JP2001120366A - 電動昇降装置 - Google Patents
電動昇降装置Info
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Abstract
棚を電動昇降可能にする。昇降棚の下降動作を静かに且
つ衝撃を緩和しながら行う。消費電力を節約する。機構
の簡略化及び低コスト化を図る。 【解決手段】 リンク機構5を備えた電動昇降装置1で
ある。電動モーター9と、電動モーター9の駆動部10
と昇降棚6とを連結する索条体11と、モータートルク
を一方向のみに伝える一方向クラッチ31とからなる電
動上昇手段3を備える。一方向クラッチ31は、昇降棚
6の下降時に駆動部10を空転させて昇降棚6が自重に
より下降できるようにすると共にダンパー装置60にて
下降時の衝撃を緩和できるようにする。昇降棚6の引き
上げ時に駆動部10を巻き取る方向に回転させて昇降棚
6を引き上げる。
Description
するものである。
収納され、昇降棚をリンク機構を介して回動することで
外箱内から前下方に引き降ろし自在とし、上記リンク機
構は、一端部を外箱の側面部側に回転自在に軸支すると
共に他端部を昇降棚の側面部に回転自在に軸支した前側
のリンクアームと後側のリンクアームとよりなる平行リ
ンクで構成され、前側のリンクアーム又は後側のリンク
アームには外箱から前下方に回動して引き降ろす際に抵
抗となるダンパー装置が設けられたリンク式昇降装置が
知られている。
降棚を手動で昇降させるものであり、従来では電動で昇
降させるものはなかった。それはリンク機構によって昇
降棚は前方に突出しながら下降するという複雑な動作軌
跡となるため、電動による昇降が実現できなかった。
降させる装置が提案されている。その一例として壁面上
部に設置された外箱の天板部の内側中央部に正逆回転モ
ーター等からなる駆動ユニットを設置し、駆動ユニット
に連結したワイヤ(又はベルト等)により昇降棚を吊り
下げ、外箱に設けた操作スイッチを操作することによっ
て昇降棚を垂直方向に向かって引き上げたり、引き降ろ
したりするものが知られている。
電動式の垂直昇降装置にあっては、昇降棚の動作軌跡が
垂直方向であり、この電動機構を前述のリンク機構によ
って昇降棚が複雑な動作軌跡をとるリンク式昇降装置に
は適用できないものである。
行っているために、昇降棚の下降時には電動モーターの
駆動力に加えて、昇降棚の自重が加わるために、特に積
載荷重が重い場合の昇降棚の下降速度が速くなり、また
下降時に衝撃が発生しやすくなり、使用性及び安全性に
劣るうえに、消費電力が高くつくという問題があった。
そのうえ電動モーターとして正逆モーターが必要とな
り、電動モーターの駆動伝達部の機構が複雑になるな
ど、高コストを招くという問題もある。
発明したものであって、その目的とするところは、リン
ク機構により昇降棚が複雑な動作軌跡を描く場合でも電
動昇降を可能にし、しかも昇降棚の下降動作を静かに且
つ衝撃を緩和しながら行うことができ、使用性及び安全
性の向上を図ることができると共に消費電力を節約で
き、さらに機構の簡略化及び低コスト化を図ることがで
きる電動昇降装置を提供するにあり、他の目的とすると
ころは、電動モーターへの負荷を低減することができる
電動昇降装置を提供するにあり、他の目的とするところ
は、外箱のデッドスペースを有効に利用して電動モータ
ーを設置でき、しかも昇降棚の正面昇降間口及び収納量
を最大限に確保できる電動昇降装置を提供するにあり、
更に他の目的とするところは、昇降棚の異なる積載容量
(重量)に容易に対応できる電動昇降装置を提供するに
ある。
に本発明にあっては、前面に開口した外箱2内に昇降棚
6が収納され、昇降棚6をリンク機構5を介して回動す
ることで外箱2内から前下方に引き降ろし自在とし、上
記リンク機構5は、一端部を外箱2の側面部側に回転自
在に軸支すると共に他端部を昇降棚6の側面部に回転自
在に軸支した前側のリンクアーム7と後側のリンクアー
ム8とよりなる平行リンクで構成され、前側のリンクア
ーム7又は後側のリンクアーム8には外箱2から前下方
に回動して引き降ろす際に抵抗となるダンパー装置60
が設けられている昇降装置であって、電動モーター9
と、電動モーター9の駆動部10と昇降棚6とを連結す
る索条体11と、上記駆動部10に設けられてモーター
トルクを一方向のみに伝える一方向クラッチ31とを備
えた電動上昇手段3を有しており、上記一方向クラッチ
31は、昇降棚6の下降時に駆動部10を空転させて昇
