JP2001119824A - 接続クランプ装置 - Google Patents
接続クランプ装置Info
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Abstract
る上に、素線を傷つけるおそれがなく、安定した通電容
量を確保すること。 【解決手段】 クランプ本体10と、該クランプ本体1
0の下部にクランプ本体10に沿って上下方向に移動可
能に配置された可動接触ユニット20とを具備する。可
動接触ユニット20には、上端に切刃部27を形成した
一対の接触クランプ片23を、互いに接近したり、離れ
たりすることができるように揺動可能に装備する。この
接触クランプ片23の両側面には、引き離し手段として
の内側傾斜面31と維持手段としての外側傾斜面32を
有する板片30を取り付ける。
Description
架空配電線路等からバイパス線、接地線を引き出すとき
に使用される、絶縁被覆をまくり上げる機能を備えた接
続クランプ装置に関する。
イパス線、接地線を引き出す場合、従来より、電線の絶
縁被覆を所要長さ剥ぎ取り、露出した導体を直接接続ク
ランプで挟着する方法がとられている。
覆を剥ぎ取る作業と、絶縁被覆が剥ぎ取られて露呈した
素線をクランプする作業の2つの作業を必要とし、手間
がかかる問題があり、このため、近年、絶縁被覆を剥ぎ
取らずに、絶縁被覆を貫通して素線に接触させる、接触
刃を具備した接続クランプ装置を使用する方法がとらて
いる。
触刃と素線との接触部分において接触抵抗が大きくなる
と、大きなジュール熱が発生し、これによって配電線を
溶断したり、接続クランプが破損したりする等の問題が
生じるおそれがあり、これを回避するために接触部分で
の接触抵抗を可及的に小さくするための種々の工夫がな
されている。
ら形成する一方、接触刃と素線との接触面積を大きくし
たり、接触圧力を大きくしたり等している。ところで、
接触刃は、絶縁被覆を貫通するために、先端が鋭利に形
成されており、接触刃と素線との接触面積を充分に確保
することには限界がある。これは、絶縁被覆への貫通を
容易にすることと、素線との接触面積を大きくとること
は、相反する要求であり、いずれか一方を犠牲にしなけ
ればならず、両者の要求を同時に満足させることが出来
ないためである。
を傷つけない範囲内で接触刃と素線との接触圧力を大き
くとるようにしてはいるが、これにより接触抵抗を可及
的に小さくすることは難しく、結局、ある程度の接触圧
力を確保するには、素線を傷つけてしまうおそれがあ
る。
点から特に素線を傷つけないことが要請されている。本
発明は、絶縁被覆を剥ぎ取る手間を無くすことができる
上に、素線を傷つけるおそれがなく、安定した通電容量
を確保することが可能な接続クランプ装置を提供するこ
を目的とする。
明は、被覆電線の絶縁被覆に切り口を形成する切り口形
成手段と、前記絶縁被覆の切り口から、絶縁被覆と該絶
縁被覆によって被覆された素線との間に侵入して、該素
線と電気的に接触する一対の接触クランプ片とを具備し
てなることを特徴としている。
りに絶縁被覆に接触クランプ片を侵入させる切り口を形
成するだけであり、絶縁被覆を剥ぎ取るような場合に比
して手間がかからない。また、切り口から絶縁被覆と素
線との間に接触クランプ片を侵入させて、接触クランプ
片を素線に接触させる構成で、鋭利な接触刃を素線に接
触させる場合に比して、接触クランプ片と素線との接触
面積を確保するのが容易である上に、素線を傷つけるお
それがない。
覆内に食い込んで素線に接触する前に、該切り口形成手
段を該素線から引き離すための、引き離し手段を装備す
ることが好ましい。これにより、切刃で素線を傷つける
おそれは殆どなくなる。
が絶縁被覆内に食い込んだときに、該絶縁被覆の外周面
に接触する傾斜面を有し、該傾斜面において切り口形成
手段を前記素線から引き離す方向に付勢する分力を生じ
させるようにすれば、装置の構造が複雑になるおそれは
ない。
先端に形成するようにしてもよい。このようにすれば、
切り口形成手段により絶縁被覆に切り口を形成するのに
引き続いて接触クランプ片を絶縁被覆と素線との間に侵
入させることができる。
の軸線方向と平行な方向に延びる切り口を形成するため
の主切刃部と、絶縁被覆をその周方向に沿って切り込む
ための副切刃部とから構成される。これにより、主切刃
部が絶縁被覆に食い込むのにしたがって副切刃部が絶縁
被覆を周方向に沿って切り込むようになり、接触クラン
プ片の侵入に伴って絶縁被覆をまくり上げることがで
き、接触クランプ片の侵入が容易となる。
近したり、離れたりするように揺動可能に構成すること
ができる。これにより素線のクランプ操作が容易とな
る。
