2/Al2O3の
モル比は、74.4であった。鉄が珪素によって四面体
配位されていることは明らかであり、従って、単純な珪
酸塩MFIトポロジーを有するアルミノ珪酸塩と比較す
ると、この試験例のスペクトルは異なっている。この物
質のX線図を図20に示す。
述の方法に従って、以下の溶液よりなる反応バッチを製
造した。
g、濃硫酸6mlと40mlの蒸留水 珪酸ナトリウム溶液:珪酸ナトリウム85gと蒸留水3
8ml アルミン酸ナトリウム溶液:アルミン酸ナトリウム3.0g
と蒸留水20ml
物が得られた。
トクレーブ内で攪拌を行い、反応温度を170℃として
54時間行った。乾燥物質は、純粋なフェリアルミノ珪酸
塩相よりなり、そのX線回折スペクトルは、少なくとも
上述の表2に示されるd値を示した。白色の生成物の化
学組成は、モル比で、1.77Na2O:Al2O3:0.35Fe2O3:28.7S
iO2:15.3H2Oであった。この物質のSiO2/Al2O3のモ
ル比は、28.7であった。鉄が珪素によって四面体配位さ
れていることは明らかであり、従って、単純な珪酸塩や
MFIトポロジーを有するアルミノ珪酸塩と比較する
と、この試験例のスペクトルは異なっている。この物質
の赤外スペクトルを図12に示す。この物質のSiO2
/Al2O3のモル比は、28.66であった。鉄が珪素
によって四面体配位されていることは明らかであり、従
って、単純な珪酸塩やMFIトポロジーを有するアルミ
ノ珪酸塩と比較すると、この試験例のスペクトルは異な
っている。
方法に従って、以下の溶液よりなる反応バッチを製造し
た。
2g、濃硫酸6.1mlと33mlの蒸留水 珪酸ナトリウム溶液:珪酸ナトリウム79.2gと蒸留水40
ml アルミン酸ナトリウム溶液:アルミン酸ナトリウム3.9g
と水酸化ナトリウム0.5gと蒸留水24ml
物が得られた。
トクレーブ内で攪拌を行い、反応温度を170℃として
36時間行った。乾燥物質は、純粋な亜鉛アルミノ珪酸塩
相よりなり、そのX線回折スペクトルは、少なくとも上
述の表2に示されるd値を示した。白色の生成物の化学
組成は、モル比で、1.13Na2O:Al2O3:0.21ZnO:22.7SiO2:
6.7H2Oであった。
方法に従って、以下の溶液よりなる反応バッチを製造し
た。
0g、濃硫酸6.0mlと38mlの蒸留水 珪酸ナトリウム溶液:珪酸ナトリウム79.2gと蒸留水40
ml アルミン酸ナトリウム溶液:アルミン酸ナトリウム2.5g
と水酸化ナトリウム1.0gと蒸留水19ml
物が得られた。
トクレーブ内で攪拌を行い、反応温度を170℃として
72時間行った。乾燥物質は、純粋な亜鉛アルミノ珪酸塩
相よりなり、そのX線回折スペクトルは、少なくとも上
述の表2に示されるd値を示した。白色の生成物の化学
組成は、モル比で、1.40Na2O:Al2O3:0.86ZnO:33.9SiO2:
21.4H2Oであった。
す。この物質のSiO2/Al2O3のモル比は、33.9で
あった。亜鉛が珪素によって四面体配位されていること
は明らかであり、従って、単純な珪酸塩やMFIトポロ
ジーを有するアルミノ珪酸塩と比較すると、この試験例
のスペクトルは異なっている。
