JP2001119139A - プリント配線板の製造方法 - Google Patents

プリント配線板の製造方法

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JP2001119139A JP29926399A JP29926399A JP2001119139A JP 2001119139 A JP2001119139 A JP 2001119139A JP 29926399 A JP29926399 A JP 29926399A JP 29926399 A JP29926399 A JP 29926399A JP 2001119139 A JP2001119139 A JP 2001119139A
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Katsuaki Kojima
克明 小島
Yoshitaro Yazaki
芳太郎 矢崎
Hitoshi Taira
等 平
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Denso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スルーホールへの導電ペーストの充填不良を
抑制して,優れた導電性を有する導電性ペースト充填ス
ルーホールを持つプリント配線板の製造方法を提供す
る。 【解決手段】 基板9にスルーホール7をあけ,スルー
ホールに導電ペースト4を充填するに当たり,スルーホ
ールの少なくとも導電ペースト充填側78の開口端部に
テーパー部71を設けてスルーホールに導電ペーストを
充填する。また,基板におけるスルーホールの導電ペー
スト充填側表面に,スルーホールを開口させる開口穴を
有する版を被覆して,該開口穴からスルーホールに導電
ペーストを充填するに当たり,開口穴の直径は,上記ス
ルーホールの直径よりも小さくしてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は,プリント配線板の製造方法に関
し,特にスルーホールへの導電ペーストの充填方法に関
する。
【0002】
【従来技術】プリント配線板のスルーホールに導電ペー
ストを充填するにあたっては,従来, 特開平5−12
9781号公報には,導電ペーストをスルーホールに充
填し基材の上下間の電気導通を行う方法が開示されてい
る。しかしながら,導電ペーストをスルーホールに充填
する際に導電ペースト中にボイドが発生して,電気抵抗
の増大や電気的信頼性の低下の原因となる。
【0003】また,特開平5−335712号公報に開
示されているごとく,基材にテーパーをつけて導電ペー
ストを流れやすくし電気的信頼性の向上を図る方法があ
る。また,特開平3−145796号公報には,スルー
ホールにシランカップリング剤を穴壁面に処理すること
により導電ペーストとスルーホール壁面との親和性を高
め,スルーホール導通信頼性の向上を図る方法が開示さ
れている。
【0004】
【解決しようとする課題】本発明は,スルーホールへの
導電ペーストの充填不良を抑制して,優れた導電性を有
する導電性ペースト充填スルーホールを持つプリント配
線板の製造方法を提供しようとするものである。
【0005】
【課題の解決手段】第1に,請求項1の発明のように,
基材にスルーホールをあけ,スルーホールに導電ペース
トを充填するに当たり,上記スルーホールの少なくとも
導電ペースト充填側の開口端部にテーパー部を設けて上
記スルーホールに導電ペーストを充填することを特徴と
するプリント配線板の製造方法がある。
【0006】本製造方法においては,スルーホールの導
電ペースト充填側の開口端部にテーパー部を設け,導電
ペーストをスルーホールに供給している。そのため,導
電ペーストは,スルーホールの開口端部において空気を
巻き込むことなく,スルーホール内部全体に導電ペース
トを充填することができる。したがって,本製造方法に
よれば,スルーホールへの導電ペーストの充填不良を抑
制して,優れた導電性を有するスルーホールを形成する
ことができる。
【0007】請求項2の発明のように,上記テーパー部
を形成するにあたっては,基材の少なくとも導電ペース
ト充填側の表面に,光硬化性で硬化前には熱により流動
する絶縁層を被覆し,上記基材だけでなく上記絶縁層に
