JP2001119123A - 電子部品製造装置 - Google Patents

電子部品製造装置

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JP2001119123A
JP2001119123A JP29478299A JP29478299A JP2001119123A JP 2001119123 A JP2001119123 A JP 2001119123A JP 29478299 A JP29478299 A JP 29478299A JP 29478299 A JP29478299 A JP 29478299A JP 2001119123 A JP2001119123 A JP 2001119123A
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circuit board
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suction
tray
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Katao Nakajima
堅雄 中島
Toshishige Matsuhashi
利成 松端
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】プリント基板のソリが矯正でき、且つ、該プリ
ント基板を精度良く位置決めして粘着シートに貼りつけ
ることができる電子部品製造装置を提供する。 【解決手段】吸着保持部5が基板載置部4に載置されて
いる集合基板11を上方から押圧して、該集合基板11
のソリを矯正し、この状態で吸着保持した集合基板11
を基板貼り付け部9まで移動する。そして、基板貼り付
け部9にセットされているトレイ15のシート16上に
集合基板11を載置することで、該集合基板11をシー
ト16に貼りつける。したがって、ソリを矯正した状態
で集合基板11をシート16に貼り付けることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プリント基板を
粘着シートに貼りつける電子部品製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、比較的サイズの小さい回路基
板は、定型サイズのプリント基板に所望の回路を複数個
形成した集合基板を製造し、該集合基板をダイサ等の加
工機で上記所望の回路毎にカットする方法で製造されて
いる。このような工程において、集合基板をカットする
には刃の逃げが必要となるので、集合基板を適当な厚み
があるシート(例えば、シリコンゴムを素材とした厚さ
70μmのシート)に貼りつけた後ダイサ等の加工機で
カットしている。
【0003】ところで、集合基板を製造する工程では、
プリント基板に圧電素子、抵抗、コンデンサ等の電子部
品や上記電子部品を覆うキャップ等をはんだ付けや接着
剤等で取り付けているが、該取り付け時に熱が加わって
いるために、プリント基板やキャップ等が膨張−縮小を
繰り返している。通常、プリント基板とキャップとは材
質の違いから膨張係数が異なるため、上記膨張−縮小の
繰り返しの結果、基板にソリが生じる。基板が反った状
態では精度良くカットすることができない。そこで、集
合基板をシートに貼り付ける際に作業者が該集合基板を
上方から手で押圧することでソリを矯正していた。
【0004】なお、シートは後工程である集合基板のカ
ットを考慮して、ダイサ等の加工機にセットするトレイ
に貼りつけられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記集
合基板をシートに貼りつける従来の方法は、上述したよ
うに作業者の手作業であることから、ダイサ等の加工機
にセットするトレイに対して集合基板が貼り付けられる
位置については精度を要求することができなかった。こ
のため、ダイサ等の加工機にトレイをセットしたのち、
作業者がカット位置の調整を行っており、人件費にかか
るコストが高く、また製造効率が悪いという問題があっ
た。
【0006】この発明の目的は、プリント基板のソリが
矯正でき、且つ、該プリント基板を精度良く位置決めし
て粘着シートに貼りつけることができる電子部品製造装
置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の電子部品製造
装置は、上記課題を解決するために以下の構成を備えて
いる。
【0008】(1)プリント基板を載置する載置部と、
上記載置部の上方から下降させたとき、上記載置部に載
置されているプリント基板の外周部に当接する面を有す
るとともに、該面に上記プリント基板を吸着保持する吸
