JP2001119324A - 冗長構成を備えた伝送装置 - Google Patents
冗長構成を備えた伝送装置Info
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- JP2001119324A JP2001119324A JP30012699A JP30012699A JP2001119324A JP 2001119324 A JP2001119324 A JP 2001119324A JP 30012699 A JP30012699 A JP 30012699A JP 30012699 A JP30012699 A JP 30012699A JP 2001119324 A JP2001119324 A JP 2001119324A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】切替実行に際し、2重終端を確実に防止するこ
とができる冗長構成を備えた伝送装置を提供する。 【解決手段】現用ユニットと、予備ユニットと、切替部
とを有して冗長構成を施した伝送装置において、前記切
替部のリレー接点情報に基づく第2のリレー制御信号を
出力するデコード回路を備え、前記現用ユニットのリレ
ー駆動回路には、第1リレー制御信号と第2のリレー信
号とを供給してリレーを駆動するよう構成し、現用ユニ
ットから予備ユニットへの切替の際に、故障した現用ユ
ニットのリレー駆動部は、前記2系統のリレー制御信号
により切替制御がなされて確実にリレーが動作するよう
機能するので、現用ユニットと予備ユニットが2重終端
することがない冗長構成を備えた伝送装置が実現でき
る。
とができる冗長構成を備えた伝送装置を提供する。 【解決手段】現用ユニットと、予備ユニットと、切替部
とを有して冗長構成を施した伝送装置において、前記切
替部のリレー接点情報に基づく第2のリレー制御信号を
出力するデコード回路を備え、前記現用ユニットのリレ
ー駆動回路には、第1リレー制御信号と第2のリレー信
号とを供給してリレーを駆動するよう構成し、現用ユニ
ットから予備ユニットへの切替の際に、故障した現用ユ
ニットのリレー駆動部は、前記2系統のリレー制御信号
により切替制御がなされて確実にリレーが動作するよう
機能するので、現用ユニットと予備ユニットが2重終端
することがない冗長構成を備えた伝送装置が実現でき
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冗長構成を備えた
伝送装置に関し、特に、故障により現用から予備に切替
たときに、確実に故障の現用を切り離す技術に関する。
伝送装置に関し、特に、故障により現用から予備に切替
たときに、確実に故障の現用を切り離す技術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の伝送装置にあっては、伝送装置の
故障に対する信頼性向上のため、主要な部分について冗
長構成を施すのが一般的である。
故障に対する信頼性向上のため、主要な部分について冗
長構成を施すのが一般的である。
【0003】図2は従来の冗長構成を備えた伝送装置の
構成例を示す図である。この例に示す冗長構成を備えた
伝送装置は、受信の伝送路1a及び送信の伝送路1bに
接続されたIF部10(現用ユニット)と、受信の伝送
路2a及び送信の伝送路2bに接続されたIF部20
(現用ユニット)と、IF部10及び20の予備用のI
F部40(予備ユニット)と、前記各伝送路1a、1b
及び2a、2bとIF部40に接続された切替部30
と、前記IF部10、20、40及び切替部30を制御
するための主制御部50とを備えている。なお、前記I
F部10、20、40は何れも同一構成のユニットであ
る。
構成例を示す図である。この例に示す冗長構成を備えた
伝送装置は、受信の伝送路1a及び送信の伝送路1bに
接続されたIF部10(現用ユニット)と、受信の伝送
路2a及び送信の伝送路2bに接続されたIF部20
(現用ユニット)と、IF部10及び20の予備用のI
F部40(予備ユニット)と、前記各伝送路1a、1b
及び2a、2bとIF部40に接続された切替部30
と、前記IF部10、20、40及び切替部30を制御
するための主制御部50とを備えている。なお、前記I
F部10、20、40は何れも同一構成のユニットであ
る。
【0004】前記IF部10は、例えば、接続された伝