降棚6が自重により下降できるようにすると共にダンパ
ー装置60にて下降時の衝撃を緩和できるようにし、昇
降棚6の引き上げ時に駆動部10を巻き取る方向に回転
させて昇降棚6を引き上げるように構成されていること
を特徴としており、このように構成することで、昇降棚
6がリンク機構5により複雑な動作軌跡を描く場合で
も、電動モーター9の出力を索条体11を介して昇降棚
6に伝えることで、昇降棚6の電動昇降が可能となり、
また、昇降棚6の下降時には一方向クラッチ31が解放
されて昇降棚6が自重で自然下降することで、昇降棚6
を静かに且つダンパー装置60で衝撃を緩和しながら下
降させることができ、電動モーター9を使わずに引き降
ろすことができ、使用性及び安全性の向上が図られる。
条体11の一端が巻きかけられるドラム34を設け、索
条体11の他端を外箱2の上部に固定したプーリー35
を介して昇降棚6に連結するのが好ましく、この場合、
ドラム34における回転モーメントが小さくなり、電動
モーター9への負荷を低減することができる。
コーナー部に切り欠き部32を設けると共に、外箱2内
への昇降棚6の収納時に昇降棚6の切り欠き部32と対
向する外箱2の奥隅部に電動モーター9を設置するのが
好ましく、この場合、外箱2のデッドスペースを有効に
利用して電動モーター9を設置でき、昇降棚6の正面昇
降間口及び収納量を最大限に確保できるようになる。
に、昇降棚6を引き上げる方向に向けてバネ力を付与す
るための渦巻きバネ20を取り付けるのが好ましく、こ
の場合、昇降棚6の上昇時に、渦巻きバネ20のバネ力
が昇降棚6を上昇させる方向に加わることによって、電
動モーター9にかかる負荷を一層軽減することができ
る。
るためのバネ力調整装置37を備えているのが好まし
く、この場合、昇降棚6の荷重に応じて渦巻きバネ20
のバネ力を調整することで、昇降棚6の異なる積載容量
(重量)に容易に対応できるようになる。
施形態に基づいて説明する。
すように、前面に開口した外箱2と、外箱2内に収納さ
れる昇降棚6と、昇降棚6を外箱2内から前下方に引き
下ろし自在に回動するリンク機構5と、昇降棚6を前下
方に回動して引き降ろす際に抵抗となるダンパー装置6
0と、昇降棚6を電動モーター9により引き上げる電動
上昇手段3とで主体が構成されている。
天井の下面部のような部屋の高所に取り付けられるもの
である。昇降棚6は上方及び前方に開口した籠状をして
おり、その前端下部には取手部36が設けられている。
と、後側のリンクアーム8とよりなる平行リンクにて構
成してある。前側のリンクアーム7及び後側のリンクア
ーム8の各上端部は軸支板21にそれぞれ軸支されてお
り、前側のリンクアーム7及び後側のリンクアーム8の
各下端部は軸支ブロック22に設けた回転軸部16、2
3にそれぞれ軸支されている。軸支ブロック22にはス
トッパー24が突設されている。図2に示すように、昇
降棚6を外箱2内に収納したときには、前側のリンクア
ーム7の下部7aがストッパー24の前面24aに当た
り且つ後側のリンクアーム8の下端部8aがストッパー
24の後面24bに当たることによって、ストッパー2
4が前側のリンクアーム7と後側のリンクアーム8とで
前後両側から挟み込まれた状態となって、昇降棚6を外
箱2内に収納したときの前側のリンクアーム7からの衝
撃を後側のリンクアーム8によって受け止めることで、
ストッパー24にかかる負担を軽減できるようにしてあ
る。さらに、図1に示すように、昇降棚6を最も前下方
に引き降ろしたときに、ストッパー24の上面24cに
後側のリンクアーム8の下端部の側面8bが当接して、
ストッパー24にて昇降棚6を下限位置で保持できるよ
うにしてある。なお、この下限位置では前側のリンクア
ーム7は別のストッパー(図示せず)により支持される
ようになっている。
クアーム8の間での指詰めを防止するために、図9に示
すように、両リンクアーム7,8を横方向にずらして隙
間E1が設けられており、さらに図3に示すように、前
側のリンクアーム7の下部にへ字状に屈曲したへ字状屈
曲部7dを形成し、後側のリンクアーム8の下部に上記
へ字状屈曲部7dと同じ方向に向かってへ字状に屈曲し
たへ字状屈曲部8dを形成することで隙間E2が設けら
れている。また昇降棚6を最も引き降ろしたときに、へ
字状屈曲部7dの内隅部を外箱2の底面側の先端に対向
させることによって、前側のリンクアーム7と後側のリ
ンクアーム8とが直線状である場合よりも、昇降棚6の
引き降ろし位置を低くできるようになる。
具30の一端が回転自在に軸支されており、このダンパ