方法に従って、以下の溶液よりなる反応バッチを製造し
た。
0g、濃硫酸6.0mlと38mlの蒸留水 珪酸ナトリウム溶液:珪酸ナトリウム79.2gと蒸留水40
ml アルミン酸ナトリウム溶液:アルミン酸ナトリウム1.6g
と水酸化ナトリウム0.8gと蒸留水19ml
物が得られた。
トクレーブ内で攪拌を行い、反応温度を170℃として
120時間行った。乾燥物質は、純粋な亜鉛アルミノ珪酸
塩相よりなり、そのX線回折スペクトルは、少なくとも
上述の表2に示されるd値を示した。白色の生成物の化
学組成は、モル比で、1.68Na2O:Al2O3:1.37ZnO:52.9SiO
2:32.1H2Oであった。この生成物の29SiNMRスペク
トルを図6に示す。この物質のSiO2/Al2O3のモ
ル比は、52.9であった。亜鉛が珪素によって四面体
配位されていることは明らかであり、従って、単純な珪
酸塩やMFIトポロジーを有するアルミノ珪酸塩と比較
すると、この試験例のスペクトルは異なっている。
す。この物質のSiO2/Al2O3のモル比は、52.9であ
った。亜鉛が珪素によって四面体配位されていることは
明らかであり、従って、単純な珪酸塩やMFIトポロジ
ーを有するアルミノ珪酸塩と比較すると、この試験例の
スペクトルは異なっている。
方法に従って、以下の溶液よりなる反応バッチを製造し
た。
mlと40mlの蒸留水 珪酸ナトリウム溶液:珪酸ナトリウム79.2gと蒸留水33
ml アルミン酸ナトリウム溶液:アルミン酸ナトリウム3.9g
と蒸留水19ml
物が得られた。
トクレーブ内で攪拌を行い、反応温度を170℃として
72時間行った。乾燥物質は、純粋な燐酸アルミノ珪酸塩
相よりなり、そのX線回折スペクトルは、少なくとも上
述の表2に示されるd値を示した。白色の生成物の化学
組成は、モル比で、1.07Na2O:Al2O3:0.25P2O5:24.3Si
O2:3.3H2Oであった。この物質のX線図を図22に示
す。
述の方法に従って、以下の溶液よりなる反応バッチを製
造した。
180g、濃硫酸1000mlと6000mlの蒸留水 珪酸ナトリウム溶液:珪酸ナトリウム14400gと蒸
留水6000ml アルミン酸ナトリウム溶液:アルミン酸ナトリウム695g
と蒸留水4800ml
物が得られた。
ブ内で攪拌を行い、反応温度を170℃として54時間行
った。乾燥物質は、純粋なニッケルアルミノ珪酸塩相よ
りなり、そのX線回折スペクトルは、少なくとも上述の
表2に示されるd値を示した。白〜薄い緑色の生成物の
化学組成は、モル比で、1.03Na2O:Al2O3:0.18NiO:23.5S
iO2:9.2H2Oであった。この物質のX線図を図23に示
す。
述の方法に従って、以下の溶液よりなる反応バッチを製
造した。
16g、濃硫酸36mlと240mlの蒸留水 珪酸ナトリウム溶液:珪酸ナトリウム576gと蒸留水
240ml アルミン酸ナトリウム溶液:アルミン酸ナトリウム27.8g
と蒸留水192ml
物が得られた。
ブ内で攪拌を行い、反応温度を170℃として54時間行
った。乾燥物質は、純粋なニッケルアルミノ珪酸塩相よ
りなり、そのX線回折スペクトルは、少なくとも上述の
表2に示されるd値を示した。白〜薄い緑色の生成物の
