JP2001119345A - Ponシステムにおける冗長方式 - Google Patents

Ponシステムにおける冗長方式

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JP2001119345A
JP2001119345A JP29670099A JP29670099A JP2001119345A JP 2001119345 A JP2001119345 A JP 2001119345A JP 29670099 A JP29670099 A JP 29670099A JP 29670099 A JP29670099 A JP 29670099A JP 2001119345 A JP2001119345 A JP 2001119345A
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standby
optical
unit
memory
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Sunao Hasegawa
直 長谷川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回線収容効率を下げることなく、冗長構成採
用可能なPONシステムにおける冗長方式を提供するこ
と。 【解決手段】 親局装置1の現用系光送信部から送信さ
れる下り信号を現用系光伝送路4、スターカプラ3、光
伝送路71〜7n経由で子局装置21〜2nの光受信部
で受信すると、初期加入時に決められた遅延時間後上り
信号処理部の制御により、光送信部から光伝送路71〜
71n、スターカプラ3、現用系光伝送路4経由で親局
1内の現用系光受信部で受信され、その受信データを現
用系メモリに記憶し、かつ、光伝送路71〜71n、ス
ターカプラ3、予備系光伝送路5経由で親局装置1内の
予備系光受信部で受信し、その受信データを予備系メモ
リに記憶し、現用系メモリと予備系メモリのデータを同
一タイミングで比較部で比較し、比較結果を監視制御部
で監視する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、PON(Pas
sive Optical Network)システム
において、親局装置の光送信部と光受信部とからスター
カプラまでの冗長構成をとり、0系受信データと1系受
信データを比較することにより予備系受信部と、現用系
光伝送路と、予備系光伝送路との状態監視を常時行いな
がら、回線収容効率を低下させることなく、冗長構成を
とることを可能とするPONシステムにおける冗長方式
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、PONシステムの信頼性を確保す
るために二重化構造による冗長方式が採られている。こ
のPONシステムは、一般的には、一つの親局装置に現
用系光送信部と現用系光受信部を設けるとともに、予備
系光送信部と予備系光受信部とを設け、現用系光送信部
から下り信号を現用系光伝送路とスターカプラおよび光
伝送路とを通して、複数の子局装置に送信する。
【0003】各子局装置には、下り信号受信用の光受信
部と、上り信号送信用の光送信部とが設けられており、
光受信部が親局装置から送信された下り信号を受信する
と、下り信号処理部により下り信号の信号処理を行い、
次いで上り信号処理部により上り信号の信号処理を行っ
て、光送信部から上り信号が光伝送路、スターカプラ、
現用系光伝送を通して、親局装置内の現用系光受信部で
受信されるとともに、この上り信号は同時に、光伝送
路、スターカプラ、予備系光受信部に受信されるように
している。このように、この現用系光送信部と現用系光
受信と、予備系光送信部と予備系光受信部とにより、ス
ターカプラ間での冗長構成を採って、親局装置と複数の
子局装置との間で、スターカプラにより相互に接続され
て、親局装置と子局装置との間でどの子局装置とも親局
装置間で通信が可能なようにしている。
【0004】しかしながら、従来のPONシステムで
は、パッシブダブルスター構成のネットワークでは、冗
長構成を採った場合に、予備系が正常に動作している
か、否かを監視することができないか、あるいは、予備
系の監視を行うための監視用スロットを設けることも提
案されている。しかし、この監視用スロットを設ける場
合には、監視用スロットを設けたために、伝送路の回線
収容効率が低下するという課題がる。
【0005】また、特開昭63−149943号公報に
は、データ処理を実行する処理部と通信回線に対応して