ー連結具30の他端は昇降棚6を外箱2から前下方に回
動して引き降ろす際に抵抗となるオイルダンバー等のダ
ンパー装置60に連結されており、このダンパー装置6
0によって昇降棚6の昇降時の衝撃を緩和できるように
してある。
手段3を説明する。電動引き上げ手段3は、図1に示す
ように、電動モーター9と、電動モーター9の駆動部1
0と昇降棚6とを連結するベルト12(或いはワイヤ
等)からなる索条体11と、昇降棚6が下限位置に引き
降ろされた状態で昇降棚6に操作外力を加えたときにこ
の昇降棚6の動きを検知して電動モーター9を駆動する
昇降棚動き検知スイッチ4と、上記駆動部10に設けら
れてモータートルクを一方向のみに伝える一方向クラッ
チ31(図11)とで構成されている。
3に示すように、リミットスイッチ13と、前側のリン
クアーム7に設けたスイッチ操作片14とを備えてお
り、スイッチ操作片14はリンクアーム7と別体で構成
されている。このスイッチ操作片14は肉厚に形成され
ており、リンクアーム7のリミットスイッチ13との対
向位置に取り付けられている。スイッチ操作片14が取
り付けられるリンクアーム7の下端部には図5に示すよ
うに、リンクアーム7の長さ方向に沿って長孔15が形
成されており、この長孔15内にリンクアーム7の下端
部を軸支する回転軸部16が所定のクリアランス19を
もってスライド自在に挿入されている。回転軸部16の
バネ受け部71とリンクアーム7のバネ受け部70との
間はバネ体18である引張りバネ17により互いに連結
されており、この引張りバネ17によって、通常動作時
には回転軸部16が図5(b)のように長孔15の前端
側mに移動することで、長孔15内で回転軸部16にが
たつきが生じないようにしてリンクアーム7が回転軸部
16を中心に回転できるようになっている。また図4に
示すように、昇降棚6を下限位置に引き降ろした状態で
昇降棚6の取手部36を手前に引っ張ることで、リンク
アーム7が引張りバネ17のバネ力に抗して長孔15の
クリアランス19分だけ前方nに移動することで昇降棚
6の動きに追随してリンクアーム7に設けたスイッチ操
作片14がリミットスイッチ13の接触片13aから離
れてリミットスイッチ13の接点が切り替えられて、電
動モーター9が駆動する構造となっている。なおスイッ
チ操作片14の操作面14aは、リンクアーム7の下限
位置(図5)から上限位置(図6)に至る回動範囲で常
にリミットスイッチ13の接触片13を押圧する形状を
しており、前記のようにリンクアーム7が前方に引っ張
られたときだけ(昇降棚6に操作外力を加えたときだ
け)、リミットスイッチ13の接点が切り替えられるよ
うになっている。なお、スイッチ操作片14は必ずしも
前側のリンクアーム7に取り付ける必要はなく、後側の
リンクアーム8に取り付けることも可能である。この場
合、リンクアーム8側に長孔15及び引張りバネ17等
を設ければよい。
に、外箱2内の底側の奥隅部イに設置されている。本例
では、昇降棚6の背面下部コーナーをテーパー状に切り
欠いた切り欠き部32が設けられており、図2に示すよ
うに、外箱2内への昇降棚6の収納時に、昇降棚6の切
り欠き部32と対向するように外箱2の底側の奥隅部イ
のセンター位置に寄せて電動モーター9を設置してあ
る。これにより外箱2のデッドスペースを利用して電動
モーター9を設置でき、昇降棚6の正面有効開口及び収
納量を最大限に確保できるようになっている。
速ギヤ出力軸33に連結されたドラム34が設けられて
いる。このドラム34には後述の一方向クラッチ31が
設けられている。ドラム34にはベルト12の一端が連
結されている。ベルト12は、外箱2の上部のセンター
位置に固定したプーリー35を介して昇降棚6の背面上
端のセンター位置に設けた連結金具80に連結されてお
り、電動モーター9により回転駆動するドラム34にベ
ルト12が巻き取られることで昇降棚6が引き上げられ
るようになっている。
ラッチ31が設けられている。この一方向クラッチ31
は、昇降棚6の下降時にドラム34を空転させて昇降棚
6が自重により下降できるようにすると共にダンパー装
置60にて下降時の衝撃を緩和できるようにし、昇降棚
6の引き上げ時にドラム34を回転させてベルト12を
巻き取って昇降棚6を引き上げるように構成されてい
る。
は、外輪50と、これに取り付けられるころ51、圧縮
ばね52、固着片54とで構成されており、外輪50の
内側に回転軸(ここでは減速ギヤ出力軸33)が挿入さ
れており、外輪50に対して減速ギヤ出力軸33が例え