引口が形成された吸着保持部と、上記吸着保持部を上記
載置部から所定の位置まで移動させ、該所定の位置に予
めセットされている粘着シート上に吸着保持しているプ
リント基板を載置する移動部と、を備えている。
【0009】この構成では、載置部に載置されているプ
リント基板に対して上方から吸着保持部を下降させる
と、該吸着保持部によって該プリント基板の外周部が下
方に押圧されるので、載置部に載置されているプリント
基板のソリが矯正される。吸着保持部はソリを矯正した
状態でプリント基板を吸着保持し、移動部がプリント基
板を吸着保持している吸着保持部を粘着シートがセット
されている所定の位置に移動させ、プリント基板をこの
粘着シート上に載置する。ここで、吸着保持部に吸着保
持されているプリント基板はソリが矯正された状態であ
るので、ソリを矯正した状態でプリント基板を粘着シー
トに貼りつけることができる。しかも、プリント基板の
位置決めも機械的に行えるので、高精度の位置決めが実
現できる。
【0010】(2)本体外部から供給されるプリント基
板を上記載置部に搬送する搬送部を備えている。
【0011】この構成では、プリント基板を外部から供
給させるようにしたのでプリント基板の粘着シートへの
貼り付けがより効率的に行える。
【0012】(3)上記載置部には、載置された上記プ
リント基板の角に設けられた開口部に対して下方から突
出するピンが配置されている。
【0013】この構成では、下方から突出させたピンが
プリント基板の角に設けられた開口部に挿入されるよう
にしたので、吸着保持部に保持されるプリント基板の位
置精度が向上でき、粘着シートに貼りつける際の位置精
度が向上される。なお、一般的なプリント基板は4角に
開口部が形成されているので、プリント基板に対して特
別な加工を施す必要がない。
【0014】(4)上記ピンは、上方から押圧されたと
きに下降する。
【0015】この構成では、上記ピンが上方から押圧さ
れたときに下降するので、吸着保持部の下面が該ピンを
下方に押し下げるので、プリント基板を吸着保持させる
ときに該ピンが邪魔になることはない。
【0016】(5)上記吸着保持部は、プリント基板の
中央部に当接する面を有するとともに、該面に上記プリ
ント基板を吸着保持する吸引口を有する。
【0017】この構成では、プリント基板の外周部だけ
でなく、中央部を吸着保持する吸引口を設けたので、確
実にプリント基板を吸着保持してシートに貼りつけるこ
とができる。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の実施形態であ
る電子部品製造装置の構成を概念的に示すブロック図で
ある。図において、1はこの実施形態の電子部品製造装
置(以下、本体1と言う。)である。本体1には、予め
セットされている集合基板11を1枚ずつ本体1に供給
する基板供給部2と、基板供給部2から供給された集合
基板11を搬送する基板搬送部3と、基板搬送部3によ
って搬送されてきた集合基板11が一時的に載置される
基板載置部4と、基板載置部4に載置された集合基板1
1をエアーの吸引により吸着保持する吸着保持部5と、
吸着保持部5を移動させる移動部6と、予めセットされ
ているトレイ15を1枚ずつ本体1に供給するトレイ供
給部7と、トレイ供給部7から供給されたトレイ15を
搬送するトレイ搬送部8と、トレイ搬送部8によって搬
送されてきたトレイ15が載置される基板貼り付け部9
と、基板貼り付け部9において集合基板11が載置され
たトレイ15を本体1外部に放出するトレイ放出部10
と、が備えられている。
【0019】基板供給部2にセットされている集合基板
11は、ガラス布エポキシ基板等の銅張り積層板(以
下、単に基板11aと言う。)を適当な大きさで区分し
た領域毎に回路を形成したものであり、例えば、集合基
板11は図2に示すように基板11aを18行17列に
区分した領域毎に適当な回路が形成されたものである。
図2(A)は集合基板11の上面図、図2(B)は集合
基板11の側面図である。図2は、合計306個の回路
が形成された集合基板11を示しており、図中に示す破
線でカットすることで上記集合基板11から306個の
回路基板が製造される。また、基板11aは4角に開口
部12が形成されている。なお、一般に流通している基
板11aには4角に開口部12が形成されているので、
集合基板11の製造工程において開口部12を形成する
加工を行う必要はない。また、図2に示す13は基板上
に配置されている圧電素子、抵抗、コンデンサ等の電子
部品(不図示)を封止した金属性のキャップである。ま
た、基板供給部2にセットされている集合基板11は上
記『従来の技術』の欄で説明した理由によってソリが生
じている。
【0020】基板搬送部3は基板供給部2から供給され