も通ずるスルーホールをあけ,上記絶縁層を熱流動さ
せ,その後光照射により上記絶縁層を硬化させてテーパ
ー形成をすることにより行うことが好ましい。
【0008】この方法は,基材に塗布した絶縁層の熱変
形を利用したものである。この方法により形成されたテ
ーパー部に導電ペーストを沿わせてスルーホールに導電
ペーストを充填することにより,スルーホールにおける
ボイドの発生を効果的に抑制することができる。
【0009】更に,基材は絶縁層により保護されるた
め,スルーホールの開口部から突出した余剰の導電ペー
ストの研磨の際に,基材の損傷を防止することができ
る。上記光硬化性で硬化前に熱により流動する絶縁層
は,光を照射しなければ,何度でも熱で流動化する性質
を有する。かかる絶縁層としては,例えば,アクリル系
とエポキシ系の混合モノマーがある。
【0010】請求項3の発明のように,上記版の開口穴
の直径は,上記テーパー部の外径と同等もしくはそれよ
りも小さいことが好ましい。これにより,開口穴に供給
した導電ペーストを,テーパー部を沿わせてスルーホー
ルに流下させることができる。開口穴が,テーパー部よ
りも内側にのみ開口している場合には,テーパー部に沿
わせて導電ペーストをスルーホール内に流下させること
ができず,テーパー部を設けた意義が失われる。
【0011】第2に,請求項4の発明のように,基材に
スルーホールをあけ,上記基材におけるスルーホールの
導電ペースト充填側表面に,スルーホールを開口させる
開口穴を有する版を用いて,該開口穴からスルーホール
に導電ペーストを充填するに当たり,上記開口穴の直径
は,上記スルーホールの直径よりも小さいことを特徴と
するプリント配線板の製造方法がある。
【0012】本製造方法では,版の開口穴の直径は,ス
ルーホールの直径よりも小さくし,上記開口穴から導電
ペーストをスルーホールに供給している。そのため,導
電ペーストの流下速度に差異が生じにくい。このため,
スルーホールの開口端部において空気を巻き込むことな
く,導電ペーストをスルーホールにスムーズに供給する
ことができる。また,スルーホール壁面と導電ペースト
との間に壁面隙間が生じることも防止できる。したがっ
て,本製造方法によれば,スルーホールへの導電ペース
トの充填不良を抑制して,スルーホールに優れた導電性
を付与することができる。
【0013】本製造方法において,請求項5の発明のよ
うに,上記スルーホールへの導電ペーストの充填は,2
回以上に分けて行うことが好ましい。版の開口穴の直径
は,スルーホールの直径よりも小さいため,導電ペース
トの充填を2回に分けて行うことによって,充填操作を
スムーズに行うことができる。
【0014】第3に,請求項6の発明のように,基材に
スルーホールをあけ,スルーホールに導電ペーストを充
填するに当たり,上記スルーホールの内壁を予め樹脂に
より被覆し,上記樹脂を硬化させた後に,該硬化樹脂に
より壁面が被覆されたスルーホールの中に導電ペースト
を充填することを特徴とするプリント配線板の製造方法
がある。
【0015】スルーホール内壁を硬化樹脂により被覆す
ることにより,スルーホール内壁の粗度が低くなる。低
粗度化したスルーホール内壁は,導電ペーストをスムー
ズに流下させる。それゆえ,スルーホール内外部におけ
る導電ペーストの流下速度に差異が生じにくい。このた
め,スルーホールの開口端部において空気を巻き込むこ
となく,導電ペーストをスルーホールにスムーズに供給
することができる。また,スルーホール壁面と導電ペー
ストとの間に壁面隙間が生じることも防止できる。ま
た,この際,開口径はスルーホール径よりも大きくても
小さくても良い。したがって,本製造方法によれば,ス
ルーホールへの導電ペーストの充填不良を抑制して,ス
ルーホールに優れた導電性を付与することができる。
【0016】第4に,請求項7の発明のように,基材に
スルーホールをあけ,スルーホールに導電ペーストを充
填するに当たり,上記スルーホールに導電ペーストを充
填し,スルーホールの壁面に導電ペーストを付着させ,
その後,壁面に導電ペーストを残したスルーホールの内
部に再度導電ペーストを充填することを特徴とするプリ
ント配線板の製造方法がある。
【0017】本製造方法では,スルーホールへの導電ペ
ーストの1回目の供給によってスルーホール壁面を導電
ペーストにより被覆し,2回目の供給によってスルーホ
ール内部全体を導電ペーストにより充填している。その
