JP2001121282A - レーザ加工装置及びレーザ加工方法 - Google Patents

レーザ加工装置及びレーザ加工方法

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laser
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Hidehiko Karasaki
秀彦 唐崎
Nobuaki Furuya
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マスクの像を加工対象物上に投影し、加工を
行うレーザ加工装置において、被加工物上でのレーザビ
ームの強度分布を均一な分布となるように変換すること
で、高品位な加工を行うことを目的とする。 【解決手段】 CO2レーザビーム12を強度変換素子
14及び位相整合素子15を用いて、位相整合素子15
の位置において均一な強度に変換し、さらに変倍投影光
学系16を用いて、開口部の大きさが可変のマスク17
の大きさに最適な領域において、CO2レーザビーム1
2の強度分布が均一になるように位相整合素子15の位
置のレーザビームをマスク17に投影し、マスク17の
像を加工対象物19上に投影することで、被加工物上で
のレーザビームの強度分布が均一となり、品質の良い加
工を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザ加工装置及
びその方法に関し、特に任意の形状の開口を有するマス
クの像を被加工物上に投影し加工を行うレーザ加工装置
及びその方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】上述したレーザ加工装置に関する従来技
術について図を用いて説明する。図7は従来のレーザ加
工装置の構成を示す概略図である。図7において71は
レーザ発振器、72はレーザビームであり図中にプロフ
ァイルを点線で示した。73はテレスコープ、74はマ
スク、75は投影レンズ、76は被加工物である。
【0003】レーザ発振器71から出射したレーザビー
ム72はテレスコープ73を通過しマスク74に入射す
る。マスク74は大きさが可変であり、加工したい穴の
大きさによりマスクの口径の大きさを決定する場合や大
きさは可変ではなく加工に応じて大きさの違うマスクを
用いる場合もある。またテレスコープ73はマスクに入
射するレーザビーム72のビーム径と波面の曲率が加工
に対し最適になるように設計される。そして投影レンズ
75がマスクの像を加工対象物76に投影し例えばプリ
ント基板などの被加工物に対し穴開け加工を行う。
【0004】また従来技術において、ガルバノミラーに
よりレーザビームをスキャンしたり、加工と加工の間に
ステージを高速で移動するなどして、短時間に多数の加
工を行うなどの工夫が見られる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来技術
で示したようなレーザ加工装置は、以下に記すような課
題がある。レーザ加工のうち例えば焼き入れ、溶接、樹
脂にガラス繊維が多く含まれる場合のビルドアップ多層
基板の穴開け等の加工に対し、被加工物上におけるレー
ザビームの強度分布は均一な分布をしているのが望まし
い。ところがCO2レーザ、YAGレーザ等の場合、レ
ーザビームの強度分布は光軸付近は強度が強く、周辺に
行くにつれ強度が指数関数的に弱くなる、いわゆるガウ
ス分布に近い場合が多い。このようなレーザビームを、
例えば上述したビルドアップ多層基板の穴開けに用いた
場合、ビア内壁の繊維突出部が長くなり、メッキなどの
後工程の不良の原因となる。
【0006】また従来例のようなレーザ加工装置に関し
ては、コリメータを用いてマスクの開口部に対しレーザ
ビームを十分大きく拡大し、レーザビームの光軸とその
近傍の強度の強い領域のみを加工に用いるなどの工夫が
見られるが、このような工夫を行った場合、マスクの遮
蔽部により遮断されるレーザビームのエネルギーが大き
くなり結果としてエネルギーの利用率低下を招く。
【0007】また従来ではマルチモードレーザビームを
発生させ、レーザビームの強度分布を均一な分布に近づ
