JP2001120350A - 気泡マッサージシート - Google Patents

気泡マッサージシート

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JP2001120350A
JP2001120350A JP34375999A JP34375999A JP2001120350A JP 2001120350 A JP2001120350 A JP 2001120350A JP 34375999 A JP34375999 A JP 34375999A JP 34375999 A JP34375999 A JP 34375999A JP 2001120350 A JP2001120350 A JP 2001120350A
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JP
Japan
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water
sheet
bubble
massage
face
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Pending
Application number
JP34375999A
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English (en)
Inventor
Fumio Akaishi
文男 赤石
Yasuhiro Hoshina
康浩 保科
Mayumi Ozawa
麻由美 小澤
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AKAISHI KK
Original Assignee
AKAISHI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一度に広い範囲の肌をマッサージすることの
出来るマッサージ具を提供する。 【解決手段】 保水性の軟質のシートに、水と接触する
と炭酸ガスの気泡を発生する気泡発生剤を付けておき、
このシートに水を浸して顔面の所望の位置に貼付するこ
とにより、シートと顔面との間に炭酸ガスの泡を発生さ
せ、これにより肌にマッサージ効果を生じさせるように
構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、気泡により人の肌
をマッサージする効果を有するシートに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】人の顔は、常に外気に晒されているた
め、肌が汚れ易く、荒れ易い。殊に女性は、顔に化粧を
施すためにそれが一層助長される。そのため女性は、化
粧用石鹸や洗剤を用いて顔を洗うほかに、クレンジング
クリーム等を用いて汚れや化粧料を落とし、更に、顔面
をマッサージして肌の活性化を図っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】顔面のマッサージは、
多くは手指により肌を撫でるようにして行うのである
が、そのマッサージ自体が効果の低いものである上に、
手指の触れている部分だけにしかマッサージの効果が発
揮されないので極めて能率が悪くて、その作業に長時間
を要するにも拘らず、顔面の各部位にとっては、マッサ
ージを受けている時間が極めて短い、と云う不具合があ
った。また従来は、電動式のマッサージ機が試みられ
た。このマッサージ機は、当接面を有する接触部材を有
しており、これを面方向に振動させながら軽く顔面に当
てることにより、手指によるマッサージと同様の効果を
得ようとするものである。このマッサージ機では手指に
より顔面を撫でる手間は省けるものの、接触部材を触れ
させる範囲が狭いために、手指によるマッサージの場合
と同様、極めて能率が悪くて、その作業に長時間を要す
る、と云う不具合があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、水で濡らすと
気泡を生じるシートを顔面に宛てがうことにより、肌に
接触した位置で泡を発生させ、これにより肌をマッサー
ジする。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明は、保水性の軟質のシート
に、水と接触すると炭酸ガスの気泡を発生する気泡発生
剤を付けておき、このシートに水を浸して顔面の所望の
位置に宛てがうことにより、シートと顔面との間に炭酸
ガスの泡を発生させ、これにより肌にマッサージ効果を
生じさせるように構成した。
【0006】
【実施例1】以下、本発明に係る気泡マッサージシート
を図示の実施例に基づいて具体的に説明する。この実施
例では気泡マッサージシート1は、基体シート2と気泡
発生剤3とから成る。基体シート2は、厚さが1〜3m
m程度の、顔の所望の箇所に軽く押し付けると、その形
状に倣って湾曲してその箇所に密着する程度の柔軟性を
有するシート材により形成されたものであり、空隙が多
くて水の浸透性がよく、適度な保水性を有している。気
泡発生剤3は、水を加えられると炭酸ガスを発生するも
のであり、基体シート2に付けられている。気泡発生剤
3の組成については、特に限定はしない。要は、人の肌
に接触しても悪影響を生じることが無く、体内に入って
も健康を害することが無く、保存中に炭酸ガスを発生し
ないうえに、基体シート2の柔軟性を損なうことのない
ものであれば充分である。尚、この実施例では気泡発生
剤3は、炭酸水素ナトリウムと枸椽酸とにより構成して
あり、両者を別々にして基体シート2に付けてある。
【0007】この実施例に示した気泡マッサージシート
1は、以下の手段により形成されている。枸椽酸の水溶
液に、枸椽酸の1〜10%量のデキストリン、溶性澱
粉、膠、PVAその他の水溶性接着剤を加えて酸液を調
整し、この酸液を基体シート2に含浸させて乾燥する。
これにより枸椽酸は基体シート2の中に包含され、基体
シート2に包持されると共に、水溶性接着剤の接着力に
より基体シート2に接着する。尚、枸椽酸水溶液の濃度
については特に限定はしないが、これの濃度を高くして
おいて、基体シート2に含浸させたところでこれを適宜
絞って、基体シート2への枸椽酸水溶液の残留量を調整
することにより、枸椽酸の付着量を調整するのがよい。
又、炭酸水素ナトリウムと、その1〜10%量の水溶性
接着剤をエチルアルコールその他の炭酸水素ナトリウム
の溶解度の低い溶剤で溶いて泥状にし、これを上記基体
