JP2003033226A - 毛髪化粧料用ブラシ - Google Patents

毛髪化粧料用ブラシ

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JP2003033226A JP2001221776A JP2001221776A JP2003033226A JP 2003033226 A JP2003033226 A JP 2003033226A JP 2001221776 A JP2001221776 A JP 2001221776A JP 2001221776 A JP2001221776 A JP 2001221776A JP 2003033226 A JP2003033226 A JP 2003033226A
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Nagahiro Matsuura
永浩 松浦
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祐岳 河合
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 毛髪の根元に毛髪化粧料を容易かつ確実に塗
布することができる毛髪化粧料用ブラシを提供する。 【解決手段】 毛髪化粧料用ブラシ12は、細長板状を
なす柄体13と、この柄体13から延出され、断面略円
弧状をなすブラシ体11とから構成されている。ブラシ
体11の一側方には、ブラシ歯15が突設された基台面
14が設けられている。ブラシ歯15の基台面14から
頂部までの長さは2〜8mmの範囲に設定されている。
基台面14の両側部には、毛髪化粧料を毛髪に塗布する
ための塗布用ブラシ歯列が、基台面14の基端部から先
端部にわたってそれぞれ3列突設されている。また、基
台面14の両端部には、毛髪化粧料が基台面14から垂
れ落ちるのを抑制するための規制用ブラシ歯列22が、
それぞれ突設されている。さらに、基台面14の中央に
は、毛髪化粧料を基台面14上に保持するための保持用
ブラシ歯24が突設されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、毛髪に染毛剤、ヘ
アマニキュア、整髪料等の毛髪化粧料を塗布するために
用いられる毛髪化粧料用ブラシに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の毛髪化粧料用ブラシとし
ては、例えば特開2000−60639号公報、特開2
000―166635号公報及び特開2000−201
736号公報に示すような構成のものが知られている。
【0003】これら従来構成の毛髪化粧料用ブラシにお
いては、柄体と、その柄体から延出され、毛髪化粧料が
付着される基台面を有するブラシ体とを有し、基台面に
は複数本のブラシ歯が突設されている。これらブラシ歯
の基台面から頂部までの長さは例えば10mmを超える
ようにそれぞれ設定されている。そして、毛髪化粧料を
毛髪に塗布するときには、ブラシ体の基台面に毛髪化粧
料を付着させた後に、ブラシ体のブラシ歯で毛髪を梳く
ことにより、毛髪化粧料を毛髪に塗布するようになって
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、これら従来
構成の毛髪化粧料用ブラシにおいては、ブラシ歯の基台
面から頂部までの長さは例えば10mmを超えるように
設定されている。このため、ブラシ体の基台面に泡状を
なす毛髪化粧料を付着させたときには、消泡が発生して
ブラシ歯の頂部に付着した毛髪化粧料が基端部に垂れ落
ちる。
【0005】また、ブラシ体の基台面に液状をなす毛髪
化粧料を付着させるときにも、前述と同様に、ブラシ歯
の頂部に付着した毛髪化粧料が基端部に垂れ落ちる。よ
って、毛髪化粧料をブラシ体の基台面に付着させたとき
には、毛髪化粧料はブラシ歯の基端部のみに付着してい
る。このため、ブラシ体のブラシ歯で毛髪を梳くとき
に、ブラシ歯の頂部が接触する毛髪の根元には毛髪化粧
料を塗布することが難しいという問題があった。
【0006】本発明は、上記のような従来技術に存在す