回線を接続制御する運用系回線対応部と監視系回線対応
部とを備えた通信制御装置において、監視モード時に
は、運用系回線対応部の送信信号は監視系回線対応部に
折り返され、比較手段により運用系回線対応部の送信信
号と、監視系回線対応部の受信信号と比較され、回線か
らの受信号は運用系と監視系の両方に入力され、比較手
段により両方の受信信号を比較し、その比較の結果を判
断手段により一致していると正常であり、不一致の場合
には異常であると判断することが開示されている。しか
し、この場合に、両受信信号の伝送経路の距離が異なっ
ている場合などにより、両受信信号の受信されるタイミ
ングが異なる場合と、比較手段による正確な比較ができ
ず、その結果、判断手段による判断も正確なものとはな
らないおそれがある。
【0006】これに対して、特開平05−94325号
公報には、現用系と予備系とを備えた二つのCPUの両
方から二つの記憶手段が書き込みを受けるとともに、制
御されたデータをこの二つの記憶手段から比較手段に送
出し、比較手段において二つの記憶手段から送出される
データとタイミング信号とを入力して、データの比較を
行い、比較の結果不一致の場合には、二つのCPUに知
らせることが開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の公報は、いずれも上記のような監視用スロットを設け
る場合において、伝送路の回線収容効率が低下するとい
う課題を解決するには至っていない。
【0008】この発明は、上記従来の課題を解決するた
めになされたもので、予備系光受信部および親局措置か
らスターカプラまでの光伝送路の状態監視を常時行いな
がら、回線収容効率を下げることなく、冗長構成を採る
ことができるPONシステムにおける冗長方式を提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明のPONシステムにおける冗長方式は、現
用系光送信部と現用系光受信部とからスターカプラまで
の現用系光伝送路と予備系光送信部と予備系光受信部と
から上記スターカプラまでの予備系光伝送路に冗長構成
をとり、上記現用系光受信部で受信された信号を現用系
メモリで記憶するとともに、上記予備系光受信部で受信
された信号を予備系メモリで記憶し、かつ上記現用系メ
モリと上記予備系メモリの記憶内容を比較および監視し
て上記現用系メモリと上記予備系メモリの記憶内容の一
致時に上記予備系光受信部と上記スターカプラまでの上
記現用系光伝送路と上記予備系光伝送路が正常であると
判断する親局装置と、上記スターカプラおよび上記現用
系光伝送路と上記予備系光伝送路を通して上記親局装置
に接続され、上記親局装置からの下り信号を受信し、か
つ上記親局装置へ上り信号を送信する複数の子局装置と
を備えることを特徴とする。
【0010】そのため、現用系光送信部から子局装置へ
の下り信号が現用系光送信部から現用系光伝送路、スタ
ーカプラ、光伝送路経由で複数の子局装置の光受信部に
入力され、子局装置から親局装置への上り信号は子局装
置の光送信部から光伝送路、スターカプラ、現用系光伝
送路を経由して、親局装置内の現用系光受信部に入力さ
れるとともに、この上り信号は光伝送路、スターカプ
ラ、予備系光伝送路を経由して、親局装置内の予備系光
受信部に入力される。現用系光受信部に入力された上り
信号は現用系メモリに記憶され、予備系光受信部に入力
された上り信号は予備系メモリに記憶される。現用系メ
モリに記憶された上り信号と予備系メモリに記憶された
上り信号は比較部で比較し、その比較の結果から親局装
置で一致の有無を判断し、一致の場合には、予備系光受
信部と親局装置からスターカプラまでの現用系光伝送と
予備系光伝送路が正常であることが判明するようにした
ので、予備系光受信部および親局措置からスターカプラ
までの光伝送路の状態監視を常時行いながら、回線収容
効率を下げることなく、冗長構成を採ることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、この発明によるPONシス
テムにおける冗長方式の実施の形態について図面に基づ
き説明する。図1はこの発明によるPONシステムにお
ける冗長方式の第1実施の形態の基本構成を示すブロッ
ク図である。まず、この図1によりこの第1実施の形態
の基本構成から説明する。図1に示すように、1台の親
局装置1とn台の子局装置21から子局装置2nがスタ
ーカプラ3を介して一心双方向のパッシブダブルスター
の構成となっている。
【0012】以下の説明では、説明の都合上、0系を現
用系とし、1系を予備系としてPONシステムが運用さ