シート2の表面に塗付して乾燥して溶剤を除去する。炭
酸水素ナトリウムは水溶性接着剤の接着力により基体シ
ート2に接着する。尚、この実施例の気泡マッサージシ
ート1は、裏面に支持フィルム4を貼着して、シート1
に水を浸したときに水がこの面から漏れ出てしまうこと
のないようにすると共に、発生する炭酸ガスが抜け出て
しまうことのないようにし、併せて、シート1の取り扱
い性を高めてある。支持フィルム4に代えて基体シート
2の裏面に溌水処理を施しても、もとより差し支えな
い。また、この気泡マッサージシート1は、表面(炭酸
水素ナトリウム塗付面)に剥離性フィルム5を貼着し
て、保管中、又は保存中のこの面を保護している。
【0008】
【実施例2】この実施例は炭酸水素ナトリウムをカプセ
ル状にして基体シート2とに付けたものである。即ち、
先ず、枸椽酸の水溶液に、枸椽酸の1〜10%量のデキ
ストリン、溶性澱粉、膠、PVAその他の水溶性接着剤
を加えて酸液を調整し、この酸液を基体シート2に含浸
させて乾燥する。又、炭酸水素ナトリウムにその1〜1
0%量の水溶性接着剤と少量のエチルアルコールを加え
て攪拌し、粒状物にする。そして、この粒状物を50〜
500μm程度の範囲で所望の粒度のものに分級し、上
記した基体シート2の表面に乗せて、適度な圧迫力を加
えることにより、この粒粒状(カプセル)と基体シート
2、およびカプセル同士を接合させ、乾燥して溶剤を除
去する。尚、上記において、カプセルを一旦乾燥させ、
次いでその表面をエチルアルコールで解いた水溶性接着
剤でコーティングしてから基体シート2の表面に乗せる
手順とすることも出来る。
【0009】この手順により作成した気泡マッサージシ
ート1は、粒状物を作成する際の炭酸水素ナトリウムに
対する水溶性接着剤の濃度や、それをカプセルに加工す
る際の水溶性接着剤層の厚みを調整することにより、こ
れを水に浸したときに、各々のカプセルについて、炭酸
ガスが発生し始めるタイミングを調整したものとするこ
とが出来る。しかもその時間は、炭酸水素ナトリウムに
対して水溶性接着剤の濃度を高くするほど、及び粒状物
にコーティングする水溶性接着剤層を厚くするほど遅く
なるので、その濃度や厚さを適宜に調節することによ
り、及び濃度や厚さを異ならせたカプセルを適度に混合
して用いることにより、炭酸ガスが発生し始めるタイミ
ングとその発生量をコントロールすることが出来るもの
となる。
【0010】上記実施例において、枸椽酸もカプセルに
して用いることが出来る。即ち、粉状にした枸椽酸にそ
の1〜10%量の水溶性接着剤と少量のエチルアルコー
ルを加えて攪拌し、粒状物(カプセル)にする。そして
このカプセルを炭酸水素ナトリウムのカプセルと混ぜ合
わせて基体シート2の表面に取り付けるのである。
【0011】肌をマッサージしようとするときは、気泡
マッサージシート1を所望の形状(例えば図2に示すよ
うな顔の形)に成形し、剥離性フィルム5を剥がして、
水を浸し、基体シート2中に充分な水を含浸させて、顔
面に宛てがう。すると、この水により水溶性接着剤が溶
解し、炭酸水素ナトリウムと枸椽酸もその水に溶解して
両者がイオン状態となって接触する。そして、これによ
り炭酸水素ナトリウムと枸椽酸との間で中和反応が起こ
り、炭酸ガスの泡が発生する。ここにおいて、基体シー
ト2には水が含まれていることから、肌は水で覆われた
状態になっており、発生した炭酸ガスの泡は、この水の
中を肌に沿ってシート1の外縁に向かって移行すること
ゝなり、これにより肌はマッサージ効果を受けるのであ
る。尚、気泡マッサージシート1に洗顔用の界面活性剤
を含ませておくと、マッサージと共に洗顔効果も得られ
るのである。
【0012】
【発明の効果】以上詳述したように本発明に係る気泡マ
ッサージシートは、保水性の軟質のシートに、水と接触
すると炭酸ガスの泡を発生する気泡発生剤を付けたもの
で、このシートに水を浸して顔面の所望の位置に貼付す
ることにより、シートと顔面との間に炭酸ガスの泡が発
生し、これにより肌のその部位がマッサージされる。こ
とにこの気泡マッサージシートは、柔軟であって所望の
形状に湾曲するので、顔のような凹凸のある箇所の広い
範囲に当てがうことが出来て極めて能率よくマッサージ
をすることが出来るのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る気泡マッサージシートの一例を示
す一部切欠斜視図である。
【図2】気泡マッサージシートを顔面形状に成形した一
例を示す平面図である。
【符号の説明】
1 気泡マッサージシート 2 基体シート 3 気泡発生剤 4 支持フィルム 5 剥離性フィルム

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 保水性の軟質のシートに、水と接触する
    と気泡を発生する気泡発生剤が付けられており、このシ
    ートに水を浸して顔面の所望の位置に宛てがうことによ
    り、シートと顔面との間に気泡が発生するものであるこ
    とを特徴とする気泡マッサージシート。
  2. 【請求項2】 気泡発生剤は、炭酸水素ナトリウムと枸
    椽酸とにより構成されたものであることを特徴とする請
    求項1に記載の気泡マッサージシート。
JP34375999A 1999-10-26 1999-10-26 気泡マッサージシート Pending JP2001120350A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009046406A (ja) * 2007-08-17 2009-03-05 Hiromi Mori 洗浄パック
KR101408002B1 (ko) * 2012-07-03 2014-06-18 (주)대덕랩코 이산화탄소 피부 침투용 카복시 패치
JP2019183336A (ja) * 2018-04-13 2019-10-24 王子ホールディングス株式会社 機能性シート
JP2019183337A (ja) * 2018-04-13 2019-10-24 王子ホールディングス株式会社 機能性シートおよび機能性シートキット

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JP7035752B2 (ja) 2018-04-13 2022-03-15 王子ホールディングス株式会社 機能性シートおよび機能性シートキット

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