ため,たとえ1回目の供給で導電ペーストが空気を巻き
込んでも,巻き込んだ空気が排除される。
【0018】また,2回目に供給された導電ペースト
は,スルーホール壁面を被覆している滑らかな導電ペー
スト表面を伝って流下するため,スルーホール壁面付近
と中央付近との流下速度に差異が生じにくい。このた
め,スルーホールの開口端部において空気を巻き込むこ
となく,導電ペーストをスルーホールにスムーズに供給
することができる。また,スルーホール壁面と導電ペー
ストとの間に壁面隙間が生じることも防止できる。した
がって,本製造方法によれば,スルーホールへの導電ペ
ーストの充填不良を抑制して,スルーホールに優れた導
電性を付与することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】実施形態例1 本発明の実施形態に係るプリント配線板の製造方法につ
いて,図1,図2を用いて説明する。まず,図1(a)
に示すごとく,基材として厚み0.3mmの基板9を準
備する。基板9としては,ガラスエポキシ基板を用い
る。次いで,図1(b)に示すごとく,基板9の上下両
面に絶縁層8を塗布する。絶縁層8は,プリント基板に
用いられる層間絶縁層なら何でもよい。次に,基板9に
NCドリルにより,直径0.3mmのスルーホール7を
あける。
【0020】次いで,図1(c)に示すごとく,スルー
ホール7の導電ペースト充填側78の開口端部にテーパ
ーをつける。テーパー形成方法は,感光性レジストを利
用する方法や,バフ,ブラシ等による機械的に端部を研
磨する方法,ドリル加工法などがある。本例では,バフ
材を用いて研磨した。これにより,スルーホール7の導
電ペースト充填側78の開口端部に,平均幅1mmのテ
ーパー部71が形成される。
【0021】次いで,図1(d)に示すごとく,スルー
ホール7に導電ペースト4を充填する。具体的には,図
2(d1)に示すごとく,基板9における導電ペースト
充填側78の表面を,スルーホール7を開口させる開口
穴61を有する版6により被覆する。版6は,厚みが
0.18mmのものを用いた。
【0022】次いで,図2(d2)に示すごとく,版6
の上に導電ペースト4を載置しスキージ69でしごい
て,開口穴61からテーパー部71を沿わせてスルーホ
ール7の中に導電ペースト4を流下させる。これによ
り,スルーホール7の内部に導電ペースト4が充填され
る。次いで,図2(d3)に示すごとく,スルーホール
7から突出した導電ペースト4を研磨除去して平坦にす
る。なお,必要に応じて,パターンニング,多層化を行
ってもよい。以上により,本例のプリント配線板が得ら
れる。
【0023】本例においては,図2(d1)に示すごと
く,スルーホール7の導電ペースト充填側78の開口端
部にテーパー部71を設け,導電ペースト4をスルーホ
ール7に供給している。そのため,導電ペースト4は,
スルーホール7の開口端部において空気を巻き込むこと
なく,テーパー部71に沿ってスルーホール7内に導入
される。それゆえ,スルーホール7にボイドを発生させ
ることなく,スルーホール内部全体を導電ペースト4を
充填することができる。なお,本例では基材としてガラ
スエポキシ基板を用いたが,銅張り積層板を用いること
もできる。
【0024】実施形態例2 本例では,図3(b)に示すごとく,基板9の上に,ス
ルーホール7の直径よりも小さい直径の開口穴61を有
する版6を被覆し,開口穴61からスルーホール7の中
に導電ペースト4を充填している。即ち,図3(a)に
示すごとく,基板9に直径0.3mmのスルーホール7
をあけた後に,図3(b)に示すごとく,直径0.2m
mの開口穴61を有する版6により,基板9の導電ペー
スト充填側78を被覆する。
【0025】本例では,版6の開口穴61は,スルーホ
ール7と同心円であり,スルーホール7よりも小さく開
口している。そのため,スルーホール壁面付近とスルー
ホール中央付近とにおいて導電ペースト4の流下速度に
差異が生じにくい。このため,図3(c)に示すごと
く,スルーホール7の開口端部において空気を巻き込む
ことなく,導電ペーストをスルーホールに供給すること
ができる。
【0026】また,スルーホールへの導電ペーストの供
給は1回で行っても良いが,図3(d)に示すごとく,
2回または3回に分けて少量ずつ供給することが好まし
い。これにより,スルーホールへの導電ペーストのボイ