ば反時計回り方向Aに回転すると、圧縮ばね52のスプ
リング作用で、ころ51が外輪50のカム面53との噛
み合い位置に進み、外輪50のカム面53と減速ギヤ出
力軸33とのくさび作用で外箱外輪50が減速ギヤ出力
軸33と一体に回転するようになる。また減速ギヤ出力
軸33に対して外輪50を時計回り方向Bに回転させる
と、図11(b)のように、ころ51が外輪50のカム
面53との噛み合い位置から離れることで、外輪50が
減速ギヤ出力軸33から解放されて外輪50が空回り状
態となる。本例では、例えば外輪50をドラム34に一
体に固定することで、一方向クラッチ31が噛み合い状
態では減速ギヤ出力軸33からのトルクがドラム34に
伝わり、ドラム34を回転させてベルト12を巻き取る
ことが可能となり、また、昇降棚6が外箱2に収納され
た状態にあるときに、昇降棚6を引っ張ってベルト12
でドラム34に逆回転させることで、一方向クラッチ3
4が解放状態となり、減速ギヤ出力軸33に対してドラ
ム34が空転して、昇降棚6が自重により自然降下でき
るようになっている。
9を駆動するにあたっては、昇降棚6を下限位置まで引
き降ろした状態で、図4の矢印ハで示すように、昇降棚
6の取手部36を前方に引っ張ると、リンクアーム7が
手前に引っ張られて、図5(c)のように引張りバネ1
7のバネ力に抗してリンクアーム7が長孔15のクリア
ランス19分だけ前方に移動する(図5(a)の状
態)。このとき、リンクアーム7の下端部に取り付けた
スイッチ操作片14が移動してリミットスイッチ13の
接点を切り替えることによって、電動モーター9が駆動
する。このとき一方向クラッチ31が噛み合い状態(図
11(a)の状態)となることで、ドラム34が回転し
てベルト12が巻き取られて昇降棚6が上昇し始める。
その後取手部36から手を離せば、引張りバネ17のバ
ネ力によってリンクアーム7が長孔15のクリアランス
19分だけ後方に移動して図5(b)の状態に戻り、昇
降棚6は回転軸部16に対してがたつきなく回転して外
箱2内の収納位置までスムーズに引き上げられる。な
お、昇降棚6が上限位置にきたときの電動モーター9の
駆動停止は別のリミットスイッチ等で行うようにしても
よい。
引き降ろすにあたっては、昇降棚6の取手部36を前方
に引っ張るとベルト12が引張られ、これにより、一方
向クラッチ31が解放状態(図11(b)の状態)とな
って、減速ギヤ出力軸33からドラム34が切り離され
てドラム34が空転状態となり、これにより昇降棚6は
手動による下降操作が可能となる。このとき昇降棚6は
自重により自然下降することができ、またこのとき、ダ
ンパー装置60により下降速度を緩めることができると
共に下降時の衝撃を緩和できるようになる。
の両側面部に軸支されたリンクアーム5で制御され、昇
降棚6の引き上げ動作は、昇降棚6をベルト12で吊り
下げて電動モーター9にて上昇させるようにしたので、
昇降棚6がリンク機構5によって複雑な動作軌跡を描く
場合であってもベルト12を介して昇降棚6を電動モー
ター9により引き上げることができる。
重による自然下降動作とダンパー装置60による速度規
制とによって、電動モーター9を使わずに引き降ろすこ
とができるものであり、しかも外箱2内に収納されてい
る昇降棚6の取手部36を少し引き出すだけで、一方向
クラッチ31が開放されてドラム34が空転状態となる
ことで、その後に手を離しても、昇降棚6は自重により
自然下降することができると共に、ダンパー装置60に
て下降速度を緩めることができるので、安全であり、リ
ンク機構5により昇降棚6が前方への飛び出し下降する
場合でも、昇降棚6が使用者に接触する等の危険性をな
くすことができ、結果として安全な下降速度が保障され
ることとなり、使用性及び安全性の向上が図られる。し
かも下降時の電動化が必要なくなるので機構を単純化で
きるようになり、コストダウンが図られるという利点も
ある。そのうえ昇降棚6の下降時には、一方向クラッチ
31が開放されることによって電動モーター9の減速ギ
ヤ出力軸33を強制的に増速回転させることもなくな
り、従って、ギヤ回転による騒音が発生することがない
ので、静かに引き降ろすことができ、またこのとき電動
モーター9の減速ギヤに対して逆負荷もかからないの
で、昇降棚6を抵抗なくスムーズに引き降ろすことがで
きるものである。
で引き上げるに際しては、下限位置にある昇降棚6の取
手部36を手で掴んで前方側に引っ張るという簡単な動
作で済むので、昇降棚6の引き上げ操作がきわめて簡単
であり、しかも、昇降棚6への収納作業との一連の流れ
