JP2001120338A - 毛染め用具 - Google Patents

毛染め用具

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JP2001120338A
JP2001120338A JP30696699A JP30696699A JP2001120338A JP 2001120338 A JP2001120338 A JP 2001120338A JP 30696699 A JP30696699 A JP 30696699A JP 30696699 A JP30696699 A JP 30696699A JP 2001120338 A JP2001120338 A JP 2001120338A
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JP
Japan
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hair
brush
hair dyeing
bristle
bundles
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JP30696699A
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English (en)
Inventor
Saburo Takizawa
三良 滝澤
Noriko Tominaga
紀子 富永
Hiroko Kitahara
裕子 北原
Yukio Isoya
由貴穂 礒谷
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Kanebo Ltd
Original Assignee
Kanebo Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】必要最少量の毛染め剤で、髪に複数のラインを
同時に入れることのできる、優れた毛染め用具を提供す
る。 【解決手段】毛染め剤塗布用のブラシ部20が形成され
たブラシ台部1と、このブラシ台部1から延びる柄部4
とを備え、上記ブラシ部20には、多数本のブラシ毛を
密集状態で植設してなる毛束部21が所定間隔で列設さ
れており、その間隔Dが、毛束部21の、ブラシ部20
長手方向に沿う幅Wと同一かそれよりも広く設定されて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、髪に毛染め剤を筋
状に入れる際に用いられる毛染め用具に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、ペースト状の毛染め剤を用い
て頭髪を染めることが、美容院や家庭において行われて
いる。上記毛染め剤としては、通常、第1剤と第2剤か
らなる2剤混合タイプのものが用いられており、この2
つの剤を、使用直前に混合し、その化学反応により頭髪
を染めるようになっている。このような毛染めが家庭で
簡単にできるとして、一回分の毛染め剤と毛染め用具を
セットにした商品が多く出回っており、賞用されてい
る。
【0003】このような家庭用毛染めセットに用いられ
る毛染め用具としては、例えば図8に示す形状のものが
よく用いられている。この毛染め用具は、平面視略三角
形状のブラシ台部1と、このブラシ台部1の一辺部1a
から、ブラシ台部1と同一平面上で細幅状に延びる柄部
4とを備えており、上記ブラシ台部1の一方の端面に、
多数本のブラシ毛を密集状態で植設してなる毛束部2a
が列状に植設されたブラシ部2が形成され、他方の端面
に、櫛歯状のブリッスル3が列状に一体形成されてい
る。なお、4aは、髪に分け目をつくるための突起であ
る。
【0004】上記毛染め用具によれば、髪に分け目Aを
つくり、分け目Aの根元部に、ブラシ部2を、髪の流れ
る方向Xを横切るように当てて髪の流れに沿って移動さ
せることを、場所を変えて何度も繰り返すことにより、
頭の髪全体の根元部に、均一に毛染め剤を塗布すること
ができるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、最近、頭の
髪全体を、単一の色で染めるのではなく、他の部分とは
異なる色で筋状に染めて何本かのラインを入れることが
流行している。上記毛染め用具を用いてこのような染め
方をしようとすれば、ラインを入れたい部分の髪を、他
の髪と分けてつまみ上げて取り出し、その部分に、ライ
ン用の毛染め剤を付けたブラシ部2を当てて、髪の流れ
に沿ってブラシ部2を移動させることを、入れようとす
るラインの数だけ繰り返して行わなくてはならず、煩雑
な手間を要する。また、細く筋状にラインを入れるだけ
なのに、ブラシ部2全体に毛染め剤を付けるため、使用
する毛染め剤に無駄が多く、経済的でないという問題も
ある。
【0006】本発明は、このような事情に鑑みなされた
もので、必要最少量の毛染め剤で、髪に複数のラインを
同時に入れることのできる、優れた毛染め用具の提供を
その目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、毛染め剤塗布用のブラシ部が形成された
ブラシ台部と、このブラシ台部から延びる柄部とを備
え、上記ブラシ部には、多数本のブラシ毛を密集状態で
植設してなる毛束部が所定間隔で列設されており、上記
毛束部同士の間隔が、各毛束部の、ブラシ部長手方向に
沿う幅と同一かそれよりも広く設定されている毛染め用
具を第1の要旨とする。
【0008】また、上記毛染め用具のなかでも、特に、
上記各毛束部の、ブラシ部長手方向に沿う先端形状が、
中央部が高くその前後が徐々に低くなった逆V字状に設
定されているものを第2の要旨とし、上記ブラシ台部が
平面視略三角形状に設定されており、柄部が、上記ブラ
シ台部の一辺部から、ブラシ台部と同一平面状で細幅状
に延設され、柄部延設部を挟む二辺部のうち、一方の辺
の端面にブラシ部が形成され、他方の辺の端面に髪梳き
用のブリッスルが列状に形成されているものを第3の要
旨とする。
【0009】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施の形態につ
いて説明する。
【0010】図1は、本発明の一実施の形態を示してい
る。この毛染め用具10は、ブラシ部20の構成以外
は、図8に示すものと同様であり、同一部分に同一番号
を付して、その説明を省略する。
【0011】そして、上記ブラシ部20には、2束1組
の毛束部21が、互いに広く間隔をあけた状態で列設さ
れている。なお、各毛束部21の、ブラシ部20長手方