化学組成は、モル比で、1.24Na2O:Al2O3:0.43NiO:23.2S
iO2:10.1H2Oであった。
述の方法に従って、以下の溶液よりなる反応バッチを製
造した。
3.6g、濃硫酸6mlと40mlの蒸留水 珪酸ナトリウム溶液:珪酸ナトリウム85gと蒸留水3
8ml アルミン酸ナトリウム溶液:アルミン酸ナトリウム2.0
g、0.4gの水酸化ナトリウムと蒸留水192ml
物が得られた。
で攪拌を行い、反応温度を170℃として84時間行っ
た。乾燥物質は、純粋なニッケルアルミノ珪酸塩相より
なり、そのX線回折スペクトルは、少なくとも上述の表
2に示されるd値を示した。白〜薄い緑色の生成物の化
学組成は、モル比で、1.66Na2O:Al2O3:1.59NiO:53.7SiO
2:38.6H2Oであった。
す。この物質のSiO2/Al2O3のモル比は、53.7であ
った。ニッケルが珪素によって四面体配位されているこ
とは明らかであり、従って、単純な珪酸塩やMFIトポ
ロジーを有するアルミノ珪酸塩と比較すると、この試験
例のスペクトルは異なっている。
述の方法に従って、以下の溶液よりなる反応バッチを製
造した。
硫酸6.1mlと40mlの蒸留水 珪酸ナトリウム溶液:珪酸ナトリウム79.2gと蒸留水33
ml アルミン酸ナトリウム溶液:アルミン酸ナトリウム3.8g
と蒸留水19ml
物が得られた。
で攪拌を行い、反応温度を170℃として54時間行っ
た。乾燥物質は、純粋なコバルトアルミノ珪酸塩相より
なり、そのX線回折スペクトルは、少なくとも上述の表
2に示されるd値を示した。白〜薄いピンク色の生成物
の化学組成は、モル比で、1.15Na2O:Al2O3:0.21CoO:27.
6SiO2:15.4H2Oであった。この物質のX線図を図24に
示す。
た。上述の方法に従って、以下の溶液よりなる反応バッ
チを製造した。
を1.2g、濃硫酸6mlと40mlの蒸留水 珪酸ナトリウム溶液:珪酸ナトリウム79.4gと蒸留水33
ml アルミン酸ナトリウム溶液:アルミン酸ナトリウム3.8g
と蒸留水19ml
物が得られた。
で攪拌を行い、反応温度を170℃として96時間行っ
た。乾燥物質は、純粋なジルコニウムアルミノ珪酸塩相
よりなり、そのX線回折スペクトルは、少なくとも上述
の表2に示されるd値を示した。白色の生成物の化学組
成は、モル比で、1.32Na2O:Al2O3:0.26ZrO:23.9SiO2:1
7.2H2Oであった。
述の方法に従って、以下の溶液よりなる反応バッチを製
造した。
g、濃硫酸6.5mlと40mlの蒸留水 珪酸ナトリウム溶液:珪酸ナトリウム85gと蒸留水3
8ml アルミン酸ナトリウム溶液:アルミン酸ナトリウム1.5
g、0.2gの水酸化ナトリウムと蒸留水20ml
物が得られた。
で攪拌を行い、反応温度を170℃として72時間行っ
た。乾燥物質は、純粋なガリウムアルミノ珪酸塩相より
なり、そのX線回折スペクトルは、少なくとも上述の表
2に示されるd値を示した。白〜薄い緑色の生成物の化
学組成は、モル比で、3.11Na2O:Al2O3:1.77Ga2O3:81.1S
iO2:55.4H2Oであった。
7に示す。この物質のSiO2/Al2O3のモル比は、81.