でスイッチ操作ができるので、使用性もきわめて良くな
る。しかも電動モーター9の駆動操作時には使用者が必
ず昇降棚6に触っているので、昇降棚6周囲の確認がし
やすくなり、例えば収納物が収納棚からはみ出したまま
でスイッチ操作をしてしまう等の恐れがなくなり、使用
の安全性を確保し易くなる。また昇降棚6自体が昇降棚
動き検知スイッチ4を動作する手段となるため、従来の
ように外箱2に設置した操作スイッチの確認動作や押圧
操作を行う必要がなくなり、特に高齢者等にとって使い
勝手が良くなるうえに、従来のように外箱2に専用の操
作スイッチを設ける必要がないので、コストダウンを図
ることができると共に、外箱2に操作スイッチの設置ス
ペースを設ける必要がないために、外箱2のコンパクト
化及びデザイン性の向上を図ることができる。
プーリー35に巻き掛けられて昇降棚6の背面上端に連
結されているので、図3に示すように、プーリー35と
昇降棚6との間のベルト12が斜め方向に伸びる形とな
り、このときベルト12にかかる引っ張り荷重Wを垂直
荷重成分W1と水平荷重成分W2とに分けると、垂直荷
重成分W1のみが電動モーター9の駆動部10に加わる
こととなり、電動モーター9への負荷を低減できるよう
になる。従って、電動モーター9の小型化及び消費電力
を節約できて、省エネ化を図ることができると共に、電
動モーター9の機構部(減速ギヤ等)への負荷も低減す
るので、機構部を構成する部品のコスト低減を図ること
が可能となる。
0kg時におけるリンク角度[deg]とトルク[N
m]との関係を示すグラフである。ここでは渦巻きバネ
等のようなトルク補助機構は設置しないものとする。図
8中のAは、電動モーター9のドラム34にベルト12
を介して昇降棚6を連結し、電動モーター9で昇降棚6
を引き上げるようにした本例の結果であり、図8中のB
は、リンクアームの軸部に電動モーター9を連結し、電
動モーター9でリンクアームを直接回転させるようにし
た一般例の結果である。上記一般例(B)では回転モー
メント(リンクアームの長さ×昇降棚6の垂直荷重)が
大きくなり、電動モーター9への負荷が増大するのがわ
かる。これに対して、本例(A)では、回転モーメント
(ドラム34の半径(<リンクアームの長さ)×昇降棚
6の垂直荷重)が小さくなるため、電動モーター9への
負荷を低減することができる。特に、リンク角度が80
°〜100°付近(昇降棚6が下限位置付近)から引き
上げる場合の回転モーメントが本例では約1/9ときわ
めて小さく、電動モーター9への負担を一層軽減できる
ことがわかる。
別体のスイッチ操作片14を取り付け、このスイッチ操
作片14でリミットスイッチ13を切り替えるようにし
たので、リミットスイッチ13の操作の確実性が向上す
る。つまり、リンクアーム7は通常、薄板状に形成され
ているため、薄板状のリンクアーム7の端部でリミット
スイッチ13を押圧する際に確実にリミットスイッチ1
3が押圧されなくなる恐れがある。そこで、肉厚のスイ
ッチ操作片14をリンクアーム7に取り付ける構造とす
ることによって、スイッチ操作片14がリミットスイッ
チ13を確実に操作できるようになり、リミットスイッ
チ13の操作の信頼性を高めることができる。しかも、
リンクアーム7を利用してリミットスイッチ13の切り
替え動作ができるので、構造が簡単でコスト的にも有利
となる。そのうえ、リンクアーム7に長孔15を形成
し、長孔15にスライド挿入した回転軸部16とリンク
アーム7とを引張りバネ17で連結するだけでよく、部
品数が少なく、組み立て性も向上する。
部イのセンター位置に設置し、プーリー35を外箱2の
上部のセンター位置に設置し、さらにベルト12を昇降
棚6の背面上端のセンター位置に連結することで、1つ
の電動モーター9と1本のベルト12とを用いて昇降棚
6をバランス良く昇降させることができ、駆動部10の
数が減り、一層の低コスト化を図ることができる。ちな
みに、ベルト12を昇降棚6ではなく、前側のリンクア
ーム7或いは後側のリンクアーム8に取り付けることも
考えられるが、この場合、安定した昇降動作を確保する
ためには、左右のリンクアームにそれぞれベルト12を
取り付ける必要が生じ、ベルト12の数が増えてしま
い、結果として駆動部10の数が増えてしまうという問
題がある。
設置するにあたって、例えば電動モーター9を昇降棚6
の左右両側のいずれかに設置した場合は、昇降棚6の左
右の幅寸法が圧迫されて昇降棚6の収納有効開口が狭く
なり、収納量も少なくなるという問題がある。また、電