送路1a、1bで送受信される主信号が多重化信号であ
るとすると、伝送路1aからの多重化信号を分離して下
位階層の複数の伝送路に出力し、或いは、下位階層の複
数の伝送路からの信号を多重して伝送路1bに出力する
ようなインタフェースを提供するものである。そしてこ
のIF部10の構成は、多重分離等を行なう主回路14
と、前記主回路14と伝送路1a、1bを接続(mak
e)又は断絶(break)するリレー11a、11b
と、前記リレー11a、11bを駆動するリレー駆動回
路12と、主制御部50との間で所要プロトコルに従っ
てデータ通信を行ない前記リレー駆動回路にリレー制御
信号を出力するCPU(Central Processing Unit)と
を備えている。なお、ここでは説明の簡略化のためにI
F部10の下位階層側については図示を省略するが、伝
送路1a、1bと同様に下位階層側の伝送路について
も、別途設けたリレーによって同時に切替えられる。
送路1a、1bで送受信される主信号が多重化信号であ
るとすると、伝送路1aからの多重化信号を分離して下
位階層の複数の伝送路に出力し、或いは、下位階層の複
数の伝送路からの信号を多重して伝送路1bに出力する
ようなインタフェースを提供するものである。そしてこ
のIF部10の構成は、多重分離等を行なう主回路14
と、前記主回路14と伝送路1a、1bを接続(mak
e)又は断絶(break)するリレー11a、11b
と、前記リレー11a、11bを駆動するリレー駆動回
路12と、主制御部50との間で所要プロトコルに従っ
てデータ通信を行ない前記リレー駆動回路にリレー制御
信号を出力するCPU(Central Processing Unit)と
を備えている。なお、ここでは説明の簡略化のためにI
F部10の下位階層側については図示を省略するが、伝
送路1a、1bと同様に下位階層側の伝送路について
も、別途設けたリレーによって同時に切替えられる。
【0005】前記切替部30は、伝送路1a、1b又は
伝送路2a、2bとIF部40を接続又は断絶(以下、
接断という)するリレー31a、31b及びリレー32
a、32bと、前記リレー31a、31b及びリレー3
2a、32bを駆動するリレー駆動回路33と、主制御
部50との間でデータ通信を行ない前記リレー駆動回路
にリレー制御信号を出力するCPU34とを備えてい
る。
伝送路2a、2bとIF部40を接続又は断絶(以下、
接断という)するリレー31a、31b及びリレー32
a、32bと、前記リレー31a、31b及びリレー3
2a、32bを駆動するリレー駆動回路33と、主制御
部50との間でデータ通信を行ない前記リレー駆動回路
にリレー制御信号を出力するCPU34とを備えてい
る。
【0006】前記主制御部50は、伝送装置の各構成部
を統括的に監視制御する機能ブロックであり、例えば、
ホストコンピュータ等により構成し、伝送装置の保守作
業員にコンソールを提供して人による操作を可能として
もよい。
を統括的に監視制御する機能ブロックであり、例えば、
ホストコンピュータ等により構成し、伝送装置の保守作
業員にコンソールを提供して人による操作を可能として
もよい。
【0007】この図に示す冗長構成を備えた伝送装置は
以下のように機能する。即ち、IF部10、20、40
については、一般的なN(現用)対1(予備)の待機冗
長構成であり、現用ユニット(ここではIF部10及び
20)に故障等の障害が発生したときに、予備ユニット
(ここではIF部40)が、障害の発生した現用ユニッ
トに代って機能することで、伝送装置としての運用停止
を極力少なくし、自動的に継続運用を可能とするもので
ある。
以下のように機能する。即ち、IF部10、20、40
については、一般的なN(現用)対1(予備)の待機冗
長構成であり、現用ユニット(ここではIF部10及び
20)に故障等の障害が発生したときに、予備ユニット
(ここではIF部40)が、障害の発生した現用ユニッ
トに代って機能することで、伝送装置としての運用停止
を極力少なくし、自動的に継続運用を可能とするもので
ある。
【0008】具体的には、IF部10のリレー11a、
11bはmake、IF部20のリレー21a、21b
はmake、切替部30のリレー31a、31b及びリ
レー32a、32bはbreak、IF部40のリレー
41a、41bはbreakの状態にて、通常時(障害
無し)運用を行なっている。この場合にあっては、伝送