る問題点に着目してなされたものである。その目的とす
るところは、毛髪の根元に毛髪化粧料を容易かつ確実に
塗布することができる毛髪化粧料用ブラシを提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明の毛髪化粧料用ブラシは、
柄体と、その柄体から延出され、毛髪化粧料が付着され
る基台面を有するブラシ体とを有し、基台面にはブラシ
歯が突設され、ブラシ歯の基台面から頂部までの長さが
2〜8mmの範囲に設定されているものである。
【0008】請求項2に記載の発明の毛髪化粧料用ブラ
シは、請求項1に記載の発明において、前記基台面の両
側部には、塗布用ブラシ歯列が基台面の長手方向に対し
て平行方向にそれぞれ複数列設けられ、各塗布用ブラシ
歯列を構成するブラシ歯の基台面から頂部までの長さ
は、塗布用ブラシ歯列が基台面の側縁に向かうに従い短
くなるように設定されているものである。
【0009】請求項3に記載の発明の毛髪化粧料用ブラ
シは、請求項2に記載の発明において、前記基台面の両
端部には、毛髪化粧料が垂れ落ちるのを規制する規制用
ブラシ歯列が基台面の短手方向に対して平行方向にそれ
ぞれ設けられ、規制用ブラシ歯列を構成するブラシ歯の
基台面から頂部までの長さは、前記塗布用ブラシ歯列を
構成するブラシ歯の基台面から頂部までの長さよりも長
くなるようにそれぞれ設定されているものである。
【0010】請求項4に記載の発明の毛髪化粧料用ブラ
シは、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の発
明において、前記毛髪化粧料は、少なくとも増粘剤を含
有し、使用するときには、泡状をなして毛髪に塗布され
るように構成されているものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお以下の説明
においては、図3におけるブラシ体11を基準にし、ブ
ラシ体11より上側を前面と称するとともに、下側を背
面と称する。
【0012】図1に示すように、毛髪化粧料用ブラシ1
2は、細長板状をなす柄体13と、この柄体13から延
出され、前面側が凸となる断面略円弧状のブラシ体11
とから構成されている。
【0013】柄体13及びブラシ体11は、PP(ポリ
プロピレン)、LLDPE(直鎖状低密度ポリエチレ
ン)、LDPE(低密度ポリエチレン)、MDPE(中
密度ポリエチレン)、HDPE(高密度ポリエチレ
ン)、ABS(アクリロニトリル−スチレン共重合体と
アクリロニトリル−ブタジエン共重合体を混合したも
の)、AS(アクリロニトリル−スチレン共重合体)、
PS(ポリスチレン)、PC(ポリカーボネート)及び
それらを混合したもの等の合成樹脂材料により、それぞ
れ形成されている。これらの中でも、引っ張り強さや伸
び率等が高いことからPP、LLDPE、LDPE、M
DPE及びHDPEが好ましい。
【0014】図1〜図3に示すように、ブラシ体11の
前面側には、正面略長方形状をなす基台面14が、ブラ
シ体11の基端部(柄体側)から先端部にわたって形成
されている。この基台面14には、丸棒状のブラシ歯1
5が複数本突設されている。基台面14において、その
中央部ではブラシ歯15は基台面14に対して直交方向
に延びるように突設される一方、その両側部では、ブラ
シ歯15は中央部に突設されたブラシ歯15に対して平
行方向に延びるように突設されている。
【0015】図1及び図3に示すように、基台面14の
左右両側部において、第1塗布用ブラシ歯列16が基台
面14の中央側に突設されている。さらに、第1塗布用
ブラシ歯列16よりも側縁側に第2塗布用ブラシ歯列1
7が突設され、第2塗布用ブラシ歯列17よりも側縁側
に第3塗布用ブラシ歯列18が突設されている。各塗布
用ブラシ歯列16,17,18は、基台面14の基端部
から先端部にわたってそれぞれ突設されるとともに、互
いに平行に延びるようにそれぞれ構成されている。そし
て、これら各塗布用ブラシ歯列16,17,18から塗
布用ブラシ歯列が構成されている。
【0016】図2(図1のA矢視図)に示すように、基
台面14の長手方向において、第1塗布用ブラシ歯列1