けて用いる方法がある。しかしマルチモードのレーザビ
ームは、一般にレーザ出力の変化に伴ってその次数が変
化し、強度分布が変動しやすい。その結果、加工面にお
ける強度分布が変化し、加工性能を安定させることが出
来ないという問題点がある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、レーザビームの透過領域を任意の形状に制
限するマスクと、所定の位置におけるレーザビームの均
一な強度分布をマスクの透過領域に対し適切な倍率でマ
スク上に投影する変倍投影光学系と、マスクのパターン
を加工対象物に投影する光学系とを用いて構成するもの
であり、加工対象物においてレーザビームの強度分布が
マスクの大きさに応じた均一な分布になり、品質のよい
加工が出来る。
【0009】さらに具体的に本発明は、所定の位置にお
いてレーザビームの強度分布を均一にする手段を有し、
この手段は、レーザビーム強度分布を前記所定の位置に
おいて均一にする強度変換素子と、前記所定の位置にお
いて強度変換素子により乱れたレーザビームの位相を揃
える位相整合素子とを用いて構成するものであり、加工
対象物においてレーザビームの強度分布がマスクの大き
さに応じた均一な分布になり、品質のよい加工が出来
る。
【0010】また本発明は、上記の所定の位置において
レーザビームの強度分布を均一にする手段において、強
度変換素子の手前にテレスコープを設置し、強度変換素
子に入射するレーザビームのビーム径のばらつきを制限
するものであり、これにより安定した品質の良い加工が
出来る。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、レーザビームの透過領域を任意の形状に制限するマ
スクと、前記レーザビームの所定の位置における均一な
強度分布を前記マスクの透過領域に対し適切な倍率で前
記マスク上に投影する変倍投影光学系と、前記マスクの
像を加工対象物に投影する光学系とを有するレーザ加工
装置であり、この構成により加工対象物においてレーザ
ビームの強度分布がマスクの大きさに応じた均一な分布
になり、品質のよい加工が可能となる。
【0012】請求項2に記載の発明は、さらに、所定の
位置においてレーザビームの強度分布を均一にする手段
を有し、前記所定の位置においてレーザビームの強度分
布を均一にする手段は、前記レーザビームの強度分布を
前記所定の位置において均一にする強度変換素子と、前
記所定の位置において前記強度変換素子により乱れた前
記レーザビームの位相を揃える位相整合素子とを用いて
構成されることを特徴とする請求項1記載のレーザ加工
装置であり、この構成により加工対象物においてレーザ
ビームの強度分布がマスクの大きさに応じた均一な分布
になり、品質のよい加工が可能となる。
【0013】請求項3に記載の発明は、所定の位置にお
いてレーザビームの強度分布を均一にする手段は、前記
レーザビームのビーム径を調整するテレスコープと、前
記レーザビームの強度分布を前記所定の位置において均
一にする強度変換素子と、前記所定の位置において前記
強度変換素子により乱れた前記レーザビームの位相を揃
える位相整合素子とを用いて構成されることを特徴とす
る請求項2記載のレーザ加工装置であり、この構成によ
り、テレスコープにより強度変換素子に入射するレーザ
ビームのビーム径を安定させることができる結果、加工
対象物においてレーザビームの強度分布がマスクの大き
さに応じた安定した均一な分布になり、品質のよい安定
した加工が可能となる。
【0014】さらに具体的なものとして請求項4に記載
の発明は、強度変換素子及び位相整合素子は、いずれも
一方の面が非球面から構成される非球面レンズであるこ
とを特徴とする請求項2または3記載のレーザ加工装置
であり、この構成により加工対象物においてレーザビー
ムの強度分布がマスクの大きさに応じた均一な分布にな
り、品質のよい加工が可能となる。
【0015】またさらに具体的なものとして請求項5に
記載の発明は、変倍投影光学系は、任意の個数の透過又
は反射型素子を用いて構成され、前記透過又は反射型素
子は、レーザビームの光軸にそって移動可能であること