路1a、1bにIF部10が対応し、伝送路2a、2b
にIF部20が対応して運用がなされている。そして、
例えば、IF部10に障害が発生すると、IF部10か
ら主制御部50に障害警報が通報される。すると、主制
御部50は、この障害警報に基づいて、IF部10、I
F部40及び切替部30に対して切替制御命令を出力す
る。
11bはmake、IF部20のリレー21a、21b
はmake、切替部30のリレー31a、31b及びリ
レー32a、32bはbreak、IF部40のリレー
41a、41bはbreakの状態にて、通常時(障害
無し)運用を行なっている。この場合にあっては、伝送
路1a、1bにIF部10が対応し、伝送路2a、2b
にIF部20が対応して運用がなされている。そして、
例えば、IF部10に障害が発生すると、IF部10か
ら主制御部50に障害警報が通報される。すると、主制
御部50は、この障害警報に基づいて、IF部10、I
F部40及び切替部30に対して切替制御命令を出力す
る。
【0009】この切替制御命令は、IF部10、IF部
40及び切替部30の夫々のCPU13、43、34に
て切替制御命令の処理がなされ、各CPUから各リレー
駆動回路12、42、33にリレー制御信号が出力され
る。そして、前記各リレー駆動回路は、リレー制御信号
に基づいて各リレー11a、11b、41a、41b、
31a、31bを駆動して切替を実行する。
40及び切替部30の夫々のCPU13、43、34に
て切替制御命令の処理がなされ、各CPUから各リレー
駆動回路12、42、33にリレー制御信号が出力され
る。そして、前記各リレー駆動回路は、リレー制御信号
に基づいて各リレー11a、11b、41a、41b、
31a、31bを駆動して切替を実行する。
【0010】つまり、この切替により、IF部10のリ
レー11a、11bはbreak、IF部20のリレー
21a、21bはmake、切替部30のリレー31
a、31bはmake、切替部30のリレー32a、3
2bはbreak、IF部40のリレー41a、41b
はmakeの状態となり、この場合にあっては、伝送路
1a、1bにIF部40が対応し、伝送路2a、2bに
IF部20が対応して障害時運用が行なわれる。
レー11a、11bはbreak、IF部20のリレー
21a、21bはmake、切替部30のリレー31
a、31bはmake、切替部30のリレー32a、3
2bはbreak、IF部40のリレー41a、41b
はmakeの状態となり、この場合にあっては、伝送路
1a、1bにIF部40が対応し、伝送路2a、2bに
IF部20が対応して障害時運用が行なわれる。
【0011】このように、複数の現用ユニットの何れか
が故障したとしても、故障した現用ユニットに代って予
備ユニットが補完するので、伝送装置としては運用を継
続することができる。
が故障したとしても、故障した現用ユニットに代って予
備ユニットが補完するので、伝送装置としては運用を継
続することができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の冗長構成を備えた伝送装置においては、以下に
示すような問題点があった。つまり、現用ユニットの故
障の種類によっては、主回路のみならず、CPUも機能
停止に陥ることがある。このような場合には、もはや主
制御部50からの切替制御命令に係るデータ通信の授受
ができない。このため、故障した現用ユニットのリレー
はbreakせず、伝送路を開放しないので、たとえ予
備ユニットに伝送路が接続されたとしても、2重終端さ
れてしまうことになり、伝送装置としての運用が停止し
てしまうという問題点があった。
た従来の冗長構成を備えた伝送装置においては、以下に
示すような問題点があった。つまり、現用ユニットの故
障の種類によっては、主回路のみならず、CPUも機能
停止に陥ることがある。このような場合には、もはや主
制御部50からの切替制御命令に係るデータ通信の授受
ができない。このため、故障した現用ユニットのリレー
はbreakせず、伝送路を開放しないので、たとえ予
備ユニットに伝送路が接続されたとしても、2重終端さ
れてしまうことになり、伝送装置としての運用が停止し
てしまうという問題点があった。
【0013】本発明はこのような問題点を解決するため
になされたものであり、切替実行に際し、2重終端を確
実に防止することができる冗長構成を備えた伝送装置を
提供することを目的とする。