1であった。ガリウムが珪素によって四面体配位されて
いることは明らかであり、従って、単純な珪酸塩やMF
Iトポロジーを有するアルミノ珪酸塩と比較すると、こ
の試験例のスペクトルは異なっている。
す。この物質のSiO2/Al2O3のモル比は、81.1であ
った。ガリウムが珪素によって四面体配位されているこ
とは明らかであり、従って、単純な珪酸塩やMFIトポ
ロジーを有するアルミノ珪酸塩と比較すると、この試験
例のスペクトルは異なっている。この物質のX線図を図
25に示す。
述の方法に従って、以下の溶液よりなる反応バッチを製
造した。
g、濃硫酸6.5mlと40mlの蒸留水 珪酸ナトリウム溶液:珪酸ナトリウム85gと蒸留水3
8ml アルミン酸ナトリウム溶液:アルミン酸ナトリウム1.5g
と蒸留水20ml
物が得られた。
で攪拌を行い、反応温度を170℃として96時間行っ
た。乾燥物質は、純粋なガリウムアルミノ珪酸塩相より
なり、そのX線回折スペクトルは、少なくとも上述の表
2に示されるd値を示した。白色の生成物の化学組成
は、モル比で、3.41Na2O:Al2O3:2.26Ga2O3:84.1SiO2:4
1.3H2Oであった。
す。この物質のSiO2/Al2O3のモル比は、84.1であ
った。ガリウムが珪素によって四面体配位されているこ
とは明らかであり、従って、単純な珪酸塩やMFIトポ
ロジーを有するアルミノ珪酸塩と比較すると、この試験
例のスペクトルは異なっている。
licate)を製造した。上述の方法に従って、以下の溶液
よりなる反応バッチを製造した。
Oを12g、濃硫酸38ml及び蒸留水287ml 珪酸ナトリウム溶液:珪酸ナトリウム528gと蒸留水
200ml アルミン酸ナトリウム溶液:アルミン酸ナトリウム23g
と蒸留123ml
物が得られた。
で攪拌を行い、反応温度を170℃として72時間行っ
た。乾燥物質は、純粋なクロムアルミノ珪酸塩相よりな
り、そのX線回折スペクトルは、少なくとも上述の表2
に示されるd値を示した。薄い緑色の生成物の化学組成
は、モル比で、1.21Na2O:Al2O3:0.07Cr2O3:24.6SiO2:6.
8H2Oであった。この物質のX線図を図26に示す。
の方法に従って、以下の溶液よりなる反応バッチを製造
した。
Oを5g、濃硫酸6ml及び蒸留水40ml 珪酸ナトリウム溶液:珪酸ナトリウム85gと蒸留水3
8ml アルミン酸ナトリウム溶液:アルミン酸ナトリウム1.7g
と水酸化ナトリウム1.6g、蒸留20ml
物が得られた。
で攪拌を行い、反応温度を170℃として96時間行っ
た。乾燥物質は、純粋なクロムアルミノ珪酸塩相よりな
り、そのX線回折スペクトルは、少なくとも上述の表2
に示されるd値を示した。薄い緑色の生成物の化学組成
は、モル比で、2.40Na2O:Al2O3:0.82Cr2O3:53.7SiO2:3
5.6H2Oであった。この物質の赤外スペクトルを図18に
示す。この物質のSiO2/Al2O3のモル比は、53.7で
あった。クロムが珪素によって四面体配位されているこ
とは明らかであり、従って、単純な珪酸塩やMFIトポ
ロジーを有するアルミノ珪酸塩と比較すると、この試験
例のスペクトルは異なっている。
た。上述の方法に従って、以下の溶液よりなる反応バッ
チを製造した。
6H2Oを1.2g、濃硫酸6.1ml及び蒸留水40ml 珪酸ナトリウム溶液:珪酸ナトリウム79.6gと蒸留水33
ml アルミン酸ナトリウム溶液:アルミン酸ナトリウム3.8g
と蒸留19ml
物が得られた。
で攪拌を行い、反応温度を170℃として96時間行っ
た。乾燥物質は、純粋なマグネシウムアルミノ珪酸塩相
よりなり、そのX線回折スペクトルは、少なくとも上述