を特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のレーザ
加工装置であり、この構成により加工対象物においてレ
ーザビームの強度分布がマスクの大きさに応じた均一な
分布になり、品質のよい加工が可能となる。
【0016】また請求項6に記載の発明は、変倍投影光
学系は、任意の個数の着脱可能な透過又は反射型素子を
用いて構成されることを特徴とする請求項1から4のい
ずれかに記載のレーザ加工装置であり、この構成により
加工対象物においてレーザビームの強度分布がマスクの
大きさに応じた均一な分布になり、品質のよい加工が可
能となる。
【0017】また請求項7に記載の発明は、マスクの透
過領域が円形で且つ前記マスクの透過領域の大きさが可
変であることを特徴とする請求項1から6のいずれかに
記載のレーザ加工装置であり、この構成により加工対象
物においてレーザビームの強度分布がマスクの大きさに
応じた均一な分布になり、品質のよい加工が可能とな
る。
【0018】また請求項8に記載の発明は、レーザビー
ムは、CO2レーザ発振器を用いて発振されることを特
徴とする請求項1から7のいずれかに記載のレーザ加工
装置であり、この構成により加工対象物においてレーザ
ビームの強度分布がマスクの大きさに応じた均一な分布
になり、品質のよい加工が可能となる。
【0019】本発明の請求項9に記載の発明は、所定の
位置において均一な強度分布を有するレーザビームを入
射し前記レーザビームを適切な倍率で強度分布を変換し
て出力するステップと、前記強度分布を変換して出力さ
れたレーザビームの透過領域を任意の形状に制限するス
テップと、前記透過領域を任意の形状に制限されたレー
ザビームを加工対象物に投影して加工を行うステップと
を有するレーザ加工方法であり、この手法により加工対
象物においてレーザビームの強度分布がマスクの大きさ
に応じた均一な分布になり、品質のよい加工が可能とな
る。
【0020】請求項10に記載の発明は、さらに、所定
の位置においてレーザビームの強度分布を均一にするス
テップを有し、前記所定の位置においてレーザビームの
強度分布を均一にするステップは、前記レーザビームの
強度分布を前記所定の位置において均一にする強度変換
を行うステップと、前記所定の位置において前記強度変
換されたレーザビームの位相を揃える位相整合を行うス
テップとを有することを特徴とする請求項9記載のレー
ザ加工方法であり、この手法により加工対象物において
レーザビームの強度分布がマスクの大きさに応じた均一
な分布になり、品質のよい加工が可能となる。
【0021】請求項11に記載の発明は、所定の位置に
おいてレーザビームの強度分布を均一にするステップ
は、前記レーザビームのビーム径を調整するステップ
と、前記ビーム径を調整されたレーザビームの強度分布
を前記所定の位置において均一にする強度変換を行うス
テップと、前記所定の位置において前記強度変換された
レーザビームの位相を揃える位相整合を行うステップと
を有することを特徴とする請求項10記載のレーザ加工
方法であり、この方法により、レーザビームのビーム径
を調整するテレスコープで、強度変換する素子に入射す
るレーザビームのビーム径を安定させることができ、加
工対象物においてレーザビームの強度分布がマスクの大
きさに応じた安定した均一な分布になり、品質のよい安
定した加工が可能となる。
【0022】また請求項12に記載の発明は、強度変換
に用いる素子及び位相整合に用いる素子は、いずれも一
方の面が非球面から構成される非球面レンズであること
を特徴とする請求項10または11記載のレーザ加工方
法であり、この手法により、加工対象物においてレーザ
ビームの強度分布が、レーザビームの透過領域を任意の
形状に制限するマスクの大きさに応じた均一な分布にな
り、品質のよい加工が可能となる。
【0023】また請求項13に記載の本発明は、所定の
位置において均一な強度分布を有するレーザビームを入
射し前記レーザビームを適切な倍率で強度分布を変換し
て出力するステップは、任意の個数の透過又は反射型素
子を用いて行われ、前記透過又は反射型素子は、レーザ
ビームの光軸にそって移動可能であることを特徴とする
請求項9から12のいずれかに記載のレーザ加工方法で