になされたものであり、切替実行に際し、2重終端を確
実に防止することができる冗長構成を備えた伝送装置を
提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明に係わる冗長構成を備えた伝送装置請求項1の
発明は、伝送路を収容して機能する少なくとも一つの現
用ユニットと、前記現用ユニットの何れかが故障したと
きに代って機能する予備ユニットと、前記予備ユニット
と伝送路との接断を行なう切替部と、前記現用、予備ユ
ニット並びに切替部と接続された主制御部とを備えた伝
送装置において、前記主制御部は、何れかの現用ユニッ
トが故障したことを検知すると、予備ユニット、切替部
及び故障した現用ユニットに切替命令を発し、前記切替
部は、該切替命令に基づき、自身の切替を実行すると共
に、強制的に伝送路と故障した現用ユニットとの間の接
続を開放するようにしたことを特徴とする。また、本発
明に係わる冗長構成を備えた伝送装置請求項2の発明
は、前記請求項1記載の冗長構成を備えた伝送装置にお
いて、前記現用ユニットは、伝送装置との接断を行なう
ためのリレーとリレー駆動回路とを備えており、前記切
替部は、自身の切替状態を検出するためのデコード回路
を有し、該デコード回路の出力を前記リレー駆動回路に
供給するよう構成したことを特徴とする。
に本発明に係わる冗長構成を備えた伝送装置請求項1の
発明は、伝送路を収容して機能する少なくとも一つの現
用ユニットと、前記現用ユニットの何れかが故障したと
きに代って機能する予備ユニットと、前記予備ユニット
と伝送路との接断を行なう切替部と、前記現用、予備ユ
ニット並びに切替部と接続された主制御部とを備えた伝
送装置において、前記主制御部は、何れかの現用ユニッ
トが故障したことを検知すると、予備ユニット、切替部
及び故障した現用ユニットに切替命令を発し、前記切替
部は、該切替命令に基づき、自身の切替を実行すると共
に、強制的に伝送路と故障した現用ユニットとの間の接
続を開放するようにしたことを特徴とする。また、本発
明に係わる冗長構成を備えた伝送装置請求項2の発明
は、前記請求項1記載の冗長構成を備えた伝送装置にお
いて、前記現用ユニットは、伝送装置との接断を行なう
ためのリレーとリレー駆動回路とを備えており、前記切
替部は、自身の切替状態を検出するためのデコード回路
を有し、該デコード回路の出力を前記リレー駆動回路に
供給するよう構成したことを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図示した実施の形態例に基
づいて本発明を詳細に説明する。図1は本発明に係わる
冗長構成を備えた伝送装置の実施の形態例を示す機能ブ
ロック図である。なお、上述した図2と同様の機能ブロ
ックについては同一の符号を付してその説明を省略す
る。
づいて本発明を詳細に説明する。図1は本発明に係わる
冗長構成を備えた伝送装置の実施の形態例を示す機能ブ
ロック図である。なお、上述した図2と同様の機能ブロ
ックについては同一の符号を付してその説明を省略す
る。
【0016】この例に示す冗長構成を備えた伝送装置
は、図2に示した構成の他に、更に、切替部30にデコ
ード回路35を備えている。前記デコード回路35は、
切替部30の各リレーの接点情報を収集して実際のリレ
ー接点がどのような組み合わせで接断しているのかを導
出し、このリレー接点の状態に基づいてリレー制御信号
を出力するものである。また、各IF部のリレー駆動回
路は、CPUからのリレー制御信号と、前記デコード回
路35からのリレー制御信号とによる2系統の制御入力
を有し、ここでは、前者を第1のリレー制御信号、後者
を第2のリレー制御信号として示す。なお、ここでは、
IF部40に対しては第2のリレー制御信号を供給しな
いものとして説明する。
は、図2に示した構成の他に、更に、切替部30にデコ
ード回路35を備えている。前記デコード回路35は、
切替部30の各リレーの接点情報を収集して実際のリレ
ー接点がどのような組み合わせで接断しているのかを導
出し、このリレー接点の状態に基づいてリレー制御信号
を出力するものである。また、各IF部のリレー駆動回
路は、CPUからのリレー制御信号と、前記デコード回
路35からのリレー制御信号とによる2系統の制御入力
を有し、ここでは、前者を第1のリレー制御信号、後者
を第2のリレー制御信号として示す。なお、ここでは、
IF部40に対しては第2のリレー制御信号を供給しな