れているものとして説明を進めることにするが、これと
は逆に、0系を予備系とし、1系を現用系としても良
い。親局装置1とスターカプラ3との間には、現用系光
伝送路4(0系光伝送路)と予備系光伝送路5(1系光
伝送路)が接続されている。スターカプラ5とn個の子
局装置21〜2nとの間には、n本の光伝送路71〜7
nが接続されている。
【0013】上記親局装置1の内部構成は、図2におい
てブロック図で示されている。この図2において、親局
装置1は現用系光伝送路4へ下り信号としての光信号を
送信する現用系光送信部である0系光送信部101と、
現用系光伝送路4から上り信号として光信号を受信する
現用系光受信部である0系光受信部102の2系統有し
ている。同様にして、予備系光送信部である1系光送信
部111が下り信号である光信号を予備系光伝送路5に
送信するようになっている。この予備系光伝送路5から
上り信号を受信する予備系光受信部としての1系光受信
部112が設けられている。
【0014】この第1実施の形態では、さらに、親局装
置1に0系光受信部102で受信された光信号のデータ
(上り信号)を書き込む現用系メモリである0系メモリ
部105と、1系光受信部112で受信された上り信号
を記憶する予備系メモリである1系メモリ106が設け
られている。0系メモリ部105に記憶された上り信号
の受信データは、比較部107に出力するようにしてい
る。同様に、1系メモリ106に記憶された上り信号の
受信データも比較部107に出力するようになってい
る。
【0015】比較部107は、0系メモリ105に記憶
された0系光受信部102の受信データと、1系メモリ
106に記憶された1系光受信部112で受信された上
り信号の受信データとを比較して、その比較結果を監視
制御部108に出力するようにしている。監視制御部1
08は、比較部107の比較結果を監視し、この比較結
果から、予備系光受信部、すなわち1系光受信部112
と、親局装置1からスターカプラ3までの現用系光伝送
路4と、予備系光伝送路5の正常、あるいは異常の判断
を行うようにしている。
【0016】さらに、親局装置1には、0系下り信号処
理部103が設けられており、この0系下り信号処理部
103は0系光送信部101から下り信号を送信する信
号を予備系から現用系への切替制御などのような送信制
御を行うもので、この送信制御にしたがって0系光送信
部101が下り信号を送信するようになっている。同様
にして、1系下り信号処理部113が1系光送信部11
1から下り信号を送信する信号を現用系から予備系への
切替制御などのような送信制御を行うようにしている。
【0017】受信系にも、0系上り信号処理部104が
0系光受信部102の出力側に設けられている。この0
系上り信号処理部104は、0系上り信号処理部104
で受信された上り信号の復調などの所定の信号処理を行
う。同様に、1系光受信部112の出力側にも、1系上
り信号処理部114が設けられており、この1系上り信
号処理部114は1系光受信部112で受信された上り
信号の復調などの所定の信号処理を行うようになってい
る。このように、親局装置1は、現用系光伝送路4、予
備系光伝送路5へ光信号を送信する0系光送信部10
1,1系光送信部111と、現用系光伝送路4、予備系
光伝送路5からの光信号を受信する0系光受信部10
2,1系光受信部112の2系統を有し、冗長構成を採
っている。
【0018】次に、複数個の子局装置21〜2nの内部
構成について説明する。これらの子局装置21〜2n
は、同一内部構成をしているから、子局装置2nを代表
してその内部構成について説明する。図3はこの子局装
置2nの内部構成を示すブロック図である。この図3に
示すように、現用系光伝送路4(または予備系光伝送路
5)、スターカプラ3、光伝送路7nを通して送信され
てきた下り信号は、光受信部202で受信されるように
なっている。光受信部202で受信された下り信号は下
り信号の処理を行う下り信号処理部204に入力される
ようになっている。また、光伝送路7n、現用系光伝送
路4(または予備系光伝送路5)を通して親局装置1に
上り信号を送信する光送信部201が設けられている。
この光送信部201から上り信号を送信する際に、光伝
送路7nにおいて、下り信号との衝突を回避するため
に、上り信号の送信タイミングを上り信号処理部203
で制御するようになっている。
【0019】次に、以上のように構成されたこの発明に
よる第1実施の形態の動作について説明する。まず、親
局装置1では0系下り信号処理部103による送信制御
にしたがい、0系光送信部101より下り信号の光信号