あり、この手法により、加工対象物においてレーザビー
ムの強度分布が、レーザビームの透過領域を任意の形状
に制限するマスクの大きさに応じた均一な分布になり、
品質のよい加工が可能となる。
【0024】また請求項14に記載の本発明は、所定の
位置において均一な強度分布を有するレーザビームを入
射し前記レーザビームを適切な倍率で強度分布を変換し
て出力するステップは、任意の個数の着脱可能な透過又
は反射型素子を用いて行われることを特徴とする請求項
9から12のいずれかに記載のレーザ加工方法であり、
この手法により、加工対象物においてレーザビームの強
度分布が、レーザビームの透過領域を任意の形状に制限
するマスクの大きさに応じた均一な分布になり、品質の
よい加工が可能となる。
【0025】また請求項15に記載の本発明は、強度分
布を変換して出力されたレーザビームの透過領域を任意
の形状に制限するステップでは、前記制限される透過領
域が円形で且つ前記制限される透過領域の大きさが可変
であることを特徴とする請求項9から14のいずれかに
記載のレーザ加工方法であり、この手法により、加工対
象物においてレーザビームの強度分布が、レーザビーム
の透過領域を任意の形状に制限するマスクの大きさに応
じた均一な分布になり、品質のよい加工が可能となる。
【0026】また請求項16に記載の本発明は、レーザ
ビームが、CO2レーザ発振器を用いて発振されること
を特徴とする請求項9から15のいずれかに記載のレー
ザ加工方法であり、この手法により、加工対象物におい
てレーザビームの強度分布が、レーザビームの透過領域
を任意の形状に制限するマスクの大きさに応じた均一な
分布になり、品質のよい加工が可能となる。
【0027】(実施の形態1)図1は本発明の一実施の
形態におけるレーザ加工装置の概略構成図である。図1
において、11はレーザ発振器でありTEM00モードの
レーザビームを発振するCO2レーザ発振器を用いた。
12はCO2レーザビームであり、図中にプロファイル
を点線で示した。13はテレスコープであり、本実施の
形態においては、凸レンズ2枚から構成されるケプラー
型テレスコープとした。そして14は強度変換素子、1
5は位相整合素子、16は変倍投影光学系、17はマス
ク、18は投影レンズ、19は加工対象物である。
【0028】次に動作について説明する。CO2レーザ
発振器11から出射したCO2レーザビーム12は、テ
レスコープ13によりビーム径を調整されながら、強度
変換素子14に入射する。強度変換素子14、位相整合
素子15を透過したCO2レーザビーム12の強度分布
は、ガウス分布から均一な分布に変換される。
【0029】図2は、図1のレーザ加工装置における強
度変換素子14及び位相整合素子15の拡大図であり、
レーザビームの強度分布を光線密度で表している。図2
において、14aは強度変換素子のCO2レーザビーム
12の入射側の面であり、平面である。14bは強度変
換素子のCO2レーザビーム12の出射側の面であり、
非球面である。15aは位相整合素子15のCO2レー
ザビーム12の入射側の面であり、非球面である。15
bは位相整合素子のCO2レーザビーム12の出射側の
面であり、平面である。すなわち本実施の形態におい
て、強度変換素子14及び位相整合素子15は、一方の
面が平面、他方の面が非球面から構成される非球面レン
ズである。
【0030】強度変換素子14の非球面部において、ビ
ーム強度の強い中央部ではビームを広げ、逆にビーム強
度の弱い周辺部はビームの広げ方を中央部に比べ少なく
するようにして、ビーム強度を均一にする。一方広げら
れた各ビームを平行ビームあるいは収束ビームあるいは
発散ビームに戻す。なお定性的な説明を行なうため、こ
こでは幾何光学的にレーザビームを光線にたとえたが、
より厳密な波動光学的な考え方では、強度変換素子14
は非球面14bによりCO2レーザビーム12の波面を
球面あるいは平面から歪ませることで、位相整合素子1
5の位置でCO2レーザビーム12を均一な強度分布と
する。
【0031】また位相整合素子15は、非球面15aに
より、強度変換素子14により歪まされた波面を平面ま
たは球面に揃える。よって位相整合素子15の位置にお