た集合基板11を搬送して基板載置部4に載置するコン
ベアである。図3は基板載置部の構成を示す図であり、
図3(A)は側面図、図3(B)は上面図である。図に
示す20は基板搬送部3によって搬送されてきた集合基
板11が載置される載置面であり、載置面20は集合基
板11と略同じ大きさである。21は、基板搬送部3に
よって搬送されてきた集合基板11の端部を当接させる
ことで、集合基板11を位置決めするストッパである。
集合基板11の端部が当接するストッパ21の端面は載
置面20の端部と略一致している。載置部20の4角に
は、上下動自在に配置されたテーパーピン22が配置さ
れている。テーパーピン22は、図示していない駆動部
によって上下に移動自在に取り付けられており、また下
方に押圧されたときに下がる構成である。
【0021】図4は吸着保持部の構成を示す図であり、
図4(A)は底面図、図4(B)は図4(A)に示すA
−A部の断面図である。吸着保持部5は、図4に示すよ
うに中空のハウジング31と、該ハウジング31の略中
央部に4本の吸着ノズル32を備えている。ハウジング
31の底面は集合基板11と略同じ大きさである。ま
た、底面にはエアーの吸引口33が複数形成されてい
る。なお、角部には吸引口33が形成されていない。吸
着ノズル32は、ハウジング31に対して上下に移動自
在に取り付けられたものであり、また図示していないバ
ネによって下方に付勢されている。吸着ノズル32の底
面にも、エアーの吸込口34が形成されている。
【0022】移動部6は、吸着保持部5を基板載置部4
と基板貼り付け部9との間で移動させる機構および吸着
保持部5を昇降させる機構とを有している。トレイ供給
部7には、図5に示すトレイ15がセットされている。
トレイ15の表面には粘着シート16が貼りつけられて
いる。粘着シート16は例えばシリコンゴムを素材とし
た厚さ70μmのシートである。また、粘着シート16
の表面は粘着面である。
【0023】トレイ15には図示するように切欠部17
が形成されている。この切欠部17は、後述するように
トレイ15を基板貼り付け部9に載置する際の位置決め
に利用される。トレイ搬送部8は、トレイ供給部7から
供給されたトレイ15を基板貼り付け部9に搬送するコ
ンベアである。
【0024】以下、この実施形態の電子部品製造装置1
の動作について説明する。基板供給部2は予めセットさ
れている集合基板11を本体1に供給する。基板供給部
2から供給された集合基板11は基板搬送部3によって
基板載置部4へ搬送される。基板載置部4に搬送された
集合基板11は、その端部がストッパ21に当接して停
止する(図6(A)参照)。このときテーパーピン22
の上端は集合基板11の搬送面よりも低い位置にあり、
テーパーピン22が集合基板11の搬送を邪魔すること
はない。
【0025】なお、基板搬送部3は基板供給部2から供
給された集合基板11の搬送を開始してから所定時間経
過すると集合基板11の搬送機構を停止する。上記所定
時間は、基板供給部2から供給された集合基板11を基
板載置部4まで搬送するのにかかる時間よりも若干長い
時間であり、予め設定されている。基板載置部4は、基
板搬送部3が集合基板11の搬送を停止すると、4本の
テーパーピン22を上方へ移動させ、載置面20に載置
されている集合基板11の4角に形成されている各開口
部12にテーパーピン22を挿入する(図6(B)参
照)。
【0026】上記のように、基板供給部2から供給され
た集合基板11はストッパ21に当接して載置面20に
停止するように構成しているので、基板供給部2から本
体1に供給された集合基板11を載置面20に対して略
一定の位置に停止させることができる。したがって、上
方に移動させたテーパーピン22は略確実に集合基板1
1の開口部12に挿入される。
【0027】一方、トレイ供給部7は予めセットされて
いるトレイ15を本体1に供給しており、トレイ搬送部
8によってトレイ供給部7から供給されたトレイ15が
基板貼り付け部9へ搬送される。基板貼り付け部9に
は、図7に示すトレイ載置面41が設けられている。図
7(A)は基板貼り付け部の上面図であり、図7(B)
は基板貼り付け部の側面図である。また、トレイ載置面
41には、トレイ15の切り欠き部17と略同じ形状の
突起部42および搬送されてきたトレイ15の端部が当
接する突起部43が設けられている。図7に示すように
トレイ搬送部8によって基板貼り付け部9に搬送されて
きたトレイ15は、切り欠き部17が突起部42に嵌合
し、且つ、端部が突起部43に当接した状態で停止す
る。
【0028】このように、トレイ15に設けた切り欠き
部17を利用して、トレイ15を基板貼り付け部9のト
レイ載置面41に載置する構成としたので、トレイ載置