6を構成するブラシ歯15としての第1塗布用ブラシ歯
19と第2塗布用ブラシ歯列17を構成するブラシ歯1
5としての第2塗布用ブラシ歯20とは交互に位置する
ように構成されている。さらに、第2塗布用ブラシ歯2
0と第3塗布用ブラシ歯列18を構成するブラシ歯15
としての第3塗布用ブラシ歯21とは、前述と同様に交
互に位置するように構成されている。
【0017】図2及び図3に示すように、第2塗布用ブ
ラシ歯20の基台面14から頂部までの長さは、第1塗
布用ブラシ歯19の基台面14から頂部までの長さと同
じ又はそれよりも短くなるように設定されている。さら
に、第3塗布用ブラシ歯21の基台面14から頂部まで
の長さは、第2塗布用ブラシ歯20の基台面14から頂
部までの長さと同じ又はそれよりも短くなるように設定
されている。
【0018】各塗布用ブラシ歯19,20,21の基台
面14から頂部までの長さは、第1塗布用ブラシ歯1
9、第2塗布用ブラシ歯20、さらに第3塗布用ブラシ
歯21へと側縁に向かうに従って短く設定されるのが好
ましい。
【0019】具体的には、第1塗布用ブラシ歯19の基
台面14から頂部までの長さは2〜8mm、好ましくは
2〜6mm、さらに好ましくは4〜6mm、最も好まし
くは4〜5mmである。また、第2塗布用ブラシ歯20
の基台面14から頂部までの長さは2〜8mm、好まし
くは2〜6mm、さらに好ましくは3〜5mm、最も好
ましくは3〜4mmである。さらに、第3塗布用ブラシ
歯21の基台面14から頂部までの長さは2〜8mm、
好ましくは2〜6mm、さらに好ましくは2〜4mm、
最も好ましくは2〜3mmである。
【0020】各塗布用ブラシ歯19,20,21の基台
面14から頂部までの長さは、2mm未満では毛髪を梳
くことができない。一方、8mmを超えると、各塗布用
ブラシ歯19,20,21を使用して毛髪化粧料を毛髪
に塗布するときに、各塗布用ブラシ歯19,20,21
の基端部のみに毛髪化粧料が付着し、頂部には毛髪化粧
料は付着しない。このため、各塗布用ブラシ歯19,2
0,21の頂部が接触する毛髪の根元に毛髪化粧料を塗
布することができない。
【0021】図1〜図3に示すように、基台面14の両
端部には、毛髪化粧料を基台面14に付着させたとき
に、毛髪化粧料が基台面14から垂れ落ちるのを抑制す
るための規制用ブラシ歯列22が、基台面14の短手方
向に対して平行方向にそれぞれ突設されている。図2に
示すように、各規制用ブラシ歯列22を構成するブラシ
歯15としての規制用ブラシ歯23の基台面14から頂
部までの長さは、各塗布用ブラシ歯19,20,21の
基台面14から頂部までの長さと同じ又はそれよりも長
くなるようにそれぞれ設定されている。
【0022】具体的には、規制用ブラシ歯23の基台面
14から頂部までの長さは2〜8mm、好ましくは5〜
8mm、さらに好ましくは5〜7mmである。さらに、
基台面14の先端部に突設された規制用ブラシ歯23の
長さは最も好ましくは6〜7mmである。
【0023】規制用ブラシ歯23の基台面14から頂部
までの長さは、2mm未満では毛髪化粧料が基台面14
から垂れ落ちるのを抑制することができない。一方、8
mmを超えると、毛髪化粧料を毛髪に塗布するときに、
各塗布用ブラシ歯19,20,21の頂部を頭皮に当接
させることができない。このため、各塗布用ブラシ歯1
9,20,21を使用して毛髪化粧料を毛髪に塗布する
ときに、各塗布用ブラシ歯19,20,21の頂部が接
触する毛髪の根元に毛髪化粧料を塗布することができな
い。
【0024】基台面14の中央部には、毛髪化粧料を基
台面14に付着させたときに、毛髪化粧料を基台面14
上に保持するためのブラシ歯15としての保持用ブラシ
歯24が突設されている。この保持用ブラシ歯24の基
台面14から頂部までの長さは2〜6mm、好ましくは
2〜4mm、さらに好ましくは2〜3mmである。そし
て、保持用ブラシ歯24の基台面14から頂部までの長
さは、第1塗布用ブラシ歯19の基台面14から頂部ま
での長さよりも短くなるように設定されている。
【0025】保持用ブラシ歯24の基台面14から頂部
までの長さは、2mm未満では毛髪化粧料を保持するこ