いてCO2レーザビーム12の強度分布は、均一となり
かつ位相も揃う。
【0032】図3(a)はガウス分布をしているCO2
レーザビーム12の強度変換素子入射面14aでの強度
分布、図3(b)は均一な分布をしているCO2レーザ
ビーム12の強度変換素子入射面14aでの強度分布を
表している。
【0033】位相整合素子15を透過したCO2レーザ
ビーム12は、変倍投影光学系16を透過し、マスク1
7に入射する。変倍投影光学系16は、位相整合素子1
5の位置の像をマスク17の位置に投影する。つまり変
倍投影光学系16に対し、位相整合素子15の位置とマ
スク17の位置は共役な関係にある。つまり、位相整合
素子15の位置で均一な強度分布と揃った位相分布を持
つレーザビームは、伝播とともに強度分布の均一性が失
われるが、変倍投影光学系16で投影されたマスク17
の位置で再び均一な強度分布になる。なおマスク17に
おいて、位相分布も揃ったものとなる。なお、変倍投影
光学系16の投影倍率は可変であり、マスク17の位置
でのレーザビームの強度分布の領域の大きさを調整でき
る。
【0034】図4は、マスク17をレーザビームの光軸
にそった方向から見た図である。図4において、斜線部
が遮蔽部、遮蔽部の内側が開口部である。本実施の形態
では、開口部は円形とした。また、開口部の大きさは可
変とすることができ、このようにすることで加工に適し
た大きさに調節することができる。変倍投影光学系16
は、CO2レーザビーム12がマスク17の開口部の大
きさに対して最適な領域を照射するように、位相整合素
子15の位置におけるレーザビームの強度分布をマスク
17上に投影する。
【0035】図5はマスクの開口部の大きさとレーザビ
ームの照射領域の関係を表す図である。図5においてレ
ーザビームの強度分布を点線で示した。
【0036】図5(a)はマスクの開口部の大きさに対
しレーザビームの照射領域が小さい場合である。このよ
うな場合、マスクの開口部の内側にのみレーザビームの
強度が存在し、マスクで遮蔽する意味がない。
【0037】また、図5(b)のように、マスクの開口
部に対してレーザビームの照射領域が大きすぎる場合、
マスクの遮蔽部により遮断されるレーザビームのエネル
ギーの量が多すぎてエネルギーの利用効率が低下する。
【0038】本実施の形態では、図5(c)のように、
CO2レーザビーム12の強度分布の均一な領域の大部
分がマスク17の開口部を照射するような、最適なCO
2レーザビーム12の領域の大きさになるように、変倍
投影光学系16の投影倍率の大きさを調整する。
【0039】図6は、本実施の形態における変倍投影光
学系の拡大図である。図6において、61は変倍投影光
学系16を構成する凹レンズ、62は変倍投影光学系1
6を構成する凸レンズである。本実施の形態において、
凹レンズ61が位相整合素子15側に、凸レンズ62が
マスク17側に配置され、変倍投影光学系16として位
相整合素子15の位置におけるレーザビームの強度をマ
スク17の位置に投影する。さらに本実施の形態では、
凹レンズ61及び凸レンズ62は、光軸方向にそってそ
れぞれ独立に移動可能なものとし、凹レンズ61及び凸
レンズ62の間の距離を変えることにより、2つのレン
ズの合成焦点距離つまり変倍投影光学系16の焦点距離
を変えることが可能となる。変倍投影光学系16の焦点
距離は、以下の(数1)で示される。
【0040】
【数1】
【0041】(数1)において、fは変倍投影光学系1
6の焦点距離、f1は凹レンズ61の焦点距離の絶対
値、f2は凸レンズ62の焦点距離の絶対値、dは凹レ
ンズ61と凸レンズ62の間隔である。(数1)による
と、凹レンズ61と凸レンズ62の間隔を長くするほ
ど、変倍投影光学系16の焦点距離を短く出来る。すな
わち変倍投影光学系16は、凹レンズ61と凸レンズ6
2を光軸方向にそって移動しながら焦点距離を変化させ
ることで、位相整合素子15とマスク17の位置を共役
な関係に保ちながら、投影倍率を変化させることが出来
る。よってマスク17上でのレーザビームの強度分布は
均一なものとなる。
【0042】さらにマスク17の開口部の大きさを変化
させる場合も、その大きさの変化に合わせて変倍投影光
学系16の投影倍率を変化させることで、常にマスク1