の表2に示されるd値を示した。薄い緑色の生成物の化
学組成は、モル比で、1.11Na2O:Al2O3:0.30Cr2O3:22.1S
iO2:10.6H2Oであった。
た。上述の方法に従って、以下の溶液よりなる反応バッ
チを製造した。
6H2Oを3.0g、濃硫酸6.1ml及び蒸留水40ml 珪酸ナトリウム溶液:珪酸ナトリウム79.2gと蒸留水3
8ml アルミン酸ナトリウム溶液:アルミン酸ナトリウム2.0g
と蒸留19ml
物が得られた。
で攪拌を行い、反応温度を170℃として96時間行っ
た。乾燥物質は、純粋なマグネシウムアルミノ珪酸塩相
よりなり、そのX線回折スペクトルは、少なくとも上述
の表2に示されるd値を示した。白色の生成物の化学組
成は、モル比で、2.56Na2O:Al2O3:1.77Cr2O3:52.2SiO2:
25.1H2Oであった。この生成物の29SiNMRスペクト
ルを図8に示す。この物質のSiO2/Al2O3のモル比
は、52.2であった。マグネシウムが珪素によって四面体
配位されていることは明らかであり、従って、単純な珪
酸塩やMFIトポロジーを有するアルミノ珪酸塩と比較
すると、この試験例のスペクトルは異なっている。
す。この物質のSiO2/Al2O3のモル比は、52.2であ
った。マグネシウムが珪素によって四面体配位されてい
ることは明らかであり、従って、単純な珪酸塩やMFI
トポロジーを有するアルミノ珪酸塩と比較すると、この
試験例のスペクトルは異なっている。この物質のX線図
を図27に示す。図28に、この生成物のMg 2p領域の
XPSスペクトルを示す。
することなく、種々の形態で実施することができる。本
実施形態は、従って、例示的なものであり、限定的なも
のではなく、本発明の範囲は、請求項により規定される
ものである。また、等価とみなしうる変形等は、すべて
本発明に包含されるものである。
説明図。
クトルの説明図である。シリカライトは、MFIトポロ
ジーを有する珪酸塩である。この材料には、アルミニウ
ムその他の元素は構造中には含まれず、シリコンのみが
含まれる。
ンプルの29SiNMRスペクトルの説明図である。こ
の物質におけるシリカのアルミナに対するモル比(Si
O2/Al2O3)は、54である。
SiNMRスペクトルの説明図である。
である。
iNMRスペクトルの説明図である。
29SiNMRスペクトルの説明図である。
SiNMRスペクトルの説明図である。
-1領域における赤外スペクトルの説明図である。
アルミノ珪酸塩の400〜1500cm-1領域における
赤外スペクトルの説明図である。
00〜1500cm-1領域における赤外スペクトルの説
明図である。
00〜1500cm-1領域における赤外スペクトルの説
明図である。
0〜1500cm-1領域における赤外スペクトルの説明
図である。
0〜1500cm-1領域における赤外スペクトルの説明
図である。
の400〜1500cm-1領域における赤外スペクトル
の説明図である。
の400〜1500cm-1領域における赤外スペクトル
の説明図である。
の400〜1500cm-1領域における赤外スペクトル
の説明図である。
400〜1500cm-1領域における赤外スペクトルの
説明図である。
成物の400〜1500cm-1領域における赤外スペク
トルの説明図である。
線回折図である。
回折図である。
回折図である。
のX線回折図である。
のX線回折図である。
のX線回折図である。
X線回折図である。
成物のX線回折図である。
成物のMg2p領域のXPSスペクトル図である。
4)
や燐酸アルミノ珪酸塩は、他のものに比較して明らかに
異なる物理特性及び化学特性を有する。この手法では、