とができない。一方、6mmを超えると、保持用ブラシ
歯24の基台面14から頂部までの長さと第1塗布用ブ
ラシ歯19の基台面14から頂部までの長さとの差から
生じる毛髪化粧料を保持する空間部が少なくなり、毛髪
化粧料が垂れ落ちやすくなる。
【0026】さて、この毛髪化粧料用ブラシ12を使用
して、増粘剤を含有し、使用時に泡状をなす毛髪化粧料
を毛髪に塗布する場合には、まず基台面14の中央部に
毛髪化粧料を付着させる。このとき、基台面14に突設
された保持用ブラシ歯24によって、毛髪化粧料は基台
面14上に保持される。
【0027】次に、図4に示すように、毛髪化粧料25
がブラシ体11の基台面14上に保持された状態(図4
の二点鎖線)で、ブラシ体11の前面を頭皮26に押し
当てる。このとき、各第1塗布用ブラシ歯19の頂部は
頭皮26にそれぞれ当接する。また、毛髪化粧料25
は、毛髪27に接触することにより消泡が発生して形態
が泡状から液状に変わるとともに、一部が毛髪27に塗
布される。続いて、ブラシ体11をブラシ体11の短手
方向に移動させるとともに、基台面14の一側部が頭皮
26から離間するようにブラシ体11を若干回転させ
る。
【0028】このとき、基台面14の他側部に突設され
た各塗布用ブラシ歯19,20,21の頂部が頭皮26
にそれぞれ当接する。また、毛髪化粧料25の残部は、
ブラシ体11の回転に伴って基台面14の他側部に移動
し、各塗布用ブラシ歯19,20,21によって、毛髪
27の根元から先端までの毛髪27全体に塗布される。
【0029】以上詳述した本実施形態によれば、次のよ
うな効果が発揮される。 ・ 本実施形態の毛髪化粧料用ブラシ12においては、
各塗布用ブラシ歯19,20,21の基台面14から頂
部までの長さは2〜8mmの範囲に設定されている。こ
のため、各塗布用ブラシ歯19,20,21を使用して
毛髪化粧料25を毛髪27に塗布するときに、毛髪化粧
料25を各塗布用ブラシ歯19,20,21の頂部にも
付着させることができる。よって、毛髪27の根元に毛
髪化粧料25を確実に塗布することができる。特に、毛
髪化粧料25がブラシ歯15の基端部に溜まりやすい泡
状をなす毛髪化粧料25においても、毛髪27の根元に
毛髪化粧料25をしっかりと塗布することができる。し
かも、毛髪化粧料用ブラシ12を使用して毛髪化粧料2
5を毛髪27の根元に塗布する操作を繰り返す必要がな
いために、毛髪27の根元に毛髪化粧料25を容易に塗
布することができる。
【0030】・ 本実施形態の毛髪化粧料用ブラシ12
においては、基台面14の両側部には、各塗布用ブラシ
歯列16,17,18がそれぞれ突設されている。そし
て、第2塗布用ブラシ歯20の基台面14から頂部まで
の長さは、第1塗布用ブラシ歯19の基台面14から頂
部までの長さと同じ又はそれよりも短くなるように設定
されている。さらに、第3塗布用ブラシ歯21の基台面
14から頂部までの長さは、第2塗布用ブラシ歯20の
基台面14から頂部までの長さと同じ又はそれよりも短
くなるように設定されている。
【0031】このため、毛髪化粧料25を毛髪27に塗
布するときには、毛髪化粧料用ブラシ12を容易に回転
させることができる。よって、毛髪化粧料25を毛髪2
7に容易に塗布することができる。
【0032】・ 本実施形態の毛髪化粧料用ブラシ12
においては、基台面14の両端部に規制用ブラシ歯列2
2がそれぞれ突設されるとともに、左右両側部に各塗布
用ブラシ歯列16,17,18がそれぞれ突設されてい
る。このため、毛髪化粧料25を基台面14に付着させ
るときに、毛髪化粧料25が基台面14から垂れ落ちる
のを抑制することができる。
【0033】・ 本実施形態の毛髪化粧料用ブラシ12
においては、基台面14の先端部に突設された規制用ブ
ラシ歯23の長さを5〜8mmの範囲に設定することに
より、この規制用ブラシ歯23をスライス用のブラシ歯
として使用して、毛髪27をかき分けることができる。
このため、スライス用のブラシ歯により毛髪27をかき
分けた後に、毛髪化粧料25を塗布する場合には、毛髪
27の根元や内側への毛髪化粧料25の塗布が容易にな
るとともに、スライス用のブラシが不要となり、毛髪2