7の開口部の大きさに最適な領域にCO2レーザビーム
12の強度分布の大きさを変化させることが出来る。
【0043】次に、マスク17の開口部におけるレーザ
ビームの強度分布は、投影レンズ18により加工対象物
19上に投影される。マスク17の位置と加工対象物1
9の位置は、投影レンズ18からみて共役な関係にある
ので、被加工物19上におけるCO2レーザビーム12
の強度分布も均一になる。
【0044】なお、マスク17の大きさは可変であると
し、マスク17の大きさと投影レンズ18の積で与えら
れる加工対象物19でのCO2レーザビーム12の強度
分布の大きさを、必要に応じて変化させることが出来
る。
【0045】以上のように本実施の形態によれば、レー
ザビームの透過領域を任意の形状に制限するマスクと、
所定の位置におけるレーザビームの均一な強度分布をマ
スクの透過領域に対し適切な倍率でマスク上に投影する
変倍投影光学系と、マスクのパターンを加工対象物に投
影する光学系とを用いて構成することにより、加工対象
物においてレーザビームの強度分布がマスクの大きさに
応じた均一な分布になり、品質のよい加工が出来る。
【0046】さらに、所定の位置においてレーザビーム
の強度分布を均一にする手段を配置し、この手段が、レ
ーザビーム強度分布を前記所定の位置において均一にす
る強度変換素子と、前記所定の位置において強度変換素
子により乱れたレーザビームの位相を揃える位相整合素
子とを用いて構成することにより、加工対象物において
レーザビームの強度分布がマスクの大きさに応じた均一
な分布になり、品質のよい加工が出来る。
【0047】さらに、上記の所定の位置においてレーザ
ビームの強度分布を均一にする手段が、強度変換素子の
手前に設置されたテレスコープを有する場合、強度変換
素子に入射するレーザビームのビーム径のばらつきを制
限することができるため、これにより安定した品質の良
い加工が出来る。
【0048】なお本実施の形態において、レーザ発振器
から発振されるレーザビームはTEM00モードとした
が、高次のモードが混じったレーザビームであっても、
あるいは導波モードであっても、不安定共振器から発振
するモードであっても、強度変換素子と位相整合素子を
これらのモードに対し最適に設計することで実現可能で
ある。
【0049】なお本実施の形態において、マスク17は
開口部の大きさが可変としたが、マスクの大きさを固定
として着脱可能とし、加工に応じて最適な開口部の大き
さのマスクに交換してもよい。
【0050】また、マスク17の開口部の形状を円形と
したが、円形に限ることは無いことは言うまでもない。
【0051】また、変倍投影光学系16を凹レンズ61
と凸レンズ62から構成したが、レンズの枚数は2枚に
限定されるものではなく、それ以上で構成しても構わな
い。
【0052】さらに変倍投影光学系16は、レンズでな
く反射鏡等からも構成可能である。要するに位相整合素
子15の位置の強度及び位相をマスク17の位置に投影
するものであれば、変倍投影光学系16の構成はレンズ
のような透過型の素子に限らず、反射型の素子やその他
の素子を用いて構成しても良い。
【0053】さらに変倍投影光学系16は、光軸方向に
沿って移動可能な要素から構成したが、個々の構成要素
を着脱可能とし、マスクの大きさに応じて最適な投影倍
率で投影できるように、その都度光学系を構成する方式
にしてもよい。
【0054】なお、本実施の形態では、変倍投影光学系
16に入射するレーザビームは、テレスコープ13と、
所定の位置でレーザビームの強度分布を均一にする手段
すなわちここでは強度変換素子14及び位相整合素子1
5とを通過した光としているが、これに限定されるもの
ではなく、変倍投影光学系16に入射する位置において
均一な強度分布を有するレーザビームであれば構わな
い。
【0055】また、所定の位置でレーザビーム12の強
度分布を均一にする手段の一つとして、本実施の形態で
は、強度変換素子と位相変換素子を2枚の非球面レンズ
から構成した一例を示したが、バイナリーオプティクス
から構成しても良く、枚数も2枚に限らない。
【0056】また、所定の位置でレーザビーム12の強
度分布を均一にする手段として、本実施の形態において