有機テンプレートも種成長処理(seeding procedure)も
必要としない。本発明による調製方法では、周期表の他
の元素の合成ゲルの導入が可能となり、これらは、酸メ
ディア内の珪素と相互に作用する。このように、元素
は、調製される物質内に導入され、これらの元素は、最
終生成物が得られたときには、イオン交換できないもの
となっている。
ミノ珪酸塩の骨格構造に導入可能な元素は、周期表のI
IA,IIIB,IVB,VB,VIB,VIIB,V
III,IB,IIB,IIIA,IVA及びVA族か
ら選択し得る。これらの一例が表1に示される。本発明
にかかるアルミノ珪酸塩の骨格構造に存在するこれらの
元素の量は、本発明により得られる物質中に必要とされ
る元素量に応じて変えることが可能である。また、本発
明により得られる物質中に、二種類以上の元素を混合す
ることも可能である。しかし、本発明にかかるどの組成
物においても、導入される元素の少なくとも一部は、従
来の技術によってはイオン交換が可能ではなく、かつ、
アルミノ珪酸塩中に存在する。この新しい組成物は、特
定的な最小格子間距離を有するX線回折を示す。更に、
この新規な金属アルミノ珪酸塩は、赤外線スペクトルで
特定の吸収帯を示す。また、この新規な物質は、NMR
分析でも、特定のバンドを示す。金属アルミノ珪酸塩材
料の調製のための方法は、アルミノ珪酸塩材料、例えば
ST5(米国特許5、254、327号)やその他のS
i/Al比が高いMFIタイプの材料の調製にも用いる
ことができる。
ルミノ珪酸塩は、触媒活性も含めて、種々の有用な特性
を有する。これら新規な組成物は、好適には、現在アル
ミノ珪酸塩ゼオライトが用いられている種々のプロセス
において用いることができる。本発明に係るアルミノ珪
酸塩組成物は、好適には、バインダ、クレー、アルミ
ナ、シリカその他の周知の材質中に導入して用いること
ができる。また、一種あるいは二種以上の元素や化合物
をデポジットさせたり、吸蔵(occlusion)、イオン交換
その他の周知の技術によって特性を変えたり改質させる
ことで、本発明に係るアルミノ珪酸塩組成物の特性や有
用性を向上、補完、あるいは変化させることが可能であ
る。本発明に係る金属アルミノ珪酸塩は、FCC領域(F
CC area)における添加物として用いることも可能であ
る。
ルミノ珪酸塩は、水熱法により調製することも可能で、
従って、アルミノ珪酸塩組成物に導入される元素は、イ
オン交換可能なものではなく、結晶質アルミノ珪酸塩組
成物の構造の一部を構成する。
金属アルミノ珪酸塩の製造方法であって、珪酸源を含有
する溶液を用意し、アルミナ源を含有する溶液を用意
し、珪素及びアルミニウムのいずれとも異なる金属また
は燐を含有する酸水溶液を用意し、シリカ源含有混合物
が形成されるように前記シリカ源溶液を前記酸水溶液と
混合してシリカ源含有混合物を得、ゲル混合物が得られ
るように前記シリカ源含有混合物を前記アルミナ源溶液
と混合し、アルミノ珪酸塩骨格構造を有するとともにこ
のアルミノ珪酸塩骨格構造内に前記金属又は燐が導入さ
れている金属アルミノ珪酸塩又は燐酸アルミノ珪酸塩が
得られるように水熱的に前記ゲル混合物を結晶化させる
ことを特徴とする方法。
Claims (24)
- 【請求項1】 金属アルミノ珪酸塩の製造方法であっ
て、 珪酸源を含有する溶液を用意し、 アルミナ源を含有する溶液を用意し、 珪素及びアルミニウムのいずれとも異なる金属を含有す
る酸水溶液を用意し、 シリカ源−金属含有混合物が形成されるように前記シリ
カ源溶液を前記酸水溶液と混合し、 ゲル混合物が得られるように前記シリカ源−金属含有混
合物を前記アルミナ源溶液と混合し、 アルミノ珪酸塩骨格構造を有するとともにこのアルミノ