施例を示す側面図、図2は同正面図、図3は可動接触ユ
ニット部分の拡大側面図、図4は同拡大正面図、図5は
図1に示す接続クランプ装置から可動接触ユニットを外
した状態を示す側面図、図6は被覆電線の素線をクラン
プする過程を説明する説明側面図であって、切刃部が絶
縁被覆に食い込む直前の状態を示す図、図7は同説明正
面図、図8は切刃部が絶縁被覆に食い込む直前の状態を
拡大して示した拡大説明図、図9は切刃部が図8に示す
状態から更に進行して絶縁被覆内に食い込んだ状態を示
す拡大説明図、図10は図9に示す状態から更に進行し
て切刃部が絶縁被覆をまくり、接触クランプ片が素線を
クランプした状態を示す拡大説明図、図11は主切刃部
と副切刃部を詳細に示すと共に接触クランプ片の内面に
形成した隆起部を詳細に示す、部分説明斜視図ある。
ランプ装置は、略C字状に構成された、接続クランプ装
置本体としてのクランプ本体10と、該クランプ本体1
0の下部にクランプ本体10に沿って上下方向に移動可
能に配置された可動接触ユニット20とを具備して構成
される。
ニット20と対向する、略山形状の電線保持部11が配
置される。この電線保持部11と可動接触ユニット20
との間に被覆電線50がクランプされる(図6参照)。
すように、その下部に支持ネジ軸12が螺合されてい
る。この支持ネジ軸12の下端には連結金具13が取り
付けられ、この連結金具13を介して図示しない絶縁操
作棒の上端が着脱自在にとりつけられる。絶縁操作棒に
よって支持ネジ軸12が回転操作されるようになってい
る。
ット20が着脱可能に取り付けられる。これを詳細に説
明すると、支持ネジ軸12の上端部に回転可能な状態で
設けた取付台14の取付凹部14a内(図5参照)に可
動接触ユニット20の底面に設けた取付凸部21a(図
3、図4参照)を嵌合し、これを取付ネジ15によって
固定することによって、支持ネジ軸12の上端に可動接
触ユニット20が取り付けられる。したがって、可動接
触ユニット20を被覆電線の径に合わせて交換すること
が可能となる。絶縁操作棒により支持ネジ軸12を回転
させると、支持ネジ軸12は回転しつつクランプ本体1
0の上下方向に移動し、これにより可動接触ユニット2
0は同じく上下方向(電線保持部11に接近あるいは離
れる方向)に移動する。
すように、底面に上述した取付凸部21aを設けた取付
台21と、この取付台21の左右端面に固定した左右一
対の側板22,22と、この左右一対の側板22間にお
いて所定の間隔をあけて互いに対向するように配置され
た前後一対の接触クランプ片23,23と、この前後一
対の接触クランプ片23間に配置された左右方向に延び
るストッパ片24(図9参照)とから構成される。
上端から中間高さ位置まで上下方向に延びる溝22aが
それぞれ形成される。この溝22aは、被覆電線50の
外径と略等しく設定され、被覆電線50をガイドする機
能を有する(図8参照)。
2に示すように、それぞれクランプ本体10の外側面に
重なっており(側板22の一側部がクランプ本体10の
外側面を挟み込むように重なっており)、この重なり部
分がクランプ本体10に対する可動接触ユニット20の
上下方向の移動に際しガイドの機能を果たし、また支持
ネジ軸12によって可動接触ユニット20が回転しない
ように回り止めの機能も果たす。
電性が優れ且つ機械的強度を有する銅合金、例えばベリ
リウム銅から形成される。図11に示すように、接触ク
ランプ片23の底部には、ピン25を介して可動接触ユ
ニット20の底部に取り付けられる下部枢着部26が一
体に形成される。接触クランプ片23の上端には、被覆
電線50の絶縁被覆51に切り口52を形成する切り口
形成手段としての切刃部27が一体に形成される。接触
クランプ片23の内面中間高さ位置には、切り口52か
ら絶縁被覆51と該絶縁被覆51によって被覆された素
線53との間に侵入したときに、該素線53に接触する
隆起部28が形成される。
接触クランプ片23の下部左右端位置に形成された一対
の枢着片26aからなる。一方の接触クランプ片23に
設けられる一対の枢着片26a間の間隔は、他方の接触
クランプ片23に設けられる一対の枢着片26aを両側
から挟み込むことが出来るように広く設定される。すな
わち、一方の接触クランプ片23の枢着片26a間に他
方の接触クランプ片23の枢着片26aが入り込むよう
にしてある。これら枢着片26aに形成した孔26bに
ピン25を挿通して、ピン25の軸線方向両端部を側板
22の中央下部に固定することにより、一対の接触クラ
ンプ片23は、左右一対の側板22間において、互いに
接近したり、離れたりするように揺動可能に取り付けら
れる。
(図3、図4参照)が巻き付けられる。このコイルスプ