7のかき分け操作から毛髪化粧料25の塗布操作への移
行を容易に行うことができる。
【0034】・ 本実施形態の毛髪化粧料用ブラシ12
においては、ブラシ体11は、断面略円弧状に形成され
ている。このため、毛髪化粧料25を毛髪27に塗布す
るときに、ブラシ体11の回転に伴って、毛髪化粧料2
5をブラシ体11の側部に容易に移動させることができ
る。
【0035】・ 本実施形態の毛髪化粧料用ブラシ12
においては、基台面14の中央に保持用ブラシ歯24が
突設されている。このため、ブラシ体11の基台面14
に毛髪化粧料25を付着させるときに、毛髪化粧料25
を基台面14上の中央部分に保持することができる。
【0036】・ 本実施形態の毛髪化粧料用ブラシ12
においては、毛髪化粧料25には増粘剤が含有されてい
る。このため、毛髪化粧料25をブラシ体11の基台面
14に付着させるときに、毛髪化粧料25が基台面14
から垂れ落ちるのを抑制することができる。
【0037】なお、前記実施形態を次のように変更して
構成することもできる。 ・ 前記実施形態の毛髪化粧料用ブラシ12において、
図5に示すように、ブラシ体11を、略細長板状をなす
とともに、両側部は、側縁に向かうに従い背面方向に延
びるように傾斜状に設けられている形状に変えてもよ
い。このとき、各塗布用ブラシ歯列16、17,18
は、傾斜状をなす両側部にそれぞれ突設されている。
【0038】・ 前記実施形態の毛髪化粧料用ブラシ1
2において、図6に示すように、保持用ブラシ歯24を
省略し、基台面14に各塗布用ブラシ歯19,20,2
1と規制用ブラシ歯23のみを突設してもよい。
【0039】・ 図7に示すように、基台面14の先端
部に突設された規制用ブラシ歯列22を構成する各規制
用ブラシ歯23を、頂部に向かうに従い基端から先端方
向へ傾斜する傾斜状に突設してもよい。また、規制用ブ
ラシ歯列22は1列でも複数列でもよい。
【0040】・ 図8に示すように、各塗布用ブラシ歯
19,20,21及び保持用ブラシ歯24を基台面14
に対して直交方向に延びるようにそれぞれ突設する。さ
らに、規制用ブラシ歯23を、基台面14の中央部では
基台面14に対して直交方向に延びるとともに、その両
側部では、中央部に突設された規制用ブラシ歯23に対
して平行方向に延びるように突設してもよい。
【0041】・ 前記実施形態の毛髪化粧料用ブラシ1
2において、前記塗布用ブラシ歯列を、基台面14の両
側部にそれぞれ4列以上突設してもよい。また、それぞ
れ2列突設してもよい。
【0042】・ 前記実施形態の毛髪化粧料用ブラシ1
2において、前記毛髪化粧料25を、クリーム状、ゲル
状及びペースト状等の形態に変更してもよい。また、増
粘剤を省略してもよい。
【0043】次に、前記実施形態から把握できる技術的
思想について以下に記載する。 (1)前記塗布用ブラシ歯列は、基台面の両側部にそれ
ぞれ3列設けられている請求項2又は請求項3に記載の
毛髪化粧料用ブラシ。この構成によれば、毛髪化粧料を
毛髪に容易に塗布することができるとともに、毛髪化粧
料用ブラシの製作が容易である。
【0044】(2)前記ブラシ体の両側部は、側縁に向
かうに従いブラシ歯の延びる方向と反対方向に曲がるよ
うに湾曲して形成されている請求項1から請求項4及び
上記(1)のいずれか一項に記載の毛髪化粧料用ブラ
シ。この構成によれば、毛髪化粧料を毛髪に塗布すると
きに、ブラシ体の回転に伴って、毛髪化粧料がブラシ体
の側部に容易に移動することができる。よって、毛髪の
根元に毛髪化粧料をより容易かつ確実に塗布することが
できる。
【0045】(3)前記毛髪化粧料は、使用するときに
は、泡状をなして毛髪に塗布されるように構成されてい
る請求項1から請求項3並びに上記(1)及び上記
(2)のいずれか一項に記載の毛髪化粧料用ブラシ。こ
の構成によれば、毛髪化粧料が基台面から垂れ落ちるの
をより抑制することができる。
【0046】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ため、次のような効果を奏する。請求項1に記載の発明
の毛髪化粧料用ブラシによれば、毛髪の根元に毛髪化粧
料を容易かつ確実に塗布することができる。