珪酸塩骨格構造内に前記金属が導入されている金属アル
ミノ珪酸塩が得られるように水熱的に前記ゲル混合物を
結晶化させることを特徴とする方法。 - 【請求項2】 前記金属は、鉄、亜鉛、ジルコニウム、
クロム、ニッケル、コバルト、マグネシウム、リン、ガ
リウム及びこれらの混合物のうちから少なくとも一つ選
択されることを特徴とする請求項1記載の方法。 - 【請求項3】 前記金属は、鉄、亜鉛、またはこれらの
混合物のうちから選択されることを特徴とする請求項1
記載の方法。 - 【請求項4】 前記ゲル混合物は、その組成が、モル比
で、 SiO2/Al2O3が5〜80 SiO2/DOxが10〜1500 SiO2/(Al2O3+DOx)が5〜70 Na2O/SiO2が0.22〜2.20 OH/SiO2が0.01〜2.00 H2O/SiO2が14〜40 ただし、Dは金属となっていることを特徴とする請求項
1記載の方法。 - 【請求項5】 前記金属アルミノ珪酸塩は、その酸化物
のモル比が、以下に示される比率: 1. a(M2/nO):b(Al2O3):c(E2O3):d(SiO2):e(H2O) 2. a(M2/nO):b(Al2O3):c(FO2):d(SiO2):e(H2O) 3. a(M2/nO):b(Al2O3):c(GO):d(SiO2):e(H2O) 4. a(M2/nO):b(Al2O3):c(H2O5):d(SiO2):e(H2O) ここで、Mは少なくとも一つのイオン交換可能なn価の
カチオン、Eは+3価の元素であって従来の手段ではイ
オン交換できないもの、Fは、+4価の元素、Gは+2
価の元素、Hは+5価の元素、aは0より大きく6以
下、bは1,cは0より大きく10以下、dは10〜8
0、d/cは10〜1500、eは0〜100、a/
(b+c)は0より大きく5以下、d/(b+c)は10
〜70のうちのいずれかの比率となっていることを特徴
とする請求項1記載の方法。 - 【請求項6】 前記水熱的に行われる結晶化は、約15
0〜約220℃の温度、自然の圧力で、少なくとも約2
4時間行われることを特徴とする請求項1記載の方法。 - 【請求項7】 前記水熱的に行われる結晶化は、約16
5℃〜約185℃の温度、自然の圧力少なくとも約24
時間行うことを特徴とする請求項1記載の方法。 - 【請求項8】 前記水熱的に行われる結晶化では、更
に、前記金属アルミノ珪酸塩のフィルタリング及び水洗
を行って金属アルミノ珪酸塩を分離し、この分離された
金属アルミノ珪酸塩を乾燥して、金属アルミノ珪酸塩生
成物を得ることを特徴とする請求項1記載の方法。 - 【請求項9】 前記乾燥は、約80〜約140℃で行わ
れることを特徴とする請求項8記載の方法。 - 【請求項10】 前記珪素源溶液の用意では、珪酸ナト
リウムが蒸留水に溶解されることを特徴とする請求項1
記載の方法。 - 【請求項11】 前記アルミナ源溶液の用意では、アル
ミン酸ナトリウムが蒸留水に溶解されることを特徴とす
る請求項1記載の方法。 - 【請求項12】 前記酸水溶液の用意では、酸溶液を用
意し、かつ、金属塩をこの算用液に溶解することが行わ
れることを特徴とする請求項1記載の方法。 - 【請求項13】 前記酸溶液は、硫酸、硝酸、塩酸、及
びこれらの混合物のうちから選択される酸の水溶液を含
むことを特徴とする請求項12記載の方法。 - 【請求項14】 実質的に均質なゲル混合物が得られる
ように前記ゲル混合物を混合して、この実質的に均質な
ゲル混合物を水熱的に結晶化させることを特徴とする請
求項1記載の方法。 - 【請求項15】 前記シリカ源溶液の前記酸水溶液との
混合は、実質的に均質なシリカ源−金属含有混合物が得
られるように連続混合条件下で行われ、前記シリカ源−