リング29の一端が一方の接触クランプ片23に設けた
枢着片26a間に係止し、コイルスプリング29の他端
が他方の接触クランプ片23に設けた枢着片26a間に
係止して、一対の接触クランプ片23を互いに接近する
ように付勢する。しかし、ストッパ片24が、一対の接
触クランプ片23の回転、すなわち取付台21に対して
略直角に起立した状態よりも更に互いに接近する方向へ
の回転を抑制するので、一対の接触クランプ片23は、
所定の間隔(素線53の外径よりも僅かに小さい間隔)
をもって取付台21に対して略直角に起立した状態で対
向するように維持される。
刃部27aと副切刃部27bとからなる。主切刃部27
aは、接触クランプ片23の上半分をその上端内面側か
ら下方背面側にかけて斜めに切除して、接触クランプ片
23の上半分背面側を斜面27cとすることによって、
接触クランプ片23の上端縁を鋭利にすることにより形
成される。副切刃部27bは、斜面27cの中央部分を
上端から下方にかけて順次深くなるようにえぐり取るこ
とによって、斜面27cの両側縁を鋭利にすることによ
り形成される。
線方向と平行な方向に延びる切り口52(図11参照)
を形成する。また、副切刃部27bは、絶縁被覆51を
その周方向に沿って切り込んで切り口52を形成する。
プ片23の上端位置では僅かであるが、下方にいくにし
たがって順次高くなるように形成されている。したがっ
て、主切刃部27aにより絶縁被覆51に形成された切
り口52から切刃部27を絶縁被覆51内に食い込ませ
るにしたがって副切刃部27bが絶縁被覆51を順次深
く切り込むことができ、これにより絶縁被覆51をまく
り上げて接触クランプ片23を絶縁被覆51と素線53
との間に侵入させることができるようになる。
刃部27aが絶縁被覆51内に食い込んで素線53に接
触する前に主切刃部27a(接触クランプ片23の上
端)を素線53から引き離す、引き離し手段として、ま
た接触クランプ片23が素線53に接触したときにその
接触状態を維持する、維持手段としての板片30が固定
される。この板片30の上部は略山形状にカットされ、
これにより板片30の上部に内側傾斜面31と外側傾斜
面32とが形成される。
能する部分で、そこから切刃部27の上端部分(接触ク
ランプ片23の上端部分)が絶縁被覆51の肉厚に相当
する高さよりも僅かに低い高さ分だけ突出するように設
定されている(図9参照)。これにより、切刃部27が
絶縁被覆51内に食い込んで素線53に接触する前に絶
縁被覆51の外周面に圧接することになる。また、内側
傾斜面31の傾斜角度は、絶縁被覆51の外周面に圧接
したときに受ける反力のうち、接触クランプ片23をコ
イルスプリング29のバネ力に抗して互いに引き離す方
向に回転させる分力を生じさせるように設定される。こ
れにより、切刃部27が絶縁被覆51内に食い込んで素
線53に接近するようになると、接触クランプ片23は
ピン25を支点として互いに離れる方向(外側方向)に
回転し始める。したがって、主切刃部27aが素線53
を傷つけるおそれは殆どなくなる。この回転の過程で副
切刃部27bが絶縁被覆51をその内側から外側に向け
て切り込むので、接触クランプ片23は、外側方向に容
易に回転する。また接触クランプ片23は、開いた状態
であっても絶縁被覆51と素線53との間に容易に侵入
し、隆起部28が素線53に接触することになる(図1
0参照)。
機能するもので、隆起部28が素線53に接触したとき
に、クランプ本体10の電線保持部11付近に設けた穴
に当接して、接触クランプ片23のそれ以上の外側方向
の回転を抑制して、隆起部28と素線53との接触状態
を接触圧力の大きい状態に維持する(図10参照)。ま
た、板片30の内側面が着雪防止型の被覆電線の径方向
外方に突出した凸条(ヒレ)を押しつぶすことにより同
様に接触圧力の大きい状態に維持することが出来る。維
持手段の他の部分は、外側傾斜面32が接触する、クラ
ンプ本体10の電線保持部11付近に設けた穴の部分で
ある。
定され、該端子取付板40にリード線(図示せず)を接
続することにより、バイパス線や接地線を引き出すこと
ができる。
に被覆電線の素線をクランプする方法について説明す
る。可動接触ユニット20をその下限位置まで移動させ
て、電線保持部11と可動接触ユニット20との間に被
覆電線50を余裕をもって挿入させることができる空間
を確保しておく。次いで、絶縁操作棒の上端に連結金具
13を介して接続クランプ装置を取り付け、絶縁操作棒
により接続クランプ装置を被覆電線50の高さ位置まで
持ち上げ、電線保持部11と可動接触ユニット20との
間の空間に被覆電線50を引っかける。そして、絶縁操
作棒によって支持ネジ軸12を一方向に回転させて可動