向に沿う先端形状は、中央部が高くその前後が徐々に低
くなった逆V字状に設定されている。
【0012】すなわち、各毛束部21において、毛束部
21を構成する2束の毛束が、ともに、中央に向かって
斜めに先端がカットされており、その結果、毛束部21
の先端が逆V字状になっている。この先端形状は、毛束
部21を髪に当てて押したときに、毛先がばらけないよ
う考慮したものである。また、これによれば、ブラシ部
20への力の加減によって、ラインの幅を太くしたり細
くしたりすることができるという副次的な効果もある。
ちなみに、各毛束部21において、その先端角度θは、
約80°の鋭角に設定されている。
【0013】また、上記毛束部21と毛束部21の間の
間隔Dは10mmに設定されており、各毛束部21のブ
ラシ部長手方向の幅Wは8mmに設定されている。上記
間隔Dは、髪に入れようとするラインの間隔が、通常1
cm前後であることから、このように設定したものであ
るが、その値は特に限定されない。
【0014】ただし、上記間隔Dは、ブラシ部20長手
方向の幅Wと同一かそれより広く設定しなければならな
い。すなわち、上記間隔Dが狭すぎると、毛染め剤塗布
時に、隣り合う毛束同士が重なって、明確な複数のライ
ンを入れることができないからである。また、毛束部2
1の幅Wも、特に限定するものではないが、あまり幅広
にすると、鮮明なラインを入れにくいため、通常、5〜
10mm程度に設定することが好適である。
【0015】上記毛染め用具10を用い、例えばつぎの
ようにして毛染めを行なうことができる。なお、上記毛
染め用具10は、図2に示すように、家庭用毛染め剤の
商品として一まとまりで販売される毛染めセットに組み
込まれており、この毛染めセットの他の部材と組み合わ
せて毛染めに供されるようになっている。
【0016】図2において、11は、第1剤と第2剤と
がそれぞれ別々のチューブ容器に入れられた毛染め剤、
12は、上記毛染め剤11を混合するためのプラスチッ
ク製トレイである。また、13はビニール手袋である。
【0017】上記毛染めセットのうち、まず毛染め剤1
1の第1剤と第2剤とを、図3に示すように、トレイ1
2に同量ずつ絞り出す。そして、手袋13をはめて、は
ずれないよう手首を輪ゴムで止めたのち、毛染め用具1
0を持ち、3つの毛束部21からなるブラシ部20でよ
く混ぜ合わせる。
【0018】そして、ブラシ部20(3つの毛束部2
1)に、トレイ12内で混合された毛染め剤をとり、図
4に示すように、ラインを入れたいところに、上記ブラ
シ部20を押し当て、髪の流れに沿って、ゆっくり移動
させる。
【0019】このとき、ブラシ部20の各毛束部21に
たっぷり毛染め剤を含ませ、ラインを入れたい部分の根
元から毛先まで、ブラシ部20をゆっくりとすべらせる
ことを2〜3回繰り返すことが仕上がりの点で特に効果
的である。
【0020】また、さらに細かいラインを入れたい場合
や毛先にのみメッシュを入れたい場合には、ブラシ部2
0を縦にして、毛束部21の列を髪の流れに沿わせてす
べらせるようにすることが好適である。
【0021】上記毛染め方法によれば、3つの毛束部2
1によって、互いに独立した3本のラインを、髪に同時
に入れることができるため、作業効率がよい。また、1
本だけ、とか毛束部21の間隔Dと異なる間隔でライン
を入れたい場合等には、ブラシ部20を縦に使うことに
より、目的のラインを入れることができる。しかも、毛
染め剤が、3つの毛束部21に保持させるだけで足りる
ため、必要最少限の量で済み、使う量に無駄がなく経済
的である。
【0022】なお、上記の例では、各毛束部21を2束
の毛束で構成したが、毛束部21を構成する毛束の数
は、特に限定するものではない。例えば、図5に示すよ
うに、3束の毛束で毛束部21を構成してもよい。ただ
し、この場合も、図示のように、先端形状を、逆V字状
にカットする方が、使い勝手がよく好適である。
【0023】また、上記の例では、ブラシ台部1にブリ
ッスル3を設けたが、ブリッスル3は必ずしも必要では
なく、例えば、図6に示すような形状の毛染め用具30
であっても差し支えはない。
【0024】そして、柄部4の延びる方向も、ブラシ部
20長手方向に沿わせる必要はなく、例えば、図7に示
すように、ブラシ部20に対し柄部4が直角に延びる形
状の毛染め用具31であっても差し支えはない。
【0025】さらに、上記の例では、毛染め用具10
が、毛染め剤11やトレイ12等と一まとまりの毛染め
セットを構成しているが、必ずしもこのようなセットに
する必要はなく、毛染め用具10単品として販売される
ものであっても差し支えはない。
【0026】また、上記の例は、本発明の毛染め用具1
0を、家庭で毛染めを行なう場合に適用したものである
が、家庭での毛染めに限らず、美容院等における毛染め
に適用しても差し支えはない。
【0027】
【発明の効果】以上のように、本発明の毛染め用具は、
ブラシ部に、複数の毛束部を、互いに、各毛束部の幅と
同一かそれより広い、一定の間隔を保った状態で列設し
ているため、その複数の毛束部によって複数のライン
を、髪に同時に入れることができる。したがって、1本
ずつラインを入れるのに比べて作業効率がよい。また、
1本だけ、とか毛束部の間隔と異なる間隔でラインを入
れたい場合等には、ブラシ部を縦に使うことにより、目
的のラインを入れることができる。しかも、毛染め剤が
必要最少限の量で済み、経済的であるという利点を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す説明図である。
【図2】上記実施例と組み合わせられる毛染めセットの
構成を示す説明図である。
【図3】上記実施例を用いた毛染めの手順を示す説明図
である。
【図4】上記実施例を用いた毛染めの手順を示す説明図
である。
【図5】上記実施例における毛束部の変形例を示す説明
図である。
【図6】本発明の他の実施例を示す説明図である。
【図7】本発明のさらに他の実施例を示す説明図であ
る。
【図8】従来の毛染め用具の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 ブラシ台部 4 柄部 10 毛染め用具 20 ブラシ部 21 毛束部 D 間隔 W 幅
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 北原 裕子 東京都港区海岸3丁目20番20号 鐘紡株式 会社内 (72)発明者 礒谷 由貴穂 東京都港区海岸3丁目20番20号 鐘紡株式 会社内 Fターム(参考) 3B202 AA12 BA15 GA24