金属含有混合物の混合は、実質的に均質なゲル混合物が
得られるに十分な時間にわたって、連続混合条件下で行
われることを特徴とする請求項1記載の方法。 - 【請求項16】 前記金属アルミノ珪酸塩をプロトン形
態に変化させることを特徴とする請求項1記載の方法。 - 【請求項17】 前記変化させるステップは、イオン交
換によりなされることを特徴とする請求項16記載の方
法。 - 【請求項18】 アルミノ珪酸塩組成物の製造方法であ
って、 シリカ源を含有する溶液を用意し、 アルミナ源を有する溶液を用意し、 シリカ源の酸混合物が得られるように前記シリカ源溶液
と酸水溶液とを混合し、 ゲル混合物が得られるように前記シリカ源の酸混合物と
前記アルミナ源溶液とを混合し、 アルミノ珪酸塩骨格構造を有するアルミノ珪酸塩組成物
を有したアルミノ珪酸塩組成物組成物が得られるよう
に、水熱的に前記ゲル混合物を結晶化し、かつ、前記組
成物は、有機添加物を用いることなく形成されることを
特徴とする方法。 - 【請求項19】 アルミノ珪酸塩組成物の製造方法であ
って、 シリカ源を含有する溶液を用意し、 アルミナ源を有する溶液を用意し、 シリカ源の酸混合物が得られるように前記シリカ源溶液
と酸水溶液とを混合し、 ゲル混合物が得られるように前記シリカ源の酸混合物と
前記アルミナ源溶液とを混合し、 アルミノ珪酸塩骨格構造を有するアルミノ珪酸塩組成物
が得られるように、水熱的に前記ゲル混合物を結晶化
し、かつ、前記組成物は、有機添加物を用いることなく
形成されることを特徴とする方法。 - 【請求項20】 アルミノ珪酸塩骨格構造を有し、少な
くとも一種の金属がこのアルミノ珪酸塩骨格構造に導入
されたアルミノ珪酸塩組成物を含んだ金属アルミノ珪酸
塩組成物。 - 【請求項21】 前記金属は、鉄、亜鉛、ジルコニウ
ム、クロム、ニッケル、コバルト、マグネシウム、リ
ン、ガリウム及びこれらの混合物のうちから選択される
金属を少なくとも一種含有することを特徴とする請求項
20記載の方法。 - 【請求項22】 前記金属は、鉄、亜鉛、及びこれらの
混合物のうちから選択される金属を少なくとも一種含む
ことを特徴とする請求項20記載の方法。 - 【請求項23】 以下のモル組成: SiO2/Al2O3が5〜80 SiO2/DOxが10〜1500 SiO2/(Al2O3+DOx)が5〜70 Na2O/SiO2が0.22〜2.20 OH/SiO2が0.01〜2.00 H2O/SiO2が14〜40 ただし、Dは金属を有するゲルから製造されたことを特
徴とする請求項20記載の組成物。 - 【請求項24】 前記組成物は、その酸化物のモル比が
以下に示される比率: 1. a(M2/nO):b(Al2O3):c(E2O3):d(SiO2):e(H2O) 2. a(M2/nO):b(Al2O3):c(FO2):d(SiO2):e(H2O) 3. a(M2/nO):b(Al2O3):c(GO):d(SiO2):e(H2O) 4. a(M2/nO):b(Al2O3):c(H2O5):d(SiO2):e(H2O) ここで、Mは少なくとも一つのイオン交換可能なn価の
カチオン、Eは+3価の元素であって従来の手段ではイ
オン交換できないもの、Fは+4価の元素、Gは+2価
の元素、Hは+5価の元素、aは0より大きく6以下、
bは1,cは0より大きく10以下、dは10〜80、
d/cは10〜1500、eは0〜100、a/(b+
c)は0より大きく5以下、d/(b+c)は10〜70
のいずれかの比率となっていることを特徴とする請求項
20記載の組成物。
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