接触ユニット20をクランプ本体10に沿って上方に移
動させ、溝22a内に被覆電線50を嵌合させる(図
6、図7、図8参照)。そして、電線保持部11と溝2
2aとで被覆電線50を可動接触ユニット20に対して
位置決めする。
接触ユニット20を更に上方に移動させると、先ず切刃
部27の先端(主切刃部27a)が被覆電線50の絶縁
被覆51に食い込み、絶縁被覆51の周面に切り口52
(図11参照)を形成する。この切り口52から切刃部
27を更に絶縁被覆51内に食い込ませるにしたがって
副切刃部27bが絶縁被覆51をその周方向に沿って順
次深く切り込む。そして、主切刃部27aが素線53付
近に侵入するまで切刃部27が絶縁被覆51内に食い込
むと、内側傾斜面31が絶縁被覆51に圧接する(図9
参照)。このとき、内側傾斜面31の絶縁被覆51との
圧接点には、一対の接触クランプ片23を互いに離れる
方向(外側方向)に回転させる分力が生じ、この分力に
よって一対の接触クランプ片23は外側方向に回転し始
める。この回転の過程で副切刃部27bが絶縁被覆51
をその内側から外側に向けて切り込む一方、接触クラン
プ片23は絶縁被覆51をまくり上げながら上方に移動
し、隆起部28間で素線53を挟み込むようにしてクラ
ンプする(図10参照)。これにより、端子取付部40
に取り付けたリード線(図示せず)に電流が流れ、バイ
パス線、接地線を取ることが出来る。
対の接触クランプ片23が外側に回転すると、外側傾斜
面32がクランプ本体10の電線保持部11付近に設け
た穴に当接し、隆起部28と素線53との接触状態を接
触圧力の大きい状態に維持するので、安定した通電容量
を確保することが可能となる。
によれば、被覆電線50のクランプする箇所の絶縁被覆
51を剥ぎ取る必要は全くなく、クランプする過程で絶
縁被覆51をめくり上げるだけなので、作業性が優れて
いる。
込んで、接触クランプ片23を絶縁被覆51と素線53
との間に導入させる機能を有するだけで、素線53に接
近したときには内側傾斜面31により素線53から離れ
るようにしてあるので、素線53を傷つけるおそれは全
くない。
28間に素線53を挟み込む構成なので、鋭利な接触刃
の先端を素線に押し付ける場合に比して、素線53を傷
つけるおそれがない上に、風等で被覆電線が揺れた場合
であっても安定した状態で通電容量を確保することがで
きる。
装置の第2実施例を示す。なお、図12及び図13中、
図1乃至図11に示す部分と同一構成部分には同一符号
を付してその説明を省略する。
隆起部28と同じ形状の隆起部280の表面に網目状
(あやめ状)の凹凸溝281を設けている。この凹凸溝
281は、一対の接触クランプ片23で素線53をクラ
ンプする際、該素線53の表面の酸化皮膜を擦って除去
する機能を果たし、クランプ後は接触クランプ片23と
素線53との間の接触面積を増やす機能を果たす。
53との電気的な接触をより確実なものとすることが出
来る。なお、凹凸溝281は接触クランプ片23と素線
53との間の接触面積を増やす機能を果たすものであれ
ば、あやめ状のものに限定されない。
す本発明の第2実施例の変形例を示す。この変形例で
は、さらに隆起部280の略中間高さ位置に素線53の
外周形状に合致した、水平方向に延びる(切刃部27a
と平行に延びる)窪み部282を設けている。したがっ
て、素線53をクランプした際、素線53が窪み部28
2内に嵌合して、該素線53を両側から包み込むように
なり、素線53との接触面積を更に増やすことが出来
る。
11を被覆電線径に合わせて交換し得るように構成して
もよい。また、切刃部27、接触クランプ片23は、上
記両実施例に示す形状、構造等に限定されるものではな
い。すなわち、切刃部27は、絶縁被覆51と素線53
との間に接触クランプ片23を導入させるために、絶縁
被覆51に切り口を形成するものであればよく、その形
状等は上記両実施例に限定されるものではない。また、
接触クランプ片23は、絶縁被覆51と素線53との間
に入り込んで、素線53に電気的に接触するものであれ
ば、その形状等は上記両実施例に限定されるものではな
い。
切り口形成手段により被覆電線の絶縁被覆に切り口を形
成し、この切り口から、絶縁被覆と該絶縁被覆によって
被覆された素線との間に一対の接触クランプ片を侵入さ
せて、該素線と電気的に接触するようにしてあるので、
絶縁被覆を剥ぎ取るようにことをしなくても済み、作業
性が優れている上に、刃を所定の圧力で素線に当てなく
ても済み、素線を傷つけるおそれがなく、安定した状態
で通電容量を確保することが可能となる。
側面図である。
ットを外した状態を示す側面図である。
説明側面図であって、切刃が絶縁被覆に食い込む直前の
状態を示す図である。