を現用系光伝送路4へ送信する。この下り信号の光信号
は、現用光伝送路4、スターカプラ3、光伝送路71〜
7nを通して子局装置21〜2nに送信される。
【0020】子局装置21〜2nにおいて、説明を簡略
にするために、子局装置2nを代表してその動作を説明
すると、0系光送信部101より送信された下り信号の
光信号は光伝送路7nを通して光受信部202に入力さ
れる。光受信部202に入力された下り信号は、上り信
号処理部203の制御により初期加入時に決められた遅
延時間後に親局装置1へ光送信部201から上り信号を
送信する。この上り信号は、光伝送路7n、スターカプ
ラ3、現用系光伝送路4、予備系光伝送路5を通して親
局装置1に送信される。
【0021】親局装置1では、現用系光伝送路4を通し
て送信されてきたこの上り信号を0系光受信部102に
より受信するとともに、予備系光伝送路5を通して送信
されてきた上り信号は1系光受信部112により受信す
る。0系光受信部102で受信された上り信号のデータ
は0系メモリ105に格納される。同様に、1系光受信
部112により受信された上り信号のデータは1系メモ
リ106に格納される。
【0022】この0系メモリ105に格納された上り信
号のデータと1系メモリ106に格納された上り信号の
データはそれぞれ比較部107で比較される。この受信
データを比較部107で比較し、その比較結果を監視制
御部108に出力する。監視制御部108は、この比較
結果から両方の上り信号のデータの一致の有無を判断す
るが、この上り信号の受信データは0系、1系で全く同
一のものであるため、両上り信号のデータが一致してい
ると監視制御部108で判断すると、予備系の光受信
部、すなわち1系光受信部111と、親局装置1とスタ
ーカプラ3までの現用系光伝送路4、予備系光伝走路5
が正常であることが判明することになる。
【0023】ここで、現用系光伝送路4と予備系光伝送
路5の光伝送路距離が異なっている場合のタイミング図
を図4に示す。まず、図4(a)に示すように、親局装
置1の現用系から下り信号を送信すると伝送路遅延時間
後に、図4(b)に示すように、子局装置2nの光受信
部202で下り信号を受信する。子局装置2nは下り信
号受信後、図4(d)に示すように、上り信号処理部2
03により初期加入時に決められた遅延時間後に親局装
置1へ上り信号を送信する。この上り信号は、光伝送路
7n、スターカプラ4、予備系光伝送路5を通して図4
(c)に示すように、親局装置の1系光受信部112で
受信される。
【0024】この上り信号は0系、1系で光伝送路距離
が異なることから伝送路遅延時間が異なり、親局装置1
における受信タイミングも異なってくる。そのため、0
系、1系で受信したデータをそのまま比較することはで
きない。そこで、0系メモリ部105および1系メモリ
部106が設けられており、0系光受信部102より受
信した上り信号を0系メモリ部105に記憶するととも
に、1系光受信部112より受信した上り信号を1系メ
モリ部106に書き込む。
【0025】比較部107では、0系メモリ部105に
記憶されたデータと、1系メモリ部106に記憶された
データを現用系、予備系の両系同じタイミングで読み出
し、両系データの比較を行う。この比較結果を監視制御
部108で監視し、一致していれば1系光受信部112
および、親局装置1からスターカプラ3までの現用系光
伝送路4、予備系光伝送5が正常であることがわかる。
【0026】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、親局
装置における現用系光受信部、予備系光受信部からスタ
ーカプラまでの冗長構成を採り、親局装置に現用系、予
備系の受信データを現用系メモリ、予備系メモリにそれ
ぞれ書き込み、現用系メモリ、予備系メモリにそれぞれ
書き込みまれたデータを比較部で比較し、その比較の結
果から正常か、否かの判断を行うようにしたので、予備
系光受信部、親局装置からスターカプラまでの現用系光
伝送路と、予備系光伝送路が正常動作をしているか、否
かを常時監視を行いながら、回線収容効率を下げること
なく、冗長構成を採ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるPONシステムにおける冗長方
式の第1実施の形態の基本的構成を示すブロック図であ
る。
【図2】図1に示すPONシステムにおける冗長方の親
局装置の内部の詳細な構成を示すブロック図である。
【図3】図1に示すPONシステムにおける冗長方の子
局装置の内部構成を示すブロック図である。
【図4】この発明によるPONシステムにおける冗長方