ド発生を更に抑制することができる。上記のごとく導電
ペースト4をスルーホール7に充填した後は,基板9の
表面をバフ研磨して,スルーホール7から突出した導電
ペースト4を平坦化する。
【0027】スルーホールの直径(D)に対する開口穴
の直径(d)の比(d/D)は,1.0以下であること
が好ましい。1.0を超える場合にはスルーホールにボ
イドや壁面隙間が発生するおそれがあるからである。
【0028】実施形態例3 本例では,スルーホールの壁面に樹脂を被覆し硬化させ
た後に,スルーホールの内部に導電ペーストを充填して
いる。即ち,図4(a)に示す基板9にスルーホール7
をあけた後に,図4(b)に示すごとく,スルーホール
7の壁面を樹脂3により被覆する。この樹脂3は,熱硬
化タイプの樹脂なら何でもよいが,本例では熱膨張によ
りエポキシ系を用いた。この樹脂3は,スクリーン印刷
といった方法により,スルーホール7の中に充填する。
その際,粘度調整,バキュームといった方法により,ス
ルーホール壁面のみに樹脂を残留させ,スルーホール中
央部は開口させたままとする。
【0029】次いで,スルーホール壁面を被覆している
樹脂3を硬化させる。次いで,図4(c)に示すごと
く,スクリーン印刷法により,スルーホール7に導電ペ
ースト4を充填する。次に,基板9の表面をバフ研磨し
て,スルーホール7から突出した導電ペースト4を平坦
化する。
【0030】実施形態例4 本例では,スルーホール壁面を予め導電ペーストにより
被覆した後に,スルーホール内部に同じ導電ペーストを
充填している。
【0031】即ち,図5(a)に示すごとく,基板9に
スルーホール7をあけた後に,図5(b)に示すごと
く,スルーホール7に導電ペースト41を充填する。次
いで,図5(c)に示すごとく,スルーホール7の壁面
に付着した導電ペースト41を残してスルーホール中央
に充填された導電ペースト41を吸引除去する。また,
導電ペーストの粘度を調整してスルーホール壁面のみに
残留させてもよい。次いで,図5(d)に示すごとく,
スルーホール壁面に導電ペースト41を残したスルーホ
ール7の内部に,再度導電ペースト42を充填する。
【0032】1回目,2回目の導電ペーストのスルーホ
ールへの充填方法としては,版により基材を被覆して版
に設けた開口穴から導電ペーストを供給する方法,スク
リーン印刷法などがある。その後,基板9の表面をバフ
研磨して,スルーホール7から突出した導電ペースト4
1,42を平坦化する。
【0033】本例では,図5に示すごとく,1回目のス
ルーホールへの導電ペースト供給操作によって予めスル
ーホール7の壁面を導電ペースト41で被覆した後に,
2回目の供給操作によってスルーホール7の内部全体を
導電ペースト42により充填している。そのため,たと
え1回目の供給で導電ペースト41が空気を巻き込んで
も,2度目の供給により巻き込んだ空気が排除される。
【0034】また,2回目に供給された導電ペースト4
2は,スルーホール壁面を被覆している滑らかな導電ペ
ースト表面を伝って流下するため,スルーホール壁面付
近と中央付近との流下速度に差異が生じにくい。このた
め,スルーホールの開口端部において空気を巻き込むこ
となく,導電ペースト42をスルーホールにスムーズに
供給することができ,ボイド発生がなく導電ペーストの
充填が可能となる。
【0035】(実験例1)本例では,スルーホールの開
口端部にテーパー部を形成し,ボイド発生について検討
した。テーパー部はバフ研磨により形成した。厚み0.
3mm,ワークサイズ250mm×350mmの基板
に,直径0.3mmのスルーホールを3000個あけ
た。次いで,基板の上下両面を片面で4方向(X−Y方
向)ずつ,バフにより研磨してテーパーを形成した。次
いで,基板の導電ペースト充填側を,スルーホールを開
口させる開口穴(直径0.6mm)を有する版により,
開口穴からスルーホール内に導電ペーストを充填した。
その後,基板を切断し,テーパー部の形状を観察した。
【0036】なお,スタンダード(STD)として,テ
ーパー部を形成することなくスルーホールへの導電ペー
ストの充填を行った。上記実験観察は,20回行った。
その結果,スルーホールの開口端部にテーパーを形成し
導電ペーストを充填することによってボイドの発生が低
下する傾向がみられた。
【0037】(実験例2)本例では,版の開口穴の直径
を検討した。検討した開口穴の直径は0.2mm,0.