は透過型素子を用いているが、反射型素子でもよい。
【0057】また、所定の位置でレーザビーム12の強
度分布を均一にする手段の一つとして、さらにテレスコ
ープ13を有する構成も示したが、テレスコープ13は
凸レンズ2枚の構成に限らず、凹レンズと凸レンズから
なるガリレイ型テレスコープとしても良く、レンズの枚
数も2枚に限らない。さらにテレスコープは、任意の枚
数の反射鏡等から構成しても良い。
【0058】また、本実施の形態においてレーザビーム
はCO2レーザビームとしたが、YAGレーザやHe−
Neレーザ等、加工に適した光ならばなんでもよい。
【0059】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、レーザビ
ームを強度変換素子及び位相整合素子により位相の揃っ
た均一な強度分布に変換し、変倍投影光学系によりマス
クの開口部に応じた最適な大きさの均一な強度分布でマ
スクを照射し、マスクの開口部におけるレーザビームの
強度分布を加工対象物上に投影することで、より均一な
加工が可能となり、品質の安定した加工を行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態におけるレーザ加工装置
の概略構成図
【図2】本発明の一実施の形態における強度変換素子及
び位相整合素子の概略拡大図
【図3】本発明の一実施の形態におけるレーザビームの
強度分布を示す概念図
【図4】本発明の一実施の形態におけるマスクの光軸方
向から見た概略図
【図5】本発明の一実施の形態におけるマスクの大きさ
と強度分布の照射領域との関係を示す概念図
【図6】本発明の一実施の形態における変倍投影光学系
の概略拡大図
【図7】従来例におけるレーザ加工装置の概略構成図
【符号の説明】
11 CO2レーザ発振器 12 CO2レーザビーム 13 テレスコープ 14 強度変換素子 14a 強度変換素子の入射側面 14b 強度変換素子の出射側面 15 位相整合素子 15a 位相整合素子の入射側面 15b 位相整合素子の出射側面 16 変倍投影光学系 17 マスク 18 投影レンズ 19 加工対象物 61 凹レンズ 62 凸レンズ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古谷 伸昭 神奈川県川崎市多摩区東三田3丁目10番1 号 松下技研株式会社内 Fターム(参考) 4E068 CA07 CD05 CD10 CD14

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザビームの透過領域を任意の形状に
    制限するマスクと、前記レーザビームの所定の位置にお
    ける均一な強度分布を前記マスクの透過領域に対し適切
    な倍率で前記マスク上に投影する変倍投影光学系と、前
    記マスクの像を加工対象物に投影する光学系とを有する
    レーザ加工装置。
  2. 【請求項2】 さらに、所定の位置においてレーザビー
    ムの強度分布を均一にする手段を有し、前記所定の位置
    においてレーザビームの強度分布を均一にする手段は、
    前記レーザビームの強度分布を前記所定の位置において
    均一にする強度変換素子と、前記所定の位置において前
    記強度変換素子により乱れた前記レーザビームの位相を
    揃える位相整合素子とを用いて構成されることを特徴と
    する請求項1記載のレーザ加工装置。
  3. 【請求項3】 所定の位置においてレーザビームの強度
    分布を均一にする手段は、前記レーザビームのビーム径
    を調整するテレスコープと、前記レーザビームの強度分
    布を前記所定の位置において均一にする強度変換素子
    と、前記所定の位置において前記強度変換素子により乱
    れた前記レーザビームの位相を揃える位相整合素子とを
    用いて構成されることを特徴とする請求項2記載のレー
    ザ加工装置。
  4. 【請求項4】 強度変換素子及び位相整合素子は、いず
    れも一方の面が非球面から構成される非球面レンズであ
    ることを特徴とする請求項2または3記載のレーザ加工
    装置。