面41に対するトレイ15の載置位置を高精度で制御で
きる。
【0029】さらに、移動部6が集合基板11が載置さ
れた基板載置部4の上方に吸着保持部5を移動させ、吸
着保持部5を下降させる(図8(A)参照)。このと
き、吸着保持部5では吸引口33、34からのエアーの
吸引を停止している。吸着保持部5を下降させると、ハ
ウジング31の底面が基板載置部4に載置されている集
合基板11の外周部に当接し、集合基板11の外周部が
下方に押圧される。なお、テーパーピン22は上述した
ように下方に押圧されたときに下がる構成としているの
で、ハウジング31の底面によって下方に押し下げら
れ、最終的にテーパーピン22の先端部の高さは基板1
1aの表面の高さとなる。また、吸着保持部5に設けら
れている4本の吸着ノズル32も底面が集合基板11の
中央部に当接するため、該集合基板11を下方に押圧す
る。4本の吸着ノズル32は上述したようにハウジング
31に対して上下に移動自在の構成としているので、吸
着ノズル32の底面が当接している集合基板11の略中
央部に加わる加重が抑えられ、集合基板11に形成され
ている回路を破壊してしまうという問題も生じない。
【0030】このように、基板載置部4に載置されてい
る集合基板11は外周部がハウジング31によって下方
に押圧され、且つ、中央部が吸着ノズル32によって下
方に押圧されるので、ソリが矯正される(図8(B)参
照)。しかも、テーパーピン22は開口部12から抜け
ていないので、載置面20における集合基板11の移動
量を抑えることができる。
【0031】移動部6による吸着保持部5の下降によっ
て、集合基板11のソリの矯正が完了すると、吸引口3
3、34からのエアーの吸引を開始する。これにより、
集合基板11が吸着保持部5に吸着保持される。上述し
たように、集合基板11のソリを矯正したとき、載置面
20における該集合基板11の移動量を抑えているの
で、吸着保持部5に吸着保持される集合基板11の位置
決めも精度良く行われる。
【0032】なお、上述したように、ハウジング31の
角部には吸引口33を設けていないので、集合基板11
の開口部12を経由するエアーの吸引はなく、また、4
本の吸着ノズル32によって集合基板11の中央部を吸
着保持しているので、吸着保持部5における集合基板1
1の吸着保持力は十分であり、この後実行される基板貼
り付け部9への移載中に集合基板11が吸着保持部9か
ら落下するという事態も生じない。
【0033】移動部6は、この後図8(C)に示すよう
に吸着保持部5を上昇させる。このとき、集合基板11
は吸着保持部5に吸着保持されているので、ソリが矯正
された状態で基板載置部4(載置面20)から上方に持
ち上げられる。そして、移動部6は吸着保持部5を基板
載置部4の上方から基板貼り付け部9の上方へ移動し
(図8(D)参照)、吸着保持部5を下降する。したが
って、吸着保持部5に吸着保持されている集合基板11
がトレイ15上のシート16に載置される。上述したよ
うにシート16の上面は粘着面であるので、シート16
上に載置することで集合基板11がシート16に貼りつ
けられる。また、吸着保持部5はソリを矯正した状態で
集合基板11を吸着保持していたので、シート16に貼
りつけられた集合基板11のソリについては矯正されて
いる。
【0034】この後、吸着保持部5は吸引口33、34
からのエアーの吸引を停止して吸着保持部5による集合
基板11の吸着保持を解除した後、移動部6が吸着保持
部5を上昇させる。このとき、集合基板11はすでにシ
ート16に貼りつけられているので、集合基板11にソ
リが戻ることはない。
【0035】基板貼り付け部9において、集合基板11
が貼り付けられたトレイ15はトレイ放出部10により
本体1外部に放出される。こののち、基板供給部2から
新たな集合基板11が本体1に供給され、またトレイ供
給部7から新たなトレイ15が本体1に供給されて、上
記と同様の動作が繰り返される。
【0036】このように、この実施形態の電子部品製造
装置1では、ソリが生じている集合基板11のソリを矯
正してトレイ15上のシート16に貼りつけることがで
きる。しかも、トレイ15に対して集合基板11を貼り
付ける位置の位置決めも高精度で行える。
【0037】なお、集合基板11が貼りつけられたトレ
イ15は作業者によってダイサ等の切断機にセットさ
れ、個々の回路基板にカットされる。トレイ15をセッ
トする際には、切り欠き部17を利用することで、ダイ
サに対するトレイ15のセット位置の位置決めが高精度
で行える。
【0038】また、上記実施形態では集合基板11をシ
ート16に貼り付けたトレイ15については、トレイ放
出部10によって本体1外部に放出されるとしたが、ト
レイ放出部10がダイサ等の切断機にトレイ15を供給