動モーター9を昇降棚6の後方の上下方向の中央部付近
に設置した場合は、昇降棚6の奥行き寸法が小さくな
り、やはり昇降棚6の収納容積を圧迫するという問題が
ある。
部コーナーにテーパー状に切り欠き部32を設け、この
切り欠き部32に対応する外箱2の底側の奥隅部イに電
動モーター9を設置したので、外箱2のデッドスペース
を有効に利用して電動モーター9を設置できるという利
点がある。つまり、昇降棚6が電動モーター9によって
圧迫されることがなく、昇降棚6の収納有効開口及び収
納量を最大限に確保できるようになる。さらに加えてリ
ンク機構5による昇降棚6の昇降動作軌跡において、昇
降棚6の背面下部コーナーが外箱2の底板の前端部に接
近しながら昇降するために、通常、昇降棚6の背面下部
コーナーはテーパー形状に切り欠かれており、本例の昇
降棚6に設けた切り欠き部32がその衝突防止用のテー
パー形状も兼ねることになり、従来の昇降棚6の構造を
変える必要もなくなる。
ター9を設置するにあたり、電動モーター9の外面ケー
ス等に昇降棚6の背面下部を当接或いは係合させるよう
にするのが好ましい。このようにすれば、昇降棚6の収
納時における昇降棚6の捩れや傾き等を電動モーター9
の外面ケース等を用いて修正できるようになるので、昇
降棚6が傾いて収納されるのを防止するための機構を別
途設けたり、昇降棚6を剛性材料で形成したりする必要
がなくなる。そのうえ、外箱2内に昇降棚6を収納した
状態では、リンク機構5によって昇降棚6は収納される
方向に回転力F(図2)が働いた状態で保持されている
ので、昇降棚6が勝手に下降する心配がなく、従って、
電動モーター9の駆動部10に昇降棚6を保持するため
の機構を設けたりする必要もなく、機構の一層の簡略化
と低コスト化を図ることができる。
1の例で示したように、電動モーター9を外箱2の底側
の奥隅部イに設置する場合(図7(a))以外に、図7
(b)に示すように、電動モーター9を外箱2の上部の
奥隅部ロに設置することも可能である。図7(b)の場
合、昇降棚6の背面上部コーナーに切り欠き部32を設
け、この切り欠き部32に対応する外箱2の上側の奥隅
部ロに電動モーター9を設置するスペースを設けてあ
る。これにより外箱2の上側のデッドスペースを利用し
て電動モーター9を設置できると共に、電動モーター9
のドラム34と昇降棚6の背面上部とをベルト12で直
接連結できるので、プーリーを設ける必要がなくなり、
部品の削減を図ることができる。また図7(a)(b)
のいずれの場合も、外箱2に電動モーター9を後付けす
ればよいので、従来の手動式のリンク昇降装置を本発明
の電動昇降装置1に改良して容易に電動化を図ることが
できる。
端下部に設けた取手部36を前方に引っ張ることで昇降
棚動き検知スイッチ4を作動する場合を説明したが、逆
に取手部36を後方に押し込むことで昇降棚6に操作外
力を加えるようにしてもよい。例えば回転軸部16とリ
ンクアーム7とを引張りバネ17で連結する代わりに、
圧縮バネで連結し、通常は図5(c)のように回転軸部
16をリンクアーム7の長孔15の後端に位置させてお
き、下限位置にある昇降棚6を後方に押し込むと、図5
(b)のように回転軸部16が長孔15のクリアランス
19分だけ移動して、リミットスイッチ13が切り替え
られるようにしてもよいものである。
ミットスイッチ13を用いたが、必ずしもこれに限ら
ず、例えばフォトセンサーを用いて昇降棚6の操作外力
による動きを光学的に検知するようにしてもよい。
降棚6とをベルト12で連結したが、ベルト12には限
らず、ワイヤ等であってもよい。
る。この実施形態では後側のリンクアーム8の回転軸部
16に、昇降棚6を引き上げる方向にバネ力を付与する
ための渦巻きバネ20を取り付けると共に、渦巻きバネ
20の力を調整するバネ力調整装置37を設けたもので
ある。渦巻きバネ20のバネ力の強さは昇降棚6の積載
容量(重量)に応じて任意に設定される。他の構成は図
1と同様であり、異なる点だけを述べる。本例では渦巻
きバネ20の一端部20aが後側のリンクアーム8の回
転軸23に設けた割り溝部40に係止され、他端部20
bがバネ力調整装置37にて支持されている。バネ力調
整装置37は、外箱2の前面に配置される操作部40
と、操作部40に取り付けられて軸支ブロック22の雌
ネジ部22aを貫通して軸支ブロック22内部に螺入さ
れる雄ネジ部41aを有するロッド41と、ロッド41
の先端に設けられて渦巻きバネ20の他端部に設けたく
字状屈曲部22bに嵌合する嵌合部43とを備えてい
る。操作部40を時計回り方向に回転させると、ロッド