  5. 【請求項5】 変倍投影光学系は、任意の個数の透過又
    は反射型素子を用いて構成され、前記透過又は反射型素
    子は、レーザビームの光軸にそって移動可能であること
    を特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のレーザ
    加工装置。
  6. 【請求項6】 変倍投影光学系は、任意の個数の着脱可
    能な透過又は反射型素子を用いて構成されることを特徴
    とする請求項1から4のいずれかに記載のレーザ加工装
    置。
  7. 【請求項7】 マスクの透過領域が円形で且つ前記マス
    クの透過領域の大きさが可変であることを特徴とする請
    求項1から6のいずれかに記載のレーザ加工装置。
  8. 【請求項8】 レーザビームは、CO2レーザ発振器を
    用いて発振されることを特徴とする請求項1から7のい
    ずれかに記載のレーザ加工装置。
  9. 【請求項9】 所定の位置において均一な強度分布を有
    するレーザビームを入射し前記レーザビームを適切な倍
    率で強度分布を変換して出力するステップと、前記強度
    分布を変換して出力されたレーザビームの透過領域を任
    意の形状に制限するステップと、前記透過領域を任意の
    形状に制限されたレーザビームを加工対象物に投影して
    加工を行うステップとを有するレーザ加工方法。
  10. 【請求項10】 さらに、所定の位置においてレーザビ
    ームの強度分布を均一にするステップを有し、前記所定
    の位置においてレーザビームの強度分布を均一にするス
    テップは、前記レーザビームの強度分布を前記所定の位
    置において均一にする強度変換を行うステップと、前記
    所定の位置において前記強度変換されたレーザビームの
    位相を揃える位相整合を行うステップとを有することを
    特徴とする請求項9記載のレーザ加工方法。
  11. 【請求項11】 所定の位置においてレーザビームの強
    度分布を均一にするステップは、前記レーザビームのビ
    ーム径を調整するステップと、前記ビーム径を調整され
    たレーザビームの強度分布を前記所定の位置において均
    一にする強度変換を行うステップと、前記所定の位置に
    おいて前記強度変換されたレーザビームの位相を揃える
    位相整合を行うステップとを有することを特徴とする請
    求項10記載のレーザ加工方法。
  12. 【請求項12】 強度変換に用いる素子及び位相整合に
    用いる素子は、いずれも一方の面が非球面から構成され
    る非球面レンズであることを特徴とする請求項10また
    は11記載のレーザ加工方法。
  13. 【請求項13】 所定の位置において均一な強度分布を
    有するレーザビームを入射し前記レーザビームを適切な
    倍率で強度分布を変換して出力するステップは、任意の
    個数の透過又は反射型素子を用いて行われ、前記透過又
    は反射型素子は、レーザビームの光軸にそって移動可能
    であることを特徴とする請求項9から12のいずれかに
    記載のレーザ加工方法。
  14. 【請求項14】 所定の位置において均一な強度分布を
    有するレーザビームを入射し前記レーザビームを適切な
    倍率で強度分布を変換して出力するステップは、任意の
    個数の着脱可能な透過又は反射型素子を用いて行われる
    ことを特徴とする請求項9から12のいずれかに記載の
    レーザ加工方法。
  15. 【請求項15】 強度分布を変換して出力されたレーザ
    ビームの透過領域を任意の形状に制限するステップで
    は、前記制限される透過領域が円形で且つ前記制限され
    る透過領域の大きさが可変であることを特徴とする請求
    項9から14のいずれかに記載のレーザ加工方法。
  16. 【請求項16】 レーザビームは、CO2レーザ発振器
    を用いて発振されることを特徴とする請求項9から15
    のいずれかに記載のレーザ加工方法。
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