【0047】請求項2に記載の発明の毛髪化粧料用ブラ
シによれば、請求項1に記載の発明の効果に加え、毛髪
化粧料用ブラシを容易に回転させることができるため
に、毛髪化粧料を毛髪に容易に塗布することができる。
【0048】請求項3に記載の発明の毛髪化粧料用ブラ
シによれば、請求項2に記載の発明の効果に加え、毛髪
化粧料が基台面から垂れ落ちるのを抑制することができ
る。請求項4に記載の発明の毛髪化粧料用ブラシによれ
ば、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の発明
の効果に加え、毛髪化粧料が基台面から垂れ落ちるのを
より抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態の毛髪化粧料用ブラシを示す斜視
図。
【図2】 塗布用ブラシ歯列を示す要部拡大側面図(図
1のA矢視図)。
【図3】 図1の3−3線における断面図。
【図4】 ブラシ体を頭皮に押し付けた状態を示す要部
断面図。
【図5】 ブラシ体の別例を示す断面図。
【図6】 ブラシ体の別例を示す断面図。
【図7】 ブラシ体の別例を示す要部拡大側面図。
【図8】 ブラシ体の別例を示す断面図。
【符号の説明】
11…ブラシ体、12…毛髪化粧料用ブラシ、13…柄
体、14…基台面、15…ブラシ歯、16…塗布用ブラ
シ歯列としての第1塗布用ブラシ歯列、17…塗布用ブ
ラシ歯列としての第2塗布用ブラシ歯列、18…塗布用
ブラシ歯列としての第3塗布用ブラシ歯列、19…塗布
用ブラシ歯列を構成するブラシ歯としての第1塗布用ブ
ラシ歯、20…塗布用ブラシ歯列を構成するブラシ歯と
しての第2塗布用ブラシ歯、21…塗布用ブラシ歯列を
構成するブラシ歯としての第3塗布用ブラシ歯、22…
規制用ブラシ歯列、23…規制用ブラシ歯列を構成する
ブラシ歯としての規制用ブラシ歯、25…毛髪化粧料。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松浦 永浩 愛知県愛知郡長久手町大字長湫字櫨木1番 地の12 ホーユー 株式会社総合研究所内 (72)発明者 河合 祐岳 愛知県愛知郡長久手町大字長湫字櫨木1番 地の12 ホーユー 株式会社総合研究所内 (72)発明者 松林 通 愛知県愛知郡長久手町大字長湫字櫨木1番 地の12 ホーユー 株式会社総合研究所内 Fターム(参考) 3B040 AE09 3B202 AA11 AA12 AB12 DB01 EA01 EB17 EG01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 柄体と、その柄体から延出され、毛髪化
    粧料が付着される基台面を有するブラシ体とを有し、基
    台面にはブラシ歯が突設され、ブラシ歯の基台面から頂
    部までの長さが2〜8mmの範囲に設定されていること
    を特徴とする毛髪化粧料用ブラシ。
  2. 【請求項2】 前記基台面の両側部には、塗布用ブラシ
    歯列が基台面の長手方向に対して平行方向にそれぞれ複
    数列設けられ、各塗布用ブラシ歯列を構成するブラシ歯
    の基台面から頂部までの長さは、塗布用ブラシ歯列が基
    台面の側縁に向かうに従い短くなるように設定されてい
    る請求項1に記載の毛髪化粧料用ブラシ。
  3. 【請求項3】 前記基台面の両端部には、毛髪化粧料が
    垂れ落ちるのを規制する規制用ブラシ歯列が基台面の短
    手方向に対して平行方向にそれぞれ設けられ、規制用ブ
    ラシ歯列を構成するブラシ歯の基台面から頂部までの長
    さは、前記塗布用ブラシ歯列を構成するブラシ歯の基台
    面から頂部までの長さよりも長くなるようにそれぞれ設
    定されている請求項2に記載の毛髪化粧料用ブラシ。
  4. 【請求項4】 前記毛髪化粧料は、少なくとも増粘剤を
    含有し、使用するときには、泡状をなして毛髪に塗布さ
    れるように構成されている請求項1から請求項3のいず
    れか一項に記載の毛髪化粧料用ブラシ。
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