6mm,0.9mmであった。開口穴の形状は円筒形と
した。スルーホールの直径は0.3mmとし,テーパー
部は設けなかった。上記版を用いてスルーホールに導電
ペーストを充填し,充填不良状況を図6に示した。実験
回数は20回とした。
【0038】その結果,開口穴の直径が小さくなる程,
ボイドが減少していく傾向がみられた。また,開口穴の
直径がスルーホールの直径よりも小さい場合には,1回
の印刷でスルーホールに導電ペーストを充填するより
も,2回好ましくは3回印刷を行うことにより,スルー
ホールへの導電ペーストの充填性が良好になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態例1における,プリント配線板の製造
方法を示すための製造工程説明図(a)〜(d)。
【図2】実施形態例1における,導電ペーストのスルー
ホールへの充填方法を示すための充填工程説明図(d
1)〜(d3)。
【図3】実施形態例2における,スルーホールへの導電
ペーストの充填方法を示すための充填工程説明図(a)
〜(d)。
【図4】実施形態例3における,スルーホールへの導電
ペーストの充填方法を示すための充填工程説明図(a)
〜(c)。
【図5】実施形態例4における,スルーホールへの導電
ペーストの充填方法を示すための充填工程説明図(a)
〜(d)。
【図6】実験例2における,開口穴の直径と,導電ペー
ストの充填不良との関係を示す説明図。
【符号の説明】
3...樹脂, 4...導電ペースト, 6...版, 61...開口穴, 69...スキージ, 7...スルーホール, 71...テーパー部, 78...導電ペースト充填側, 8...絶縁層, 9...基板,
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平 等 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 Fターム(参考) 5E317 AA25 BB02 CC22 CC23 CC25 CD01 CD27 CD31 CD32 GG05 GG16

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材にスルーホールをあけ,スルーホー
    ルに導電ペーストを充填するに当たり,上記スルーホー
    ルの少なくとも導電ペースト充填側の開口端部にテーパ
    ー部を設けて上記スルーホールに導電ペーストを充填す
    ることを特徴とするプリント配線板の製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において,上記テーパー部を形
    成するにあたっては,基材の少なくとも導電ペースト充
    填側の表面に,光硬化性で硬化前には熱により流動する
    絶縁層を被覆し,上記基材だけでなく上記絶縁層にも通
    ずるスルーホールをあけ,上記絶縁層を熱流動させ,そ
    の後光照射により上記絶縁層を硬化させてテーパー形成
    をすることにより行うことを特徴とするプリント配線板
    の製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項2において,上記版の開口穴の直
    径は,上記テーパー部の外径と同等もしくはそれよりも
    小さいことを特徴とするプリント配線板の製造方法。
  4. 【請求項4】 基材にスルーホールをあけ,上記基材に
    おけるスルーホールの導電ペースト充填側表面に,スル
    ーホールを開口させる開口穴を有する版を用いて,該開
    口穴からスルーホールに導電ペーストを充填するに当た
    り,上記開口穴の直径は,上記スルーホールの直径より
    も小さいことを特徴とするプリント配線板の製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項4において,上記スルーホールへ
    の導電ペーストの充填は,2回以上に分けて行うことを
    特徴とするプリント配線板の製造方法。
  6. 【請求項6】 基材にスルーホールをあけ,スルーホー
    ルに導電ペーストを充填するに当たり,上記スルーホー
    ルの内壁を予め樹脂により被覆し,上記樹脂を硬化させ
    た後に,該硬化樹脂により壁面が被覆されたスルーホー
    ルの中に導電ペーストを充填することを特徴とするプリ
    ント配線板の製造方法。
  7. 【請求項7】 基材にスルーホールをあけ,スルーホー
    ルに導電ペーストを充填するに当たり,上記スルーホー
    ルに導電ペーストを充填し,スルーホールの壁面に導電
    ペーストを付着させ,その後,壁面に導電ペーストを残
    したスルーホールの内部に再度導電ペーストを充填する
    ことを特徴とするプリント配線板の製造方法。
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