いものとして説明する。
【0017】この図に示す冗長構成を備えた伝送装置は
以下のように機能する。即ち、上述した図2と同様に、
何れのIF部にも障害の無い通常時においては、IF部
10及びIF部20の現用ユニットがそれぞれ伝送路1
a、1b及び伝送路2a、2bに対応して運用されてい
る。つまり、IF部10のリレー11a、11bはma
ke、IF部20のリレー21a、21bはmake、
切替部30のリレー31a、31b及びリレー32a、
32bはbreak、IF部40のリレー41a、41
bはbreakの状態である。
以下のように機能する。即ち、上述した図2と同様に、
何れのIF部にも障害の無い通常時においては、IF部
10及びIF部20の現用ユニットがそれぞれ伝送路1
a、1b及び伝送路2a、2bに対応して運用されてい
る。つまり、IF部10のリレー11a、11bはma
ke、IF部20のリレー21a、21bはmake、
切替部30のリレー31a、31b及びリレー32a、
32bはbreak、IF部40のリレー41a、41
bはbreakの状態である。
【0018】そして、例えば、IF部10に障害が発生
したすると、IF部10、或いは、図示を省略したその
他の機能ブロックから主制御部50に、IF部10が故
障した旨の障害警報が通報される。前記主制御部50
は、この障害警報に基づいて、IF部10に代えてIF
部40を用いるよう、IF10、IF部40及び切替部
30に対して切替え制御命令を出力する。
したすると、IF部10、或いは、図示を省略したその
他の機能ブロックから主制御部50に、IF部10が故
障した旨の障害警報が通報される。前記主制御部50
は、この障害警報に基づいて、IF部10に代えてIF
部40を用いるよう、IF10、IF部40及び切替部
30に対して切替え制御命令を出力する。
【0019】この切替制御命令は、図2において示した
ものと同様に、前記IF10、IF部40及び切替部3
0の各CPUと主制御部50との間のデータ通信により
伝達され、前記各CPUが受け取った切替制御命令を処
理する。
ものと同様に、前記IF10、IF部40及び切替部3
0の各CPUと主制御部50との間のデータ通信により
伝達され、前記各CPUが受け取った切替制御命令を処
理する。
【0020】このとき、IF部10の故障により、IF
部10のCPU13が正常に機能していない状態、例え
ば、ソフトウェアの暴走、或いは停止等の状態にあれ
ば、IF部10は、主制御部50からの切替制御命令の
授受を行なえないことになり、したがって、CPU13
から切替制御命令に基づいた第1のリレー制御信号が出
力されないので、リレー11a、11bはmakeした
まま、伝送路1a、1bを開放しないことになる。
部10のCPU13が正常に機能していない状態、例え
ば、ソフトウェアの暴走、或いは停止等の状態にあれ
ば、IF部10は、主制御部50からの切替制御命令の
授受を行なえないことになり、したがって、CPU13
から切替制御命令に基づいた第1のリレー制御信号が出
力されないので、リレー11a、11bはmakeした
まま、伝送路1a、1bを開放しないことになる。
【0021】ところが、切替部30のCPU34が主制
御部50からの切替制御命令に基づいてリレー駆動回路
33にリレー制御信号を出力し、これによりリレーの切
替動作が行われると、デコード回路35は、各リレー3
1a、31b、32a、32bの接点情報から、切替部
30における実際の切替状態が何れの切替状態にあるか
をもって、所定のIF部に第2のリレー制御信号を出力
する。
御部50からの切替制御命令に基づいてリレー駆動回路
33にリレー制御信号を出力し、これによりリレーの切
替動作が行われると、デコード回路35は、各リレー3
1a、31b、32a、32bの接点情報から、切替部
30における実際の切替状態が何れの切替状態にあるか
をもって、所定のIF部に第2のリレー制御信号を出力
する。
【0022】つまり、この例においてデコード回路35
は、切替部30内の各リレー接点状態が、IF部10を
IF部40に切り替えた状態にあることから、IF部1
0のリレー駆動回路12に対して、リレー11a、11
bをbreakするよう第2のリレー制御信号を出力す
る。
は、切替部30内の各リレー接点状態が、IF部10を
IF部40に切り替えた状態にあることから、IF部1
0のリレー駆動回路12に対して、リレー11a、11