する構成としてもよい。このようにすれば、集合基板1
1のカットまで一連の流れで行えるようになる。
【0039】また、基板貼り付け部9において集合基板
11をシート16に貼りつけたトレイ15を作業者に取
り出させるようにしてもよい。この場合には、トレイ放
出部10が不要となり、本体1の製造コストを低減でき
る。
【0040】さらに、基板貼り付け部9にトレイ15が
自動的にセットされるとしたが、作業者にセットさせる
ようにしてもよい。この場合には、上記実施形態におけ
るトレイ供給部7およびトレイ搬送部8の構成が不要と
なり、さらに本体1の製造コストを低減できる。
【0041】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、プリ
ント基板を粘着シートに貼り付けるときに、該プリント
基板に生じているソリを矯正して、上記粘着シートに貼
り付けることができる。しかも、プリント基板の位置決
めを機械的に行っているので、位置決めも高精度で行え
る。
【0042】また、プリント基板を外部から供給させる
ようにしたのでプリント基板の粘着シートへの貼り付け
がより効率的に行える。
【0043】また、プリント基板の角に設けられた開口
部にピンを挿入できるようにしたので、プリント基板の
位置決め精度を一層向上できる。
【0044】また、上記ピンが上方から押圧されたとき
に下降するように構成したので、プリント基板を吸着保
持するときに該ピンが邪魔になることもない。
【0045】さらに、プリント基板の外周部だけでな
く、中央部を吸着保持する吸着ノズルを設けたので、確
実にプリント基板を吸着保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態である電子部品製造装置の
構成を概念的に示すブロック図である。
【図2】集合基板の外観を示す図である。
【図3】基板載置部の構成を示す図である。
【図4】吸着保持部の構成を示す図である。
【図5】集合基板を貼りつけるトレイの外観を示す図で
ある。
【図6】この実施形態の電子部品製造装置の動作を説明
する図である。
【図7】この実施形態の電子部品製造装置の動作を説明
する図である。
【図8】この実施形態の電子部品製造装置の動作を説明
する図である。
【符号の説明】
1−電子部品製造装置 2−基板供給部 3−基板搬送部 4−基板載置部 5−吸着保持部 6−移動部 9−基板貼り付け部 10−集合基板 15−トレイ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント基板を載置する載置部と、 上記載置部の上方から下降させたとき、上記載置部に載
    置されているプリント基板の外周部に当接する面を有す
    るとともに、該面に上記プリント基板を吸着保持する吸
    引口が形成された吸着保持部と、 上記吸着保持部を上記載置部から所定の位置まで移動さ
    せ、該所定の位置に予めセットされている粘着シート上
    に吸着保持しているプリント基板を載置する移動部と、
    を備えた電子部品製造装置。
  2. 【請求項2】 本体外部から供給されるプリント基板を
    上記載置部に搬送する搬送部を備えた請求項1に記載の
    電子部品製造装置。
  3. 【請求項3】 上記載置部には、載置された上記プリン
    ト基板の角に設けられた開口部に対して下方から突出す
    るピンが配置されている請求項1または2に記載の電子
    部品製造装置。
  4. 【請求項4】 上記ピンは、上方から押圧されたときに
    下降する請求項3に記載の電子部品製造装置。
  5. 【請求項5】 上記吸着保持部は、プリント基板の中央
    部に当接する面を有するとともに、該面に上記プリント
    基板を吸着保持する吸引口を有する請求項1〜4のいず
    れかに記載の電子部品製造装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013051309A (ja) * 2011-08-31 2013-03-14 Ngk Spark Plug Co Ltd 配線基板の製造方法

Cited By (2)

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JP2013051309A (ja) * 2011-08-31 2013-03-14 Ngk Spark Plug Co Ltd 配線基板の製造方法
TWI495411B (zh) * 2011-08-31 2015-08-01 Ngk Spark Plug Co 配線基板之製造方法

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