JP7043131B2 - 毛染め用具 - Google Patents
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Description
特許文献1に記載された毛染め用具は、柄部4の先端に設けられたブラシ台部1の一方の側部に、数本のブラシ毛を密集状態で植設してなる毛束部21を所定間隔で列設した毛染め剤塗布用のブラシ部20を備えるというものである。
ベース部の被装着部には、ブラシ部本体の中央に向かって曲面状または直線状に傾斜することで断面凹状に形成された内周壁が設けられており、
ブラシ部材の基盤が被装着部の内周壁における断面凹状の湾曲面に沿って変形した状態で装着されることで複数の刷毛の先端部が収束する状態に設定されていることを特徴とする。
ここで、本明細書における「植設」は、基盤と刷毛とを別々に形成した後に刷毛を基盤に植え付け等の手段により固定することの意味以外に、基盤と刷毛とが同材質または異材質とされた状態で、射出成型やインサート成形等により一体に成形されている意味をも含むものである。
本態様によれば、第1又は第2の態様の効果に加え、櫛部本体は毛染め用ブラシとは別態様である櫛として使用することができるので、髪の毛を染めるだけでなく髪を梳かす櫛としても使用できる。
また、例えば、髪の毛の生え際や部分染め等、ブラシ部材の刷毛の先端が収束する状態とは異なった形態での使用が可能となる。
本態様の毛染め用具1は、先端部がブラシ台2とされた把持部5を有し、ブラシ台2の一方の側部、すなわち把持部5先端の一方の側部(図1において右側)にはブラシ部本体3が設けられ、ブラシ台2の他方の側部、すなわち把持部5先端の他方の側部(図1において左側)には第2櫛歯4がブラシ台2に植設(ブラシ台2と一体成形)されている。
上記構成により、本態様の毛染め用具は、ブラシ部本体3側と第2櫛歯4側とで使用形態が異なる2つの機能を有している。
なお、本明細書において、把持部5が延在する方向(図1における上下方向)を軸方向という。
第2櫛歯4は、ブラシ台2に垂直に植設され(図1参照)所定の間隔をもってブラシ台2の長さ方向に一列に複数植設されている。また、第2櫛歯4と同じ側の側部のより先端側の位置に刷毛部41が設けられている(図1参照)。
刷毛部41は傾斜状の台座の先端に、第2櫛歯4と比べて歯の間隔が狭く形成範囲も狭い状態で形成されている。
第2櫛歯4や刷毛部41を用いることにより、生え際などの細かい部分や部分染めを行うことができる。
本態様におけるブラシ部本体3は、ベース部31と、このベース部31内に装着されるブラシ部材32とを有して構成されている。ベース部31とブラシ部材32の構成について図3の平面図を用いて説明する。
ベース部31は、ブラシ台2の一方の側部に一体に形成された平面視略長方形状の部位であり、その中央には断面凹状からなる被装着部33が形成されている(図4参照)。またベース部31の周囲には被装着部33を取り囲むように配置された第1櫛歯311が植設されている。
すなわち、ベース部31の左右両側に第1櫛歯311が植設されていればよい。
また、第1櫛歯311はその一部又は全部をベース部31と一体に成形される構成であってもよく、第1櫛歯311の全部がベース部31とは別体で形成される構成であってもよい。
前記基盤322は、水平面として形成されており、前記複数の刷毛321が垂直となるように植設されている。なお、前記基盤322は、水平面に限らず、上方または下方に凸の曲面等に形成してもよい。
本態様では、刷毛321はブラシ部材32の上面における軸方向(図3における上下方向を意味し、長手方向とも表す)に間隔をあけて基盤322に列をなすように植設され、前記列が軸方向に直交する幅方向(短手方向)に三列(左側の列、中央の列、右側の列)になるように設けられている。しかし、三列でなくてもよく適宜変更は可能である。また、刷毛321は1本でもよいし、多数本密接状態にしてまとめて植設したものであっても良い。
刷毛321の素材については、従来より公知の素材が使用でき、合成樹脂や獣毛等が用いられる。また、刷毛321の長さや太さを、個別や列単位で異ならせてもよい。
図4(a)において、ブラシ部材32は、刷毛321と刷毛321を植設するための基盤322で形成されており、基盤322の下面中央部分には、ベース部31に装着するための装着凸部323が設けられている。
ここで、ブラシ部材32において、実際にベース部31に装着される部分、すなわち装着部34は、基盤322、装着凸部323及び装着凸部323において凹形状を形成している嵌合凹部324を有して構成される。
尚、本態様では、後述するように被装着部33を構成する内周壁312は、ベース部31の長手方向と交差する方向(短手方向)に凹状をなしているため、この内周壁312内に装着される基盤322は短手方向のみにおいて凹状に変形し、長手方向においては変形しない構成であるが、長手方向のみにおいて、又は長手方向と短手方向の両方において凹状に変形する構成にしてもよい。
ここで、ベース部31において、実際にブラシ部材32の装着部34が装着される部分、すなわち被装着部33は、内周壁312、被装着凹部313及び被装着凹部313において凸形状を形成している嵌合突起314とで構成される。
図4(a)に示したように、ブラシ部材32の基盤322の下面に設けられた装着凸部323において凹形状を形成している嵌合凹部324の部分を、ベース部31の被装着凹部313において凸形状を形成している嵌合突起314の部分に嵌合させる。
また、ベース部31に第1櫛歯311が設けられていることにより、確実に髪を梳くことができ、空間Sに保持された毛染め剤を均等に塗布することができる。
2 :ブラシ台
3 :ブラシ部本体
4 :第2櫛歯
5 :把持部
31 :ベース部
32 :ブラシ部材
33 :被装着部
34 :装着部
41 :刷毛部
311:第1櫛歯
312:ブラシ部本体の内周壁(被装着部)
313:被装着凹部(被装着部)
314:嵌合突起(被装着部)
321:刷毛
322:基盤(装着部)
323:装着凸部(装着部)
324:嵌合凹部(装着部)
Claims (3)
- 把持部(5)先端の一方の側部にブラシ部本体(3)が設けられた毛染め用具であって、
前記ブラシ部本体(3)は、左右両側に植設された第1櫛歯(311)及び該左右両側の第1櫛歯(311)の間に設けられた被装着部(33)を備えるベース部(31)と、複数の刷毛(321)及び該複数の刷毛(321)が植設されると共に弾性変形可能に設けられた基盤(322)を備えるブラシ部材(32)とを有して構成され、
前記ベース部(31)の被装着部(33)には、前記ブラシ部本体(3)の中央に向かって曲面状または直線状に傾斜することで断面凹状に形成された内周壁(312)が設けられており、
前記ブラシ部材(32)の前記基盤(322)が前記被装着部(33)の前記内周壁(312)における断面凹状の湾曲面に沿って変形した状態で装着されることで前記複数の刷毛(321)の先端部が収束する状態に設定されていることを特徴とする毛染め用具。 - ブラシ部材(32)の基盤(322)には、前記刷毛(321)が幅方向及び軸方向に複数列に渡って植設されていることを特徴とする、請求項1に記載された毛染め用具。
- 把持部(5)先端の他方の側部に、第2櫛歯(4)が植設されていることを特徴とする、請求項1又は2に記載された毛染め用具。
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- 2018-03-30 JP JP2018067588A patent/JP7043131B2/ja active Active
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