式の第1実施の形態の動作を説明するためのタイミング
図である。
【符号の説明】
1……親局装置、21〜2n……子局装置、3……スタ
ーカプラ、4……現用系光伝送路、5……予備系光伝送
路、71〜7n……光伝送路、101……0系光送信
部、102……0系光受信部、103……0系下り信号
処理部、104……0系上り信号処理部、105……0
系メモリ、106……1系メモリ、107……比較部、
108……監視制御部、111……1系光送信部、11
2……1系光受信部、113……1系下り信号処理部、
114……1系上り信号処理部、201……光送信部、
202……光受信部、203……上り信号処理部、20
4……下り信号処理部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K002 AA05 DA03 DA12 DA42 EA05 EA33 FA01 5K014 AA01 CA04 CA05 CA06 DA06 5K021 BB01 CC13 DD02 DD05 EE01 FF01 GG03 5K030 GA03 JL03 KA02 LA19 MD02 5K033 AA01 DA15 DB12 DB20 DB22

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現用系光送信部と現用系光受信部とから
    スターカプラまでの現用系光伝送路と予備系光送信部と
    予備系光受信部とから上記スターカプラまでの予備系光
    伝送路に冗長構成をとり、上記現用系光受信部で受信さ
    れた信号を現用系メモリで記憶するとともに、上記予備
    系光受信部で受信された信号を予備系メモリで記憶し、
    かつ上記現用系メモリと上記予備系メモリの記憶内容を
    比較および監視して上記現用系メモリと上記予備系メモ
    リの記憶内容の一致時に上記予備系光受信部と上記スタ
    ーカプラまでの上記現用系光伝送路と上記予備系光伝送
    路が正常であると判断する親局装置と、 上記スターカプラおよび上記現用系光伝送路と上記予備
    系光伝送路を通して上記親局装置に接続され、上記親局
    装置からの下り信号を受信し、かつ上記親局装置へ上り
    信号を送信する複数の子局装置と、 を備えることを特徴とするPONシステムにおける冗長
    方式。
  2. 【請求項2】 上記親局装置は、現用系下り信号処理部
    による送信制御にしたがい上記現用光伝送路へ下り信号
    を送信する現用系光送信部と、上記子局装置から送信さ
    れる上り信号を上記現用光伝送路を通して受信する現用
    系光受信部と、予備系下り信号処理部による送信制御に
    したがい上記予備系光伝送路へ下り信号を送信する予備
    系光送信部と、上記子局装置から送信される上り信号を
    上記予備系光伝送路通して受信する予備系光受信部と、
    上記現用系光受信部で受信された上り信号のデータを格
    納する現用系メモリと、上記予備系光受信部で受信され
    た上り信号のデータを格納する予備系メモリと、上記現
    用系メモリで格納された上記上り信号のデータと上記予
    備系メモリで格納された上記上り信号のデータとを比較
    する比較部と、上記比較部の比較の結果を監視し、上記
    現用系メモリで格納された上記上り信号のデータと上記
    予備系メモリで格納された上記上り信号のデータとの一
    致時に上記予備系光受信部と、上記親局装置からスター
    カプラまでの上記現用系光伝送路と上記予備系系光伝送
    路が正常状態であると判断する監視制御部とを備えるこ
    とを特徴とする請求項1記載のPONシステムにおける
    冗長方式。
  3. 【請求項3】 上記比較部は,上記現用系メモリに格納
    された上記上り信号のデータと上記予備系メモリに格納
    された上記上り信号のデータとを同じタイミングで読み
    出して比較することを特徴とする請求項2記載のPON
    システムにおける冗長方式。
  4. 【請求項4】 上記子局装置は、上記親局装置から送信
    される下り信号を受信する光受信部と、上記光受信部に
    より上記下り信号を受信すると、上り信号処理部により
    初期加入時に決められた遅延時間後に上記親局装置へ上
    り信号を送信する光送信部とを備えることを特徴とする
    請求項1記載のPONシステムにおける冗長方式。
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