て示した拡大説明図である。
覆内に食い込んだ状態を示す拡大説明図である。
被覆を捲り、接触クランプ片が素線をクランプした状態
を示す拡大説明図である。
クランプ片の内面に形成した隆起部を詳細に示す、部分
説明斜視図である。
分の拡大側面図である。
す図である。
プ片 27 切刃部 27a 主切刃部 27b 副切刃部 31 内側傾斜面
(引き離し手段) 32 外側傾斜面(維持手段) 50 被覆電線 51 絶縁被覆 52 切り口 53 素線
Claims (8)
- 【請求項1】 被覆電線の絶縁被覆に切り口を形成する
切り口形成手段と、 前記絶縁被覆の切り口から、絶縁被覆と該絶縁被覆によ
って被覆された素線との間に侵入して、該素線と電気的
に接触する一対の接触クランプ片とを具備してなること
を特徴とする接続クランプ装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の接続クランプ装置にし
て、 前記切り口形成手段が前記絶縁被覆内に食い込んで前記
素線に接触する前に、該切り口形成手段を該素線から引
き離すための、引き離し手段を装備してなることを特徴
とする接続クランプ装置。 - 【請求項3】 請求項2に記載の接続クランプ装置にし
て、 前記引き離し手段は、前記切り口形成手段が前記絶縁被
覆内に食い込んだときに、該絶縁被覆の外周面に接触す
る傾斜面を有し、該傾斜面において前記切り口形成手段
を前記素線から引き離す方向に付勢する分力を生じさせ
ることを特徴とする接続クランプ装置。 - 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかの請求項に記
載の接続クランプ装置にして、 前記切り口形成手段は、前記一対の接触クランプ片の先
端にそれぞれ形成されてなることを特徴とする接続クラ
ンプ装置。 - 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれかの請求項に記
載の接続クランプ装置にして、 前記切り口形成手段は、前記絶縁被覆にその軸線方向と
平行な方向に延びる切り口を形成するための主切刃部
と、前記絶縁被覆をその周方向に沿って切り込むための
副切刃部とを備えてなることを特徴とする接続クランプ
装置。 - 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれかの請求項に記
載の接続クランプ装置にして、 前記一対の接触クランプ片は、互いに接近したり、離れ
たりするよう、対向した状態でそれぞれ揺動可能に装備
されることを特徴とする接続クランプ装置。 - 【請求項7】 請求項6に記載の接続クランプ装置にし
て、 前記一対の接触クランプ片の前記素線側の面部には、該
素線に接触する隆起部がそれぞれ形成されてなることを
特徴とする接続クランプ装置。 - 【請求項8】 請求項6又は7に記載の接続クランプ装
置にして、 前記一対の接触クランプ片が前記素線に接触したとき、
該一対の接触クランプ片を移動しないように抑えて該接
触状態を維持する維持手段を装備してなることを特徴と
する接続クランプ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29209799A JP4382213B2 (ja) | 1999-10-14 | 1999-10-14 | 接続クランプ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29209799A JP4382213B2 (ja) | 1999-10-14 | 1999-10-14 | 接続クランプ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2001119824A true JP2001119824A (ja) | 2001-04-27 |
JP4382213B2 JP4382213B2 (ja) | 2009-12-09 |
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ID=17777516
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP29209799A Expired - Fee Related JP4382213B2 (ja) | 1999-10-14 | 1999-10-14 | 接続クランプ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP4382213B2 (ja) |
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