41の雄ネジ部60aが雌ネジ部22aにネジ込まれて
前進して嵌合部43が渦巻きバネ20のく字状屈曲部2
0bを押圧することにより、渦巻きバネ20が締め付け
られて昇降棚6に作用するバネ力が大きくなり、操作部
40を逆回転させると、ロッド41が戻って渦巻きバネ
20が緩んで昇降棚6に作用するバネ力が小さくなり、
これにより渦巻きバネ20のバネ力を容易に調整するこ
とができる。従って、昇降棚6の上昇時に、渦巻きバネ
20のバネ力が昇降棚6を上昇させる方向に作用するこ
とで、電動モーター9にかかる負荷を軽減することがで
きる。また昇降棚6が軽い時には、バネ力調整装置37
によってバネ力を弱めることで、昇降棚6を容易に引き
降ろすことができ、重い時はバネ力を強めることで電動
モーター9の負荷を一層軽減できる。また操作部40の
回転操作だけでバネ力を容易に調整できるので、誤操作
しても破損する心配がなく、そのうえ操作部40以外の
部分は軸支ブロック22内に収納されているので外観も
良好となる。なお、バネ力調整装置37は図10の例に
は限定されないものである。
ては、前面に開口した外箱内に昇降棚が収納され、昇降
棚をリンク機構を介して回動することで外箱内から前下
方に引き降ろし自在とし、上記リンク機構は、一端部を
外箱の側面部側に回転自在に軸支すると共に他端部を昇
降棚の側面部に回転自在に軸支した前側のリンクアーム
と後側のリンクアームとよりなる平行リンクで構成さ
れ、前側のリンクアーム又は後側のリンクアームには外
箱から前下方に回動して引き降ろす際に抵抗となるダン
パー装置が設けられている昇降装置であって、電動モー
ターと、電動モーターの駆動部と昇降棚とを連結する索
条体と、上記駆動部に設けられてモータートルクを一方
向のみに伝える一方向クラッチとを備えた電動上昇手段
を有しており、上記一方向クラッチは、昇降棚の下降時
に駆動部を空転させて昇降棚が自重により下降できるよ
うにすると共にダンパー装置にて下降時の衝撃を緩和で
きるようにし、昇降棚の引き上げ時に駆動部を索条体を
巻き取る方向に回転させて昇降棚を引き上げるように構
成されているので、リンク機構により昇降棚が複雑な動
作軌跡を描く場合でも電動モーターの出力を索条体を介
して昇降棚に伝えることで、昇降棚の電動昇降が可能と
なり、しかも、昇降棚の下降時には一方向クラッチが解
放されて昇降棚が自重で自然下降することで、昇降棚を
静かに且つダンパー装置で衝撃を緩和しながら下降させ
ることができ、電動モーターを使わずに引き降ろすこと
ができ、使用性及び安全性の向上が図られると共に消費
電力を節約でき、しかも昇降棚の下降時には電動モータ
ーを使用しないので、機構を簡略化でき、低コスト化を
図ることができる。
の効果に加えて、電動モーターの駆動部に索条体の一端
が巻きかけられるドラムを設け、索条体の他端を外箱の
上部に固定したプーリーを介して昇降棚に連結したの
で、ドラムにおける回転モーメントが小さくなり、これ
により電動モーターへの負荷を低減することができる。
の効果に加えて、昇降棚の背面の上下いずれかのコーナ
ー部に切り欠き部を設けると共に、外箱内への昇降棚の
収納時に昇降棚の切り欠き部と対向する外箱の奥隅部に
電動モーターを設置したので、外箱のデッドスペースを
有効に利用して電動モーターを設置でき、しかも、昇降
棚の正面昇降間口及び収納量を最大限に確保できるよう
になる。
の効果に加えて、リンクアームの回転軸部に、昇降棚を
引き上げる方向に向けてバネ力を付与するための渦巻き
バネを取り付けたので、昇降棚の上昇時に、渦巻きバネ
のバネ力が昇降棚を上昇させる方向に加わることによっ
て、電動モーターにかかる負荷を一層軽減することがで
きる。
の効果に加えて、渦巻きバネのバネ力を調整するための
バネ力調整装置を備えているので、昇降棚の荷重に応じ
て渦巻きバネのバネ力を調整することで、昇降棚の異な
る積載容量(重量)に容易に対応できるものである。
位置まで引き降ろした状態を説明する側面図である。
る側面図である。
の状態を説明する側面図である。
作外力を加える場合を説明する側面図である。
検知スイッチの動作状態を説明する側面図、(b)は通
常動作時のリンクアームの位置の説明図、(c)は昇降
棚を引っ張ったときのリンクアームの位置の説明図であ
る。
状態を説明する側面図である。
説明する概略側面図である。
フである。
る。
説明図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 前面に開口した外箱内に昇降棚が収納さ