bをbreakするよう第2のリレー制御信号を出力す
る。
【0023】このため、IF部10のCPU13も故障
していて第1のリレー制御信号が出力されず、リレー1
1a、11bがbreakしていなかったとしても、前
記第2のリレー制御信号によってリレー駆動回路12は
リレー11a、11bをbreakすることができ、2
重終端を回避することができる。
していて第1のリレー制御信号が出力されず、リレー1
1a、11bがbreakしていなかったとしても、前
記第2のリレー制御信号によってリレー駆動回路12は
リレー11a、11bをbreakすることができ、2
重終端を回避することができる。
【0024】なお、IF部10のCPU13が機能して
いて、第1のリレー制御信号によりリレー11a、11
bがbreakしていた場合でも、リレー駆動回路12
には前記第2のリレー制御信号が出力されることになる
が、既にリレー11a、11bはbreakしているの
で、この場合も当然に2重終端を回避することができ
る。
いて、第1のリレー制御信号によりリレー11a、11
bがbreakしていた場合でも、リレー駆動回路12
には前記第2のリレー制御信号が出力されることになる
が、既にリレー11a、11bはbreakしているの
で、この場合も当然に2重終端を回避することができ
る。
【0025】以上のように、本発明に係わる冗長構成を
備えた伝送装置は、冗長構成された現用ユニットのリレ
ー駆動回路に対し、第1のリレー制御信号と第2のリレ
ー制御信号とによる2系統のリレー制御信号を与えるよ
うにしたので、現用ユニット内においてソフトウェア的
処理を行なう機能ブロック(CPU)が機能喪失状態に
陥って故障したことにより前記第1のリレー制御信号が
リレー駆動回路に出力されなくとも、切替部30のデコ
ード回路35が切替部30内のリレー切替状況(リレー
接点情報)に基づく前記第2のリレー制御信号をリレー
駆動回路に出力するので、故障した現用ユニットのリレ
ーは確実に動作し、2重終端されることがなくなる。
備えた伝送装置は、冗長構成された現用ユニットのリレ
ー駆動回路に対し、第1のリレー制御信号と第2のリレ
ー制御信号とによる2系統のリレー制御信号を与えるよ
うにしたので、現用ユニット内においてソフトウェア的
処理を行なう機能ブロック(CPU)が機能喪失状態に
陥って故障したことにより前記第1のリレー制御信号が
リレー駆動回路に出力されなくとも、切替部30のデコ
ード回路35が切替部30内のリレー切替状況(リレー
接点情報)に基づく前記第2のリレー制御信号をリレー
駆動回路に出力するので、故障した現用ユニットのリレ
ーは確実に動作し、2重終端されることがなくなる。
【0026】また、切替部30のデコード回路35は、
各リレー接点情報を監視しているものであるから、この
デコード回路35に入力される接点状態が所定の組み合
わせ以外のものであるときには、切替部30が警報信号
を出力するようにすれば、切替部30のリレー故障を容
易に検出できることは言うまでもない。
各リレー接点情報を監視しているものであるから、この
デコード回路35に入力される接点状態が所定の組み合
わせ以外のものであるときには、切替部30が警報信号
を出力するようにすれば、切替部30のリレー故障を容
易に検出できることは言うまでもない。
【0027】
【発明の効果】以上のように本発明に係わる冗長構成を
備えた伝送装置は、現用ユニットと、予備ユニットと、
切替部とを有して冗長構成を施した伝送装置において、
前記切替部のリレー接点情報に基づく第2のリレー制御
信号を出力するデコード回路を備え、前記現用ユニット
のリレー駆動回路には、第1リレー制御信号と第2のリ
レー信号とを供給してリレーを駆動するよう構成し、現
用ユニットから予備ユニットへの切替の際に、故障した
現用ユニットのリレー駆動部は、前記2系統のリレー制
御信号により切替制御がなされて確実にリレーが動作す
るよう機能するので、現用ユニットと予備ユニットが2
重終端することがない冗長構成を備えた伝送装置が実現
できる。
備えた伝送装置は、現用ユニットと、予備ユニットと、
切替部とを有して冗長構成を施した伝送装置において、
前記切替部のリレー接点情報に基づく第2のリレー制御
信号を出力するデコード回路を備え、前記現用ユニット
のリレー駆動回路には、第1リレー制御信号と第2のリ
レー信号とを供給してリレーを駆動するよう構成し、現