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 毛染め剤塗布用のブラシ部が形成された
    ブラシ台部と、このブラシ台部から延びる柄部とを備
    え、上記ブラシ部には、多数本のブラシ毛を密集状態で
    植設してなる毛束部が所定間隔で列設されており、上記
    毛束部同士の間隔が、各毛束部の、ブラシ部長手方向に
    沿う幅と同一かそれよりも広く設定されていることを特
    徴とする毛染め用具。
  2. 【請求項2】 上記各毛束部の、ブラシ部長手方向に沿
    う先端形状が、中央部が高くその前後が徐々に低くなっ
    た逆V字状に設定されている請求項1記載の毛染め用
    具。
  3. 【請求項3】 上記ブラシ台部が平面視略三角形状に設
    定されており、柄部が、上記ブラシ台部の一辺部から、
    ブラシ台部と同一平面状で細幅状に延設され、柄部延設
    部を挟む二辺部のうち、一方の辺の端面にブラシ部が形
    成され、他方の辺の端面に髪梳き用のブリッスルが列状
    に形成されている請求項1または2記載の毛染め用具。
JP30696699A 1999-10-28 1999-10-28 毛染め用具 Pending JP2001120338A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019176945A (ja) * 2018-03-30 2019-10-17 株式会社吉野工業所 毛染め用具
JP2019176962A (ja) * 2018-03-30 2019-10-17 株式会社吉野工業所 毛染め用具

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019176945A (ja) * 2018-03-30 2019-10-17 株式会社吉野工業所 毛染め用具
JP2019176962A (ja) * 2018-03-30 2019-10-17 株式会社吉野工業所 毛染め用具
JP7043132B2 (ja) 2018-03-30 2022-03-29 株式会社吉野工業所 毛染め用具
JP7043131B2 (ja) 2018-03-30 2022-03-29 株式会社吉野工業所 毛染め用具

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

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Effective date: 20040511