れ、昇降棚をリンク機構を介して回動することで外箱内
から前下方に引き降ろし自在とし、上記リンク機構は、
一端部を外箱の側面部側に回転自在に軸支すると共に他
端部を昇降棚の側面部に回転自在に軸支した前側のリン
クアームと後側のリンクアームとよりなる平行リンクで
構成され、前側のリンクアーム又は後側のリンクアーム
には外箱から前下方に回動して引き降ろす際に抵抗とな
るダンパー装置が設けられている昇降装置であって、電
動モーターと、電動モーターの駆動部と昇降棚とを連結
する索条体と、上記駆動部に設けられてモータートルク
を一方向のみに伝える一方向クラッチとを備えた電動上
昇手段を有しており、上記一方向クラッチは、昇降棚の
下降時に駆動部を空転させて昇降棚が自重により下降で
きるようにすると共にダンパー装置にて下降時の衝撃を
緩和できるようにし、昇降棚の引き上げ時に駆動部を索
条体を巻き取る方向に回転させて昇降棚を引き上げるよ
うに構成されていることを特徴とする電動昇降装置。 - 【請求項2】 電動モーターの駆動部に索条体の一端が
巻きかけられるドラムを設け、索条体の他端を外箱の上
部に設けたプーリーを介して昇降棚に連結してなること
を特徴とする請求項1記載の電動昇降装置。 - 【請求項3】 昇降棚の背面の上下いずれかのコーナー
部に切り欠き部を設けると共に、外箱内への昇降棚の収
納時に昇降棚の切り欠き部と対向する外箱の奥隅部に電
動モーターを設置してなることを特徴とする請求項1記
載の電動昇降装置。 - 【請求項4】 リンクアームの回転軸部に、昇降棚を引
き上げる方向に向けてバネ力を付与するための渦巻きバ
ネを取り付けてなることを特徴とする請求項1記載の電
動昇降装置。 - 【請求項5】 渦巻きバネのバネ力を調整するためのバ
ネ力調整装置を備えていることを特徴とする請求項4記
載の電動昇降装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30339199A JP3584814B2 (ja) | 1999-10-26 | 1999-10-26 | 電動昇降装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30339199A JP3584814B2 (ja) | 1999-10-26 | 1999-10-26 | 電動昇降装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001120366A true JP2001120366A (ja) | 2001-05-08 |
JP3584814B2 JP3584814B2 (ja) | 2004-11-04 |
Family
ID=17920466
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30339199A Expired - Fee Related JP3584814B2 (ja) | 1999-10-26 | 1999-10-26 | 電動昇降装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3584814B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8056991B2 (en) | 2008-07-18 | 2011-11-15 | Julius Blum Gmbh | Furniture drive |
CN103637562A (zh) * | 2013-11-27 | 2014-03-19 | 赵云朋 | 一种无柜门式电动储物柜 |
-
1999
- 1999-10-26 JP JP30339199A patent/JP3584814B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8056991B2 (en) | 2008-07-18 | 2011-11-15 | Julius Blum Gmbh | Furniture drive |
CN103637562A (zh) * | 2013-11-27 | 2014-03-19 | 赵云朋 | 一种无柜门式电动储物柜 |
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---|---|
JP3584814B2 (ja) | 2004-11-04 |
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