用ユニットから予備ユニットへの切替の際に、故障した
現用ユニットのリレー駆動部は、前記2系統のリレー制
御信号により切替制御がなされて確実にリレーが動作す
るよう機能するので、現用ユニットと予備ユニットが2
重終端することがない冗長構成を備えた伝送装置が実現
できる。
【図1】本発明に係る冗長構成を備えた伝送装置の構成
例を示す機能ブロック図である。
例を示す機能ブロック図である。
【図2】従来の冗長構成を備えた伝送装置の構成例を示
す機能ブロック図である。
す機能ブロック図である。
1a、1b、2a、2b・・・伝送路 10、20・・・IF部(現用ユニット) 30・・・切替部 40・・・IF部(予備ユニット) 50・・・主制御部 11a、11b、21a、21b、41a、41b・・
・リレー 31a、31b、32a、32b・・・リレー 12、22、42・・・リレー駆動回路 33・・・リレー駆動回路 13、23、43・・・CPU 34・・・CPU 14、24、44・・・主回路 35・・・デコード回路
・リレー 31a、31b、32a、32b・・・リレー 12、22、42・・・リレー駆動回路 33・・・リレー駆動回路 13、23、43・・・CPU 34・・・CPU 14、24、44・・・主回路 35・・・デコード回路
Claims (2)
- 【請求項1】伝送路を収容して機能する少なくとも一つ
の現用ユニットと、前記現用ユニットの何れかが故障し
たときに代って機能する予備ユニットと、前記予備ユニ
ットと伝送路との接断を行なう切替部と、前記現用、予
備ユニット並びに切替部と接続された主制御部とを備え
た伝送装置において、 前記主制御部は、何れかの現用ユニットが故障したこと
を検知すると、予備ユニット、切替部及び故障した現用
ユニットに切替命令を発し、 前記切替部は、該切替命令に基づき、自身の切替を実行
すると共に、強制的に伝送路と故障した現用ユニットと
の間の接続を開放するようにしたことを特徴とする冗長
構成を備えた伝送装置。 - 【請求項2】前記現用ユニットは、伝送装置との接断を
行なうためのリレーとリレー駆動回路とを備えており、 前記切替部は、自身の切替状態を検出するためのデコー
ド回路を有し、該デコード回路の出力を前記リレー駆動
回路に供給するよう構成したことを特徴とする請求項1
記載の冗長構成を備えた伝送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30012699A JP2001119324A (ja) | 1999-10-21 | 1999-10-21 | 冗長構成を備えた伝送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30012699A JP2001119324A (ja) | 1999-10-21 | 1999-10-21 | 冗長構成を備えた伝送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001119324A true JP2001119324A (ja) | 2001-04-27 |
Family
ID=17881052
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30012699A Pending JP2001119324A (ja) | 1999-10-21 | 1999-10-21 | 冗長構成を備えた伝送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001119324A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113555254A (zh) * | 2021-07-23 | 2021-10-26 | 深圳市多恩技术有限公司 | 一种继电器触点安全控制系统及检测方法 |
-
1999
- 1999-10-21 JP JP30012699A patent/JP2001119324A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113555254A (zh) * | 2021-07-23 | 2021-10-26 | 深圳市多恩技术有限公司 | 一种继电器触点安全控制系统及检测方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20050719 |